JPH05219582A - ディジタル音声交換装置 - Google Patents
ディジタル音声交換装置Info
- Publication number
- JPH05219582A JPH05219582A JP2087992A JP2087992A JPH05219582A JP H05219582 A JPH05219582 A JP H05219582A JP 2087992 A JP2087992 A JP 2087992A JP 2087992 A JP2087992 A JP 2087992A JP H05219582 A JPH05219582 A JP H05219582A
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- Japan
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- digital
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Abstract
(57)【要約】
【目的】通話メモリを用いずに時間スイッチと空間スイ
ッチとの機能を実現することにより、構成及び制御が簡
単で経済的なディジタル交換装置を実現する。 【構成】制御部９は制御バス１０を介して入出力スロッ
ト選択部８−１〜８−ｎへコーデック部５−１〜５−ｎ
に対する入出力スロット情報を設定する。入出力スロッ
ト選択部８−１〜８−ｎそれぞれはこの入出力スロット
情報に基づいてコーデック部５−１〜５−ｎと時分割交
換スイッチ回路網１１内ハイウェイ間のディジタル音声
信号の受渡しをリアルタイムで行うことにより、通話メ
モリを用いずにディジタル交換機能を実現する。
ッチとの機能を実現することにより、構成及び制御が簡
単で経済的なディジタル交換装置を実現する。 【構成】制御部９は制御バス１０を介して入出力スロッ
ト選択部８−１〜８−ｎへコーデック部５−１〜５−ｎ
に対する入出力スロット情報を設定する。入出力スロッ
ト選択部８−１〜８−ｎそれぞれはこの入出力スロット
情報に基づいてコーデック部５−１〜５−ｎと時分割交
換スイッチ回路網１１内ハイウェイ間のディジタル音声
信号の受渡しをリアルタイムで行うことにより、通話メ
モリを用いずにディジタル交換機能を実現する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル音声交換装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のディジタル音声交換装置は、通話
路に時分割スイッチ回路網を使用しており、その時分割
スイッチ回路網としては各種の形式が実用されている。
その中で時間スイッチ−空間スイッチ−時間スイッチ
（以下Ｔ−Ｓ−Ｔと記す）形式は、大規模なスイッチ回
路網とした場合、リンクブロック率が低いためディジタ
ル交換方式の主流となっている。ここで使用される時間
スイッチには音声情報を格納する通話メモリを用い、こ
の通話メモリへの書き込み順序と読み出し順序を制御す
ることで１つのハイウェイでタイムスロットを入れ替え
て交換動作を行っている。
路に時分割スイッチ回路網を使用しており、その時分割
スイッチ回路網としては各種の形式が実用されている。
その中で時間スイッチ−空間スイッチ−時間スイッチ
（以下Ｔ−Ｓ−Ｔと記す）形式は、大規模なスイッチ回
路網とした場合、リンクブロック率が低いためディジタ
ル交換方式の主流となっている。ここで使用される時間
スイッチには音声情報を格納する通話メモリを用い、こ
の通話メモリへの書き込み順序と読み出し順序を制御す
ることで１つのハイウェイでタイムスロットを入れ替え
て交換動作を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディジ
タル音声交換装置は、時分割スイッチと時間スイッチと
を実現するために通話メモリを用い、その通話メモリへ
の書き込み順序と読み出し順序を制御することで交換動
作を行うため、その制御部と通話メモリとは高速で多く
の処理を行う必要があり、複雑で高価なものになる。そ
のためこの形式を小規模の交換機に適用することは、経
済的に不利になるという欠点がある。
タル音声交換装置は、時分割スイッチと時間スイッチと
を実現するために通話メモリを用い、その通話メモリへ
の書き込み順序と読み出し順序を制御することで交換動
作を行うため、その制御部と通話メモリとは高速で多く
の処理を行う必要があり、複雑で高価なものになる。そ
のためこの形式を小規模の交換機に適用することは、経
