JPH05208837A - 石英系多孔質ガラス体の成形方法 - Google Patents

石英系多孔質ガラス体の成形方法

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JPH05208837A
JPH05208837A JP4023792A JP4023792A JPH05208837A JP H05208837 A JPH05208837 A JP H05208837A JP 4023792 A JP4023792 A JP 4023792A JP 4023792 A JP4023792 A JP 4023792A JP H05208837 A JPH05208837 A JP H05208837A
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JP
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molding
rod
space
porous glass
shaped body
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JP4023792A
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English (en)
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Masato Oku
誠人 奥
Kenji Enomoto
憲嗣 榎本
Hiroshi Hihara
弘 日原
Tsugio Sato
継男 佐藤
Kazuaki Yoshida
和昭 吉田
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 亀裂、割れ、気泡残留のない高品質の石英系
多孔質ガラス体を歩留りよく成形できる方法を提供す
る。 【構成】 CIP手段を介して多孔質ガラス体40を成
形するとき、棒状体38の少なくとも一端部を成形空間
42外に突出させた状態で成形用筒型11を外部から加
圧する。成形空間42の少なくとも一端面をその成形空
間42内に向けて膨らんだ形状にしておく。 【効果】 棒状体38の少なくとも一端部を成形空間外
に突出させた状態で成形型を外部から加圧するから、棒
状体38、多孔質ガラス体40の亀裂、割れをかなり低
い発生率に抑えて、成形品の歩留りを高めることができ
る。成形空間42の少なくとも一端面を所定の方向へ隆
起させた場合は、成形空間42内での成形材料の充填密
度が均一化し、脱気が十分に行われるので、より高品質
の成形品が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信、光学の分野におい
て、光ファイバ母材、ライトガイド母材、イメージファ
イバ母材、ロッドレンズ母材などを作製するための石英
系多孔質ガラス体の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信、光学の分野において、ロッドイン
チューブ法により上記の母材を作製することは周知であ
る。ロッドインチューブ法の場合、コア用のガラス棒と
クラッド用のガラス管とを用い、ガラス管内にガラス棒
を挿入して、これらを加熱手段により溶融一体化する
が、この方法によるとき、加熱溶融時のガラス管、ガラ
ス棒に潰れが生じるので、これに起因して母材中に気泡
の残留することが少なからずある。このような欠陥母材
を加熱線引きして得られる光ファイバは、すでに指摘さ
れているとおり、品質面での信頼性が低く、特に、強度
上の脆性が問題となる。
【0003】これに代わる方法として、コア用ガラス棒
の外周に液圧成形法を介してクラッド用の多孔質ガラス
体を成形し、これを脱水ならびに透明ガラス化して上記
母材を作製することが、実用化に向けて検討されてい
る。液圧成形法に関する技術は、たとえば、特開昭59
−19891号公報、特開昭61−256937号公報
により公知である。
【0004】上記公知技術の場合、伸縮性を有する成形
型内に、棒状体(コア用の石英系ガラス棒)を入れ、そ
の周囲に石英系のガラス粉末を主原料とする成形材料を
充填した後、成形型を外部からの液圧により加圧して、
石英系ガラス棒の外周に多孔質ガラス体を圧縮成形す
る。かくて、圧縮成形された多孔質ガラス体は、成形型
内から取り出された後、乾燥、脱脂、脱水、透明ガラス
