JPH05221866A - Rasガン遺伝子誘発腫瘍性形質転換遮断剤 - Google Patents

Rasガン遺伝子誘発腫瘍性形質転換遮断剤

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JPH05221866A
JPH05221866A JP92272813A JP27281392A JPH05221866A JP H05221866 A JPH05221866 A JP H05221866A JP 92272813 A JP92272813 A JP 92272813A JP 27281392 A JP27281392 A JP 27281392A JP H05221866 A JPH05221866 A JP H05221866A
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protein
lower alkyl
alkyl
halogen
alkenyl
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Application number
JP92272813A
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English (en)
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Scott A Biller
スコット・エイ・ビラー
Mariano Barbacid
マリアノ・バーバシッド
Eric M Gordon
エリック・エム・ゴードン
David R Magnin
デイビッド・アール・マグニン
Chester A Meyers
チェスター・エイ・メイヤーズ
Veeraswamy Manne
ビーラスウァミー・マンヌ
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Bristol Myers Squibb Co
ER Squibb and Sons LLC
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Bristol Myers Squibb Co
ER Squibb and Sons LLC
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 CAAXボックスを有するタンパク質、すな
わちrasガン遺伝子産物などのプレニル化を遮断する
ことによる腫瘍の治療および/または予防剤の提供。 【構成】 プレニル化を遮断する化合物として例えば下
記式: [式中、R〜RはH、低級アルキル、金属イオン、
プロドラッグエステル;RはH、ハロゲンまたは低級
アルキル;ZはC7以上、1〜4個の2重結合を有する
置換アルケニル、1〜4個の3重結合を有する置換アル
キニルなどを示す]で示される化合物を用いる腫瘍の治
療および/または予防剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCAAXボックスを有す
るタンパク質、すなわちrasガン遺伝子産物などのプ
レニル化を遮断することによる腫瘍の治療および/また
は予防剤に関する。
【0002】
【従来の技術】rasガン遺伝子産物は、真核細胞プロ
リフェレーション(proliferation)の制御機能を有す
るグアニンヌクレオチド結合タンパク質のファミリーか
らなるものである。特異点突然変異は、哺乳類の細胞を
腫瘍性形質転換する能力を有するrasガンタンパク質
に起こり、活性化したras遺伝子が、すべてのヒト腫
瘍の少なくとも10%において認められている。直腸結
腸ガンおよび膵臓ガンなどの悪性腫瘍におけるそれらの
発現率は非常に大きい。遺伝学の研究により、rasタ
ンパク質(ras−p21と称する)は、それらの生物
学的機能を働かせるためには、前駆体タンパク質が特定
のカルボキシ末端構造での翻訳後修飾によって形成され
ねばならないということが最初に確立された。CAAX
ボックスとして公知のこの構造は、カルボキシ末端から
4個のアミノ酸残基の位置にある維持されたシステイン
残基、rasの場合186部位である(システインが1
85部位にあるK−ras4Bp21タンパク質を除
く)、次いで2個の脂肪族アミノ酸およびカルボキシ末
端アミノ酸残基から形成される。ras−p21ガン遺
伝子タンパク質の基本的なCAAXボックスの構造に影
響を与える突然変異の形質転換活性が完全に廃止される
のは、おそらくそれらのタンパク質と血漿膜内側との相
互作用が妨げられることによる。このような相互作用
は、(a)CAAXボックスのcys残基のファルネシ
ル化;(b)3個のカルボキシ末端アミノ酸残基の開
裂;および(c)得られるカルボキシ末端ファルネシル
−システイン残基に生成される遊離のカルボキシ基のメ
チル化からなる、CAAXボックスモチーフにおいて一
連の翻訳後修飾を命令する。これらのファルネシル化r
as−p21タンパク質と細胞膜との相互作用は、シス
テイン残基の近傍上流のパルミトイル化によって、さら
に増強されるものもある。ハンコック(Hancock)らの
「Cell 57」,1167〜1177,1989年6月
30日、およびケイシー(Caysy)らの「Proc. Natl. A
cad. Sci. U.S.A.」,86,8323〜8327参照。
【0003】ras−p21タンパク質に存在するファ
ルネシル残基供給体がピロリン酸ファルネシル(FP
P)であり、それはコレステロール生合成における前駆
体でもあることが最近の研究に示唆されている。供給体
分子であるFPPからrasタンパク質へのファルネシ
ル基の転移は酵素、タンパク質−ファルネシルトランス
フェラーゼによって媒介される。S. セレヴィシアエ(c
erevisiae)の細胞またはカエル(Xenopus)卵母細胞をH
MG−CoAレダクターゼインヒビター、メバロン酸合
成の原因となる酵素、イソプレノイド化合物の前駆体で
処理することにより、これらの細胞のrasタンパク質
の機能が遮断される。これらの結果から、rasガン遺
伝子誘発腫瘍性形質転換を遮断するために、コレステロ
ール生合成のインヒビター、すなわちHMG−CoAレ
ダクターゼインヒビターの使用の可能性が提起される。
シャファー(Schafer)らの「Science」,245,37
9〜385(1989年7月28日)およびゴールドシ
ュタイン(Goldstein)およびブラウン(Brown)の「Na
