JPH05216119A - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置Info
- Publication number
- JPH05216119A JPH05216119A JP4056403A JP5640392A JPH05216119A JP H05216119 A JPH05216119 A JP H05216119A JP 4056403 A JP4056403 A JP 4056403A JP 5640392 A JP5640392 A JP 5640392A JP H05216119 A JPH05216119 A JP H05216119A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- picture image
- laser beam
- high brightness
- display device
- image display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3141—Constructional details thereof
- H04N9/3147—Multi-projection systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、投射型画像表示装置に対し、眩し
さや、ギラつき等の高輝度表現を可能とする方法に関す
るものである。 【構成】 プロジェクタを用いる投射型画像表示装置に
より投射された画像で、部分的に高輝度画像を表示し、
太陽等の高輝度物体や、全反射による眩しさを表現する
方法において、投射された映像上で該当の物体、または
現象が占める部分をレーザ光線でランダム走査し、その
散乱反射光によって高輝度、及びギラつき感を発生す
る。レーザ光線をスクリーン等の粗面に当てると、スペ
ックルと呼ばれる散乱反射パターンが観測される。本発
明は、投射型画像表示装置によりスクリーン上に投影さ
れた画像のうち、高輝度部分をレーザ光線で走査し、高
輝度散乱を発生させることにより、太陽やサーチライト
等の高輝度発光物体や、それらから発せられる光が硝
子、水面、金属等で全反射した場合等の高輝度、及びギ
ラつき感を表現する。
さや、ギラつき等の高輝度表現を可能とする方法に関す
るものである。 【構成】 プロジェクタを用いる投射型画像表示装置に
より投射された画像で、部分的に高輝度画像を表示し、
太陽等の高輝度物体や、全反射による眩しさを表現する
方法において、投射された映像上で該当の物体、または
現象が占める部分をレーザ光線でランダム走査し、その
散乱反射光によって高輝度、及びギラつき感を発生す
る。レーザ光線をスクリーン等の粗面に当てると、スペ
ックルと呼ばれる散乱反射パターンが観測される。本発
明は、投射型画像表示装置によりスクリーン上に投影さ
れた画像のうち、高輝度部分をレーザ光線で走査し、高
輝度散乱を発生させることにより、太陽やサーチライト
等の高輝度発光物体や、それらから発せられる光が硝
子、水面、金属等で全反射した場合等の高輝度、及びギ
ラつき感を表現する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、投射型画像表示装置に
対し、眩しさや、ギラつき等の高輝度表現を可能とする
方法に関するものである。
対し、眩しさや、ギラつき等の高輝度表現を可能とする
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の投射型画像表示装置における輝度
増強は、プロジェクタの輝度向上、又は一画像当りのプ
ロジェクタ数の増加により行われている。
増強は、プロジェクタの輝度向上、又は一画像当りのプ
ロジェクタ数の増加により行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】太陽やサーチライト等
の高輝度発光物体や、それらから発せられる光が硝子、
水面、金属等で全反射した場合等の高輝度表示を、投射
型画像表示装置で表現する場合、プロジェクタの最大輝
度で表示しても、前述の効果を得るには輝度不足であ
る。また、輝度を上げることによってにじみの発生や、
コントラストの低下、装置の寿命を短縮するなどの弊害
も生じる。更に、一画面当りのプロジェクタを増設する
ことも考えられるが、一部の高輝度物体表示のために高
価なプロジェクタを増設するため効率が悪く、画像の黒
色部分も明るくなってしまう。ランダムスキャン型投射
装置を用いれば、以上の欠点をある程度克服できるが、
一様な高輝度では太陽にあるようなギラつき感の表現は
困難である。本発明では、レーザ光線を用いて高輝度画
像部分をランダム走査することにより、その他の画像部
分に影響を与えること無く、当該の輝度増強を行うとと
もに、スペックルによるギラつき感の表現を行うことを
目的とする。
の高輝度発光物体や、それらから発せられる光が硝子、
水面、金属等で全反射した場合等の高輝度表示を、投射
型画像表示装置で表現する場合、プロジェクタの最大輝
度で表示しても、前述の効果を得るには輝度不足であ
る。また、輝度を上げることによってにじみの発生や、
コントラストの低下、装置の寿命を短縮するなどの弊害
も生じる。更に、一画面当りのプロジェクタを増設する
ことも考えられるが、一部の高輝度物体表示のために高
価なプロジェクタを増設するため効率が悪く、画像の黒
色部分も明るくなってしまう。ランダムスキャン型投射
装置を用いれば、以上の欠点をある程度克服できるが、
一様な高輝度では太陽にあるようなギラつき感の表現は
困難である。本発明では、レーザ光線を用いて高輝度画
像部分をランダム走査することにより、その他の画像部
分に影響を与えること無く、当該の輝度増強を行うとと
もに、スペックルによるギラつき感の表現を行うことを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、従来の装置にレーザ光線の発生装置、及び