化などの処理を受けて透明ガラス体となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した液圧成形法に
より多孔質ガラス体を成形するとき、成形型には、これ
の外周から軸心に向けて1.5t/cm2 程度の圧縮荷
重が約5〜50分間程度加えられる。
【0006】このような荷重を成形型にかけたとき、多
孔質ガラス体とその軸心に位置する棒状体とが相対的に
偏心したり、棒状体が破断する。特に棒状体の破断事故
は、棒状体の外径が小さくなるにしたがい高率で発生
し、成形品である多孔質ガラス体も、棒状体が破断した
際の衝撃を受けて亀裂、割れなどを生じる。
【0007】その他、多孔質ガラス体の後処理(透明ガ
ラス化)を円滑に行わせるために、さらには、取り扱い
中において多孔質ガラス体の両端部が崩壊するのを防止
するために、多孔質ガラス体の両端部外周をテーパ状に
仕上げることがある。これに際しては、テーパ内周面を
有するリング状の端末成形用治具を成形型内の両端にセ
ットして所定の液圧成形を行なうのが一般であるが、か
かる成形時、成形型内の両端部において成形材料(ガラ
ス粉末)の充填密度にバラツキが生じたり、この部分で
の脱気が不十分になるので、良質の多孔質ガラス体を得
ることができない。
【0008】上述した各種のトラブルは、圧縮成形時に
おける成形材料(ガラス粉末)の挙動に起因して発生す
る。たとえば、棒状体については、成形型内のガラス粉
末が径方向の圧縮荷重を受けて棒状体の軸線方向沿いに
滑りを生じた際、成形型内で動きを拘束されている棒状
体に不均一な荷重が作用し、かつ、棒状体の一部(棒状
体の長さ方向の中央部、両端部など)に応力が集中する
ので、これの破断が生じると考えられる。さらに、成形
型の中間部と両端部(終端部)とを比較した場合、両端
部は、構造上の強度が大きいために中間部よりも変形し
がたく、かつ、成形型の終端部でもあるので成形材料
(ガラス粉末)の動きが中間部よりも悪い。このような
状況下で成形型内のガラス粉末を圧縮したとき、変形し
やすくガラス粉末も動きよい成形型の中間部ではガラス
粉末が十分に圧縮され、ガラス粉末が成形型の両端方向
へ滑り移動するが、成形型の両端部では変形しがたい上
にガラス粉末の動きが悪いから、ガラス粉末の充填密度
にバラツキが生じ、脱気も不十分になる。
【0009】ゆえに、既成の液圧成形法を主体にして多
孔質ガラス体を成形し、これを後処理して所要の母材を
作製しようとするとき、製品の歩留りの向上を望むこと
ができない。
【0010】本発明はこのような技術的課題に鑑み、多
孔質ガラス体に亀裂、割れなどが発生するのを抑制し、
その後の透明ガラス化に際しても、気泡が残留すること
のない石英系多孔質ガラス体を歩留りよく成形できる方
法を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は所期の目的を達
成するために、成形型の成形空間内に棒状体を入れ、そ
の棒状体の周囲に石英系のガラス粉末または石英系のガ
ラス粉末を含む成形材料を充填した後、成形型を外部か
ら加圧して、成形空間内に圧縮成形された多孔質ガラス
体をつくる石英系多孔質ガラス体の成形方法において、
前記棒状体の少なくとも一端部を前記成形空間外に突出
させた状態で前記成形型を外部から加圧することを特徴
とする。
【0012】上記において、成形空間の少なくとも一端
側に隣接して空所を設けておき、その空所内に棒状体の
端部を挿入することがあり、さらに、成形空間の少なく
とも一端面をその成形空間内に向けて膨らんだ形状にし
ておくこともある。
【0013】
【作用】本発明方法において多孔質ガラス体を成形する
とき、成形型の成形空間内に棒状体を入れ、その棒状体
の周囲に石英系のガラス粉末または石英系のガラス粉末
を含む成形材料を充填した後、成形型を外部から加圧し
て、成形空間内に圧縮成形された多孔質ガラス体をつく
る。
【0014】このようにして多孔質ガラス体を形成する
とき、棒状体は、これの端部を成形空間外に突出させて
いるから成形空間内に拘束されることがなく、かかる状
態において、過大な成形圧が成形材料を介して棒状体に
作用したとしても、棒状体はその軸線方向に移動して自
身の応力を緩和する。したがって、多孔質ガラス体の成
形時、棒状体が破断するおそれがなく、これに起因した
多孔質ガラス体の亀裂、割れも起こりがたい。
【0015】棒状体の端部を成形空間外に突出させるた
めには、成形空間の少なくとも一端側に隣接して空所を
