JPH0521012B2 - - Google Patents

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JPH0521012B2
JPH0521012B2 JP20135385A JP20135385A JPH0521012B2 JP H0521012 B2 JPH0521012 B2 JP H0521012B2 JP 20135385 A JP20135385 A JP 20135385A JP 20135385 A JP20135385 A JP 20135385A JP H0521012 B2 JPH0521012 B2 JP H0521012B2
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JP
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plasma
polymerized film
plasma polymerized
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JP20135385A
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Yoshikazu Kondo
Akio Nishino
Toshihiro Yamamoto
Yoshihito Osada
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は透水性及び耐圧密化性にすぐれたフイ
ルターに関するものである。 (従来の技術) 最近高分子膜、特に多孔質を利用する分離技術
の進歩発展には著しいものがありそのいくつかは
工業的規模で実用化されている。しかしながら多
孔質膜の分離性能を向上させるため小孔径の多孔
質膜が望ましいが過液量も孔径に比例して低下
してくる欠点を有している。そこで過液量を増
大させるため高圧力を必要とするが、従来の高分
子膜は圧密化現象を呈し、高圧力としても必ずし
も過液量を増大させることは困難であり、むし
ろ過液量の低下を招く結果に終り、必然的に大
きな過面積を付した大装置化が必要であつた。
特にセルロース系多孔質膜は親水性のため、水系
の液を利用した場合は膜が水に膨潤し圧密化し
やすいという欠点を有していた。 一方多孔質膜の表面にシリコーンポリマーの重
合体をコーテイングした気体分離膜も研究されて
おり例えば特開昭58−6208号公報、同56−157436
号公報、同58−8517号公報などにポリシロキサン
と多孔性高分子膜との複合膜により気体を選択透
過させる膜の製法が提案されている。これらの膜
はプラズマ重合によるポリシロキサン膜であり極
度に分岐及び架橋の多い網目状高重合体でありピ
ンホールのない均一な膜であるが、硬く殆ど変形
しないものであり実用的にも一定の限界があり、
特にフイルター用途に用いた場合は過液量が極
度に低下するなど実用に供されるものはない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は透水性及び耐圧密化性にすぐれ
たフイルターを提供するにある。他の目的は小さ
な過面積でも高過液量を透過させることが出
来る高圧下で使用可能なフイルターを工業的容易
に提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 圧密化現象が何故起こるかは一般に次の様に説
明されている。即ち膜又はフイルター等が使用中
の負荷圧力により膜素材がクリープ変形し、孔隙
率の低下及び孔径の低下を斉らすことが主要原因
と言われている。また膜又はフイルターが親水性
であると、例えば流体が水溶液であると水により
膨潤して孔隙率及び孔径の低下を斉らすこともあ
る。 本発明者らは従来の問題点を解決すべく鋭意研
究の結果、本発明を完成したのである。 即ち、本発明は多孔性フイルター表面にオルガ
