JPH05220037A - 陳列ラック及びセルフサービス陳列ステーション - Google Patents

陳列ラック及びセルフサービス陳列ステーション

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JPH05220037A
JPH05220037A JP4106794A JP10679492A JPH05220037A JP H05220037 A JPH05220037 A JP H05220037A JP 4106794 A JP4106794 A JP 4106794A JP 10679492 A JP10679492 A JP 10679492A JP H05220037 A JPH05220037 A JP H05220037A
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JP
Japan
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package
oven
rack
display
food
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Pending
Application number
JP4106794A
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English (en)
Inventor
Cindie M Wells
シンディー・エム・ウェルス
Scott A Halverson
スコット・エイ・ハルヴァーソン
John A Jonovic
ジョン・エイ・ジョノヴィック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oscar Mayer Foods Corp
Original Assignee
Oscar Mayer Foods Corp
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Publication date
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47F—SPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F10/00—Furniture or installations specially adapted to particular types of service systems, not otherwise provided for
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47F—SPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F3/00—Show cases or show cabinets
    • A47F3/001—Devices for lighting, humidifying, heating, ventilation
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S165/00—Heat exchange
    • Y10S165/918—Heated and cooled food cabinets and/or trays

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 やけどの危険性なく容易に取り出せるセルフ
サービス食品陳列ステーションを提供する。 【構成】 本発明の卓上型の加温オーブン陳列ステーシ
ョンは開閉可能な前部ドアパネル５８を備えた前部開口
を具備した卓上型の加温オーブン陳列ユニットである。
オーブンのコンパートメント内に設けた陳列ラック６６
は縦横列のアレイとしてフランジ付き食品パッケージ６
８、７０を支持し、パッケージを前部開口へ重力供給す
るようになっている。ラックはオーブンの前部開口での
加熱ラック表面の露出を最小化又は排除するように設計
してある。すなわち、ラックの先端はパッケ−ジのフラ
ンジより前に出ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はレストラン、カフェテリ
ア、コンビニエンスストア、軽食食品店、空港、ショッ
ピング街、その他のファーストフードを取り扱う場所で
使用するセルフサービス食品のディスプレイ即ち陳列手
段に関する。特に、本発明は、食品の質を著しく低下さ
せることなく、予め調理し予め熱した食品を販売容器内
に昇温度状態で長期間保存するための加温オーブン及び
オーブン陳列ラック（棚）を備えた新規で改良した卓上
用陳列ステーションに関する。
【０００２】
【従来の技術】セルフサービス用の陳列手段（ディスプ
レイ）は、ファーストフードコンビニエンスストアの従
業員にとって特に望ましい。その理由は、商品をそこへ
一旦装填した後は、更なる付随作業が殆ど必要なくなる
からである。このため、従業員はこれらの商品を自らの
手で客に奉仕しなくて済むので、ストアのオーナーは、
人件費を増やすことなく幅広い種類の商品を提供でき
る。ファーストフードを求める客のために種々の食品を
