JPH05209779A - 音質検査装置 - Google Patents
音質検査装置Info
- Publication number
- JPH05209779A JPH05209779A JP961292A JP961292A JPH05209779A JP H05209779 A JPH05209779 A JP H05209779A JP 961292 A JP961292 A JP 961292A JP 961292 A JP961292 A JP 961292A JP H05209779 A JPH05209779 A JP H05209779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- standard
- sound
- outputs
- insulation box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】個人差の生じない判定を行う。
【構成】遮音箱１１内部に設置されるマイク１２が内部
で発生する音を電気信号ａに変換する。アンプ１３が電
気信号ａを増幅し電気信号ｅとして出力する。周波数解
析部１４が電気信号ｅを入力し、周波数解析して、周波
数対電圧信号ｂを出力する。規格記憶部１６は、予め、
各周波数毎のレベルの最大／最小値を記憶しており、規
格値ｄとして外部に出力する。判定部１５は、周波数対
電圧信号ｂと規格値ｄを入力し、各周波数毎の電圧信号
が規格値内であるかどうかにより、「良」「不良」を判
定する。
で発生する音を電気信号ａに変換する。アンプ１３が電
気信号ａを増幅し電気信号ｅとして出力する。周波数解
析部１４が電気信号ｅを入力し、周波数解析して、周波
数対電圧信号ｂを出力する。規格記憶部１６は、予め、
各周波数毎のレベルの最大／最小値を記憶しており、規
格値ｄとして外部に出力する。判定部１５は、周波数対
電圧信号ｂと規格値ｄを入力し、各周波数毎の電圧信号
が規格値内であるかどうかにより、「良」「不良」を判
定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は音質検査装置、特に、遮
音箱を用いた無線選択呼出受信機のブザー音や電話機の
リンガー音の音質検査装置に関する。
音箱を用いた無線選択呼出受信機のブザー音や電話機の
リンガー音の音質検査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の音質検査装置は、外部の雑音を遮
断する遮音箱と、該遮音箱の中に設置され音を入力し電
気信号に変換出力するマイクと、前記遮音箱の外部に設
置され該マイクの出力する電気信号を入力し増幅して出
力するアンプと、前記遮音箱の外部に設置され該アンプ
の出力する電気信号を入力し音に変換出力するスピーカ
とを含んで構成される。従来の音質検査装置について図
面を参照して詳細に説明する。
断する遮音箱と、該遮音箱の中に設置され音を入力し電
気信号に変換出力するマイクと、前記遮音箱の外部に設
置され該マイクの出力する電気信号を入力し増幅して出
力するアンプと、前記遮音箱の外部に設置され該アンプ
の出力する電気信号を入力し音に変換出力するスピーカ
とを含んで構成される。従来の音質検査装置について図
面を参照して詳細に説明する。
【０００３】図４は、従来の一例を示すブロック図であ
る。遮音箱１１は、内部に設置される被検査物に対し外
部の雑音を遮断するために設置される。マイク１２は、
遮音箱１１の内部に設置され、遮音箱１１の内部に設置
される被検査物の発生する音を電気信号ａに変換し出力
する。アンプ１３は、遮音箱１１の外部に設置されマイ
ク１２の出力する電気信号ａを増幅し、電気信号ｅとし
て出力する。スピーカ４１は、遮音箱１１の外部に設置
され、アンプ１３の出力する電気信号ｅを入力し、音に
変換し出力する。作業者は、スピーカ４１が出力する音
を聞き、音質判定を行う。
る。遮音箱１１は、内部に設置される被検査物に対し外
部の雑音を遮断するために設置される。マイク１２は、
遮音箱１１の内部に設置され、遮音箱１１の内部に設置
される被検査物の発生する音を電気信号ａに変換し出力
する。アンプ１３は、遮音箱１１の外部に設置されマイ
ク１２の出力する電気信号ａを増幅し、電気信号ｅとし
て出力する。スピーカ４１は、遮音箱１１の外部に設置
され、アンプ１３の出力する電気信号ｅを入力し、音に
変換し出力する。作業者は、スピーカ４１が出力する音
を聞き、音質判定を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の音質検
査装置は、作業者が音質判定を行うので、判定基準に個
人差が生じ、品質が一定しないという欠点がある。
査装置は、作業者が音質判定を行うので、判定基準に個
人差が生じ、品質が一定しないという欠点がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の音質検査装置
