JPH05215653A - 自動花粉捕集装置 - Google Patents

自動花粉捕集装置

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Publication number
JPH05215653A
JPH05215653A JP1897192A JP1897192A JPH05215653A JP H05215653 A JPH05215653 A JP H05215653A JP 1897192 A JP1897192 A JP 1897192A JP 1897192 A JP1897192 A JP 1897192A JP H05215653 A JPH05215653 A JP H05215653A
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JP
Japan
Prior art keywords
pollen
slide glass
stage
moving stage
cover plate
Prior art date
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Application number
JP1897192A
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English (en)
Inventor
Keigo Oshima
啓吾 大嶋
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AKATSUKI DENKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
AKATSUKI DENKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 花粉の補集を自動化し、かつ、補集前の未使
用のスライドグラスおよび補集後のスライドグラスを雨
や補集の誤差となる花粉から防ぎ、正確度を向上させ
る。 【構成】 スライドグラス16を支持した突起セッティ
ング部12を補集器のカバープレート2の開口部3より
外気側に突出させる構造とし、その突起セッティング部
12を設置する移動ステージ11を間欠的に駆動するこ
とにより、本体内部への雨水や花粉の侵入を防ぎ、スラ
イドグラス16の自動的な交換を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空中に浮遊する花粉を
捕集する装置に係り、特に、試料採取用スライドグラス
を単位時間ごとに自動的に交換する自動花粉捕集装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空中に浮遊する花粉を捕
集する装置としては、試料採取用のスライドグラスを静
置させ、そのスライドグラス上に花粉を、重力により落
下させ、捕集するようにしたダーラム型(Durha
m)捕集器や、強制的に一定量の空気を吸気させ花粉を
捕集するバーカード型(Burkard)捕集器が知ら
れている。
【0003】図12はかかる従来のダーラム型捕集器の
斜視図である。この図に示すように、ダーラム型の捕集
器は、例えば、直径23cmの2枚のステンレス円盤2
00が3本の高さ7.6cmの支柱204で支えられ、
中央にスライドホルダー202が下部の円盤より、略
2.5cm高く設置されている。このスライドホルダー
202上にワセリンを薄く均一に塗ったスライドグラス
を固定し、一定時間空中に暴露することにより、ワセリ
ンに付着した花粉を採取する。
【0004】図13はかかる従来のバーカード型捕集器
を示す図である。バーカード型の捕集器は風見207を
有し、風に向かって回転する。風見207の対側に吸引
口206が設けられ、吸引ポンプにより毎分約8リット
ルの大気が取り入れられる。取り入れられた大気は、内
蔵されたドラムに巻付けた粘着テープに吹きつけられ、
花粉の捕集を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記バーカード型の捕
集器は、吸引ポンプにより大気が取り入れられるため、
1週間の連続捕集が可能であって、気象条件にかかわら
ず一定した捕集率が得られ、また、正確さの点でダーラ
ム型の捕集器よりも優れている。しかし、吸引ポンプを
用いているため機構が複雑となったり、捕集面が粘着テ
ープであってガラスでないため、観察がしにくいといっ
た欠点を有している。そのため、現在、わが国では、簡
便で扱い易いという利点から、ダーラム型の捕集器が最
も多く利用されている。
【0006】しかしながら、前記従来のダーラム型の捕
集器では、日別あるいは単位時間当たりの花粉の空中飛
散浮遊状況を観察調査する場合、毎日あるいは単位時間
当たり毎にスライドグラスを交換するために極めて多く
の手数を要していた。そのため、遠隔地あるいは夜間、