提供するために種々多数のセルフサービス用陳列手段が
開発されてきた。多くのこの種の陳列手段は前下がりに
傾斜した状態で商品を縦横列に配置する金属製又はプラ
スチック製の棚即ちラックを有し、最前列の商品を取り
出したときには、その縦列の残りの商品が順次手前に滑
り下り、次の商品を客の目に触れ易くしている。このよ
うにして、（縦列の商品が無くならない限り）ラックの
最前列はすべて商品で満たされる。客が商品を取り出し
たときに陳列ラックの最前列へ商品を重力で供給するよ
うにした（ラックを客側即ち手前側に下り傾斜させるこ
とにより提供される）この自動供給特徴は、陳列外観を
改善し、鮮度を促進する保存ローテーション（循環）を
促進するものとずっと思われていた。ストアのオーナー
は特定の列に保存したすべての商品が完売し空になるま
で商品を補充しなくても済む。
【０００３】このような従来の陳列ラックを用いた場
合、ストアのオーナーは開店前に又は暇なときにセルフ
サービス用陳列ラックに商品を装填しておくだけで済
む。以後は、終日、従業員が暇を見計らってその都度商
品を補充すればよいから、ストアのオーナーは別の従業
員を雇う必要がない。この種の種々の陳列ラックは、冷
えたミルク、ビール、ソーダ等を提供する冷蔵商品販売
分野にも使用されているし、カウンタ上で常温の軽食商
品を陳列するためにも使用されているのは周知の通りで
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来使用している食品
のための前下がり自動供給陳列ラックは、いくつか理由
により、セルフサービス用の加温オーブンには一般に使
用していなかった。ストアのオーナーは客の手の届く範
囲内に加温オーブンを配置するのをためらう。従来の大
半の重力自動供給式のセルフサービス用陳列手段は陳列
ラックの商品取り出し領域内へ延びる前方のストッパ構
造体を備えている。加温オーブンや昇温囲い内にこのよ
うな陳列ラックを使用すると、商品取り出し領域内の加
熱された金属表面が客をやけどさせる危険性が高くな
る。従って、このような加熱された陳列手段はカウンタ
ーの上には置かず、客の手の届かないカウンターの背後
に配置する。このため、従業員はレジから離れてオーブ
ンから商品を取り出さねばならず、これは望ましくな
い。
【０００５】加熱すべき食品に対して上記の陳列手段を
幅広く使用しなかった別の主な理由は、多くの食品、特
に乾ぶどう入りパンや普通のパン部分を含んだサンドイ
ッチの如き軽食品は、加温環境下でその品質が急激に低
下してしまうからである。例えば、パン部分は短期間で
その質感（きめ）や鮮度を失う傾向を有する。食品の質
の低下を減退又は回避しようとする従来の試みのなかに
は、内部の湿度を制御した加温オーブンを提供するもの
があった。しかし、このような陳列手段は比較的高価
で、特にパン製品においては、その品質が不当に短時間
で低下する現象が依然として存在していた。
【０００６】鮮度や品質の低下を遅鈍させる他の試みと
しては、マイクロ波を使用して（つまり、電子レンジ等
を使用して）軽食品を販売時に短時間で再加熱するもの
がある。しかし、この場合は、上述のように、従業員が
一旦レジを離れ、その食品を電子レンジに入れ、加熱後
にその食品を客に提供するという手間が掛かる。電子レ
ンジでの加熱は時間が掛かるので、客のなかには時間を
待ちきれない者もいる。従って、この方法はファースト
フォードの便利さを損なうものである。
【０００７】つい最近、食品包装産業において、予め加
熱し予め調理した食品を（数時間程度までの）長時間昇
温度状態で保存できる特殊な保護機構を有する新規で改
良した販売容器が開発された。この特殊な容器で包装さ
れた食品は、昇温状態に長期間さらした後でも、食品の
元の湿度及び質感を維持し、乾燥したり水っぽくなった
りしない。このような新規で改善した販売容器は米国特
許第５，０９２，４７９号明細書に開示されている。
【０００８】上記米国特許明細書に開示された販売容器
は合成フォーム熱可塑性材料でモールド成形した一部品
のヒンジ式箱即ち容器から成る。この容器はほぼ透明で
中を見通すことができ、組合せたり加熱したりその他の
処理を施すことなく食品を直ちに食することができるよ
うな状態で即食可能な食品を商品（パッケージ）として
保存するような寸法及び形状を有する。このようなパッ
ケージは実質上任意の寸法及び形状のものとして提供で
きる。しかし、これらの販売容器一般に、下方の容器部
分と、周辺リップ部を備えたカバー部分とを有し、周辺
リップ部はカバー部分を容器部分上に締まりばめする蓋
係止の機能を有する。容器を運ぶ際に容器のカバー部分
だけをつかんで持ち上げたときにも、容器を閉じた状態
に維持するための係止組立体が設けてある。この種の容
器は、ハンバーガーやホットドッグの如き食料製品、ソ
ーセージとビスケットとの組合せの如き朝食品目、パン
や乾ぶどう入りパンやその他の生パンに肉やチーズを挟
んだ他のサンドイッチ等を、その品質を損なうことなく
加温状態で長時間保存できる。種々のコンビニエンスス
トア等で使用するためのこの種の食料製品のセルフサー
ビス販売が長い間望まれている。
【０００９】従って、本発明の目的は、上述の新規で改
善した食品パッケージに詰め込んだ加温食品のための新
規で改善した卓上型のセルフサービス陳列手段を提供す
ることである。
【００１０】本発明の別の目的は、客が加熱した陳列手
