JPH05215248A - バタフライ弁 - Google Patents

バタフライ弁

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Publication number
JPH05215248A
JPH05215248A JP4137297A JP13729792A JPH05215248A JP H05215248 A JPH05215248 A JP H05215248A JP 4137297 A JP4137297 A JP 4137297A JP 13729792 A JP13729792 A JP 13729792A JP H05215248 A JPH05215248 A JP H05215248A
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JP
Japan
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valve
inner peripheral
contact
axis
plane
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Application number
JP4137297A
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English (en)
Inventor
Mikio Osaki
幹雄 大崎
Norimasa Shigeta
典雅 重田
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Osaka Gas Co Ltd
Tomoe Technical Research Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Tomoe Technical Research Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災発生時においても気密性が達成されるよ
うにすること。 【構成】 金属製弁箱1の弁座4,5の内周面23,2
4に当接、離反するように角変位する金属製弁体8が設
けられ、この弁体8のシール部16,17の接触部分1
8,19は、第1および第2平面P1,P2内にあり、
中心C1,C2を有する真円であり、第1および第2平
面P1,P2は弁棒9の軸線13から距離d1,d2を
有し、さらにその中心C1,C2は、軸線13を通る直
線14から距離L1,L2だけ偏心し、弁棒9を角変位
することによって、弁体8の接触部分18,19が弁座
4,5の内周面23,24に摺動することなく、開閉が
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バタフライ弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】在来のバタフライ弁では、弾力性を有す
るゴムなどの材料から成る中実環状のシール部材が弁体
の外周面に固定されており、弁箱に形成された弁座の内
周面に、前記シール部材が弾発的に当接して閉弁状態が
達成されるように構成される。このような先行技術で
は、閉弁状態において流体が漏洩しやすく、特に火災時
などに、気密性がもっと向上することが望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、完全
な閉止状態を達成することができるようにしたバタフラ
イ弁を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製弁箱1
と、その弁箱1内に設けられた金属製弁座4,5と、外
周面が弁座4,5の内周面23,24に当接、離反する
ように角変位する金属製弁体8とを有するバタフライ弁
において、弁座4,5は、流体の流過方向の前後に一対
配置され、弁体8は、弁座4,5にそれぞれ一対のシー
ル部16,17を有し、弁体8は、一方のシール部16
よりも他方のシール部17に関して反対側の位置で、前
記流過方向に垂直な軸線13のまわりに角変位可能な弁
棒9に固定され、シール部16,17は、各弁座4,5
の内周面23,24に接触する接触部分18,19をそ
れぞれ有し、これらの接触部分18,19は、弁棒9の
軸線13に平行でかつ2つの相互に平行な第1および第
2平面P1,P2内に、それぞれ存在し、かつ第1およ
