JPH05210037A - カメラの焦点調節装置 - Google Patents

カメラの焦点調節装置

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JPH05210037A
JPH05210037A JP19266491A JP19266491A JPH05210037A JP H05210037 A JPH05210037 A JP H05210037A JP 19266491 A JP19266491 A JP 19266491A JP 19266491 A JP19266491 A JP 19266491A JP H05210037 A JPH05210037 A JP H05210037A
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lens
photographing
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photographing lens
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撮影者の判断により特別な操作を行なうことな
く、通常距離撮影と近距離撮影を簡単に行なうことがで
き、しかも撮影レンズの繰出しが短時間にでき、かつ撮
影レンズの繰出量の位置精度管理が容易であるカメラの
焦点調節装置を提供する。 【構成】カメラの焦点調節装置は、選択手段が第1移動
領域を選択した場合は、撮影レンズ駆動手段を駆動し撮
影レンズ50を初期位置から基準点の方向へ移動させ、
移動量情報の入力と被写体距離情報の入力に基づき撮影
レンズ50を合焦位置へ停止する。また、前記選択手段
が第2移動領域を選択した場合は、撮影レンズ駆動手段
を駆動し撮影レンズ50を初期位置から基準点の方向へ
移動させ、基準点検出手段よりの基準点情報の入力に応
答して、逆方向の駆動を行なわせて再び基準点を通過さ
せ、被写体距離情報の入力と基準点再通過後の移動量情
報の入力に基づき撮影レンズ50を合焦位置へ停止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカメラの焦点調節装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラは、撮影距離約1m〜∞を
撮影範囲とするものが一般的であったが、近年さらに近
距離の被写体を撮影したいとする要求が増加し、近接撮
影を可能とするカメラが開発されている。 近接撮影可
能なカメラでは、∞位置を撮影レンズの初期位置として
設定すると、被写体が近距離の場合は撮影レンズを前記
∞位置より近距離の合焦位置に移動させるのに撮影光学
系の光軸上にストロークを広く必要とするために、時間
を要し、撮影開始時間が遅れてしまい撮影者が手触れを
起こしてしまったり、撮影タイミングを逸すことがあっ
た。
【0003】従来は、これを防止するために、カメラに
例えば通常距離撮影モード(約1m〜∞を撮影範囲とす
るモード)と近距離撮影モード(約1m以内を撮影距離
範囲とするモード)とを設け、各モードに対する撮影レ
ンズの初期位置を設定し、撮影者がモード選択スイッチ
の切換えを行なうことによりどちらかのモードを選択す
るとカメラは選択されたモードに対応した初期位置に撮
影レンズを自動的に設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
通常距離撮影モードと近距離撮影モードに切換えるため
のモード選択操作手段として専用の切換スイッチを備え
ていて、近接撮影を行なう時に撮影者が切換スイッチを
操作する必要があり、操作が面倒で切換操作のためにシ
ャッタチャンスを逸する等の問題が多かった。又、通常
距離撮影モードと近距離撮影モードの切換設定距離の境
界近傍の距離で撮影を行なう時は撮影者がどちらのモー
ドを選択するべきかを予め判断しモードを切換えておく
必要があり、初心者にはこの判断はむずかしく、ピンボ
ケ等の不良写真の増加の一因となっていた。
【0005】この発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、撮影者の判断により特別な操作を行なうことなく、
通常距離撮影と近距離撮影を簡単に行なうことができ、
しかも撮影レンズの繰出しが短時間にでき、かつ撮影レ
ンズの繰出量の位置精度管理が容易であるカメラの焦点
調節装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明のカメラの焦点調節装置は、被写体距離を
検出しこの被写体距離情報を出力する測距手段と、撮影
レンズを光軸方向に往復移動する撮影レンズ駆動手段
と、前記撮影レンズの合焦移動範囲を第1移動領域と第
2移動領域に区分し、前記第1移動領域と前記第2移動
領域の2つの移動領域の境界に設定した基準点と、この
基準点を前記撮影レンズの移動に連動して検出しこの基
準点情報を出力する基準点検出手段と、前記被写体距離
情報の入力に基づき前記第1移動領域又は前記第2移動
領域のいずれか一方を選択する選択手段と、前記撮影レ
ンズ駆動手段の合焦駆動開始前に前記撮影レンズの初期
位置を前記基準点の近傍の第2移動領域に設定する初期
位置設定手段と、前記基準点情報の入力に応答して前記
基準点からの前記撮影レンズの移動量を検出し移動量情
報を出力する移動量検出手段と、前記選択手段が第1移
動領域を選択した場合は前記撮影レンズ駆動手段を駆動
し前記撮影レンズを初期位置から基準点の方向へ移動さ
せ、前記移動量情報の入力と前記被写体距離情報の入力
に基づき前記撮影レンズを合焦位置へ停止し、前記選択
手段が第2移動領域を選択した場合は前記撮影レンズ駆
動手段を駆動し前記撮影レンズを初期位置から基準点の
方向へ移動させ、前記基準点検出手段よりの前記基準点
情報の入力に応答して、逆方向の駆動を行なわせて再び
基準点を通過させ、前記被写体距離情報の入力と基準点
再通過後の前記移動量情報の入力とに基づき前記撮影レ
ンズを合焦位置へ停止させる焦点調節手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明のカメラの焦点調節装置は、選択手段
が第1移動領域を選択した場合は、撮影レンズ駆動手段
を駆動し撮影レンズを初期位置から基準点の方向へ移動
させ、移動量情報の入力と被写体距離情報の入力に基づ
き撮影レンズを合焦位置へ停止する。また、前記選択手
段が第2移動領域を選択した場合は、撮影レンズ駆動手
段を駆動し撮影レンズを初期位置から基準点の方向へ移
動させ、基準点検出手段よりの基準点情報の入力に応答
して、逆方向の駆動を行なわせて再び基準点を通過さ