段から製品を取り出すときにやけどをする危険性を殆ど
伴わずに、予め調理し予め加熱した食品のパッケージを
客に提示できる新規で改善した卓上型の加温オーブン陳
列手段及びセルフサービス食品ステーションを提供する
ことである。
【００１１】本発明の更に別の目的は、制御した温度環
境の下で、この環境の湿度を制御する手段を必要とせず
に、パッケージ化し、予め調理し、予め加熱した種々の
セルフサービス軽食品を供給でき陳列できる、セルフサ
ービス環境用の新規で改善した卓上型の加温オーブン陳
列手段を提供することである。
【００１２】本発明の他の目的は、コンビニエンススト
アの従業員が全く手助けすることなく、予め調理し予め
加熱した食料製品を客が自ら即食できる状態に準備でき
る、整然としていて組織立った清潔な卓上型のセルフサ
ービス食品陳列ステーションを提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】本発明は
フランジ付き販売容器と一緒に使用する新規で改善した
卓上型の加温オーブン式のセルフサービス食品ステーシ
ョンを提供する。販売容器（パッケージ）は下方の容器
部分と、これにヒンジ連結した蓋即ちカバー部分と、容
器部分及びカバー部分を閉じた状態に相互係止する解除
可能なラッチ手段とを有する。典型的には、閉じた状態
において、販売容器は実質上平行六面体の形状を呈し、
カバー部分の頂面とこれに平行な容器部分の底面との間
に画定される高さ寸法を有する。販売容器はこの容器の
高さの中間点に位置する外側に突出した周辺フランジを
有する。容器部分とカバー部分とを密封接触（締まりば
め）させるために共働する構造体を周辺フランジ領域に
沿って設けるとよい。パッケージは、容器部分とカバー
部分とを閉じて相互係止したときには、内部に食品を装
填した状態で、突出する周辺フランジだけでパッケージ
を完全に支持できるのに十分な剛性を有するべきであ
る。販売容器は、予め調理し予め加熱した食料製品（特
に、パン部分を含むもの）を、その品質を低下させるこ
となく、数時間もの長時間にわたって昇温状態で維持で
きる蒸気及び湿気不透過性の熱可塑性材料で形成するの
が好ましい。
【００１４】本発明によれば、新規で改善した食品サー
ビスステーションは、陳列オーブンと；陳列オーブン内
に位置し、客の前に食品を自動供給する保存／陳列用の
ラック（棚）と；オーブン及びその内部の食料製品を所
望の加熱保存温度、例えば約８０°Ｆないし約２５０°
Ｆ又はそれ以上の温度（好ましくは、約１００°Ｆない
し約２００°Ｆ内の温度）に維持するための高温空気循
環手段を具備した温度制御手段と；を備えた構成を有す
る。
【００１５】本発明の陳列ラックはベース部と一対の対
向する左右の直立側パネルとを有する実質上Ｕ字状のフ
レーム部材から成る。左右の直立側パネルの間には、複
数個の傾斜棚が画定され、これらの傾斜棚は整合して対
向した複数対の左右の傾斜側レールから成り、これらの
側レールは直立側パネル及び離間して対向した前後の横
断クロス部材に連結されている。前後の横断クロス部材
は前後のパネル（即ち、フレームの前後の主面）に関し
てへこんだ状態（フレームの内部側に位置する状態）と
なっており、傾斜側レールの長さ方向に沿った中間の位
置で、即ち傾斜側レールの両端から内側に離れて、傾斜
側レールに連結される。
【００１６】本発明によれば、各傾斜棚はフレーム及び
棚画定部材に取り付けた隆起した製品ガイドレールによ
り複数個の並置した製品収容シュート即ち縦列（コラ
ム）に分割される。ガイドレールは前後の横断クロス部
材に関してその上方でこれらに直交して延び、かつ対応
する棚の傾斜側レールに実質上平行に延びる。各棚の各
製品収容コラム（縦列）を画定する隆起した製品ガイド
レールは一定の寸法及び幅のパッケージを摺動可能に収
容し支持するようになっている。中間の隆起した製品ガ
イドレールのいくつかは、着脱可能及びリバーシブルと
なっており、変更可能な即ち調節可能な製品チャンネル
幅を提供する。ガイドレールは各縦列に摺動可能に収容
したパッケージのための前方の製品保持ストッパとして
の機能を果たす湾曲又は屈曲した端部フィンガを具備す
る。ラックは着脱可能なガイドレールを各棚の前後の横
断クロス部材に装着するための装着手段をも具備する。
装着手段は必要に応じて異なる寸法のパッケージを収容
するため製品ガイドチャンネルの幅を変更するように着
脱可能なガイドレールの位置を調節するための手段を有
するのが好ましい。
【００１７】好ましい実施例においては、全体のラック
部材は、フレーム、棚形成部材及び縦列ガイドレール部
材を形成するために種々の位置で一緒に溶着されたステ
ンレス鋼製の屈曲ロッド又はワイヤで構成する。本発明
のラックの構成及び作用によれば、各製品パッケージの
外方に突出した側フランジをそれぞれの製品収容縦列を
形成する隆起したガイドレールの表面上に載置すること
により、製品パッケージを陳列する。各棚が後方から前
方に向かって前下がりに傾斜しているため、パッケージ
を後部から縦列即ちコラムへ装填したときや前部からパ
ッケジを取り出したときには、各縦列内でパッケージは
前方のストッパの方へ摺動重力供給される。特に、ラッ
クの製品取り出し面即ち前端面において及びラックの製
品装填面即ち後端面において、加熱された金属表面の露
出面積が最小となるように、ラックを構成する。本発明