休日等の捕集調査には、多大の労力と費用を有してい
た。また、定時の捕集調査が困難であり、正確さを欠く
といった問題点を有していた。
【0007】本発明は、前記問題点を解決し、花粉の空
中飛散浮遊状況を観察調査するために、ダーラム型捕集
器の簡便さを備えつつ、省力化と正確度を向上させた自
動花粉捕集装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、花粉を試料採取用スライドグラス上に落
下させて捕集する自動花粉捕集装置において、開口部を
有したカバープレートと、前記スライドグラスが取り付
けられる複数個の突起セッティング部を有したステージ
を設け、前記ステージは前記カバープレートを含む本体
内にあり、前記ステージおよび前記カバープレートは間
欠駆動により相対的に移動し、前記突起セッティング部
は前記開口部を介して前記本体の外側に前記カバープレ
ートに対して相対的に突出するように構成したものであ
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、上記したように構成したの
で、捕集調査を自動化することができ、省力化と正確度
を向上させることができる。また、スライドグラスを捕
集装置のカバープレートの開口部より外気側に突出させ
る構造により、未使用のあるいは、既に捕集の済んだス
ライドグラス上に花粉が付着することを防止し、さらに
正確度を向上させることができる。
【0010】また、前記移動ステージの間欠駆動間隔を
可変とすることにより、花粉の捕集の時間を任意に変更
することができる。さらに、前記移動ステージを複数個
用いることにより、同時に異なる時間間隔の花粉の捕集
を行うことができる。また、前記移動ステージを複数個
用い、各移動ステージを順次駆動させることにより、異
なる日の同時刻帯における花粉の飛散状況、異なる週の
同じ曜日における花粉の飛散状況等の異なる季節におけ
る花粉の飛散状況の比較を行うことができる。
【0011】さらに、カバープレートの開口部、あるい
は移動ステージの前記開口部側の遮蔽機構により、カバ
ープレート内にある捕集前の未使用のスライドグラスお
よび捕集後のスライドグラスを雨から保護したり、捕集
の誤差となる花粉の付着を防ぐことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1乃至図5により、本発明の
第1の実施例について説明する。図2は本発明の第1の
実施例を示す自動花粉捕集装置の斜視図である。本発明
の第1の実施例においては、カバー1、カバー側部5,
6および下部の制御部4により、自動花粉捕集装置の外
部本体が形成される。
【0013】前記カバー1の上面には、カバープレート
2が設置され、該カバープレート2上には、支柱8によ
り、上部円盤7が支持設置される。カバープレート2に
は、開口部3が形成され、該開口部3を通して本体内部
から突起セッティング部12が突出している。前記突起
セッティング部12上には、花粉を捕集するスライドグ
ラス16が設置されている。カバープレート2から突出
したスライドグラス16は、従来のダーラム型の捕集器
と同様に上部円盤7の下部に位置され、花粉を捕集す
る。
【0014】図1は本発明の第1の実施例を示す自動花
粉捕集装置の分解斜視図、図3は本発明の第1の実施例
を示す自動花粉捕集装置の構造を示す図であり、図1の
矢印Aの方向から見た断面図である。図4は本発明の第
1の実施例を示す自動花粉捕集装置の構造を示す図であ
り、図1の矢印Bの方向から見た断面図である。これら
の図に示すように、前記本体内には、捕集を行うスライ
ドグラス16を有した捕集部10、該捕集部を駆動する
駆動部が設けられ、該駆動部は制御部4からの制御によ
り、始動、停止が行われる。
【0015】以下、捕集部について説明する。捕集部1
0は移動ステージ11とスライドグラス16とから成
る。移動ステージ11は、環状構造であり、突起セッテ
ィング部12を有している。該突起セッティング部12
は、前記環状部分の外側円周部に等間隔に設けられ、外
方に向かって形成される。突起セッティング部12の個
数、および設置間隔は、使用用途に応じて任意に定める
ことができる。例えば、8個の突起セッティング部12
を45度間隔で設置することができる。8個の突起セッ
ティング部12の場合には、それぞれの突起セッティン
グ部12上にスライドグラスを計8枚配置し、該スライ
ドグラスを3時間おきに順次外気に触れさせ、移動ステ
ージ11が1回転することにより、1日分の捕集を行う
ことができる。また、スライドグラスを8枚用い、それ
ぞれのスライドグラスを外気に触れさせておく捕集間隔
を24時間として、1週間分の捕集を行うことができ
る。更に、移動ステージ11は、突起部13を有してい
る。該突起部13は、突起セッティング部12と同数の
個数を有し、環状部分の前記突起セッティング部12よ
り中心寄りの位置に、横方向に突出して設けられる。
【0016】スライドグラス16は、突起セッティング