は、外部の雑音を遮断する遮音箱と、該遮音箱の中に設
置され音を入力し電気信号に変換出力するマイクと、前
記遮音箱の外部に設置され該マイクの出力する電気信号
を入力し増幅して出力するアンプと、前記遮音箱の外部
に設置され該アンプの出力する電気信号を入力し周波数
解析を行い周波数対電圧信号を出力する周波数解析部
と、周波数毎の規格の最大最小値を記憶し入力する読出
信号により規格の最大最小値を規格値として出力する規
格記憶部と、前記周波数解析部の出力する周波数対電圧
信号と該規格記憶部の出力する規格値を入力し判定を行
うとともに該規格記憶部に読出信号を出力する判定部と
を含んで構成される。
は、外部の雑音を遮断する遮音箱と、該遮音箱の中に設
置され音を入力し電気信号に変換出力するマイクと、前
記遮音箱の外部に設置され該マイクの出力する電気信号
を入力し増幅して出力するアンプと、前記遮音箱の外部
に設置され該アンプの出力する電気信号を入力し周波数
解析を行い周波数対電圧信号を出力する周波数解析部
と、周波数毎の規格の最大最小値を記憶し入力する読出
信号により規格の最大最小値を規格値として出力する規
格記憶部と、前記周波数解析部の出力する周波数対電圧
信号と該規格記憶部の出力する規格値を入力し判定を行
うとともに該規格記憶部に読出信号を出力する判定部と
を含んで構成される。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。図１は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。
説明する。図１は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。
【０００７】図１に示す音質検査装置は、遮音箱１１
と、マイク１２と、アンプ１３と、周波数解析部１４
と、判定部１５と、規格記憶部１６とを含んで構成され
る。 まず、遮音箱１１は、内部に設置される被検査物
に対し外部の雑音を遮断するために設置される。マイク
１２は、遮音箱１１の内部に設置され、遮音箱１１の内
部に設置される被検査物の発生する音を電気信号ａに変
換し出力する。アンプ１３は、遮音箱１１の外部に設置
されマイク１２の出力する電気信号ａを増幅し電気信号
ｅとして出力する。周波数解析部１４は、遮音箱１１の
外部に設置され、アンプ１３の出力する電気信号ｅを入
力し、周波数解析を行い、周波数対電圧信号ｂを出力す
る。規格記憶部１６は、遮音箱１１の外部に設置され、
予め、周波数と電圧の最大／最少値を関連付けた規格値
ｄを複数記憶している。
と、マイク１２と、アンプ１３と、周波数解析部１４
と、判定部１５と、規格記憶部１６とを含んで構成され
る。 まず、遮音箱１１は、内部に設置される被検査物
に対し外部の雑音を遮断するために設置される。マイク
１２は、遮音箱１１の内部に設置され、遮音箱１１の内
部に設置される被検査物の発生する音を電気信号ａに変
換し出力する。アンプ１３は、遮音箱１１の外部に設置
されマイク１２の出力する電気信号ａを増幅し電気信号
ｅとして出力する。周波数解析部１４は、遮音箱１１の
外部に設置され、アンプ１３の出力する電気信号ｅを入
力し、周波数解析を行い、周波数対電圧信号ｂを出力す
る。規格記憶部１６は、遮音箱１１の外部に設置され、
予め、周波数と電圧の最大／最少値を関連付けた規格値
ｄを複数記憶している。
【０００８】また、外部から読出信号ｃを入力すると外
部に規格値ｄを出力する。判定部１５は、読出信号ｃを
規格記憶部１６に対し出力し、規格記憶部１６が出力す
る規格値ｄを入力する。また、周波数解析部１４が出力
する周波数対電圧信号ｂを入力する。そして、周波数対
電圧信号ｂと規格値ｄを比較し、すべての周波数におい
て、周波数対電圧信号ｂが規格値ｄの範囲内であれば
「良」と判定し、規格値ｄを満足しない周波数対電圧値
ｄがあれば「不良」と判定する。
部に規格値ｄを出力する。判定部１５は、読出信号ｃを
規格記憶部１６に対し出力し、規格記憶部１６が出力す
る規格値ｄを入力する。また、周波数解析部１４が出力
する周波数対電圧信号ｂを入力する。そして、周波数対
電圧信号ｂと規格値ｄを比較し、すべての周波数におい
て、周波数対電圧信号ｂが規格値ｄの範囲内であれば
「良」と判定し、規格値ｄを満足しない周波数対電圧値
ｄがあれば「不良」と判定する。
【０００９】図２は、規格記憶部１６の規格値ｄの記憶
状態を説明するための図である。各周波数（ｆ1 、ｆ
2 、…）に対し、レベルの最小値（ｌ1min、ｌ2min、
…）、及び、レベルの最大値（ｌ1max、ｌ2max、…）が
記憶されている。外部から入力する読出信号ｃにより、
周波数、レベルの最小値、レベルの最大値が外部に規格
値ｄとして出力される。例えば、（ｆ1 、ｌ1min、ｌ1m
ax）が関連付けられて規格値ｄとして外部に出力され
る。
状態を説明するための図である。各周波数（ｆ1 、ｆ
2 、…）に対し、レベルの最小値（ｌ1min、ｌ2min、