ture」,343,425〜430(1990年2月1
日)参照。
【0004】リン(Rine)およびキム(Kim)の[A Role
Isoprenoid Lipids in the Localization and Functio
n of an Oncoprotein],「The New Biologist」,Vol.2,
No.3(March),1990年、219〜236頁におい
て、222〜223頁に下記のような記載がある。「高
コレステロール血症の治療剤として発達してきたロバス
タチン[メバコール(Mevacor)として公知]、コンパ
クチンおよびそれらの関連薬剤は、3−ヒドロキシ−3
−メチルグルタリル補酵素Aレダクターゼ(HMG−C
oAレダクターゼ)(コレステロールおよび他のすべて
のポリイソプレノイドの生合成における速度制限段階を
触媒する酵素である)の抑制によって作用する.....。
該薬剤はカエル卵母細胞アッセイによってテストされ
た......活性化されたH−Rasva112を薬学的に抑制
する能力に対して.....。これらの実験はピロリン酸フ
ァルネシルがRasタンパク質のファルネシル化の有望
な供給体分子であることを正確に指摘し、この重要なヒ
トガン遺伝子の作用を遮断するための新規薬学的経路に
対する理論的解釈を示唆した。」
【0005】「3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル
(HMG)−CoAレダクターゼのインヒビターの使用
によるイソプレノイド合成の抑制は動物における腫瘍の
成長を遅らせる。特に、継続した高レベルのロバスタチ
ンにより、マウス神経芽細胞腫瘍の実質的な成長抑制が
引き起こされた.....。この腫瘍の原因であるガン遺伝
子はまだ同定されておらず、腫瘍の抑制に必要な投与量
はかなり高いけれども、この研究はRas修飾の原因で
あるタンパク質プレニルトランスフェラーゼが化学療法
にとって有用な目標として役立つかもしれないという意
見を補助する.....。」
【0006】バーバシッド(Barbacid)らの米国特許出
願第520570号(1990年5月8日出願)には、
rasガン遺伝子産物のファルネシル化を遮断する化合
物の同定のためのタンパク質−ファルネシルトランスフ
ェラーゼ(FT)アッセイが記載されている。バーバシ
ッドらの発明は部分的に、供給体であるピロリン酸ファ
ルネシル(FPP)からras−p21Cys186残基
へのファルネシル基の転移を触媒するFT酵素の発見と
同定に基づいている。rasタンパク質のファルネシル
化は細胞膜内側への結合に必要である。rasガン遺伝
子産物のファルネシル化はras媒介形質転換活性に必
要である。バーバシッドらの発明のアッセイは、FPP
(コレステロール鎖中の)合成に続く段階を目標として
作られているので、コレステロール、ユビキノン、ドリ
コールおよびヘムAの合成における前駆体であるFPP
の合成を妨げず、rasガン遺伝子産物のファルネシル
化を妨げ、それらの形質転換活性を抑制する化合物の同
定することができる。従って、FPPを必要とする重要
な細胞通路を破壊しないFT抑制化合物がバーバシッド
らのアッセイを用いて同定されるだろう。
【0007】スクアレンシンセターゼは、ニコチンアミ
ドアデニンジヌクレオチドリン酸(還元型)の存在下、
ピロリン酸ファルネシル(FPP)の2個の分子を還元
的二量体化してスクアレンを形成する反応を触媒するミ
クロソーム内の酵素である(ポウルター(Poulter),C.
D.およびリリング(Rilling),H.C.の「イソプレノイド
化合物の生合成」,Vol.I,8章,413〜441頁,
ウイリー・アンド・サンズ,1981年、およびその他
参考文献参照)。ピロリン酸ファルネシルの形成後にス
クアレンシンセターゼの作用を遮断するスクアレンシン
セターゼインヒビターが米国特許第4871721号お
よび同第5025003号、米国特許出願第50120
4号(1990年3月29日出願)および米国特許出願
第699429号(1991年3月13日出願)に記載
されている。
【0008】
【発明の構成と効果】本発明に従って、タンパク質−プ
レニルトランスフェラーゼ酵素によるプレニル基[ファ
ルネシル(rasガン遺伝子産物の場合)、ゲラニルま
たはゲラニルゲラニルなど]のCAAXボックスのシス
テインへの転移を抑制するタンパク質−プレニルトラン
スフェラーゼインヒビターの投与によりCAAXボック
スを有するタンパク質の翻訳後修飾が、抑制されること
が発見された。該タンパク質−プレニルトランスフェラ
ーゼインヒビターは、ピロリン酸プレニルからCAAX
ボックスのcys残基(ras−p21cysなど)あ
るいは他のCAAXボックス含有タンパク質のCAAX
ボックスシステインへのプレニル基(例えばファルネシ
ル、ゲラニルまたはゲラニルゲラニル)の転移を触媒す
ることから、タンパク質−プレニルトランスフェラーゼ
酵素を遮断する。ras−p21ガン遺伝子産物の場
合、cysはファルネシル化されないので、rasタン
パク質の膜との相互作用をもたらすことはできず、その
結果、細胞の腫瘍性形質転換が妨げられる。この方法
で、タンパク質−プレニルトランスフェラーゼインヒビ
ターは細胞の腫瘍性形質転換を妨げ、それによってra
s関連腫瘍の治療および/または予防のための抗ガン剤
として作用する。
【0009】プレニル化が実証されるかあるいはその変
化をすると信じられているCAAXボックス含有タンパ
ク質の例として下記のものが上げられるがこれに限定さ
れるものではない。核ラミン、αまたはγサブユニット
ヘテロ三量体Gタンパク質、γサブユニットレチナール
トランスデューシン、G25KおよびK−rev p2
1、およびrho,rap,rac,ralおよびra
bを含むタンパク質ファミリーなどである。このよう
に、本発明はrasガン遺伝子産物などのCAAXボッ
クス含有タンパク質のプレニル化の遮断または予防剤を
提供し、それによってCAAXボックス含有タンパク質
の疾患促進効果を抑制し、または治療を要する患者に治
療学的量のタンパク質−プレニルトランスフェラーゼイ
ンヒビターを投与することにより、より特異的にras
関連腫瘍を予防および/または治療する。
【0010】タンパク質−プレニルトランスフェラーゼ
インヒビター(HMGCoAレダクターゼとは似ていな
い)は、ユビキノン、ドリコールおよびヘムAの合成に
おける前駆体であるFPPの合成を妨げるかもしれない
し、妨げないかもしれないけれども、rasガン遺伝子