ノシロキサン又はフツ素系化合物のプラズマ重合
皮膜を有する複合膜に両親媒性物質をフイルター
単位面積当り少くとも10-8g/cm2付着せしめた透
水性及び耐圧密化性にすぐれたフイルターであ
る。 本発明に使用する多孔性フイルターの材質は、
通常使用されているものでよく特に限定しない
が、好ましくはフイルターの孔径が0.01μm以上
の限外瀘過様フイルター以上のものであり、更に
好ましくは孔径が0.05μm以上のものである。孔
径が0.01μmより小さいと透水性及び耐圧密化の
改良が十分ではない。 本発明に使用するオルガノシロキサンはプラズ
マ重合膜が
【式】の構造を取るものであ れば、どんな原料を用いてもよいが、好ましくは
【式】
【式】 (R9n――(−O−R10oの構造を有するものであ
るが、特に好ましくは
【式】又は
【式】であ る。 上記式中R1〜R9については、H、ハロゲン又
は、C6以下のアルキル基、アルコキシ基、アリ
ル基、ビニル基、フエニル基、フエノキシ基又は
それらのハロゲン化物、R10はC6以下のアルキル
基、アリル基、ビニル基、フエニル基又はそれら
のハロゲン化物、l、m、nは正の整数でありl
は2〜12、m+nは4であるが中でも室温〜200
℃程度で10-4〜10トール程度の蒸気圧を有する物
質が更に好ましい。 オルガノシロキサンのプラズマ重合により得ら
れた重合膜の構造は、必ずしも定かでない。これ
はプラズマ重合により得られるエネルギーの巾が
極めて広く例えば0〜数+eVにまで亘るエネル
ギーを有する。即ち、この巾広いエネルギーの分
布により、オルガノシロキサンの重合部位にあま
り選択性がなく切断及び再結合を生じる為に、重
合膜の一次構造は、ある特定の化学式では表示で
きない。例えばヘキサメチルシクロトリシロキサ
ン(HMTS)のプラズマ重合膜のIRスペクトル
【式】構造を有するシリコーン 樹脂を殆んど同じスペクトル分布及び各スペクト
ルの吸収強度及び比であり、この事はモノマーの
構造をかなりの程度維持し、ある程度の架橋構造
を有したプラズマ重合膜が生成している事を示
す。又、プラズマ重合膜は、プラズマ重合時間と
共にプラズマ重合膜の形態、化学組成の変化があ
り、次第に無機質化するが、本発明の目的の為に
はあまり無機質化していない方がよい。プラズマ
重合膜の無機質化に伴い、オルガノシロキサンプ
ラズマ重合膜の有する表面物性(表面エネルギ
ー、平滑性等)や弾性の変化があるからである。 又、本発明に使用するフツ素化合物も骨格中に
フツ素を含有していればよく特に限定しないが、
好ましくは−50〜150℃にて10-3〜102Torrの蒸
気圧を有するものがよい。更に好ましくは、フツ
素含有率が50重量%以上の化合物である。蒸気圧
がこの範囲にあれば特別の工夫なくてフツ素化合
物のプラズマ重合膜を形成させる事が出来る。 多孔質フイルター上へのオルガノシロキサン或
いはフツ素化合物のプラズマ重合膜の形成は、オ
ルガノシロキサン或いはフツ素化合物自身のプラ
ズマ化による活性化、或いは、アルゴン、窒素、
ヘリウム、水素等のプラズマによりオルガノシロ
キサン或いはフツ素化合物を活性化する事により
行う。ここでいうプラズマとは、主にグロー放電
を利用した低温ガスプラズマを示す。低温ガスプ
ラズマは、容量結合型電極或いは誘導結合型電極
に高圧電位を印加し、印加された電位の間に、通
常10-4〜102Torr好ましくは10-3〜10Torrの減圧
下に気体を導入する事により発生させる。高圧電
源は直流及び交流のいずれでもよいが、通常プラ
ズマ発生の容易さ、均一性、安定性の点で
13.56MHzの高周波(或いはラジオ波)を用いる。
活性化されたオルガノシロキサン或いはフツ素系
化合物は、気体中或いは基板表面で重合し、基板
表面に極めて薄い均一なプラズマ重合皮膜を形成
する。プラズマ重合皮膜の組成、構造はプラズマ
の出力、真空度、モノマー流量、基板温度等プラ
ズマパラメーターと呼ばれる重合条件により変化
する。 フツ素系化合物のプラズマ重合皮膜の組成、構