その照射方向制御装置を増設し、投射画像上の高輝度表
示が望まれる部分にレーザ光線をランダム走査させるこ
とで、前述のような高輝度表現を行う。
成するため、従来の装置にレーザ光線の発生装置、及び
その照射方向制御装置を増設し、投射画像上の高輝度表
示が望まれる部分にレーザ光線をランダム走査させるこ
とで、前述のような高輝度表現を行う。
【０００５】
【作用】レーザ光線による高エネルギーの照射のため、
通常光線では得にくい高輝度が、高い分解精度で得られ
る。また、ランダム走査は、必要部分のみに照射できる
ので他の部分の画像に影響を与えず、プロジェクタ関係
の調整も不必要である。レーザ光線が、粗面で乱反射し
た際のスペックルと呼ばれる散乱パターンは、太陽等の
ギラつき感を表現するのに適している。
通常光線では得にくい高輝度が、高い分解精度で得られ
る。また、ランダム走査は、必要部分のみに照射できる
ので他の部分の画像に影響を与えず、プロジェクタ関係
の調整も不必要である。レーザ光線が、粗面で乱反射し
た際のスペックルと呼ばれる散乱パターンは、太陽等の
ギラつき感を表現するのに適している。
【０００６】
【実施例】以下この発明の実施例を、図１〜図５を用い
て説明する。図１は輝度増強の為にレーザ光線を半透過
型スクリーン後方から照射する場合の配置を示す構成図
で、１はレーザ光線発生装置、２は走査光学系、３は半
透過型投影スクリーン、４はプロジェクタ、５はレーザ
光線を示す。この場合、視点の位置は通常プロジェクタ
４側にある。図１は本発明の基本的な実施例を示すもの
で、プロジェクタ４から投影される映像とレーザ光線発
生装置１から走査光学系２を経由したレーザ光線５は半
透過スクリーン３上で合成され通常の映像と太陽等のギ
ラつきが模擬される。図２は、本発明の他の実施例を示
すものである。同図は、スクリーン前方から直接照射す
る場合のレーザ光線発生装置１、プロジェクタ４の配置
を示す構成図で、６は投影スクリーンを示す。この場合
も、視点の位置は通常プロジェクタ４側にある。図２の
場合は、レーザ光線発生装置１とプロジェクタ４とは投
影スクリーン６に対して同じ側に配置されている。従っ
て、プロジェクタ４とレーザ光線５の光軸にはずれが生
じる。そこで、解像度のムラを最小限にするため２台の
レーザ光線発生機１と走査光学系２に配置し、画面を半
分ずつ分担させるようにしている。図３は、本発明の他
の実施例を示すものである。同図は、スクリーン前方か
らハーフミラー７を介してスクリーンに照射する場合の
説明図である。同図において、プロジェクタ４から投影
される映像はハーフミラー７を介してスクリーン６に照
射され、レーザ光線発生装置１から走査光学系２を経由
したレーザ光線５はハーフミラー７で反射し、スクリー
ン６上で合成され通常の映像と太陽等のギラつきが模擬
される。また、図１、図２、図３のそれぞれの場合の改
良として、更なる輝度増強を希望する場合には図４の様
に、ハーフミラー７により、レーザ光線５を合成し増強
する。また、カバー範囲の広範化を希望する場合には図
５の様に、レーザ光線発生装置等１を増設する。なお、
８はレーザ光線の走査範囲を示している。
て説明する。図１は輝度増強の為にレーザ光線を半透過
型スクリーン後方から照射する場合の配置を示す構成図
で、１はレーザ光線発生装置、２は走査光学系、３は半
透過型投影スクリーン、４はプロジェクタ、５はレーザ
光線を示す。この場合、視点の位置は通常プロジェクタ
４側にある。図１は本発明の基本的な実施例を示すもの
で、プロジェクタ４から投影される映像とレーザ光線発
生装置１から走査光学系２を経由したレーザ光線５は半
透過スクリーン３上で合成され通常の映像と太陽等のギ
ラつきが模擬される。図２は、本発明の他の実施例を示
すものである。同図は、スクリーン前方から直接照射す
る場合のレーザ光線発生装置１、プロジェクタ４の配置
を示す構成図で、６は投影スクリーンを示す。この場合
も、視点の位置は通常プロジェクタ４側にある。図２の
場合は、レーザ光線発生装置１とプロジェクタ４とは投
影スクリーン６に対して同じ側に配置されている。従っ
て、プロジェクタ４とレーザ光線５の光軸にはずれが生
じる。そこで、解像度のムラを最小限にするため２台の
レーザ光線発生機１と走査光学系２に配置し、画面を半
分ずつ分担させるようにしている。図３は、本発明の他
の実施例を示すものである。同図は、スクリーン前方か
らハーフミラー７を介してスクリーンに照射する場合の
説明図である。同図において、プロジェクタ４から投影
される映像はハーフミラー７を介してスクリーン６に照
射され、レーザ光線発生装置１から走査光学系２を経由
したレーザ光線５はハーフミラー７で反射し、スクリー
ン６上で合成され通常の映像と太陽等のギラつきが模擬
される。また、図１、図２、図３のそれぞれの場合の改
良として、更なる輝度増強を希望する場合には図４の様
に、ハーフミラー７により、レーザ光線５を合成し増強
する。また、カバー範囲の広範化を希望する場合には図
５の様に、レーザ光線発生装置等１を増設する。なお、
８はレーザ光線の走査範囲を示している。
【０００７】
【発明の効果】本発明は、レーザ光線の照射によって輝
度増強を行うため、通常光線よりも高輝度、高解像度の
描画が行え、スペックルによるギラつき感の表現が可能
である。また、ランダム走査により、高輝度部分のみの
描画が行え、その他部分の画像に影響を与えない。ま
た、エイリアス効果（斜めの線がギザギザになる）も生
じにくい。
度増強を行うため、通常光線よりも高輝度、高解像度の
描画が行え、スペックルによるギラつき感の表現が可能
である。また、ランダム走査により、高輝度部分のみの
描画が行え、その他部分の画像に影響を与えない。ま
た、エイリアス効果（斜めの線がギザギザになる）も生
じにくい。
【図１】本発明の基本構成図。
【図２】本発明の実施例の構成図。
【図３】本発明の実施例の構成図。
【図４】本発明の実施例の構成図。
【図５】本発明の実施例の構成図。
【符号の説明】 １ レーザ光線発生装置 ２ 走査光学系 ３ 半透過型投影スクリーン ４ プロジェクター ５ レーザー光線 ６ 投影スクリーン ７ ハーフミラー ８ レーザ光線の走査範囲