産物のプレニル化を妨げ、それらの形質転換活性を抑制
する。ピロリン酸プレニルからCAAXボックスのcy
s残基へのプレニル基(例えばファルネシル、ゲラニル
またはゲラニルゲラニル)の転移を触媒することから、
タンパク質−プレニル(例えばファルネシル、ゲラニル
またはゲラニルゲラニル)トランスフェラーゼを遮断す
る際のタンパク質−プレニルトランスフェラーゼインヒ
ビターの活性は、バーバシッド(Barbacid)らの米国特
許出願第520570号(1990年5月8日出願)に
記載の操作によりアッセイされる。
【0011】本発明に使用するのに適したタンパク質−
プレニルトランスファーゼインヒビターには、ビラー
(Biller)らの米国特許出願第699429号(199
1年5月13日出願)に記載の化合物が含まれる。これ
らのタンパク質−プレニルトランスファーゼインヒビタ
ーは下記式で示される構造を有する。
【化45】 [式中、R1、R2、R3およびR4は同一もしくは異なっ
て、H、低級アルキル、金属イオンまたはプロドラッグ
エステル;R5はH、ハロゲンまたは低級アルキル;Z
は少なくとも6個の炭素原子を有する脂肪族基であり、
炭素鎖の炭素数が7〜25であり、1〜4個の2重結合
を有する置換アルケニル、1〜4個の3重結合を有する
置換アルキニル、1〜3個の2重結合と1〜3個の3重
結合を有する混合置換アルケニルーアルキニル(ここで
アルケニルおよび/またはアルキニルは置換または非置
換であってよい)、もしくは構造式:
【化46】 (式中、(CH2)pは炭素鎖の炭素数が1〜15、好
ましくは2〜12であり、そのノルマル鎖に0,1,2
または3個の2重結合および/または0,1,2または
3個の3重結合を有してもよく、および/または0,
1,2または3個の置換基を有してもよい;R6、R7
よびR8は同一もしくは異なってH、炭素数1〜40、
好ましくは3〜15のアルキル、炭素数1〜40、好ま
しくは3〜15のアルコキシ、炭素数2〜40、好まし
くは3〜15のアルケニル、炭素数2〜40、好ましく
は3〜15のアルケニルオキシ、炭素数2〜40、好ま
しくは3〜15のアルキニル、炭素数2〜40、好まし
くは3〜15のアルキニルオキシ、アリールオキシ、ヒ
ドロキシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ、チオール、アル
キルチオ、アリールチオ、アリールスルフィニル、アル
キルスルフィニル、アルキルスルホニル、アリールスル
ホニル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アミノカ
ルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アリールカルボ
ニルオキシ、アリールカルボニルアミノまたはアルキル
カルボニルアミノであり、R6、R7およびR8の少なく
とも1つがアルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル
またはアルキニルオキシ:および炭素数の合計が10以
上である)で示される置換フェニルアルキル基である]
で示される化合物。
【0012】本明細書中でZに関して用いる「置換アル
ケニル」および「置換アルキニル」とは、アルキル、ア
ルケニル、アルキニル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコ
キシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、アリール
および/またはシクロアルキルから選ばれる1〜4個の
置換基で置換されたアルケニルまたはアルキニルを意味
する。(CH2)pには1個以上のアルキル、アルコキ
シ、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシおよび/また
はハロゲン置換基が含まれてもよい。
【0013】式[I]のタンパク質−プレニルトランス
フェラーゼインヒビターの好ましい具体例は、構造式:
【化47】 [式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記と同意
義;およびZaは1〜4個の2重結合を有し、1〜4個
のアルキル基で置換されている置換アルケニルである]
で示される。
【0014】さらに他の、本発明に使用するのに適し
た、前記米国特許出願第699429号(1991年5
月13日出願)に記載のタンパク質−プレニルトランス
ファーゼインヒビターは構造式:
【化48】 で示され、この式中、Zbは式:
【化49】 [上記式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およ
び(CH2)pは、R6およびR7が前記R6およびR7
定義に含まれる基のいずれかひとつであってもよい以外
は、限定なしに前記と同意義;R8’、R9およびR
10は、同一もしくは異なって、限定なしに前記R6およ
びR7に関する定義と同意義である]で示される。
【0015】本発明の具体例として、構造式:
【化50】 [式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記と同意
義;およびZcはノルマル鎖の炭素数9〜14であり、
1,2,3または4個のアルキル基で置換されているア
ルキルである]で示されるタンパク質−プレニルトラン
スファーゼインヒビター(米国特許出願第699429
号に記載)である化合物を用いてもよい。
【0016】タンパク質−プレニルトランスファーゼイ
ンヒビターである化合物のさらに他の具体例(米国特許
出願第699429号に記載)は、構造式:
【化51】 で示され、この式中、Zdは式:
【化52】 [式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記と同意
義;および(CH2)qは炭素鎖の炭素数が少なくとも
2であり、そのノルマル鎖に0,1,2または3個の2
重結合および/または0,1,2または3個の3重結合
を有してもよく、好ましくはノルマル鎖の炭素数が3〜
7であり、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコ
キシ、ヒドロキシおよび/またはハロゲンから選ばれる
1個以上の置換基を有してもよい;R15は炭素数2〜2
0のアルキル;およびZdの炭素数の合計は10以上で
ある]で示される。
【0017】本発明に使用するのに適した他のタンパク