…）、及び、レベルの最大値（ｌ1max、ｌ2max、…）が
記憶されている。外部から入力する読出信号ｃにより、
周波数、レベルの最小値、レベルの最大値が外部に規格
値ｄとして出力される。例えば、（ｆ1 、ｌ1min、ｌ1m
ax）が関連付けられて規格値ｄとして外部に出力され
る。
【００１０】図３は、判定部１５の機能を説明するため
の周波数対レベル図である。図３は、一例を示すために
無線選択呼出受信機のブザー音の場合について記述して
ある。無線選択呼出受信機では、通常、単一周波数の信
号でブザーを鳴動させるので、そのスペクトラムには原
振、及び、その高調波が観測される。判定部１５が規格
記憶部１６から読み出す規格値ｄは原振、及び、高調波
の周波数、レベルを規定し、中斜線で示した領域が被検
査物が「良」の場合の領域となるように設定される。判
定部１５は、各周波数毎に被検査物の周波数対電圧信号
ｂのレベルを規格値ｄと比較する。すべての周波数にお
いて比較し規格内であれば、すなわち斜線の領域に被検
査物の発生する音の周波数スペクトラムが包含されてい
ることを示しており、「良」と判定する。「不良」の場
合には、原振、及び、高調波の周波数がずれたり、レベ
ルが異なるので判定部１５が周波数対電圧信号ｂと規格
値ｄを比較することにより判定が行える。
の周波数対レベル図である。図３は、一例を示すために
無線選択呼出受信機のブザー音の場合について記述して
ある。無線選択呼出受信機では、通常、単一周波数の信
号でブザーを鳴動させるので、そのスペクトラムには原
振、及び、その高調波が観測される。判定部１５が規格
記憶部１６から読み出す規格値ｄは原振、及び、高調波
の周波数、レベルを規定し、中斜線で示した領域が被検
査物が「良」の場合の領域となるように設定される。判
定部１５は、各周波数毎に被検査物の周波数対電圧信号
ｂのレベルを規格値ｄと比較する。すべての周波数にお
いて比較し規格内であれば、すなわち斜線の領域に被検
査物の発生する音の周波数スペクトラムが包含されてい
ることを示しており、「良」と判定する。「不良」の場
合には、原振、及び、高調波の周波数がずれたり、レベ
ルが異なるので判定部１５が周波数対電圧信号ｂと規格
値ｄを比較することにより判定が行える。
【００１１】
【発明の効果】本発明の音質検査装置は、電気信号を周
波数解析し周波数対電圧信号を出力する周波数解析部を
設け、さらに周波数毎のレベルの最大／最小値を複数記
憶する規格記憶部を設けることにより、規格記憶部に設
定された規格値で自動的に判定を行うので品質が一定す
るという効果がある。
波数解析し周波数対電圧信号を出力する周波数解析部を
設け、さらに周波数毎のレベルの最大／最小値を複数記
憶する規格記憶部を設けることにより、規格記憶部に設
定された規格値で自動的に判定を行うので品質が一定す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】規格記憶部１６の規格値ｄの記憶状態を説明す
るための図である。
るための図である。
【図３】判定部１５の機能を説明するための周波数対レ
ベル図である。
ベル図である。
【図４】従来の一例を示すブロック図である。
１１ 遮音箱 １２ マイク １３ アンプ １４ 周波数解析部 １５ 判定部 １６ 規格記憶部 ４１ スピーカ ａ 電気信号 ｂ 周波数対電圧信号 ｃ 読出信号 ｄ 規格値
Claims (1)
- 【請求項１】 外部の雑音を遮断する遮音箱と、該遮音
箱の中に設置され音を入力し電気信号に変換出力するマ
イクと、前記遮音箱の外部に設置され該マイクの出力す
る電気信号を入力し増幅して出力するアンプと、前記遮
音箱の外部に設置され該アンプの出力する電気信号を入
力し周波数解析を行い周波数対電圧信号を出力する周波
数解析部と、周波数毎の規格の最大最小値を記憶し入力
する読出信号により規格の最大最小値を規格値として出
力する規格記憶部と、前記周波数解析部の出力する周波
数対電圧信号と該規格記憶部の出力する規格値を入力し
判定を行うとともに該規格記憶部に読出信号を出力する
判定部とを含むことを特徴とする音質検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP961292A JPH05209779A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 音質検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP961292A JPH05209779A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 音質検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209779A true JPH05209779A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11725122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP961292A