済的に不利になるという欠点がある。
【０００４】本発明の目的は、通話メモリを用いずに時
間スイッチと空間スイッチ機能とを実現することによ
り、構成及び制御が簡単で経済的なディジタル音声交換
装置を実現することである。
間スイッチと空間スイッチ機能とを実現することによ
り、構成及び制御が簡単で経済的なディジタル音声交換
装置を実現することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル音声
交換装置は、複数の２線の双方向線であるアナログ音声
回線それぞれを入線と出線とに分離する複数の２線４線
変換部と、前記入線からのアナログ音声信号をディジタ
ル音声信号へ変換及びディジタル音声信号をアナログ音
声信号に変換し前記出線に出力する複数のコーデック部
と、複数のタイムスロットを持つ複数のハイウェイで構
成された時分割交換スイッチ回路網と、前記複数のコー
デック部のディジタル入出力信号と前記ハイウェイのタ
イムスロットとの対応を選択する選択制御部とを有して
いる。
交換装置は、複数の２線の双方向線であるアナログ音声
回線それぞれを入線と出線とに分離する複数の２線４線
変換部と、前記入線からのアナログ音声信号をディジタ
ル音声信号へ変換及びディジタル音声信号をアナログ音
声信号に変換し前記出線に出力する複数のコーデック部
と、複数のタイムスロットを持つ複数のハイウェイで構
成された時分割交換スイッチ回路網と、前記複数のコー
デック部のディジタル入出力信号と前記ハイウェイのタ
イムスロットとの対応を選択する選択制御部とを有して
いる。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示すブロック
図、図２は本実施例における入力スロット情報の一例を
示す図である。
図、図２は本実施例における入力スロット情報の一例を
示す図である。
【０００８】図１において、本実施例は２線のアナログ
の音声回線１−１〜１−ｎのそれぞれを入線１−１〜１
−ｎと出線４−１〜４−ｎとに分離する２線４線変換部
２−１〜２−ｎと、入線３−１〜３−ｎそれぞれからの
アナログ音声信号をディジタル音声信号へ変換する符号
器６−１〜６−ｎ及びディジタル音声信号をアナログ音
声信号に変換して出線４−１〜４−ｎに出力する復号器
７−１〜７−ｎを含むコーデック部５−１〜５−ｎと、
複数のタイムスロットを持つ複数のハイウェイで構成さ
れた時分割交換スイッチ回路網１１と、コーデック部５
−１〜５−ｎのディジタル入出力信号とハイウェイのタ
イムスロットとの対応を選択する入出力スロット選択部
８−１〜８−ｎと、本実施例全体を制御する制御部９と
を有して構成している。
の音声回線１−１〜１−ｎのそれぞれを入線１−１〜１
−ｎと出線４−１〜４−ｎとに分離する２線４線変換部
２−１〜２−ｎと、入線３−１〜３−ｎそれぞれからの
アナログ音声信号をディジタル音声信号へ変換する符号
器６−１〜６−ｎ及びディジタル音声信号をアナログ音
声信号に変換して出線４−１〜４−ｎに出力する復号器
７−１〜７−ｎを含むコーデック部５−１〜５−ｎと、
複数のタイムスロットを持つ複数のハイウェイで構成さ
れた時分割交換スイッチ回路網１１と、コーデック部５
−１〜５−ｎのディジタル入出力信号とハイウェイのタ
イムスロットとの対応を選択する入出力スロット選択部
８−１〜８−ｎと、本実施例全体を制御する制御部９と
を有して構成している。
【０００９】次に本実施例の動作について説明する。
【００１０】本実施例における時分割交換スイッチ回路
網１１は３２本のハイウェイにより構成され、それぞれ
のハイウェイには時分割で最大３２個のディジタル音声
信号が出力されるように構成されている。
網１１は３２本のハイウェイにより構成され、それぞれ
のハイウェイには時分割で最大３２個のディジタル音声
信号が出力されるように構成されている。
【００１１】２線４線変換部２−１〜２−ｎそれぞれは
音声回線１−１〜１−ｎからの双方向アナログ音声信号
を入線３−１〜３−ｎと出線４−１〜４−ｎとに分離す
る。コーデック部６−１〜６−ｎそれぞれは入線３−１
〜３−ｎからのアナログ音声信号を符号器６−１〜６−
ｎによりディジタル信号に変換して入出力スロット選択
部８−１〜８−ｎに出力し、入出力スロット選択部８−
１〜８−ｎからのそれぞれのディジタル音声信号を復号
部７−１〜７−ｎでアナログ音声信号に変換して２線４
線変換部２−１〜２−ｎの出線４−１〜４−ｎに出力す
る。
音声回線１−１〜１−ｎからの双方向アナログ音声信号
を入線３−１〜３−ｎと出線４−１〜４−ｎとに分離す
