JPH05210306A - 画像形成装置及びそのプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びそのプロセスカートリッジ

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JPH05210306A
JPH05210306A JP4015042A JP1504292A JPH05210306A JP H05210306 A JPH05210306 A JP H05210306A JP 4015042 A JP4015042 A JP 4015042A JP 1504292 A JP1504292 A JP 1504292A JP H05210306 A JPH05210306 A JP H05210306A
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行生 西尾
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誠 松岡
Hideki Kamachi
英樹 釜地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真装置等において、画像形成ドラムに
クリーナーが除去したトナーを収容する画像形成装置及
びそのプロセスカートリッジに関し、クリーナーから画
像形成ドラムへ搬送してもつまりの発生が少なく、搬送
機構の破壊も防止することを目的とする。 【構成】 円筒状の画像形成ドラム10に静電潜像を形
成し、静電潜像をトナーで現像し、トナー像をシートP
Pに転写し、転写後の該画像形成ドラム10の残留トナ
ーをクリーナー14で除去する構成を有し、クリーナー
14の除去したトナーを画像形成ドラム10内部に収容
するカートリッジ4とした画像形成装置において、該カ
ートリッジ4にトナー貯留部40と、クリーナー14の
除去したトナーをトナー貯留部40に排出搬送する排出
手段141と、トナー貯留部40のトナーを画像形成ド
ラム10内に導入搬送する導入手段41、42とを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図7乃至図8) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 画像形成装置の説明(図2乃至図3) (b) プロセスカートリッジの説明(図4乃至図6) (c) 他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等におい
て、画像形成ドラムにクリーナーが除去したトナーを収
容する画像形成装置及びそのプロセスカートリッジに関
する。
【0003】電子写真装置、静電記録装置等の静電潜像
を形成し、現像して、可視像を形成する画像形成装置
は、印刷装置、複写機、ファクシミリ等に広く利用され
ており、小型化とメインテナンスの容易化が要求されて
いる。
【0004】この要求に対し、安価な有機感光体を用い
た装置では、有機感光体の耐久性が低いため、感光ドラ
ムとクリーナーと前帯電器とを一体のカートリッジと
し、その交換を容易としている。
【0005】このようなカートリッジでは、カートリッ
ジを大きくせずに、クリーナーが除去した廃トナーを収
容するため、感光ドラム内の空間を利用し、感光ドラム
内を廃トナーの貯留タンクとして使用し、感光ドラム内
に廃トナーを貯留する方法がとられている。
【0006】このようなプロセスカートリッジでは、カ
ートリッジの保証寿命まで廃トナーを安定に排除し、且
つ廃トナータンクが満たんになった時に、装置がこれを
認識できることが要求されている。
【0007】
【従来の技術】図7は従来技術の説明図(その1)、図
8は従来技術の説明図(その2)である。
【0008】図7(A)に示すように、電子写真装置
は、回転する感光ドラム10に前帯電器12で、前帯電
し、光学ユニット11で光像を書き込み、画像を静電潜
像を形成し、現像器3で、一成分トナーによりトナー現
像し、転写器13で、感光ドラム10のトナー像を用紙
(シート)PPに転写し、用紙PP上にトナー像を得
て、感光ドラム10は、クリーナー14のクリーニング
ブレード140で残留トナーが除去され、次の画像形成
が可能となる。
【0009】この感光ドラム10の内部を廃トナーのタ
ンクに利用するため、クリーナー14が一体化されてお
り、クリーナー14には、廃トナーを排出するための排
出スクリュー141が設けられている。
【0010】従来、図7(B)、図8(A)に示すよう
に、カートリッジ4の側面に排出スクリュー141で排
出されたトナーを感光ドラム10の入口に導く、連結ス
クリュー141aと、連結スクリュー141aで導かれ
たトナーを感光ドラム10内に、送り込む導入スクリュ
ー41を設け、コの字形状の廃トナー搬送路を形成する
ものがあった。
【0011】又、他の従来例としては、図8(B)に示
