JPH05215351A - 電気カーペット - Google Patents
電気カーペットInfo
- Publication number
- JPH05215351A JPH05215351A JP1860992A JP1860992A JPH05215351A JP H05215351 A JPH05215351 A JP H05215351A JP 1860992 A JP1860992 A JP 1860992A JP 1860992 A JP1860992 A JP 1860992A JP H05215351 A JPH05215351 A JP H05215351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- surface material
- comprised
- weave
- heat
- Prior art date
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- Pending
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- Carpets (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 掃除性が良く、かつ家具調こたつや座卓等の
脚による表面への摺動に対して耐久性の強い電気カーペ
ットを提供する。 【構成】 カーペット表面材20を、発熱線41と温度
検知線42と芯地43とからなるヒータユニット40
と、フェルト等からなる断熱材44に重ね合わせ、各々
の間に熱融着シート24を介在させ面状に接着した電気
カーペットである。そして表面材20は平織・斜文織・
朱子織等の混合織であり、かつ、たて糸およびよこ糸が
互いに動かない程度、またはそれ以上の織密度を有する
とともに、柄を形成するよこ柄糸も動かないよう小間隔
にて、たて糸で固定された織物生地よりなる表面材21
と、発泡ウレタン等のクッション性を有する第1緩衝材
22と、フェルト等のへたりが比較的少なく、可撓性と
弾力性を有する第2緩衝材23とによって構成され、熱
融着シート24にて一体に面状接着したものである。
脚による表面への摺動に対して耐久性の強い電気カーペ
ットを提供する。 【構成】 カーペット表面材20を、発熱線41と温度
検知線42と芯地43とからなるヒータユニット40
と、フェルト等からなる断熱材44に重ね合わせ、各々
の間に熱融着シート24を介在させ面状に接着した電気
カーペットである。そして表面材20は平織・斜文織・
朱子織等の混合織であり、かつ、たて糸およびよこ糸が
互いに動かない程度、またはそれ以上の織密度を有する
とともに、柄を形成するよこ柄糸も動かないよう小間隔
にて、たて糸で固定された織物生地よりなる表面材21
と、発泡ウレタン等のクッション性を有する第1緩衝材
22と、フェルト等のへたりが比較的少なく、可撓性と
弾力性を有する第2緩衝材23とによって構成され、熱
融着シート24にて一体に面状接着したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気カーペットの本体
構成に関するものである。
構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、表面材が豪華でインテリア性が高
く、しかもオールシーズン敷きっぱなしという使い方を
するカーペットが注目されてきた。このような電気カー
ペットの多くは図13に示すように、断熱材44とその
上に発熱線41と温度検知線42と芯地43とからなる
ヒータユニット40を載置し、さらにその上に表面材2
0を重ね各々を接着剤で接着し、加圧して一体化する構
成になっている。
く、しかもオールシーズン敷きっぱなしという使い方を
するカーペットが注目されてきた。このような電気カー
ペットの多くは図13に示すように、断熱材44とその
上に発熱線41と温度検知線42と芯地43とからなる
ヒータユニット40を載置し、さらにその上に表面材2
0を重ね各々を接着剤で接着し、加圧して一体化する構
成になっている。
【0003】従来、この種の電気カーペットの表面材2
0は図6に示すような構成が一般的であった。以下その
構成について図面を参照しながら説明する。図に示すよ
うに基布1にカットパイル糸2、およびループパイル糸
3を植え込んだ構成となっている。そのためカットパイ
ル糸2どうし、ループパイル糸3どうし、およびカット
パイル糸2とループパイル糸3との間に若干の隙間4が
でき、その隙間4にごみ5が入り易い。したがって、こ
れらのごみ5を掃除機により除去するときは、図7に示
すように掃除機の吸込口6の重さによりカットパイル糸
2、ループパイル糸3の先端部が倒れるので、ごみ5の
出口となる隙間4の上部を塞ぎ、ごみ5が取れにくく掃
除の作業性が悪かった。
0は図6に示すような構成が一般的であった。以下その
構成について図面を参照しながら説明する。図に示すよ
うに基布1にカットパイル糸2、およびループパイル糸
3を植え込んだ構成となっている。そのためカットパイ
ル糸2どうし、ループパイル糸3どうし、およびカット
パイル糸2とループパイル糸3との間に若干の隙間4が
でき、その隙間4にごみ5が入り易い。したがって、こ
