JPH05215880A - 酸化物を主成分とする核分裂生成物用トラップを含む核燃料要素 - Google Patents

酸化物を主成分とする核分裂生成物用トラップを含む核燃料要素

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JPH05215880A
JPH05215880A JP4293146A JP29314692A JPH05215880A JP H05215880 A JPH05215880 A JP H05215880A JP 4293146 A JP4293146 A JP 4293146A JP 29314692 A JP29314692 A JP 29314692A JP H05215880 A JPH05215880 A JP H05215880A
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fuel element
fuel
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oxide
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Bernard Bastide
ベルナール・バステイード
Bertrand Morel
ベルトラン・モレル
Michel Allibert
ミシエル・アリベール
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Uranium Pechiney
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い安定性と有効性を有する核分裂生成物用
捕捉剤を提供することにある。 【構成】 本発明の、照射中に生ずる核分裂生成物を捕
捉して核分裂生成物と1600℃以上で安定な化合物を
得ることができる、金属シースにより包囲されているウ
ラン含有酸化物を主成分とする焼結ペレットから成る核
燃料要素は、ペレットがSiO2 とZrO2 又はCeO
2 の少くとも1つとから成る混合金属酸化物を主成分と
する核分裂生成物用捕捉剤を含有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼結したウラン含有酸
化物又は混合酸化物を主成分とし、酸化金属化合物を主
成分とする核分裂生成物用トラップ又は捕獲剤を含む核
燃料要素に関する。
【0002】前記捕捉剤は、原子炉中の照射過程で生ず
るCs,Srのような長寿命の核分裂生成物に対して特
に適している。
【0003】
【従来の技術】焼結酸化物UO2 又は混合酸化物を主成
分とする燃料ペレットを使用するPWR、BWR又は高
速中性子型の原子炉は「in situ」核分裂生成物
を発生し、その中のある物は原子炉の炉心で明らかな気
体であるとは限らない。正常運転では、これらの固体核
分裂生成物は通常ペレット内の適当な場所に残るが、そ
の幾分かはペレットの心部と周辺部の間の温度差により
ペレットの外側に向って移動し得る。しかしながら、そ
の場合でもその大部分は燃料ペレットに閉じ込められた
ままである。
【0004】核分裂生成物はペレット中に元素状で生
じ、ペレットを形成する燃料酸化物と化合物を形成し得
る。前記化合物は原子炉の炉心の温度(300〜900
℃)で比較的安定である。
【0005】しかしながら、原子炉の炉心が過度に温度
上昇して炉心の損傷又は炉心の融解もしくは溶融さえ起
す重大事故の場合には、前記化合物は安定性に乏しく、
それから核分裂生成物が放出されて、環境への散布と汚
染という重大な危険をもたらす。その危険は核分裂生成
物が長寿命(数十年)を示す場合特別に深刻である。た
とえば、 137Cs又は90Srがこの事例である。
【0006】高速中性子炉の正常運転でセシウムを捕捉
することができる装置は、FR特許2438319号
(Westinghouse)に提案されている。この
装置は、低密度で特別の形態のペレットにより形成さ
れ、TiO2 又はNb2 5 から成るCs捕獲剤を核分
裂性燃料ペレットと親燃料ペレットとの間に挿入するこ
とから成る。酸化物は原子炉の炉心に普通の温度ではC
sを固定し、ペレットの形態により、原子炉の正常運転
中に起る膨潤による燃料要素のシースへの応力を避ける
ことが可能である。その装置では、セシウムは捕捉され
るために捕獲剤のペレットに到達しなければならないこ
とと十分な程度まで移動したCsのみが実際に捕捉され
ることが考えられる。
【0007】重大事故の場合では、前記装置はCsの散
布を完全に防止するには余り有効でないことが判明し、
事実、捕捉速度があまり早くないために、まだ捕捉され
ずに燃料ペレット中に存在するCsが全部シースから逃
