JPH05214368A - フラックス洗浄剤 - Google Patents

フラックス洗浄剤

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JPH05214368A
JPH05214368A JP1169191A JP1169191A JPH05214368A JP H05214368 A JPH05214368 A JP H05214368A JP 1169191 A JP1169191 A JP 1169191A JP 1169191 A JP1169191 A JP 1169191A JP H05214368 A JPH05214368 A JP H05214368A
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JP
Japan
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nsio
water glass
flux
aluminum
cleaning agent
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Pending
Application number
JP1169191A
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English (en)
Inventor
Eriko Irisa
英里子 入佐
Yoichi Oba
洋一 大場
Sandai Iwasa
山大 岩佐
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Asahi Chemical Research Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Research Laboratory Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Research Laboratory Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Research Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 NaO・nSiOまたはKO・nSi
の水ガラスを主成分とするフラックス洗浄剤であ
り、水ガラスの組成NaO・nSiOまたはK
・nSiOにおいてnがそれぞれ0.55〜3.5、
2.0〜4.0であり、NaO・nSiOまたはK
O・nSiOの濃度が0.2〜4.2wt%または
1.5〜4.9wt%である水ガラスを使用することを
特徴とするフラックス洗浄剤。 【効果】 強アルカリ水溶液のため、毒性、引火性のな
い、作業上の取扱が簡単で安全である。更に水ガラスは
酸の添加により(鉱酸や多電荷を持つ金属イオンの存在
下で)不溶性の沈殿物となり易く、廃水処理が非常に容
易であり、近年の公害問題に対処できる効果を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半田付けが終了した配
線基板に付着したフラックスの残渣を除去するためのフ
ラックス洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロ−式の自動半田付け装置にお
いて、予備加熱に先立って配線基板の半田付け面にフラ
クサーを用いてフラックスを塗布した後、予備加熱し、
その後溶融半田に半田付け面を接触させて半田付けを行
なっていたが、半田付け面に相当量のフラックス残渣が
残るため、このフラックスを除去しなければならない。
フラックスには、通常ロジン系のものが用いられるが、
該ロジン系のフラックスを除去するには、従来殆どの場
合、フロン系のフラックス洗浄剤を用いていた。また、
特開平2−292399号公報の記載には、水酸化4級
アンモニウム塩と水を含む洗浄剤が用いられた。更に、
これらのアルカリ水溶液にゼラチン、水ガラスなどを併
用する方法が用いられた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロン
系の洗浄剤は、高価であるとともに、近年、地球の大気
圏の外側に位置し宇宙から地球に降り注ぐ強烈な紫外線
を吸収して穏やかな大気圏を形成するバリアとして存在
するオゾン層にまで達してこれを破壊することが分かり
大問題となり、使用が禁止されている。また、水酸化4
級アンモニウム塩と水を含む洗浄剤は、ある濃度になる
とアルミを溶解するので使用上好ましくない。更に、こ
れらのアルカリ水溶液にゼラチンを使用する方法は、ア
ルミの溶出を防止する手段としては有効であるが、ゼラ
チンの添加により廃液中のBOD(生化学的酸素消費
量)やCOD(化学的酸素消費量)が上昇して、環境破
壊に繋り好ましくない。水ガラスをこれらのアルカリ水
溶液に添加して使用する洗浄剤は、ある濃度になるとア
ルミを溶解するので好ましくない。また、水酸化4級ア
ンモニウム塩は比較的高価であるという欠点を有する。
本発明は、ある特定の組成と濃度範囲内の水ガラスを使
用することによって、環境上から問題がなく、アルミを
溶かさないで、フラックス残渣をよく溶かし、安価なフ