部12の先端に形成したスライドグラス保持部14によ
り固定される。スライドグラス16は、捕集開始時に、
スライドグラス保持部14にセットされ、移動ステージ
11が1回転して捕集が完了した後、回収され、再び新
しいスライドグラス16がスライドグラス保持部14に
セットされて、次の捕集に備えることになる。
【0017】前記環状部の頂上の位置にある突起セッテ
ィング部12は、前記カバープレート2の開口部3から
外部に突出しており、突起セッティング部12の上端に
設置されたスライドグラス16を外気に露出させてい
る。その場合、突起セッティング部12の側面にはテー
パが形成されており、その突起セッティング部12の側
面とカバープレート2間は密封されるように構成されて
いる。
【0018】また、前記開口部3、あるいは突起セッテ
ィング部12には、雨水あるいは、花粉が本体内に侵入
しないように遮蔽機構が設けられている。該遮蔽機構と
して、例えば、ゴム部材を開口部3の周辺に設置した
り、突起セッティング部12の側部周囲の前記開口部3
と対向する位置に設ける。移動ステージ11の環状部分
の中心には、回転支持軸18が設けられる。該回転支持
軸18は、移動ステージ11の両側に設けられた支持部
40および支持部50により、回転運動および上下運動
可能に支持される。
【0019】以下に、駆動部について説明する。駆動部
20は、DCモータ21と、該DCモータ21によって
駆動される駆動軸26と、該駆動軸26に固定される駆
動ギヤ22と、該駆動ギヤに噛合するギヤ23と、該ギ
ヤ23に固定される軸24と、該軸24を支持する支持
部25とから成る。
【0020】DCモータ21による回転駆動はギヤ22
と、該ギヤ22とかみ合うギヤ23を介して軸24を回
転させる。軸24は支持部25により支持され、軸24
に結合された第1のクランク部材31を駆動する。第1
のクランク部材31の他端には、軸36が回転可能に取
り付けられ、さらに、軸36には、第2のクランク部材
32の一端が設置されている。そして、第2のクランク
部材32の他端には、前記回転支持軸18が回転可能に
取り付けられている。
【0021】軸36には、第1のクランク部材31と反
対側に、第1のクランク部材31と同様な第3のクラン
ク部材33が設けられる。第3のクランク部材33の他
端には、支持軸35が設けられ、軸持される。また、軸
36には、第2のクランク部材32の反対側に、第2の
クランク部材32と同様な第4のクランク部材34が設
けられ、さらに、該第4のクランク部材34の他端に
は、前記回転支持軸18が回転可能に取り付けられてい
る。
【0022】上記の構造により、前記回転支持軸18と
軸36は平行に設置されることになる。次に、支持部4
0,50について説明する。支持部50には、回転支持
軸18を支持する位置に縦方向に溝52が形成され、該
溝52の両側にガイド54,56が設置されている。回
転支持軸18は溝52内をガイド54,56に両側をガ
イドされながら上下運動および回転運動を行う。また、
ガイド56側には、ローテータ58が設置される。該ロ
ーテータ58は、傾斜面を有し、該傾斜面の高部は溝5
2より遠い位置に、低部は溝52に面した側に形成され
る。該傾斜面は移動ステージ11の前記突起部13と接
触しながらスライドして移動することにより、移動ステ
ージ11に回転運動を生じさせ、スライドグラスの位置
交換を可能にしている。
【0023】他方、支持部40には、支持部50と同様
に回転支持軸18を支持する位置に縦方向に溝42が形
成され、該溝42の両側にガイド44,46が設置され
ている。回転支持軸18はその両側をガイド44,46
にガイドされながら溝42内を上下運動および回転運動
を行う。次に、本発明の第1の実施例の装置の動作を説
明する。
【0024】DCモータ21が制御部4に信号により回
転すると、該回転運動はギヤ22およびギヤ23を介し
て軸24を回転させる。軸24は第1のクランク部材3
1を回転させる。第1のクランク部材31の回転ととも
に、第3のクランク部材33も軸35に支持されて回転
し、クランク部材31,33で支持される軸36自体を
回転運動させる。図3において、実線によりクランク部
材31,33および軸36が回転運動の最上部に位置し
た状態を示し、破線によりクランク部材31,33およ
び軸36が回転運動の最下部に位置した状態を示してい
る。
【0025】第2および第4のクランク部材32,34
は軸36自体の回転運動に伴って、上下運動および回動
運動を行い、該クランク部材32,34の他端に設置さ
れた回転支持軸18を前記溝42,52に沿って上下に
駆動する。回転支持軸18の該上下駆動に伴って、移動
ステージ11も上下運動を行い、さらに後述するように
間欠的に回動運動を行う。
【0026】回転支持軸18が最上部の位置にある時、
移動ステージ11も最上部の位置にあり、移動ステージ
11の上端部の突起セッティング部12がカバープレー