のラックにより提供される主要な特徴は、ファーストフ
ードを求める客が、加熱されたラックの表面に不用意に
触れる危険性を全く又は殆ど伴わずに、異なる寸法のパ
ッケージのうちの所望のパッケージの中央の上下面を直
接つかんで又はそのパッケージのカバーのみを直接つか
んでラックから取り出せることである。更に、オーブン
及びラックの後部からパッケージを装填するストアの従
業員（レジ係り等）がラックの後部での加熱されたラッ
ク表面に触れる危険性も減少する。
【００１８】本発明の卓上型の陳列オーブンは少なくと
も１つの開閉可能なドアパネル付きの開口を有し、カウ
ンタ上（卓上）に置くようになった下方の実質上矩形の
窓付きケース即ちオーブン本体を具備する。オーブン本
体は、制御された実質上均一な空気流及び加熱を提供す
るために４側部に十分な空気流間隙を伴った状態で本発
明の新規で改善した加温食品陳列ラックを収容するよう
に形造られた実質上矩形の内部オーブンコンパートメン
トを画定する。強制高温空気式の加熱手段をオーブン本
体に隣接して配置又は装着し、これを内部コンパートメ
ントに連通させる。温度感知手段を有する温度制御手段
を設けて、使用中の加熱手段を自動的にオン／オフ制御
し、所望の空気流を提供し、所望の温度規制を行う。内
部コンパートメント内に修正した空気排出チューブをも
設けて、オーブンの全体高さ及び容積にわたって高温空
気流を強制導入するのが好ましい。修正した空気排出チ
ューブはガラス表面に隣接するコンパートメントの周辺
縁部分に沿う空気流を改善し、これにより、均一な温度
制御を改善すると共に、冷たい領域の存在や温度勾配に
より生じる製品パッケージ内での不当な凝縮の発生の可
能性を最少化する。また、好ましい実施例においては、
オーブンコンパートメントの頂壁の内面に沿って画定し
た照明くぼみ領域内に位置した白熱電球組立体により、
オーブンキャビネットを照射する。
【００１９】本発明の卓上型のオーブン陳列手段は、オ
ーブン本体の頂壁上方に突出するコーナー部材と、実質
上４側部を備えた覆い領域を画定するようにコーナー部
材間を延びる複数個のパネル部材とにより画定される上
方の一体のフレーム部分を有する。垂下した周辺フラン
ジ部を有するカバーパネル即ち蓋を覆い領域の上に入れ
子式に配置し、カバーポストに固定し、上方フレームの
覆い領域を完全に包囲する。上方フレーム領域のための
パネル部材はメニュー板や、文字、グラフィック、ディ
スプレイパネルや、写真ディスプレイパネルや、宣伝広
告ディスプレイ等から成るとよく、これらを上方フレー
ム領域を形成するコーナーポスト延長部に固定すること
ができる。各コーナーポストの各側部に矩形のグルーブ
（溝）手段を設けて、メニュー板やディスプレイパネル
を摺動収容するためのオープントップ（頂部開放）型の
パネル収容スロットを上方フレーム領域の各側部に画定
するのが好ましい。好ましい実施例においては、覆いの
側部の少なくともいくつかは、下方の不透明パネルと透
明部分を有する上方のグラフィックパネルとから成る一
対のパネルにより形成し、上方覆い領域は裏側からの文
字照明ディスプレイを提供する照明手段を有する。一体
の上方覆い領域は人目をひく文字表示を提供するのみな
らず、有効なカウンタ設置面積を節約するためにオーブ
ンの頂壁に隣接して装着した電気的及び機械的な装置を
人目から隠し、一層魅力的なセルフサービス陳列手段を
提供する。
【００２０】本発明によれば、陳列オーブンは販売促進
を改善するため食料製品の内容を可視的に縁取るために
黒色の陽極酸化表面仕上げをするのが好ましい。陳列オ
ーブンは少なくとも前部のドア開口を有するが、好まし
くは、対向する後部のドア開口をも備え、内部コンパー
トメントに対する吹き抜け型のドア構造とする。後部の
ドアは、必要に応じて前方への自動供給保存状態を保証
するために、カウンタの背後で、必要時にラックの各コ
ラム（縦列）の後部からの新たな食料製品パッケージの
補充を可能にする。オーブンが単一の前部ドアしか備え
ていない場合は、オーブン内でラックを旋回させる手段
を設けて、ラックの後部側からの新たな製品の補充を可
能にするとよい。代わりに、ラックをオーブンコンパー
トメントから完全に引き出せるスライド手段を設けて、
ラックの後部側からの製品の補充を可能にしてもよい。
【００２１】本発明の新規で改善した卓上型の加温オー
ブン式セルフサービス食品ステーションは、予め調理し
予め加熱して即食可能な状態にした食品を、即食のため
に客が買い上げるまで、食品の品質を低下させることな
く、例えば４時間もの長時間にわたって陳列し保存する
ための清潔で安全な構造体を提供する。オプションとし
て、冷蔵し又は冷やした調味料配給陳列手段をオーブン
陳列手段にじかに隣接して設け、本発明のセルフサービ
ス食品ステーションを更に充実させてもよい。
【００２２】
【実施例】図１には、本発明の好ましい実施例に係る新
規で改良した卓上式の加温食品セルフサービスステーシ
ョンを１０にて示す。セルフサービスステーション１０
は卓上オーブン陳列（ディスプレイ）組立体１２と、冷
蔵した又は冷えた調味料供給部（サーバー）１４とから
成る。調味料供給部１４は、頂部の装填開口１８と下部
の重力供給製品取出し開口２０とを備えた後部の調味料
封入袋貯蔵フィーダー区分１６を有する。この調味料封
入袋貯蔵フィーダー区分１６の前側には文字領域即ち前