設け、その空所内に棒状体の端部を挿入するのが簡便で
望ましく、破断事故に対する備えも十分に講じられる。
さらに、成形空間の端面が成形空間内に向けて膨らんだ
形状、たとえば、断面円弧形ないし湾曲形(球面状)、
断面V形(円錐状)などであるとき、成形圧を受けた際
の成形材料がその膨らみ面に沿って円滑に移動する。し
たがって、成形空間の端面をこのような形状にした場合
は、成形空間の端部における成形材料の充填密度が均一
化し、脱気も十分に行われる。
【0016】
【実施例】本発明に係る成形方法の一実施例につき、図
1、図2を参照して説明する。図1、図2に例示したC
IP(Cold Isostatic Pressing) 成形装置において、1
1は成形用筒型、12、13は一対の成形用蓋体、1
6、17は一対の端末成形用治具、22、23は応力吸
収部材、24、25は一対の端面成形用治具、30は耐
圧容器、35は中心保持用治具、38は棒状体、39は
成形材料、40は多孔質ガラス体、41は圧力媒体をそ
れぞれ示す。
【0017】成形用筒型11は、両端が開放された円筒
形状を有している。成形用筒型11は、ゴム、合成樹脂
のごとき弾性を有するものからなり、代表的な成形用筒
型11はシリコーンゴム製である。
【0018】一対の成形用蓋体12、13は、外周面に
複数の段差のある円板形状を有し、該各成形用蓋体1
2、13の内面中央には、応力緩和用の空所14、15
がそれぞれ形成されている。これら成形用蓋体12、1
3は、金属、または、金属と同程度の剛性を有するゴ
ム、合成樹脂などからなり、一例として、金属製の各成
形用蓋体12、13が採用される。両成形用蓋体12、
13のいずれか一方または両方には、後述の成形空間4
2内を吸引するために、その蓋体を厚さ方向に貫通する
吸引孔(図示せず)が形成されることがある。
【0019】一対の端末成形用治具16、17は、上下
に隣接する円孔18、19とテーパ内周面20、21と
を備えたリング形状を有している。これら端末成形用治
具16、17も、前記成形用蓋体12、13と同じ材質
からなる。
【0020】各応力吸収部材22、23は、塑性変形あ
るいは弾性変形することのできる任意の材質にて任意形
状に形成されている。その具体例として、各応力吸収部
材22、23は、前記各空所14、15内に納まるよう
に、ゴム、プラスチック(気泡構造のものを含む)、金
属(バネ材を含む)のごとき材料にて、円柱形状、コイ
ル巻き形状などに形成される。
【0021】一対の端面成形用治具24、25は、一例
として、片面(隆起面26、27)が球面状、円錐状の
ごとく膨らんだ円板形状を有しており、該各端面成形用
治具24、25の中心には透孔28、29がそれぞれ形
成されている。これら端面成形用治具24、25も、前
記成形用蓋体12、13と同じ材質からなる。なお、各
端面成形用治具24、25は、後述するように、これら
の透孔28、29内に嵌めこまれた棒状体38を支持す
ることができるので、棒状体38の両端を支持するため
の支持具をも兼ねる。
【0022】耐圧容器30は、壁面の一部に圧力媒体4
1の入口31と出口32とを有する金属製の円筒体から
なり、当該耐圧容器30の上下両端には、保持具33、
34がそれぞれ備えられている。耐圧容器30の入口3
1、出口32には、後述するように、圧力媒体41の供
給系、排出系(いずれも図示せず)がそれぞれ接続され
る。
【0023】円板状をなす中心保持用治具35は、一例
として、図3、図4に明示するように、中心に保持孔3
6、その周囲に複数の通孔37がそれぞれ形成されてい
る。中心保持用治具35の材質は、金属、ゴム、合成樹
脂などのうちから、適当なものが採用される。
【0024】棒状体38は、気相反応法、鋳込泥漿法、
ゾルゲル法、泥漿塗布法、粉末成形法のごとき方法で形
成された石英系の多孔質ガラス体を脱水ならびに透明ガ
ラス化したものからなる。こうして作製された石英系の
棒状体38は、一例として、コア用ガラスとその外周の
クラッド用ガラスとを備えており、他例として、コア用
ガラスのみからなる。
【0025】多孔質ガラス体40をつくるための成形材
料39は、石英系のガラス粉末からなり、このガラス粉
末は、一例として、ドーパントを含む石英系のガラス微
粒子からなり、他例として、ドーパントを含まない純粋
石英微粒子からなる。後述の成形空間42内に充填され
る成形材料39のガラス粉末粒径は、通常、0.01μ
m〜100μm程度である。
【0026】ガラス粉末の細粒化が著しく、これを成形