ト2の開口部3より外気中に突出している。移動ステー
ジ11が前記クランク機構により下方に移動すると、突
起セッティング部12はカバープレート2の開口部3よ
り本体内部に下降していく。突起セッティング部12の
先端が、完全にカバープレート2の開口部3の下方に下
りた時点で、移動ステージ11から横方向に突出した突
起部13がローテータ58の傾斜面と接触する。さら
に、移動ステージ11が下降すると、突起部13とロー
テータ58の傾斜面との接触により、移動ステージ11
は回転方向の力を受け、下降と共に回転する。該回転運
動は、突起部13がローテータ58の傾斜面の最下点、
つまり溝42および52の位置に下降するまで行われ
る。これにより、移動ステージ11は突起部13の設置
間隔の角度だけ、回動運動を行い、次の突起セッティン
グ部12が上方に向くことになる。
【0027】さらに、クランク機構の動きにより移動ス
テージ11が最下点を通過すると、移動ステージ11は
上昇し、溝42,52に沿って移動する。移動ステージ
11が上昇すると、前記回動運動により交換された次の
突起セッティング部12がカバープレート2の開口部3
より外方に突出して、突起セッティング部12上に設置
されたスライドグラスが大気中に露出される。移動ステ
ージの駆動はこの時点で一時停止し、花粉の捕集のため
に一定期間前記スライドグラスを大気中に露出した状態
に保持する。
【0028】次に、上記移動ステージの間欠駆動停止に
ついて説明する。上記移動ステージ11を突起セッティ
ング部12がカバープレート2の開口部3より外方に突
出した時点で一時停止させるために、位置センサ61が
設置される。位置センサ61は移動ステージ11が最上
点に到達したことを検知するためものであり、例えば、
回転支持軸18の最上点の位置に設置することができ
る。この位置センサ61の設置位置は移動ステージ11
が最上点に到達したことを検知するものであれば任意に
設定することができる。
【0029】図5は駆動制御回路80を示すブロック図
である。以下、移動ステージ11の間欠駆動について説
明する。図5に示すように、駆動制御回路80はタイマ
81とカウンタ82とワンショットマルチバイブレータ
83,84とオア回路85とフリップフロップ86とリ
レー87と電源部88と位置センサ61とから構成され
る。
【0030】まず、スタートSW72により、カウンタ
82に始動信号を送るとともに、タイマ81が始動す
る。カウンタ82はカウント1を計数するとともに、ワ
ンショットマルチバイブレータ83に信号を送る。ワン
ショットマルチバイブレータ83はパルス信号をオア回
路85を介してフリップフロップ86に送り、さらにリ
レー87をセットして電源部88をDCモータ21に接
続する。DCモータ21は、リレー87がセットされて
いる間駆動し、前記移動ステージ11を下降させて回動
させてスライドグラスを交換し、再び上昇させる。移動
ステージ11が上昇して、前記位置センサ61が移動ス
テージ11の最上点への到達を検出すると、その検出信
号はフリップフロップ86に送られる。フリップフロッ
プ86はリレー87をリセットし、電源部88とDCモ
ータ21との接続を切断し、前記DCモータ21を停止
させる。DCモータ21の停止により、移動ステージ1
1は最上点に固定される。
【0031】前記タイマ81は時間切換SW73で選択
される時間間隔を計時し、設定時間経過後、カウンタ信
号をカウンタ82に送り、カウンタ82にてカウントす
る。その後は、上記説明と同様にして移動ステージ11
が駆動される。前記カウンタ82は、さらに順次カウン
トを続け、設定回数までカウントを行う。カウントが設
定回数に達すると、その後カウンタ82のワンショット
マルチバイブレータ83への送信は停止され、移動ステ
ージ11の間欠駆動は完了する。カウンタ82の設定回
数は、任意に設定可能であり、例えば、使用するスライ
ドグラスの枚数に応じて設定することができ、本実施例
では8回とすることができる。
【0032】タイマ81の時計間隔は時間切換SW73
により切り換え可能であり、例えば、3時間サイクルと
24時間サイクルを選択することができる。3時間サイ
クルを選択した場合には、カウンタ82の設定回数を8
回として、24時間の間に3時間間隔で8回の花粉捕集
をおこなうことができる。また、24時間サイクルを選
択した場合には、同じくカウンタ82の設定回数を8回
として、8日間に24時間間隔で8回の花粉捕集を行う
ことができる。
【0033】また、駆動制御回路80は手動動作SW7
1が接続されたワンショットマルチバイブレータ84を
オア回路85に接続しており、タイマ81の駆動とは別
に任意の時間に移動ステージ11の駆動を開始すること
ができる。図4に示すように、スイッチ部70には、手
動動作SW71、スタートSW72、時間切換SW7
3、電源SW76および電池交換ランプ74、電源ラン
プ75が設置される。
【0034】電源は、直流電源、あるいは交流を整流し
