JPH05221357A - 自転車用ハブ発電装置 - Google Patents

自転車用ハブ発電装置

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JPH05221357A
JPH05221357A JP2943592A JP2943592A JPH05221357A JP H05221357 A JPH05221357 A JP H05221357A JP 2943592 A JP2943592 A JP 2943592A JP 2943592 A JP2943592 A JP 2943592A JP H05221357 A JPH05221357 A JP H05221357A
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JP
Japan
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roller
planetary roller
shaft
planet
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP2943592A
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English (en)
Inventor
Kikuzo Takamiya
喜久三 高宮
Ritsuo Nishimura
律夫 西村
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Bridgestone Cycle Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Cycle Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車用ハブ発電装置の製造を容易にすると
共にコストの低下をはかること。 【構成】 ハブ内蔵式発電装置において、磁石と一体の
太陽ローラーを車軸に回転自在に設け、遊星ローラー軸
と弾性体を介して一体化した複数個の遊星ローラーを前
記太陽ローラーにそれぞれ外接するように配設すると共
に、これらの各遊星ローラー軸をそれぞれキャリヤの軸
受に遊嵌して固定筒体内に回転しないように設けた停止
リングの内周に前記遊星ローラーの軸が内接するように
し、前記停止リングの内径を前記各遊星ローラー軸の外
側公転軌道径よりやや小さく設定することによって、前
記停止リングと各遊星ローラー軸、および前記遊星ロー
ラーと太陽ローラーとがそれぞれ圧接するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車用ハブに内蔵す
る発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に特願平3−23243
3号、特願平3−287947号を出願して、図12に
示すように、自転車のフレームaに固定した車軸bに対
して車輪のハブ体cを回転自在に嵌合し、このハブ体c
の内部に中空円筒状の固定筒体dを前記車軸bに固定し
て設け、この固定筒体d内に発電コイル体eを固定して
設けると共に、磁石fと一体的に形成した回転子gを前
記車軸bに回転自在に設け、ハブ体cの回転を増速して
回転子gに伝達する遊星伝達装置hを有するハブ内蔵式
発電装置において、前記車軸bに回転自在に設けた前記
磁石fと一体の太陽ローラーiと、この太陽ローラーi
に外接するように配設した複数の遊星ローラーjと、こ
の遊星ローラーjを枢支する遊星キャリヤkと、前記固
定筒体dの内周の複数個所に凸部を配設すると共に、こ
の凸部に内側より掛合する複数個の合成樹脂性の舌片状
突起部をばね鋼製のリングの外周部に接線状に分布して
設けた弾性リングlから構成されており、該弾性リング
lの内径を各遊星ローラーjの内接円径よりやや小さく
設定することによって、前記各遊星ローラーjが前記弾
性リングlおよび太陽ローラーiとそれぞれ圧接するよ
うにした遊星ローラー装置を少なくとも一組備えたこと
を特徴とする自転車用ハブ発電装置を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
特願平3−232433号、特願平3−287947号