空間42内へ充填するのがむずかしい場合、溶媒たとえ
ば純水を利用して、細粒化粉末を粒径50μm〜100
μmに造粒すればよく、かかる造粒により、ガラス粉末
の均一な高密度充填が可能になる。この場合、粒径50
μm以上の粉末の割合を50%以上とし、粒径10μm
以下の粉末の割合を10%未満とするのが好適である。
【0027】場合により、成形材料39のガラス粉末に
は、溶媒たとえば純水が混合されてゾル状を呈している
こともある。この際、ガラス粉末には、溶媒のほかに、
ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリエ
チレングリコール、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、グリセリンのごとき有機物が成形助剤とし
て採用されることもある。ガラス粉末中への成形助剤の
添加量は、ガラス粉末に対して、1〜20重量%程度で
あり、望ましくは15重量%以下である。
【0028】後述する加圧空間43内に供給される圧力
媒体41は、一例として純水からなり、他例として滑油
からなる。
【0029】上述した各部材の相対関係については、つ
ぎのとおりである。外周面に段差のある一対の成形用蓋
体12、13は、図示のとおり、大径部、中径部、小径
部をそれぞれ有している。この場合において、両成形用
蓋体12、13の大径部は耐圧容器30と密に嵌め合う
ことができ、両成形用蓋体12、13の中径部は、これ
らの端面が成形用筒型11の両端面と突き合わせ自在に
対応し、両成形用蓋体12、13の小径部は、各端末成
形用治具16、17の円孔18、19と密に嵌め合うこ
とができるとともに、これらの端面が各端面成形用治具
24、25と当接自在に対応する。さらに、各端末成形
用治具16、17は、成形用筒型11と密に嵌め合うこ
とができ、各端面成形用治具24、25は、これらを両
端末成形用治具16、17の小径部端面にあてがい、か
つ、これらの透孔28、29内に棒状体38の両端を嵌
めこむことができる。したがって、耐圧容器30を外殻
とし、その内部において成形用筒型11、両成形用蓋体
12、13、両端末成形用治具16、17、両端面成形
用治具24、25を図1のように組み立てた場合、成形
用筒型11、両端末成形用治具16、17、両端面成形
用治具24、25にて囲われた空間が成形空間42とな
り、両成形用蓋体12、13、耐圧容器30にて囲われ
た空間が加圧空間43となる。
【0030】上記において、両成形用蓋体12、13、
両端末成形用治具16、17、両端面成形用治具24、
25、中心保持用治具35などは、多孔質ガラス体40
へのコンタミナントを防止するために、たとえば、フッ
素系樹脂(商品名テフロン)によるコーティングが施さ
れる。成形用筒型11は多孔質ガラス体40に対する汚
染を惹き起こさず、耐圧容器30は成形空間42に直接
関与しないので、これらには、コンタミナント防止のた
めのコーティングが不要である。その他、後述する部材
相互の組み立てにおいて、高度の気密性、液密性を要す
る部材相互の接触箇所には、必要に応じてシール部材が
介在される。
【0031】上述した成形手段を用いて、棒状体38の
外周に石英系の多孔質ガラス体40を成形するとき、以
下のようになる。
【0032】成形に際しての準備段階では、あらかじ
め、両成形用蓋体12、13の応力緩和用空所14、1
5内に応力吸収部材22、23をそれぞれ装填し、図2
に示すように、保持具34が付された耐圧容器30内の
下部に成形用蓋体13、端末成形用治具17、端面成形
用治具25を所定の順序で組みつけた後、棒状体38を
成形空間42に内装する。このとき、棒状体38は、そ
の下端が端面成形用治具25の透孔29を貫通して成形
用蓋体13の応力緩和用空所15内に挿入され、成形空
間42の軸心に保持される。この状態をより安定にする
ため、成形空間42内の上部に中心保持用治具35が一
時的にセットされ、棒状体38の上端が中心保持用治具
35の保持孔36内に引き通されて保持される。中心保
持用治具35は適当な吊り支え手段で支持されるが、こ
れには、中心保持用治具35を成形空間42内の定位置
に保つ場合と、中心保持用治具35を上下動自在かつ回
転自在に支える場合とがある。
【0033】このような準備段階を経た後は、すでに脱
気処理されている成形材料39を成形空間42内に投入
する。投入された成形材料39は、中心保持用治具35