て用いることができる。直流電源の場合には、電池、あ
るいは充電池を用いることができる。また、充電池の場
合は常時、交流により充電しておき、通常は交流により
駆動し、停電時には、充電された充電池により駆動する
ことができる。これら電源の選択および組み合わせは自
由に設定することができる。
【0035】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図6は本発明の第2の実施例を示す自動花粉捕集
装置の斜視図である。この図に示すように、この実施例
においては、捕集部10a,10bとしての移動ステー
ジを複数個の移動ステージ11a,11bとし、その複
数個の移動ステージに対応して、カバープレート2の開
口部を複数個の開口部3a,3bとしたものである。こ
れらの移動ステージ11a,11bにはそれぞれスライ
ドグラス16a,16bがセットされる突起セッティン
グ部12a,12bが設けられる。また、移動ステージ
11aと11bの間には、ギヤ等の伝達機構が設けら、
移動ステージ11aと11bの間欠駆動の間隔を異なら
せることができる。なお、図においては、移動ステージ
11aと11bの間に設置される伝達機構および移動ス
テージ11aのためのローテータは示されていない。
【0036】前記移動ステージ11を複数個設けること
により、例えば、一方の移動ステージ11aを花粉捕集
の間隔の短期間用として用い、他方の移動ステージ11
bを花粉捕集の間隔の長期間用として用いたり、あるい
は、一方の移動ステージをスペアとして用いることもで
きる。また、複数個の移動ステージを同時に使用して、
測定精度を向上させる使用方法も可能である。
【0037】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図7は本発明の第3の実施例を示す自動花粉捕集
装置の概略図であり、その駆動機構90を示している。
この実施例では、移動ステージ91を回転円盤状として
水平方向に支持し、駆動部96により回転駆動するもの
である。移動ステージ91の同一円周上には、開口部9
3が等間隔に形成され、該開口部93内に突起セッティ
ング部92が挿入設置される。該突起セッティング部9
2の上部には、スライドグラス16が設置される。
【0038】駆動部96は、突起セッティング部92の
数に対応した角度だけ移動ステージ91を間欠駆動して
開口部3に対応した位置に移動させる。該位置の下部に
は、駆動機構が設置され、前記突起セッティング部92
を上方に上昇させる。該駆動機構は、例えば、カム機構
94と駆動モータ95とから成り、突起セッティング部
92が開口部3の下部にきたタイミングで駆動する。突
起セッティング部92は、花粉の捕集の期間の間は上昇
した状態で保持される。次の捕集の期間には、カム機構
94により突起セッティング部92が下降し、再び駆動
部96により一定角度間欠駆動して、次の突起セッティ
ング部92が開口部3の下部にセットされる。
【0039】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図8は本発明の第4の実施例を示す自動花粉捕集
装置の概略図であり、駆動機構100を示している。こ
の実施例は、第3の実施例にとほぼ同じ機構である。第
3の実施例との相違は、突起セッティング部102を1
個とした点にある。突起セッティング部102は開口部
3の下方の位置にカム機構104と駆動モータ105と
ともに設置される。突起セッティング部102は、カム
機構104により移動ステージ101に形成された開口
部103を介して上昇し、移動ステージ101の各開口
部103上に設置されたスライドグラス16を上方に押
上げ、さらに開口部3より外気に露出させる。駆動の過
程は第3の実施例と同様である。
【0040】なお、101は移動ステージであり、駆動
部106により、カム機構104の駆動と同期をとって
回転する。第3,4の実施例において、移動ステージ9
1,101をカセット式とすることにより、スライドグ
ラスの移動ステージからの取外しと取付けを行うことな
く、移動ステージの1度の交換により行うこともでき
る。
【0041】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。図9は本発明の第5の実施例を示す自動花粉捕集
装置の概略図であり、その駆動機構110を示してい
る。この実施例は、第3,4の実施例において、移動ス
テージ111を弾性部材により構成したものである。移
動ステージ111は等間隔に腕部材118を放射状に延
ばし、その腕部材118の先端にスライドグラス16を
設置する。移動ステージ111は、駆動部116によ
り、一定角度だけ間欠駆動し、一つの腕部材118を開
口部3の下方位置に移動させる。開口部3の下方位置付
近の回転方向の前方の位置には駆動部材117が固定さ
れ、腕部材118の回転に応じて腕部材118を上方に
湾曲させる。腕部材118の上方への湾曲により、スラ