質−プレニルトランスファーゼインヒビターには、ビラ
ー(Biller)らの米国特許出願第501204号(19
90年3月29日出願)に記載の化合物が含まれる。こ
れらのタンパク質−プレニルトランスファーゼインヒビ
ターは下記式で示される構造を有する。
【化53】 [式中、mは0,1,2または3;nは0,1,2,3
または4;Y1およびY2はHまたはハロゲン;R2、R3
およびR4は、それぞれ独立してH、金属イオン、C1
8アルキルまたはC3〜C12アルケニル;XはO、N
H、
【化54】 (ここで、R15はHまたはC1〜C5アルキル)または
S;およびR1はR5−Q1−Q2−Q3−[ここで、Q1
2およびQ3は同一もしくは異なって、それぞれ独立し
て、
【化55】 または単結合、ただしQ1が単結合ならば、Q2およびQ
3は多重結合であり、Qが単結合ならば、Qは単結
合である(ここで、R6はH、低級アルキル、ハロまた
はハロアルキル(たとえば、CH2F、CF3);R7
H、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルキルチオ;
8はH、ハロゲン、トリメチルシリルまたは低級アル
キル;およびR9はHまたは低級アルキル);R5は、
【化56】 16−C≡C−CH2−(R16はHまたは低級アルキ
ル)、
【化57】 またはCH3(CH2)p(pは2〜7の整数)(ここ
で、R10およびR11は、それぞれ独立して、H、メチル
またはエチルなどの低級アルキル、ハロアルキル、ハロ
ゲンまたは低級アルケニル、もしくはR10およびR11
ともに(CH2)s(Sは2〜7の整数);R12はH、低
級アルキル、ハロゲンまたは低級アルケニル;および、
13およびR14は、それぞれ独立して、メチルまたはエ
チルなどの低級アルキル)である;ただし、Q1、Q2
よびQ3のすべてが多重結合ならば、R10およびR11
両方ともがHであることはできず、R5はpが4以下の
CH3(CH2)p−であることはできず、mが0ならば
XはS以外であり、mが0でXがOならば、nは1,
2,3または4である]で示され、そのすべての立体異
性体が含まれる。
【0018】本明細書中で用いる「低級アルケニル」ま
たは「アルケニル」とはそれ自身あるいはより大きな基
の一部として、ノルマル鎖の炭素数が2〜12、好まし
くは3〜6であり、ノルマル鎖に1個の2重結合を有す
る直鎖もしくは分枝鎖基を意味し、ビニル、2−プロペ
ニル、2−ブテニル、3−フェニル−プロペニル、2−
ペンテニル、2−ヘキセニル、2−ヘプテニル、2−オ
クテニル、2−ノネニル、2−デセニル、2−ウンデセ
ニル、およびその他同種のものなどのアリールもしくは
アルキル置換基を有していてもよい。
【0019】上記化合物[IV]の好ましい化合物は
式:
【化58】 [式中、R5
【化59】 3は単結合;Q2
【化60】 −CH2−C≡C−CH2−、または−CH2−CH=C
H−CH2−;Q1
【化61】 nは0または1;mは1または2;XはO;Y1および
2はそれぞれHまたはFである]で示される化合物お
よびその塩または酸である。
【0020】さらに、上記化合物[IV]の好ましい化
合物は式:
【化62】 [式中、Q
【化63】 または単結合;nは1または2;XはO;Y1およびY2
はそれぞれHまたはF;R2、R3およびR4はアルキ
ル、Hまたは金属イオン;またはXがNHでnが0であ
る]で示される。
【0021】本発明に使用するのに適したさらに他のタ
ンパク質−プレニルトランスファーゼインヒビターに
は、ビラーらの米国特許第5025003号に記載の化
合物が含まれる。これらのタンパク質−プレニルトラン
スファーゼインヒビターは下記式で示される構造を有す
る。
【化64】 [式中、R2は金属イオン、低級アルキルまたはH;R3
は金属イオンまたは低級アルキル;RはR1−(CH2
n−、R1−(CH2)mO−またはR1−(CH2)mO
CH2−(ここで、nは1〜4およびmは0〜3);お
よびR1はR5−Q1−Q2−Q3−[ここで、Q1、Q2
よびQ3はそれぞれ独立して、
【化65】 または単結合、ただしQ1が単結合ならば、Q2およびQ
3は多重結合であり、Q2が単結合ならば、Q3は単結合
である、(ここで、R6はH、低級アルキル、フルオロ
またはフルオロアルキル(例えば、CH2F、CF3);
7はH、フルオロ、低級アルキルまたは低級アルキル
チオ;R8はH、フルオロ、トリメチルシリルまたは低
級アルキル;およびR9はHまたは低級アルキル);R5
は、
【化66】 CH3(CH2)p(pは2〜7)またはR16−C≡C−
CH2−(R16はHまたは低級アルキル)、(ここで、
10およびR11は、それぞれ独立してH、メチルまたは
エチルなどの低級アルキル、フルオロ、低級アルケニル
またはフルオロアルキル、もしくはR10およびR11はと
もに(CH2)s(Sは2〜7);R12はH、低級アルキ
ル、フルオロまたは低級アルケニル;および、R13およ
びR14はそれぞれ独立して、メチルまたはエチルなどの
低級アルキル)である;ただし、Q1、Q2およびQ3
すべてが多重結合ならば、R10およびR11は両方ともが
Hであることはできず、R5はpが4以下のCH3(CH
2)p−であることはできない]で示される化合物およ
びそのすべての立体異性体。「低級アルケニル」および
「アルケニル」は前記と同意義。
【0022】化合物[VIII]において、R1が式:
【化67】 nが1,2または3、mが1または2、R2がHまたは
金属イオン、およびR3が低級アルキル、金属イオンま
たはHである化合物が好ましい。
【0023】本発明に使用するのに適したさらに他のタ
ンパク質−プレニルトランスファーゼインヒビターに
は、ビラーらの米国特許第4871721号に記載の化
合物が含まれる。これらのタンパク質−プレニルトラン
スファーゼインヒビターは下記式で示される構造を有す
る。
【化68】 [式中、Qは
【化69】 または単結合;Zは−(CH2)n−または−(CH2
p−CH=CH−(CH2)m−(ここで、nは1〜
5、pは0,1または2、mは0,1または2);R、
1およびR1aは同一もしくは異なって、H、低級アル
キルまたは金属イオン;R2およびR3は同一もしくは異
なって、Hまたはハロゲンである]で示される化合物。
【0024】化合物[IX]において、式:
【化70】 [式中、Qは
【化71】 Zは−CH2CH2−または−CH=CH−;R2および
3はそれぞれHまたはF;R、R1およびR1aはOHま
たは金属イオンである]で示される化合物が好ましい。