すように、排出、連結、導入スクリューを一体構成とし
た排出・導入スクリュー141bを設けるものもあっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 クリーナー14のクリーニングブレード140から感
光ドラム10までの搬送路を、全て搬送機構で構成して
いるため、搬送路の一部につまりが生じると、搬送機構
が直ちに破壊してしまう。
【0013】コの字状の搬送路を一方向づつスクリュ
ーで押し込みながら、搬送するため、一つの通路の終端
に行くにつれ、廃トナーの密度が高くなり、つまりが発
生し易い。
【0014】従って、本発明は、クリーナーから像形成
ドラムへ搬送しても、つまりの発生が少なく、搬送機構
の破壊も防止することができる画像形成装置及びそのプ
ロセスカートリッジを提供することを目的とする。
【0015】又、本発明は、廃トナータンクの満杯を容
易に検出することができる画像形成装置及びそのプロセ
スカートリッジを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、円筒状の画像形成ドラム1
0と、該画像形成ドラム10に静電潜像を形成する潜像
形成部11、12と、該画像形成ドラム10の静電潜像
をトナーで現像する現像器3と、該画像形成ドラム10
のトナー像をシートPPに転写する転写部13と、転写
後の該画像形成ドラム10の残留トナーを除去するクリ
ーナー14とを有し、少なくとも該画像形成ドラム10
と該クリーナー14とを一体化してカートリッジ4と
し、該クリーナー14の除去したトナーを該画像形成ド
ラム10内部に収容する画像形成装置において、該カー
トリッジ4に、トナー貯留部40と、該クリーナー14
の除去したトナーを該トナー貯留部40に排出搬送する
搬出手段141と、該トナー貯留部40のトナーを該画
像形成ドラム10内に攪拌して搬送する導入手段41、
42とを設けたことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記トナー貯留部40を、前記カートリッジ4の側面に
設けたことを特徴とする。本発明の請求項3は、請求項
1又は2において、前記導入手段41、42が、回転す
る羽根車42と螺旋スクリュー41とで構成され、前記
画像形成ドラム10に通じる筒43に前記トナー貯留部
40のトナーを搬送することを特徴とする。
【0018】本発明の請求項4は、請求項3において、
前記筒43が、前記羽根車42に対応した位置で、U字
形状をなしていることを特徴とする。本発明の請求項5
は、請求項1又は2又は3又は4において、前記排出手
段141は、搬送抗力が許容限度を越えた場合に、一部
が破壊して、搬送動作を停止することを特徴とする。
【0019】本発明の請求項6は、請求項5において、
前記搬送手段の破壊による動作停止を検出する検出手段
49を設けたことを特徴とする。本発明の請求項7は、
請求項1又は2又は3又は4又は5又は6において、前
記排出手段141の搬送速度が、前記導入手段41、4
2の搬送速度より遅いことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項8は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6又は7において、前記排出手段1
41の搬送駆動力を、前記導入手段41、42に伝達し
て、駆動する伝達手段45、47、48を設けたことを
特徴とする。
【0021】本発明の請求項9は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6又は7又は8において、前記画像
形成ドラム10が感光ドラムであり、前記潜像形成部1
1、12が、前記感光ドラムを前帯電する前帯電手段1
2と、前記感光ドラムに光像露光する光学ユニット11
であり、前記カートリッジ4に前記前帯電手段12を設
けたことを特徴とする。
【0022】本発明の請求項10は、円筒状の画像形成
ドラム10に潜像形成部11、12で静電潜像を形成
し、該画像形成ドラム10の静電潜像を現像器3でトナ
ーで現像し、該画像形成ドラム10のトナー像を転写部
13でシートPPに転写して、クリーナー14で転写後
の該画像形成ドラム10の残留トナーを除去する画像形
成装置に用いられ、少なくとも該画像形成ドラム10と
該クリーナー14とを一体化し、該クリーナー14の除
去したトナーを該画像形成ドラム10内部に収容するプ
ロセスカートリッジにおいて、該カートリッジ4に、ト
ナー貯留部40と、該クリーナー14の除去したトナー
を該トナー貯留部40に排出搬送する排出手段141
と、該トナー貯留部40のトナーを該画像形成ドラム1
0内に攪拌して搬送する導入手段41、42とを設けた
ことを特徴とする。
【0023】本発明の請求項11は、請求項10におい
て、前記トナー貯留部40を、前記カートリッジ4の側
面に設けたことを特徴とする。本発明の請求項12は、