の装置は、弾性リングlの内径を各遊星ローラーjの内
接円径よりやや小さく設定することによって、前記各遊
星ローラーjが前記弾性リングlおよび太陽ローラーi
とそれぞれ圧接するようにしているので、弾性リングl
の内径や板厚が設定値外となると圧接力が不足して滑っ
たり、逆に強過ぎて抵抗が増して重くなったりして伝動
効率を低下させるため、弾性リングlの精度が要求さ
れ、その製造および品質管理の面で大変な労力を必要と
していた。また、弾性リングlには遊星ローラー転動用
の溝が加工されており、この溝も弾性リングlの耐久性
を低下させていた。更に、自転車に最適な明るさを得る
為には、遊星ローラー列を二列にして増速する必要があ
り、弾性リングlや遊星ローラーj、太陽ローラーiな
どのより一層の精度の向上、また耐久性の向上が必要と
なり、これがコストアップの要因ともなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、自転車のフレームに固定した車
軸に対して車輪のハブ体を回転自在に嵌合し、このハブ
体の内部に中空円筒状の固定筒体を前記車軸に固定して
設け、この固定筒体内に発電コイル体を固定して設ける
と共に、磁石と一体的に形成した回転子を前記車軸に回
転自在に設け、ハブ体の回転を増速して回転子に伝達す
る遊星伝動装置を有するハブ内蔵式発電装置において、
前記磁石と一体の太陽ローラーを前記車軸に回転自在に
設け、遊星ローラー軸に弾性体を介して遊星ローラーを
一体化して設け、前記太陽ローラーにそれぞれ外接する
よう複数配設すると共に、これらの各遊星ローラー軸を
それぞれキャリヤの軸受に遊嵌して前記固定筒体内に回
転しないように設けた停止リングの内周に前記遊星ロー
ラーの軸が内接するようにし、前記停止リングの内径を
前記各遊星ローラー軸の外側公転軌道径よりやや小さく
設定することによって、前記停止リングと各遊星ローラ
ー軸、および前記遊星ローラーと太陽ローラーとがそれ
ぞれ圧接するようにして自転車用ハブ発電装置を構成す
る。
【0005】また、遊星ローラーに弾性体を介在させる
代わりに停止リングを弾性体製とし、その内周に弾性リ
ングを固着し、該弾性リングの内径を各遊星ローラー軸
の外側公転軌道径よりやや小さく設定することによっ
て、前記弾性リングと各遊星ローラー軸、および前記遊
星ローラーと太陽ローラーとがそれぞれ圧接するように
構成してもよい。
【0006】
【作用】上述のように本発明においては、遊星ローラー
に弾性体を介在させ、且つ停止リングの内径を各遊星ロ
ーラー軸の外側公転軌道径よりやや小さく設定すること
によって、該停止リングと各遊星ローラー軸、および各
遊星ローラーと太陽ローラーとがそれぞれ圧接するよう
に構成したから、各遊星ローラーは厚みの十分にある停
止リング内を転動しながら太陽ローラーに回転を伝え
る。したがって本発明によれば、従来例のようにリング
を変形させて遊星ローラーと太陽ローラーとを圧接させ
る必要がなく、且つ遊星ローラー転動用溝等の加工も必
要がなくなるのでリングの耐久性が大幅に向上し、且つ
その製造や寸法管理が非常に容易となってコストダウン
がはかれる。
【0007】また、本発明においては、遊星ローラーに
弾性体を介在させる代わりに、停止リングを弾性体とし
てその内周に弾性リングを固着し、該弾性リングの内径
を各遊星ローラー軸の外側公転軌道径よりやや小さく設
定することによって、前記弾性リングと各遊星ローラー
軸、および各遊星ローラーと太陽ローラーとがそれぞれ
圧接するようにした。この場合、圧接力は停止リングの
弾性力によって得られるから、弾性リングは耐摩耗性を
向上する目的だけにすることができる。このため、弾性
リングの板厚と材質の選択の幅が拡がり、且つ遊星ロー
ラー転動用溝等の加工も必要がなくなるので弾性リング
の耐久性が大幅に向上し、また製造や寸法管理が非常に
容易となりコストダウンをはかることができる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図11について本発明の実施例
を説明する。図中1は自転車のフレームの一部である前
ホーク、2は左右の前ホーク1の端部間に掛け渡してそ
れぞれナット3により固定した車軸であり、この車軸2
には図2に詳細に示すように、左右両側にねじ部2c,
2dが設けてある。