せ、被写体距離情報の入力と基準点再通過後の移動量情
報の入力に基づき撮影レンズを合焦位置へ停止させる。
【0008】このように、通常距離撮影と近接撮影との
いずれか一方の撮影レンズ移動範囲内であって、両移動
範囲の境界の近傍に初期位置を設定しており、この初期
位置へ撮影レンズを停止させておき、この初期位置から
測距情報に基づき撮影レンズを移動させている。撮影レ
ンズを初期位置より合焦位置へ移動させるための撮影光
学系の光軸上のストロークを、第1移動領域と第2移動
領域とに区分することにより、小さくできるのでいかな
る被写体距離でも短時間で撮影レンズの合焦位置への移
動が完了できる。また、一般の撮影においては、合焦時
に撮影レンズが前記境界付近に停止する頻度が高いの
で、撮影レンズ移動範囲の、最遠撮影距離に相当する最
端位置または最近撮影距離に相当する最端位置に初期位
置を設定する装置にくらべ、この装置では、撮影レンズ
合焦のための移動量が少なくなり、短時間に移動がで
き、かつ合焦のための繰出量の精度向上が簡単にでき
る。また、撮影者は、カメラを通常距離撮影モードか近
距離撮影モードかに設定する必要がなく、特別なモード
選択操作を行なうことなく通常距離撮影と近接撮影の両
方を実行することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
【0010】図1乃至図7はこの発明が適用されるカメ
ラを示し、図1はカメラの正面図、図2は同右側面図、
図3は同左側面図、図4は同平面図、図5は同底面図、
図6は同背面図、図7は図1のVII −VII 断面図であ
る。
【0011】カメラボディ カメラは図7に示すようにカメラ本体10、前カバー2
0、防塵パネル30、裏蓋40及び電池蓋41から構成
され、前カバー20の前側に防塵パネル30が係合さ
れ、この前カバー20が本体10を覆うように係合しネ
ジ止めされる。裏蓋40及び電池蓋41は本体取付体4
2にヒンジ軸43を介して開閉自在に一体に組付けられ
ており、本体取付体42はカメラ本体10に係合し、さ
らにネジ止めにより固定される。
【0012】カメラ本体10には画枠部13を挟んでパ
トローネ収納室14とフィルム巻取室15とが形成され
ており、このパトローネ収納室14にはパトローネ1が
収納され、フィルムFは露光された後フィルム巻取室1
5に設けられたリール16で巻取られる。
【0013】カメラ本体10の中央部にはフロント地板
17が設けられ、このフロント地板17に撮影レンズ5
0を備えた鏡胴枠22が鏡胴51と一体で光軸方向へ移
動可能に設けられ、沈胴するようになっている。撮影レ
ンズ50のレンズ間にはシャッター54が配置され、さ
らに撮影レンズ50は鏡胴51に設けられたフィルター
52で常に覆われている。このフィルター52は撮影レ
ンズ50を保護している。
【0014】カメラ本体10のフィルム巻取室15の近
傍にはストロボの充電コンデンサ7及び電池室18には
リチウム電池8が収納されている。
【0015】裏蓋40の内側にはオートデートや撮影情
報の制御表示部120が裏板地板44を介して取付けら
れている。また、裏蓋40の外側にはLCD部飾板13
0が取付けられている。
【0016】カメラの上側にはレリーズボタン2及びメ
インスイッチボタン4が備えられ、メインスイッチボタ
ン4は押すと鏡胴51が突出して撮影可能状態になり、
再度押すと鏡胴51が引っ込み前カバー20の前面と同
平面に収納され、撮影可能状態を解除する。
【0017】カメラの右側には裏蓋開閉ボタン5が設け
られ、下方へスライドすることで裏蓋40を開くことが
できる。
【0018】カメラの左側には電池蓋41に電池蓋開閉
部41aが設けられ、また前カバー20にストラップ取
付部20aが設けられている。
【0019】カメラの底部には前カバー20に三脚取付
穴20bが形成されている。
【0020】カメラの前側には撮影レンズ50の鏡胴5
1にAE受光窓91が設けられ、さらに防塵パネル30
の位置で撮影レンズ50の上方にはファインダー92が
設けられ、このファインダー92の両側に焦点調節のた
めの測距装置の投光AFレンズ70、受光AFレンズ7
1が設けられている。また、防塵パネル30に設けられ
た窓72でストロボ発光部73が覆われ、この窓72の
下方にはセルフマーク74及びセルフ表示窓75が設け
られている。
【0021】カメラの裏側には裏蓋40にフィルム有無
確認窓76及びファインダー92のアイピース窓93が
形成されている。また、裏蓋40のLCD部飾板130
の内側にはデート情報表示部121、撮影情報表示部1
22が設けられている。さらに、ストロボモード切替ボ
タンSS1、セルフタイマースイッチSS2、フィルム
巻戻しスイッチSS3と、デートモード切替ボタンSS
4、年月日、日時分の修正箇所を選択する修正箇所選択
ボタンSS5、デート表示の変更を行なう変更ボタンS
S6が設けられている。
【0022】光学系駆動機構 図8乃至図11は光学系駆動機構を示しており、図8は
鏡胴部の断面図、図9は図8のIXーIX断面図、図10は
図8のXーX断面図、図11は図8のXIーXI断面図であ
る。
【0023】図8に示すようにフロント地板17には鏡
胴51が光軸方向へ進退可能に設けられており、これで
鏡胴51が収納位置と撮影位置との間の移動を行なう。
さらに、鏡胴51には鏡胴枠22が固定され、両者は一
体になって作動する。鏡胴枠22の下端に形成された支
持部22bは、軸受157を介して案内軸158にスラ
イド可能に支持されると共に、図9に示すように雌ネジ
軸受159を介して駆動軸160上を移動可能に支持さ
れている。
【0024】駆動軸160の一端はフロント地板17に
固定された押え板161に回動可能に支持され、他端は
フロント地板17に軸受162を介して回動可能に軸支
されている。図10に示すように、案内軸158の一端
は押え板161に、他端はフロント地板17においてフ
ィルム面方向に突出して形成されているボス部に固定さ
れ、このボス部はカメラ本体10に設けた穴に嵌合して
おり、駆動軸160の回転によって鏡胴枠22が光軸方
向へ直進運動をする。
【0025】フロント地板17のボス部をカメラ本体1
0に設けた穴に勘合させることにより、軸受157の長
さを長くすることができ、案内軸158と軸受157の
嵌合長を長くすることができるので、鏡胴枠22の光軸
方向への直進運動の平行度及び真直度を精度良く保つこ
とができるようになっている。
【0026】また、このようにすることにより、鏡胴5
1をフィルム面へより近い位置へ後退させること、すな
わち撮影レンズ50の収納位置をフィルム面へより近づ
けることが可能で、カメラ小型化の1阻害要因である撮
影レンズ収納の問題を巧妙に解決できる。