ラックス洗浄剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するため、水酸化アンモニウム塩と水ガラス
の洗浄剤の各種濃度を検討した結果、水酸化アンモニウ
ム塩を使用しないで水ガラス単独使用のフラックス洗浄
剤が非常に有効であることを見出し本課題を解決した。
すなわち、アルカリ水溶液のフラックス洗浄剤におい
て、Na2 O・nSiO2 またはK2 O・nSiO2
水ガラスを主成分とし、水ガラスの組成Na2 O・nS
iO2 またはK2 O・nSiO2 においてnがそれぞれ
0.55〜3.5、2.0〜4.0であり、Na2 O・
nSiO2 またはK2 O・nSiO2 の濃度が0.2〜
4.2wt%または1.5〜4.9wt%である水ガラ
スを使用することを特徴とするフラックス洗浄剤である
水ガラスを使用することにある。
【0005】本発明に使用される水ガラスとしては、一
般式としてNa2 O・nSiO2 またはK2 O・nSi
2 に示される。本発明に使用される水ガラスとして
は、一般式としてNa2 O・nSiO2 で表わされるも
のとしては、市販されているオルソケイ酸ソ−ダ2Na
2 O・SiO2 、メタケイ酸ソ−ダNa2 O・SiO
2 、ケイ酸ソ−ダ1号Na2 O・2SiO2 、ケイ酸ソ
−ダ3号Na2 O・3SiO2 、ケイ酸ソ−ダ4号、N
2 O・4SiO2 があり、これらは用いられる。
【0006】本発明に使用される水ガラスとしては、一
般式としてK2 O・nSiO2 で表わされるものとして
は、市販されているオルソケイ酸カリ2K2 O・SiO
2 、メタケイ酸カリK2 O・SiO2 、ケイ酸カリ1号
2 O・2SiO2 、ケイ酸カリ3号K2 O・3SiO
2 、ケイ酸カリ4号、K2 O・4SiO2 があり、これ
らは用いられる。本発明に使用される水ガラスの一般式
Na2 O・nSiO2 またはK2 O・nSiO2 におい
てnがそれぞれ0.55〜3.5、2.0〜4.0であ
り、Na2 O・nSiO2 またはK2 O・nSiO2
濃度が0.2〜4.2wt%または1.5〜4.9wt
%である水ガラスが使用される。
【0007】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。フラックス洗浄剤として下記の処方を用いて洗浄力
と洗浄剤によるアルミの溶解状態を試験した。 処方 水ガラス Xg 水 全量100gになるように水を加える 使用した水ガラスは、市販されているオルソケイ酸ソ−
ダ2Na2 O・SiO2 、メタケイ酸ソ−ダNa2 O・
SiO2 、ケイ酸ソ−ダ1号Na2 O・2SiO2 、ケ
イ酸ソ−ダ3号Na2 O・3SiO2 、ケイ酸ソ−ダ4
号、Na2 O・4SiO2 である。更に、K2 O・nS
iO2 としては、ケイ酸カリ1号K2 O・SiO2 であ
る。 試験条件 60℃ 2minの洗浄力を目視により観察した 60℃ 20minアルミの溶出状況を試験した。 次にその結果を下記に示す。横軸にNa2 Oの濃度、縦
軸にNa2 O・SiO2 のモル比を示す。
【0008】
【図1】
【0009】この結果、下記のことが見出された。(図
1)より下記のことが見出された。 1)一般式Na2 O・nSiO2 で示されるすべての水
ガラスが有効ではなく、特定のn数のもの、n=0.5
5〜3.5の場合に有効である。この範囲内で使用する
と初めて洗浄力が良く、アルミを溶解しない洗浄液とな
る。 2)一般式K2 O・nSiO2 ではnが同じくすべての
水ガラスが有効ではなく、n=2.0〜4.0の場合に
有効である。
【0010】 3)濃度としては、 Na2 O・nSiO2 (n数) Na2 O(Wt%)としての範囲 0.59 のとき 0.1 〜1.2 1.0 のとき 0.2 〜1.5 1.25 のとき 0.25〜1.9 2.0 のとき 0.5 〜1.7 3.0 のとき 1.0 〜1.4
【0011】これらの範囲(A)から外の範囲内では、
Bではアルミが溶解する。Cではアルミが溶解するし、
表面にアルミのシリケ−トが析出する。Dではロジン系
フラックスを洗浄すると不溶物が析出する。Eでは洗浄
力が不充分である。
【0012】次に、フラックス洗浄剤として一般式K2
O・nSiO2 であるカリ塩としては、ケイ酸カリ1号
2 O・SiO2 、ケイ酸カリ2号K2 O・2SiO2
を用いて、Na2 O・nSiO2 と同一の処方、同一試
験で洗浄力と洗浄剤によるアルミの溶解状態を試験し
た。結果を(図2)に示す。横軸はK2 Oの濃度(Wt
%)であり、縦軸はK2 O/SiO2 のモル比である。
【0013】
【図2】
【0014】これらの結果から下記の範囲内で洗浄力、
アルミの溶解のないフラックス洗浄剤が得られる。 K2 O・nSiO2 (n数) K2 O(Wt%)としての範囲 2.0 のとき 0.5 〜2.3 3.5 のとき 0.6 〜1.7
【0015】
【作用】本発明の洗浄剤は、強アルカリ水溶液により、
残渣フラックスの成分のロジンを鹸化することによりロ
ジン石鹸として洗浄するとともに、アルミの溶解を水ガ
ラスが(アルミの表面にアルミノシリケートの皮膜を形
成し)アルミの溶解を妨げる作用を行なう。
【0016】
【発明の効果】本発明の効果は、強アルカリ水溶液のた
め、毒性、引火性のない、作業上の取扱が簡単で安全で
ある。更に水ガラスは(酸の添加により)不溶性の沈殿
物となり易く、廃水処理が非常に容易であり、近年の公
