JPH05212214A - 汚泥掻寄機 - Google Patents

汚泥掻寄機

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Publication number
JPH05212214A
JPH05212214A JP4756392A JP4756392A JPH05212214A JP H05212214 A JPH05212214 A JP H05212214A JP 4756392 A JP4756392 A JP 4756392A JP 4756392 A JP4756392 A JP 4756392A JP H05212214 A JPH05212214 A JP H05212214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding drum
rope
underwater traveling
sludge
underwater
Prior art date
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Pending
Application number
JP4756392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Yamada
秀治 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP4756392A priority Critical patent/JPH05212214A/ja
Publication of JPH05212214A publication Critical patent/JPH05212214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 沈澱池10の池底14に於ける水中走行台車
16の位置を容易に、且つ正確に検出することができる
汚泥掻寄機を提供する。 【構成】 水中走行台車16をロープ22を介して巻回
する巻取ドラム24にセルシン発信器40を取付け、こ
のセルシン発信器40でカウントした巻取ドラム24の
回転数に基づいて、巻取ドラム24から水中走行台車1
6までのロープ22の長さを演算する。また、前記巻取
ドラム24の回転モータ34の減速機30にタコジェネ
レータ又はロータリエンコーダを取付けて巻取ドラム2
4の回転数をカウントし、巻取ドラム24から水中走行
台車16までのロープ22の長さを演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汚泥掻寄機に係り、特に
レーキを備えた水中走行台車を巻取ドラムに巻回された
ロープで牽引することにより、前記レーキで汚泥を集泥
する汚泥掻寄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の汚泥掻寄機は図3に示す
ように、処理水が貯留された沈澱池1の池底に水中走行
台車2を浸漬させ、この水中走行台車2に連結されたロ
ープ3を巻取ドラム4で巻回して水中走行台車2をA点
位置からB点位置まで(掻寄距離:Lm)牽引する。こ
の際、池底に沈澱した汚泥6は、前記水中走行台車2に
設けられたレーキ5で掻き寄せられ、B点位置の下方に
形成された集泥溝7に掻き落とされる。
【0003】ところで、前記水中走行台車2の沈澱池1
に於ける位置は、目視で確認することができない。そこ
で、タイマ装置によってその位置を検出するようにして
いる。即ち、掻寄距離Lmを走行する為に費やする時間
Tを予め設定し、掻寄開始時から掻寄停止時までの時間
をtとすると、その水中走行台車2の位置はL×t/T
(m)の距離分だけ、A点位置から離れた位置にある。
このようにして、水中走行台車2の位置を検出してい
る。
【0004】また、処理水が高濁時にはA点位置よりも
B点位置の汚泥堆積量が多くなるので、水中走行台車2
でA点位置からB点位置までの掻き寄せを複数回行う
と、掻寄量よりも堆積量が増える。この場合には、水中
走行台車2の掻寄距離を図4に示すようにL/2(m)
にし、C点位置からB点位置までの掻き寄せを複数回行
ようにしている。この場合の水中走行台車2の沈澱池1
に於ける位置は、前述したタイマ装置で計算することに
より検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水中走
行台車2の位置をタイマ装置によって検出する従来の汚
泥掻寄機では、水中走行台車2の走行速度を減速機で変
える毎に、時間T(掻寄距離Lmを走行する為に費やす
る時間)の設定を変えなければならず、手間がかかると
いう欠点がある。
【0006】また、水中走行台車2が汚泥6の掻寄抵抗
で走行速度が低下すると、水中走行台車2の位置を正確
に検出できないという欠点がある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、沈澱池底に於ける水中走
行台車の位置を容易に、且つ正確に検出することができ
る汚泥掻寄機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、沈澱池に沈澱した汚泥を集泥するレーキを備
え沈澱池の池底を走行可能な水中走行台車を、沈澱池上
に設置された巻取ドラムにロープを介して連結し、該巻
取ドラムを回転させてロープを巻回することにより、前
記水中走行台車を牽引し前記レーキで汚泥を集泥する汚
泥掻寄機に於いて、前記巻取ドラムの回転数をカウント
し巻取ドラムから前記水中走行台車までの前記ロープの
長さを演算する演算装置を巻取ドラムに取付けたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、演算装置を巻取ドラムに取付
け、この演算装置で巻取ドラムの回転数をカウントし、
カウントした回転数に基づいて巻取ドラムから水中走行
台車までのロープの長さを演算する。これにより、沈澱
池底に対する水中走行台車の位置を、水中走行台車の速
度に影響されないで容易に、且つ正確に検出することが
できる。
【0009】また、演算装置を巻取ドラムを回転させる
回転駆動源に取付け、この演算装置で巻取ドラムの回転
数をカウントし、巻取ドラムから水中走行台車までのロ
ープの長さを演算するようにしても、水中走行台車の位
置を容易に、且つ正確に検出することができる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る汚泥掻寄
機の好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に係る汚
泥掻寄機の実施例が示され、略矩形状に形成された沈澱
池10に処理水12が貯留され、この沈澱池10の池底
14に水中走行台車16が浸漬されている。水中走行台
車16は池底14を走行可能なように前後にキャスタが
取付けられ、また池底14に沈澱した汚泥18を掻き寄
せる為のレーキ20が設けられる。
【0011】前記水中走行台車16はロープ22を介し
て巻取ドラム24に連結される。この巻取ドラム24は
沈澱池10の池縁上に設置されている。また、巻取ドラ
ム24は図2に示すように、その右端軸25にスプロケ
