JPH05215599A - 振動検知センサー - Google Patents
振動検知センサーInfo
- Publication number
- JPH05215599A JPH05215599A JP2121692A JP2121692A JPH05215599A JP H05215599 A JPH05215599 A JP H05215599A JP 2121692 A JP2121692 A JP 2121692A JP 2121692 A JP2121692 A JP 2121692A JP H05215599 A JPH05215599 A JP H05215599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- piezoelectric body
- voltage
- detection sensor
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動検知センサーの出力を大きくすることを
目的とする。 【構成】 本発明の振動検知センサーは、力がかかると
電圧を発生する圧電体2と、該圧電体2の電圧を検知す
るために取り付けられる第1電極3及び第2電極4、該
電極3、4に接続棒9を介して取り付けられる重り8か
ら構成され、前記重り8と接続棒9が振動によるバラン
スを失って揺れ始めることにより、振動検知センサー1
をさらに大きく揺らし、圧電体2にかかる力を大きくし
て発生する電圧を大きくするものである。
目的とする。 【構成】 本発明の振動検知センサーは、力がかかると
電圧を発生する圧電体2と、該圧電体2の電圧を検知す
るために取り付けられる第1電極3及び第2電極4、該
電極3、4に接続棒9を介して取り付けられる重り8か
ら構成され、前記重り8と接続棒9が振動によるバラン
スを失って揺れ始めることにより、振動検知センサー1
をさらに大きく揺らし、圧電体2にかかる力を大きくし
て発生する電圧を大きくするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周囲の振動を検知する
振動検知センサーに関する。
振動検知センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振動検知センサーは、図
4に示すように、力がかかると電圧を発生する円板状の
圧電体2と、該圧電体2の上面に圧電体2より直径が小
さい円板状の第1電極3を、また下面に前記第1電極3
と同じ直径の第2電極4を夫々設けて圧電体2をサンド
イッチして圧電素子5を形成し、さらにこの圧電素子5
の第2電極4側を、圧電体2より直径が大きい金属板6
に取り付けた圧電振動板7が知られている。
4に示すように、力がかかると電圧を発生する円板状の
圧電体2と、該圧電体2の上面に圧電体2より直径が小
さい円板状の第1電極3を、また下面に前記第1電極3
と同じ直径の第2電極4を夫々設けて圧電体2をサンド
イッチして圧電素子5を形成し、さらにこの圧電素子5
の第2電極4側を、圧電体2より直径が大きい金属板6
に取り付けた圧電振動板7が知られている。
【0003】この圧電振動板7は、周囲で振動が起こる
と一緒に振動する。圧電振動板7が振動することは、圧
電体2がある加速度で運動することになり、運動の法則
により加速度に応じた力が圧電体2にかかることにな
る。従って、圧電体2にかかった力に応じた電圧が発生
するので、この電圧を検知することにより振動を検知す
ることができるものである。
と一緒に振動する。圧電振動板7が振動することは、圧
電体2がある加速度で運動することになり、運動の法則
により加速度に応じた力が圧電体2にかかることにな
る。従って、圧電体2にかかった力に応じた電圧が発生
するので、この電圧を検知することにより振動を検知す
ることができるものである。
【0004】尚、振動が強弱すると、圧電体2の加速度
もそれに応じて変化し、圧電体2にかかる力も変化する
ので、圧電体2で発生する電圧が変化し、振動の強弱も
合わせて検知できる。
もそれに応じて変化し、圧電体2にかかる力も変化する
ので、圧電体2で発生する電圧が変化し、振動の強弱も
合わせて検知できる。
【0005】また、実開平2−41131号公報に示さ
れるように、振動に合わせてセンサ容器内の振動ピック
アップ部材が上下方向に移動して圧電センサに接触し、
接触圧力に応じた電気信号を検知して振動を検知するも
のもある。
れるように、振動に合わせてセンサ容器内の振動ピック
アップ部材が上下方向に移動して圧電センサに接触し、
接触圧力に応じた電気信号を検知して振動を検知するも
のもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例において、
圧電振動板7は軽量であるため、例えば人が近づいてき
たときの振動を検知しても圧電体2にかかる力が小さ
く、第1電極3及び第2電極4より検出できる電圧は小
さいものであった。
圧電振動板7は軽量であるため、例えば人が近づいてき
たときの振動を検知しても圧電体2にかかる力が小さ
く、第1電極3及び第2電極4より検出できる電圧は小
さいものであった。
【0007】そのため、この電極を制御信号として使用
するときに増幅回路により増幅すればよいが、検知され
た電圧に近似する周波数やレベルの電源ノイズや誘導ノ
イズが重畳するため、バンドパスフィルター回路を通し
ても制御信号とノイズが識別できず、制御信号として取
り出せなかった。
するときに増幅回路により増幅すればよいが、検知され
た電圧に近似する周波数やレベルの電源ノイズや誘導ノ
イズが重畳するため、バンドパスフィルター回路を通し
ても制御信号とノイズが識別できず、制御信号として取
り出せなかった。
【0008】また、振動ピックアップ部材が圧電センサ
に接触するものにあっては、急峻な振動を検知したとき
検出される電圧はひげ状の信号となり、この信号も電源
ノイズや誘導ノイズに近似した周波数となるので、フィ
ルター回路を通しても制御信号として取り出せない恐れ
がある。
に接触するものにあっては、急峻な振動を検知したとき
検出される電圧はひげ状の信号となり、この信号も電源
ノイズや誘導ノイズに近似した周波数となるので、フィ
ルター回路を通しても制御信号として取り出せない恐れ
がある。
【0009】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の手段は、力がかかると電圧を発生する圧電体
と、該圧電体の電圧を検知するために取り付けられる電
極と、該電極に接続棒を介して取り付けられる重りを備
えた構成である。
の本発明の手段は、力がかかると電圧を発生する圧電体
と、該圧電体の電圧を検知するために取り付けられる電
極と、該電極に接続棒を介して取り付けられる重りを備
えた構成である。
【0011】
【作用】即ち、振動検知センサーが振動すると接続棒を