【0027】さらに、このような撮影レンズ駆動機構で
は、案内精度を高めるために、案内軸158を撮影レン
ズ50の光軸にできるだけ近づけたい。しかし、案内軸
158を撮影レンズ50の光軸へ近づけた上で、撮影レ
ンズ50の収納位置をフィルム面の方向へ前記したよう
に後退させるために案内軸158をフィルム面の方へ延
長すると、案内軸158がフィルム面と干渉してしま
い、案内軸158のフィルム面方向への延長には限度が
ある。前記した構造はこの限度にきわめて近い状態で、
直進運動の案内精度向上とカメラ小型化の両者を容易に
達成することができるものである。
【0028】雌ネジ軸受159は鏡胴枠22の支持部2
2aにビス500によって固定された押え板165で支
持されており、この押え板165で雌ネジ軸受159が
鏡胴枠22から抜けることがないようにされている。ま
た、雌ネジ軸受159のツバ部159aは図示しない2
方ズリ部を形成し、支持部22aに嵌合して回転方向の
スベリがない構成となっている。
【0029】駆動軸160には駆動ギヤ166が設けら
れ、この駆動ギヤ166は図8に示すように、中間ギヤ
167,168,169を介してAFモータ170の出
力ギヤ171に噛合している。これらのギア167,1
68,169、AFモータ170はそれぞれ押え板16
1と地板164とによって支持されている。AFモータ
170の駆動によって、その動力がこれらの中間ギヤ1
67,168,169を介して駆動ギヤ166へ伝達さ
れ、これにより駆動軸160を回転し、これで鏡胴51
を光軸方向に移動する駆動機構が構成される。
【0030】AFモータ170の回転軸にはプロペラ状
の不透明部材によって形成される回転羽根172が設け
られており、この回転羽根172の回転数をフォトイン
タラプタ173で検出して、鏡胴51の光軸方向への移
動量を検知している。なお、このフォトインタラプタ1
73は、光源と光検出素子とを対向して配列し、光源と
光検出素子の間に前述した回転羽根172があるか否か
によって光検出素子の出力の特性を変える検出素子であ
る。
【0031】鏡胴枠22の支持部22aに固定した押え
板165には接片175がビス174で取付けられてい
る。この接片175は鏡胴51と一体的に移動し、制御
基板176上を摺動するようになっており、この接片1
75にはコモン接点175aと、位置検出用接点175
bが設けられている。制御基板176はフロント地板1
7の壁17bに取付けられ、図12に示すようにコモン
パターンY1、収納位置パターンY2及び基準位置パタ
ーンY3が形成されている。この基準位置パターンY3
が撮影可能状態において、鏡胴51を基準点から所定量
移動させて初期位置へ駆動させる初期位置設定手段を構
成しており、基準位置パターンY3の収納位置パターン
Y2側のエッジY3aが基準点となっている。
【0032】ところで、この実施例のカメラでは、より
近い距離にある被写体の撮影、いわゆる近接撮影のため
の撮影レンズ移動が短時間でできるようにし、かつ撮影
可能距離範囲を拡大するため、撮影レンズの全移動範囲
を例えば1〜23の測距ゾーンAFZに区分し、通常距
離撮影の移動範囲を測距ゾーンAFZ1から測距ゾーン
AFZ7までとし、近接撮影の移動範囲を測距ゾーンA
FZ8から測距ゾーンAFZ23までとし、基準点を測
距ゾーンAFZ8の中央に設定している。なお、撮影レ
ンズの全移動範囲を23個の測距ゾーンに区分したこと
及び通常距離撮影の移動範囲を測距ゾーンAFZ1から
測距ゾーンAFZ7までとしたことは、この発明の本質
には関係がなく、撮影レンズの全移動範囲は任意の個数
に区分でき、通常距離撮影の移動範囲を測距ゾーンAF
Zの番号の小さい方とするか、または大きい方とするか
も任意に定め得るものである。また、一般の撮影におい
ては通常距離撮影の方が頻度が高いという経験的事実に
基づいて、この実施例のカメラでは測距ゾーンAFZ1
から測距ゾーンAFZ7まですなわち通常距離撮影に相
当する移動範囲を第1移動領域とし、測距ゾーンAFZ
8から測距ゾーンAEZ23まですなわち近接撮影に相
当する移動範囲を第2移動領域としているが、これも本
質的な区分ではなく、通常距離撮影に相当する移動範囲
を第2移動領域、近接撮影に相当する移動範囲を第1移
動領域としてもよい。距離ゾーンは以下AFZで示す。
【0033】収納位置パターンY2及び基準位置パター
ンY3で、収納位置や初期位置の情報を制御部に与える
ようになっており、これらで撮影レンズ50の位置を検
出する。
【0034】制御基板176の両端部はフロント地板1
7の凸部17c,17dに係接し、光軸方向へ移動可能
に支持されている。この制御基板176には位置調整窓
176cが形成されており、この位置調整窓176cを
介してアジャストボルト179がフロント地板17の壁
17bに螺着されている。このアジャストボルト179
の取付軸179aがボルト頭部の中心から偏位した位置
にあり、アジャストボルト179の回動で制御基板17
6が光軸方向へ移動して位置の調整が行なわれる。
【0035】このように制御基板176を移動させるこ
とで、基準位置パターンY3の位置が変化し、これでピ
ントの調整を行なうことができ、基準位置パターンY3
の位置調節可能な基準点をカメラ組立時の撮影レンズピ
ント調整に利用できる。
【0036】図8に示すように、鏡胴51の内部にはシ
ャッター駆動機構等が配置され、レリーズボタン2の操
作によりレリーズスイッチS2がONになると、鏡胴5
1が合焦位置に移動した後シャッタモータ80が始動
し、その動力が出力ギヤ81から中間ギヤ82,83,
84,85を介してシャッターリング86の歯部86a
に伝達され、シャッターリング86を回転させ、3枚の
シャッター羽根54cを開閉作動させるようになってい
る。このそれぞれのシャッター羽根54cは支持ピン8
7を介して鏡胴51に回動可能に支持され、このシャッ
ター羽根54cの基部には係合孔54aが形成されてお
り、この係合孔54aにシャッターリング86に固定し
た作動ピン88が係合され、このシャッターリング86
の回動によってシャッター羽根54cが開閉する。
【0037】シャッターリング86は常にその突起86
bが鏡胴51側に固定されたストッパ89aに当接する
ように設定され、ストッパ89bは開作動時の位置規制
となっている。
【0038】シャッター羽根54cには接片54bが形
成されており、この接片54bをフォトインタラプタ9
9が検知してシャッター開閉のチェックを行ない、シャ
ッター異常を検出する。なお、このフォトインタラプタ
99によりシャッター開閉時間の制御も可能である。
【0039】光学系駆動装置の作動 このカメラの光学系駆動装置の作動を、図13乃至図1
6に基づいて説明する。図13は被写体が所定距離より