Claims (1)
- 【請求項１】 プロジェクタを用いる投射型画像表示装
置により投射された画像で、部分的に高輝度画像を表示
し、太陽等の高輝度物体や、全反射による眩しさを表現
する方法において、投射された映像上で該当の物体、ま
たは現象が占める部分をレーザ光線でランダム走査し、
その散乱反射光によって高輝度、及びギラつき感を発生
することを特徴とした高輝度表現方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056403A JPH05216119A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056403A JPH05216119A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 画像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05216119A true JPH05216119A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=13026217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056403A Pending JPH05216119A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05216119A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008513830A (ja) * | 2004-09-22 | 2008-05-01 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 背面投射スクリーンに基づく電子窓 |
| JP2009122660A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-06-04 | Panasonic Corp | 画像表示装置 |
| JP2014517337A (ja) * | 2011-04-19 | 2014-07-17 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 高輝度投影ディスプレイ及び関連方法 |
| JP2020088739A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 株式会社オクテック | 表示装置、表示システム、画像表示方法 |
| EP3817376A1 (en) * | 2019-11-04 | 2021-05-05 | The Boeing Company | Active screen for large venue and dome high dynamic range image projection |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP4056403A patent/JPH05216119A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008513830A (ja) * | 2004-09-22 | 2008-05-01 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 背面投射スクリーンに基づく電子窓 |
| JP2009122660A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-06-04 | Panasonic Corp | 画像表示装置 |
| JP2014517337A (ja) * | 2011-04-19 | 2014-07-17 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 高輝度投影ディスプレイ及び関連方法 |
| JP2019012281A (ja) * | 2011-04-19 | 2019-01-24 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 高輝度投影ディスプレイ及び関連方法 |
| US10462437B2 (en) | 2011-04-19 | 2019-10-29 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | High luminance projection displays and associated methods |
| US11637996B2 (en) | 2011-04-19 | 2023-04-25 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | High luminance projection displays and associated methods |
| JP2020088739A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 株式会社オクテック | 表示装置、表示システム、画像表示方法 |
| WO2020111164A1 (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 株式会社オクテック | 表示装置、表示システム、画像表示方法 |
| EP3817376A1 (en) * | 2019-11-04 | 2021-05-05 | The Boeing Company | Active screen for large venue and dome high dynamic range image projection |
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