【0025】本発明の実施に際し、少なくとも1種のタ
ンパク質−プレニルトランスファーゼインヒビターを担
体もしくは希釈剤とともに含有する医薬組成物が用いら
れる。医薬組成物は通常の固体または液体担体もしくは
希釈剤、および所望の投与形態に適した医薬的添加物と
ともに製剤することができる。化合物はヒト、サル、イ
ヌなどの哺乳動物に経口(錠剤、カプセル剤、顆粒剤ま
たは粉末剤)、または非経口(注射用剤)で投与するこ
とができる。大人への投与量は200〜2000mg/
日が好ましく、1日一回または1〜4回に分割投与す
る。
【0026】経口投与用の典型的なカプセル剤には、タ
ンパク質−プレニルトランスファーゼインヒビター(2
50mg)、ラクトース(75mg)およびステアリン
酸マグネシウム(15mg)が含まれる。この混合物を
60メッシュシーブを通し、No.1ゼラチンカプセル
に充填する。典型的な注射用剤は、滅菌タンパク質−プ
レニルトランスファーゼインヒビター250mgを無菌
的にバイアルに入れ、無菌的に凍結乾燥して封をするこ
とによって製造される。使用時にバイアルの内容物を生
理的食塩水2mlと混合して注射用剤を製造する。
フロントページの続き (72)発明者 マリアノ・バーバシッド アメリカ合衆国ニュージャージー州ローレ ンスビル、ストーニー・クリーク・プレイ ス5番 (72)発明者 エリック・エム・ゴードン アメリカ合衆国カリフォルニア州パロ・ア ルト、サンド・ヒル・ロード560番 (72)発明者 デイビッド・アール・マグニン アメリカ合衆国ニュージャージー州ハミル トン、コテージ・コート40番 (72)発明者 チェスター・エイ・メイヤーズ アメリカ合衆国ニュージャージー州メッド フォード、フォックス・トレイル5番 (72)発明者 ビーラスウァミー・マンヌ アメリカ合衆国ペンシルベニア州ヤードリ ー、マーブル・コート260番

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンパク質−プレニルトランスフェラー
    ゼインヒビターからなるras関連性ガンの治療および
    /または予防剤。
  2. 【請求項2】 タンパク質−プレニルトランスフェラー
    ゼインヒビターからなるrasガン遺伝子産物のファル
    ネシル化遮断剤。
  3. 【請求項3】 タンパク質−プレニルトランスフェラー
    ゼインヒビターからなるrasガン遺伝子誘発腫瘍性形
    質転換遮断剤。
  4. 【請求項4】 タンパク質−プレニルトランスフェラー
    ゼインヒビターからなる、rasガン遺伝子活性予防の
    ためのrasタンパク質のCAAXボックスのcys残
    基のプレニル化予防剤。
  5. 【請求項5】 タンパク質−プレニルトランスフェラー
    ゼインヒビターがビスホスホネートである請求項1、
    2、3または4のいずれかに記載の薬剤。
  6. 【請求項6】 タンパク質−プレニルトランスフェラー
    ゼインヒビターが構造式: 【化1】 [式中、R1、R2、R3およびR4は同一もしくは異なっ
    て、H、低級アルキル、金属イオンまたはプロドラッグ
    エステル;R5はH、ハロゲンまたは低級アルキル;Z
    は炭素鎖の炭素数が少なくとも7であり、1〜4個の2
    重結合を有する置換アルケニル、1〜4個の3重結合を
    有する置換アルキニル、1〜3個の2重結合と1〜3個
    の3重結合を有する混合置換アルケニルーアルキニル
    (ここでアルケニルおよび/またはアルキニルは置換ま
    たは非置換であってよい)、もしくは構造式: 【化2】 (式中、(CH2)pは炭素鎖の炭素数が1〜15であ
    り、そのノルマル鎖に0,1,2または3個の2重結合
    および/または0,1,2または3個の3重結合を有し
    てもよく、および/またはアルキル、アルケニル、アル
    コキシ、アルキニル、ヒドロキシおよび/またはハロゲ
    ンから選ばれる0,1,2または3個の置換基を有して
    もよい;R6、R7およびR8は同一もしくは異なって
    H、炭素数1〜40のアルキル、炭素数1〜40のアル
    コキシ、炭素数2〜40のアルケニル、炭素数2〜40
    のアルケニルオキシ、炭素数2〜40のアルキニル、ア
    ルキニルオキシ、アリールオキシ、ヒドロキシ、ハロゲ
    ン、ニトロ、アミノ、チオール、アルキルチオ、アリー
    ルチオ、アリールスルフィニル、アルキルスルフィニ
    ル、アリールスルホニル、アルキルスルホニル、カルボ
    キシ、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニルオキ
    シ、アリールカルボニルオキシ、アミノカルボニル、ア
    リールカルボニルアミノまたはアルキルカルボニルアミ
    ノであり、R6、R7およびR8の少なくとも1つがアル
    ケニル、アルケニルオキシ、アルキニルまたはアルキニ
    ルオキシであり、 【化3】 における炭素数の合計が10以上である)で示される置
    換フェニルアルキル基である]で示される請求項1、
    2、3または4のいずれかに記載の薬剤。
  7. 【請求項7】 Zが置換アルケニルまたは置換アルキニ
    ルである請求項6記載の薬剤。
  8. 【請求項8】 置換アルケニルまたは置換アルキニルが
    1〜4個の置換基で置換されている請求項6記載の薬
    剤。
  9. 【請求項9】 置換アルケニルまたは置換アルキニルが
    アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、ヒドロ
    キシ、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキ
    シ、アリールおよび/またはシクロアルキルがら選ばれ
    る1〜4個の置換基で置換されている請求項6記載の薬
    剤。
  10. 【請求項10】 置換アルケニルが1〜3個の2重結合
    および1〜3個のアルキル置換基を有する請求項6記載
    の薬剤。
  11. 【請求項11】 置換アルケニルが1〜3個のメチル基
    で置換されている請求項6記載の薬剤。
  12. 【請求項12】 Zがxが1〜15である(CH2)x
    結合鎖を有する請求項6記載の薬剤。
  13. 【請求項13】 Zが式: 【化4】 である請求項6記載の薬剤。
  14. 【請求項14】 Zが置換アルキニルまたは混合置換ア