請求項10又は11において、前記導入手段41、42
が、回転する羽根車42と螺旋スクリュー41とで構成
され、前記画像形成ドラム10に通じる筒43に前記ト
ナー貯留部40のトナーを搬送することを特徴とする。
【0024】本発明の請求項13は、請求項12におい
て、前記筒43が、前記羽根車42に対応した位置で、
U字形状をなしていることを特徴とする。本発明の請求
項14は、請求項10又は11又は12又は13におい
て、前記排出手段141は、搬送抗力が許容限度を越え
た場合に、一部が破壊して、搬送動作を停止することを
特徴とする。
【0025】本発明の請求項15は、請求項14におい
て、前記搬送手段の破壊による動作停止を検出する検出
手段49を設けたことを特徴とする。本発明の請求項1
6は、請求項10又は11又は12又は13又は14又
は15において、前記排出手段141の搬送速度が、前
記導入手段41、42の搬送速度より遅いことを特徴と
する。
【0026】本発明の請求項17は、請求項10又は1
1又は12又は13又は14又は15又は16におい
て、前記排出手段141の搬送駆動力を、前記導入手段
41、42に伝達して、駆動する伝達手段45、47、
48を設けたことを特徴とする。
【0027】本発明の請求項18は、請求項10又は1
1又は12又は13又は14又は15又は16又は17
において、前記画像形成ドラム10が感光ドラムであ
り、前記潜像形成部11、12が、前記感光ドラムを前
帯電する前帯電手段12と、前記感光ドラムに光像露光
する光学ユニット11であり、前記カートリッジ4に前
記前帯電手段12を設けたことを特徴とする。
【0028】
【作用】本発明の請求項1及び10では、カートリッジ
4に、トナー貯留部40と、該クリーナー14の除去し
たトナーを該トナー貯留部40に排出搬送する排出手段
141と、該トナー貯留部40のトナーを該画像形成ド
ラム10内に攪拌して搬送する導入手段41、42とを
設けたので、クリーナー14で除去した廃トナーを、一
度ふところの広いタンク40に入り、その中で攪拌しな
がら、ドラム10に送り込まれることになる。
【0029】従って、廃トナーを常に押し込むことな
く、押し固められないため、つまりが発生せず、しか
も、搬送機構が破壊されることもない。本発明の請求項
2及び11では、トナー貯留部40を、前記カートリッ
ジ4の側面に設けたので、トナー貯留部を設けても、カ
ートリッジ4が大きくならず、しかも排出手段141の
終端を解放でき、つまりがより発生しない。
【0030】本発明の請求項3及び12では、導入手段
41、42が、回転する羽根車42と螺旋スクリュー4
1とで構成され、前記画像形成ドラム10に通じる筒4
3に前記トナー貯留部40のトナーを搬送するので、ト
ナー貯留部40でトナーを攪拌しながら、ドラム10に
導くことができ、つまりが発生せず、円滑に導入搬送で
きる。
【0031】本発明の請求項4及び13では、筒43
が、前記羽根車42に対応した位置で、U字形状をなし
ているので、羽根車42で攪拌されたトナーを筒43内
に導き、螺旋スクリュー41で円滑にドラム10内に搬
送できる。
【0032】本発明の請求項5及び14では、排出手段
141は、搬送抗力が許容限度を越えた場合に、一部が
破壊して、搬送動作を停止するよう構成したので、つま
りでないトナーの満杯により、押し込みができない状態
で、自己破壊により、トナー搬送を停止でき、無理な押
し込みにより、トナーの溢れや他部材の破壊を防止でき
る。
【0033】本発明の請求項6及び15では、搬送手段
の破壊による動作停止を検出する検出手段49を設けた
ので、自己破壊による満杯を検出して、オペレータ等に
通知できる。
【0034】本発明の請求項7及び16では、排出手段
141の搬送速度が、前記導入手段41、42の搬送速
度より遅いので、ドラム10の廃トナーが多くても、ト
ナー貯留部40が満杯となり、つまりが発生することを
防止でき、しかもトナー貯留部40を小さくしても、つ
まりが発生しない。
【0035】本発明の請求項8及び17では、排出手段
141の搬送駆動力を、前記導入手段41、42に伝達
して、駆動する伝達手段45、47、48を設けたの
で、導入手段41、42の駆動力を別途必要とせず、カ
ートリッジ4に一体に形成できる。
【0036】本発明の請求項9及び18では、画像形成
ドラム10が感光ドラムであり、前記潜像形成部11、
12が、前記感光ドラムを前帯電する前帯電手段12
と、前記感光ドラムに光像露光する光学ユニット11で
あり、前記カートリッジ4に前記前帯電手段12を設け
たので、カートリッジ4に前帯電手段12も一体にで
き、ドラム10とともに交換できる。
【0037】
【実施例】
(a) 画像形成装置の説明 図2は本発明の一実施例画像形成装置の構成図、図3は
本発明の一実施例記録ユニットの構成図であり、電子写
真プリンタを示している。
【0038】図2において、1は記録ユニットであり、
感光ドラム10と、感光ドラム10を帯電する帯電ロー