び第2平面P1,P2内に中心C1,C2をそれぞれ有
する真円であり、前記第1および第2平面P1,P2
は、弁棒9の軸線13から各距離d1,d2を有し、接
触部分18,19の前記各中心C1,C2は、弁棒9の
軸線13に垂直な1つの第3平面P3内にあり、かつ第
3平面P3内で弁棒9の軸線13を通り第1および第2
平面P1,P2に垂直な直線14から距離L1,L2だ
けそれぞれ偏心しており、前記一方シール部16の接触
部分18の前記距離L1は、前記他方シール部17の接
触部分19の前記距離L2を超える値に選び、前記一方
シール部16の接触部分18は、前記他方シール部17
の接触部分19よりも半径方向外方にあり、弁座4,5
の内周面23,24は、第3平面P3内で前記各中心C
1,C2を通り前記直線14に平行な各軸線20,21
を有する円錐面に形成され、第3平面P3内で、弁座
4,5のうち、弁棒9の軸線13寄りにある一方の弁座
4の内周面23に弁棒9の軸線13寄りの一方の接触部
分18が接触した第1位置における各接触部分18a,
18bの軌跡25,26の各接線29,30と、前記直
線14に平行なライン31,32とは、前記軸線13ま
わりの閉弁のための角変位方向33下流側で、角度θ
1,θ3をそれぞれ成し、第3平面P3内で、第1位置
における前記一方の弁座4の内周面23と、前記直線1
4に平行なライン31,32とが成す角度をθ2とする
とき、
【0005】
【数5】θ1<θ2
【0006】
【数6】θ2<θ3 とし、第3平面P3内で、他方の弁座5の内周面24に
弁棒9の軸線13から遠去かっている他方の接触部分1
9が接触した第2位置における各接触部分19a,19
bの軌跡34,34aの各接線35,35aと、前記軸
線14に平行なライン31,32とは、前記角変位方向
33下流側で、角度θ4,θ6をそれぞれ成し、第3平
面P3内で、第2位置における前記他方の弁座4,5の
内周面24と、前記直線14に平行なライン31,32
とが成す角度をθ5とするとき、
【0007】
【数7】θ4<θ5
【0008】
【数8】θ5<θ6 とすることを特徴とするバタフライ弁である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、金属製弁箱1の弁座4,5の
内周面23,24に、金属製弁体8のシール部16,1
7の接触部分18,19が接触し、したがって火災時な
どにおいても、気密性が確実に達成される。
【0010】この弁体8の接触部分18,19は、弁棒
9の軸線13から各距離d1,d2を有する第1および
第2平面P1,P2上にあり、それらの中心C1,C2
はさらに、第3平面P3内で、弁棒9の軸線13を通り
第1および第2平面P1,P2に垂直な直線14から距
離L1,L2だけそれぞれ偏心しているので、弁棒9の
軸線13まわりに弁体8を角変位したとき、弁体8の接
触部分18,19が弁座4,5の内周面23,24に摩
擦接触して摺動することなく、当接、離反することが可
能である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の正面図である。
このバタフライ弁は、弁箱1と、その弁箱1に突出して
設けられた弁座4,5と、弁体8と、弁棒9と、弁棒9
を支持する軸受10,11と、弁棒9をその軸線まわり
に角変位する駆動手段12とを含む。すなわちこのバタ
フライ弁は、金属製弁箱1と、その弁箱1内に設けられ
た金属製弁座4,5と、外周面が弁座4,5の内周面に
23,24に当接、離反するように角変位する金属製弁
体8とを有する。
【0012】図2は、前述のバタフライ弁の縦断面図で
ある。弁箱1に形成されている内周面6,7は、一直線
上の軸線を有する同軸の直円筒状に形成される。弁棒9
の軸線13は、内周面6,7の軸に垂直である。図2で
は、この弁棒9の軸線13を通り内周面6,7の軸線に
平行な軸線を参照符14で示してある。弁体8には内周
面6側に突出したブラケット15が形成されており、こ
のブラケット15には弁棒9が固定される。弁体8は、
その軸線方向に間隔をあけて配置された円錐台状の外周
面を有するシール部16,17を有する。
【0013】図3は、図2のセクションIIIの拡大断
面図である。シール部16,17は、軸線方向外方(図
3の左右の各方向)にそれぞれ小径となっている。シー
ル部16,17の最大外径を有する接触部分18,19
が形成される。この接触部分18,19は、軸線20,
21をそれぞれ有する真円であり、弁棒9の軸線13を