る。コーデック部６−１〜６−ｎそれぞれは入線３−１
〜３−ｎからのアナログ音声信号を符号器６−１〜６−
ｎによりディジタル信号に変換して入出力スロット選択
部８−１〜８−ｎに出力し、入出力スロット選択部８−
１〜８−ｎからのそれぞれのディジタル音声信号を復号
部７−１〜７−ｎでアナログ音声信号に変換して２線４
線変換部２−１〜２−ｎの出線４−１〜４−ｎに出力す
る。
【００１２】制御部９は制御バス１０を介して入出力ス
ロット選択部８−１〜８−ｎへ各コーデック部５−１〜
５−ｎの入出力スロット情報をセットする。設定情報と
しては、各コーデック部５−１〜５−ｎに対して入力ス
ロット情報をセットする。
ロット選択部８−１〜８−ｎへ各コーデック部５−１〜
５−ｎの入出力スロット情報をセットする。設定情報と
しては、各コーデック部５−１〜５−ｎに対して入力ス
ロット情報をセットする。
【００１３】入出力スロット選択部８−１〜８−ｎで
は、コーデック部５−１〜５−ｎ毎に設定された入力ス
ロット情報に対応するスロット上のディジタル音声信号
をコーデック部５−１〜５−ｎの復号器７−１〜７−ｎ
に出力し、入力スロット情報から出力スロットを決定
し、そのスロット上へ各コーデック部５−１〜５−ｎの
符号器６−１〜６−ｎからのディジタル音声信号を出力
する。この際、ディジタル音声信号をメモリに格納する
ことなく直接スロットとコーデック部間で入出力を行
う。
は、コーデック部５−１〜５−ｎ毎に設定された入力ス
ロット情報に対応するスロット上のディジタル音声信号
をコーデック部５−１〜５−ｎの復号器７−１〜７−ｎ
に出力し、入力スロット情報から出力スロットを決定
し、そのスロット上へ各コーデック部５−１〜５−ｎの
符号器６−１〜６−ｎからのディジタル音声信号を出力
する。この際、ディジタル音声信号をメモリに格納する
ことなく直接スロットとコーデック部間で入出力を行
う。
【００１４】次に本実施例における入力スロット情報に
ついて図２を使って説明する。
ついて図２を使って説明する。
【００１５】ハイウェイ００〜３１はディジタル音声信
号を伝える物理的なデータラインで、それぞれのハイウ
ェイには時分割で３２個のディジタル音声信号が出力可
能で全部で３２ｘ３２（＝１０２４）のスロットがあ
る。
号を伝える物理的なデータラインで、それぞれのハイウ
ェイには時分割で３２個のディジタル音声信号が出力可
能で全部で３２ｘ３２（＝１０２４）のスロットがあ
る。
【００１６】各スロットに４桁のスロット数字を付け、
上２桁でハイウェイ番号、下２桁で時分割位置に対応す
る番号をつける。入力スロット情報はこのスロット番号
であり、入出力スロット選択部８−１〜８−ｎではぞれ
ぞれ設定されたスロット番号に対応するスロットのディ
ジタル音声信号をコーデック部５−１〜５−ｎに出力
し、スロット番号の下２桁を２進数で表現した場合最下
位ビットを反転して得られるスロット番号（例Ｓ１２０
５→Ｓ１２０４）に対応するスロットにコーデック部５
−１〜５−ｎからのディジタル音声信号を出力する。
上２桁でハイウェイ番号、下２桁で時分割位置に対応す
る番号をつける。入力スロット情報はこのスロット番号
であり、入出力スロット選択部８−１〜８−ｎではぞれ
ぞれ設定されたスロット番号に対応するスロットのディ
ジタル音声信号をコーデック部５−１〜５−ｎに出力
し、スロット番号の下２桁を２進数で表現した場合最下
位ビットを反転して得られるスロット番号（例Ｓ１２０
５→Ｓ１２０４）に対応するスロットにコーデック部５
−１〜５−ｎからのディジタル音声信号を出力する。
【００１７】制御部９では２つのコーデック部について
お互いに一方の出力スロットを入力スロットになるよう
に設定することにより、双方向の音声通話ラインを設定
する。
お互いに一方の出力スロットを入力スロットになるよう
に設定することにより、双方向の音声通話ラインを設定
する。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の２
線の双方向であるアナログ音声回線それぞれを入線と出
線とに分離する複数の２線４線変換部と、入線からのア
ナログ音声信号をディジタル音声信号へ変換及びディジ
タル音声信号をアナログ音声信号に変換し出線に出力す
る複数のコーデック部と、複数のタイムスロットを持つ
複数のハイウェイで構成された時分割交換スイッチ回路
網と、複数のコーデック部のディジタル入出力信号とハ
イウェイのタイムスロットとの対応を選択する選択制御
部とを有することにより、コーデック部と、ハイウェイ
間とディジタル音声信号入出力を直接行うために、通話
メモリを用いずにディジタル交換機能を実現することが
