JPH05211641A - 輝度測定による陰極線管のカットオフ電圧のサーボ制御装置 - Google Patents

輝度測定による陰極線管のカットオフ電圧のサーボ制御装置

Info

Publication number
JPH05211641A
JPH05211641A JP4255596A JP25559692A JPH05211641A JP H05211641 A JPH05211641 A JP H05211641A JP 4255596 A JP4255596 A JP 4255596A JP 25559692 A JP25559692 A JP 25559692A JP H05211641 A JPH05211641 A JP H05211641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray tube
cathode
cathode ray
voltage
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4255596A
Other languages
English (en)
Inventor
Andre Giraud
ジロー アンドレ
Henri Huillet
ユイレ アンリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thales Avionics SAS
Original Assignee
Thales Avionics SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thales Avionics SAS filed Critical Thales Avionics SAS
Publication of JPH05211641A publication Critical patent/JPH05211641A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/57Control of contrast or brightness

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低値の輝度で使用しなければならない陰極線
管に関する。 【構成】 本発明は、陰極線管のスクリーンの区域(S
o)が感度の高い発光体(Lo)によって被覆されてお
り、光ファイバ(31)によって輝度センサ(30)と接続され
ている。このセンサは、ファイバ(31)の正面の区域So
の部分に変更された電子ビームによって上記発光体(L
o)の励起に対応する選択した時に陰極線管の輝度を測
定する。輝度信号は、所望の値と比較され、その比較の
結果は、特に、陰極線管の陰極またはウェネルトの電圧
に作用して、陰極線管のカットオフ電圧を変更するのに
使用される。 【効果】 本発明は、航空機で使用される陰極線管に使
用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管に関するもの
であり、そしてより正確には、陰極線管のスクリーンで
測定した輝度に応じて陰極線管のカットオフ電圧を自動
修正する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管10(図1)は、真空チャンバ11
内に、電子を放出する加熱されたフィラメント16と、陰
極線管のスクリーンを構成する表面14の方に電子を引き
つけるように、端子19によって陰極の電位VKより高い
正の電位(HT)にされる陽極13を備える。スクリーン
の内壁は、蛍光体によって被覆されており、それらの蛍
光体は、陰極線によって放出される電子を受けると、発
光する。これによって、特に、偏向コイル15による可変
の磁界によって電子通過路を偏向することによって、ス
クリーンの外壁に発光画面を出現させることができる。
電子通過路に対する制御を高め、電子ビームの強さを変
調するために、陰極12から放出される電子は、それらの
役割に適した電位にある3つの電極、または、グリッド
1 、G2 及びG3 によって構成される構造を通過す
る。従って、ウェネルト (Wehnelt) グリッドとして周
知のグリッドG1 は、陰極の近傍に配置されており、こ
の陰極に対して負の電位VG1 にあり、その結果、電子
を停止させたり、スクリーンに向かって通過させたりす
ることができる。いわゆる加速電極であるグリッドG2
は、グリッドG1 の近傍のスクリーン側に配置されてお
り、陰極に対して正の電位VG2である。最後に、集束グ
リッドとして公知のグリッドG3 は、偏向コイル15前に
配置されており、陰極に対して正の電位VG3である。
【0003】図1では、各陰極の電位は、大体、ポテン
ショメータ17、18及び101 によって得られる。ポテンシ
ョメータ17は、例えば、+100 Vの端子とアースに接続
された端子との間に接続されている。ポテンショメータ
18は、アースと例えば16kVに等しい高電圧(HT)との
間に接続されている。ポテンショメータ101 は、アース
と−200 Vの電位との間に接続されている。陰極12は、
ポテンショメータ17の出力端子に接続されており、従っ
て、その電位VKは、0〜+100 Vの範囲で変化する。
ウェネルト(Wehnelt) グリッドG1は、ポテンショメー
タ101 の出力端子に接続されており、従って、その電位
G1は、0〜−200 Vの範囲で変化する。加速グリッド
2 は、ポテンショメータ18の第1の出力端子に接続さ
れており、従って、その電位VG2は0〜数千ボルトまで
変化することがある。集束グリッドG3 は、ポテンショ
メータ18の第2の出力端子に接続されており、従って、
その電位VG3は数千ボルトに達することがある。電子ビ
ームの強さ、従って、スクリーン上の発光点または発光
箇所の強さは、電圧VKG1 の変更によって変調されるこ
とが理解されよう。この目的のため、グリッドG1 は、
カットオフ電圧と呼ばれる電圧Vcoにバイアスされてお
り、可変の変調電圧をそのグリッドに印加して、可変ビ
ーム電子流、従って、スクリーン上の発光点の可変輝度
を得る。カットオフ電圧Vcoは、電子がスクリーンの方
に通過するのを防ぐのに十分な電位差VKG1 に対応す
る。
【0004】図2は、陰極とグリッドG1 と間の電圧V
KG1 に応じて、スクリーン上の発光点の輝度にほぼ対応
する陰極電流Ik の変化を示すグラフである。ほとんど
対数的な曲線20は、電流Ik は、VKG1 =Vcoの時0で
あり、VKG1 =0の時Ik0の値に達することを示す。グ
リッドG1 に印加される信号とスクリーン上の輝度との
間に線形特性を得るためには、第1に、曲線20を線形化
し、第2に変調信号の不在時に陰極線管をそのカットオ
フ電圧に保持することが必要である。このように保持す
ることは、陰極線管が低値の輝度で動作するほど、すな
わち、陰極線管を薄暗い環境で使用して陰極線管が動作
する時ほど、重要である。低レベル輝度の安定性を保証
するために、常に、陰極線管をそのカットオフ電圧でバ
イアスし、陰極と加速グリッドとの間の電圧VKG2 を安
定させ、陰極の加熱電力を安定させ、すなわち、加熱フ
ィラメント16に印加される電圧Vf の精度と安定性を保
証し、陰極と陽極との間の電位差VKAを安定させること
が必要である。
【0005】これらの問題を解決するために、可能な限
り一定の電圧VKG2 、Vf 及びVKAで陰極線管をバイア
スすることが提案されたが、これらの電圧を1%より高
い精度で維持することは困難である。また、陰極線管の
特性は、装置を始動させた時、電子銃の熱機械的安定化
の間、陰極線管の寿命の間の老化過程で変化する。その
結果、バイアス電圧は、時間の経過と共に再調節しなけ
ればならない。これらの動作特性の変化を補正するため
に、陰極電流を測定して陰極線管のカットオフ電圧をサ
ーボ制御する装置が提案された。このサーボ制御は、規
則的間隔で、例えば、画像のフレームのフライバックま
たは帰線期間の間に実施され、その値は、次のフレーム
の間記憶されている。サーボ制御値の獲得は、次の2つ
の段階で実施される:第1段階は、グリッドG1 にカッ
トオフ電圧より高い電圧を印加して、陰極漏れ電流を測
定する。この測定の結果を第2段階で行う測定の結果か
ら減算して、漏れ電流の効果を除去することができる。
第2段階は、陰極線管に公知の値の変調電圧を印加し、
電位VKG1 をサーボ制御し、それによって、第1の段階
中に測定した漏れ電流と印加された所望の変調値によっ
て生じるであろう仮定値に対応する一定の電流Iksとの
和である陰極電流Ik を測定する。そのような方法は、
電流のダイナミックレンジが10マイクロアンペアから2
マイクロアンペアの時、満足できるものである。その電
流の範囲は、最小光条件が、一般に使用されるテレビセ
ットの場合のように「リビングルーム」条件として公知
であるものである時の適切なサーボ制御電流Iksに対応
する。陰極線管が極めて暗い環境内に配置されている時
及び/または極めて感度が高い(蛍光体の高い出力によ
って)時、サーボ制御は、1マイクロアンペアよりかな
り低い値の陰極電流で実施される。これは、絶縁抵抗及
び内部電極寄生容量の値によって、実施するのが困難で
ある。また、この従来技術の方法は、時間の経過による
蛍光体の感度の変化、すなわち、それらの光出力の変化
を考慮していない。スクリーンの普通使用されていない
部分の前に配置したまたは光学的に接続した光センサを
使用する他の装置が考案された。スクリーンに要求され
る性能特性によって、一般に使用される単一の蛍光体の
応答時間は、通常、長く、少なくとも数ミリ秒である。
従って、発光体の輝度を示す振幅の電気信号を得ようと
する時、試験パルスを同じ長さ保持しなければならな
い。陰極線管のカットオフ電圧の自動補正動作を実行す
るために、画像のディスプレイを中断することが許容さ
れる用途では、蛍光体の立ち上がり時間は問題ではな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】正に稀な事態ではある
がディスプレイされた画像のフレームの欠如は、多くの
用途では認められないので、本発明の特徴は、発光体の
立ち上がり時間の問題を解決することにある。従って、
本発明の目的は、陰極線管の特性の老化及び一時的なド
リフトの問題を克服して、極めて低い輝度で作動するこ
とのできる陰極線管のカットオフ電圧のサーボ制御装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、スクリーン
が、スクリーン上に画像を出現させるために使用される
陰極線管の第1の動作区域とその第1の区域の外側に位
置する第2の区域とを少なくとも備え、その第2の区域
の付属表面の輝度を測定するように上記第2の区域に対
向して配置された輝度センサと、選択した時に上記陰極
線管の電子ビームを上記輝度センサに関連する上記付属
表面の方に向ける走査手段と、陰極線管のカットオフ電
圧を変更する手段とを備える、所望の値に対する輝度の
測定値に応じて陰極線管のカットオフ電圧のサーボ制御
装置であって、上記第2の区域を被覆する蛍光体は、上
記第1の区域の蛍光体の立ち上がり時間より、少なくと
も1次数の大きさだけ小さい、99%立ち上がり時間を有
することを特徴とする装置に関する。好ましくは、この
99%立ち上がり時間は、第2の区域の発光体では、約数
マイクロ秒であり、第1の区域の発光体では、約数ミリ
秒である。本発明のその他の目的、特徴及び利点は、添
付図面を参照して行う以下の実施例の説明から明らかに
なろう。
【0008】
【実施例】本発明は、通常使用されている部分の外側に
位置するスクリーンの点の輝度測定値に応じて陰極電流
k を変更することからなる。このスクリーンの点は、
好ましくは、以下に説明する特性を有する発光体によっ
て形成されている。このため、スクリーン14(図5)
は、従来の蛍光体によって形成された有効表面Sの他
に、その発明による装置内でその役割に適した特性を有
する蛍光体Loによって形成された区域Soを備える。
この区域Soは、スクリーンの周辺に配置れ、通常、動
作画像を形成するために陰極によって放出される電子ビ
ームによって走査されない。その区域Soの蛍光体Lo
は、以下の基準によって選択される。その波長は、陰極
線管の動作表面に対する可視の寄生放射を完全に防ぐよ
うでなければならない。好ましくは、赤外線範囲であ
る。その99%までの立ち上がり時間は、可能な限り短く
なければならず、従って、輝度の測定段階は可能な限り
短くなければならない。フレームの帰線期間中の測定の
場合、数マイクロ秒の立ち上がり時間は許容できる。そ
のエネルギー収率は、可能な限り高く、それによって、
装置をカットオフ電圧に可能な限り密接にサーボ連結し
なければならない。スクリーンの動作部分Sの蛍光体の
99%立ち上がり時間は、区域Soの蛍光体Loの立ち上
がり時間が数マイクロ秒であるのに比較すると、約数ミ
リ秒であることが分かる。蛍光体Loの立ち上がり時間
は、区域Sの蛍光体の立ち上がり時間よりかなり小さ
く、少なくとも、1次数の大きさ(比10) から、後述す
る例のように、数次数の大きさ(比1000) であることが
好ましい。
【0009】この区域Soには、光導電ダイオードまた
は同様な型の光電センサすなわち輝度センサ30が組み合
わされており、その輝度センサは、区域Soの点の輝度
を示す電気信号を出力する。当然、輝度センサ30は、区
域Soの直ぐ近傍にあるか、または、そこから離れてお
り、この場合には、図3に図示した光ファイバ31によっ
てその区域に接続されている。輝度センサ30は、以下の
特性を有していなければならない。その感度が、蛍光体
Loの波長に対して最大でなければならない。その表面
積は、受けるエネルギーを大きくし、その位置決定の問
題を容易にするように十分に大きくなければならない。
その寄生容量は、検出装置の通過帯域が迅速な測定を可
能にするように、十分に低くなければならない。輝度セ
ンサ30によって提供された信号は、前置増幅器32に入力
され、その出力信号は、信号から輝度センサ30の暗電流
による成分を排除する回路73に入力される。このため、
回路73は、フェイズP0 の間(図4a)暗電流値をサン
プリングし、このサンプリングされた値は、残りの時間
の間記憶され、前置増幅器32からくる信号から差し引か
れる。
【0010】回路73は、様々な方法で形成されるが、特
に、ブロック73内に示した概略図により形成できる。こ
の回路は、増幅器56を備える。その負のフィードバック
ループは、サンプル・ホールド回路及び減算器回路57に
よって構成されている。そのサンプル・ホールド回路
は、第1の増幅器75を備え、その1つの入力端子は、増
幅器56の出力端子に接続されており、もう1つの入力端
子は、基準電圧源REFに接続されている。この第1の
増幅器の出力端子は、スイッチ74によってメモリコンデ
ンサC’の端子に接続されており、メモリコンデンサ
C’もう1つの端子はアースに接続されている。増幅器
76は、コンデンサC’を減算器回路57に接続する。スイ
ッチ74の開閉は、フェイズ信号P0 (図4a)によって
アクティブにされる。回路73の出力信号は、サンプル・
ホールド回路33に入力され、エラー増幅比較器45によっ
て輝度Vcの設定値と比較される。輝度Vcの設定値
は、電圧源REFとアースとの間に接続され、抵抗器R
o とポテンショメータPTOを備える抵抗分圧器によっ
て調節される。このサンプル・ホールド回路は、特に、
この比較を実施するエラー増幅器比較器45を備え、その
出力端子で、後段で説明するように、サンプリングフェ
イズP2 の間(図4c)陰極線管のカットオフ電圧を大
きくしたり、小さくすることができる補正電圧Vcor を
出力する。このフェイズP2 の間スイッチ44を閉じるこ
とによって、この補正電圧Vcorは、スイッチ44が開い
た状態に維持されるその残りの時間の間コンデンサCm
に記憶される。
【0011】サンプル・ホールド回路33の出力段は、増
幅器46を備え、その出力端子34は、点A(端子A)での
コンデンサCmの充電電圧に等しい電圧Voにある。電
圧Voは、減算器回路35で、ビデオ信号VDOに対応す
る電圧Vvから減算される。その出力端子36は、増幅器
37を介して、陰極線管10の陰極に接続されている。ビデ
オ信号VDOは、ビデオ信号によって構成された輝度制
御信号の関数としてスクリーンの輝度を線形化する作用
を有するガンマ補正回路として周知の補正回路38を介し
て、減算器回路35に入力される。また、ビデオ信号は、
本発明によるならば、3位置セレクタ39が介在するため
に、常に、ガンマ補正回路に入力されるわけではない。
3位置セレクタ39は、ガンマ補正器38従って減算器回路
35を、正常の動作(位置1)では、ビデオ信号VDO
に、または、サーボ制御フェイズ中は、アース(位置
3)、または、基準回路48(位置2)に接続する。この
基準回路48は、抵抗器R'o及びR"oを備える抵抗分圧器
を備え、その抵抗R'oは基準電圧REFに接続され、抵
抗R"oはアースに接続されている。セレクタ39のアース
へのスイッチングは、フェイズ信号P0 (図4a)また
は陰極線管がオンになった時の信号STによって得られ
る。セレクタ39の基準回路48の出力端子へのスイッチン
グは、フェイズ信号P1 (図4b)によって得られる。
フェイズ信号P0 及びP1 は、周期的であり、例えば走
査信号に同期させてもよい。フェイズ信号P0 は、オー
バーラップしないように、フェイズ信号P1 により先行
している。
【0012】陰極線管10に、具体的には偏向コイル15
に、偏向増幅器40及び41は公知の方法で接続されてい
る。1つの偏向増幅器40は、x軸X’X(図5)に沿っ
て走査するためのものであり、もう1つの偏向増幅器41
は、y軸Y’Yに沿って走査するためのものである。こ
れらの偏向増幅器40及び41は、走査回路9からテレビま
たは方向付けビーム型信号を受けるが、本発明によると
更に、フェイズ信号P1 の期間中の電子ビームの位置決
定信号を受け、そのビームをスクリーンの区域So及
び、特に、光ファイバ31の端部面の正面に向ける。この
ため、各偏向増幅器40及び41の入力端子は、各々、信号
1 によってアクティブにされるセレクタ回路8のセレ
クタ42及び43に接続され、フレーム中に走査信号を受
け、フレームの帰線期間中または方向付けビームの軌跡
の間に試験用に選択された時間、すなわち、信号P1
期間に、基準信号を受ける。図3では、これらの基準信
号は、軸X’Xに沿った偏向のための抵抗器Rx 及び
R'x及び軸Y’Yに沿った偏向のための抵抗器Ry 及び
R'yを備える、基準電圧REFが給電される抵抗分圧器
回路によって生成される。スクリーンの区域Soの輝度
は、フェイズ信号P1 の期間の一部分の間、サンプル・
ホールド回路33によって測定される。このため、サンプ
ル・ホールド回路33のスイッチ44は、フェイズ期間P1
中に現れるフェイズ信号P2 によって制御される(図4
c)。図3が示すように、このフェイズ信号P2 は、比
較器45とコンデンサCmの端子Aとの間に位置するスイ
ッチ44によってコンデンサCmの充電を制御する。この
コンデンサのもう1つの端子は、アースに接続されてい
る。コンデンサCmの充電電圧は、上記のように、減算
器35に印加される。また、コンデンサCmの端子Aは、
信号STによってアクティブにされるスイッチ48を介し
て電源102 に接続されており、それによって、陰極線管
12がオンになった時所定の電圧でコンデンサCmを充電
し、陰極線管のための最大カットオフを得る。信号ST
及び信号P0 、P1 及びP2 は、走査回路9によって出
力される。
【0013】輝度閾値の変化を得るために、輝度センサ
30によって出力される信号を、上記のようにエラー増幅
器45で設定値Vcと比較する。この設定値Vcは、基準
電圧REFとアースとの間に接続され、抵抗器Ro 及び
ポテンショメータPTOを備える抵抗分圧器回路によっ
て得られる。この値Vcは、ユーザが調節して、スクリ
ーンの背景輝度を合わせることができる。この時、陰極
線管が正常動作にあるとすると、陰極線管は次のように
動作する。周期的に、例えば、各フレームの帰線期間の
たびに、信号P0 は、セレクタ39をアースにスイッチン
グし、ビームが電流ほとんど0の間、回路73が輝度セン
サ30の暗電流をサンプリングする。ビームは、区域So
に、すなわち、輝度センサ30上には位置付けされない。
回路73は、この値を、その後引き続いて実施されるサー
ボ制御測定値から差し引く。次に、フェイズ信号P
1 は、セレクタ42及び43をアクティブにし、その結果、
電子ビームは、ファイバ31に対向する区域Soの点を励
起する。また、セレクタ39をアクティブにして、その結
果、ガンマ補正器38を介して減算器35は基準電圧源48
(位置2)に接続される。輝度センサ30によって測定さ
れた輝度が設定値Vcより大きい時、コンデンサCmは
例えば、信号P1 の期間の放電され、点Aの電圧が低く
なる。これは、増幅器46及び減算器35を介して、陰極電
流Ik を小さくし、従って、電位差VKG1を大きくする
作用があり、その作用は、陰極線管の電流、及び、従っ
て、陰極線管の輝度を小さくすることである。輝度セン
サ30によって測定された輝度が設定値Vcより小さい
時、逆の作用が得られることは理解されよう。陰極線管
の電圧がオンになる時、陰極線管は最大まで遮断され、
その結果、上記の動作によると、点Aでの電圧は、最小
でなければならない。これは、零または負である電源10
2 の役割であり、この電源は、電圧がオンになると、信
号STによってスイッチ49を閉じることによって、点A
に接続される。同じ理由で、信号STは、また、スイッ
チ39をアクティブにして、ガンマ補正器38をアースに接
続する(位置3)。
【0014】本発明は、フレームの帰線期間の間の区域
Soの輝度の測定の場合について記載したが、本発明に
よるサーボ制御装置の用途に応じて他の瞬間を選択する
ことができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した陰極線管の概略図である。
【図2】ウェネルトゲートに入力される電圧に応じた陰
極線管の陰極電流の変化の曲線を示すグラフである。
【図3】本発明による陰極線管のカットオフ電圧のサー
ボ制御装置の概略的な機能図である。
【図4】a、b及びcは、図3の装置で使用する信号の
グラフである。
【図5】輝度測定用の蛍光体の可能な位置を示すスクリ
ーン14の正面図である。
【符号の説明】
10 陰極線管 17、18、101 ポテンショメータ 30 輝度センサ 31 光ファイバ 32 前置増幅器 33 サンプル・ホールド回路 35 減算器回路 37、46、56、76 増幅器 38 補正回路 39、42、43 セレクタ 45 比較器 48 基準回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンが、スクリーン上に画像を出
    現させるために使用される陰極線管の第1の動作区域と
    その第1の区域の外側に位置する第2の区域とを少なく
    とも備え、その第2の区域の付属表面の輝度を測定する
    ように上記第2の区域に対向して配置された輝度センサ
    と、選択した時に上記陰極線管の電子ビームを上記輝度
    センサに関連する上記付属表面の方に向ける走査手段
    と、陰極線管のカットオフ電圧を変更する手段とを備え
    る、所望の値に対する輝度の測定値に応じて陰極線管の
    カットオフ電圧のサーボ制御装置であって、上記第2の
    区域を被覆する蛍光体は、上記第1の区域の蛍光体の立
    ち上がり時間より、少なくとも1次数の大きさだけ小さ
    い、99%立ち上がり時間を有することを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第2の区域の蛍光体の99%立ち上が
    り時間は、約数マイクロ秒であることを特徴とする請求
    項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の区域の蛍光体の波長は、上記
    第1の区域(S)の蛍光体の長さと異なることを特徴と
    する請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の区域の蛍光体の波長は、不可
    視領域にあることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記陰極線管のカットオフ電圧を変更す
    る上記手段は、輝度の測定値を所望の値と比較する手段
    と、選択した時間に、上記比較から得られた信号をサン
    プリングする手段と、輝度測定値が所望の値に等しくな
    るように2つの選択した時間の間隔の間に陰極線管のカ
    ットオフ電圧を変更する信号を出力する手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 上記サンプリング手段は、選択した時間
    に出現する信号によって制御され、上記比較の結果に応
    じて変わる信号を出力するサンプル・ホールド回路を備
    え、その信号は、陰極線管の陰極またはウェネルトゲー
    トに入力されることを特徴とする請求項5に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 上記輝度センサは、光ファイバを備え、
    その光ファイバの一方の端部は、上記第2の区域の前に
    配置されており、もう1つの端部は、光電セル(30)に接
    続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1項に記載の装置。
JP4255596A 1991-08-30 1992-08-31 輝度測定による陰極線管のカットオフ電圧のサーボ制御装置 Withdrawn JPH05211641A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9110800A FR2680933B1 (fr) 1991-08-30 1991-08-30 Dispositif d'asservissement de la tension de blocage d'un tube cathodique par mesure de luminance.
FR9110800 1991-08-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05211641A true JPH05211641A (ja) 1993-08-20

Family

ID=9416526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4255596A Withdrawn JPH05211641A (ja) 1991-08-30 1992-08-31 輝度測定による陰極線管のカットオフ電圧のサーボ制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5268615A (ja)
EP (1) EP0530091B1 (ja)
JP (1) JPH05211641A (ja)
DE (1) DE69210510T2 (ja)
FR (1) FR2680933B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19746426A1 (de) * 1997-10-21 1999-04-22 Siemens Ag Monitor
US20050110386A1 (en) * 2003-11-03 2005-05-26 Tiberi Michael D. Laser cathode ray tube

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2556455A (en) * 1948-03-02 1951-06-12 Rauland Corp Cathode-ray tube focusing system
GB1186067A (en) * 1967-06-16 1970-04-02 Mullard Ltd Improvements in or relating to Circuit Arrangements including a Colour Display Cathode Ray Tube of the Index Type
US3715617A (en) * 1970-07-10 1973-02-06 Sperry Rand Corp Optical probe for cathode ray tubes
NL7011112A (ja) * 1970-07-28 1972-02-01
GB1552608A (en) * 1976-04-23 1979-09-19 Fuji Telecasting Co Ltd Colour cathode ray tube
GB1585063A (en) * 1977-06-13 1981-02-25 Ferranti Ltd Display systems
JPS5934788A (ja) * 1982-08-20 1984-02-25 Sony Corp 陰極線管表示装置
SE435331B (sv) * 1983-02-09 1984-09-17 Ericsson Telefon Ab L M Bildror for samtidig presentation av grafisk och alfanumerisk information
JPS6029091A (ja) * 1983-07-28 1985-02-14 Aloka Co Ltd 撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0530091B1 (fr) 1996-05-08
DE69210510T2 (de) 1996-10-31
FR2680933A1 (fr) 1993-03-05
DE69210510D1 (de) 1996-06-13
US5268615A (en) 1993-12-07
FR2680933B1 (fr) 1997-09-26
EP0530091A1 (fr) 1993-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4277679A (en) Apparatus and method for contact-free potential measurements of an electronic composition
US6528958B2 (en) Display device and cathode ray tube
US4882481A (en) Automatic brightness control for image intensifiers
JP2551984B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JPH0129302B2 (ja)
JPH11127362A (ja) 陰極線管ディスプレイ
US4247801A (en) Cathode current control system
JPH05211641A (ja) 輝度測定による陰極線管のカットオフ電圧のサーボ制御装置
US4229767A (en) Beam control circuit for diode-gun type camera tubes
JPH05207312A (ja) 陰極線管のカットオフ電圧のデュアルループサーボ制御装置
US4237491A (en) Television camera highlight discharge apparatus
KR100718311B1 (ko) 컷오프조정장치
JP2748901B2 (ja) 冷陰極駆動回路およびこれを用いた電子ビーム装置
US5892544A (en) Beam current detection and control system for a cathode ray tube
US4099054A (en) Sem having d-c bias of video signal controlled by maximum and/or minimum of crt beam current
JP3400697B2 (ja) 電子顕微鏡
US3168679A (en) Intensity control compensation circuit for use in a cathode ray oscilloscope
GB1585063A (en) Display systems
KR940009314B1 (ko) 음극선관의 녹킹, 에이징 전압 자동 조정장치
GB2084394A (en) Cathode-ray tube driving apparatus
US6384536B1 (en) CRT display apparatus
KR100400119B1 (ko) Crt 표시 장치 및 컷오프 조정 방법
US4716468A (en) Apparatus for controlling the electron beam in a television camera tube
JPS59944B2 (ja) インキヨクセンカンノ アカルサ チヨウセイソウチ
JP3407473B2 (ja) 陰極線管制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102