ラ12と、感光ドラム10の静電潜像を現像ローラ30
により一成分非磁性トナーで現像する現像器3と、感光
ドラム10のトナー像を用紙に転写する転写ローラ13
と、感光ドラム10の残余トナーを回収するクリーナー
14とを有する。
【0039】11は光学ユニットであり、レーザー光源
からビデオ信号に応じて変調された光を発生し、光走査
器で光を走査し、帯電された感光ドラム10に照射し
て、光像を書き込むものである。
【0040】20は用紙カセットであり、印刷すべき用
紙を収容しておくもの、21はピックローラであり、用
紙カセット20から用紙を繰り出し、搬送ローラ22に
突き当てるもの、22は搬送ローラであり、突き当てら
れた用紙を光像の書き込みに同期して搬送するものであ
る。
【0041】23は手差しガイドであり、用紙カセット
20の用紙と異なるサイズの用紙を印刷させるため、用
紙を挿入するもの、24は熱ローラ定着器であり、転写
ローラ13でトナー像が転写された用紙を加熱し、トナ
ー像を定着するもの、25は排出ローラであり、定着さ
れた用紙を排出するもの、26はスタッカであり、排出
された用紙を受け、スタックしておくものである。
【0042】この電子写真装置の動作は、印刷指令によ
り、用紙カセット20からピックローラ21が用紙を繰
り出し、搬送ローラ22に突き当て、光学ユニット11
の光像書き込みに同期して、搬送ローラ22で用紙を感
光ドラム10に搬送する。
【0043】感光ドラム10は、帯電電位が印加された
帯電ローラ12により、帯電され、光学ユニット11に
より光像が書き込まれ、静電潜像が形成され、現像電位
が印加された現像ローラ30により、一成分非磁性トナ
ーで現像され、トナー像が形成され、転写電位の印加さ
れた転写ローラ13で、トナー像が搬送される用紙に転
写され、クリーナー14で感光ドラム10上の残余トナ
ーが除去される。
【0044】トナー像が転写された用紙は、熱ローラ定
着器24で定着され、排出ローラ25でスタッカ26に
排出される。この電子写真装置では、帯電、現像、転写
をローラで行っているので、コロナ放電器を用いないた
め、人体に影響のあるオゾンを発生せずに、画像形成が
可能である。
【0045】記録ユニット1は、図3に示すように、感
光ドラム10と、クリーナー14と、帯電ローラ12と
が一体に設けられたプロセスカートリッジ4と、現像器
3とを有する。
【0046】クリーナー14には、感光ドラム10の残
留トナーを機械的にはぎ取るクリーニングブレード14
0と、排出スクリュー141とを有する。現像器3は、
一成分トナーを感光ドラム10に供給する現像ローラ3
0と、現像ローラ30にトナーを供給し、回収する供給
/回収ローラ31を設け、現像ローラ30に近接して、
現像ローラ30のトナー層厚を制限するブレード33を
設ける。
【0047】供給/回収ローラ31の右側には、トナー
を供給/回収ローラ31に送り込む送り込みローラ32
を設け、その更に右側には、トナーを攪拌するパドルロ
ーラ34を設けてある。
【0048】パドルローラ34の右側には、トナーカー
トリッジ36がセットされ、トナーカートリッジ36
は、トナーの供給穴37よりトナーをカートリッジ内か
ら外に掻き出すパドルローラ38が設けられ、パドルロ
ーラ38の回転により、供給穴37を開放して、トナー
がパドルローラ34方向に供給される。
【0049】この現像器3では、現像ローラ30は、現
像電位が付与される導電軸と、導電性多孔質ポリウレタ
ンローラ(例えば、東洋ポリマー株式会社製商品名ルビ
セル)で構成され、感光ドラム10に接触し、一成分非
磁性トナーが、導電性多孔質ポリウレタンローラの孔と
ブレード33により、帯電され、且つ導電性多孔質ポリ
ウレタンローラの孔に保持されて感光ドラム10に搬送
され、現像を行う。
【0050】この現像ローラ30では、導電性多孔質ポ
リウレタンローラの孔が、トナーにより、目詰まりする
ことがなく、安定にトナーを供給できる。 (b) プロセスカートリッジの説明 図4は本発明の一実施例プロセスカートリッジの分解
図、図5は本発明の一実施例プロセスカートリッジの断
面図、図5は本発明の一実施例プロセスカートリッジの
上面図である。
【0051】図4において、141は排出スクリューで
あり、図5(A)に示すように、クリーナー14のクリ
ーニングブレード140の後部に設けられ、駆動ギヤ1
42により駆動回転し、クリーニングブレード140が
除去した廃トナーを貯留タンク40に搬送するものであ
り、スクリュー軸142の先端が半円状に細く形成され
ている。
【0052】40は貯留タンクであり、図6に示すよう
に、裏板40aとカバー44間に設けられる空間であ
り、廃トナーを一時貯留するもの、41は導入スクリュ
ーであり、羽根車42と一体に構成され、図6に示すよ
うに、U字パイプ43内に設けられ、貯留タンク40内
の廃トナーを感光ドラム10内に搬送するもの、42は
羽根車であり、貯留タンク40内に設けられ、貯留タン