    ルケニル−アルキニルである請求項6記載の薬剤。
  15. 【請求項15】 R5がHである請求項6記載の薬剤。
  16. 【請求項16】 R1、R2、R3およびR4が独立して
    H、アルキルまたはNaもしくはKである請求項6記載
    の薬剤。
  17. 【請求項17】 Zが 【化5】 【化6】 から選ばれる請求項6記載の薬剤。
  18. 【請求項18】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化7】 [式中、R1、R2、R3およびR4は同一もしくは異なっ
    て、H、アルキル、金属イオンまたはプロドラッグエス
    テル;R5はH、ハロゲンまたはアルキル;およびZa
    は1〜4個の2重結合を有し、1〜4個の低級アルキル
    基で置換されている置換アルケニルである]で示される
    請求項1、2、3または4のいずれかに記載の薬剤。
  19. 【請求項19】 Zaが1〜3個の2重結合を有し、1
    〜3個のアルキル基で置換されている置換アルケニルで
    ある請求項18記載の薬剤。
  20. 【請求項20】 Zaがxが1〜15である(CH2
    x結合鎖を有する請求項18記載の薬剤。
  21. 【請求項21】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化8】 [式中、R1、R2、R3およびR4は同一もしくは異なっ
    て、H、アルキル、金属イオンまたはプロドラッグエス
    テル;R5はH、ハロゲンまたはアルキル;Zbは構造
    式: 【化9】 (式中、(CH2)pは炭素鎖の炭素数が1〜15であ
    り、そのノルマル鎖に0,1,2または3個の2重結合
    および/または0,1,2または3個の3重結合を有し
    てもよく、および/またはアルキル、アルコキシ、アル
    ケニル、アルキニル、ヒドロキシおよび/またはハロゲ
    ンから選ばれる0,1,2または3個の置換基を有して
    もよい;R6、R7、R8’、R9およびR10は同一もしく
    は異なってH、炭素数1〜40のアルキル、炭素数1〜
    40のアルコキシ、炭素数2〜40のアルケニル、炭素
    数2〜40のアルケニルオキシ、炭素数2〜40のアル
    キニル、炭素数2〜40のアルキニルオキシ、アリール
    オキシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ、チオ、アルキルチ
    オ、アリールチオ、アリールスルフィニル、アルキルス
    ルフィニル、アリールスルホニル、アルキルスルホニ
    ル、カルボキシ、アルキルカルボニルオキシ、アリール
    カルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、アミノカル
    ボニル、アリールカルボニルアミノまたはアルキルカル
    ボニルアミノである)で示される基である]で示される
    請求項1、2、3または4のいずれかに記載の薬剤。
  22. 【請求項22】 R8’、R9およびR10−置換フェニル
    がR6、R7−置換フェニレンに対してパラ位にある請求
    項21記載の薬剤。
  23. 【請求項23】 R5、R6、R7、R8’、R9およびR
    10がHである請求項21記載の薬剤。
  24. 【請求項24】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化10】 [式中、R1、R2、R3およびR4は同一もしくは異なっ
    て、H、アルキル、金属イオンまたはプロドラッグエス
    テル;R5はH、ハロゲンまたはアルキル;Zcはその
    ノルマル鎖が炭素数9〜14であり、1〜4個の低級ア
    ルキル基で置換されている置換アルキルである]で示さ
    れる請求項1、2、3または4のいずれかに記載の薬
    剤。
  25. 【請求項25】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化11】 [式中、R1、R2、R3およびR4は同一もしくは異なっ
    て、H、低級アルキル、金属イオンまたはプロドラッグ
    エステル;R5はH、ハロゲンまたは低級アルキル;Z
    dは構造式: 【化12】 (式中、(CH2)qは炭素鎖の炭素数が2〜15であ
    り、そのノルマル鎖に0,1,2または3個の2重結合
    および/または0,1,2または3個の3重結合を有し
    てもよく、および/またはアルキル、アルケニル、アル
    コキシ、アルキニル、ヒドロキシ、アルコキシおよび/
    またはハロゲンから選ばれる1個以上の置換基を有して
    もよい;R15は炭素数2〜20のアルキル;およびZd
    の炭素数の合計は10以上である)で示される基であ
    る]で示される請求項1、2、3または4のいずれかに
    記載の薬剤。
  26. 【請求項26】 R15がパラ位にある請求項25記載の
    薬剤。
  27. 【請求項27】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化13】 [式中、mは0,1,2または3;nは0,1,2,3
    または4;Y1およびY2はHまたはハロゲン;R2、R3
    およびR4は同一もしくは異なって、それぞれ独立して
    H、金属イオン、C1〜C8アルキルまたはC3〜C12
    ルケニル;XはO、S、NHまたは−NCH215(こ
    こで、R15はHまたはC1〜C5アルキル);およびR1
    はR5−Q1−Q2−Q3−[ここで、Q1、Q2およびQ3
    は同一もしくは異なって、それぞれ独立して、 【化14】 または単結合、ただしQ1が単結合ならば、Q2およびQ
    3は多重結合であり、Q2が単結合ならば、Q3は単結合
    である(ここで、R6はH、低級アルキル、ハロまたは
    ハロアルキル;R7はH、ハロゲン、低級アルキルまた
    は低級アルキルチオ;R8はH、ハロゲン、トリメチル
    シリルまたは低級アルキル;およびR9はHまたは低級
    アルキル);R5は、 【化15】 CH3(CH2)p(pは2〜7の整数)またはR16−C
    ≡C−CH2−(R16はHまたは低級アルキル)、(こ
    こで、R10およびR11は同一もしくは異なって、それぞ
