JPH05216746A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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Publication number
JPH05216746A
JPH05216746A JP5636592A JP5636592A JPH05216746A JP H05216746 A JPH05216746 A JP H05216746A JP 5636592 A JP5636592 A JP 5636592A JP 5636592 A JP5636592 A JP 5636592A JP H05216746 A JPH05216746 A JP H05216746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
address space
physical address
extended
extended address
Prior art date
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Pending
Application number
JP5636592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Tanaka
裕一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5636592A priority Critical patent/JPH05216746A/ja
Publication of JPH05216746A publication Critical patent/JPH05216746A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムの再利用を容易にする。 【構成】 リアルタイムOS2はタスクの切替えが発生
するとディスパッチ処理30を呼出し、その処理を実行
する。ディスパッチ処理30は次に起動するタスクのタ
スクID番号と同じID番号のタスク情報をウィンドウ
情報テーブル4から検索し、次に起動するタスクが物理
アドレス空間7aと拡張アドレス空間7bとのうちどち
らで動作するか判定する。ディスパッチ処理30は次に
起動するタスクが拡張アドレス空間7bで動作すると判
定すると、バンク切替え回路5によって次に起動するタ
スクが存在する拡張アドレス空間7bを物理アドレス空
間7a内のウィンドウ部にマッピングする。リアルタイ
ムOS2はディスパッチ処理30の処理が終了すると、
次に起動するタスクを起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は情報処理システムに関し、特にリ
アルタイムOS(operating system)を使用した情報処
理システムにおけるアドレス拡張方式に関する。
【0002】
【従来技術】従来、情報処理システムにおいては、CP
U(中央処理装置)の持つ物理アドレス空間よりも大き
い拡張アドレス空間を使用するプログラムを動作させる
場合、プログラム内に組込まれたアプリケーションによ
って拡張アドレス空間を物理アドレス空間に切替えてい
る。
【0003】このような従来の情報処理システムでは、
CPUの持つ物理アドレス空間よりも大きい拡張アドレ
ス空間を使用するプログラムの場合、アプリケーション
で拡張アドレス空間を物理アドレス空間に切替えている
ので、プログラム設計時に拡張アドレス空間を物理アド
レス空間に切替えるためのアプリケーションを該プログ
ラムに組込まなければならない。このため、そのプログ
ラムを再利用することがほとんど不可能であるという問
題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、容易にプログラムを再
利用することができる情報処理システムの提供を目的と
する。
【0005】
【発明の構成】本発明による情報処理システムは、複数
のプログラム各々が物理アドレス空間および拡張アドレ
ス空間のうちどちらで動作するかを示す動作情報を格納
する格納手段と、前記プログラムの切替え時に次に動作
するプログラムに対応する前記格納手段の前記動作情報
に応じてアドレス空間の切替えを指示する指示手段と、
前記指示手段の指示にしたがって前記次に動作するプロ
グラムに対応する前記拡張アドレス空間の内容を前記物
理アドレス空間に書込む手段とを有することを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、ROM1内のリアルタイム
OS2はインタフェースライブラリ20と、ニュークリ
アス(nucleus )21と、リセットルーチン22と、コ
ンフィギュレータ(configurater)23とを含んで構成
されている。
【0008】インタフェースライブラリ20はアプリケ
ーションタスク8とニュークリアス21とを結合する。
ニュークリアス21はターゲットシステムにアプリケー
ションタスク8とともに組込まれ、実際にリアルタイム
/マルチタスク制御を行うとともに、アプリケーション
タスク8が発行したシステムコールに対応した機能をサ
ービスする。
【0009】リセットルーチン22はユーザシステムの
初期化時に最初に実行される処理である。このリセット
ルーチン22はニュークリアス21が動作する上で必要
となるハードウェア(図示せず)の初期化を行うととも