れらのごみ5を掃除機により除去するときは、図7に示
すように掃除機の吸込口6の重さによりカットパイル糸
2、ループパイル糸3の先端部が倒れるので、ごみ5の
出口となる隙間4の上部を塞ぎ、ごみ5が取れにくく掃
除の作業性が悪かった。
【0004】そこで掃除の作業性を良くした電気カーペ
ット用の表面材20として、図8に示すような表布材7
に織物生地を使用し、この表布材7とポリエステル繊維
の中綿8およびポリエステル繊維よりなる裏布9を重ね
合わせキルティング加工したものがある。また、図9に
示すように、表布材7と中綿8と裏布9はキルティング
加工による縫製部10で固定されているが、それ以外は
固定されておらず、各々自由に動くことができる。さら
に、表布材7は、中綿8のふくらみによって縫製部10
間が太鼓状になっており、縫製部10間の距離Aより多
くの生地が使われている。
ット用の表面材20として、図8に示すような表布材7
に織物生地を使用し、この表布材7とポリエステル繊維
の中綿8およびポリエステル繊維よりなる裏布9を重ね
合わせキルティング加工したものがある。また、図9に
示すように、表布材7と中綿8と裏布9はキルティング
加工による縫製部10で固定されているが、それ以外は
固定されておらず、各々自由に動くことができる。さら
に、表布材7は、中綿8のふくらみによって縫製部10
間が太鼓状になっており、縫製部10間の距離Aより多
くの生地が使われている。
【0005】この構成において図10(a)のように家
具調こたつ、座卓等の脚11による摺動が行われると、
脚11が矢印B方向に摺動したときは、縫製部10間の
中綿8は圧縮されてしまい、表布材7の余り分が縫製部
10に集まり表布材7は縫製部10を基点として断面が
Z字状に折り曲げられる。
具調こたつ、座卓等の脚11による摺動が行われると、
脚11が矢印B方向に摺動したときは、縫製部10間の
中綿8は圧縮されてしまい、表布材7の余り分が縫製部
10に集まり表布材7は縫製部10を基点として断面が
Z字状に折り曲げられる。
【0006】つぎに図10(b)のように脚11が矢印
C方向に摺動したときは、表布材7は脚11について移
動し、表布材7の余り分は縫製部10より離れ表布材は
直線状となる。この摺動が連続して行われると、図10
(a)に示す断面がZ字状部12の折り目13で、表布
材7に使用している織物生地のたて糸やよこ糸に、折り
曲げ力が加えられる。
C方向に摺動したときは、表布材7は脚11について移
動し、表布材7の余り分は縫製部10より離れ表布材は
直線状となる。この摺動が連続して行われると、図10
(a)に示す断面がZ字状部12の折り目13で、表布
材7に使用している織物生地のたて糸やよこ糸に、折り
曲げ力が加えられる。
【0007】また、図11に示すように、脚11が表布
材7の上を摺動すると、表布材7に使用している織物生
地のたて糸14やよこ糸15には力が加えられる。さら
に、織密度が粗くなればなるほど、たて糸14やよこ糸
15が動きやすくなり、たとえばたて糸14がDの位置
とEの位置の間を脚11の動きにあわせて往復すると、
たて糸14、よこ糸15間での摺動による摩耗力という
力が増大するとともに、たて糸14によりよこ糸15は
たて糸14に押し付けられるので、よこ糸15の折り曲
げ力も増大する。
材7の上を摺動すると、表布材7に使用している織物生
地のたて糸14やよこ糸15には力が加えられる。さら
に、織密度が粗くなればなるほど、たて糸14やよこ糸
15が動きやすくなり、たとえばたて糸14がDの位置
とEの位置の間を脚11の動きにあわせて往復すると、
たて糸14、よこ糸15間での摺動による摩耗力という
力が増大するとともに、たて糸14によりよこ糸15は
たて糸14に押し付けられるので、よこ糸15の折り曲
げ力も増大する。
【0008】さらに図12に示すように、よこ糸15の
柄浮出し部分16が、何本ものたて糸14の上を通るこ
とになるので、柄浮出し部分16を固定しているたて止
糸17の間隔が、大きければ大きいほど柄浮出し部分1
6は脚11の摺動により動きやすくなる。たとえば脚1
1がたて糸14に沿って摺動したとすると、柄浮出し部
分16はGの位置とHの位置間を往復することになる。
したがって柄浮出し部分16とたて糸14の間に摩耗力
が増大する。
柄浮出し部分16が、何本ものたて糸14の上を通るこ
とになるので、柄浮出し部分16を固定しているたて止
糸17の間隔が、大きければ大きいほど柄浮出し部分1
6は脚11の摺動により動きやすくなる。たとえば脚1
1がたて糸14に沿って摺動したとすると、柄浮出し部
分16はGの位置とHの位置間を往復することになる。
したがって柄浮出し部分16とたて糸14の間に摩耗力
が増大する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、脚11と表布材7との間の折り曲げ力や摩
耗力、たて糸14とよこ糸15の間の折り曲げ力や摩耗
力、また柄浮出し部分16とたて糸14の間の摩耗力が
重なり合って表布材7に使用している織物生地のたて糸
14やよこ糸15は急速に破断していき、たとえば2〜
3年で穴が開いてしまうという問題があった。
の構成では、脚11と表布材7との間の折り曲げ力や摩
耗力、たて糸14とよこ糸15の間の折り曲げ力や摩耗