の通孔37を通って成形空間42内の下部へと落下し、
棒状体38を周囲から埋めながら堆積する。なお、中心
保持用治具35が成形空間42内において上下動自在か
つ回転自在に支持されているとき、この中心保持用治具
35は、成形空間42内への成形材料39の投入と同期
して回転され、成形空間42内の成形材料39が増すに
したがい引き上げられる。中心保持用治具35を回転さ
せながら成形材料39を成形空間42内に投入すると、
成形材料39が成形空間42内に均一に充填される。
【0034】成形空間42内への成形材料39の充填量
が増し、その成形材料39を介して棒状体38が安定に
支持されるに至ったとき、成形空間42内から中心保持
用治具35を取り除き、引き続いて、成形空間42内へ
成形材料39を投入する。
【0035】成形空間42内に所定量の成形材料39が
充填された後は、耐圧容器30内の上部に成形用蓋体1
2、端末成形用治具16、端面成形用治具24を所定の
順序で組みつけ、かつ、耐圧容器30の上端に保持具3
3を付して、図1に示す状態にする。
【0036】つぎに、成形用蓋体13(または成形用蓋
体12)の吸引孔に接続された真空ポンプ(図示せず)
を介して成形空間42内を脱気しつつ、耐圧容器30の
入口31に接続された供給系(図示せず)から加圧空間
43内に圧力媒体41たる滑油を注入し、成形用筒型1
1を外部から加圧する。
【0037】かくて、成形空間42内には、成形材料3
9による嵩密度の均一な、しかも、亀裂、割れのない多
孔質ガラス体40が、棒状体38を破断させることなく
成形される。
【0038】以下は、耐圧容器30の出口32に接続さ
れた排出系(図示せず)から加圧空間43内の圧力媒体
41を徐々に外部へ排出しつつ成形用筒型11を復元さ
せ、成形用筒型11の復元後、成形用蓋体12、13の
いずれかを耐圧容器30の端部から取り外し、成形空間
42内から棒状体38と共に多孔質ガラス体40を取り
出す。
【0039】図1、図2に示した実施例において、各成
形用蓋体12、13、各端面成形用治具24、25につ
いては、図5、図6に示すものも用いることができる。
図5に示す例は、成形用蓋体13と端面成形用治具25
とが一体に形成されたものであり、図6に示す例は、成
形用蓋体13と一体に形成された端面成形用治具25の
上に、さらに別の端面成形用治具25’があてがわれた
ものである。成形用蓋体12と端面成形用治具24につ
いてもこれと同じである(図6中、24’は別体の端面
成形用治具を示す)。これらの態様は、隆起面26、2
7が球面状、円錐状のいずれであっても採用できる。
【0040】図7に例示した各端面成形用治具24、2
5は、前述した隆起面26、27を有していないが、こ
のような端面成形用治具24、25も、図1、図2の実
施例において採用することができる。
【0041】その他、棒状体38の支持具をも兼ねる各
端面成形用治具24、25が、棒状体38を弾力的に握
持しているとき、各空所14、15内へセットすべき応
力吸収部材22、23が省略されることがある。
【0042】図1、図2に示した実施例の場合、つぎの
ような成形手段も採用することができる。その一つは、
成形空間42の一端側にのみ空所14または15を設
け、当該空所内に棒状体38の一端部を挿入して成形す
ること、すなわち、棒状体38の一端部のみを成形空間
42外に突出させて既述の成形を行なうことである。他
の一つは、隆起面26または27により、成形空間42
の一端面のみを所定の方向へ膨らませて既述の成形を行
なうことである。これらいずれの場合も、このような手
段を講じた分に応じて、ねらいとする効果が得られる。
【0043】本発明に係る成形方法の他実施例につき、
図8を参照して説明する。図8に例示した成形装置の場
合、一対の端末成形用治具16、17、一対の端面成形
用治具24、25が省略されているほかは、前記図1、
図2を主体に説明した技術内容と同じである。
【0044】図8に例示した成形装置を用いて、棒状体
38の外周に石英系の多孔質ガラス体40を成形すると
きも、既述の内容に準じて実施される。
【0045】本発明に係る成形方法の各具体例を以下に
説明する。
【0046】具体例1 この具体例1は、図1、図2に例示したCIP手段を用
いるに関する。棒状体38としては、VAD法に基づい
て作製された外径約13mmφ、長さ約330mmのS
iO2 −GeO2 系を用いた。成形材料39としては、
造粒前の平均粒径が1μm、造粒後の平均粒径が60μ
mのシリカ粉末を用いた。