ク40内の廃トナーを攪拌するものである。
【0053】43はU字パイプであり、羽根車42部分
でU字形状をなして、上方が開放し、図6に示すよう
に、感光ドラム10内では、円筒形状をなし、裏板40
aに固定され、感光ドラム10を回転保持するもの、4
4はカバーであり、貯留タンク40の隔壁を構成し、後
述するギヤが設けられるものである。
【0054】45は連結ギヤであり、カム46を有し、
排出スクリュー141のスクリュー軸142に嵌め込ま
れるもの、47はアイドルギヤであり、カバー44に設
けられ、連結ギヤ45と噛み合うもの、48は駆動ギヤ
であり、羽根車42の軸に設けられ、アイドルギヤ47
に噛み合い、羽根車42と導入スクリュー41とを駆動
回転するものである。
【0055】44aは表カバーであり、ギヤ45、4
7、48を覆い、後述する検出器49が設けられるも
の、49aは検出器のアクチュエータであり、図5
(B)、(C)に示すように、軸を中心に連結ギヤ45
のカム46により、上下動するもの、49bは光学セン
サであり、透過型センサで構成され、アクチュエータ4
9aの上下動を検出して、パルスを発生するものであ
る。
【0056】この動作を説明すると、クリーニングブレ
ード140の後部の廃トナーは、排出スクリュー141
により、矢印に沿って搬送され、側部の貯留タンク40
に入る。
【0057】貯蓄タンク40は、十分にふところが大き
く、羽根車42がトナーを攪拌しながら、回動すること
ができ、羽根車42は、トナーを攪拌しながら、U字形
状のパイプ43にトナーを落とし込む。
【0058】U字パイプ43の中には、羽根車42と連
結してなる導入スクリュー41が回動しており、感光ド
ラム10の中にトナーを搬送する。この時、U字パイプ
43の中に落とし込まれたトナーは、羽根車42で攪拌
されたトナーであるため、押し固められず、流動性が良
いものとなっているため、安定して感光ドラム10内に
搬送することが可能である。
【0059】この場合、スクリューの搬送能力は、排出
スクリュー141より導入スクリュー41の方が大きい
ようにしておくと、感光ドラム10内に安定して搬送す
ることができる。
【0060】これは、トナーの溜まり方が、まず貯蓄タ
ンク40いっぱいに入り、その後感光ドラム10に搬送
するため、大量に廃トナーが出た場合、感光ドラム10
への導入搬送能力より、クリーナー14の排出搬送能力
が大きいと、貯蓄タンク40で押し固めが起こるために
好ましくないからである。
【0061】但し、実際には、大量に廃トナーが出る事
が、殆ど無く、これはあくまでもより好ましい設計であ
るということである。この実施例では、ギヤ45の歯数
を、ギヤ48の歯数より多くして、羽根車42、導入ス
クリュー41の回転数を多くしてある。
【0062】次に、トナーが充満すると、排出スクリュ
ー141は、強い搬送抗力を受けるが、この時、連結ギ
ヤ45を駆動する排出スクリュー141のスクリュー軸
142のシャフトを半円状にして、他の駆動シャフトよ
り細くしてあるので、ここが破断して、ギヤ45が停止
するようになっている。
【0063】このため、羽根車42と導入スクリュー4
1は、排出スクリュー141が駆動されても、駆動され
なくなり、ギヤ45のカム46を検出する検出器49の
アクチュエータ49aが停止し、光学センサ49bから
検出パルスが発生しなくなり、図示しない制御部によ
り、トナーの充満を検出し、オペレータに通知すること
ができる。
【0064】このようにして、排出スクリュー141の
排出トナーを貯留タンク40に溜め、これを羽根車42
で攪拌しながら、導入スクリュー41が感光ドラム10
内に送り込むため、トナーのつまりが発生せず、安定に
感光ドラム10内にトナーを搬送できる。
【0065】この貯蓄タンク40は、比較的小さくてよ
いので、カートリッジを大型化せずに実現でき、カート
リッジの側部に設けているので、トナーの搬送経路に沿
っており、搬送スクリュー141、41が円滑に搬送で
き、しかもカートリッジを小型化できる。
【0066】又、排出スクリュー141の軸142を細
くして、トナーの満杯により、破断するようにしている
ので、満杯時に、トナーが感光ドラム10に強制的に押
し込まれることがなく、安定に動作を停止し、これを検
出器49で検出するので、トナーの満杯を検出して、オ
ペレータに通知できる。
【0067】(c) 他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 印刷装置を電子写真印刷装置で説明したが、画像形成
ドラムが誘電体ドラムである静電記録装置等にも適用で
き、現像剤を一成分系のもので説明したが、二成分系の
ものにも適用できる。
【0068】プリンタで説明したが、複写機、ファク
シミリ等の印刷装置にも適用できる。 帯電ローラ12もカートリッジ4に一体化している
が、これを別体としても良く、他のプロセス部材をカー
トリッジに一体としても良い。