    れ独立して、H、低級アルキル、ハロアルキル、ハロゲ
    ンまたは低級アルケニル、もしくはR10およびR11はと
    もに(CH2)s(Sは2〜7の整数);R12はH、低級
    アルキル、ハロゲンまたは低級アルケニル;および、R
    13およびR14は同一もしくは異なって、それぞれ独立し
    て、低級アルキル)である;ただし、Q1、Q2およびQ
    3のすべてが多重結合ならば、R10およびR11は両方と
    もがHであることはできず、R5はpが4以下のCH
    3(CH2)p−であることはできず、mは0ならばXは
    S以外であり、mが0でXがOならば、nは1,2,3
    または4である]で示される化合物およびそのすべて立
    体異性体である請求項1、2、3または4のいずれかに
    記載の薬剤。
  28. 【請求項28】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化16】 [式中、mは0,1,2または3;nは0,1,2,3
    または4;Y1およびY2はHまたはハロゲン;R2、R3
    およびR4は同一もしくは異なって、それぞれ独立して
    H、金属イオン、C1〜C8アルキルまたはC3〜C12
    ルケニル;XはO、S、NHまたは−NCH215(こ
    こで、R15はHまたはC1〜C5アルキル);およびR1
    はR5−Q1−Q2−Q3−[ここで、Q1、Q2およびQ3
    は同一もしくは異なって、それぞれ独立して、 【化17】 または単結合、ただしQ1が単結合ならば、Q2およびQ
    3は多重結合であり、Qが単結合ならば、Qは単結
    合である、(ここで、R6はH、低級アルキル、ハロま
    たはハロアルキル;R7はH、ハロゲン、低級アルキル
    または低級アルキルチオ;R8はH、ハロゲン、トリメ
    チルシリルまたは低級アルキル;およびR9はHまたは
    低級アルキル);R5は、 【化18】 CH3(CH2)p(pは2〜7の整数)またはR16−C
    ≡C−CH2−(R16はHまたは低級アルキル)、(こ
    こで、R10およびR11は同一もしくは異なって、それぞ
    れ独立して、H、低級アルキル、ハロアルキル、ハロゲ
    ンまたは低級アルケニル、もしくはR10およびR11はと
    もに(CH2)s(Sは2〜7の整数);R12はH、低級
    アルキル、ハロゲンまたは低級アルケニル;および、R
    13およびR14は同一もしくは異なって、それぞれ独立し
    て、低級アルキル)である;ただし、Q1、Q2およびQ
    3のすべてが多重結合ならば、R10およびR11は両方と
    もがHであることはできず、R5はpが4以下のCH
    3(CH2)p−であることはできず、mは0ならばXは
    S以外であり、mが0でXがOならば、nは1,2,3
    または4である]で示される化合物およびそのすべて立
    体異性体である請求項1、2、3または4のいずれかひ
    とつに記載の薬剤。
  29. 【請求項29】 XがO、Y1およびY2がそれぞれFま
    たはH、mが1または2およびnが0または1、および
    1がR5−Q1−Q2(ここで、Q1およびQ2は単結合以
    外である)である請求項27または28記載の薬剤。
  30. 【請求項30】 R5が 【化19】 1が 【化20】 およびQ2がQ1と同一もしくは異なって、 【化21】 およびQ3が単結合、XがOまたはNH、nがg、mが
    1、Y1およびY2がHである請求項29記載の薬剤。
  31. 【請求項31】 R5が 【化22】 1が 【化23】 およびQ2が−CH2−C≡C−CH2−、およびQ3が単
    結合である請求項27または28記載の薬剤。
  32. 【請求項32】 R5がCH3(CH2)p−、Q1が 【化24】 およびQ2がQ1と同一もしくは異なって、 【化25】 およびQ3が単結合である請求項27または28記載の
    薬剤。
  33. 【請求項33】 R5が 【化26】 1が 【化27】 およびQ2がQ1と同一もしくは異なって、 【化28】 およびQ3が単結合である請求項27または28記載の
    薬剤。
  34. 【請求項34】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化29】 [式中、Qは 【化30】 または単結合;nは0〜4;XはO、−NH−またはN
    CH215;R2、R3およびR4は同一もしくは異なっ
    て、H、低級アルキル、低級アルケニルまたは金属イオ
    ン;Y1およびY2は同一もしくは異なって、Hまたはハ
    ロゲン;およびR15はHまたは低級アルキル;ただし、
    XがOの場合、nは1,2,3または4である]で示さ
    れる請求項1、2、3または4のいずれかひとつに記載
    の薬剤。
  35. 【請求項35】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化31】 [式中、Xは−NH−または−NR4−である]で示さ
    れる請求項34記載の化合物。
  36. 【請求項36】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化32】 [式中、Q'は 【化33】 または単結合;n'は1,2,3または4;XはO、−
    NH−またはNCH215;R2、R3およびR4は同一も
    しくは異なって、H、低級アルキル、低級アルケニルま
    たは金属イオン;Y1およびY2は同一もしくは異なっ
    て、Hまたはハロゲン;およびR15はHまたは低級アル
    キル;ただし、XがOの場合、nは2,3または4であ
    る]で示される請求項1、2、3または4のいずれかひ
    とつに記載の薬剤。
  37. 【請求項37】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化34】 [式中、m’は1,2または3;n”は0,1,2また
    は3;Y1およびY2はHまたはハロゲン;R2、R3およ
    びR4は同一もしくは異なって、それぞれ独立してH、
    金属イオン、C1〜C8アルキルまたはC3〜C12アルケ
    ニル;XはO、S、NHまたは−NCH215(ここ
    で、R15はHまたはC1〜C5アルキル);およびR1
    5−Q1−Q2−Q3−[ここで、Q1、Q2およびQ3