遠い場合のタイミングチャート、図14は被写体が所定
距離より近い場合のタイミングチャート、図15は被写
体が所定距離より遠い場合の接片部の動作を示す図、図
16は被写体が所定距離より近い場合の接片部の動作を
示す図である。
【0040】この実施例のカメラでは、メインスイッチ
ボタン4が操作されるとカメラが起動され、AFモータ
170が鏡胴51を繰出すよう正回転し、これにより、
収納位置にある鏡胴51が繰出される。このAFモータ
170の回転で、回転羽根172が回転するのに連動し
て、フォトインタラプタ173からパルスが出力され
る。鏡胴51が繰出されて、接片175の位置検出用接
点175bで基準位置パターンY3のエッジY3aが検
出されると、このエッジY3aの基準点からフォトイン
タラプタ173が例えば6パルス出力した後、AFモー
タ170に一定時間逆通電してブレーキをかけて停止さ
せる。合焦駆動開始前に撮影レンズ50の初期位置を基
準点の近傍の第2移動領域に設定する手段を初期位置設
定手段とする。この鏡胴51の停止状態では位置検出用
接点175bが基準位置パターンY3の略中央部で停止
しており、この停止位置が初期位置である。
【0041】この初期位置でレリーズボタン2の操作に
よるレリーズスイッチS1ONの信号を待つ。AFモー
タ170の停止がエッジY3aの基準点から例えば6パ
ルスカウントされてから行なわれるのは、この位置検出
用接点175bを基準位置パターンY3の略中央部に停
止させるためである。このように基準位置パターンY3
の略中央部に停止させることで、鏡胴51に外力がかか
った場合等のときでも、位置検出用接点175bが基準
位置パターンY3から外れることをなくし、撮影レンズ
50の移動制御に誤動作が生じないようにしている。
【0042】レリーズボタン2の押圧の初期ストローク
ではレリーズスイッチS1がONとなり、その後のスト
ロークではレリーズスイッチS2がONとなる。レリー
ズスイッチS1がONになると、被写体距離測定のため
の測距、被写体輝度測定のための測光等の撮影準備動作
が行なわれ、レリーズスイッチS2がONになると、撮
影レンズ50の焦点調節を行ない、次にシャッターの開
閉、撮影レンズの初期位置復帰、フィルムの巻上げ等の
撮影及び撮影後の処理動作が行なわれる。
【0043】通常距離撮影のAFZ1〜7では、近距離
から無限遠まで(この範囲を通常撮影範囲という)にあ
る被写体の撮影を可能にし、近接撮影のAFZ8〜23
では、至近距離から近距離まで(この範囲を近接撮影範
囲という)にある被写体の撮影を可能にし、通常撮影範
囲と近接撮影範囲を連続させている。
【0044】従って、レリーズスイッチS1がONにな
り、被写体距離測定のための測距、被写体輝度測定のた
めの測光等の撮影準備動作が行なわれ、次いでレリーズ
スイッチS2がONすると被写体距離情報がAFZ1〜
7に相当するときは図13及び図15に示すように、A
Fモータ170に逆通電して撮影レンズ50を本体側に
引っ込める方向へ移動させる。このとき、位置検出用接
点175bが基準位置パターンY3のエッジY3aを通
過後フォトインタラプタ173からの移動パルス数がカ
ウントされ、所定の数になると、AFモータ170に正
通電でブレーキをかけ、その後通電を停止して撮影レン
ズ50を停止させる。このように、撮影レンズ50を初
期位置から基準点を通過させ、この基準点から焦点合せ
を行ない、停止後シャッターの開閉動作が行なわれる。
【0045】その後、AFモータ170は正通電され、
撮影レンズ50が繰出し方向へ移動するが、このときは
パルスをカウントしない。位置検出用接点175bが基
準位置パターンY3のエッジY3aを通過すると、この
基準点から例えば6パルスカウントし、前記と同様にA
Fモータ170に逆通電してブレーキをかけて停止させ
る。その後フィルムの巻上げ等の撮影後処理が行なわ
れ、初期位置状態で、レリーズスイッチS1がOFFに
なるのを待つ。レリーズスイッチS1がOFFになる
と、スタンバイ状態となり、再びメインスイッチボタン
4またはレリーズボタン2が操作されるのを待つ。
【0046】また、レリーズスイッチS1がONにな
り、被写体距離測定のための測距、被写体輝度測定のた
めの測光等の撮影準備動作が行なわれ、次いでレリーズ
スイッチS2がONになると、被写体距離情報がAFZ
8〜23に相当するときは図14及び図16に示すよう
に、まずAFモータ170に逆通電して撮影レンズ50
を本体側に引っ込める方向へ移動させる。このとき、位
置検出用接点175bが基準位置パターンY3のエッジ
Y3aを再び通過すると、この基準点から例えば6パル
スカウントし、AFモータ170に正通電して撮影レン
ズ50を繰出す方向に駆動する。
【0047】そして、位置検出用接点175bが基準位
置パターンY3のエッジY3aを再び通過すると、この
基準点から移動パルス数がカウントされ、所定の数にな
ると、AFモータ170に逆通電でブレーキをかけて、
通電を停止して鏡胴51を停止させる。このように、初
期位置から基準点を通過させて逆方向へ移動させて、再
び基準点を通過させこの基準点から焦点合せを行ない、
次いでシャッターの開閉動作が行なわれる。
【0048】そして、AFモータ170に逆通電されて
鏡胴51が引っ込み方向へ移動するが、このときはパル
スをカウントしない。位置検出用接点175bが基準位
置パターンY3のエッジY3aを通過すると、このエッ
ジY3a通過直後から6パルスカウントし、AFモータ
170に正通電して、鏡胴51が繰出し方向へ移動す
る。
【0049】そして、位置検出用接点175bが基準位
置パターンY3のエッジY3aを再び通過すると、この
基準点から例えば6パルスカウントし、前記と同様にA
Fモータ170に逆通電してブレーキをかけて停止させ
る。その後、フィルムの巻上げ等の撮影後処理が行なわ
れ、初期位置状態で、レリーズスイッチS1がOFFに
なるのを待つ。レリーズスイッチS1がOFFになる
と、スタンバイ状態となり、再びメインスイッチボタン
4またはレリーズボタン2が操作されるのを待つ。
【0050】このように、通常距離撮影と近接撮影の移
動範囲において、予め鏡胴51を基準点から一方向へ所
定量移動させて初期位置へ停止させておき、測距情報が
通常距離撮影範囲に相当するときは、初期位置から基準
点を通過させこの基準点から測距情報に基づき焦点合せ
を行ない、撮影後に初期位置へ戻す。また、測距情報が
近接撮影範囲に相当するときは、初期位置から基準点を
通過させた後逆方向へ移動させて再び基準点を通過さ
せ、この基準点から焦点合せを行ない、撮影後に同様に
初期位置へ戻すように制御する。
【0051】従って、撮影時の撮影レンズ50の繰出量