通る前記直線14は、軸線20,21から距離L1,L
2だけ直線14を含む一平面P3内で偏心している。接
触部分18,19をそれぞれ含む平面P1,P2は、直
線14に垂直であり、弁棒9の軸線13を含み直線14
に垂直な平面22に各距離d1,d2を有する。接触部
分18,19は、弁座4,5の内周面23,24に接触
して閉弁状態とすることができる。
【0014】次に述べる図4と図5は、弁座4,5の内
周面23,24に関連する構成を個別的に示し、図6は
それらをまとめて示す図であり、図7は接触部分18,
19などを図2の左方から見た簡略化した図である。こ
れらの図面を参照して、さらに説明を行う。
【0015】図4は、平面P3内において接触部分18
に関連する弁座4の内周面23との相互の関係を示す図
である。接触部分18の軌跡は、ライン25,26で示
されている。接触部分18は、弁座4の内周面23とラ
イン27,28で示される状態で接触して閉弁状態とな
る。ライン29,30は、接触部分18が内周面23に
接触した位置18a,18bにおける軌跡25,26の
接線である。ライン31,32は直線14および軸線2
0に平行である。
【0016】弁座4,5は、流体の流過方向の前後に一
対配置される。弁体8は、弁座4,5にそれぞれ対応す
る一対のシール部16,17を有する。弁体8は、一方
のシール部16よりも他方のシール部17に関して反対
側の位置で、前記流過方向に垂直な軸線13のまわりに
角変位可能な弁棒9に固定される。シール部16,17
は、各弁座4,5の内周面23,24に接触する接触部
分18,19をそれぞれ有する。これらの接触部分1
8,19は、弁棒9の軸線13に平行でかつ2つの相互
に平行な第1および第2平面P1,P2内に、それぞれ
存在し、かつ第1および第2平面P1,P2内に中心C
1,C2をそれぞれ有する真円である。前記第1および
第2平面P1,P2は、弁棒9の軸線13から各距離d
1,d2を有する。接触部分18,19の前記各中心C
1,C2は、弁棒9の軸線13に垂直な1つの第3平面
P3内にあり、かつ第3平面P3内で弁棒9の軸線13
を通り第1および第2平面P1,P2に垂直な直線14
から距離L1,L2だけそれぞれ偏心している。前記一
方シール部16の接触部分18の前記距離L1は、前記
他方シール部17の接触部分19の前記距離L2を超え
る値に選ぶ。前記一方シール部16の接触部分18は、
前記他方シール部17の接触部分19よりも半径方向外
方にある。
【0017】弁座4,5の内周面23,24は、第3平
面P3内で前記各中心C1,C2を通り前記直線14に
平行な各軸線20,21を有する円錐面に形成され、第
3平面P3内で、弁座4,5のうち、弁棒9の軸線13
寄りにある一方の弁座4の内周面23に弁棒9の軸線1
3寄りの一方の接触部分18が接触した第1位置におけ
る各接触部分18a,18bの軌跡25,26の各接線
29,30と、前記直線14に平行なライン31,32
とは、前記軸線13まわりの閉弁のための角変位方向3
3下流側で、角度θ1,θ3をそれぞれ成し、第3平面
P3内で、第1位置における前記一方の弁座4の内周面
23と、前記直線14に平行なライン31,32とが成
す角度をθ2とするとき、図4において、
【0018】
【数9】θ1<θ2
【0019】
【数10】θ2<θ3 と設定される。したがって弁体8を矢符33の方向に角
変位したとき、接触部分18は内周面23に強固に当接
されることになり、金属同志の閉弁状態が達成される。
【0020】図5は、平面P3内において接触部分19
と弁座5の内周面24との相互の関係を示す図である。
ライン34,34aは、接触部分19の軌跡を示し、ラ
イン35,35aは、その軌跡34,34aの接触部分
19が内周面24に当接している位置19a,19bに
おける接線を示す。ライン36,37は直線14および
軸線21に平行である。
【0021】第3平面P3内で、他方の弁座5の内周面
24に弁棒9の軸線13から遠去かっている他方の接触
部分19が接触した第2位置における各接触部分19
a,19bの軌跡34,34aの各接線35,35a
と、前記直線14に平行なライン31,32とは、前記
角変位方向33下流側で、角度θ4,θ6をそれぞれ成
し、第3平面P3内で、第2位置における前記他方の弁
座4,5の内周面24と、前記直線14に平行なライン
31,32とが成す角度をθ5とするとき、図5におい
て、
【0022】
【数11】θ4<θ5
【0023】
【数12】θ5<θ6 と設定することによって、弁体8を矢符33の方向に閉
じ角変位したとき、接触部分19は内周面24に強固に
圧接され、したがって金属同志の気密状態が達成され
る。
【0024】弁座4,5の内周面23,24は、図2お
よび図3の右方に向けて先細の円錐面である。接触部分
18が内周面23に接触する位置における弁箱1の内周
面6の半径方向の距離m1,m2は周方向に沿って等し
い値である(m1=m2)。
【0025】接触部分19が弁座5の内周面24に接触
する位置と弁箱1の内周面7との距離n1,n2は、周
方向に異なっており、図2では、平面P3内において、
【0026】
【数13】n1>n2と設定される。
【0027】ここで、
【0028】
【数14】
【0029】と設定する。
【0030】数13および数14を満たす構成によっ
て、弁体8を矢符33の逆方向に角変位したとき、接触
部分18が図2の下方において弁座5の内周面24に接
触せず、また接触部分19が図2の上方において内周面
23に接触することが防がれ、開弁状態が可能になる。
【0031】弁体8のシール部16,17間には、環状
凹所39が形成される。弁箱1には、弁座4,5間にお
いて周方向に180°ずれた封入口41,42が形成さ
れる。封入口41,42は、開閉弁43,44に接続さ
れる。
【0032】環状凹所39内では、シール部材45,4
6が直線14方向に間隔をあけて配置される。このシー
ル部材45,46は、ゴムなどのような弾力性を有する
材料から成り、その全体の形状が環状であり、断面がU
字状であり、半径方向内方に開いている。一方のシール
部材45は、一対の脚部45a,45bおよび屈曲部4
5cとを有する。一方の脚部45aは抑え片47の抑え
部48によって環状凹所39の取付け面49にボルト5
0によって固定される。他方の脚部45bは、自由状態
となっている。もう1つのシール部材46もまた、脚部
46a,46bおよび屈曲部46cを有し、抑え片50
aの抑え部51によってボルト52の働きによって、環
状凹所39の取付け面53に固定される。もう1つの脚
部46bは、自由状態となっている。屈曲部45c,4
6cは、シール部16,17の接触部分18,19が弁
座4,5の内周面23,24に接触していない状態にお
いても、すでにそれらの内周面23,24に弾発的に接
触して、気密性を達成する。
【0033】弁体8が図2および図3図示の状態にある
とき、封入口41を経て、環状凹所39内に水などの流
体を供給し、その水を封入口42から外部に排出して流
体を流過させる場合を想定する。この環状凹所39にお
ける流体の圧力P10を弁箱1の内周面6,7における
流体の圧力P20よりも高く設定したとき、シール部材
45,46の脚部45b,46b側の部分は弁座4,5
の内周面23,24にぴったりと接触し、これによって
環状凹所39の流体が漏出することが避けられるととも
に、内周面6,7側もまた環状凹所39内の流体によっ
て、遮断される。
【0034】開閉弁43,44が閉じられており、流体
が供給されない場合を想定する。このとき図2および図
3図示の状態において環状凹所39内の圧力が低けれ
ば、内周面6側からの流体は、シール部材45の弾発力
に抗して環状凹所39内に侵入する。この環状凹所39
内の流体は、シール部材46の働きによって、弁箱1の
内周面7側に漏出することが防がれる。
【0035】同様にして、内周面7側の流体が環状凹所
39内にシール部材46の弾発力に抗して侵入しても、
その環状凹所39内の流体は、シール部材45の働きに
よって内周面6側に漏出することが防がれる。このよう
にして内周面6,7側では、シール部材45,46によ
って気密とされる。
【0036】火災などの発生時に、シール部材45,4
6が、溶融または焼失したときには、弁体8を矢符33
の方向にさらに強固に角変位することによって、接触部
分18,19は弁座4,5の内周面23,24に接触
し、金属同志の気密性が達成され、火災などの高温時に
おいても流体の漏洩を防ぐことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一対のシ
ール部材を用いることによってバタフライ弁の気密性を
向上することができるようになる。特に本発明によれ
ば、金属製弁箱1内に設けられた金属製弁座4,5の内
周面23,24に、金属製弁体8のシール部16,17
の接触部分18,19が接触して閉弁状態が達成される
ので、高温時においても気密性が維持され、流体の漏洩