【0009】図1〜図10は本発明の第1実施例を示す
もので、本実施例においては、中空円筒状の固定筒体8
の一端(図1における左側端)に、中空円筒状のナット
9(図3参照)の鍔部9aを埋設すると共に、その円筒
部9bを外方へ突設し、この固定筒体8の他端(図1に
おける右側端)を開放し、その開放端側の径を拡張して
大径部8aを形成すると共に、その内周部に内歯8bを
刻設する。
【0010】ナット9は、図3に示すように、一端に六
角形状の鍔部9aを有すると共に、円筒部9bの他端に
四角形状の角筒部9cを有し、中心部に車軸2のねじ部
2cと螺合するねじ孔9dがあり、鍔部9aから円筒部
9bの全長にわたって導線引き出し用の通路となる溝9
eを設け、この溝9eと近接している固定筒体8の端部
にねじ孔9dと平行に孔8d(図8参照)を設ける。そ
して固定筒体8と一体のナット9を車軸2のねじ部2c
に螺合すると共に、車軸2のねじ部2dにも鍔付き中空
円筒状のナット10を螺合し、ナット9の外周にシール
ドボールベアリング6を嵌合すると共に、ナット10の
外周にシールドボールベアリング7を嵌装する。また、
前輪のハブ体4を一端(図1における右側端)を開放し
た中空円筒状に形成し、その開放端側は径を拡張して大
径部4aを形成し、その開放端に側蓋体5を圧入したも
のをシールドボールベアリング6,7を介して車軸2に
回転自在に設ける。
【0011】また図4,5に詳細に示すように、電気絶
縁性のある合成樹脂製の溝付きリング11aの一側(図
4における左側)の鍔の外面に突起11dを突設すると
共に、その180 °離れた個所にも突起11eを突設し、
突起11dと突起11eとの間の鍔部に導線引き出し用
の切り込み溝11fを設け、この溝付きリング11aの
溝内に導線11bを巻きつけてコイル11を形成し、つ
いで円筒の外周を4分割した位置にそれぞれ帯板状の磁
極片12aを配置すると共に、これら4本の磁極片12
aをそれぞれ小径の円筒部12bに連結して第1電機子
12を一体に形成し、この第1電機子12の円筒部12
bを前記コイル11の中心孔11c内に挿通し、この中
心孔11cより突出した円筒部12bを外包する円筒部
13bと、組み立て時に前記4本の磁極片12aの中間
にそれぞれ位置する4本の帯板状の磁極片13aと連結
して第2電機子13を一体に形成し、この第2電機子1
3を前述したコイル11と第1電機子12との結合体に
嵌合して図5に示すように発電コイル体14を一体的に
構成する。尚、15aは図4に示すようにコイル11か
ら引き出した導線で、この導線15aは突起11dの中
央に設けた切り込み溝を介して外方へ引き出した後、図
5に示すように突起11dの円筒部に巻き付け、後から
突起11dの円筒部に嵌合する導電性を有するコイルば
ね16と電気的に接続するようにする。
【0012】又15b(図4参照)は、コイル11の導
線の他端を切り込み溝11fから引き出したもので、こ
の導線15bは図5に示すように、発電コイル体14を
組み立てた際に、溝付きリング11aの外側面と、第2
電機子13との間に介在して、この発電コイル体14を
車軸2に嵌装したときに、第2電機子13および車軸2
を介して自転車の車体にアースされるようにする。尚1
7(図1,8参照)は、発電コイル体14を車軸2に嵌
装する際に、第2電機子13とナット9との間に介挿す
る導電用のコイルばねである。
【0013】また、磁石18aと太陽ローラー18bと
を結合して一体的に形成した回転子18を、磁石18a
が前記発電コイル14の各磁極片12a,13aと対応
するように車軸2に対し回転自在に設ける。
【0014】また、図1,6,7に示すように、側蓋体
5の内側に3個の突起5aをそれぞれ円周等分位置に突
設し、これらの突起5aの端面にリングプレート5bを
当てがうと共に、ボルト5cによって突起5aと締結す
ることにより側蓋体5を利用してキャリヤ5を形成す
る。
【0015】そして、突起5aを外包すると共に、図6
に示すように、固定筒体8の大径部8aの内周に形成し
た内歯8bと噛合するリングプレート状の停止リング1
9,20を設ける。なお図7に示すように、固定筒体8
の大径部8aの内周に3個の突起8eを前記内歯8bの
代わりに設け、これらの突起8eに停止リング19,2
0が嵌合するようにしてもよい。
【0016】また、図1,6,7に示すように、軸21