    同一もしくは異なって、それぞれ独立して、 【化35】 または単結合、ただしQ1が単結合ならば、Q2およびQ
    3は多重結合であり、Q2が単結合ならば、Q3は単結合
    である、(ここで、R6はH、低級アルキル、ハロまた
    はハロアルキル;R7はH、ハロゲン、低級アルキルま
    たは低級アルキルチオ;R8はH、ハロゲン、トリメチ
    ルシリルまたは低級アルキル;およびR9はHまたは低
    級アルキル);R5は、 【化36】 CH3(CH2)p(pは2〜7の整数)またはR16−C
    ≡C−CH2−(R16はHまたは低級アルキル)、(こ
    こで、R10およびR11は同一もしくは異なって、それぞ
    れ独立して、H、低級アルキル、ハロアルキル、ハロゲ
    ンまたは低級アルケニル、もしくはR10およびR11はと
    もに(CH2)s(Sは2〜7の整数);R12はH、低級
    アルキル、ハロゲンまたは低級アルケニル;および、R
    13およびR14は同一もしくは異なって、それぞれ独立し
    て、低級アルキル)である;ただし、Q1、Q2およびQ
    3のすべてが多重結合ならば、R10およびR11は両方と
    もがHであることはできず、R5はpが4以下のCH
    3(CH2)p−であることはできない]で示される化合
    物およびそのすべて立体異性体である請求項1、2、3
    または4のいずれかひとつに記載の薬剤。
  38. 【請求項38】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが式: 【化37】 [式中、R2は金属イオン、低級アルキルまたはH;R3
    は金属イオンまたは低級アルキル;RはR1−(CH2
    n−、R1−(CH2)mO−またはR1−(CH2)mO
    CH2−(ここで、nは1〜4の整数およびmは0〜3
    の整数);およびR1はR5−Q1−Q2−Q3−[ここ
    で、Q1、Q2およびQ3はそれぞれ独立して、 【化38】 または単結合、ただしQ1が単結合ならば、Q2およびQ
    3は多重結合であり、Q2が単結合ならば、Q3は単結合
    である、(ここで、R6はH、低級アルキル、フルオロ
    またはフルオロアルキル;R7はH、フルオロ、低級ア
    ルキルまたは低級アルキルチオ;R8はH、フルオロ、
    トリメチルシリルまたは低級アルキル;およびR9はH
    または低級アルキル);R5は、 【化39】 CH3(CH2)p(pは2〜7の整数)またはR16−C
    ≡C−CH2−(R16はHまたは低級アルキル)、(こ
    こで、R10およびR11は、それぞれ独立してH、低級ア
    ルキル、フルオロ、低級アルケニルまたはフルオロアル
    キル、もしくはR10およびR11はともに(CH2)s(S
    は2〜7の整数);R12はH、低級アルキル、フルオロ
    または低級アルケニル;および、R13およびR14はそれ
    ぞれ独立して、低級アルキル)である;ただし、Q1
    2およびQ3のすべてが多重結合ならば、R10およびR
    11は両方ともがHであることはできず、R5はpが4以
    下のCH3(CH2)p−であることはできない]で示さ
    れる化合物およびそのすべて立体異性体である請求項
    1、2、3または4のいずれかひとつに記載の薬剤。
  39. 【請求項39】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが式: 【化40】 である請求項38記載の薬剤。
  40. 【請求項40】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化41】 [式中、Qは 【化42】 または単結合;Zは−(CH2)n−または−(CH2
    p−CH=CH−(CH2)m−(ここで、nは1〜
    5、pは0,1または2、mは0,1または2);R、
    1およびR1aは同一もしくは異なって、H、低級アル
    キルまたは金属イオン;R2およびR3は同一もしくは異
    なって、Hまたはハロゲン;およびXは 【化43】 である]で示される請求項1、2、3または4のいずれ
    かひとつに記載の薬剤。
  41. 【請求項41】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターが構造式: 【化44】 である請求項4記載の薬剤。
  42. 【請求項42】 ピロリン酸プレニルからCAAXボッ
    クスのシステインへプレニル基を転移することを触媒す
    ることから、タンパク質−プレニルトランスフェラーゼ
    酵素を遮断することによって、rasガン遺伝子産物ま
    たは関連のCAAXボックス含有タンパク質のプレニル
    化を遮断することを特徴とする、その他関連のCAAX
    ボックス含有タンパク質によって引き起こされるras
    −関連性ガンの治療および/または予防剤。
  43. 【請求項43】 タンパク質−ファルネシルトランスフ
    ェラーゼインヒビター、タンパク質−ゲラニルトランス
    フェラーゼインヒビターまたはタンパク質−ゲラニルゲ
    ラニルトランスフェラーゼインヒビターからなる、ra
    sガン遺伝子産物または関連のCAAXボックス含有タ
    ンパク質のプレニル化を遮断する請求項42記載の薬
    剤。
  44. 【請求項44】 タンパク質−ファルネシルトランスフ
    ェラーゼインヒビターによりrasガン遺伝子のファル
    ネシル化を遮断する請求項42記載の薬剤。
  45. 【請求項45】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼインヒビターからなる、CAAXボックス含有タン
    パク質の疾病促進効果を抑制するためのCAAXボック
    ス含有タンパク質のプレニル化の予防剤。
  46. 【請求項46】 タンパク質−プレニルトランスフェラ
    ーゼがタンパク質−ファルネシルトランスフェラーゼイ
    ンヒビター、タンパク質−ゲラニルトランスフェラーゼ
    インヒビターまたはタンパク質−ゲラニルゲラニルトラ
    ンスフェラーゼインヒビターである請求項45記載の薬
    剤。
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