出して環境を汚染することがあった。
【0008】FR特許2142030号は、金属酸化物
たとえばSiO2 、TiO2 及びそれらの混合物、更に
Al珪酸塩、2族及び4族の金属のチタン酸塩又はSi
2及びCaOをも主成分とする、核分裂生成物(C
s、Rb、I2 、Te)用捕捉剤を記載しており、前記
捕捉剤を添加剤として一般には0.5〜4%の間、良好
には0.5〜2%の間の濃度で燃料に混入する。
【0009】前記捕捉剤は、照射中に核分裂生成物が生
ずると直ちに核分裂生成物を固定して、しばしば許容し
得る安定性を有するCsのシリコアルミン酸塩又はシリ
コチタン酸塩型のような化合物を生じるけれども、核分
裂生成物を含む化合物の分解速度は時として非常に高く
なって、たとえば還元性雰囲気の存在により一般に悪化
する温度の異常上昇を伴う重大事故の場合に核分裂生成
物の滞留は不十分である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、もっ
とも危険な核分裂生成物が照射中に生じたらできるだけ
直ちにそれを特に燃料ペレットの塊の中に捕捉する方法
を提供することにある。
【0011】特に、本発明の目的は、1600℃もしく
はそれ以上の高温か、更には1800℃以上の非常に高
い温度の場合、実際に炉心融解又は溶融が起った場合に
さえも、存在する雰囲気の種類とは無関係に、核分裂生
成物が逃失しないように、向上した安定性と有効性を有
するトラップを提供することにある。
【0012】本発明の別の目的は、重大事故の場合に燃
料ペレットの融解又は早期融解に関与しないトラップ、
換言すればペレットに対して融解の役割を演じず、よっ
て十分な耐火性を保留するトラップを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、照射中に生ず
る核分裂生成物を捕捉して、核分裂生成物と1600℃
以上で安定な化合物を形成することができる核燃料要素
に関する。前記燃料要素は、金属シースで包囲された焼
結ウラン含有酸化物のペレットから成り、そのペレット
がSiO2 及び次の酸化物:ZrO2 又はCeO2 の少
くとも1つから成る混合金属酸化物を主成分とする前記
核分裂生成物用捕捉剤を含有することを特徴とする。
【0014】本発明の第2の変形は、焼結酸化物のペレ
ットが前記捕捉剤でコートされていることから成る。
【0015】本発明の第3の変形は、シースの内側が前
記捕捉剤でコートされていることから成る。
【0016】3つの実施態様を組合せて結果を改良し得
る。しかしながら、少くとも第1の態様を使用すること
が好ましい。
【0017】本発明の焼結ペレットは一般に金属シース
に収納されて燃料棒を形成し、セラミック燃料材料を使
用するあらゆる型の原子炉に適する。焼結ペレットは少
くともUO2 を含有し、時によりPuO2 (混合燃
料)、ThO2 のような他の燃料材料又は焼結操作中、
ペレットの構造(たとえば密度、粒径)に作用し得る
か、中性子面(たとえば中性子吸収材の存在)に関する
他の要素を含む。
【0018】核分裂生成物は捕捉剤を用いて化合物の形
で捕捉され、その化合物は照射中にその場で形成され
る。
【0019】使用する捕捉剤は通常次の酸化物:Al2
3 ,CeO2 ,Nb2 5 ,SiO2 ,TiO2 ,U
2+x ,V2 3 ,Y2 3 及びZrO2 、好ましくは
Al2 3 ,Nb2 5 ,SiO2 ,TiO2 ,UO
2+x 及びZrO2 の少くとも2個の混合物、又は好まし
くは構造化(constituted)化合物である。
【0020】成分の単純な混合物又は既に構造化されて
いる化合物であり得る捕捉剤は、以下の性質を有してい
なければならない。捕捉剤は不揮発性で燃料ペレットの
焼結に際して不活性でなければならない。捕捉剤は小さ
い捕獲断面を有し、捕捉される核分裂生成物と安定で不
揮発性の化合物を生じなければならない。安定な化合物
の分解速度は雰囲気と無関係に、1600℃又は更に良
好には1800℃より高い温度でできるだけ低くなけれ
ばならない。
【0021】しかしながら、好ましくはAl/Si(シ
リコアルミン酸塩)又はAl/Ti(チタンアルミン酸
塩)のような金属の酸化物対を用いると、SiO2 とZ
rO2 及びCeO2 の少くとも1個とから成る捕捉剤
が、前記条件下に核分裂生成物と非常に遅い分解速度を
有する化合物を生じることが知見された。
【0022】核分裂生成物を更に良好に滞留させ得るた
めに、燃料要素がその寿命に達するとき、換言すれば核
分裂生成物の最大量が発生したときに形成される化合物
が化学量論以下になるような量で捕捉剤を燃料要素に混
入することが有利である。
【0023】たとえば、シリコジルコニウム酸塩の場合
には、発生Cs/Zrモル比は、Cs2 ZrSi3 9
として検索される化合物に代って、式がCsZrSi3
8.5 となる化合物が形成されるように1より低いこと
が有利である。
【0024】このような特徴は、燃料要素がその最大燃
焼度に達するまで捕捉剤が有効に機能できるようにする
のに特に魅力的である。
【0025】SiO2 とZrO2 を主成分とする捕捉剤
の場合、高温度で核分裂生成物の滞留を増進するため
に、Si/Zrモル比が2と3の間にあることも有利で
ある。
【0026】その比を達成するには、使用する捕捉剤が
SiO2 とZrO2 の混合物であってもよいが、ZrO
2 と核燃料の間のあり得る相互作用を避けるために化合
物ZrSiO4 とSiO2 の混合物が好ましい。
【0027】
【実施例】本発明を説明するため、捕捉剤と非放射性核
分裂生成物(Cs)の化合物を形成して、その安定性を
試験した。
【0028】アルミナるつぼを使用して、炭酸セシウム
を2つの酸化物ZrO2 +SiO2の均質混合物、粉砕
した化合物ZrSiO4 +SiO2 の均質混合物に添加
した。両方の場合にSi/Zrモル比は2と3の間であ
り、粒度は微細であった。更に粉砕した化合物ZrSi
4 にも添加した。いずれの場合にも、Cs/Zrモル
比は1より低かった。
【0029】比較のため、炭酸セシウムとただ1つの酸
化物(Al2 3 ,SiO2 ,ZrO2 ,TiO2 ,N
2 5 ,ZnO,CeO2 及びY2 3 )を収納した
るつぼも用意した。
【0030】るつぼを乾燥空気中で数時間で630℃の
温度に昇温して炭酸塩の分解を起させ、それによりCO
2 が放散した。酸化セシウムは融解して捕捉剤との化合
物が生成した。次いでその混合物を均質化し、るつぼに
蓋をして閉じ、全体を3日間かけて750℃の温度に昇
温した。それから生成物を均質化し、次いで900℃
(5時間で)、1200℃(5時間で)及び1600℃
(5時間以上で)の温度まで昇温した。単一な酸化物
(Al2 3 ,SiO2 ,ZrO2 ,TiO2 ,Nb2
5 ,ZnO,CeO2 ,Y2 3 )の場合には160
0℃になった後で痕跡のセシウムしか検出されない。酸
化物混合物(ZrSiO4 +SiO3 )及びZrSiO
4 を用いると、Csの滞留は雰囲気が酸化性(空気)で
も還元性(N2 +H2 )でも80〜87%の間にあるよ
うであった。
【0031】中性雰囲気中2000℃では、本発明のシ
リコジルコニウム酸塩は40%以上の捕捉Csを残す
が、同じ条件下でシリコアルミン酸塩(CsAlSiO
4 又はCsAlSi2 6 、ポリワックス石型)はその
80%以上を放出する。
【0032】もう1つの比較試験を行った。即ち、たと
えばCsとCsAlTiO4 型の化合物を生ずるチタン
−アルミン酸塩型の捕捉剤は、1600℃より高い温度
で約80%のCs分を失い、その上Ti捕獲断面が僅か
に不利になるのでより多くのCsを捕捉するためにその
量を増加することはほとんど不可能であった。
【0033】もう1つの比較試験では、約1600℃の
温度でCsのシリコ−アルミン酸塩型の化合物、たとえ
ばCsAlSiO4 を用いると還元性雰囲気中で1時間
後のCsの損失は70%となるため、Csの塩析(re
largage)速度は非常に高いことが判明した。前
記雰囲気の種類は重大事故の場合形成される最大の危険
に関与する種類であることに注目しなければならない。
【0034】捕捉剤は三成分か、又は更に良好には四成
分であり得る。
【0035】TiO2 を捕捉剤に添加することは興味の
あり得ることであり、TiO2 は事実、形成される化合
物の結晶化と、従ってその安定性を改良することにより
核分裂生成物(たとえばCs)の捕捉を容易にする。同
じことがNb2 5 に当てはまる。
【0036】たとえば、シリコ−ジルコニウム酸塩型の
捕捉剤の場合1部(10〜20%)のZrO2 をTiO
2 により置換すると、更に低い温度でのより良好な結晶
化と、従って更に良好な滞留作用を有する化合物(Cs
−Zr−Ti−Si−O)が生じる。このようにして1
600℃に保持した後では一般に少くとも0.9である
Cs/Zrモル比が得られる。他方、大部分か場合によ
り全部のZrO2 をTiO2 により置換すると、非常に
低い温度(1200℃未満)で融解し、かつ1600℃
より高い温度ではセシウムの十分な滞留を示さないシリ
コ−チタン酸セシウム化合物が生じる。
【0037】希釈効果によって捕捉作用を促進するに
は、安定な酸化化合物、好ましくはアルカリ金属酸化物
(たとえばRb2 O,Na2 O,K2 O)又は更にアル
カリ土金属(又は同類)酸化物(たとえばCaO,Ba
O,SrO,MgO)の少くとも1つを捕捉剤に添加す
ることも興味あることであり得る。
【0038】添加するアルカリ(又はアルカリ土類)化
合物は、捕捉される核分裂生成物とは異なるのが一般的
である。たとえば、ルビジウムをシリコ−ジルコニウム
酸ルビジウムの形で添加することによりシリコ−ジルコ
ニウム酸塩型の捕捉剤をドープすることが可能である。
その捕捉剤はセシウムと反応して化合物Cs−Rb−Z
r−Si−Oを形成する。前記化合物は、たとえばシリ
コ−ジルコニウム酸塩のみを含有する捕捉剤によるCs
の捕捉の場合に得ることを追求している化合物の準同形
である。即ちRbとCsを含有する化合物の系は類似の
構造であって、核分裂が起ったとき発生するCsは系に
初めから存在するRbと容易に交換することが分る。
【0039】アルカリ性化合物の添加は2つの利点を有
する。即ち: i)核分裂生成物(Cs又はSi)の捕捉時に「その場
で」形成される物と密接する特別の構造を有する捕捉剤
を選択することが可能になる。
【0040】こうして、ドープされた捕捉剤に近い特別
の構造を有する捕捉核分裂生成物を含有する最終化合物
が形成され、燃料内部に現われ得る寸法応力を最小にし
て安定性の最終水準を改良することができる。
【0041】ii)捕捉後得られるセシウム対他のアルカ
リ金属のモル比が低い(たとえば0.2未満)ままであ
る場合には、セシウムの化学的活性がその他のアルカリ
金属の化学的活性に接近し、その結果、セシウムは実際
その他のアルカリ金属より揮発性なので更に高い水準の
安定性が得られる。
【0042】これらの現象を説明するため、捕捉剤Rb
ZrSi3 8.5 をCsの酸化物又は塩化物と等モル量
で混合した。セシウムを固定するために、これらの混合
物を200時間かけて700℃にした後、固定されなか
った酸化物又は塩化物を1時間1200℃に加熱するこ
とにより除去した。アルカリ金属の定量分析から、捕捉
剤が等モル量のCsとRbを含有し、従ってCsを十分
捕捉していることが判明した。このようにRbドープ捕
捉剤により、化合物Rb−Si−Zr−Oとの反応とセ
シウム−ルビジウム交換により安定化合物Cs−Rb−
Si−Zr−Oを形成することができる。同等の結果は
カリウムを用いて得られるが、交換反応速度はより低
い。
【0043】形成した化合物の安定性を試験するため
に、式Csx Rb1-x ZrSi3 8.5 の化合物を5時
間1600℃で加熱して、x≦0.2では、セシウムの
滞留がRbを用いない化合物に関して改良されることを
見出した。
【0044】捕捉剤が構造化化合物である場合、燃料要
素での使用に先立って、公知の手段(たとえば、溶融、
焼結、共沈及び燃焼など)により製造するのが一般的で
ある。
【0045】捕捉剤として使用する酸化物混合物又は構
造化化合物は、通常、ペレットの形に加圧して焼結する
前に、燃料酸化物の粉末と粉末状態で混合する。第2と
第3の変形例に関しては、酸化物混合物又は構造化化合
物は当業者の公知の手段、たとえば炉の裏張り、高温吹
付け等の使用によりペレットの表面又はシースの内側に
コートされ得る。
【0046】捕捉剤をペレットに混入する場合、核分裂
生成物が出現すると直ぐに安定な化合物を形成すること
ができ、それによりその移動を制限するように、燃料中
のペレットの分散が極めて均密であるように注意を払
う。そのために、捕捉剤は成形と焼結の前に燃料酸化物
に微細粉末の形で混入する。
【0047】使用する捕捉剤の量は燃料要素に含有され
る燃料の重量に関して一般には0.3重量%〜5重量%
の間であり、たとえばPWR炉に対しては0.5%〜2
%の間が好ましい。
【0048】捕捉剤の使用の変形全部について、使用す
る捕捉剤の量は、最終燃料要素が有しなければならない
中性子特性と両立し得ることが認められる。
【0049】あらゆる場合に、核分裂生成物は、捕捉剤
を用いて高温度で(溶融媒質中を含めて)安定であっ
て、かつ多少とも複雑な酸化化合物を形成することによ
り正常運転中に捕捉される。特に核分裂生成物は索引で
未知の線をX線試験により示し、それは特に前記の化合
物CsZrSi3 8.5 について事実である。
【0050】このように、本発明により、固体核分裂生
成物はその場で形成される化合物の形で捕捉される。前
記化合物は非常に高い温度(1600℃より高く、又は
更に良好には1800℃より高く、溶解媒質中でさえ)
で安定であり、低水準の揮発性を有し、かつ原子炉の中
性子面と両立し得る。更に捕捉剤は原子炉の運転温度で
核分裂生成物を捕捉するのに有効であり、ウラン含有燃
料ペレットの焼結のための温度と両立し得る融点を有
し、ウラン含有燃料に関して安定であり、かつ捕捉が起
る場合小さい寸法変動しか示さない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミシエル・アリベール フランス国、38100・グルノーブル、リ ユ・ラボワズイエ、23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照射中に生ずる核分裂生成物を捕捉して
    核分裂生成物と1600℃以上で安定な化合物を得るこ
    とができる、金属シースにより包囲されているウラン含
    有酸化物を主成分とする焼結ペレットから成る核燃料要
    素であって、ペレットがSiO2 とZrO2 又はCeO
    2 の少くとも1つとから成る混合金属酸化物を主成分と
    する核分裂生成物用捕捉剤を含有することを特徴とする
    前記要素。
  2. 【請求項2】 照射中に生ずる核分裂生成物を捕捉して
    核分裂生成物と1600℃以上で安定な化合物を得るこ
    とができる、金属シースにより包囲されているウラン含
    有酸化物を主成分とする焼結ペレットから成る核燃料要
    素であって、ペレットにSiO2 とZrO2 又はCeO
    2 の少くとも1つとから成る混合金属酸化物を主成分と
    する核分裂生成物用捕捉剤がコートされていることを特
    徴とする前記要素。
  3. 【請求項3】 照射中に生ずる核分裂生成物を捕捉して
    核分裂生成物と1600℃以上で安定な化合物を得るこ
    とができる、金属シースにより包囲されているウラン含
    有酸化物を主成分とする焼結ペレットから成る核燃料要
    素であって、シースの内側にSiO2 とZrO2 又はC
    eO2 の少くとも1つとから成る混合金属酸化物を主成
    分とする核分裂生成物用捕捉剤がコートされていること
    を特徴とする前記要素。
  4. 【請求項4】 酸化物が混合物又は構造化化合物の形で
    使用されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    一項に記載の燃料要素。
  5. 【請求項5】 捕捉剤がTiO2 又はNb2 5 をも含
    有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項
    に記載の燃料要素。
  6. 【請求項6】 捕捉剤がMgOを含めた、アルカリ又は
    アルカリ土金属の安定な酸化化合物の少くとも1つをも
    含有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一
    項に記載の燃料要素。
  7. 【請求項7】 捕捉剤が燃料の重量の0.3%〜5%、
    好ましくは0.5%〜1%を占めることを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料要素。
  8. 【請求項8】 捕捉剤中のSi/Zrモル比が2〜3の
    間にあることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一
    項に記載の燃料要素。
  9. 【請求項9】 シリコジルコニウム酸塩によりCsを捕
    捉する場合、Cs/Zrモル比が1より低いこと特徴と
    する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の燃料要素。
  10. 【請求項10】 捕捉剤とそのあり得る添加剤を微細粉
    末の形で燃料酸化物粉末に添加して高度に均質な混合物
    を得、次いで成型し、焼結して、燃料ペレットを得るこ
    とを特徴とする、請求項1及び4〜9のいずれか一項に
    記載の燃料要素。
  11. 【請求項11】 捕捉剤が複数の成分から成り、それら
    を融解、均質化、固化し、微細粉末の状態に粉砕し、次
    いで燃料酸化物の粉末と混合後成型及び焼結して燃料ペ
    レットを得ることを特徴とする、請求項10に記載の燃
    料要素。
JP4293146A 1991-10-31 1992-10-30 酸化物を主成分とする核分裂生成物用トラップを含む核燃料要素 Pending JPH05215880A (ja)

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FR9113713 1991-10-31
FR919113713A FR2683373B1 (fr) 1991-10-31 1991-10-31 Elements combustibles nucleaires comportant un piege a produits de fission a base d'oxyde.

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