の中央部に円板状のローラー22を設け、このローラー
22の円板内にゴム等の弾性体23をリング状に介挿し
て遊星ローラー24を形成し、この遊星ローラー24の
軸21をキャリヤ5に設けた軸孔5dに遊嵌すると共
に、軸21の外周面が前記停止リング19,20の内周
面とそれぞれ圧接するように構成する。
【0017】また図1,8,9,10に示すように、細
帯状の導体25を電気絶縁性を有する合成樹脂等の電気
絶縁物26で被覆し、この被覆した導体25を前記ナッ
ト9に設けた溝9e(図3参照)に嵌め込んで、その内
側端部25aを上方へ折り曲げると共に、電気絶縁物2
6を切除して前記したコイルばね16と接触させる。
【0018】又、被覆した導体25の外側端部25bは
上方へ立ち上げると共に、被覆26の端部26aをソケ
ット状に形成し、二点鎖線で示す他の導線27をこのソ
ケット状の端部26aに差し込むことにより、電気的に
接続できるようにする。尚、28は座金29と一体に形
成した導体ホルダーで、29aはその把持部である。ま
た30は座金29の内側に添着した座金で、ナット9の
角筒部9c(図3参照)と嵌合するものであり、31は
座金29およびナット10の外側に螺合したロックナッ
トである。尚、ナット9の溝9eと被覆した導体25の
被覆26との間にはシール剤(図示せず)を充填してシ
ール性能を高めるようにする。
【0019】図11は、本発明の第2実施例を示すもの
で、図中前記符号と同一の符号は同等のものを示す。本
実施例においては、前記第1実施例において遊星ローラ
ー24のローラー22内に弾性体23を介在させる代わ
りに、停止リング19,20を弾性体とし、その内周に
ばね鋼製等の弾性リング32を固着し、該弾性リング3
2の内径を各遊星ローラー軸21の外側公転軌道径より
やや小さく設定することによって、各遊星ローラー24
の軸21を停止リング19,20に固着したこの弾性リ
ング32に圧接させると共に、各遊星ローラー24の外
周を太陽ローラー18bに圧接させるようにしている。
【0020】次に上述のように構成した本発明装置の作
用を説明する。この自転車が走行すると、車輪と一体的
に構成されているハブ体4が側蓋体5を利用したキャリ
ヤ5と共に図6,7の矢印Eの方向に回転する。この場
合、固定筒体8は固定されている為に、遊星ローラー軸
21と弾性体23を介して一体的に構成した遊星ローラ
ー24が矢印E方向に公転すると、それに伴って固定筒
体8と嵌合している停止リング19,20と圧接してい
る各遊星ローラー24は矢印Fの方向に自転する。この
遊星ローラー24の矢印E方向の公転と矢印F方向の自
転によって、この遊星ローラー24と接触して転動する
太陽ローラー18bは図6,7の矢印Gの方向に増速さ
れて回転する。従って、自転車の走行に伴って、太陽ロ
ーラー18bが増速されて高速回転すると、この太陽ロ
ーラー18bと一体の磁石18aも高速回転する。すな
わち回転子18が発電コイル体14の磁極片12a,1
3a内で回転するから、コイル11に誘起電圧が発生
し、発生した電流は導線15a、コイルばね16、導体
25を介して導線27に流れ、コイル11の他方の導線
15bは、第2電機子13、第1電機子12、車軸2を
介してアースされるか、あるいは第2電機子13、コイ
ルばね17、ナット9、車軸2を介してアースされてい
る。従って、この装置によれば、導線27と車体との間
に接続した負荷に電気を供給することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。すな
わち、図12に示した従来装置のように薄い弾性リング
の板厚を加減することによって遊星ローラーと太陽ロー
ラーとの圧接力を調節する構成から、本発明においては
遊星ローラー24内に弾性体23を介在させる構成に変
えたので、停止リング19,20の肉厚を十分にとるこ
とができる。従って、停止リング19,20の製造、品
質管理が容易になり、しかも従来のうよに弾性リングを
変形させたり、遊星ローラーに転動用の溝を加工するこ
と等が不要となるため耐久性が大幅に向上する。また、
上記した製造の容易さに加え、本発明によれば、遊星ロ
ーラー列は一列だけでよいから、これによって更にコス
トダウンを図ることができる。
【0022】また、本発明の第2発明のように、前記遊
星ローラー24内に弾性体23を介在させるかわりに、