【0047】成形用筒型11としては、外径110mm
φ、内径100mmφ、長さ330mmのシリコーンゴ
ムからなるものを用いた。両成形用蓋体12、13とし
ては、成形用筒型11に対応する寸法のものを用いた。
これら成形用蓋体12、13の内面には、直径20mm
φ、深さ20mmの空所14、15が形成されており、
これらの空所14、15内には、応力吸収部材22、2
3としてクッション性を有するスポンジ体が介在されて
いる。両端末成形用治具16、17、両端面成形用治具
24、25は、上記各部材に対応する寸法のものを用い
た。両端面成形用治具24、25の隆起面26、27
は、湾曲面により形成されている。その他、成形用筒型
11と両成形用蓋体12、13とを主体にして形成され
る成形空間42の有効長さ(高さ)は約275mmであ
る。
【0048】具体例1において、上端が開放状態にある
成形空間42内に棒状体38をセットし、かつ、所定量
の成形材料39を充填するとき、前記図2で述べた操作
ないし作業を行ない、ついで、成形空間42の上端を閉
じた。その後、加圧空間43内に圧力媒体(滑油)41
を注入し、成形用筒型11を1500kgf/cm2
圧力で約2分間加圧した。かくて、成形空間42内に
は、成形材料39による嵩密度の均一な、しかも、亀
裂、割れのない多孔質ガラス体40が、外径約86mm
φ、長さ約275mmの寸法で成形され、棒状体38に
も破断が生じなかった。
【0049】その後、約30分の時間をかけて加圧空間
43内の圧力媒体41を徐々に外部へ排出しつつ成形用
筒型11を復元させ、成形用筒型11の復元後、成形用
蓋体12を外して成形空間42内から棒状体38と共に
多孔質ガラス体40を取り出した。
【0050】さらに、その後、多孔質ガラス体40を1
250℃のCl2 、He雰囲気で精製(不純物の除去と
脱水)し、1660℃のHe雰囲気で透明ガラス化し
て、透明ガラス層となし、前記棒状体と透明ガラス層と
からなる光ファイバ用の石英系のガラス母材を得た。こ
のガラス母材は、外径約70mmφ、長さ約270mm
であり、棒状体と透明ガラス層との界面に気泡の存在が
みられなかった。以下は、上記母材を周知の加熱延伸法
で線引きして、コア径10μmφ、外径125μmφの
光ファイバをつくり、その線引き直後の光ファイバ外周
に、紫外線硬化性樹脂による外径400μmφの被覆層
を施した。具体例1で得られた被覆光ファイバは、気相
法を主体にして作製された光ファイバと同等の特性を有
していた。
【0051】具体例2 棒状体38、成形材料39としては、具体例1と同様の
ものを用いた。
【0052】成形用筒型11、両成形用蓋体12、1
3、両端末成形用治具16、17、両端面成形用治具2
4、25などの仕様も、図6の構造を採用した以外は、
具体例1と実質的に同じである。この場合、両端面成形
用治具24’、25’はシリコーンゴムからなる。
【0053】具体例2における成形操作も、成形用筒型
11を1400kgf/cm2 の圧力で加圧した以外
は、具体例1と同様にした。かくて、成形空間42内に
は、成形材料39による嵩密度の均一な、しかも、亀
裂、割れのない多孔質ガラス体40が、外径約86mm
φ、長さ約275mmの寸法で成形され、棒状体38に
も破断が生じなかった。
【0054】その後、約30分の時間をかけて加圧空間
43内の圧力媒体41を徐々に外部へ排出しつつ成形用
筒型11を復元させ、成形用筒型11の復元後、成形用
蓋体12を外して成形空間42内から棒状体38と共に
多孔質ガラス体40を取り出した。
【0055】以下は、具体例1と同様にして、多孔質ガ
ラス体40の脱水、透明ガラス化から被覆光ファイバの
作製までを行なった。具体例2で得られた被覆光ファイ
バも、具体例1と同等の特性を有していた。
【0056】具体例3 棒状体38としては、VAD法に基づいて作製された外
径約7.8mmφ、長さ約330mmの石英棒(純粋S
iO2 製)を用いた。成形材料39としては、造粒前の
平均粒径が0.5μm、造粒後の平均粒径が60μmの
シリカ粉末を用いた。
【0057】成形用筒型11としては、外径60mm
φ、内径50mmφ、長さ270mmのシリコーンゴム
からなるものを用いた。両成形用蓋体12、13として
は、成形用筒型11に対応する寸法のものを用いた。こ
れら成形用蓋体12、13の内面には、直径29mm
φ、深さ20mmの空所14、15が形成されており、
この場合の各空所14、15にも、前記と同じ応力吸収