部の表示壁２２が設けてある。調味料供給部１４は、上
段の容器領域２４と下段の容器領域２６とを画定する段
付き形状の前方に突出した本体を有する。上段の容器領
域２４は、ヒンジ止めした透明プラスチックの蓋３０と
スプーン３２とを備えた矩形の金属製の容器２８を収容
するためのくぼみ領域を有する。これらの容器はピクル
ス、付合わせ、玉ねぎ等の未包装の新鮮な調味料３４を
冷蔵温度でそれぞれ保持している。下段の容器領域２６
はケチャップ及びマスタード（練りからし）を供給する
ための手動ポンプ式のディスペンサ４０を具備した一対
の容器３６、３８を有する。また、図示のように、下段
の容器領域２６には中央の容器領域４２をも設け、ここ
にナプキンを常備する。調味料供給部１４は調味料を終
日冷却状態に維持するための冷蔵手段をその本体部分内
に具備し、この冷蔵手段は電気冷蔵ユニットから成って
もよいし、容器２８、３６、３８の下方に手動で氷又は
氷袋を装填した氷収容領域から成ってもよい。
【００２３】オーブン陳列組立体１２は下方の食品収容
オーブン部分４４と、上方のフレーム部分４６とから成
る。下方の食品収容オーブン部分４４は、一対の平行に
離間した直立の側壁５０、５２と、これらの側壁を相互
連結する底壁５４及びこれに対向する頂壁５６とを有す
るガラス張りのオーブン本体４８から成る。オーブン本
体４８は、ヒンジ止めした前部ドアパネル５８とヒンジ
止めした後部ドアパネル６０（図８、１０）とを有する
前後ドア付き吹抜け構造とするのが好ましい。代わり
に、オーブン本体４８は図４の実施例に示すようなパネ
ル６２の如き（ドアでない）後壁パネルを備えてもよ
い。
【００２４】オーブン本体４８は、図２、３にそれぞれ
示すようなパッケージ６８、７０の如き異なる寸法のフ
ランジ付きパッケージとして提供される種々の予め調理
し予め加熱した食品を陳列し保存するための新規で改善
した加温オーブン陳列ラック（棚）６６を収容するよう
になった実質上矩形の加熱したコンパートメント即ち囲
い６４を画定する。図１の好ましい実施例にて示すよう
に、食品を完全に（即ち満杯に）装填した状態において
は、陳列ラック６６は三行（横列）７４、三列（縦列）
７２により画定されたマトリックス状の陳列位置に加温
食品パッケージ６８、７０を提示し、従って、パッケー
ジ６８、７０の如き９個のパッケージをコンパートメン
ト６４の前部開口７８における前部ドアパネル５８にじ
かに隣接したラック６６の最前部（客に最も近い部分）
７６に配置できる。小さな矩形のクリップ式の縦列（コ
ラム）特定タグ（金具）８０をラック６６の最前部７６
に設けて後述する方法で前部開口７８における表示を行
ってもよい。
【００２５】更に、この好ましい実施例のセルフサービ
スステーション１０においては、オーブンのコンパート
メント６４は、図４に示すように、前部ドアパネル５８
の近傍に配置した両側固定部材８４に固定した複数個の
白熱電球８２で照明する。
【００２６】図８、１０、１１を参照すると、オーブン
陳列組立体１２の一体の上方フレーム部分４６はオーブ
ン本体４８の各隅部で頂壁５６から上方に延びる４つの
垂直なコーナーポスト８８、９０、９２、９４により形
成した上方の４面覆い領域８６を有する。前部及び後部
のそれぞれ一対の矩形のスロット形成溝（グルーブ）９
８、１００を有する前部のメニュー板装着ブラケット９
６は、図６に溶接点１０２にて示すように、コーナーポ
スト８８、９０の前側に取り付ける。装着ブラケット９
６はグラフィックディスプレイ及びメニュー板１０４を
摺動可能に収容するようになっており、この板１０４は
その裏面から突出する変更可能な価格表示機構１０６
（図８）を有する。
【００２７】各コーナーポスト８８、９０、９２、９４
は約６インチ（約１５．２ｃｍ）の高さを有する金属側
板１０８により相互連結してある。金属側板１０８は上
方フレーム部分４６を安定させ、覆い領域の下方部分の
不透明化を保証する。単一のグルーブを有する側部装着
ブラケット１１０を覆いの側部１１２、１１４に設け
る。これらの側部装着ブラケットは前部の装着ブラケッ
ト９６に類似しているが、グルーブ１００と同様のグル
ーブ１１６を１つしか有さない。
【００２８】側部装着ブラケット１１０は不透明な下方
パネル部分１２０と一層長い半透明な上方グラフィック
パネル部分１２２とを有するスプリット型のパネル構造
体（図８）を収容するようになっている。図１０に示す
上方覆い領域８６の後側部１２４は、オン／オフスイッ
チ１２８と調節可能なサーモスタット式温度調整コント
ローラ１３０とを有する下方の不透明な制御パネル１２
６と、覆い領域８６内の光や電気及び機械作動により生
じた高温空気を脱気するための上方の不透明な空気ベン
トパネル１３２とを具備する。
【００２９】図８、１１を参照すると、上方のフレーム
部分４６は、照明ベース部１３４と環状蛍光灯１３６と
を有する隆起した蛍光照明装置１３２により照射され
る。覆い領域８６内の隆起した蛍光灯１３６はパネル１
２２上の上方グラフックディスプレイのための良好な裏
側からの照明を提供する。
【００３０】図１１に示すサーモスタット制御の強制空
気ヒータ１３８は高温空気流を流れ制御チューブ１４０
及びオーブンのコンパートメント６４内へ下方に吹き込
む機能を果たす。図１１には、電気接続箱１４２、ブロ
ワモータハウジング１４４及び覆い排気ファン１４６を