停止リング19,20を弾性体としその内周に弾性リン
グ32を固着した構造とし、圧接力を停止リング19,
20の弾性力によって与え、弾性リング32は耐摩耗性
向上の目的だけにすると、弾性リング32の板厚と材質
の選択の幅が広がり、且つ遊星ローラー24に転動用の
溝等を加工する必要もなくなるので、本発明によれば、
弾性リング32の耐久性が大幅に向上し、また製造や寸
法管理が非常に容易となってコストダウンをはかること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の断面図である。
【図2】(a)は、図1の車軸の側面図であり、(b)
は、その端面図である。
【図3】(a)は固定筒体に埋設するナットの正面図で
あり、(b)は、その側断面図であり、(c)は、その
背面図である。
【図4】発電コイル体の分解斜視図である。
【図5】発電コイル体の斜視図である。
【図6】図1のA−A線による断面図である。
【図7】図1のA−A線による他の実施例の断面図であ
る。
【図8】図1の部分詳細図である。
【図9】図8のC矢視図である。
【図10】図8のD−D線による断面図である。
【図11】本発明装置の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図12】従来装置の顔面図である。
【符号の説明】
1 前ホーク 2 車軸 3 ナット 4 ハブ体 5 側蓋体(キャリヤ) 5a 突起 5b リングプレート 5c ボルト 5d 軸孔 6,7 シールドボールベアリング 8 固定筒体 8a 大径部 8b 内歯 9,10 ナット 11 コイル 12 第1電機子 13 第2電機子 14 発電コイル体 15 導線 16,17 コイルばね 18 回転子 18a 磁石 18b 太陽ローラー 19,20 停止リング 21 軸 22 ローラー 23 弾性体 24 遊星ローラー 25 導体 26 電気絶縁物 27 導線 28 導体ホルダー 29 把持部 30 座金 31 ロックナイト 32 弾性リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のフレームに固定した車軸に対し
    て車輪のハブ体を回転自在に嵌合し、このハブ体の内部
    に中空円筒状の固定筒体を前記車軸に固定して設け、こ
    の固定筒体内に発電コイル体を固定して設けると共に、
    磁石と一体的に形成した回転子を前記車軸に回転自在に
    設け、ハブ体の回転を増速して回転子に伝達する遊星伝
    動装置を有するハブ内蔵式発電装置において、前記磁石
    と一体の太陽ローラーを前記車軸に回転自在に設け、遊
    星ローラー軸に弾性体を介して遊星ローラーを一体化し
    て設け、前記太陽ローラーにそれぞれ外接するよう複数
    配設すると共に、これらの各遊星ローラー軸をそれぞれ
    キャリヤの軸受に遊嵌して前記固定筒体内に回転しない
    ように設けた停止リングの内周に前記遊星ローラーの軸
    が内接するようにし、前記停止リングの内径を前記各遊
    星ローラー軸の外側公転軌道径よりやや小さく設定する
    ことによって、前記停止リングと各遊星ローラー軸、お
    よび前記遊星ローラーと太陽ローラーとがそれぞれ圧接
    するようにしたことを特徴とする自転車用ハブ発電装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊星ローラーに弾性体を
    介在させる代わりに停止リングを弾性体製とし、その内
    周に弾性リングを固着し、該弾性リングの内径を各遊星
    ローラー軸の外側公転軌道径よりやや小さく設定するこ
    とによって、前記弾性リングと各遊星ローラー軸、およ
    び前記遊星ローラーと太陽ローラーとがそれぞれ圧接す
    るようにしたことを特徴とする自転車用ハブ発電装置。
JP2943592A 1992-02-17 1992-02-17 自転車用ハブ発電装置 Pending JPH05221357A (ja)

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Cited By (1)

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