が小さくなり、短時間に繰出しができ、かつ合焦のため
の繰出量は通常距離撮影と近接撮影とも同じ基準点を設
定されるため、撮影レンズ50の繰出量の管理が簡単で
ある。さらに、同じ基準位置を利用するので誤差も発生
しない。
【0052】また、通常距離撮影と近接撮影の移動範囲
の何れか一方に初期位置を設定し、この初期位置に鏡胴
51を停止させ、初期位置から測距情報に基づき撮影レ
ンズ50を移動させることで、ユーザが特別な操作を行
なうことなく通常距離撮影と近接撮影とを行なうことが
できる。
【0053】なお、この実施例では、撮影レンズ50を
基準点から所定量移動させて初期位置へ停止させる初期
位置設定手段を、接片と制御基板のパターンとによって
構成しているが、例えばプロント地板17にフォトイン
タラプタを備え、鏡胴51には不透明部材を備え、この
不透明部材が前述した基準点の位置でフォトインタラプ
タの光源と光検出素子との間に入るようにして構成する
こともできる。
【0054】カメラの制御回路 図17はこの発明が適用されるカメラの制御回路図、図
18はモータ駆動回路の詳細図である。
【0055】このカメラの制御回路にはメイン実装ユニ
ットA1、ストロボユニットA2及びデートモジュール
A3を有しており、それぞれリチウム電池8から駆動電
圧が与えられている。メイン実装ユニットA1には定電
圧回路200が用いられ、リセット回路210を介して
所定の駆動電圧がCPU220に与えられると共に、デ
ートモジュールA3にも駆動電圧が与えられる。
【0056】デートモジュールA3には日付写し込み回
路230、撮影情報表示回路231及びストロボモード
切替ボタンSS1、セルフタイマースイッチSS2、フ
ィルム巻戻しスイッチSS3が設けられている。CPU
220から日付写し込み回路230に写し込み信号が出
力されると共に、撮影情報表示回路231に表示指令信
号が出力され、またCPU220にスイッチ情報が入力
される。
【0057】CPU220にはDXフィルムのパトロー
ネ240のDXコードを検出するDX検出回路250が
接続され、このDX検出回路250にはツェナダイオー
ドZD1〜ZD3が設けられ、これで静電気サージを吸
収する。
【0058】CPU220にはメインスイッチボタン4
によりON、OFFするメインスイッチSM及びレリー
ズボタン2によりON、OFFするレリーズスイッチS
1、レリーズスイッチS2が接続され、メインスイッチ
ボタン4が操作され、メインスッチSMがONになる
か、レリーズボタン2が操作され、レリーズスイッチS
1がONになるとCPU220が作動する。
【0059】CPU220には測光情報を得る測光回路
260、測光調整回路270、シャッター駆動レベル調
整回路280、バッテリの残量情報BCを得るためのバ
ッテリチェック回路290、シャッタ駆動部の温度補償
のための温度情報TEMPを得る温度補正回路300、
シャッターの開きを補正するためのシャッタトリガ遅延
時間情報STDを得るシャッター開口時間補正回路31
0及び測距レベル調整回路320が接続され、これらは
給電スイッチ330で駆動電圧が与えられる。
【0060】また、CPU220には裏蓋の開閉状態を
検出するスイッチ340、フィルム駒移動量検出スイッ
チ350のスイッチ情報が入力され、さらに収納位置パ
ターンY2及び基準位置パターンY3により撮影レンズ
50の位置情報が入力される。
【0061】また、CPU220に接続されたAFユニ
ット360には給電スイッチ370で駆動電圧が与えら
れる。AFユニット360には投光素子361、PSD
等の位置素子362が備えられ、これらの作動で測距情
報がアナログ信号として与えられる。この測距情報によ
り測距ゾーンAFZの番号NAFZが定められ、それが
撮影可能距離範囲内であると、CPU220によるファ
インダ内表示コントロールでLEDユニット380のA
FLEDを点灯させ、その他に近接撮影の場合にはCU
LEDを点灯、さらに自動発光モードで被写体輝度が所
定値以下のときLBLEDを点灯させる。
【0062】CPU220はレリーズスイッチS2がO
Nになると、モータ駆動回路390を制御し、AFモー
タ170を測距情報に基づいて駆動して鏡胴51を繰り
出し、所定の位置に停止させる。モータ駆動回路390
はAFモータ170のほか、シャッターモータ80及び
フィルム給送モータ140を駆動する。
【0063】モータ駆動回路390は図18に示すよう
にオペアンプOPとトランジスタTr9がCPU220
側に内蔵され、集積回路400にはトランジスタTr2
〜Tr4,Tr6〜Tr8が内蔵されている。シャッタ
ー開時はトランジスタTr9をOFFし、オペアンプO
Pのプラス側入力に調整された一定電圧を印加し、オペ
アンプOPとトランジスタTr1で定電圧をシャッター
モータ80のプラス側に印加すると共に、トランジスタ
Tr6をONさせると、シャッターモータ80のプラス
側からマイナス側へ定電流が流れる。従って、シャッタ
ーモータ80を電源電圧変動に関わりなく安定に駆動す
ることができ、安定した動作で回転してシャッターが開
口し、また定電圧で制御することでシャッター開口の制
御が容易である。
【0064】シャッター閉時はトランジスタTr2とト
ランジスタTr5とをONにすると、急速にシャッター
が閉じる。AFモータ170の正転はトランジスタTr
3とトランジスタTr8とをONにさせ、またAFモー
タ170の逆転はトランジスタTr4とトランジスタT
r7とをONにさせる。
【0065】フィルム給送モータ140の正転はトラン
ジスタTr2とトランジスタTr7とをONにさせ、ま
たフィルム給送モータ140の逆転はトランジスタTr
3とトランジスタTr6とをONにさせる。
【0066】このAFモータ170の駆動で撮影レンズ
50が移動し、接片175の位置検出用接点175bが
制御基板176の収納位置パターンY2と基準位置パタ
ーンY3と接触して出るトリガ情報と、フォトインタラ
プタ173によるモータ回転数情報から、撮影レンズ5
0の位置制御を行なっている。
【0067】測光情報AVに従って、シャッターモータ
コントロールを行ない、シャッターモータ80を駆動し
てシャッター54を作動させてフィルムに露光を与え
る。このとき、フォトインタラプタ99でシャッター5
4の開閉を検出している。
【0068】この露光が終了すると、撮影レンズ50を
初期位置へ復帰させ、モータ駆動回路390を制御し、
フィルム給送モータ140のコントロールを行ない、フ
ィルムを巻上げる。このとき、フィルム駒検出スイッチ
350からのスイッチ情報を読み込みながら、フィルム
が1駒巻上げられたか否かの確認が行なわれる。
【0069】ストロボユニットA2のトランジスタTr