も示す。流れ制御チューブ１４０は高温空気流をヒータ
１３８からオーブンコンパートメント６４の内部全体へ
導く。高温空気流出開口１４８は流出する加熱空気を流
れ制御チューブ１４０内へ運ぶ。冷気循環帰還開口１５
０を設けて、オーブンからの高温空気をヒータ１３８へ
循環させる。
【００３１】図８、１１に示すように、流れ制御チュー
ブ１４０はヒンジ部とは反対側（即ち、前部ドアパネル
５８の開き側）に対角線的に対向する隅部に位置してい
る。流れ制御チューブ１４０は、大きな卵形の開口１５
４をも含む複数個の異なる形状の空気流通開口１５２を
具備し、これらの卵形開口はガラス窓壁（側壁）５０及
び後部ドアパネル６０又は後部ガラス窓パネル６２（図
４）に隣接する排出チューブの部分に沿って位置してい
る。開口１５２付きの制御チューブ１４０はヒータ／ブ
ロワ１３８からの強制加熱空気をオーブンコンパートメ
ント６４内に吹き込んでその内部容積の実質上全体を高
温空気で満たし、その後は、コンパートメント６４内の
オーブン温度を実質上均一に保つような空気流として流
通させる。大きな流れ開口１５４はコンパートメント６
４の窓付き側壁に隣接する高温空気の流れを促進し、食
品の一層均一な加熱を提供する。コンパートメント６４
及びラック６６の寸法は、パッケージ内に凝縮が発生す
るのを阻止すべく均一な加熱を改善するように選定して
ある。このような凝縮は、パッケージの一側が反対側よ
り比較的冷えている場合に、発生する。本発明のこの改
善したラック及びオーブンの構成により、食品パッケー
ジ内での凝縮の発生の可能性をを実質上減少させるか排
除する。
【００３２】本発明によれば、オーブン陳列組立体１２
はオーブンコンパートメント６４内に位置した新規で改
善した加温オーブン陳列ラック６６をも備え、この陳列
ラックは、前部開口７８を開いて食品パッケージ６８、
７０を取り出すまで、コンパートメント６４内の加熱空
気流中に食品パッケージを保持又は吊下するものであ
る。図２、３に示すように、各パッケージ６８、７０は
下方容器部分２００と、弾力のあるヒンジ２０４により
一縁に沿って容器部分２００に接続した上方カバー部分
２０２と、解除可能な係止ラッチ２０６とを有する。閉
じた状態では、パッケージ６８、７０はほぼ平行六面体
の形状を呈し、幅Ｗ1、Ｗ2、奥行きｌ1、ｌ2、高さ
ｈ1、ｈ2なる寸法をそれぞれ有する。各パッケージはそ
の高さ寸法ｈ1又はｈ2 の中間地点に位置する外方に突
出した横方向の周辺フランジ２０８を有する。パッケー
ジ６８、７０は、内部に食品を装填した場合でさえも、
不当なたわみ、座屈、曲げを生じることなく、周辺フラ
ンジ２０８の側部分２１０、２１２のみによって十分に
支持されるような半剛直パッケージ６８、７０を提供で
きる熱可塑性材料をモールド成形して作る。
【００３３】図４、５、７、９、１２には、新規で改善
した加温オーブン陳列ラック６６の詳細を示す。ラック
６６は、ベース部分２１６と左右の直立側パネル２１
８、２２０とから成るＵ字状のフレーム２１４を有し、
これらの部材２１６、２１８、２２０は共に実質上矩形
の開口を有するワイヤループの形を有する。横列７４は
傾斜棚により画定され、各傾斜棚は、左側の直立フレー
ムパネル２１８に連結した左側の傾斜側レール２２２
と、右側の直立フレームパネル２２０に連結され左側傾
斜側レールに整合して対向した右側の傾斜側レール２２
４とを有し、これら傾斜側レールは前方横断クロス部材
２２６及び後方横断クロス部材２２８により相互連結さ
れている。各傾斜棚即ち横列７４は傾斜側レール２２
２、２２４及び横断クロス部材２２６、２２８により画
定された平面を有し、この平面はＵ字状フレーム２１４
のベース部分２１６により画定される実質的な水平面に
関して傾斜している。
【００３４】更に、各横列即ち傾斜棚７４は、固定の左
右ガイドレール２３０、２３２と、複数個の隆起した固
定の左右ガイドレール２３４、２３６と、中央の隆起し
た着脱可能なリバーシブルガイドレール２３８、２４０
とにより前下がりに傾斜した食品シュート即ち縦列（コ
ラム）７２を形成するように、分割される。隆起した固
定の左右ガイドレール２３４、２３６はこれらのガイド
レールを前方及び後方の横断クロス部材２２６、２２８
に連結する垂直脚部２３４′、２３６′を有する。従っ
て、左側及び右側の重力供給縦列７２はそれぞれ、幅寸
法Ｗ1 を有する図２の寸法のパッケージ６８を摺動収容
するようになっている。周辺フランジの側部分２１０は
固定の左側ガイドレール２３０上に載置され、周辺フラ
ンジの側部分２１２は隆起した固定の右側ガイドレール
２３４に摺動係合しこれに支持される。中央のリバーシ
ブルガイドレール２３８、２４０はそれぞれ、垂直脚ス
ペーサ部分２４４と（これに直交する）水平なロッド部
分２４６とから成る垂直装着脚部２４２を有する。
【００３５】図４ー５、７、１０に示す好ましい実施例
によれば、着脱可能な中央のリバーシブルガイドレール
２３８、２４０は、前方及び後方の横断クロス部材２２
６、２２８に固定した中空の管状装着スリーブ２４８又
は２５０内にそれぞれの水平ロッド部分２４６を滑入す
ることにより、各棚７４に装着される。隆起した固定の
左側ガイドレール２３４はその前端に左向きの直角フッ
クストッパフィンガ２５２を具備する。同様に、隆起し
た固定の右側ガイドレール２３６はその前端に右向きの
