JPH05218783A - セラミック発振子 - Google Patents
セラミック発振子Info
- Publication number
- JPH05218783A JPH05218783A JP1977392A JP1977392A JPH05218783A JP H05218783 A JPH05218783 A JP H05218783A JP 1977392 A JP1977392 A JP 1977392A JP 1977392 A JP1977392 A JP 1977392A JP H05218783 A JPH05218783 A JP H05218783A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- oscillator
- ceramic
- capacitance
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気機器に使用される容量内蔵型のセラ
ミック発振子において、低背化、軽量化および部材コス
ト、工数の削減を図り、かつ容量形成後に容量補正可能
なセラミック発振子を提供することを目的とする。 【構成】 セラミック基板１上に帯状の電極２を設けて
必要な容量値を確保するとともに電極２に接続された引
き出し電極３およびアース電極４を設ける。さらにセラ
ミック基板１の上部に発振子素子を配置しケースに収納
する。この構成により、従来の容量基板を用いないため
低背軽量化されるとともに、帯状の電極の切断により容
量補正が容易にできる。
ミック発振子において、低背化、軽量化および部材コス
ト、工数の削減を図り、かつ容量形成後に容量補正可能
なセラミック発振子を提供することを目的とする。 【構成】 セラミック基板１上に帯状の電極２を設けて
必要な容量値を確保するとともに電極２に接続された引
き出し電極３およびアース電極４を設ける。さらにセラ
ミック基板１の上部に発振子素子を配置しケースに収納
する。この構成により、従来の容量基板を用いないため
低背軽量化されるとともに、帯状の電極の切断により容
量補正が容易にできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電体の振動を利用し
た容器（コンデンサ）内蔵タイプのセラミック発振子に
関するものである。
た容器（コンデンサ）内蔵タイプのセラミック発振子に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】代表的な従来例について図４，図５を用
いて説明する。図４は従来のチップタイプのセラミック
発振子を示す斜視図であり、図５は図４のケースを取り
外した状態を示す斜視図である。図４，図５において、
１１はセラミック基板、１２は引き出し電極、１３はア
ース電極、１４は容量基板、１５は容量基板１４上に形
成された電極、１６発振子素子、１７は容量基板１４お
よび発振子素子１６を覆うケース、１８は発振子素子１
６および容量基板１４と引き出し電極１２との導通接続
部、１９はアース電極１３と容量基板１４との導通接続
部である。
いて説明する。図４は従来のチップタイプのセラミック
発振子を示す斜視図であり、図５は図４のケースを取り
外した状態を示す斜視図である。図４，図５において、
１１はセラミック基板、１２は引き出し電極、１３はア
ース電極、１４は容量基板、１５は容量基板１４上に形
成された電極、１６発振子素子、１７は容量基板１４お
よび発振子素子１６を覆うケース、１８は発振子素子１
６および容量基板１４と引き出し電極１２との導通接続
部、１９はアース電極１３と容量基板１４との導通接続
部である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、軽量小型化の市場要望に対して構
成上限界があり、またコストダウンの要求に対しても各
部材のコストダウンには限界があることにより、その要
求を満たすことが困難であるという課題があった。
うな従来の構成では、軽量小型化の市場要望に対して構
成上限界があり、またコストダウンの要求に対しても各
部材のコストダウンには限界があることにより、その要
求を満たすことが困難であるという課題があった。
【０００４】また、必要とする容量値が数ピコファラッ
ド（ｐＦ）と従来の値よりも小さい場合、従来の構成で
は微小容量が得にくいという課題があった。
ド（ｐＦ）と従来の値よりも小さい場合、従来の構成で
は微小容量が得にくいという課題があった。
【０００５】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、軽量小型化、コストダウン可能なセラミック発振
子、特に高周波数帯用途に適した容量内蔵タイプのセラ
ミック発振子を提供することを目的とするものである。
で、軽量小型化、コストダウン可能なセラミック発振
子、特に高周波数帯用途に適した容量内蔵タイプのセラ
ミック発振子を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のセラミック発振子は、セラミック基板の一つ
の主表面に設けた複数の互いに平行に対向する電極によ
り容量素子を形成し、前記セラミック基板上に発振子素
子を実装し、前記発振子素子の覆うケースを前記セラミ
ック基板上に実装して構成したものである。
に本発明のセラミック発振子は、セラミック基板の一つ
の主表面に設けた複数の互いに平行に対向する電極によ
り容量素子を形成し、前記セラミック基板上に発振子素
子を実装し、前記発振子素子の覆うケースを前記セラミ
ック基板上に実装して構成したものである。
【０００７】
【作用】この構成によって、従来とは異なり容量基板を
使用しないために低背化、軽量化が可能となり、さらに
部材コストの削減、工数の削減により製品コストの低減
が可能となる。また、微小な容量値も容易に得ることが
可能である。
使用しないために低背化、軽量化が可能となり、さらに
部材コストの削減、工数の削減により製品コストの低減
が可能となる。また、微小な容量値も容易に得ることが
可能である。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１，図
２，図３を用いて説明する。図１は、本発明のセラミッ
ク発振子の容量素子を形成するための電極を表面に形成
したセラミック基板を示す斜視図であり、その構成はセ
ラミック基板１の表面に容量素子を形成する電極２と、
容量素子からの引き出し電極３およびアース電極４を形
成したものである。
２，図３を用いて説明する。図１は、本発明のセラミッ
ク発振子の容量素子を形成するための電極を表面に形成
したセラミック基板を示す斜視図であり、その構成はセ
ラミック基板１の表面に容量素子を形成する電極２と、
