JPH05220575A - 水中溶接装置 - Google Patents

水中溶接装置

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JPH05220575A
JPH05220575A JP26843891A JP26843891A JPH05220575A JP H05220575 A JPH05220575 A JP H05220575A JP 26843891 A JP26843891 A JP 26843891A JP 26843891 A JP26843891 A JP 26843891A JP H05220575 A JPH05220575 A JP H05220575A
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JP
Japan
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nozzle
tank
pressure
water
supply pipe
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Application number
JP26843891A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yamamoto
正浩 山本
Katsuhiko Akagawa
勝彦 赤川
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中溶接により生じたクラッドを容易且つ確
実に除去する。 【構成】 トーチ1の内側ノズルには、シールドガス供
給管26が又、中間ノズルにはバックガス戻り管29
が、外側ノズルには高圧水供給管15が夫々接続され、
内側ノズルへは、シールドガス供給管26からシールド
ガス27が供給され、内側ノズルと中間ノズルの間へ
は、高圧水供給管15から高圧水16が供給され、内側
ノズルと中間ノズルの間からは、シールドガス27がバ
ックガス28としてバックガス戻り管29及び高圧水供
給管20よりカスケードタンク10へ戻るため、溶接に
より生じたクラッド45は水中17に排出されることな
くバックガス28と共にカスケードタンク10へ回収さ
れ、カスケードタンク10のタンク本体10aの底部へ
沈降する。沈降したクラッド45はクラッド排出管39
から水11と共にドラム缶41へ回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水中溶接装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントや化学プラントにおいて
は、圧力容器の溶接に水中溶接装置を使用することが提
案されている。
【0003】斯かる水中溶接装置の一例は図3に示され
ている。図中、aは水中溶接装置のトーチであり、該ト
ーチaは、母材金属gの表面に対向する先端がテーパ状
に拡径された内側ノズルb及び該内側ノズルbの外周に
所定の間隔を置いて同心状に配設され且つ母材金属gの
表面に対向する先端がテーパ状に拡径された中間ノズル
c並びに中間ノズルcの外周に所定の間隔を置いて同心
状に配設され且つ母材金属gの表面に対向する先端がテ
ーパ状に拡径された外側ノズルdを備えている。
【0004】而して、内側ノズルbの中心部からは、図
示してない溶接ワイヤ供給装置よりの溶接ワイヤeを母
材金属gの溶接部mに供給し得るようになっており、又
内側ノズルbからはシールドガスfを母材金属gの溶接
部mの周囲に供給し得るようになっている。
【0005】内側ノズルbと中間ノズルcの間に形成さ
れるラッパ状の間隙hからは、キャビテイガスiを母材
金属gに向け、シールドガスfの外周側に供給し得るよ
うになっており、中間ノズルcと外側ノズルdの間のラ
ッパ状の間隙jからは、高圧水kを母材金属gに向け、
キャビテイガスiの外周側に供給し得るようになってい
る。
【0006】なお、図中、lはアーク、nは逃散ガス気
泡、oは局部空胴、pはトーチaが設置された水中であ
る。
【0007】水中溶接時には、母材金属gの溶接部m近
傍に高圧水kを噴出させると共に間隙jからキャビテイ
ガスiを噴出させ、内側ノズルbからシールドガスfを
送給する。
【0008】そうすると、各高圧水k等による遮断作
用、吸引作用及び逃散ガス気泡nの粉砕作用等により、
トーチa直下には安定した気相の局部空胴oが形成さ
れ、溶接はこの気体雰囲気内で、溶接ワイヤeを順次送
りつつ行われる。
【0009】溶接時に発生したスパッダや溶解物等のク
ラッドはシールドガスfに同伴されてキャビテイガスi
や高圧水kと共に水中pに放出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
水中溶接装置にあっては、水中に放出されたクラッドを
回収することは困難であり、又回収するためには別途大
掛かりな回収装置を必要とするという問題があった。
【0011】本発明は、上述の実情に鑑み、水中に放出
されたクラッドを簡単な装置で容易且つ確実に回収し得
るようにした水中溶接装置を提供することを目的として
なしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端部がテー
パ状に拡径されて同心状に配設された筒状の内側ノズル
3及び中間ノズル4並びに外側ノズル5を備え且つ内側
ノズル3は中間ノズル4及び外側ノズル5よりも前方へ
突出し、又内側ノズル3の拡径部3aにはシールドガス
排出孔7が設けられしかも内側ノズル3内には溶接ワイ
ヤ8が送給されるようにしたトーチ1と、内部に濾材9
が設けられて並列のタンク本体10a,10bに仕切ら
れたカスケードタンク10と、一端が内側ノズル3に接
続され且つ他端がカスケードタンク10の上部空間10
cに接続されしかも中途部にファン24を備えたシール
ドガス供給管26と、一端が前記トーチ1の中間ノズル
4と外側ノズル5の間に形成された間隙5aに接続され
且つ他端が前記カスケードタンク10のタンク本体10
a側に接続されしかも中途部にポンプ12を備えた高圧
水供給管15と、中途部にエゼクタ19を備えカスケー
ドタンク10のタンク本体10a側から導入した水11
をタンク本体10b側へ戻す高圧水供給管20と、一端
が前記内側ノズル3と中間ノズル4の間に形成された間
隙4aに接続され且つ他端が前記エゼクタ19に接続さ
れたバックガス戻り管29と、カスケードタンク10の
タンク本体10b側に接続されたクラッド排出管39を
設けたものである。
【0013】
【作用】水中溶接時には、シールドガス27はファン2
4によりカスケードタンク10の上部空間10cからシ
ールドガス供給管26を通ってトーチ1の内側ノズル3
に供給され、シールドガス排出孔7から間隙4aへ排出
される。
【0014】又カスケードタンク10のタンク本体10
a側の水11はポンプ12により、高圧水供給管15を
通ってトーチ1の間隙5aに供給され、間隙5aのテー
パ状の先端から噴出され、水中17内に高圧水カーテン
11aが形成される。
【0015】更に水11が高圧水供給管20に設けたエ
ゼクタ19を通過することにより生じる吸引作用によ
り、前記間隙4aに排出されたシールドガスはバックガ
ス28としてバックガス戻り管29を通りエゼクタ19
へ吸込まれ、水11と一緒に高圧水供給管20を通って
カスケードタンク10のタンク本体10b側へ戻され、
水11から分離される。
【0016】バックガス28中に溶接により生じたクラ
ッド45が混じっていてもクラッド45はカスケードタ
ンク10においてガスから分離され、タンク本体10b
へ沈降する。
【0017】水11及びシールドガス27は循環使用さ
れるが、水11は濾材9を通過後にポンプ12に吸込ま
れるため、トーチ1へ供給される水11にはクラッド4
5が混入することはない。
【0018】カスケードタンク10のタンク本体10b
にたまったクラッド45はクラッド排出管39から水1
1と一緒に外部へ排出される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
【0020】図1及び図2は本発明の一実施例である。
【0021】図中、1はトーチであり、該トーチ1は、
母材金属2の表面に接触する先端がテーパ状に拡径され
た内側ノズル3及び該内側ノズル3の外周に所定の間隙
4aを隔てて同芯状に配設され且つ母材金属2の表面に
対向する先端がテーパ状に拡径された中間ノズル4並に
中間ノズル4の外周に所定の間隙5aを隔てて同芯状に
配設され且つ母材金属2の表面に対向する先端がテーパ
状に拡径された外側ノズル5を備え、内側ノズル3が母
