JPH0520997A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH0520997A
JPH0520997A JP19704091A JP19704091A JPH0520997A JP H0520997 A JPH0520997 A JP H0520997A JP 19704091 A JP19704091 A JP 19704091A JP 19704091 A JP19704091 A JP 19704091A JP H0520997 A JPH0520997 A JP H0520997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
movable
contactor
makers
circuit breaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP19704091A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Unuma
誠 鵜沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Priority to CN91108589A priority patent/CN1035280C/zh
Publication of JPH0520997A publication Critical patent/JPH0520997A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電磁反発力により開離する可動接触子を備えた
回路遮断器の構成を簡単にする。 【構成】開閉機構13で駆動させるホルダ7に軸ピン8
を介して支持させた第1可動接触子2と、ケース12に
固定した支持金具18に軸ピン9を介して支持させた第
2可動接触子4とを直接接離させ、かつ第1及び第2可
動接触子2,4の対向端部を歯19,20を介して噛み
合わせて遮断部を構成する。短絡電流などの大電流が流
れると、第1及び第2可動接触子2,4は互いに逆向き
に流れる電流の作用により電磁反発力を受け、開閉機構
13の動作に先立って開離方向に駆動される。その際、
各可動接触子2,4は歯19,20の噛み合いにより相
手から機械的な回動力を受けて一層加速される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、短絡電流などの大電
流が流れた際に、平行な2導体をそれぞれ相異なる方向
に流れる電流間に生じる電磁反発力を利用して可動接触
子を急速開離させる回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回路遮断器として、従来、図4
に示す構成のものが知られている。図において、回路遮
断器内の通電路には、第1固定接触子1と第1可動接触
子2とからなる第1の遮断部と、第2固定接触子3と第
2可動接触子4とからなる第2の遮断部とが直列に設け
られ、電流は電源側端子を兼ねる第1固定接触子1か
ら、第1固定接点1a、第1可動接点2a、第1可動接
触子2、リード線5、第2可動接触子4、第2可動接点
4a、第2固定接点3a、第2固定接触子3を経て過電
流引外し装置の導体6に流れ、更に図示しない負荷側端
子に流れる。
【0003】第1及び第2可動接触子2,4はともに絶
縁物のホルダ7にそれぞれ軸ピン8及び9を介して回動
可能に支持され、ホルダ7との間にはそれぞれ捩じりば
ねからなる接触ばね10及び11が装着されてそれぞれ
第1及び第2固定接触子1,3に向かって付勢されてい
る。ホルダ7はその両端でケース12に回動自在に支持
され、開閉機構13により駆動されるようになってい
る。14及び15は第1及び第2の遮断部を囲んで配置
された第1及び第2消弧室である。
【0004】ここで、回路遮断器を短絡電流などの大電
流が通過すると、通電路が開いて電流遮断が行われる
が、その際、第2固定接触子3と第2可動接触子4とは
図示の通り相対して互いに平行に配置され、かつ接点3
a,4aを介してそれぞれの導体を流れる電流は方向が
相異なっているので、これらの電流間には電磁反発力が
発生し、第2可動接触子4はこの電磁反発力により開閉
機構13によるホルダ7の回動に先立って、軸ピン9を
支点に図の時計方向に瞬時に開離駆動される。これによ
り通過電流の限流が行われ、短時間で電流遮断が行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来構成においては、可動接触子2,4ごとに固定接触
子1,3が設けられており、構成が複雑になるという問
題があった。そこで、この発明は、電磁反発力を利用し
て遮断性能を高めながら構成を簡単にした回路遮断器を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の回路遮断器は、開閉機構により開閉駆動
されるホルダに回動可能に支持され、前記ホルダとの間
に接触ばねが装着された第1可動接触子と、この第1可
動接触子との間に相異なる方向に流れる電流によって電
磁反発力が生じるように回動可能に支持された第2可動
接触子とからなる遮断部を備え、前記第1可動接触子と
前記第2可動接触子とは回動方向が互いに逆向きになる
ように絶縁物を介して噛み合わされているものとする。
【0007】
【作用】固定接触子を廃し、第1及び第2の可動接触子
を直接接離させることにより部品点数を減らし、かつ第
1可動接触子と第2可動接触子とを回動方向が互いに逆
向きになるように絶縁物を介して噛み合わせることによ
り、電磁反発力による回動で更に相手可動接触子を互い
に機械的に駆動させ開離をより高速確実にする。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図3に基づいてこの発明の実施
例を説明する。ここで、図1は回路遮断器の閉成状態の