Withdrawn JPH05209779A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 音質検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05209779A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2147535A1 (es) * | 1998-04-11 | 2000-09-01 | Samsung Electronics Co Ltd | Comprobador de ruido para una unidad interior de un aparato acondicionador de aire. |
| JP2008092358A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置の遠隔管理システム |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP961292A patent/JPH05209779A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2147535A1 (es) * | 1998-04-11 | 2000-09-01 | Samsung Electronics Co Ltd | Comprobador de ruido para una unidad interior de un aparato acondicionador de aire. |
| JP2008092358A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置の遠隔管理システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8045721B2 (en) | Dynamic distortion elimination for output audio | |
| JP2760240B2 (ja) | 雑音抑圧装置 | |
| Yeowart et al. | Thresholds of audibility for very low‐frequency pure tones | |
| US4263484A (en) | Microphone unit | |
| US8189809B2 (en) | Audio device for improved sound reproduction | |
| KR950022572A (ko) | 원음성 신호처리 방법 및 전화기 세트 | |
| KR970707665A (ko) | 노이즈 삭제 장치(noise cancellation apparatus) | |
| JPH10126890A (ja) | ディジタル補聴器 | |
| CN115039415A (zh) | 用于头戴式送受话器的耳上检测的系统和方法 | |
| US8760271B2 (en) | Methods and systems to support auditory signal detection | |
| JPH05209779A (ja) | 音質検査装置 | |
| JP4367143B2 (ja) | 拡声通話装置 | |
| CN113031904B (zh) | 一种控制方法及电子设备 | |
| JP2888003B2 (ja) | 音響特性検査装置 | |
| US3685009A (en) | Lookout assist device | |
| JP5905141B1 (ja) | 音声聴取能力評価装置および音声聴取指標計算方法 | |
| JP4573689B2 (ja) | ハウリング防止装置 | |
| JPS6184931A (ja) | 無線個人呼出用受信機 | |
| JPH0522797A (ja) | 補聴器 | |
| JP2020130535A (ja) | 音声伝達状況評価システム及び音声伝達状況評価方法 | |
| US20080172229A1 (en) | Communication apparatus | |
| US20200357375A1 (en) | Proactive sound detection with noise cancellation component within earphone or headset | |
| JPH08279090A (ja) | 警報音発生装置 | |
| JP2617851B2 (ja) | 音響選別導入方法 | |
| JPH1051516A (ja) | 呼出し音生成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |