JPH052111A - 光ケーブルの端面加工方法 - Google Patents
光ケーブルの端面加工方法Info
- Publication number
- JPH052111A JPH052111A JP3178934A JP17893491A JPH052111A JP H052111 A JPH052111 A JP H052111A JP 3178934 A JP3178934 A JP 3178934A JP 17893491 A JP17893491 A JP 17893491A JP H052111 A JPH052111 A JP H052111A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end surface
- optical cable
- core material
- convex lens
- concave
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチック系の光ケーブルの端面を凸レン
ズ面に簡単に加工すること。 【構成】 プラスチック系の光ケーブル1の端面2aを
加熱板6の凹レンズ状の凹型8に押し当てて、その光ケ
ーブル1の端面2aを熱変形させて、凹型8に沿った凸
レンズ面10に形成することを特徴とする。
ズ面に簡単に加工すること。 【構成】 プラスチック系の光ケーブル1の端面2aを
加熱板6の凹レンズ状の凹型8に押し当てて、その光ケ
ーブル1の端面2aを熱変形させて、凹型8に沿った凸
レンズ面10に形成することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の光通信に使
用されるプラスチック系光ケーブルの端面加工方法に関
するものである。
用されるプラスチック系光ケーブルの端面加工方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、光ケーブルの端面を凸レンズ
面に形成することにより、集光機能を利用して、光信号
の伝達効率を向上させることが知られている。
面に形成することにより、集光機能を利用して、光信号
の伝達効率を向上させることが知られている。
【0003】そして従来から、石英系の高級(高価格)
の光ケーブルでは、特殊な専用機を使用して、時間をか
けて精密に研磨加工するようにして、光ケーブルの端面
を凸レンズ面に加工する方法があった。
の光ケーブルでは、特殊な専用機を使用して、時間をか
けて精密に研磨加工するようにして、光ケーブルの端面
を凸レンズ面に加工する方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の加工方
法は、高価な専用機を使用しなければならず、加工時間
も長くなる等、著しくコスト高につくために、オーディ
オ等に使用されるプラスチック系の安価な光ケーブルに
は不適当であると言う問題があった。
法は、高価な専用機を使用しなければならず、加工時間
も長くなる等、著しくコスト高につくために、オーディ
オ等に使用されるプラスチック系の安価な光ケーブルに
は不適当であると言う問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、プラスチック系の光ケーブルの端
面を凸レンズ面に簡単に加工することができる光ケーブ
ルの端面加工方法を提供することを目的としている。
されたものであって、プラスチック系の光ケーブルの端
面を凸レンズ面に簡単に加工することができる光ケーブ
ルの端面加工方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の光ケーブルの端面加工方法は、加熱板に形
成した凹レンズ状の凹型に、プラスチック系の光ケーブ
ルの端面を押し当てて、上記光ケーブルの端面を凸レン
ズ面に加工するものである。
めの本発明の光ケーブルの端面加工方法は、加熱板に形
成した凹レンズ状の凹型に、プラスチック系の光ケーブ
ルの端面を押し当てて、上記光ケーブルの端面を凸レン
ズ面に加工するものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明の光ケーブルの
端面加工方法は、プラスチック系の光ケーブルの端面を
加熱板の凹レンズ状の凹型に押し当てて、その光ケーブ
ルの端面を熱変形させて、凹型に沿った凸レンズ面に形
成するものである。
端面加工方法は、プラスチック系の光ケーブルの端面を
加熱板の凹レンズ状の凹型に押し当てて、その光ケーブ
ルの端面を熱変形させて、凹型に沿った凸レンズ面に形
成するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を参照して説明
する。
する。
【0009】まず、図1の(A)に示すように、プラス
チック系の光ケーブル1は、メタクリル樹脂等の芯材2
と、その芯材2の外周を被覆した芯材2よりも光屈折率
の低いフッ素入りメタクリル樹脂等の被着層3と、その
外周を覆う芯材2および被着層3より融点が高いPBT
等のエンジニアリングプラスチック等からなる外筒4と
によって構成されている。
チック系の光ケーブル1は、メタクリル樹脂等の芯材2
と、その芯材2の外周を被覆した芯材2よりも光屈折率
の低いフッ素入りメタクリル樹脂等の被着層3と、その
外周を覆う芯材2および被着層3より融点が高いPBT
等のエンジニアリングプラスチック等からなる外筒4と
によって構成されている。
【0010】次に、図1の(A)および図2に示すよう
に、加熱板6には、外筒4が嵌合される円形凹部7と、
その内側に形成され、芯材2が押し当てられる凹レンズ
状の凹型8とが形成されている。
に、加熱板6には、外筒4が嵌合される円形凹部7と、
その内側に形成され、芯材2が押し当てられる凹レンズ
状の凹型8とが形成されている。
【0011】次に、光ケーブル1の端面加工方法を説明
する。まず、図1の(A)に示すように、加熱板6の凹
型8の深さT1を考慮して、光ケーブル1の芯材2の端
面2aが外筒4の端面4aから突出量T2に突出されて
いる。なお、T1≦T2に形成されている。
する。まず、図1の(A)に示すように、加熱板6の凹
型8の深さT1を考慮して、光ケーブル1の芯材2の端
面2aが外筒4の端面4aから突出量T2に突出されて
いる。なお、T1≦T2に形成されている。
【0012】次に、図1の(B)に示すように、光ケー
ブル1の芯材2の端面2aを加熱板6の凹型8内に矢印
a方向から直角に押し当て、外筒4を円形凹部7内に直
角に嵌合密着させる。この際、光ケーブル1の直角度を
得るために、光ケーブル1を適当な保持手段(図示せ
ず)によって保持して機械的に押し当てるようにし、か
つ、その押し当てる圧力も設定する。
ブル1の芯材2の端面2aを加熱板6の凹型8内に矢印
a方向から直角に押し当て、外筒4を円形凹部7内に直
角に嵌合密着させる。この際、光ケーブル1の直角度を
得るために、光ケーブル1を適当な保持手段(図示せ
ず)によって保持して機械的に押し当てるようにし、か
つ、その押し当てる圧力も設定する。
【0013】一方、加熱板6は、例えば80°程度の芯
材2の熱変形温度に加熱されていて、凹型8に押し当て
られた芯材2の端面2aは凹型8の中心に向って矢印b
方向に溶解しながら、その端面2aが凸レンズ面10に
加工される。
材2の熱変形温度に加熱されていて、凹型8に押し当て
られた芯材2の端面2aは凹型8の中心に向って矢印b
方向に溶解しながら、その端面2aが凸レンズ面10に
加工される。
【0014】またこの際、外筒4は熱変形せず、その外
筒4の端面4aが円形凹部7に嵌合密着されて、凹型8
の外周を密封するため、芯材2の端面2aは凹型8内に
完全に封入され、芯材2の端面2aは専ら矢印b方向に
溶解し、凸レンズ面10が正確に加工される。
筒4の端面4aが円形凹部7に嵌合密着されて、凹型8
の外周を密封するため、芯材2の端面2aは凹型8内に
完全に封入され、芯材2の端面2aは専ら矢印b方向に
溶解し、凸レンズ面10が正確に加工される。
【0015】そして、一定時間経過後に、加熱板6の温
度を例えば40°或は常温程度に下げて、凸レンズ面1
0の形状を安定化させて、加工を終了する。
度を例えば40°或は常温程度に下げて、凸レンズ面1
0の形状を安定化させて、加工を終了する。
【0016】次に、図3は光ケーブル1の使用例を示し
たものであって、チューナ等の発信側電子機器12のL
ED等の発光素子13から発行された拡散光F1は、光
ケーブル1の一方の端面1aの凸レンズ面10による集
光機能によって平行光F2に集光されて芯材2内を通過
する。そして、光ケーブル1の他方の端面1bの凸レン
ズ面10による集光機能によって平行光および乱反射光
F3がアンプ等の受信側電子機器14のホトトランジス
タ等の受光素子15に集光F4されて受光される。従っ
て、光ケーブル1の端面を凸レンズ面10に形成するこ
とによって、光信号の伝達効率を向上させることができ
る。
たものであって、チューナ等の発信側電子機器12のL
ED等の発光素子13から発行された拡散光F1は、光
ケーブル1の一方の端面1aの凸レンズ面10による集
光機能によって平行光F2に集光されて芯材2内を通過
する。そして、光ケーブル1の他方の端面1bの凸レン
ズ面10による集光機能によって平行光および乱反射光
F3がアンプ等の受信側電子機器14のホトトランジス
タ等の受光素子15に集光F4されて受光される。従っ
て、光ケーブル1の端面を凸レンズ面10に形成するこ
とによって、光信号の伝達効率を向上させることができ
る。
【0017】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の光ケーブルの端面加工方法は、
上記のように構成されているので、次のような効果を奏
する。
上記のように構成されているので、次のような効果を奏
する。
【0019】プラスチック系の光ケーブルの端面を加熱
板の凹レンズ状の凹型に押し当てて、その光ケーブルの
端面を熱変形させて、凹型に沿った凸レンズ面に形成す
る方法であり、加工が簡単で、加工時間も短く、著しく
低コストであり、安価なプラスチック系の光ケーブルの
端面加工方法として実用性が非常に高い。
板の凹レンズ状の凹型に押し当てて、その光ケーブルの
端面を熱変形させて、凹型に沿った凸レンズ面に形成す
る方法であり、加工が簡単で、加工時間も短く、著しく
低コストであり、安価なプラスチック系の光ケーブルの
端面加工方法として実用性が非常に高い。
【図1】本発明の一実施例による光ケーブルの端面加工
方法を説明する断面図である。
方法を説明する断面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】光ケーブルの使用例を説明する図面である。
1 光ケーブル 2 芯材 6 加熱板 8 凹型 10 凸レンズ面
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】加熱板に形成した凹レンズ状の凹型に、プ
ラスチック系の光ケーブルの端面を押し当てて、上記光
ケーブルの端面を凸レンズ面に加工する光ケーブルの端
面加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178934A JPH052111A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 光ケーブルの端面加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178934A JPH052111A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 光ケーブルの端面加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052111A true JPH052111A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16057201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3178934A Pending JPH052111A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 光ケーブルの端面加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0689070A1 (en) * | 1994-06-24 | 1995-12-27 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Terminal treatment device for a plastic fibre |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3178934A patent/JPH052111A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0689070A1 (en) * | 1994-06-24 | 1995-12-27 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Terminal treatment device for a plastic fibre |
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