容量素子からの引き出し電極３およびアース電極４を形
成したものである。
【０００９】図１に示すように、容量素子を導電膜から
なる非常に細い帯状の電極２で形成し、さらに必要な容
量値を電極２の本数を変化させることにより設定するこ
とが可能であるため、誘電率の異なる各種のセラミック
基板１上に必要とする容量値の確保が可能であり、強度
など電気的特性以外の特性要求より選定したセラミック
基板１上への容量形成が可能である。
なる非常に細い帯状の電極２で形成し、さらに必要な容
量値を電極２の本数を変化させることにより設定するこ
とが可能であるため、誘電率の異なる各種のセラミック
基板１上に必要とする容量値の確保が可能であり、強度
など電気的特性以外の特性要求より選定したセラミック
基板１上への容量形成が可能である。
【００１０】また、電極２の一端がアース電極４または
引き出し電極３と接続されて容量が確保されている構成
のため、容量素子を形成した後でも任意の電極２の部分
を切断することにより容易にトリミングができ、容量値
補正も可能である。
引き出し電極３と接続されて容量が確保されている構成
のため、容量素子を形成した後でも任意の電極２の部分
を切断することにより容易にトリミングができ、容量値
補正も可能である。
【００１１】図２は、容量素子となる電極２、引き出し
電極３、アース電極４を形成したセラミック基板１上に
圧電体からなる発振子素子５を導電性接着材６を用いて
接続固着した状態を示す斜視図である。発振子素子５と
引き出し電極３との接続固着は半田により行ってもよい
ことは言うまでもない。
電極３、アース電極４を形成したセラミック基板１上に
圧電体からなる発振子素子５を導電性接着材６を用いて
接続固着した状態を示す斜視図である。発振子素子５と
引き出し電極３との接続固着は半田により行ってもよい
ことは言うまでもない。
【００１２】図３は、発振子素子５を接続固着したセラ
ミック基板１上にケース７を実装したセラミック発振子
の斜視図である。ケース７の開口部のセラミック基板１
への固着は接着材や樹脂などを用いて行い、外部からの
異物の進入を防ぐようにしている。
ミック基板１上にケース７を実装したセラミック発振子
の斜視図である。ケース７の開口部のセラミック基板１
への固着は接着材や樹脂などを用いて行い、外部からの
異物の進入を防ぐようにしている。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によるセラミック発
振子は、セラミック基板表面に複数の対向する電極を設
けて容量素子を形成したことにより、従来の構成部材で
ある容量基板を使用しないため小型軽量化およびコスト
ダウンが可能であり、さらにアース電極または引き出し
電極に接続された帯状の電極が形成されているため帯状
の電極の任意の箇所を切断するだけで容易に容量補正が
可能であり、特に微小容量が必要となる１０数ＭＨz以
上の容量内蔵タイプの高周波発振子の容量素子作成に有
効であるなど工業価値の大なるものである。
振子は、セラミック基板表面に複数の対向する電極を設
けて容量素子を形成したことにより、従来の構成部材で
ある容量基板を使用しないため小型軽量化およびコスト
ダウンが可能であり、さらにアース電極または引き出し
電極に接続された帯状の電極が形成されているため帯状
の電極の任意の箇所を切断するだけで容易に容量補正が
可能であり、特に微小容量が必要となる１０数ＭＨz以
上の容量内蔵タイプの高周波発振子の容量素子作成に有
効であるなど工業価値の大なるものである。
【図１】本発明の一実施例におけるセラミック発振子の
セラミック基板の斜視図
セラミック基板の斜視図
【図２】同セラミック発振子の内部構造を示す斜視図
【図３】同セラミック発振子の外観斜視図
【図４】従来のセラミック発振子の外観斜視図
【図５】同セラミック発振子の内部構造を示す斜視図
１ セラミック基板 ２ 電極 ３ 引き出し電極 ４ アース電極 ５ 発振子素子 ６ 導電性接着材 ７ ケース
Claims (1)
- 【請求項１】複数の互いに平行に対向する導電膜帯から
なる電極が第一の主表面に前記電極の一端が接続された
引き出し電極およびアース電極が少なくとも前記第一の
主表面を含む表面にそれぞれ形成されたセラミック基板
と、前記第一の主表面の上部に実装された発振子素子
と、この発振子素子を覆い前記第一の主表面に開口部が
接着固定されたケースとを備えたセラミック発振子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977392A JPH05218783A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | セラミック発振子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977392A JPH05218783A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | セラミック発振子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05218783A true JPH05218783A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12008657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977392A Pending JPH05218783A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | セラミック発振子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05218783A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009284457A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-12-03 | Kyocera Corp | 圧電発振子 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP1977392A patent/JPH05218783A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009284457A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-12-03 | Kyocera Corp | 圧電発振子 |
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