部材22、23が介在されている。両端末成形用治具1
6、17、両端面成形用治具24、25は、上記各部材
に対応する寸法のものを用いた。両端面成形用治具2
4、25の隆起面26、27は、円錐面により形成され
ている。その他、成形用筒型11と両成形用蓋体12、
13とを主体にして形成される成形空間42の有効長さ
(高さ)は約245mmである。
【0058】具体例3における成形操作も、成形用筒型
11を1000kgf/cm2 の圧力で加圧した以外
は、具体例1、2と同様にした。かくて、成形空間42
内には、成形材料39による嵩密度の均一な、しかも、
亀裂、割れのない多孔質ガラス体40が、外径約43m
mφ、長さ約245mmの寸法で成形され、棒状体38
にも破断が生じなかった。
【0059】その後、具体例1、2と同様にして、成形
空間42内から棒状体38と共に多孔質ガラス体40を
取り出し、かつ、多孔質ガラス体40の軸心から棒状体
38を抜き取り、その残孔にSiO2 −GeO2 系の棒
状体を挿入した。この棒状体は、VAD法により作製さ
れたものであり、外径約7.8mmφ、長さ約300m
mである。
【0060】その後、具体例1、2と同様にして、多孔
質ガラス体40を脱水、透明ガラス化して外径約36m
mφ、長さ約240mmの透明ガラス体とし、さらに、
その後、具体例1、2と同様の手順で被覆光ファイバを
作製した。具体例3で得られた被覆光ファイバも、具体
例1と同等の特性を有していた。
【0061】具体例4 棒状体38、成形材料39として、具体例3と同じもの
を用い、成形装置として、具体例2と同じタイプのもの
を用いた。具体例4においても、具体例3と同様に成形
操作して、具体例3と同一仕様の多孔質ガラス体40を
得た。具体例4の場合、多孔質ガラス体40は嵩密度が
均一で亀裂、割れがなく、棒状体38にも破断が生じな
かった。以下、具体例3と同様の手順で被覆光ファイバ
までを作製したところ、具体例4で得られた被覆光ファ
イバも、具体例1と同等の特性を有していた。
【0062】上述した各具体例の場合、棒状体38の破
断確率を2%未満に抑制することができ、これととも
に、多孔質ガラス体40中の気泡残留率を従来のものと
の比較で約70%も低減させることができた。ちなみ
に、棒状体38の少なくとも一端部を成形空間42外に
突出させない従来技術の場合、さらには、成形空間42
の少なくとも一端面を隆起させない従来技術の場合、棒
状体38の破断確率が95%を越えることもある。本発
明に係る成形方法がこのように優れる理由は、既述のと
おり、成形時における棒状体38の応力が緩和され、成
形空間42内での成形材料39の充填密度が均一化し、
脱気が十分に行われるからである。
【0063】上述した各具体例では、石英系の多孔質ガ
ラス体、石英系のガラス母材として光ファイバ用のもの
をつくる例を述べたが、イメージファイバ用、ライトガ
イド用、ロッドレンズ用の母材なども、既述の内容に準
じて作製することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明に係る成形方法は、CIP手段に
て多孔質ガラス体を成形するとき、棒状体の少なくとも
一端部を成形空間外に突出させた状態で成形型を外部か
ら加圧するから、棒状体、多孔質ガラス体の亀裂、割れ
をかなり低い発生率に抑えて、成形品の歩留りを高める
ことができる。さらに、上記において、成形空間の少な
くとも一端面を所定の方向へ隆起させた場合は、成形空
間内での成形材料の充填密度が均一化し、脱気が十分に
行われるので、より高品質の成形品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形方法の一実施例を示した断面
図である。
【図2】図1の成形方法における成形準備段階を示した
断面図である。
【図3】本発明に係る成形方法で用いられる中心保持用
治具の一例を示した平面図である。
【図4】図3に示した中心保持用治具の断面図である。
【図5】図1の成形方法における成形空間について、別
の一例を示した要部断面図である。
【図6】図1の成形方法における成形空間について、さ
らに別の一例を示した要部断面図である。
【図7】本発明に係る成形方法に用いられる端面成形用
治具の他例を示した断面図である。
【図8】本発明に係る成形方法の他実施例を示した要部
断面図である。
【符号の説明】