直角フックストッパフィンガ２５４を具備する。図１２
に明示するように、着脱可能な中央のリバーシブルガイ
ドレール２３８、２４０はその一端に第１直角フックス
トッパ２５６を具備し、他端に（フックストッパ２５６
に対して）反対向きのフックストッパ２５８を具備す
る。フックストッパ２５８は図３に示す狭い幅Ｗ2 のパ
ッケージ７０のための前方ストッパを形成するようにな
っている。図２に示すような幅Ｗ1 を有する幅広いパッ
ケージ６８を中央の縦列７２内に配置したい場合は、リ
バーシブルガイドレール２３８、２４０を前後逆さまに
して直角フックストッパ２５６をラック６６の最前部７
６に対面させ、水平ロッド部分２４６を装着スリーブ２
５０の代わりに装着スリーブ２４８内へ挿入する（図１
２の実線で示す位置）。３つの縦列７２は隆起した対を
なすガイドレール部材２３０、２３２；２３８、２４
０；２３２、２３６によりそれぞれ画定される。パッケ
ージの周辺フランジの側部分２１０、２１２は円滑で研
磨仕上げしたガイドレールの表面に摺動載置される。ガ
イドレールの表面は前下がりに傾斜した状態で設定さ
れ、パッケージが前部のフックストッパ２５２、２５
４、２５６（２５８）に当接するまでこれらのパッケー
ジが摺動できるようなパッケージの確実な重力供給を提
供する。棚の傾斜角は変えてもよいが、パッケージのた
めの良好な摺動及び棚最前部までの移動を提供するため
には、一般には約５°から約６０°までの範囲とすべき
であり、好ましくは、約１０°から約４５°までの範囲
とする。
【００３６】図４に明示するように、陳列オーブンの前
部開口７８に位置している加熱ラック表面は小さなフッ
クストッパ部分２５２、２５４、２５６（２５８）のみ
である。これらのフックストッパは各縦列７２の最前列
パッケージ６８又は７０の各周辺フランジ２０８の下面
のくぼみ部分に位置する。従って、客に対して露出する
加熱表面は殆ど又は全く存在せず、これは、パッケージ
の中央部をつかんで取り出すのに好都合である。
【００３７】図１、７、９には、新規で改善したラック
縦列のＩ．Ｄ．クリップタグ（金具）８０を示す。図９
に示すように、クリップタグ８０はオーブンの前部開口
７８に平行に位置するようになった前方のＩ．Ｄ．ラベ
ルアーム２６０を有し、このラベルアームの前側表面２
６２は印刷又はエッチングした表示部（図示せず）を備
え、前部ドアパネル５８の方へ前方に対面している。タ
グ８０は側方の安定化アーム２６４をも有する。ラベル
アーム２６０は直角フックストッパ２５２又は２５８を
クリップし保持するための単一のバネクリップフィンガ
２６６を有する。側方のアーム２６４は一対のバネクリ
ップフィンガ２６８、２７０を有し、これらのフィンガ
は固定の右側ガイドレール２３２又は隆起したガイドレ
ール２３４又は２４０をクリップしこれに係合するよう
になっている。側方アーム２６４の頂面２７２は平滑と
なっており、バネクリップフィンガ２６８、２７０はそ
の領域でアーム頂面と共面になっており、タグ８０上で
のパッケージ６８、７０の自由な摺動を許容する。図
１、５、７に示すように、列７４の右側におけるタグ８
０は右側のフレームパネル２２０の外側に取り付ける。
図９の矩形の突起２７４、２７６は右側フレームパネル
２２０の前方垂直脚部２７８と圧入嵌合し、適正に対面
した取り付け位置にタグ８０を保持する補助をなす。
【００３８】以上、特定の実施例につき本発明を説明し
たが、当業者にとって修正や変形が可能であることは言
うまでもない。例えば、横断クロス部材に溶着したスリ
ーブに垂直脚部を挿入することにより横断クロス部材に
ガイドレールを装着する代わりに、他の調節可能な装着
手段を使用してもよい。例えばガイドレールの脚部を位
置決めし収容するに適した溝付きスロットを設けてもよ
い。前後ドアを有する吹き抜け型のオーブンを提供する
代わりに、単一の前部ドアだけを使用してもよい。この
場合、ガイドレール上へ新たなパッケージを後部から装
填可能とするために陳列ラックを回転できるようにオー
ブンの底を介して陳列ラックを支持するターンテーブル
を設ける必要があるかもしれない。再装填可能な状態で
陳列ラックをオーブンから完全に引き出せるようにする
スライド又は引き出し構造を採用してもよい。これら又
はその他の修正や変形は本発明の要旨を逸脱しない範囲
で行うことができることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】陳列オーブン、陳列ラック及び調味料供給部を
有する本発明の新規で改善した卓上型のセルフサービス
加温食品ステーションの斜視図で、陳列オーブン内の陳
列ラック上に縦横列となって配置された複数の異なる食
品パッケージをも示す図である。
【図２】ホットドッグやソーセージを挟んだ乾ぶどう入
りパンを収容するように形造った細長い実質上平行六面
体状の食品収容パッケージの斜視図である。
【図３】図２と同様の斜視図であるが、卵を挟んだ円形
サンドイッチ、ソーセージを挟んだビスケットサンドイ
ッチ、ハンバーガー等の食品を収容するためのパッケー
ジを示す図である。
【図４】上方フレーム部分を図示省略した状態での本発
明の新規で改善した卓上型の陳列オーブンの斜視図で、
オーブン内に設置した陳列ラック及びこれに載置したい
くつかの食品パッケージを示す図である。
【図５】本発明の新規で改善した加温食品陳列ラックの