力、また柄浮出し部分16とたて糸14の間の摩耗力が
重なり合って表布材7に使用している織物生地のたて糸
14やよこ糸15は急速に破断していき、たとえば2〜
3年で穴が開いてしまうという問題があった。
【0010】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、掃除の作業性が良く、かつ家具調こたつや座卓等の
脚による摺動に対して耐久性の強い電気カーペットを提
供することを目的とする。
で、掃除の作業性が良く、かつ家具調こたつや座卓等の
脚による摺動に対して耐久性の強い電気カーペットを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、織物生地よりなる表布材と、弾力性を有す
る第1緩衝材と、弾力性と可撓性を有する第2緩衝材と
を熱融着シートにて一体に面状接着したカーペット表面
材と、断熱材との間に、ヒータユニットを介在させ、接
着し、一体化する。
するために、織物生地よりなる表布材と、弾力性を有す
る第1緩衝材と、弾力性と可撓性を有する第2緩衝材と
を熱融着シートにて一体に面状接着したカーペット表面
材と、断熱材との間に、ヒータユニットを介在させ、接
着し、一体化する。
【0012】
【作用】上記した構成において、表布材は織物生地を使
用しているので掃除の作業性は損なわれず、更には表布
材は、緩衝材と一体に固定されているのでこたつや座卓
等の脚が摺動しても表布材の余り分もないので表布材は
動かず、折り曲がらない。
用しているので掃除の作業性は損なわれず、更には表布
材は、緩衝材と一体に固定されているのでこたつや座卓
等の脚が摺動しても表布材の余り分もないので表布材は
動かず、折り曲がらない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
を参照しながら説明する。図4に示すように、表布材2
1と第1緩衝材22と第2緩衝材23とを重ね合わせ、
各々の間に熱融着シート24を全面に貼着して上下より
熱プレスで面状に接着し、カーペット表面材20を形成
している。
を参照しながら説明する。図4に示すように、表布材2
1と第1緩衝材22と第2緩衝材23とを重ね合わせ、
各々の間に熱融着シート24を全面に貼着して上下より
熱プレスで面状に接着し、カーペット表面材20を形成
している。
【0014】表布材21は、掃除の作業性を良くするた
め、平織、斜文織(綾織)、朱子織等の混合織の織物生
地であって、しかも図3に示すように、たて糸25およ
びよこ糸26が互いに動かない程度、またはそれ以上の
織密度(具体的には約150本/平方インチ以上)を有
している。
め、平織、斜文織(綾織)、朱子織等の混合織の織物生
地であって、しかも図3に示すように、たて糸25およ
びよこ糸26が互いに動かない程度、またはそれ以上の
織密度(具体的には約150本/平方インチ以上)を有
している。
【0015】第1緩衝材22は、座り心地を良くするた
めに必要であり、したがってクッション性のあるものが
良く、ポリエステル繊維等よりなる中綿はすぐにへたっ
たり綿切れを起こすので、へたりにくく内部に多数の気
泡があってもすべて独立しているようなポリウレタン等
の発泡材が適している。
めに必要であり、したがってクッション性のあるものが
良く、ポリエステル繊維等よりなる中綿はすぐにへたっ
たり綿切れを起こすので、へたりにくく内部に多数の気
泡があってもすべて独立しているようなポリウレタン等
の発泡材が適している。
【0016】第2緩衝材23は、心材としてボリューム
感と腰をもたせるために必要であり、長期間使っても熱
の伝わりを一定にするために、へたりの少ないフェルト
等を使用するのが適している。また、この第2緩衝材2
3は、後述するチュービング状発熱線41、及び温度検
知線42のカーペット表面材20への線の浮き出し防止
としての働きも行っている。
感と腰をもたせるために必要であり、長期間使っても熱
の伝わりを一定にするために、へたりの少ないフェルト
等を使用するのが適している。また、この第2緩衝材2
3は、後述するチュービング状発熱線41、及び温度検
知線42のカーペット表面材20への線の浮き出し防止
としての働きも行っている。
【0017】図2はこたつや座卓等の脚28が摺動する
ときの状態を示すものであり、表布材21と第1緩衝材
22と第2緩衝材23は熱融着シート24で接着してい
るので、脚28が矢印した方向に移動しても表布材21
は独立して動くことができず、また表布材21はほぼフ
ラットなので生地の余り分もない。したがって脚28が
表布材21の上で摺動しても表布材21に断面Z字状の
折り曲げ部は発生しないため、それによる表布材21へ
の折り曲げ力はなくなる。
ときの状態を示すものであり、表布材21と第1緩衝材
22と第2緩衝材23は熱融着シート24で接着してい
るので、脚28が矢印した方向に移動しても表布材21
は独立して動くことができず、また表布材21はほぼフ
ラットなので生地の余り分もない。したがって脚28が
表布材21の上で摺動しても表布材21に断面Z字状の
折り曲げ部は発生しないため、それによる表布材21へ
の折り曲げ力はなくなる。
【0018】図3は脚28の摺動部の拡大図であり、表
布材21はマクロ的にみると熱融着シート24で全面に