11 成形用筒型 12 成形用蓋体 13 成形用蓋体 14 成形用蓋体の空所 15 成形用蓋体の空所 16 端末成形用治具 17 端末成形用治具 24 端面成形用治具 25 端面成形用治具 26 端面成形用治具の隆起面 27 端面成形用治具の隆起面 30 耐圧容器 31 耐圧容器の入口 32 耐圧容器の出口 38 棒状体 39 成形材料 40 多孔質ガラス体 41 圧力媒体 42 成形空間 43 加圧空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 継男 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 吉田 和昭 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型の成形空間内に棒状体を入れ、そ
    の棒状体の周囲に石英系のガラス粉末または石英系のガ
    ラス粉末を含む成形材料を充填した後、成形型を外部か
    ら加圧して、成形空間内に圧縮成形された多孔質ガラス
    体をつくる石英系多孔質ガラス体の成形方法において、
    前記棒状体の少なくとも一端部を前記成形空間外に突出
    させた状態で前記成形型を外部から加圧することを特徴
    とする石英系多孔質ガラス体の成形方法。
  2. 【請求項2】 成形空間の少なくとも一端側に隣接して
    空所を設けておき、その空所内に棒状体の端部を挿入す
    る請求項1記載の石英系多孔質ガラス体の成形方法。
  3. 【請求項3】 成形空間の少なくとも一端面をその成形
    空間内に向けて膨らんだ形状にしておく請求項1または
    2記載の石英系多孔質ガラス体の成形方法。
JP4023792A 1992-01-30 1992-01-30 石英系多孔質ガラス体の成形方法 Pending JPH05208837A (ja)

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JP4023792A JPH05208837A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 石英系多孔質ガラス体の成形方法
CA002088238A CA2088238C (en) 1992-01-30 1993-01-27 Method of manufacturing optical fiber preform
MYPI93000123A MY107768A (en) 1992-01-30 1993-01-28 Method of manufacturing optical fiber preform
US08/010,670 US5352259A (en) 1992-01-30 1993-01-28 Method of manufacturing optical fiber preform
CN93102370A CN1078309A (zh) 1992-01-30 1993-01-29 光纤预制件的制造方法
DE69312104T DE69312104T2 (de) 1992-01-30 1993-01-29 Verfahren zum Herstellen einer Vorform für optische Fasern
BR9300385A BR9300385A (pt) 1992-01-30 1993-01-29 Metodo de fabricar uma pre-forma de-fibra otica
EP93101433A EP0553868B1 (en) 1992-01-30 1993-01-29 Method of manufacturing optical fiber preform

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120092171A (ko) * 2009-12-03 2012-08-20 코닝 인코포레이티드 광 섬유 오버클래딩용 수트 가압

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20120092171A (ko) * 2009-12-03 2012-08-20 코닝 인코포레이티드 광 섬유 오버클래딩용 수트 가압
JP2013512851A (ja) * 2009-12-03 2013-04-18 コーニング インコーポレイテッド 光ファイバオーバークラッド形成のためのスート圧縮

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