側立面図である。
【図６】本発明の新規で改善した陳列オーブンのコーナ
ー延長部に取り付けた上方フレーム部分に前部のメニュ
ーディスプレイパネルを摺動収容するためのスロット画
定装着ブラケットの部分破断斜視図である。
【図７】本発明の新規で改善した加温食品陳列ラックの
斜視図で、パッケージ幅調節可能で着脱可能な製品収容
ガイドレールを取り外した状態で示す分解部品斜視図で
ある（ただし、図を明瞭にするため最上段以外の着脱可
能なガイドレールは示さない）。
【図８】本発明の新規で改善した卓上型の加温食品陳列
オーブンの上方フレーム部分の詳細を示す分解部品側立
面図である。
【図９】オーブン内の本発明の陳列ラック上に載置した
各段及び各列の食料製品を特定するための陳列ラックに
取り付け可能な新規で改善したクリップ式のＩ．Ｄ．タ
グ部材の後部斜視図である。
【図１０】陳列ラックを図示省略した状態での本発明の
新規で改善した陳列オーブンの後面立面図である。
【図１１】付属機構を略示するための、陳列オーブンの
上方フレーム部分内の覆い領域の上平面図である。
【図１２】図２のパッケージを載置するために幅広いコ
ラムを提供する状態（実線）と、逆向きにして図３のパ
ッケージを載置するために幅狭いコラムを提供する状態
（二点鎖線）とを示す一対の調節可能な製品ガイドレー
ルの平面図である。
【符号の説明】
１０ セルフサービスステーション １２ オーブン陳列組立体 ４８ オーブン本体 ５８ 前部ドアパネル ６４ オーブンコンパートメント ６６ 陳列ラック ６８、７０ パッケージ ７２ 縦列 ７４ 横列 ７８ 前部開口 １３８ ヒータ ２０８ 周辺フランジ ２１４ フレーム ２１６ ベース部分 ２１８、２２０ 側パネル ２３０、２３２、２３４、２３６、２３８、２４０ ガ
イドレール ２５２、２５４ フックストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット・エイ・ハルヴァーソン アメリカ合衆国ウィスコンシン州53955, ポイネッテ，イースト・トムリンソン 527 (72)発明者 ジョン・エイ・ジョノヴィック アメリカ合衆国ウィスコンシン州53711, マディソン，マクゴー・ロード 2689

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 加温した陳列オーブン内で周辺フランジ
    付きの食品パッケージのために使用する陳列ラックにお
    いて、 ベース部分と、一対の離間して対向した直立側壁とを有
    し、前部及び後部をも有する実質上Ｕ字状の外側フレー
    ムと；離間した位置で前記直立側壁間を延びる複数個の
    棚手段と；を備え、該棚手段が後部から前部に向かって
    前下がりに傾斜しており、前記各棚手段が、離間して対
    向し、フランジ付きパッケージを摺動可能に収容するよ
    うになった対をなすガイドレール部材から成り；該対を
    なすガイドレール部材が前記フランジ付きパッケージの
    フランジのみを介して当該フランジ付きパッケージを支
    持するように位置決めされており；前記対をなすガイド
    レール部材が、前記フレームの前記前部に隣接して位置
    する少なくとも１つの前方のフックストッパを具備し、
    該フックストッパが、取り出すべきパッケージに隣接し
    た陳列ラックの前部において加熱されたラック表面を露
    出させないように、前記パッケージの前記フランジの下
    側のくぼみ部分において同パッケージの前縁に係合する
    ようになっていることを特徴とする陳列ラック。
  2. 【請求項２】 卓上型のセルフサービス用加温食品陳列
    ステーションにおいて、 実質上矩形の前部開口を閉じるためのヒンジ止めした開
    閉可能な前部ドアパネルを有する実質上矩形の加温オー
    ブンコンパートメントを画定するオーブン本体を備えた
    卓上型の陳列オーブンと；前記オーブンコンパートメン
    ト内へ加熱空気流を強制的に供給する加熱空気供給手段
    と；この加熱空気供給手段に接続され、前記オーブンコ
    ンパートメントの温度を実質上一定の温度範囲に維持す
    るサーモスタット式の温度制御手段と；前記オーブンコ
    ンパートメント内に配置されるようになっており、前記
    前部開口へ食品パッケージを重力供給し同前部開口に同
    食品パッケージを対面させるように、食品パッケージの
    縦列と横列とから成るアレイとして前記オーブンコンパ
    ートメントを分割するラック手段と；を備え、前記ラッ
    ク手段が、前記前部開口に隣接し、前記アレイ内で前記
    各食品パッケージを位置決めするストッパ手段を具備
    し；該ストッパ手段が、加熱されたラック表面を前記前
    部開口に露呈させない状態で、前記ラック手段上に配置
    したパッケージが前記前部開口において縦列及び横列か
    ら成る前記アレイから前方に滑落するのを阻止するよう
    に位置決めされており、もって、実質的にやけどをする
    ことなく前記前部開口において前記アレイの縦列又は横
    列からパッケージを取り出せるようにしたことを特徴と
    する。
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