10はCPU220の端子CHGから所定の周波数で出
力される信号でスイッチングされ、トランジスタTr1
1,12で増幅してトランスTの一次側に電流を流し、
二次側に所定電圧の交流を発生させる。この交流出力は
ダイオードD10で直流に整流され、充電コンデンサ7
を構成するコンデンサC1,C2を充電し、このコンデ
ンサC1,C2の放電で閃光管410が発光する。
【0070】ダイオードD10にはツェナーダイオード
ZD10、コンデンサC10及びトランジスタTr13
で構成される定電圧回路420が接続され、このトラン
ジスタTr13にはCPU220の端子FULから所定
電圧が与えられている。この定電圧回路420でコンデ
ンサC1,C2への印加電圧が所定電圧以上になると、
ツェナーダイオードZD10が導通してトランジスタT
r13がONすることで、FUL端子が“L”になり、
CPU220で充電容量が所定値以上達したことを検出
し、充電を停止する。
【0071】閃光管410を発光させる電力はコンデン
サC2またはコンデンサC1及びC2によって供給さ
れ、測距情報及び測光情報に基づきコンデンサC1及び
コンデンサC2を使うか、コンデンサC2のみを使うか
が選択され、発光量を切替えることができるようになっ
ている。
【0072】閃光管410を発光させるには、CPU2
20の端子がEFXから信号を発し、サイリスタSCR
10を導通させ、サイリスタSCR10とトランスT2
の間に接続されているコンデンサC3を放電させ、トラ
ンスT2の1次側に電流を流し、トランスT2の2次側
に発生する電圧を閃光管410のトリガ電極へ印加す
る。
【0073】通常発光の場合は、上記発光手順によりコ
ンデンサC2のみが放電されるが、発光量を増加する時
は、CPU220が端子CONTから信号を発し、トラ
ンジスタTr14をONにし、サイリスタSCR11を
導通させる。その後、上記発光手順を実行すると、コン
デンサC2と共にコンデンサC1が放電し、発光量が増
加する。
【0074】カメラの光学系駆動シーケンス 図19乃至図25はこの発明のカメラの光学系駆動のフ
ローチャートを示している。
【0075】図19はメインフローチャートである。
【0076】電池とフィルムを装填したまま何も操作し
ないとカメラはスタンバイ状態にあり(ステップa)、
CPU220は待機状態にある。メインスイッチボタン
4またはレリーズボタン2が操作され、メインスイッチ
SMまたはレリーズスイッチS1がONになると、スタ
ンバイ状態が解除され(ステップbとb´)、CPU2
20が作動する。
【0077】メインスイッチSMのONを判断し(ステ
ップc)、ONの場合には鏡胴51が収納位置か否かを
判断し(ステップd)、収納位置の場合にはサブルーチ
ンSUBーAが実行され、鏡胴51が初期位置へ移動す
る(ステップe)。
【0078】ステップdにおいて、鏡胴51が収納位置
にない場合には、サブルーチンSUBーBが実行され、
鏡胴51が収納位置に移動する(ステップf)。
【0079】このように、サブルーチンSUBーA及び
サブルーチンSUBーBが実行され、ステップgでメイ
ンスイッチSMがOFFになるのを待ち、メインスイッ
チSMがOFFになると、ステップaへ移行し、カメラ
はスタンバイ状態へ戻る。レリーズボタン2が操作さ
れ、ステップhにおいてレリーズボタン2のレリーズス
イッチS1がONされると、鏡胴51が初期位置か否か
を判断する(ステップi)。初期位置にない場合にはサ
ブルーチンSUBーBを実行して、鏡胴51を収納位置
へ移動し(ステップj)、レリーズスイッチS1がOF
Fになるのを待つ(ステップq)。ここで、レリーズス
イッチS1がOFFされると、ステップaへ移行してス
タンバイ状態になる。
【0080】ステップiにおいて、鏡胴51が初期位置
にある場合には、測光、測距、LED表示等を行ない
(ステップk)、レリーズスイッチS2がONになる
か、またはレリーズスイッチS2がOFFのままレリー
ズスイッチS1もOFFになるのを待つ(ステップl及
びl´)。レリーズスイッチS2がONされると、サブ
ルーチンSUBーCを実行し、鏡胴51を合焦位置へ移
動する(ステップm)。
【0081】このサブルーチンSUBーCの実行で、測
距情報に基づき鏡胴51が初期位置から合焦位置へ移動
すると、シャッターを作動して露光する(ステップ
n)。
【0082】次に、ステップoにおいて、サブルーチン
SUBーDを実行し、鏡胴51を合焦位置から初期位置
へ移動し、フィルムFを1駒給送し(ステップp)、ス
テップqでレリーズスイッチS1がOFFになるのを待
つ。レリーズスイッチS1がOFFになると、前記と同
様にステップaへ移行して、スタンバイ状態になる。ス
テップl´においてレリーズスイッチS1がOFFにな
った場合もステップaへ移行してスタンバイ状態にな
る。
【0083】図20は撮影レンズを収納位置から初期位
置へ移動するサブルーチンのフローチャートである。
【0084】このサブルーチンSUBーAではAFモー
タ170を繰出し側へ正転させ(ステップa)、位置検
出用接点175bが基準位置パターンY3のエッジY3
aの基準点を通過するのを待つ(ステップb)。エッジ
Y3aの立上がり信号が入力されると、この信号により
カウントを開始し、基準点通過後のフォトインタラプタ
173の出力パルスを例えば6パルスカウントし(ステ
ップc)、AFモータ170を停止し、鏡胴51を初期
位置へ移動後停止する(ステップd)。
【0085】図21は撮影レンズを初期位置から収納位
置へ移動するサブルーチンのフローチャートである。
【0086】このサブルーチンSUBーBではAFモー
タ170を引っ込み側へ逆転して(ステップa)、位置
検出用接点175bが収納位置パターンY2のエッジか
らの立上がり信号を待つ(ステップb)。エッジの立上
がり信号が入力されると、フォトインタラプタ173の
出力パルスを例えば6パルスカウントし(ステップ
c)、AFモータ170を停止し、鏡胴51を収納位置
へ移動後停止する(ステップd)。
【0087】図22は撮影レンズを初期位置から合焦位
置へ移動するサブルーチンのフローチャートである。
【0088】このサブルーチンSUBーCではステップ
aにおいて、測距情報により定められた測距ゾーン番号
NAFZが8より小さいか否かが判断される。つまりこ
こでは、第1移動領域か第2移動領域のいずれか一方の
領域を選択している。この実施例のカメラでは、測距ゾ
ーン番号NAFZが8未満の場合は通常距離撮影と判断
され、測距ゾーン番号NAFZが8以上の場合には近接
撮影と判断される。
【0089】このステップaにおいて、測距ゾーン番号
NAFZが8未満で通常距離撮影の場合には、撮影レン
ズ50を合焦位置へ移動させるために、移動パルス数N
