JPH0521815A - 光素子の製造方法 - Google Patents
光素子の製造方法Info
- Publication number
- JPH0521815A JPH0521815A JP16965291A JP16965291A JPH0521815A JP H0521815 A JPH0521815 A JP H0521815A JP 16965291 A JP16965291 A JP 16965291A JP 16965291 A JP16965291 A JP 16965291A JP H0521815 A JPH0521815 A JP H0521815A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoelectric conversion
- conversion elements
- optical
- pedestal
- optical element
- Prior art date
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- Pending
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
- Optical Head (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 光源と光記憶媒体からの信号を受ける光電変
換素子を同一パッケージに収めた光素子において、光電
変換素子であるフォトダイオード105A、105B、
105C、105Dが形成された基板106A、106
Bを実装する際、基板106Aは光電変換素子用サブマ
ウント112を介して台座104に実装される。また基
板106Bは直接台座104に実装される。 【効果】 光電変換素子が極めて高い位置精度で実装さ
れた光素子を低コストで供給できる。
換素子を同一パッケージに収めた光素子において、光電
変換素子であるフォトダイオード105A、105B、
105C、105Dが形成された基板106A、106
Bを実装する際、基板106Aは光電変換素子用サブマ
ウント112を介して台座104に実装される。また基
板106Bは直接台座104に実装される。 【効果】 光電変換素子が極めて高い位置精度で実装さ
れた光素子を低コストで供給できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を用いて情報を記
録、再生する光記憶の分野において、光ヘッドを構成す
る光素子の製造方法に関する。
録、再生する光記憶の分野において、光ヘッドを構成す
る光素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光記憶媒体からの光を4つの光電
変換素子の方向へ分割する2つの不等周期回折格子領域
から成る回折手段と、該回折手段と集光レンズとから成
る非点収差発生手段と、前記回折手段の0次回折光の光
軸を中心として放射状に長軸方向が配置された帯状の4
つの前記光電変換素子と、光源とを有する光素子におい
て、4つのうち2つの光電変換素子と回折手段の距離
と、残りの2つの光電変換素子と回折手段の距離は異な
る必要があるため、図3に示すように光電変換素子を形
成した基板の厚みを変えて光路差をつけていた。
変換素子の方向へ分割する2つの不等周期回折格子領域
から成る回折手段と、該回折手段と集光レンズとから成
る非点収差発生手段と、前記回折手段の0次回折光の光
軸を中心として放射状に長軸方向が配置された帯状の4
つの前記光電変換素子と、光源とを有する光素子におい
て、4つのうち2つの光電変換素子と回折手段の距離
と、残りの2つの光電変換素子と回折手段の距離は異な
る必要があるため、図3に示すように光電変換素子を形
成した基板の厚みを変えて光路差をつけていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、光電変換素子を形成する基板が2種類になるため、
光電変換素子の製造コストが高くなり、光素子が高価な
ものとなってしまう。
は、光電変換素子を形成する基板が2種類になるため、
光電変換素子の製造コストが高くなり、光素子が高価な
ものとなってしまう。
【0004】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、その目的とするところは低コストかつ極めて高
い位置精度で光電変換素子を実装可能とする光素子の製
造方法を提供するところにある。
もので、その目的とするところは低コストかつ極めて高
い位置精度で光電変換素子を実装可能とする光素子の製
造方法を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、光記憶媒体からの光を4つの光電変
換素子の方向へ分割する2つの不等周期回折格子領域か
ら成る回折手段と、該回折手段と集光レンズとから成る
非点収差発生手段と、前記回折手段の0次回折光の光軸
を中心として放射状に長軸方向が配置された帯状の4つ
の前記光電変換素子と、光源とを有する光素子におい
て、前記光電変換素子の内2つをパッケージの台座に実
装する工程と、残り2つの前記光電変換素子を前記パッ