材金属2に接触しても中間ノズル4及び外側ノズル5と
母材金属2との間には、間隙6が形成されるよう、内側
ノズル3は中間ノズル4及び外側ノズル5よりも前方へ
突出した形状になっており、内側ノズル3の拡径部3a
には、内側ノズル3内と内側ノズル3及び中間ノズル4
の間の間隙4aが連通するよう、シールドガス排出孔7
が穿設されている。
【0022】トーチ1の内側ノズル3の中心部からは、
従来公知の溶接ワイヤ供給装置46によりコンジットチ
ューブ47からワイヤガイド48を通して溶接ワイヤ8
を母材金属2の溶接部2aへ供給し得るようになってい
る。
【0023】濾材9により並列するタンク本体10a,
10bに仕切られて内部に水11が貯留されたカスケー
ドタンク10のタンク本体10a下側部には、ポンプ1
2及び開閉弁13並に圧力調整弁14を上流側から下流
側へ向けて順次備えた高圧水供給管15が接続され、該
高圧水供給管15の先端は、前記外側ノズル5に接続さ
れ、高圧水16を間隙5a,6を通して水中17内に噴
出し得るようになっている。又高圧水供給管15の圧力
調整弁14よりも上流側には圧力調整弁18及びエゼク
タ19を上流側から下流側へ向けて順次備えた高圧水供
給管20が接続されており、該高圧水供給管20の先端
は、カスケードタンク10のタンク本体10b側の上部
空間10cに接続されている。
【0024】シールドガスとして用いるアルゴンガス等
の不活性ガスの封入されたボンベ21には圧力調整弁2
2を備えたシールドガス補給管23が接続され、シール
ドガス補給管23の先端は、カスケードタンク10の上
部空間10cに接続されている。
【0025】カスケードタンク10の上部空間10cに
は、ファン24及び圧力調整弁25を上流側から下流側
へ向けて順次備えたシールドガス供給管26が接続さ
れ、該シールドガス供給管26の先端は、トーチ1の内
側ノズル3に接続されており、シールドガス27を内側
ノズル3から母材金属2の溶接部2aの周囲に供給し得
るようになっている。
【0026】トーチ1の中間ノズル4には、内側ノズル
3の拡径部3aに設けたシールドガス排出孔7から間隙
4aに排出されたバックガス28を戻すバックガス戻り
管29が接続され、該バックガス戻り管29は前記エゼ
クタ19に接続されている。又溶接を行う圧力容器30
内の水中17へ後端を挿入し得られ且つ上流側から下流
側へ向けてポンプ31及び水面調整弁32を備えた水戻
り管33の先端は、カスケードタンク10に接続されて
いる。
【0027】カスケードタンク10の側部には、水面検
出器34及びレベルスイッチ35が接続され、水面検出
器34で検出した信号は水面調整弁32へ、又レベルス
イッチ35で検出した信号はポンプ31へ与え得るよう
になっている。又カスケードタンク10の上部には、上
部空間10cのガス圧を検出する圧力検出器36が接続
され、圧力検出器36で検出した信号は圧力調整弁22
へ与え得るようになっている。
【0028】トーチ1には、溶接部2aの水圧を検出す
るための圧力検出器37が設けられており、該圧力検出
器37で検出した水圧は制御装置38へ与え得るように
なっている。
【0029】制御装置38には、母材金属2の材質、板
圧、溶接部2aの水圧等の種々の条件により定まるデー
タが入力されており、ポンプ12、圧力調整弁14,1
8,25、ファン24へ条件に対応した指令を与え得る
ようになっている。
【0030】なお、図中、39はカスケードタンク10
のタンク本体10b側の底部に接続され且つ開閉弁40
を備えたクラッド排出管、41はカスケードタンク10
のタンク本体10bからクラッド排出管39を通し排出
されたクラッドを受けるドラム缶、42は間隙4aから
噴出された高圧水16により形成される高圧水カーテン
11a中に生じる逃散ガス気泡、43は溶接部2bの近
傍に形成された局部空同、44はアーク、45はクラッ
ドである。
【0031】例えば、図1の圧力容器30を構成する底
部の母材金属2の溶接部2aを溶接する場合には、圧力
容器30自体を図示してない水を張ったプールへ収納す
ると共に圧力容器30内にも水を張っておき、開閉弁1
3を開き、開閉弁40を閉止し、トーチ1を中心が溶接
部2aの所定位置の直上に位置するよう母材金属2上に
セットし、図示してないスイッチをオンにする。
【0032】そうすると、圧力検出器37で検出された
水圧は制御装置38に与えられ、水圧及び母材金属2の