ット26が固着される。このスプロケット26は、無端
状チェン28を介して減速機30に連結されたスプロケ
ット32に取付けられると共に、前記減速機30には回
転モータ34の図示しない回転軸が連結されている。
【0012】また、巻取ドラム24の左端軸35にはス
プロケット36が固着され、このスプロケット36は無
端状チェン38を介してセルシン発信器40の回転軸4
2に固着されたスプロケット44に取付けられる。次
に、前記の如く構成された汚泥掻寄機の作用について説
明する。先ず、水中走行台車16を図1に示した池底1
4のA点位置に移動する。次に、図2に示した回転モー
タ34を作動してこの回転力を減速機30、スプロケッ
ト32、チェン28及びスプロケット26を介して巻取
ドラム24に伝達し、巻取ドラム24を回転させてロー
プ22を巻取ドラム24で巻き取る。ロープ22が巻き
取られると、前述した水中走行台車16はロープ22に
牽引されて、A点位置からB点位置に移動する。この際
に、水中走行台車16のレーキ20が汚泥18を集泥
し、集泥した汚泥18はB点位置の下方に形成された集
泥溝46に掻き落とされる。次いで、水中走行台車16
が池底14のB点位置まで移動すると、水中走行台車1
6を再びA点位置にまで戻す。これにより、水中走行台
車16による集泥工程の1工程が終了する。
【0013】次に、前記巻取ドラム24に取付けられた
セルシン発信器40の作用について説明する。このセル
シン発信器40は、セルシン発信器40のスプロケット
44が巻取ドラム24の回転で回転することにより、巻
取ドラム24の回転数をカウントする。そして、カウン
トした回転数に基づいてロープ22の巻取量を計算する
と共に、この巻取量を掻寄距離L(A点位置からB点位
置までの距離)から減算し、減算した距離を作業者が監
視できるようにディスプレイ等で連続的に表示する。こ
れにより、水中走行台車16の池底14に於ける位置を
正確に検出することができる。
【0014】従って、本実施例では、セルシン発信器4
0で巻取ドラム24の回転数をカウントしロープ22の
巻取量を計算して水中走行台車16の位置を検出するよ
うにしたので、汚泥18の掻寄抵抗で水中走行台車16
の走行速度が低下しても、また減速器30によって水中
走行台車16の走行速度を変化させても、水中走行台車
16の池底14に於ける位置を容易に、且つ正確に検出
することができる。
【0015】尚、本実施例ではセルシン発信器40で巻
取ドラム24の回転数をカウントするとしたが、これに
限られるものではなく、セルシン発信器40の代わりに
ポジショナーを取付けても良い。また、回転モータ34
の減速器30に、タコジェネレター又はロータリーエン
コーダを取付けて巻取ドラム24の回転数をカウントし
てロープ22の巻取量を計算するようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る汚泥掻
寄機によれば、演算装置を巻取ドラムに取付けて演算装
置で巻取ドラムの回転数をカウントし、カウントした回
転数に基づいて巻取ドラムから水中走行台車までのロー
プの長さを演算するようにしたので、沈澱池底に対する
水中走行台車の位置を、水中走行台車の速度に影響され
ないで容易に、且つ正確に検出することができる。
【0017】また、演算装置を巻取ドラムを回転させる
回転駆動源に取付けて、演算装置で巻取ドラムの回転数
をカウントし、巻取ドラムから水中走行台車までのロー
プの長さを演算するようにしても、水中走行台車の位置
を容易に、且つ正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汚泥掻寄機の実施例を示す説明図
【図2】本発明に係る汚泥掻寄機の巻取ドラムに取付け
られたセルシン発信器の実施例を示す説明図
【図3】従来の汚泥掻寄機の実施例を示す説明図
【図4】従来の汚泥掻寄機の実施例を示す説明図
【符号の説明】
10…沈澱池 12…処理水 14…池底 16…水中走行台車 20…レーキ 22…ロープ 24…巻取ドラム 30…回転モータ 40…セルシン発信器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沈澱池に沈澱した汚泥を集泥するレーキ
    を備え沈澱池の池底を走行可能な水中走行台車を、沈澱
    池上に設置され駆動源を伴った巻取ドラムにロープを介
    して連結し、該巻取ドラムを回転させてロープを巻回す
    ることにより、前記水中走行台車を牽引し前記レーキで
    汚泥を集泥する汚泥掻寄機に於いて、前記駆動源の回転
    数又は減速機構を介した後の軸の回転数をカウントし巻
    取ドラムから前記水中走行台車までの前記ロープの長さ
    を演算する演算装置を巻取ドラムに取付けたことを特徴
    とする汚泥掻寄機。
JP4756392A 1992-02-03 1992-02-03 汚泥掻寄機 Pending JPH05212214A (ja)

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JP4756392A JPH05212214A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 汚泥掻寄機

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JP4756392A JPH05212214A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 汚泥掻寄機

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JP4756392A Pending JPH05212214A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 汚泥掻寄機

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56102911A (en) * 1980-01-21 1981-08-17 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd In-water drafting type sludge scraping machine
JPS59156406A (ja) * 1983-02-28 1984-09-05 Tsukishima Kikai Co Ltd 汚泥掻寄せ機の運転方法
JPS6253707A (ja) * 1985-09-03 1987-03-09 Tsukishima Kikai Co Ltd 沈殿池の汚泥掻寄装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59156406A (ja) * 1983-02-28 1984-09-05 Tsukishima Kikai Co Ltd 汚泥掻寄せ機の運転方法
JPS6253707A (ja) * 1985-09-03 1987-03-09 Tsukishima Kikai Co Ltd 沈殿池の汚泥掻寄装置

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