に、ユーザシステムの情報が記述されたテーブル(図示
せず)のアドレスをニュークリアス21に引き渡す。こ
のテーブルはコンフィギュレータ23によって作成さ
れ、ニュークリアス21が必要とするユーザシステムの
情報が記述されている。
【0010】ROM1内の拡張アドレス対応処理部3は
CPU6が持つ物理アドレス空間7aと拡張アドレス空
間7bとの切替えを行う処理部で、ディスパッチ(disp
atch)処理30とバンクアドレス登録処理31とからな
る。
【0011】ディスパッチ処理30はリアルタイムOS
2が動作中にタスクの切替えが発生するとき、リアルタ
イムOS2によって呼出される。呼出されたディスパッ
チ処理30は次に起動するタスクID番号と同じID番
号のタスク情報をウィンドウ情報テーブル4から検索
し、次に起動するタスクが物理アドレス空間7aと拡張
アドレス空間7bとのうちどちらで動作するか判定す
る。
【0012】この判定の結果、次に起動するタスクが物
理アドレス空間7aで動作すると判定すると、ディスパ
ッチ処理30は何ら処理を行わずにリアルタイムOS2
に処理を移す。また、次に起動するタスクが拡張アドレ
ス空間7bで動作すると判定すると、ディスパッチ処理
30はバンク切替え回路5によって次に起動するタスク
が存在する拡張アドレス空間7bを物理アドレス空間7
a内のウィンドウ部にマッピングする。
【0013】バンクアドレス登録処理31はウィンドウ
情報テーブル4に記載されるウィンドウ情報が正しく設
定されているか、例えばウィンドウ部の範囲が物理アド
レス空間7a内に納まるように設定されているかなどを
チェックする。バンクアドレス登録処理31はウィンド
ウ情報が正しく設定されていると判定すると、ウィンド
ウ情報テーブル4が存在するアドレスとディスパッチ処
理30が存在するアドレスとをシステムに割込みベクタ
として登録する。
【0014】ウィンドウ情報テーブル4にはウィンドウ
部の情報[最下位アドレス(I/O値)とサイズ]およ
び全タスクの情報が記載されている。このうちタスクの
情報としてはタスクが物理アドレス空間7aと拡張アド
レス空間7bとのうちどちらで動作するかを示す情報が
記載されており、タスクが拡張アドレス空間7bで動作
する場合にはそのタスクの存在するタスクデータが記載
されている。ウィンドウ情報テーブル4はディスパッチ
処理30およびバンクアドレス登録処理31によって参
照される。
【0015】バンク切替え回路5はハードウェアによっ
て構成されており、次に起動するタスクが拡張アドレス
空間7bで動作するときにディスパッチ処理30によっ
て制御される。このディスパッチ処理30の制御によっ
て起動されると、バンク切替え回路5はウィンドウ情報
テーブル4からタスクのタスクテーブルを読込んでウィ
ンドウ部のアドレス(I/O値)に順次書込む。これに
よって、拡張アドレス空間7bのタスクが物理アドレス
空間7aのウィンドウ部にマッピングされる。
【0016】図2は図1のウィンドウ情報テーブル4の
構成を示す図である。図において、ウィンドウ情報テー
ブル4にはウィンドウ部の情報としてウィンドウ部の最
下位I/Oアドレス(WIN ADDRESS )とウィンドウ部
のサイズ(WIN SIZE)とが格納されている。
【0017】また、ウィンドウ情報テーブル4にはタス
ク情報としてユーザ指定のタスクID(TASK ID1,
TASK ID2,……)と、タスクが物理アドレス空間7
aと拡張アドレス空間7bとのうちどちらで動作するか
を示すタスク実行モード(TASK MODE)と、タスクデー
タテーブルへのポインタ(TSK POINTER )とが全タス
ク数分格納されている。尚、DELIMITER は終端記号(00
00)である。
【0018】さらに、ウィンドウ情報テーブル4にはタ
スク別データテーブルとしてタスクのウィンドウサイズ
分のアドレスデータ(TASK1 DATA1 ,TASK1 DATA2
,……,TASK1 DATAn ,TASK2 DATA1 ,……)が
タスク数分格納されている。
【0019】図3および図4は本発明の一実施例の動作
を示すフローチャートである。図3はシステムの初期化
時の動作を示し、図4はタスク切替え時の動作を示して
いる。これら図1〜図4を用いて本発明の一実施例の動
作について説明する。
【0020】まず、ユーザシステム(ハードウェア)が
初期化されると(図3ステップ40)、リアルタイムO
S2のリセットルーチン22が起動される(図3ステッ
プ41)。その後、コンフィギュレータ23によって作
成されたユーザシステムの情報テーブルに登録されてい
るアプリケーションタスク8内のイニシャルタスクのア
ドレスを参照し(図3ステップ42)、リアルタイムO
S2のリセットルーチン22の処理が終了する(図3ス
テップ43)。
【0021】リセットルーチン22の処理が終了する
と、イニシャルタスクが起動され(図3ステップ4
4)、処理がイニシャルタスクに移る。イニシャルタス
クはバンクアドレス登録処理31を呼出し、バンクアド
レス登録処理31によってウィンドウ情報テーブル4お
よびディスパッチ処理30の各アドレスをシステムに登
録する(図3ステップ45)。イニシャルタスクの処理
が正常終了すると、上記の初期化動作が終了する(図3
ステップ46)。
【0022】上述したイニシャルタスクの正常終了時
や、アプリケーションタスク8の動作中にタスクの切替
えが発生すると(図4ステップ50)、リアルタイムO
