JPH0522088Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、複数の棒状化粧品繰出し容器本体等を
携帯できるよう形成した首飾りに係る。

「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 例えば、実開昭58−12312号記載の首飾りは、
下端面を開口した筒体の頂壁に小リングを付設し
て、該小リングに鎖を通し、かつその筒体内面
に、棒状化粧品繰出し容器本体の一部外面を着脱
自在に嵌合させている。

ところで、上記のような首飾りで、色違いの複
数繰出し容器本体を携帯できれば、更に使用価値
が増し便利であり、また、首飾りには装身具とし
て相応の装飾性が要求されるから、該要請を満た
すものを形成できれば商品価値が一層向上する。

本案は、筒部の基端に、他筒部の先端を連結し
て三角形の枠体を形成し、かつ、それ等各筒部の
基端面を開口して、それ等開口から各筒部内へ棒
状化粧品繰出し容器本体等を、各筒部の開口側筒
壁部分をキヤツプとして着脱自在に嵌合させるこ
とで、装飾性に優れ、かつ複数の棒状化粧品繰出
し容器本体等を携帯できる首飾りを設けた。

「課題を解決するための手段」 筒部２…の基端に、他筒部の先端を連結して三
角形の枠体３を形成すると共に、それ等各筒部２
…の基端面を開口し、かつそれ等開口から各筒部
２…内へ棒状化粧品繰出し容器４…等を、各筒部
２…の開口側筒壁部分をキヤツプとして着脱自在
に嵌合させたペンダント部材１と、上記枠体３へ
通して該枠体の外面に巻きつけた鎖等の紐状体５
とで形成した。

「作用」 棒状化粧品繰出し容器本体４…等は、筒部２…
外方へ突出する容器本体部分を摘んで筒部２…内
から抜き取り使用する。

「実施例」 １はペンダント部材であり、該ペンダント部材
は、筒部２…の基端に、他筒部の先端を連結して
三角形の枠体３を形成すると共に、それ等各筒部
２…の基端面を開口し、かつそれ等開口から各筒
部２…内へ棒状化粧品繰出し容器本体４…部分
を、各筒部２…の開口側筒壁部分をキヤツプとし
て着脱自在に嵌合させている。繰出し容器本体は
公知のものでよく、それぞれの容器に色違いの棒
状化粧品を収納させる。また、棒状化粧品繰出し
容器本体に代えて、例えば、ボールペン等の筆記
具を収納させても良い。

５は、既述枠体３へ通して該枠体の外面に巻つ
けた紐状体であり、図示例では、該紐状体を鎖で
形成したが、これに限らない。

「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、筒部２…の
基端に、他筒部の先端を連結して三角形の枠体３
を形成すると共に、それ等各筒部２…の基端面を
開口し、かつそれ等開口から各筒部２…内へ棒状
化粧品繰出し容器本体４…等を着脱自在に嵌合さ
せたから、色違いの複数棒状化粧品繰出し容器本
体４…等を携帯できて便利であるばかりでなく、
キヤツプを兼用する筒部２…を三角形に組んだの
で、装身具として要求される装飾性が満たされ、
商品価値が極めて高い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本案首飾りの一実施例の分解斜視
図、第２図は、同実施例要部の横断面図、第３図
は、同実施例の使用説明図である。 １……ペンダント部材、５……紐状体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 筒部２…の基端に、他筒部の先端を連結して三
   角形の枠体３を形成すると共に、それ等各筒部２
   …の基端面を開口し、かつそれ等開口から各筒部
   ２…内へ棒状化粧品繰出し容器本体４…等を、各
   筒部２…の開口側筒壁部分をキヤツプとして着脱
   自在に嵌合させたペンダント部材１と、上記枠体
   ３へ通して該枠体の外面に巻きつけた鎖等の紐状
   体５とからなる首飾り。