接着されているようであるが、ミクロ的にみると、たと
えばよこ糸26のようによこ糸沈みこみ部分29は熱融
着シート24で接着しているが、よこ糸浮き部分30は
熱融着シート24で接着固定されていないため前後左右
自由に動ける状態にある。しかし、表布材21はたて糸
25、よこ糸26が動かない程度またはそれ以上の織密
度を有しているのでたて糸浮き部分31や、よこ糸浮き
部分30は動かない。したがってたて糸25とよこ糸2
6の摺動摩擦による摩耗力はなくなるし、よこ糸26へ
の、たて糸25の押し付けあるいはその逆による折り曲
げ力もなくなる。
布材21はマクロ的にみると熱融着シート24で全面に
接着されているようであるが、ミクロ的にみると、たと
えばよこ糸26のようによこ糸沈みこみ部分29は熱融
着シート24で接着しているが、よこ糸浮き部分30は
熱融着シート24で接着固定されていないため前後左右
自由に動ける状態にある。しかし、表布材21はたて糸
25、よこ糸26が動かない程度またはそれ以上の織密
度を有しているのでたて糸浮き部分31や、よこ糸浮き
部分30は動かない。したがってたて糸25とよこ糸2
6の摺動摩擦による摩耗力はなくなるし、よこ糸26へ
の、たて糸25の押し付けあるいはその逆による折り曲
げ力もなくなる。
【0019】また、よこ糸26の柄を作り出している柄
浮出し部分32は、なるべく小さくして、たて止糸33
で両側を押さえこむようにして固定しているので柄浮出
し部分32は動くことができず柄浮出し部分32とたて
糸25の間の摩耗力もなくなる。
浮出し部分32は、なるべく小さくして、たて止糸33
で両側を押さえこむようにして固定しているので柄浮出
し部分32は動くことができず柄浮出し部分32とたて
糸25の間の摩耗力もなくなる。
【0020】そのため、脚28の摺動による表布材21
への力は単純に脚28と表布材21の間の摺動摩擦によ
る摩耗力のみとなり、大幅に力が軽減されるので耐久性
が強くなる。
への力は単純に脚28と表布材21の間の摺動摩擦によ
る摩耗力のみとなり、大幅に力が軽減されるので耐久性
が強くなる。
【0021】図1は、以上述べてきたカーペット表面材
20と、図5に示すようなチュービング状発熱線41と
温度検知線42と芯地43とからなるヒータユニット4
0と、フェルト等からなる断熱材44を重ね、各々の間
に熱融着シート24を全面に貼着して上下より熱プレス
(図示せず)で面状に接着している。なお、熱融着シー
ト24の代わりに、接着剤を塗布して接着してもよい。
20と、図5に示すようなチュービング状発熱線41と
温度検知線42と芯地43とからなるヒータユニット4
0と、フェルト等からなる断熱材44を重ね、各々の間
に熱融着シート24を全面に貼着して上下より熱プレス
(図示せず)で面状に接着している。なお、熱融着シー
ト24の代わりに、接着剤を塗布して接着してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の電気カーペットは、織物生地よりなる表布材と、クッ
ション性を有する第1緩衝材と、弾力性と可撓性を有す
る第2緩衝材とを熱融着シートにて一体に面状接着した
ものをカーペット表面材とし、断熱材との間に発熱線と
温度検知線と芯地よりなるヒータユニットを介在させて
一体に接着しているので、次のような効果が得られる。 (1)掃除の作業性が向上するとともに、こたつや、座
卓等の脚が表面材の上で摺動しても、表面材には脚と表
面材との間の摺動摩擦による摩耗力しか加わらないの
で、カーペットの表面材の耐久性が向上する。 (2)表面材のみを取替可能な着せ替えタイプのように
周囲の端部での段落ちがなく見栄えが向上し、また、ど
っしりとした重圧感が得られる。 (3)発熱線、及び温度検知線のカーペット表面側への
浮き出しを防止することができ、見栄えが向上すると同
時に、表面のゴツゴツ感がなくなるので、耐久性も向上
する。 (4)発熱線の上部に第2緩衝材があるために熱の表面
側への伝わりが分散し均熱効果が得られる。
の電気カーペットは、織物生地よりなる表布材と、クッ
ション性を有する第1緩衝材と、弾力性と可撓性を有す
る第2緩衝材とを熱融着シートにて一体に面状接着した
ものをカーペット表面材とし、断熱材との間に発熱線と
温度検知線と芯地よりなるヒータユニットを介在させて
一体に接着しているので、次のような効果が得られる。 (1)掃除の作業性が向上するとともに、こたつや、座
卓等の脚が表面材の上で摺動しても、表面材には脚と表
面材との間の摺動摩擦による摩耗力しか加わらないの
で、カーペットの表面材の耐久性が向上する。 (2)表面材のみを取替可能な着せ替えタイプのように
周囲の端部での段落ちがなく見栄えが向上し、また、ど
っしりとした重圧感が得られる。 (3)発熱線、及び温度検知線のカーペット表面側への
浮き出しを防止することができ、見栄えが向上すると同
時に、表面のゴツゴツ感がなくなるので、耐久性も向上
する。 (4)発熱線の上部に第2緩衝材があるために熱の表面
側への伝わりが分散し均熱効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例における電気カーペットの分
解斜視図
解斜視図
【図2】同電気カーペット用表面材の断面図