要部縦断面図、図2は図1の回路遮断器が電磁反発力に
よる開極した直後の状態を示す要部縦断面図、図3は図
1における第1可動接触子部分の平面図である。なお、
従来例と対応する部分には同一の符号を用いるものとす
る。図1及び図3において、回路遮断器の遮断部は互い
に平行に相対して配置されて直接接離する第1可動接触
子2と第2可動接触子4とにより構成され、電流は電源
側端子1からリード線16、第2可動接触子4、第2可
動接点4a、第1可動接点2a、第2可動接触子2、リ
ード線17を経て過電流引外し装置の導体6に流れ、更
に図示しない負荷側端子に流れる。
【0009】第1可動接触子2は絶縁物のホルダ7に軸
ピン8を介して回動可能に支持され、ホルダ7との間に
は装着された捩じりばねからなる接触ばね10により第
2可動接触子4に向かって付勢されている。ホルダ7は
その両端でケース12に回動自在に支持され、開閉機構
13により駆動される。一方、第2可動接触子4はケー
ス12に固定された支持金具18に軸ピン9を介して回
動可能に支持されている。そして、第1可動接触子2と
第2可動接触子4の対向端部は、扇形歯車状にそれぞれ
形成された歯19及び20を介して噛み合っている。第
1可動接触子2側の歯19には絶縁物21が施され、歯
19,20間は絶縁されている。14は第1及び第2可
動接触子2,4を囲んで配置された消弧室である。
【0010】このような構成において、回路遮断器を短
絡電流などの大電流が通過すると、第1及び第2可動接
触子2,4の平行導体を接点2a,4aを介してそれぞ
れ流れる電流は方向が相異なっているため、これらの電
流間には電磁反発力が発生し、第1及び第2可動接触子
2,4は開閉機構13によるホルダ7の回動に先立っ
て、図2に示すように軸ピン8及び9を支点にそれぞれ
時計方向及び反時計方向に瞬時に開離駆動される。その
際、第1可動接触子2と第2可動接触子4とは歯19,
20を介して回動方向が互いに逆向きになるように噛み
合っているため、電磁反発力による一方の回動で他方が
更に機械的に加速され開離がより高速確実となる。22
は上記開離に伴い発生するアークで、このアーク22は
消弧室14に引き込まれて冷却されアーク電圧が高めら
れる。これにより通過電流の限流が行われ、短時間で電
流遮断が行われるようになる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、第1及び第2可動接
触子を直接接離させる構成としたため固定接触子が不要
となって構成が簡単となるとともに、第1可動接触子と
第2可動接触子とを回動方向が互いに逆向きになるよう
に絶縁物を介して噛み合わせたことにより、電磁反発力
を受けた各可動接触子は相手可動接触子の回動により更
に機械的に加速され、開離がより高速確実となって遮断
性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の閉成状態の要部縦断面図で
ある。
【図2】図1の回路遮断器が電磁反発力により開極した
直後の状態を示す要部縦断面図である。
【図3】図1における第1可動接触子部分の平面図であ
る。
【図4】従来例の閉成状態の要部縦断面図である。
【符号の説明】
2 第1可動接触子 4 第2可動接触子 7 ホルダ 10 接触ばね 21 絶縁物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】開閉機構により駆動されるホルダに回動可
    能に支持され、前記ホルダとの間に接触ばねが装着され
    た第1可動接触子と、この第1可動接触子との間に相異
    なる方向に流れる電流によって電磁反発力が生じるよう
    に回動可能に支持された第2可動接触子とからなる遮断
    部を備え、前記第1可動接触子と前記第2可動接触子と
    は回動方向が互いに逆向きになるように絶縁物を介して
    噛み合わされていることを特徴とする回路遮断器。
JP19704091A 1991-07-04 1991-07-11 回路遮断器 Pending JPH0520997A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19704091A JPH0520997A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 回路遮断器
CN91108589A CN1035280C (zh) 1991-07-04 1991-08-30 缓冲机构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19704091A JPH0520997A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 回路遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520997A true JPH0520997A (ja) 1993-01-29

Family

ID=16367727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19704091A Pending JPH0520997A (ja) 1991-07-04 1991-07-11 回路遮断器

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JP (1) JPH0520997A (ja)
CN (1) CN1035280C (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
CN1068177A (zh) 1993-01-20
CN1035280C (zh) 1997-06-25

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