が演算される(ステップb)。この移動パルス数Nの演
算は、1〜23に区分された測距ゾーンAFZの1ゾー
ンの移動に対してフォトインタラプタ173の出力が例
えば8パルスとすると、移動パルス数N=(8−NAF
Z)×8で求めることができる。
【0090】この移動パルス数Nの演算後、AFモータ
170を逆転させて(ステップc)、位置検出用接点1
75bが基準位置パターンY3のエッジY3aを通過す
ると(ステップd)、この基準点からパルスをカウント
する(ステップe)。このパルスカウントが移動パルス
数Nになると(ステップf)、AFモータ170を停止
する(ステップg)。
【0091】ステップaにおいて、測距ゾーン番号NA
FZが8以上で近接撮影の場合には、AFモータ170
を逆転させ(ステップh)、位置検出用接点175bが
基準位置パターンY3のエッジY3aを通過すると(ス
テップi)、このときから例えば6パルス分進めて(ス
テップj)、AFモータを正転する(ステップk)。
【0092】これで、鏡胴51が繰出され、再び基準位
置パターンY3のエッジY3aを通過すると(ステップ
l)、測距ゾーン番号NAFZが8か否かを判断し(ス
テップm)、測距ゾーン番号NAFZが8の場合にはA
Fモータ170を停止し、鏡胴51を合焦位置へ移動す
る(ステップg)。
【0093】また、ステップmにおいて、測距ゾーン番
号NAFZが8より大きい場合には、鏡胴51を合焦位
置へ移動させるために、移動パルス数Nが演算される
(ステップn)。この移動パルス数Nの演算は、前記と
同様に、移動パルス数N=(NAFZ−8)×8で求め
ることができる。
【0094】この移動パルス数Nの演算後、AFモータ
170を正転させて、基準点からパルスをカウントする
(ステップo)。このパルスカウントが移動パルス数N
になると(ステップp)、AFモータ170を停止し
て、撮影レンズ50を合焦位置へ移動する(ステップ
g)。
【0095】この実施例のカメラでは、各測距ゾーンA
FZの長さが等しくなるように、測距ゾーンAFZを区
分している。基準位置パターンY3のエッジY3aを、
測距ゾーンAFZ7とAFZ8との境界に配設すると、
移動パルス数Nを前記の式で求めた場合、合焦移動の際
に、撮影レンズ50が撮影レンズ光軸に沿って定めた各
測距ゾーンの中央点に停止しなくなる。従って、実態と
しては、エッジY3aを、測距ゾーンAFZ8の中央点
に配設している。しかし、前段に記載したように、位置
検出用接点175bが前記エッジY3aを通過すること
により、制御用CPU220が第1移動領域と第2移動
領域とを識別し、通常距離撮影と近接撮影との制御を実
行するので、機能上は、エッジY3aは第1移動領域と
第2移動領域の境界にあるといっても誤りではない。む
しろ遂行している機能を明確に表現しているといえる。
【0096】図23は撮影レンズを合焦位置から初期位
置へ移動するサブルーチンのフローチャートである。
【0097】このサブルーチンSUB−Dでは、測距情
報により定められた測距ゾーン番号NAFZが8未満か
否かが判断され(ステップa)、測距ゾーン番号NAF
Zが8未満の場合にはAFモータ170を正転して鏡胴
51を繰出す(ステップb)。この鏡胴51の繰出し
で、位置検出用接点175bが基準位置パターンY3の
エッジY3aを通過すると(ステップc)、この基準点
から例えば6パルスカウントして(ステップd)、AF
モータ170を停止させ、鏡胴51を初期位置へ移動す
る(ステップe)。
【0098】ステップaで測距ゾーン番号NAFZが8
以上の場合は、AFモータ170を逆転して(ステップ
f)、位置検出用接点175bが基準位置パターンY3
のエッジY3aを通過すると(ステップg)、この基準
点から例えば6パルスカウントして(ステップh)、ス
テップbへ移行してAFモータ170を正転して鏡胴5
1を繰出す。この鏡胴51の繰出しで、前記と同様に基
準位置パターンY3のエッジY3aを通過すると(ステ
ップc)、この基準点から例えば6パルスカウントして
(ステップd)、AFモータ170を停止させ、鏡胴5
1を初期位置へ移動する(ステップe)。
【0099】図24は撮影レンズを初期位置から合焦位
置へ移動する他の実施例のサブルーチンのフローチャー
トである。
【0100】この実施例のサブルーチンSUBーC′は
第22図のサブルーチンSUBーCと同様であるが、A
Fモータ170が停止時に生じるオーバランを考慮した
フローチャートである。
【0101】例えば8パルス以上AFモータ170を回
転した後停止するときに、ほぼ一定の例えば3パルスの
オーバランが生じるとする。なお、撮影レンズ50を初
期位置に停止させる場合のパルス数、すなわちこの実施
例では6パルスとしているパルス数は、このようなオー
バーランを考慮して定められているものである。
【0102】従って、ステップaにおいて、測距ゾーン
番号NAFZが8未満の場合は、ステップbにおける移
動パルス数Nの演算は、合焦位置へ停止するときに生じ
るオーバランを3パルス考慮し、移動パルス数N=(8
−NAFZ)×8−3で求めることができる。
【0103】この移動パルス数Nの演算後、AFモータ
170を逆転させて、位置検出用接点175bが基準位
置パターンY3のエッジを通過し、この基準点からパル
スをカウントし、パルスカウントが移動パルス数になる
と、AFモータ170を停止する。
【0104】また、ステップaにおいて、測距ゾーン番
号NAFZが8以上の場合には、ステップhからステッ
プmを経たステップnにおける移動パルス数Nの演算
は、同様にオーバランを考慮し、移動パルス数N=(N
AFZ−8)×8−3で求めることができる。
【0105】この移動パルス数Nの演算結果に基づき、
AFモータ170を正転させて、基準点からパルスをカ
ウントし、このパルスカウントが移動パルス数Nになる
と、AFモータ170を停止して、鏡胴51を合焦位置
へ移動する。
【0106】図25は合焦位置によって露出量をシフト
するフローチャートである。
【0107】ステップaにおいて、測光値、フィルム感
度情報より露出量を決定する。そして、測距情報により
定められた測距ゾーン番号NAFZが13以上か否かを
判断し(ステップb)、測距ゾーン番号NAFZが13
で、被写体との距離が所定距離以下である場合には絞り
位置がフィルムから遠くに離れるために発生する露出不
足を補うために、露出量を所定量増加し(ステップ
c)、近接撮影の場合の露出補正を行なっている。
【0108】ステップbにおいて、測距ゾーン番号NA
FZが13未満で、被写体との距離が所定距離を超えて
いる場合は、ステップdへ移行して露出量の補正を行な
わない。このようにして決定された露出量により、ステ