S2はディスパッチ処理30を呼出してその処理を実行
する(図4ステップ51)。
【0023】すなわち、ディスパッチ処理30は次に起
動するタスクのタスクID番号と同じID番号のタスク
情報をウィンドウ情報テーブル4から検索し、次に起動
するタスクが物理アドレス空間7aと拡張アドレス空間
7bとのうちどちらで動作するか判定する。
【0024】この判定の結果、次に起動するタスクが物
理アドレス空間7aで動作すると判定すると、ディスパ
ッチ処理30は何ら処理を行わずにリアルタイムOS2
に処理を移す。また、次に起動するタスクが拡張アドレ
ス空間7bで動作すると判定すると、ディスパッチ処理
30はバンク切替え回路5によって次に起動するタスク
が存在する拡張アドレス空間7bを物理アドレス空間7
a内のウィンドウ部にマッピングする。これによって、
タスクの切替えが行われ(図4ステップ52)、ディス
パッチ処理30が終了する。
【0025】ディスパッチ処理30が終了すると、次に
起動するタスクが起動される(図4ステップ53)。上
記のタスクの切替えが発生する度にリアルタイムOS2
のニュークリアス21がディスパッチ処理30を呼出
し、ディスパッチ処理30によってバンク切替え回路5
を制御して各タスクに対応する拡張アドレス空間7bを
物理アドレス空間7aに切替え、次に起動するタスクを
起動する。
【0026】このように、ウィンドウ情報テーブル4に
各タスクが物理アドレス空間7aおよび拡張アドレス空
間7bのうちどちらで動作するかを示す情報を格納して
おき、タスクの切替え発生時に次に起動するタスクに対
応するウィンドウ情報テーブル4の情報に応じてディス
パッチ処理30によってバンク切替え回路5を制御し、
次に起動するタスクに対応する拡張アドレス空間7bを
物理アドレス空間7aに切替えるようにすることによっ
て、リアルタイムOS2によって拡張アドレス空間7b
を物理アドレス空間7aに切替えることができる。よっ
て、プログラムを物理アドレス空間7a上のものとして
開発することが可能となる。これによって、プログラム
設計時に拡張アドレス空間7bを使用するためのメカニ
ズムをプログラに組込む必要がなくなるので、容易にプ
ログラムを再利用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のプログラム各々が物理アドレス空間および拡張アド
レス空間のうちどちらで動作するかを示す動作情報を格
納しておき、プログラムの切替え時に次に動作するプロ
グラムに対応する動作情報に応じてアドレス空間の切替
えを指示し、この指示にしたがって次に動作するプログ
ラムに対応する拡張アドレス空間の内容を物理アドレス
空間に書込むようにすることによって、容易にプログラ
ムを再利用することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のウィンドウ情報テーブルの構成を示す図
である。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
2 リアルタイムOS 3 拡張アドレス対応処理部 4 ウィンドウ情報テーブル 5 バンク切替え回路 7a 物理アドレス空間 7b 拡張アドレス空間 8 アプリケーションタスク 30 ディスパッチ処理 31 バンクアドレス登録処理

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプログラム各々が物理アドレス空
    間および拡張アドレス空間のうちどちらで動作するかを
    示す動作情報を格納する格納手段と、前記プログラムの
    切替え時に次に動作するプログラムに対応する前記格納
    手段の前記動作情報に応じてアドレス空間の切替えを指
    示する指示手段と、前記指示手段の指示にしたがって前
    記次に動作するプログラムに対応する前記拡張アドレス
    空間の内容を前記物理アドレス空間に書込む手段とを有
    することを特徴とする情報処理システム。
JP5636592A 1992-02-06 1992-02-06 情報処理システム Pending JPH05216746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5636592A JPH05216746A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5636592A JPH05216746A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 情報処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05216746A true JPH05216746A (ja) 1993-08-27

Family

ID=13025227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5636592A Pending JPH05216746A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 情報処理システム

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JP (1) JPH05216746A (ja)

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