イドグラス16は開口部3を介して外気に露出される。
この時点で駆動部116を停止させることにより、花粉
の捕集を行うことができる。また、駆動部材117の代
わりに、押し上げロッド112とカム機構114と駆動
モータ115とにより行うこともできる。
【0042】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。図10は本発明の第6の実施例を示す自動花粉捕
集装置の概略図であり、駆動機構120を示している。
この実施例では、突起セッティング部122を直線上に
配列するようにしている。突起セッティング部122
は、枠状の移動ステージ121内に設置される。開口1
27が形成される移動ステージ121は駆動機構12
8,129を駆動部126により、駆動して間欠移動す
る。使用するスライドグラス16がカバープレート2の
開口部3の下方位置に対応する位置に移動した時、突起
セッティング部122は、駆動部123によりカバープ
レート2の開口部3の下方に移動する。その後、突起セ
ッティング部122は、駆動機構124および駆動部1
25により上方に移動し、開口部3より上方に突出して
外気に露出される。花粉の捕集が終了して次のスライド
グラス16をセットするには、突起セッティング部12
2を駆動機構124および駆動部125により下方に移
動させ、次に駆動部123により列状部分に戻す。さら
に駆動機構128,129を駆動部126により突起セ
ッティング部122の1個分にあたる量だけ移動させ、
次の新しいスライドグラス16のセットの準備状態とな
る。
【0043】この実施例においては、移動ステージがカ
セット式であるため、スライドグラスの移動ステージか
らの取外しと取付けを行うことなく、移動ステージ自体
の交換によりスライドグラスの交換を行うことができ
る。次に、本発明の第7の実施例を図11を参照しなが
ら説明する。図11は本発明の第7の実施例を示す自動
花粉捕集の工程図である。
【0044】まず、図11(a)に示すように、スライ
ドグラス16は移動ステージ上に直線状に配列された突
起セッティング部132上に設置されている。カバープ
レート2´は、開口部133の位置が他の面より下方に
オフセットされて形成されている。花粉の捕集中のスラ
イドグラス16はそのオフセットされた開口部133よ
り突出して外気に露出している。
【0045】移動ステージ131には、駆動部130が
設けられ、横方向および縦方向の移動が可能である。次
に、図11(b)に示すように、移動ステージ131が
下方に降下し、次に、図11(c)に示すように、移動
ステージ131が横方向に移動し、隣接する突起セッテ
ィング部132を開口部133の下方位置に移動させ
る。さらに、図11(d)に示すように、移動ステージ
131を上方に上昇させ、突起セッティング部132を
開口部133より突出させる。
【0046】上記実施例では、移動ステージ131を移
動させるように構成したが、相対的に移動ステージ13
1を固定し、カバープレート2´を移動させるようにし
てもよい。なお、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能で
あり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、複数のスライドグラスを移動ステージに設置
し、該移動ステージを間欠的に駆動して捕集器のカバー
プレートの開口部より外気側に突出させる構造とし、ま
た、前記移動ステージは複数個用い、前記移動ステージ
の間欠駆動間隔を可変とするようにしたので、以下に示
すような効果を奏することができる。
【0048】(1)捕集調査を自動化することができ、
省力化と正確度を向上させることができる。 (2)前記移動ステージの間欠駆動間隔を可変とするこ
とにより、花粉の捕集の時間を任意に変更することがで
きる。 (3)前記移動ステージを複数個用いることにより、同
時に異なる時間間隔の花粉の捕集を行うことができる。
【0049】(4)前記移動ステージを複数個用い、各
移動ステージを順次駆動させることにより、異なる日の
同時刻帯における花粉の飛散状況、異なる週の同じ曜日
における花粉の飛散状況等の異なる季節における花粉の
飛散状況の比較を行うことができる。 (5)スライドグラスを捕集器のカバープレートの開口
部より外気側に突出させる構造により、未使用のスライ
ドグラスあるいは、既に捕集の済んだスライドグラス上
に花粉が付着することを防止し、さらに正確度を向上さ
せることができる。
【0050】(6)カバープレートの開口部、あるいは
移動ステージの前記開口部側に遮蔽機構を設けることに
より、雨および花粉の内部への侵入を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す自動花粉捕集装置
の分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す自動花粉捕集装置
の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す自動花粉捕集装置
の構造を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す自動花粉捕集装置
の構造を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示す駆動制御回路を示
すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す自動花粉捕集装置
の斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す自動花粉捕集装置
の概略図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す自動花粉捕集装置
の概略図である。
【図9】本発明の第5の実施例を示す自動花粉捕集装置
の概略図である。
【図10】本発明の第6の実施例を示す自動花粉捕集装
置の概略図である。
【図11】本発明の第7の実施例を示す自動花粉捕集の
工程図である。
【図12】従来のダーラム型捕集器の斜視図である。
【図13】従来のバーカード型捕集器を示す図である。
【符号の説明】
1 カバー 2,2´ カバープレート 3,3a,3b,93,103,133 開口部 4 制御部 5,6 カバー側部 7 上部円盤 8,204 支柱 10,10a,10b 捕集部 11,11a,11b,91,101,111,12
1,131 移動ステージ 12,92,102,122,132 突起セッティ
ング部 13 突起部 14 スライドグラス保持部 16 スライドグラス 18 回転支持軸 20,96,116,123,125,126,130
駆動部 21 DCモータ 22,23 ギヤ 24,36 軸 25,40,50 支持部 26 駆動軸 31,32,33,34 クランク部材 35 支持軸 42,52 溝 44,46,54,56 ガイド 58 ローテータ 61 位置センサ 70 スイッチ部 71 手動動作SW 72 スタートSW 73 時間切換SW 74 電池交換ランプ 75 電源ランプ 76 電源SW 80 駆動制御回路 81 タイマ 82 カウンタ 83,84 ワンショットマルチバイブレータ 85 オア回路 86 フリップフロップ 87 リレー 88 電源部 90,100,110,120,124,128,12
9 駆動機構 94,104,114 カム機構 95,105,115 駆動モータ 112 押し上げロッド 117 駆動部材 118 腕部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 花粉を試料採取用スライドグラス上に落
    下させて捕集する自動花粉捕集装置において、(a)開
    口部を有したカバープレートと、(b)前記スライドグ
    ラスが取り付けられる複数個の突起セッティング部を有
    したステージを設け、(c)前記ステージは前記カバー
    プレートを含む本体内にあり、前記ステージおよび前記
    カバープレートは間欠駆動により相対的に移動し、前記
    突起セッティング部は前記開口部を介して前記本体の外
    側に前記カバープレートに対して相対的に突出可能であ
    ることを特徴とする自動花粉捕集装置。
  2. 【請求項2】 前記ステージを複数個設けたことを特徴
    とする請求項1記載の自動花粉捕集装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個のステージあるいはカバープ
    レートの間欠駆動の駆動間隔を異ならせたことを特徴と
    する請求項2記載の自動花粉捕集装置。
  4. 【請求項4】 前記間欠駆動を、クランク機構およびス
    テージ側に設けた部材と、該部材と接触する傾斜面を有
    したローテータとにより行うことを特徴とする請求項1
    記載の自動花粉捕集装置。
  5. 【請求項5】 前記ステージは環状であり、前記複数個
    の突起セッティング部は該環状部の同一円周上に等角度
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の自動花粉捕集
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ステージは直線上であり、前記複数
    個の突起セッティング部あるいはカバープレートは該ス
    テージの直線方向に間欠移動することを特徴とする請求
    項1記載の自動花粉捕集装置。
  7. 【請求項7】 前記スライドグラスは前記ステージと一
    体に構成され、スライドグラスの交換を該ステージの交
    換により行うことを特徴とする請求項1記載の自動花粉
    捕集装置。
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