ップdでシャッター開口時間が決定され、これに基づき
シャッターモータ80へ定電圧が供給されてシャッター
が開口する(ステップe)。シャッターの開口動作をフ
ォトインタラプタ99の変化で検出し(ステップf)、
シャッター開口のためにタイマーで所定時間待ち(ステ
ップg)、シャッターモータ80を逆転させてシャッタ
ーを閉じる(ステップh)。そして、シャッターを完全
に閉じるために予め定められた時間だけ待ち(ステップ
i)、シャッターモータ80を停止する(ステップ
j)。
【0109】この実施例では第1移動領域を通常撮影範
囲とし、第2移動領域を近接撮影範囲としているが、こ
の発明はこれに限ることなくこの逆にしても良い。この
実施例では、使用頻度を考慮してこのように設定してい
る。
【0110】
【発明の効果】この発明は前記のように、選択手段が第
1移動領域を選択した場合は、撮影レンズ駆動手段を駆
動し撮影レンズを初期位置から基準点の方向へ移動さ
せ、移動量情報の入力と被写体距離情報の入力に基づき
撮影レンズを合焦位置へ停止し、選択手段が第2移動領
域を選択した場合は、撮影レンズ駆動手段を駆動し撮影
レンズを初期位置から基準点の方向へ移動させ、基準点
検出手段よりの基準点情報の入力に応答して逆方向の駆
動を行なわせ、被写体距離情報の入力と基準点再通過後
の移動量情報の入力とに基づき撮影レンズを合焦位置へ
停止させるようにしたから、撮影レンズを、第1移動領
域と第2移動領域との境界の近傍で第2移動領域内に設
定した初期位置に、予め停止させておくことができる。
【0111】一般の撮影においては、合焦時に撮影レン
ズが前記境界付近に停止する頻度が高い。従って、初期
位置へ撮影レンズを停止させておき、初期位置から測距
情報に基づき撮影レンズを合焦位置へ移動させることに
より、合焦移動時の撮影レンズ移動量が小さくなる。こ
のため、移動量制御の精度向上が容易であり、また移動
時間が短くなり、手触れ等の失敗をふぜぐことができ
る。
【0112】さらに、通常距離撮影と近接撮影とを、カ
メラが自動的に選択するので、撮影者は、撮影距離を判
断して、カメラを通常距離撮影モードや近距離撮影モー
ドに設定する必要がなく、通常距離撮影と近接撮影の両
方を簡単に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラの正面図である。
【図2】カメラの右側面図である。
【図3】カメラの左側面図である。
【図4】カメラの平面図である。
【図5】カメラの底面図である。
【図6】カメラの背面図である。
【図7】図1のVII ーVII 断面図である。
【図8】鏡胴部の断面図である。
【図9】図8のIXーIX断面図である。
【図10】図8のXーX断面図である。
【図11】図8のXIーXI断面図である。
【図12】コモンパターン、収納位置パターン及び基準
位置パターンと第1移動領域及び第2移動領域との関係
を示す図である。
【図13】被写体が所定距離より遠い場合のタイミング
チャートである。
【図14】被写体が所定距離より近い場合のタイミング
チャートである。
【図15】被写体が所定距離より遠い場合の接片部の動
作を示す図である。
【図16】被写体が所定距離より近い場合の接片部の動
作を示す図である。
【図17】カメラの制御回路図である。
【図18】モータ駆動回路の詳細図である。
【図19】メインフローチャートである。
【図20】撮影レンズを収納位置から初期位置へ移動す
るサブルーチンのフローチャートである。
【図21】撮影レンズを収納位置へ移動するサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図22】撮影レンズを初期位置から合焦位置へ移動す
るサブルーチンのフローチャートである。
【図23】撮影レンズを合焦置から初期位置へ移動する
サブルーチンのフローチャートである。
【図24】撮影レンズを初期位置から合焦位置へ移動す
る他の実施例のサブルーチンのフローチャートである。
【図25】合焦位置によって露出量をシフトするフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 カメラ本体 22 鏡枠 50 撮影レンズ 51 鏡胴 170 AFモータ 173 フォトインタラプタ 176 制御基板 175 接片 175a グランド接点 175b 位置検出用接点 220 CPU Y1 コモンパターン Y2 収納位置パターン Y3 基準位置パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体距離を検出しこの被写体距離情報
    を出力する測距手段と、撮影レンズを光軸方向に往復移
    動する撮影レンズ駆動手段と、前記撮影レンズの合焦移
    動範囲を第1移動領域と第2移動領域に区分し、前記第
    1移動領域と前記第2移動領域の2つの移動領域の境界
    に設定した基準点と、この基準点を前記撮影レンズの移
    動に連動して検出しこの基準点情報を出力する基準点検
    出手段と、前記被写体距離情報の入力に基づき前記第1
    移動領域又は前記第2移動領域のいずれか一方を選択す
    る選択手段と、前記撮影レンズ駆動手段の合焦駆動開始
    前に前記撮影レンズの初期位置を前記基準点の近傍の第
    2移動領域に設定する初期位置設定手段と、前記基準点
    情報の入力に応答して前記基準点からの前記撮影レンズ
    の移動量を検出し移動量情報を出力する移動量検出手段
    と、前記選択手段が第1移動領域を選択した場合は前記
    撮影レンズ駆動手段を駆動し前記撮影レンズを初期位置
    から基準点の方向へ移動させ、前記移動量情報の入力と
    前記被写体距離情報の入力に基づき前記撮影レンズを合
    焦位置へ停止し、前記選択手段が第2移動領域を選択し
    た場合は前記撮影レンズ駆動手段を駆動し前記撮影レン
    ズを初期位置から基準点の方向へ移動させ、前記基準点
    検出手段よりの前記基準点情報の入力に応答して、逆方
    向の駆動を行なわせて再び基準点を通過させ、前記被写
    体距離情報の入力と基準点再通過後の前記移動量情報の
    入力とに基づき前記撮影レンズを合焦位置へ停止させる
    焦点調節手段とを備えたことを特徴とするカメラの焦点
    調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219189A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fujinon Corp レンズ装置

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