が生じない。しかも弁棒9を、軸線13のまわりに閉弁
のための角変位方向33に角変位することによって、接
触部分18,19が弁座4,5の内周面23,24にく
い込んで強固に接触するので、気密性を一層向上するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た縦断面図で
ある。
【図3】図2のセクションIIIの拡大断面図である。
【図4】接触部分18と内周面23との位置関係を示す
図である。
【図5】接触部分19と内周面24の位置関係を示す図
である。
【図6】弁座4,5の内周面23,24と弁体8の接触
部分18,19との相対的な関係を示す図である。
【図7】接触部分18,19などを示す図2の左方から
見た簡略化した図である。
【符号の説明】
1 弁箱 6,7,23,24 内周面 4,5 弁座 8 弁体 16,17 シール部 18,19 接触部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製弁箱1と、その弁箱1内に設けら
    れた金属製弁座4,5と、外周面が弁座4,5の内周面
    23,24に当接、離反するように角変位する金属製弁
    体8とを有するバタフライ弁において、 弁座4,5は、流体の流過方向の前後に一対配置され、 弁体8は、弁座4,5にそれぞれ対応する一対のシール
    部16,17を有し、 弁体8は、一方のシール部16よりも他方のシール部1
    7に関して反対側の位置で、前記流過方向に垂直な軸線
    13のまわりに角変位可能な弁棒9に固定され、 シール部16,17は、各弁座4,5の内周面23,2
    4に接触する接触部分18,19をそれぞれ有し、 これらの接触部分18,19は、弁棒9の軸線13に平
    行でかつ2つの相互に平行な第1および第2平面P1,
    P2内に、それぞれ存在し、かつ第1および第2平面P
    1,P2内に中心C1,C2をそれぞれ有する真円であ
    り、 前記第1および第2平面P1,P2は、弁棒9の軸線1
    3から各距離d1,d2を有し、 接触部分18,19の前記各中心C1,C2は、弁棒9
    の軸線13に垂直な1つの第3平面P3内にあり、かつ
    第3平面P3内で弁棒9の軸線13を通り第1および第
    2平面P1,P2に垂直な直線14から距離L1,L2
    だけそれぞれ偏心しており、 前記一方シール部16の接触部分18の前記距離L1
    は、前記他方シール部17の接触部分19の前記距離L
    2を超える値に選び、 前記一方シール部16の接触部分18は、前記他方シー
    ル部17の接触部分19よりも半径方向外方にあり、 弁座4,5の内周面23,24は、第3平面P3内で前
    記各中心C1,C2を通り前記直線14に平行な各軸線
    20,21を有する円錐面に形成され、 第3平面P3内で、弁座4,5のうち、弁棒9の軸線1
    3寄りにある一方の弁座4の内周面23に弁棒9の軸線
    13寄りの一方の接触部分18が接触した第1位置にお
    ける各接触部分18a,18bの軌跡25,26の各接
    線29,30と、前記直線14に平行なライン31,3
    2とは、前記軸線13まわりの閉弁のための角変位方向
    33下流側で、角度θ1,θ3をそれぞれ成し、 第3平面P3内で、第1位置における前記一方の弁座4
    の内周面23と、前記直線14に平行なライン31,3
    2とが成す角度をθ2とするとき、 【数1】θ1<θ2 【数2】θ2<θ3 とし、第3平面P3内で、他方の弁座5の内周面24に
    弁棒9の軸線13から遠去かっている他方の接触部分1
    9が接触した第2位置における各接触部分19a,19
    bの軌跡34,34aの各接線35,35aと、前記軸
    線14に平行なライン31,32とは、前記角変位方向
    33下流側で、角度θ4,θ6をそれぞれ成し、第3平
    面P3内で、第2位置における前記他方の弁座4,5の
    内周面24と、前記直線14に平行なライン31,32
    とが成す角度をθ5とするとき、 【数3】θ4<θ5 【数4】θ5<θ6 とすることを特徴とするバタフライ弁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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