【図3】同電気カーペット用表面材の拡大断面図
【図4】同電気カーペット用表面材の部分裁断斜図
【図5】同電気カーペットのヒータユニットの断面図
【図6】従来の電気カーペット用表面材の部分断面図
【図7】同電気カーペット用表面材の掃除状態図
【図8】他の従来の電気カーペット用表面材の部分断面
外観斜視図
外観斜視図
【図9】同電気カーペット用表面材の部分断面図
【図10】(a)同電気カーペット用表面材の脚による
摺動状態を示す図 (b)同脚による摺動状態を示す図
摺動状態を示す図 (b)同脚による摺動状態を示す図
【図11】同電気カーペット用表面材の拡大断面図
【図12】同電気カーペット用表面材の拡大断面図
【図13】従来の電気カーペットの分解斜視図
【符号の説明】 21 表布材 22 第1緩衝材 23 第2緩衝材 24 熱融着シート
Claims (1)
- 【請求項1】織物生地よりなる表布材と、弾力性を有す
る第1緩衝材と、弾力性と可撓性を有する第2緩衝材と
を熱融着シートにて一体に面状接着したカーペット表面
材と、断熱材との間に、発熱線と温度検知線と芯地より
なるヒータユニットを介在させ、接着し、一体化した電
気カーペット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1860992A JPH05215351A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 電気カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1860992A JPH05215351A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 電気カーペット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215351A true JPH05215351A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11976384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1860992A Pending JPH05215351A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 電気カーペット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05215351A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07236561A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-12 | Toho Rayon Co Ltd | ホットカーペットカバー |
JP2009136412A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Nishikawa Rose Kk | 寝具用敷マットレス |
CN102207302A (zh) * | 2010-03-29 | 2011-10-05 | 松下电器产业株式会社 | 面状采暖器的制造方法和面状采暖器的制造装置 |
JP2011226765A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-11-10 | Panasonic Corp | 面状採暖具の製造方法および面状採暖具の製造装置 |
CN104720519A (zh) * | 2015-03-18 | 2015-06-24 | 太仓傲奔矽品科技有限公司 | 拼接组合式可发热地垫 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP1860992A patent/JPH05215351A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07236561A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-12 | Toho Rayon Co Ltd | ホットカーペットカバー |
JP2009136412A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Nishikawa Rose Kk | 寝具用敷マットレス |
CN102207302A (zh) * | 2010-03-29 | 2011-10-05 | 松下电器产业株式会社 | 面状采暖器的制造方法和面状采暖器的制造装置 |
JP2011226765A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-11-10 | Panasonic Corp | 面状採暖具の製造方法および面状採暖具の製造装置 |
CN104720519A (zh) * | 2015-03-18 | 2015-06-24 | 太仓傲奔矽品科技有限公司 | 拼接组合式可发热地垫 |
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