害問題に対処できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はケイ酸ソ−ダ希釈液の洗浄力とアルミ溶
解性を表した図である。
【図2】図2はケイ酸カリウム希釈液の洗浄力とアルミ
溶解性を表した図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 フラックス洗浄剤
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半田付けが終了した配
線基板に付着したフラックスの残渣を除去するためのフ
ラックス洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロー式の自動半田付け装置にお
いて、予備加熱に先立って配線基板の半田付け面にフラ
クサーを用いてフラックスを塗布した後、予備加熱し、
その後溶融半田に半田付け面を接触させて半田付けを行
なっていたが、半田付け面に相当量のフラックス残渣が
残るため、このフラックスを除去しなければならない。
フラックスには、通常ロジン系のものが用いられるが、
該ロジン系のフラックスを除去するには、従来殆どの場
合、フロン系のフラックス洗浄剤を用いていた。また、
特開平2−292399号公報の記載には、水酸化4級
アンモニウム塩と水を含む洗浄剤が用いられた。更に、
これらのアルカリ水溶液にゼラチン、水ガラスなどを併
用する方法が用いられた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロン
系の洗浄剤は、高価であるとともに、近年、地球の大気
圏の外側に位置し宇宙から地球に降り注ぐ強烈な紫外線
を吸収して穏やかな大気圏を形成するバリアとして存在
するオゾン層にまで達してこれを破壊することが分かり
大問題となり、使用が禁止されている。また、水酸化4
級アンモニウム塩と水を含む洗浄剤は、ある濃度になる
とアルミを溶解するので使用上好ましくない。更に、こ
れらのアルカリ水溶液にゼラチンを使用する方法は、ア
ルミの溶出を防止する手段としては有効であるが、ゼラ
チンの添加により廃液中のBOD(生化学的酸素消費
量)やCOD(化学的酸素消費量)が上昇して、環境破
壊に繋り好ましくない。水ガラスをこれらのアルカリ水
溶液に添加して使用する洗浄剤は、ある濃度になるとア
ルミを溶解するので好ましくない。また、水酸化4級ア
ンモニウム塩は比較的高価であるという欠点を有する。
本発明は、ある特定の組成と濃度範囲内の水ガラスを使
用することによって、環境上から問題がなく、アルミを
溶かさないで、フラックス残渣をよく溶かし、安価なフ
ラックス洗浄剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するため、水酸化アンモニウム塩と水ガラス
の洗浄剤の各種濃度を検討した結果、水酸化アンモニウ
ム塩を使用しないで水ガラス単独使用のフラックス洗浄
剤が非常に有効であることを見出し本課題を解決した。
すなわち、アルカリ水溶液のフラックス洗浄剤におい
て、NaO・nSiOまたはKO・nSiO
水ガラスを主成分とし、水ガラスの組成NaO・nS
iOまたはKO・nSiOにおいてnがそれぞれ
0.55〜3.5、2.0〜4.0であり、NaO・
nSiOまたはKO・nSiOの濃度が0.2〜
4.2wt%または1.5〜4.9wt%である水ガラ
スを使用することを特徴とするフラックス洗浄剤である
水ガラスを使用することにある。
【0005】本発明に使用される水ガラスとしては、一
般式としてNaO・nSiOまたはKO・nSi
に示される。本発明に使用される水ガラスとして
は、一般式としてNaO・nSiOで表わされるも
のとしては、市販されているオルソケイ酸ソーダ2Na
O・SiO、メタケイ酸ソーダNaO・Si
、ケイ酸ソーダ1号NaO・2SiO、ケイ酸
ソーダ3号NaO・3SiO、ケイ酸ソーダ4号、
NaO・4SiOがあり、これらは用いられる。
【0006】本発明に使用される水ガラスとしては、一
般式としてKO・nSiOで表わされるものとして
は、市販されているオルソケイ酸カリ2KO・SiO
、メタケイ酸カリKO・SiO、ケイ酸カリ1号
O・2SiO、ケイ酸カリ3号KO・3SiO
、ケイ酸カリ4号、KO・4SiOがあり、これ
らは用いられる。本発明に使用される水ガラスの一般式
NaO・nSiOまたはKO・nSiOにおい
てnがそれぞれ0.55〜3.5、2.0〜4.0であ
り、NaO・nSiOまたはKO・nSiO
濃度が0.2〜4.2wt%または1.5〜4.9wt
%である水ガラスが使用される。
【0007】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。フラックス洗浄剤として下記の処方を用いて洗浄力
と洗浄剤によるアルミの溶解状態を試験した。 処方 水ガラス Xg 水 全量100gになるように水を加える 使用した水ガラスは、市販されているオルソケイ酸ソー
ダ2NaO・SiO、メタケイ酸ソーダNaO・
SiO、ケイ酸ソーダ1号NaO・2SiO、ケ
イ酸ソーダ3号NaO・3SiO、ケイ酸ソーダ4
号、NaO・4SiOである。更に、KO・nS
iOとしては、ケイ酸カリ1号KO・SiOであ
る。 試験条件 60℃ 2minの洗浄力を目視により観察した 60℃ 20minアルミの溶出状況を試験した。 次にその結果を下記に示す。横軸にNaOの濃度、縦
軸にNaO・SiOのモル比を示す。
【0008】(図1)
【0009】この結果、下記のことが見出された。(図
1)より下記のことが見出された。1)一般式Na
・nSiOで示されるすべての水ガラスが有効ではな
く、特定のn数のもの、n=0.55〜3.5の場合に
有効である。この範囲内で使用すると初めて洗浄力が良
く、アルミを溶解しない洗浄液となる。2)一般式K
O・nSiOではnが同じくすべての水ガラスが有効
ではなく、n=2.0〜4.0の場合に有効である。
【0010】 3)濃度としては、 NaO・nSiO(n数) NaO(Wt%)としての範囲 0.59 のとき 0.1 〜1.2 1.0 のとき 0.2 〜1.5 1.25 のとき 0.25〜1.9 2.0 のとき 0.5 〜1.7 3.0 のとき 1.0 〜1.4
【0011】これらの範囲(A)から外の範囲内では、
Bではアルミが溶解する。Cではアルミが溶解するし、
表面にアルミのシリケートが折出する。Dではロジン系
フラックスを洗浄すると不溶物が祈出する。Eでは洗浄
力が不充分である。
【0012】次に、フラックス洗浄剤として一般式K
O・nSiOであるカリ塩としては、ケイ酸カリ1号
O・SiO、ケイ酸カリ2号KO・2SiO
を用いて、NaO・nSiOと同一の処方、同一試
験で洗浄力と洗浄剤によるアルミの溶解状態を試験し
た。結果を(図2)に示す。横軸はKOの濃度(Wt
%)であり、縦軸はKO/SiOのモル比である。
【0013】(図2)
【0014】これらの結果から下記の範囲内で洗浄力、
アルミの溶解のないフラックス洗浄剤が得られる。 KO・nSiO(n数) KO(Wt%)としての範囲 2.0 のとき 0.5 〜2.3 3.5 のとき 0.6 〜0.7
【0015】
【作用】本発明の洗浄剤は、強アルカリ水溶液により、
残渣フラックスの成分のロジンを鹸化することによりロ
ジン石鹸として洗浄するとともに、アルミの溶解を水ガ
ラスが(アルミの表面にアルミノシリケートの皮膜を形
成し)アルミの溶解を妨げる作用を行なう。
【0016】
【発明の効果】本発明の効果は、強アルカリ水溶液のた
め、毒性、引火性のない、作業上の取扱が簡単で安全で
ある。更に水ガラスは(酸の添加により)不溶性の沈殿
物となり易く、廃水処理が非常に容易であり、近年の公
害問題に対処できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はケイ酸ソーダ希釈液の洗浄力とアルミ溶
解性を表した図である。
【図2】図2はケイ酸カリウム希釈液の洗浄力とアルミ
溶解性を表した図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Na2 O・nSiO2 またはK2 O・n
    SiO2 の水ガラスを主成分とすることを特徴とするフ
    ラックス洗浄剤。
  2. 【請求項2】 請求項1の水ガラスの組成Na2 O・n
    SiO2 またはK2O・nSiO2 においてnがそれぞ
    れ0.55〜3.5、2.0〜4.0であり、Na2
    ・nSiO2 またはK2 O・nSiO2 の濃度が0.2
    〜4.2wt%または1.5〜4.9wt%である水ガ
    ラスを使用することを特徴とするフラックス洗浄剤。
JP1169191A 1991-01-09 1991-01-09 フラックス洗浄剤 Pending JPH05214368A (ja)

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JP1169191A JPH05214368A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 フラックス洗浄剤

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JP1169191A JPH05214368A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 フラックス洗浄剤

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JP1169191A Pending JPH05214368A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 フラックス洗浄剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016496A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Arakawa Chem Ind Co Ltd リフローハンダ付け装置に配設されたラジエーター用の洗浄剤、及び洗浄廃液の処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016496A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Arakawa Chem Ind Co Ltd リフローハンダ付け装置に配設されたラジエーター用の洗浄剤、及び洗浄廃液の処理方法

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