ケージの台座に実装されたサブマウント上に実装する工
程を含むことを特徴とする。
るために本発明は、光記憶媒体からの光を4つの光電変
換素子の方向へ分割する2つの不等周期回折格子領域か
ら成る回折手段と、該回折手段と集光レンズとから成る
非点収差発生手段と、前記回折手段の0次回折光の光軸
を中心として放射状に長軸方向が配置された帯状の4つ
の前記光電変換素子と、光源とを有する光素子におい
て、前記光電変換素子の内2つをパッケージの台座に実
装する工程と、残り2つの前記光電変換素子を前記パッ
ケージの台座に実装されたサブマウント上に実装する工
程を含むことを特徴とする。
【0006】
【実施例】図2は本発明の実施例における光ヘッドの主
要構成図である。
要構成図である。
【0007】光源である半導体レーザ102を出射し集
光レンズ108により平行光となった光束は、回折手段
109を透過して対物レンズ110で集光され、光記憶
媒体107上に光スポットを形成する。光記憶媒体10
7によって反射された光は再び対物レンズ110を介し
て回折手段109に至る。回折手段109は2つの不等
周期回折格子からなり、それぞれの+1次及び−1次回
折光あわせて4本の回折光が偏光版111を介し4つの
光電変換素子であるフォトダイオード105A、105
B、105C、105Dで受光される。
光レンズ108により平行光となった光束は、回折手段
109を透過して対物レンズ110で集光され、光記憶
媒体107上に光スポットを形成する。光記憶媒体10
7によって反射された光は再び対物レンズ110を介し
て回折手段109に至る。回折手段109は2つの不等
周期回折格子からなり、それぞれの+1次及び−1次回
折光あわせて4本の回折光が偏光版111を介し4つの
光電変換素子であるフォトダイオード105A、105
B、105C、105Dで受光される。
【0008】図1は本発明の実施例における光素子の一
部を示す正面図(a)と上視図(b)である。図1を用
い光源と光電変換素子の実装工程を説明する。台座10
4はパッケージの一部で、パッケージ底面が図1(a)
の紙面と平行にあり台座104が底面上に突起してい
る。まず台座104の中央部にサブマウント103を実
装し、さらにサブマウント103に半導体レーザ102
を実装する。
部を示す正面図(a)と上視図(b)である。図1を用
い光源と光電変換素子の実装工程を説明する。台座10
4はパッケージの一部で、パッケージ底面が図1(a)
の紙面と平行にあり台座104が底面上に突起してい
る。まず台座104の中央部にサブマウント103を実
装し、さらにサブマウント103に半導体レーザ102
を実装する。
【0009】光電変換素子となる4つのフォトダイオー
ド105A、105B、105C、105Dはそれぞ
れ、基板106Aにフォトダイオード105Aと105
B、基板106Bにフォトダイオード105Cと105
Dが形成されている。フォトダイオード105Aと10
5Bは+1次回折光の受光をし、フォトダイオード10
5Cと105Dは−1次回折光の受光をする。
ド105A、105B、105C、105Dはそれぞ
れ、基板106Aにフォトダイオード105Aと105
B、基板106Bにフォトダイオード105Cと105
Dが形成されている。フォトダイオード105Aと10
5Bは+1次回折光の受光をし、フォトダイオード10
5Cと105Dは−1次回折光の受光をする。
【0010】次に光電変換素子用サブマウント112を
図1(b)に示すように台座104の左側に実装し、さ
らに基板106Aを実装する。しかる後、基板106B
を台座104の右側に実装する。光電変換素子用サブマ
ウント112によりフォトダイオード105A、105
Bの受光面と、フォトダイオード105C、105Dの
受光面にz軸方向の段差がつけられる。本発明の光素子
においては、光記憶媒体のトラックに正しく焦点があっ
た場合、4つのフォトダイオードの受光領域にそれぞれ
の回折光スポットの全光量が入らなければならない。ま
たこの時の受光面の位置は+1次回折光と−1次回折光
で異なる。したがってz軸方向の位置精度が厳しく要求
される。しかし本実施例のように光電変換素子用サブマ
ウント112により段差を付けておけば、その精度は光
電変換素子用サブマウント111と基板106A、10
6Bの厚さの精度のみで決まるため、極めて位置精度が
高くなる。また基板106A、106Bは同じ基板にフ
ォトダイオードの配置だけ変えて製造できるため光電変
換素子の製造コストが大幅に下げられる。
図1(b)に示すように台座104の左側に実装し、さ
らに基板106Aを実装する。しかる後、基板106B
を台座104の右側に実装する。光電変換素子用サブマ
ウント112によりフォトダイオード105A、105
Bの受光面と、フォトダイオード105C、105Dの
受光面にz軸方向の段差がつけられる。本発明の光素子
においては、光記憶媒体のトラックに正しく焦点があっ
た場合、4つのフォトダイオードの受光領域にそれぞれ
の回折光スポットの全光量が入らなければならない。ま
たこの時の受光面の位置は+1次回折光と−1次回折光
で異なる。したがってz軸方向の位置精度が厳しく要求
される。しかし本実施例のように光電変換素子用サブマ
ウント112により段差を付けておけば、その精度は光
電変換素子用サブマウント111と基板106A、10
6Bの厚さの精度のみで決まるため、極めて位置精度が
高くなる。また基板106A、106Bは同じ基板にフ
ォトダイオードの配置だけ変えて製造できるため光電変
換素子の製造コストが大幅に下げられる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、光電
変換素子を低コストで極めて高い位置精度をもって実装
できるという効果を有する。光源と光電変換素子を同一
パッケージに実装するこの様な光素子の光軸方向の位置
精度は、光電変換素子の面積も小さいうえ、製造後位置
調整をすることができないので、実装時の位置ずれの許
容範囲がきびしい、しかし本発明の光素子では、その精
度は光電変換素子とサブマウントの厚さの精度のみで決
まるため、極めて位置精度が高い。また4つの光電変換
素子は全て同じ基板から、同時に製造可能であるので製
造コストが低くなる。また4つの光電変換素子の台座は
全て同一平面でありパッケージの加工コストが安い。
変換素子を低コストで極めて高い位置精度をもって実装
できるという効果を有する。光源と光電変換素子を同一
パッケージに実装するこの様な光素子の光軸方向の位置
精度は、光電変換素子の面積も小さいうえ、製造後位置
調整をすることができないので、実装時の位置ずれの許
容範囲がきびしい、しかし本発明の光素子では、その精
度は光電変換素子とサブマウントの厚さの精度のみで決
まるため、極めて位置精度が高い。また4つの光電変換
素子は全て同じ基板から、同時に製造可能であるので製
造コストが低くなる。また4つの光電変換素子の台座は
全て同一平面でありパッケージの加工コストが安い。
【図1】本発明の実施例における光素子の一部を示す正
面図(a)と上視図(b)である。
面図(a)と上視図(b)である。
【図2】本発明の実施例における光ヘッドの主要構成図
である。
である。
【図3】従来例における光素子の一部を示す正面図
(a)と上視図(b)である。
(a)と上視図(b)である。
101 発光点 102 半導体レーザ 103 サブマウント 104 台座 105A、105B、105C、105D フォトダイ
オード 106A、106B 基板 107 光記憶媒体 108 集光レンズ 109 回折手段 110 対物レンズ 111 偏光板 112 光電変換素子用サブマウント
オード 106A、106B 基板 107 光記憶媒体 108 集光レンズ 109 回折手段 110 対物レンズ 111 偏光板 112 光電変換素子用サブマウント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 33/00 N 8934−4M H01S 3/18 9170−4M
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 光記憶媒体からの光を4つの光電変換素
子の方向へ分割する2つの不等周期回折格子領域から成
る回折手段と、該回折手段と集光レンズとから成る非点
収差発生手段と、前記回折手段の0次回折光の光軸を中
心として放射状に長軸方向が配置された帯状の4つの前
記光電変換素子と、光源とを有する光素子において、前
記光電変換素子の内2つをパッケージの台座に実装する
工程と、残り2つの前記光電変換素子を前記パッケージ
の台座に実装されたサブマウント上に実装する工程を含
むことを特徴とする光素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16965291A JPH0521815A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 光素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16965291A JPH0521815A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 光素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521815A true JPH0521815A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15890442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16965291A Pending JPH0521815A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 光素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521815A (ja) |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP16965291A patent/JPH0521815A/ja active Pending
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