造は必ずしも定かではないが、重合皮膜の溶剤溶
解性がない事、接触角が通常85°以上好ましくは
90℃以上である事及びフツ素導入により特徴づけ
られるC−Fの吸収がIR或いはESCA等で認めら
れる事が特徴としてあげられる。 本発明におけるプラズマ重合皮膜は50Å以上の
厚さがあればよいが、プラズマ重合により、通常
1μm以下、高々10μm程度の厚さの均一な皮膜を
形成する。耐圧密化性を更に向上させるため多孔
性フイルターを表裏2回処理、或いは膜をプラズ
マ空間に浮かして処理する事により両面にプラズ
マ重合物を付与することも可能である。 本発明におけるプラズマ重合皮膜はフイルター
の表面のみでなくフイルターの内部にも形成され
ている。この為にフイルター全体が疎水性化し、
素材の膨潤がないためにフイルターの圧密化が防
止される。フイルター内部に形成される重合皮膜
量は、プラズマ重合皮膜全体のほぼ0.1%以上あ
ればよい。 プラズマの出力が大きく、真空度が高くモノマ
ー流量が少ない程、プラズマ重合皮膜は硬く、時
には粉末状となる。一方、プラズマの出力が小さ
く、真空度が低く、モノマー流量が大きい程、プ
ラズマ重合皮膜は柔らかく、時にはグリース状或
いは液状となる。本発明の目的の為には、出力は
10W〜500W好ましくは20〜200W更に好ましくは
50〜150Wである。 本発明で用いる両親媒性物質としては、通常の
脂質膜物質や界面活性剤が使用出来る。例えば水
溶液タンパク質、ポリペポチド、ポリアミノ酸及
びアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤
等である。 オルガノシロキサン或いはフツ素化合物のプラ
ズマ重合皮膜は通常接触角が90°以上であり、か
なりの疎水性表面である。両親媒性物質の疎水部
とプラズマ重合膜は疎水−疎水相互作用による効
果及びエントロピー的効果によつて結合する。従
つて、両親媒性物質としては疎水部の分子量が比
較的大きいもの程プラズマ重合膜への吸着力は強
くなる。例えばホスフアチジルセリン、ホスフア
チジルコリン等の膜質及びアルブミン、ヘモグロ
ビン、グロブリン等の水溶性タンパク質は疎水部
の分子量が大きくプラズマ重合膜への吸着力にす
ぐれている。 両親媒性物質等のプラズマ重合膜への吸着、付
着方法は特に限定しないが、例えば両親媒性物質
の臨界ミセル濃度以下の水溶液に浸漬する事によ
り容易に付着できる。 例えばアルブミンの場合、0.01%のアルブミン
水溶液(PH7)に数分間浸漬するのみでよい。 両親媒性物質の付着量はフイルターの単位面積
当り1×10-8g/cm2以上あればよく、好ましくは
10-7g/cm2以上、更に好ましくは10-6g/cm2以上
である。1×10-8g/cm2未満ではフイルター表面
を十分に両親媒性物質で覆う事が出来ず、透水性
の改善が十分でない。 本発明が何故耐圧密化性にすぐれたフイルター
を提供するか十分に判明してはいないが、理由の
1つとして、オルガノシロキサン或いはフツ素化
合物の連続したプラズマ重合皮膜で、多孔質素材
の表面が覆われる為に、水等過液体による素材
の膨潤がない為に多孔質素材の力学的強度の低下
がなくクリープ現象がないこと、及びオルガノシ
ロキサン重合皮膜の有する弾性により膜の厚み
や、孔径の変化がないこと及びオルガノシロキサ
ン或いはフツ素化合物のプラズマ重合皮膜による
多孔質素材の表面エネルギーの低下による空孔同
志の接合や閉塞等がないこと等が考えられる。 又、本発明が何故透水性にすぐれるかは十分に
判明していないが、上述したようにプラズマ重合
皮膜によりフイルターの空孔率及び孔径が保持さ
れる事及びプラズマ重合皮膜に両親媒性物質が付
着し表面が高度に親水化した為に水とのなじみが
よくなり、透水性が増大する事によるものと思わ
れる。 (実施例) 以下実施例にて本発明を説明する。 実施例 1 孔径1μm、空孔率67容量%の多孔性ポリエチ
レン製のフイルター(直径38mm)上にテトラフル
オロメタン(CF4)のプラズマ重合皮膜を形成さ