材質、板圧等により溶接条件が求められ、求められた溶
接条件はポンプ12及びファン24並に圧力調整弁1
4,18,25に与えられる。このためポンプ12及び
ファン24は所定の回転数で回転駆動され、圧力調整弁
14,18,25は所定の開度に開かれる。
【0033】従って、カスケードタンク10のタンク本
体10a内の水11は、ポンプ12により高圧水供給管
15からトーチ1の中間ノズル4と外側ノズル5の間の
間隙5aへ高圧水16として供給され、間隙5aのラッ
パ状の先端から圧力容器30の水中17内へ噴出されて
溶接部2aの周囲に高圧水カーテン11aが形成される
と共に高圧水カーテン11a内に局部空胴43が形成さ
れ、又高圧水供給管15内の高圧水16の一部は、高圧
水供給管20へ流入し、エゼクタ19を通ったうえカス
ケードタンク10のタンク本体10b側へ供給される。
【0034】カスケードタンク10の上部空間10cに
滞留しているガスはファン24によりシールドガス27
としてシールドガス供給管26からトーチ1の内側ノズ
ル3へ供給され、内側ノズル3へ供給されたシールドガ
ス27により気相流が形成されて溶接部2aがシールド
される。又内側ノズル3内のシールドガス27は拡径部
3aに穿設されたシールドガス排出孔7から内側ノズル
3と中間ノズル4の間の間隙4aに導入され、エゼクタ
19の吸引効果によりバックガス28としてバックガス
戻り管29からエゼクタ19に吸引され、エゼクタ19
から高圧水16と一緒に高圧水供給管20を通り、カス
ケードタンク10のタンク本体10b側へ戻される。而
して、タンク本体10b側へ戻された高圧水16とバッ
クガス28は分離し、高圧水16はタンク本体10bへ
たまり、バックガス28は上部空間10cにたまる。
【0035】又、カスケードタンク10のタンク本体1
0b側へ戻された水11は、濾材9を通ってタンク本体
10a側へ流れ、ポンプ12により再びトーチ1の間隙
5aへ循環され、カスケードタンク10の上部空間10
cへ戻されたガスはファン24により再びシールドガス
27としてトーチ1の内側ノズル3へ循環される。
【0036】なお、間隙5aから噴出される高圧水16
の圧力をPW、溶接部2aに供給されるシールドガス2
7の圧力をPS、間隙4aを戻るバックガス28の負圧
力をPB、圧力検出器37で検出された水深による圧力
をPHとすると、絶対値でPW>PB>PS>PHの圧力条
件において、局部空胴43に良好な溶接雰囲気が形成さ
れる。
【0037】所定の溶接部2aがシールドガス27によ
りシールされたら、溶接ワイヤ供給装置46を駆動して
溶接ワイヤ8を溶接部2aへ送給すると共に電極に通電
を行って溶接部2aの溶接を行う。
【0038】溶接時に発生するスパッタや溶解物等のク
ラッド45は、内側ノズル3の拡径部3aに穿設された
シールドガス排出孔7からシールドガス27と共に間隙
4aへ排出され、バックガス戻り管29、エゼクタ1
9、高圧水供給管20を経て高圧水16やバックガス2
8と一緒にカスケードタンク10のタンク本体10b側
へ供給され、カスケードタンク10の底部に沈降する。
【0039】ポンプ12に導入される水11は、濾材9
によりクラッド45が分離されているため、トーチ1の
間隙5aから噴出される高圧水16にはクラッド45が
含まれておらず、母材金属2の表面に傷を付けることは
ない。
【0040】カスケードタンク10内の水11の量は、
水面検出器34により検出されるが、水11の水面が下
限設定値になると水面調整弁32に信号が与えられて該
調整弁32が開き、又レベルスイッチ35がオンになっ
てポンプ31が駆動される。このため、圧力容器30内
の水は、ポンプ31により水戻り管33を経てカスケー
ドタンク10内へ戻される。又水面検出器34により検
出された水11の水面が上限設定値になると、水面調整
弁32は閉止し、レベルスイッチ35がオフになってポ
ンプ31が停止する。
【0041】圧力検出器36で検出されたカスケードタ
ンク10内の上部空間10cのガス圧力が設定値よりも
低下すると、圧力検出器36から信号が圧力調整弁22
に与えられ、該調整弁22が開く。このため、ボンベ2
1内のシールドガスがシールドガス補給管23からカス
ケードタンク10の上部空間10cに補給される。上部
空間10c内のガス圧が所定の圧力まで上昇すると、圧
