JPH0521570A - Icパツケージ - Google Patents

Icパツケージ

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Publication number
JPH0521570A
JPH0521570A JP19723791A JP19723791A JPH0521570A JP H0521570 A JPH0521570 A JP H0521570A JP 19723791 A JP19723791 A JP 19723791A JP 19723791 A JP19723791 A JP 19723791A JP H0521570 A JPH0521570 A JP H0521570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
package
semiconductor chip
opening
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP19723791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Hashiyoshi
和典 橋吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP19723791A priority Critical patent/JPH0521570A/ja
Publication of JPH0521570A publication Critical patent/JPH0521570A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体チップを搭載するパッケージにおい
て、IC内部の温度測定を正確に行なう。 【構成】 半導体チップを搭載するパッケージに開口部
4を設け、温度測定用センサ8を開口部4に挿入して温
度測定を行なうことにより、IC内部の温度測定を正確
に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップを搭載す
るパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICパッケージの外観斜視図を図
5、また同図のD−D′における断面を図6に示す。図
6のように、ICは半導体チップ2と、それを搭載して
いるICパッケージ1内に固定されており、半導体チッ
プ2はマウント材6によってICパッケージ1内に固定
されている。
【0003】半導体チップ2はボンディングワイヤー3
からICパッケージのステッチ部9を介して、各ICピ
ン5に接続されている。半導体チップ2に対し、入力及
び出力される信号や電源電位・接地電位は、ICピン5
によって外部から供給されている。
【0004】一般に、ICは温度によってその特性が変
化する。そのため従来はICの温度を変化させて、その
特性を測定・分析し評価を行なっていた。
【0005】ICの温度を制御する装置は、ICの温度
測定用センサとICに対して加熱もしくは冷却を行なう
温度制御装置で構成されている。
【0006】ICの温度による特性の評価の際には、図
7に示すように、ICの温度測定用センサ8は粘着テー
プ7などでICに張りつけて固定され、その後ICと共
に閉鎖された空間内に設置される。
【0007】温度測定用センサによって測定された値
(ICの温度)は、直ちに温度制御装置にフィードバッ
クされ、予め設定されている値(ICの温度)に収束す
るように、ICに対して高温または低温の気流をふきつ
け、加熱や冷却を行なう。
【0008】上述のようにして、ICの温度が一定に制
御された環境の中でICの温度による特性の評価が行な
われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、ICの温度測定用センサがICのキャップ等の表面
上に取り付けられているため、ICのパッケージ自体の
温度は測定できるものの、ICの特性に直接、影響を及
ぼす半導体チップの温度は測定することができない。
【0010】そのためICの特性の評価を高温で行なう
場合には、表面温度(ICパッケージの測定温度)が安
定してから更に、内部(半導体チップ)に表面の熱が伝
搬し、内部温度が安定するまでの期間を設けなければな
らなかった。
【0011】また、気流の温度が高いためICの温度測
定用センサを固定している粘着テープが変形・剥離し、
同時にICの温度測定用センサがICパッケージの表面
に密着できなくなり、ICの温度が正確に測定できない
ということも起こりえた。
【0012】更に、高温になっているICの脱着時に
は、直接人間の手で触れると火傷等の恐れがあるため、
ICの温度を下げるための冷却期間を必要としていた。
【0013】以上のような状況下では、敏速で正確なI
Cの温度による特性の評価は行なえない。
【0014】そこで本発明の目的は、以上の欠点を改善
し、より正確で敏速なICの温度による特性の評価が行
なえるICパッケージを提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るICパッケージにおいては、半導体チ
ップを搭載するICパッケージであって、側面に少なく
とも1つ以上の任意の形状の開口部をもつ空間を内部に
有するものである。
【0016】
【作用】本発明では、ICの温度測定用センサをICパ
ッケージ内に挿入して、特性評価を行なうようにしたも
のである。
【0017】
【実施例】以下に本発明の詳細を、その実施例につき図
面を参照して説明する。
【0018】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す外観斜視図である。図2は、図1のA−A′線断面
図である。
【0019】図2に示すように、ICは半導体チップ2
と、それに搭載するICパッケージ1とで構成されてお
り、半導体チップ2はマウント材6によってICパッケ
ージ1内部に固定されている。
【0020】半導体チップ2に対して入出力される各信
号は、ICピン5からICパッケージのステッチ部9よ
りボンディングワイヤー3を介して供給される。
【0021】また図2に示すように、側面に開口部4を
もつICパッケージ1内の空間は半導体チップ2下に設
けられている。
【0022】図3はICパッケージ1の開口部4に対
し、実際にICの温度測定用センサ8を挿入した状態に
おける断面図である。
【0023】図3において、ICの温度測定用センサ8
はICパッケージ1内で最も半導体チップ2に近い場所
に設置されている。そのため、従来のICパッケージに
よるICの表面温度による評価に比べ、本発明のICパ
ッケージでは、半導体チップ2の温度による評価を行な
うことができる。
【0024】さらに、ICパッケージ内の空間に伝熱材
を充填することによって、より精密な温度測定が行なえ
る。
【0025】またICパッケージ1の内部において、I
Cの発熱源である半導体チップ2に最も近い場所に、側
面に開口部4をもつ空間があるため、実使用時において
開口部4に気流を通し、半導体チップ2から発生した熱
を逃がすことができるという効果もある。
【0026】更に、側面の開口部4は工具等で引っかけ
ることができるので、ICが高温になっているときなど
人間の手で直接触れないような状態でも、工具等によっ
て容易にICソケットから脱着することができる。
【0027】(実施例2)図4は、本発明の実施例2を
示す外観斜視図である。
【0028】図4において、空間がICパッケージ1の
全側面の開口部4に通じているので、ICの温度測定用
センサをどの方向からでも挿入することができる。そし
て、ICから発生した熱は全側面に対し、逃がすことが
できるようになり実使用時におけるICパッケージ1の
放熱性が向上する。
【0029】以上の説明においては、ICパッケージの
ある1つの側面の開口部とその向かい合う側面の開口部
に貫通した空間を有する場合と、全側面の開口部に通ず
る空間を有する場合とをあげたが、ほかの側面に貫通し
ていない開口部をもつ場合や、ある1つの側面に対し1
つ以上の開口部をもつ空間を有する場合、また開口部の
形が丸形や四角形などの場合、半導体チップ下以外の場
所に空間を設けた場合も考えられ、そのような場合でも
同様の効果を得ることができ、本発明の目的を達成する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明かなように本発明のIC
パッケージによれば、パッケージ側面に開口部を有する
ので、ICの温度測定用センサをICパッケージ内に挿
入できる。
【0031】それに伴い、センサにおける測定が半導体
チップに近い場所で行なえるため、従来に比べ半導体チ
ップの温度をより正確に測定できる。
【0032】また、ICの発熱源である半導体チップの
近くに気流を通せる空間があるので、ICパッケージの
放熱性が向上する。
【0033】さらに開口部に工具等を引っかけることで
ICが高温の状態でも、ICソケットから脱着できると
いう効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す外観斜視図である。
【図2】図1のA−A′線断面図である。
【図3】図2の開口部4に対し、ICの温度測定用セン
サ8を挿入した状態を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例2を示す外観斜視図である。図
4のB−B′およびC−C′線断面図は、図2と同様で
ある。
【図5】従来例によるICパッケージを示す外観斜視図
である。
【図6】図5のD−D′線断面図である。
【図7】従来のICパッケージを用いて、ICの温度に
よる特性評価を行なう場合の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 ICパッケージ 2 半導体チップ 3 ボンディングワイヤー 4 開口部 5 ICピン 6 マウント材 7 粘着テープ 8 ICの温度測定用センサ 9 ステッチ部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体チップを搭載するICパッケージ
    であって、 側面に少なくとも1つ以上の任意の形状の開口部をもつ
    空間を内部に有することを特徴とするICパッケージ。
JP19723791A 1991-07-11 1991-07-11 Icパツケージ Pending JPH0521570A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19723791A JPH0521570A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 Icパツケージ

Applications Claiming Priority (1)

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JP19723791A JPH0521570A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 Icパツケージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0521570A true JPH0521570A (ja) 1993-01-29

Family

ID=16371133

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19723791A Pending JPH0521570A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 Icパツケージ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7626608B2 (en) 2003-07-10 2009-12-01 Sony Corporation Object detecting apparatus and method, program and recording medium used therewith, monitoring system and method, information processing apparatus and method, and recording medium and program used therewith

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7626608B2 (en) 2003-07-10 2009-12-01 Sony Corporation Object detecting apparatus and method, program and recording medium used therewith, monitoring system and method, information processing apparatus and method, and recording medium and program used therewith
US7944471B2 (en) 2003-07-10 2011-05-17 Sony Corporation Object detecting apparatus and method, program and recording medium used therewith, monitoring system and method, information processing apparatus and method, and recording medium and program used therewith

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