せた。プラズマ重合装置は第1図に示す。重合条
件は13.56MHzの高周波出力50W、プラズマ重合
時間5分で行なつた。CF4の供給量は0.03〜0.05
g/分であり、反応器内の真空度は0.2Torrに保
つた。 CF4プラズマ重合皮膜を形成させたフイルター
は、メタノール洗浄、乾燥後、第1表に示す各濃
度のアムブミン水溶液10ml中に一晩浸漬後、風乾
し過テスト用の試料No.1〜6を得た。 一方、プラズマ重合をしないフイルターについ
てサンプルNo.7〜9に示す。 尚、フイルターへのヘモグロビンの吸着量は残
液中のヘモグロビン濃度の測定により求めた。
又、接触角は、協和接触角計CA−P型を用いて
測定した。
【表】 実施例 2 実施例1のフイルターを用いて透水性テストを
実施した。透水性テストには過面積4.5cm2の限
外過測定装置を用い、過圧を0〜2Kg/cm2
間で上下させ、各サイクルにおける昇圧時の1
Kg/cm2の圧力における透水速度を測定し、透水性
を評価した結果を第2表に示す。
【表】
【表】 実施例 3 孔径0.45μmの酢酸セルローズ製の多孔性フイ
ルターにヘキサメチレンシクロトリシロキサンの
プラズマ重合膜を実施例1の条件で形成させた。
接触角は106°であり良好な発水性を有する。つい
で0.05%のヘモグロビン水溶液に浸漬後表面を親
水化し、透水性テストを行なつた。このフイルタ
ーは、透水性のくり返しテストにおいても透水速
度は全く低下せず、耐圧密化性にすぐれたもので
あつた。 尚、ヘモグロビン処理しないフイルターは、初
期貫通圧力が1.2Kg/cm2と高く、透水性も小さい
ものであつた。又、プラズマ処理をしないフイル
ターは、初期貫通圧力は低いが、くり返し透水性
テストにおいて急激に透水速度が低下し、耐圧密
化性に劣つていた。 (発明の効果) 本発明のフイルターは、従来公知のものに比
べ、透水性が大きく、且つ耐圧密化性に優れてお
り、それ故フイルターの変換、洗浄周期の長期且
及び過量の増大が可能となり、その工業的価値
は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用したプラズマ重合装置の
一例を示す。 高周波発振器1、電極3,9モノマー供給系
7,8,10,11及び排気系5よりなり、処理
基板4は、9の上におく。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多孔性フイルター表面にオルガノシロキサン
    又はフツ素系化合物のプラズマ重合皮膜を有する
    複合膜に両親媒性物質をフイルター単位面積当り
    少くとも10-8g/cm2付着せしめた透水性及び耐圧
    密化性にすぐれたフイルター。 2 多孔性フイルターの孔径が0.05μm以上であ
    る特許請求の範囲第1項記載のフイルター。 3 オルガノシロキサンがヘキサメチルシクロト
    リシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキ
    サン、及びそれらの誘導体である特許請求の範囲
    第1項記載のフイルター。 4 フツ素系化合物のフツ素含有率が50%以上で
    ある特許請求の範囲第1項記載のフイルター。 5 プラズマ重合皮膜が1μm以下である特許請
    求の範囲第1項記載のフイルター。 6 プラズマ重合皮膜が多孔質フイルターの内部
    にも形成されている特許請求の範囲第1項記載の
    フイルター。 7 両親媒性物質が水溶性タンパクである特許請
    求の範囲第1項記載のフイルター。 8 両親媒性物質の付着量が10-6g/cm2以上であ
    る特許請求の範囲第1項記載のフイルター。
JP20135385A 1985-09-10 1985-09-10 透水性及び耐圧密化性にすぐれたフィルタ− Granted JPS62106806A (ja)

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