力検出器36からの信号により圧力調整弁22は閉止す
る。
【0042】カスケードタンク10のタンク本体10b
底部にクラッド45がたまったら、開閉弁40を開き、
水11と一緒にクラッド45をクラッド排出管39から
ドラム缶41へ排出し、廃棄する。このため、クラッド
45は容易且つ確実に回収することができる。
【0043】なお、本発明の水中溶接装置により溶接さ
れる圧力容器としては、原子炉圧力容器或いは一般的な
圧力容器の何れであっても良い。又本発明の実施例にお
いては、溶接すべき圧力容器内の水深に対応して供給す
る高圧水やシールドガスの圧力を調整し得るよう圧力調
整弁を設ける場合について説明したが、常時一定の水深
で水中溶接を行える場合には、圧力調整弁は設けずとも
実施可能なこと、高圧水をエゼクタに供給するライン
は、高圧水をトーチへ供給するラインから分岐させてい
るが、分岐させずに独立したラインを設けても実施可能
なこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0044】
【発明の効果】本発明の水中溶接装置によれば、水中溶
接により生じたクラッドを容易且つ確実に回収すること
が出来るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水中溶接装置の系統図である。
【図2】図1の水中溶接装置に使用するトーチ先端部の
縦断面図である。
【図3】従来の水中溶接装置に使用するトーチ先端部の
縦断面図である。
【符号の説明】
1 トーチ 3 内側ノズル 3a 拡径部 4 中間ノズル 5 外側ノズル 4a,5a 間隙 7 シールドガス排出孔 8 溶接ワイヤ 9 濾網(濾材) 10 カスケードタンク 10a,10b タンク本体 10c 上部空間 11 水 12 ポンプ 15 高圧水供給管 19 エゼクタ 20 高圧水供給管 24 ファン 26 シールドガス供給管 29 バックガス戻り管 39 クラッド排出管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部がテーパ状に拡径されて同心状に
    配設された筒状の内側ノズル3及び中間ノズル4並びに
    外側ノズル5を備え且つ内側ノズル3は中間ノズル4及
    び外側ノズル5よりも前方へ突出し、又内側ノズル3の
    拡径部3aにはシールドガス排出孔7が設けられしかも
    内側ノズル3内には溶接ワイヤ8が送給されるようにし
    たトーチ1と、内部に濾材9が設けられて並列のタンク
    本体10a,10bに仕切られたカスケードタンク10
    と、一端が内側ノズル3に接続され且つ他端がカスケー
    ドタンク10の上部空間10cに接続されしかも中途部
    にファン24を備えたシールドガス供給管26と、一端
    が前記トーチ1の中間ノズル4と外側ノズル5の間に形
    成された間隙5aに接続され且つ他端が前記カスケード
    タンク10のタンク本体10a側に接続されしかも中途
    部にポンプ12を備えた高圧水供給管15と、中途部に
    エゼクタ19を備えカスケードタンク10のタンク本体
    10a側から導入した水11をタンク本体10b側へ戻
    す高圧水供給管20と、一端が前記内側ノズル3と中間
    ノズル4の間に形成された間隙4aに接続され且つ他端
    が前記エゼクタ19に接続されたバックガス戻り管29
    と、カスケードタンク10のタンク本体10b側に接続
    されたクラッド排出管39を設けたことを特徴とする水
    中溶接装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11207465A (ja) * 1998-01-23 1999-08-03 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 水中溶接用トーチ
KR102283378B1 (ko) * 2020-05-11 2021-07-29 울산대학교 산학협력단 마찰교반 용접장치
CN117564299A (zh) * 2024-01-15 2024-02-20 广东腐蚀科学与技术创新研究院 一种环境可调的激光增材制造供液系统及其工艺流程方法

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