でき、従来より構成及び制御が簡単で経済的なディジタ
ル音声交換装置を実現することができるという効果があ
る。
線の双方向であるアナログ音声回線それぞれを入線と出
線とに分離する複数の２線４線変換部と、入線からのア
ナログ音声信号をディジタル音声信号へ変換及びディジ
タル音声信号をアナログ音声信号に変換し出線に出力す
る複数のコーデック部と、複数のタイムスロットを持つ
複数のハイウェイで構成された時分割交換スイッチ回路
網と、複数のコーデック部のディジタル入出力信号とハ
イウェイのタイムスロットとの対応を選択する選択制御
部とを有することにより、コーデック部と、ハイウェイ
間とディジタル音声信号入出力を直接行うために、通話
メモリを用いずにディジタル交換機能を実現することが
でき、従来より構成及び制御が簡単で経済的なディジタ
ル音声交換装置を実現することができるという効果があ
る。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図２】本実施例における入力スロット情報の一例を示
す図である。
す図である。
１−１〜１−ｎ 音声回線 ２−１〜２−ｎ ２線４線変換部 ３−１〜３−ｎ 入線 ４−１〜４−ｎ 出線 ５−１〜５−ｎ コーデック部 ６−１〜６−ｎ 符号器 ７−１〜７−ｎ 復号器 ８−１〜８−ｎ 入出力スロット選択部 ９ 制御部 １０ 制御バス １１ 時分割交換スイッチ回路網
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の２線の双方向線であるアナログ音
声回線それぞれを入線と出線とに分離する複数の２線４
線変換部と、前記入線からのアナログ音声信号をディジ
タル音声信号へ変換及びディジタル音声信号をアナログ
音声信号に変換し前記出線に出力する複数のコーデック
部と、複数のタイムスロットを持つ複数のハイウェイで
構成された時分割交換スイッチ回路網と、前記複数のコ
ーデック部のディジタル入出力信号と前記ハイウェイの
タイムスロットとの対応を選択する選択制御部とを有す
ることを特徴とするディジタル音声交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2087992A JPH05219582A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | ディジタル音声交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2087992A JPH05219582A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | ディジタル音声交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05219582A true JPH05219582A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12039480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2087992A Withdrawn JPH05219582A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | ディジタル音声交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05219582A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI425843B (zh) * | 2005-08-30 | 2014-02-01 | Lg Electronics Inc | 音頻訊號之編碼及解碼裝置及其方法、電腦可讀取媒體及其系統、及可代表該音頻訊號位元流中之資料結構 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP2087992A patent/JPH05219582A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI425843B (zh) * | 2005-08-30 | 2014-02-01 | Lg Electronics Inc | 音頻訊號之編碼及解碼裝置及其方法、電腦可讀取媒體及其系統、及可代表該音頻訊號位元流中之資料結構 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |