JPH05218149A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JPH05218149A
JPH05218149A JP4047992A JP4799292A JPH05218149A JP H05218149 A JPH05218149 A JP H05218149A JP 4047992 A JP4047992 A JP 4047992A JP 4799292 A JP4799292 A JP 4799292A JP H05218149 A JPH05218149 A JP H05218149A
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JP
Japan
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probe card
board
electrode
probe
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP4047992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Abe
祐一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP4047992A priority Critical patent/JPH05218149A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばウエハ上のICチップについて高い精
度で電気的測定を行い、かつ高い周波数で測定可能にす
ること。 【構成】 ウエハW上のICチップに接触されるプロー
ブ針21を備えたプローブカード2にインターフェイス
ボード5を一体的に設け、このインターフェイスボード
5を介してプローブカード2とテストヘッド3のパフォ
ーマンスボード31とを電気的に接触させるようにす
る。インターフェイスボード5はプリント基板6の両面
に夫々ゴムシート7を貼着して構成され、このゴムシー
ト7は、パフォーマンスボード31及びプローブカード
2の各電極32、24に対応する部分においては、加圧
されて導電性となる加圧導電ゴムよりなる接触部71が
形成され、その他の部分は絶縁ゴム層72により構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プローブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
ウエハ内にICチップが完成した後、各チップに分断さ
れてパッケージングされるが、パッケージングされる前
に不良チップを排除するためにプローブ装置によりウエ
ハ内の各チップに対してプローブテストと呼ばれる電気
的測定が行われる。
【0003】従来のプローブ装置は、例えば図4に示す
ように筐体1内にX、Y、Z、θ方向に移動可能なウエ
ハ保持台11を配置すると共に、このウエハ保持台11
の上方側に、プローブ針21を備えたプローブカード2
を設け、常時突出方向に付勢されたいわゆるポゴピン2
2を備えたインサートリング23を介して、前記プロー
ブカード2を筐体1に装着し、更に図示しないテスタに
電気的に接続されたテストヘッド3のパフォーマンスボ
ード31を前記インサートリング23の上面に対して接
離するように回動自在に設けて構成されている。
【0004】このような装置ではウエハ保持台11を上
昇させて、プローブ針21をウエハW内のICチップの
電極パッドに位置合わせした状態で接触させると共に、
テストヘッド3のパフォーマンスボード31をインサー
トリング23のポゴピン22を介してプローブカード2
に電気的に接触させ、図示しないテスタにより電気的測
定を行ってICチップの良否を判定するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のプロー
ブ装置では、パフォーマンスボード31の電極とプロー
ブカード2の電極とを電気的に接触させるために、ポゴ
ピン22を用いているが、ポゴピン22は、弾性体の復
元力を利用して確実な接触状態を得るものであるから、
所定のストロークを確保するためにインサートリング2
3の高さが最低でも30mm程度必要になるため、両端
にポゴピン22を備えた接触部の厚さは、60mm以上
となってしまう。
【0006】しかしながらパフォーマンスボード31と
プローブカード21とが60mm以上も離れていると、
インピーダンスのマッチングをとりかつノイズの影響を
避けるためにはポゴピンの周囲を絶縁物で囲む同軸構造
が必要となり、またインサートリング23の信号路には
インピーダンス、コンダクタンス、インダクタンスが存
在するため、チップに入力される検査用のパルスあるい
はチップからパフォーマンスボード31に入力されるパ
ルスについて大きな波形歪みが生じ、精度の高い検査が
困難になる。そして高周波のパルスの伝送においては、
信号ケーブルの長さに比例してパルス遅れが生じるの
で、検査パルスの周波数を高くすることには制限があ
り、スーパーコンピュータ等に利用されるチップのよう
に極めて高速な処理が要求されるチップの特性検査を行
うには不十分であった。
【0007】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、精度の高い測定を行うこと
ができ、しかも高周波数で測定することが可能なプロー
ブ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検査体の電
極パッドにプローブカードのプローブ針を接触させると
共に、プローブカードの電極とテストヘッドの電極とを
電気的に接触させ、被検査体の電気的特性を測定するプ
ローブ装置において、プローブカードの電極とテストヘ
ッドの電極との間に、加圧されたときに導電性となる加
圧導電ゴムよりなる接触部を介在させたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】例えばプリント基板の両面にて、夫々プローブ
カードの電極及びテストヘッドの電極に対応する位置に
加圧導電ゴムよりなる接触部を形成したとすると、この
プリント基板がプローブカードとテストヘッドとの間で
挟圧されたときに接触部が加圧され、導電性となるので
プローブカードとテストヘッドとが電気的に接触する。
そして接触部は弾性があるため、電極の高さのばらつき
を吸収して、確実に接触させることができ、しかも接触
部の厚さは極めて短くすることができるのでプローブカ
ードとテストヘッドとの離間距離を短くできる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す縦断側面図、図
2は本発明の実施例の要部を示す分解拡大図である。図
1中1はプローブ装置本体の外装部をなす筐体であり、
この筐体1内には、図示しない駆動機構によりX、Y、
Z、θ方向に移動可能なウエハ保持台11が設置されて
いる。前記筐体1の上面には、リング状のヘッドプレー
ト4が嵌入して設けられており、このヘッドプレート4
内には、下面側にプローブ針21を備えたプローブカー
ド2がウエハ保持台11と対向するように、取り付けリ
ング41を介して取り付けられている。
【0011】前記プローブカード2の上方側には、パフ
ォーマンスボード31を備えたテストヘッド3が筐体1
の上面に対して接離自在に設けられており、パフォーマ
ンスボード31の下面には、検査用の電気信号を出力
し、あるいはプローブカード2側から電気信号を受け取
るための入出力端子をなす、例えば銅よりなる電極32
(図2参照)が配列されている。前記プローブカード2
の上面には、前記パフォーマンスボード31と当該プロ
ーブカード2とを電気的に接触させるためのインターフ
ェイスボード5が例えば接着剤によりプローブカード2
と一体的に設けられている。
【0012】前記インターフェイスボード5は、図2に
拡大して示すように、プリント基板6の両面に夫々ゴム
シート7を貼着してなり、前記プリント基板6は、両面
に例えば銅よりなる電極61を備えると共に、表面側と
裏面側の対応する電極61間に信号路62が形成されて
いる。各ゴムシート7は、電極61と接触する領域にお
いては、表面から裏面に亘って加圧導電ゴムよりなる接
触部71により構成されると共に、それ以外の部分にお
いては絶縁ゴム層72により構成される。
【0013】また前記プリント基板6の表面側の電極6
1及び裏面側の電極61は、夫々パフォーマンスボード
31の電極32及びプローブカード2の電極24の配列
に対応して配列されており、インターフェイスボード5
の裏面側の接触部71は常時プローブカード2の電極2
4に接触している。前記加圧導電ゴムは、加圧された部
分のみが導電性になる機能を有し、例えばシリコンゴム
層の厚さ方向に金属微粒子70が配列されて構成され、
この例では接触部71は、パフォーマンスボード31の
電極32との接触をより一層確実にするために、絶縁ゴ
ム層72よりも突出している。なお、接触部71をこの
ように突出させることは必ずしも必要ではない。
【0014】ここで前記インターフェイスボード5につ
いては、プリント基板6の厚さaが例えば約0.3〜
0.5mmであり、プリント基板6の両面側のゴムシー
ト7の厚さbが各々例えば0.1mm程度であるから、
全体の厚さが約0.5〜0.7mmである。
【0015】次に上述実施例の作用について述べる。先
ずテストヘッド3のパフォーマンスボード31を図3の
左側に示す状態からインターフェイスボード5の表面に
押し付けると、パフォーマンスボード31の各電極32
がインターフェイスボード5の上面側の加圧導電ゴムよ
りなる接触部71の表面に接触して当該表面を押圧す
る。この結果図3の右側に示すように加圧導電ゴム内の
金属微粒子が互に接触して導電路を形成し、電極32に
接触している接触部71が導電性になると共に、インタ
ーフェイスボード5の裏面側の接触部71についても加
圧されるので導電性となり、このためパフォーマンスボ
ード31の電極32からインターフェイスボード5の表
面側の接触部71、プリント基板6の表面側の電極6
1、信号路62、裏面側の電極61及びインターフェイ
スボード5の裏面側の接触部71を経てプローブカード
2の電極24まで導電路が形成され、パフォーマンスボ
ード31とプローブカード2との電気的接触が達成され
る。
【0016】次いで図示しない駆動機構によりウエハ保
持台11を上昇させて被検査体であるウエハWとプロー
ブ針21とを接近させ、顕微鏡やCRTによりテストヘ
ッド3の図示しない窓を介して観察しながらウエハWの
チップの電極パッドに対するプローブ針21のX、Y、
Z、θ方向の位置合わせを行う。その後パフォーマンス
ボード31側から例えば周波数100MHzで検査パル
スをインターフェイスボード5及びプローブカード2を
介してウエハW上のICチップに入力し、テストヘッド
3ではチップ側から出力されたパルスに基づいて所定の
電気的特性を測定する。
【0017】このような実施例によれば、ゴムシート7
を介してプローブカード2とパフォーマンスボード3と
を電気的に接触させるようにしているため、例えばプロ
ーブカード2やパフォーマンスボード31の反りなどに
よって電極24、32の高さにばらつきがあっても、そ
のばらつきを吸収して電気的接触を確実なものとするこ
とができ、接触不良のおそれがない。
【0018】そしてプローブカード2とパフォーマンス
ボード31との離間距離が例えば0.5〜0.7mm程
度と非常に短いので、インピーダンス、インダクタンス
及びコンダクタンスが小さく、従ってパルスの波形歪の
程度が極めて小さく、このため精度の高い測定を行うこ
とができ、また同軸構造を採用しなくてよいので構造も
簡単である。そしてまた、パルス遅れ時間が非常に小さ
いため、検査パルスの周波数を高くすることができ、例
えばスーパーコンピュータ等に利用されるチップのよう
に極めて高速な処理が要求されるチップについても十分
対拠することができる。
【0019】以上においてインターフェイスボード5に
ついては、プローブカード2と一体構造とする代りに、
パフォーマンスボード31と一体構造としてもよいし、
絶縁ゴム層72を用いずに突出した加圧導電ゴムにより
接触する構造としてもよく、この場合にはパフォーマン
スボード31の電極32あるいはプローブカード2の電
極24と接触する部分を他の部分よりも突出させるなど
の構造を採用することが望ましい。
【0020】またインターフェイスボード5は、プリン
ト基板6の一面側のみに上述実施例の如くゴムシート7
を貼着し、他面側にはポゴピンを用いた構造としてもよ
いし、プリント基板6を用いることなく、加圧導電ゴム
による電気的導体を支える絶縁ゴムシートのみによって
構成してもよい。なお被検査体としては半導体ウエハに
限らずLCD基板などであってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によればプローブカードとテスト
ヘッドとを加圧導電ゴムを介在させて電気的に接触させ
ているため、プローブカードとテストヘッドとの離間距
離が短く、従って信号波形歪みが小さいので高い精度で
被検査体の電気的測定を行うことができると共に、パル
ス遅れ時間が短いので高い周波数で測定を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】本発明の実施例の要部を示す分解拡大図であ
る。
【図3】本発明の実施例の作用説明図である。
【図4】従来のプローブ装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 プローブカード 3 テストヘッド 31 パフォーマンスボード 5 インターフェイスボード 6 プリント基板 71 加圧導電ゴムよりなる接触部 72 絶縁ゴム層 24、32、61 電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体の電極パッドにプローブカード
    のプローブ針を接触させると共に、プローブカードの電
    極とテストヘッドの電極とを電気的に接触させ、被検査
    体の電気的特性を測定するプローブ装置において、 前記プローブカードの電極とテストヘッドの電極との間
    に、加圧されたときに導電性となる加圧導電ゴムよりな
    る接触部を介在させたことを特徴とするプローブ装置。
JP4047992A 1992-02-04 1992-02-04 プローブ装置 Pending JPH05218149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4047992A JPH05218149A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 プローブ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4047992A JPH05218149A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 プローブ装置

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ID=12790819

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JP4047992A Pending JPH05218149A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 プローブ装置

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