【0069】検出器49を光学センサで説明したが、
他のセンサで構成しても良い。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 カートリッジ4に、トナー貯留部40と、クリーナー
14の除去したトナーをトナー貯留部40に排出搬送す
る排出手段141と、トナー貯留部40のトナーを画像
形成ドラム10内に導入搬送する導入手段41、42と
を設けたので、クリーナー14で除去した廃トナーを、
一度ふところの広いタンク40に入り、その中で攪拌し
ながら、ドラム10に送り込むことができ、廃トナーを
常に押し込むことがなく、押し固められないため、つま
りが発生せず、安定にトナーをドラムに送り込むことが
できる。
【0071】しかも、トナーのつまりにより、トナー
が満杯になるまで搬送機構が破壊されることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例画像形成装置の構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施例記録ユニットの構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例プロセスカートリッジの分解
図である。
【図5】本発明の一実施例プロセスカートリッジの断面
図である。
【図6】本発明の一実施例プロセスカートリッジの上面
図である。
【図7】従来技術の説明図(その1)である。
【図8】従来技術の説明図(その2)である。
【符号の説明】
4 プロセスカートリッジ 10 感光ドラム(画像形成ドラム) 12 帯電ローラ 14 クリーナー 40 トナー貯留部 41 導入スクリュー 42 羽根車 43 U字パイプ 140 クリーニングブレード 141 排出スクリュー

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の画像形成ドラム(10)と、該
    画像形成ドラム(10)に静電潜像を形成する潜像形成
    部(11、12)と、該画像形成ドラム(10)の静電
    潜像をトナーで現像する現像器(3)と、該画像形成ド
    ラム(10)のトナー像をシート(PP)に転写する転
    写部(13)と、転写後の該画像形成ドラム(10)の
    残留トナーを除去するクリーナー(14)とを有し、少
    なくとも該画像形成ドラム(10)と該クリーナー(1
    4)とを一体化してカートリッジ(4)とし、該クリー
    ナー(14)の除去したトナーを該画像形成ドラム(1
    0)内部に収容する画像形成装置において、 該カートリッジ(4)に、トナー貯留部(40)と、該
    クリーナー(14)の除去したトナーを該トナー貯留部
    (40)に排出搬送する排出手段(141)と、該トナ
    ー貯留部(40)のトナーを該画像形成ドラム(10)
    内に攪拌して搬送する導入手段(41、42)とを設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー貯留部(40)を、前記カー
    トリッジ(4)の側面に設けたことを特徴とする請求項
    1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記導入手段(41、42)が、回転す
    る羽根車(42)と螺旋スクリュー(41)とで構成さ
    れ、前記画像形成ドラム(10)に通じる筒(43)に
    前記トナー貯留部(40)のトナーを搬送することを特
    徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記筒(43)が、前記羽根車(42)
    に対応した位置で、U字形状をなしていることを特徴と
    する請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記排出手段(141)は、搬送抗力が
    許容限度を越えた場合に、一部が破壊して搬送動作を停
    止することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段の破壊による停止を検出す
    る検出手段(49)を設けたことを特徴とする請求項5
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記排出手段(141)の搬送速度が、
    前記導入手段(41、42)の搬送速度より遅いことを
    特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記排出手段(141)の搬送駆動力
    を、前記導入手段(41、42)に伝達して、駆動する
    伝達手段(45、47、48)を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成ドラム(10)が感光ドラ