介して重りに伝わり、重りと接続棒がバランスを失っ
て、重りが接続棒を曲げて揺れ出す。この揺れが、振動
検知センサーに逆に伝わって、振動検知センサーはさら
に大きく揺れ出し、その分圧電体にかかる力が大きくな
る。圧電体にかかる力が大きくなると、それに伴って圧
電体から大きな電圧の発生が得られる。
介して重りに伝わり、重りと接続棒がバランスを失っ
て、重りが接続棒を曲げて揺れ出す。この揺れが、振動
検知センサーに逆に伝わって、振動検知センサーはさら
に大きく揺れ出し、その分圧電体にかかる力が大きくな
る。圧電体にかかる力が大きくなると、それに伴って圧
電体から大きな電圧の発生が得られる。
【0012】
【実施例】図1において、1は振動検知センサーを示し
ているが、このうち圧電振動板7は前記従来例と同じ構
造なので説明を省略する。
ているが、このうち圧電振動板7は前記従来例と同じ構
造なので説明を省略する。
【0013】8は円筒形の重りであり、例えば10g程
度の重りが使用される。9は前記重り8と第1電極3を
接続する可撓性の接続棒であり、前記接続棒9は例えば
直径が0.4mmの鉛入すずメッキ軟銅線が使用され、
第1電極3の略中心部に溶接されている。
度の重りが使用される。9は前記重り8と第1電極3を
接続する可撓性の接続棒であり、前記接続棒9は例えば
直径が0.4mmの鉛入すずメッキ軟銅線が使用され、
第1電極3の略中心部に溶接されている。
【0014】斯る構成において、例えば電気カーペット
のコントロール部に、図2に示すように振動検知センサ
ー1に保護容器10を被せて取り付けた場合、電気カー
ペットの近傍に人が近寄ってきたとき、人のが動くとき
に発生する振動を振動検知センサー1で検知する。この
時の振動が接続棒9を介して重り8に伝わると、重り8
と接続棒9はバランスを失い、重り8が前後又は左右に
自在に接続棒9を曲げながら揺れ始める。
のコントロール部に、図2に示すように振動検知センサ
ー1に保護容器10を被せて取り付けた場合、電気カー
ペットの近傍に人が近寄ってきたとき、人のが動くとき
に発生する振動を振動検知センサー1で検知する。この
時の振動が接続棒9を介して重り8に伝わると、重り8
と接続棒9はバランスを失い、重り8が前後又は左右に
自在に接続棒9を曲げながら揺れ始める。
【0015】重り8が揺れ始めると、その揺れが圧電振
動板7に伝わって、振動検知センサー1はさらに大きく
揺れ始めるので、圧電体2にはその分大きな力がかかる
ことになり、従って圧電体2より大きな電圧を検知する
ことができる。この時の電圧の周波数は、電源ノイズや
誘導ノイズより低くなっている。
動板7に伝わって、振動検知センサー1はさらに大きく
揺れ始めるので、圧電体2にはその分大きな力がかかる
ことになり、従って圧電体2より大きな電圧を検知する
ことができる。この時の電圧の周波数は、電源ノイズや
誘導ノイズより低くなっている。
【0016】しかし、この電圧は大きくなったといえど
も、制御信号として使用するには小さいので、図3に示
すように、振動検知センサー1で発生した電圧をまずフ
ィルター回路11で電圧に重畳したノイズを除去した
後、増幅回路12で増幅して制御信号として使用できる
電圧にして、取り出すものである。
も、制御信号として使用するには小さいので、図3に示
すように、振動検知センサー1で発生した電圧をまずフ
ィルター回路11で電圧に重畳したノイズを除去した
後、増幅回路12で増幅して制御信号として使用できる
電圧にして、取り出すものである。
【0017】尚、上述の圧電体2から出力する電圧の周
波数は、重り8及び接続棒9の長さを変えることによ
り、自由に設定できる。
波数は、重り8及び接続棒9の長さを変えることによ
り、自由に設定できる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、振動検知センサーから
取り出せる信号は大きくなるので、ノイズにより制御信
号が取り出せなくなることが防げるものである。
取り出せる信号は大きくなるので、ノイズにより制御信
号が取り出せなくなることが防げるものである。
【図1】本発明の振動検知センサーの側面図である。
【図2】保護容器をかぶせた時の振動センサーの斜視図
である。
である。
【図3】本発明の制御ブロック図である。
【図4】従来の振動検知センサーの側面図である。
1 振動検知センサー 2 圧電体 3 第1電極 4 第2電極 8 重り 9 接続棒
Claims (1)
- 【請求項1】 力がかかると電圧を発生する圧電体と、
該圧電体の電圧を検知するために取り付けられる電極
と、該電極に接続棒を介して取り付けられる重りを備え
たことを特徴とする振動検知センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2121692A JPH05215599A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 振動検知センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2121692A JPH05215599A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 振動検知センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215599A true JPH05215599A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12048818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2121692A Pending JPH05215599A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 振動検知センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05215599A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100473840B1 (ko) * | 2001-05-04 | 2005-03-08 | 이헌권 | 운동량 측정센서 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP2121692A patent/JPH05215599A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100473840B1 (ko) * | 2001-05-04 | 2005-03-08 | 이헌권 | 운동량 측정센서 |
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