    ムであり、前記潜像形成部(11、12)が、前記感光
    ドラムを前帯電する前帯電手段(12)と、前記感光ド
    ラムに光像露光する光学ユニット(11)であり、前記
    カートリッジ(4)に前記前帯電手段(12)を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6又は7又は8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 円筒状の画像形成ドラム(10)に潜
    像形成部(11、12)で静電潜像を形成し、該画像形
    成ドラム(10)の静電潜像を現像器(3)でトナーで
    現像し、該画像形成ドラム(10)のトナー像を転写部
    (13)でシート(PP)に転写して、クリーナー(1
    4)で転写後の該画像形成ドラム(10)の残留トナー
    を除去する画像形成装置に用いられ、少なくとも該画像
    形成ドラム(10)と該クリーナー(14)とを一体化
    し、該クリーナー(14)の除去したトナーを該画像形
    成ドラム(10)内部に収容するプロセスカートリッジ
    において、 該カートリッジ(4)に、トナー貯留部(40)と、該
    クリーナー(14)の除去したトナーを該トナー貯留部
    (40)に排出搬送する排出手段(141)と、該トナ
    ー貯留部(40)のトナーを該画像形成ドラム(10)
    内に攪拌して搬送する導入手段(41、42)とを設け
    たことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記トナー貯留部(40)を、前記カ
    ートリッジ(4)の側面に設けたことを特徴とする請求
    項10のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記導入手段(41、42)が、回転
    する羽根車(42)と螺旋スクリュー(41)とで構成
    され、前記画像形成ドラム(10)に通じる筒(43)
    に前記トナー貯留部(40)のトナーを搬送することを
    特徴とする請求項10又は11のプロセスカートリッ
    ジ。
  13. 【請求項13】 前記筒(43)が,前記羽根車(4
    2)に対応した位置で、U字形状をなしていることを特
    徴とする請求項12のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記排出手段(141)は、搬送抗力
    が許容限度を越えた場合に、一部が破壊して、搬送動作
    を停止することを特徴とする請求項10又は11又は1
    2又は13のプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記搬送手段の破壊による動作停止を
    検出する検出手段(49)を設けたことを特徴とする請
    求項14のプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記排出手段(141)の搬送速度
    が、前記導入手段(41、42)の搬送速度より遅いこ
    とを特徴とする請求項10又は11又は12又は13又
    は14又は15のプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記排出手段(141)の搬送駆動力
    を、前記導入手段(41、42)に伝達して、駆動する
    伝達手段(45、47、48)を設けたことを特徴とす
    る請求項10又は11又は12又は13又は14又は1
    5又は16のプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記画像形成ドラム(10)が感光ド
    ラムであり、前記潜像形成部(11、12)が、前記感
    光ドラムを前帯電する前帯電手段(12)と、前記感光
    ドラムに光像露光する光学ユニット(11)であり、前
    記カートリッジ(4)に前記前帯電手段(12)を設け
    たことを特徴とする請求項10又は11又は12又は1
    3又は14又は15又は16又は17のプロセスカート
    リッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008065095A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 粉体回収装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2017219722A (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器、画像形成装置

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