JPH052085B2 - - Google Patents
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- JPH052085B2 JPH052085B2 JP25481184A JP25481184A JPH052085B2 JP H052085 B2 JPH052085 B2 JP H052085B2 JP 25481184 A JP25481184 A JP 25481184A JP 25481184 A JP25481184 A JP 25481184A JP H052085 B2 JPH052085 B2 JP H052085B2
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- Japan
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- strain
- strain gauge
- load cell
- silicone rubber
- fluorine
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- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 19
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L1/00—Measuring force or stress, in general
- G01L1/20—Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
- G01L1/22—Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress using resistance strain gauges
- G01L1/2287—Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress using resistance strain gauges constructional details of the strain gauges
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は主として秤に用いられるストレインゲ
ージ式のロードセルに関する。
ージ式のロードセルに関する。
(従来技術)
秤用等として用いられるロードセルは、加えら
れた荷重に対応する起歪体の歪量を該起歪体に貼
着されたストレインゲージによつて電気的に検出
するように構成したものであるが、特に水分や湿
気の多い環境で使用されることが多い秤用のロー
ドセルにあつては、所要の耐久性を得るために上
記ストレインゲージを水分や湿気から保護する必
要がある。そこで、従来においては、ストレイン
ゲージをシリコーンゴム、ブチルゴム、ポリウレ
タン等の高分子材料で被覆し、或いは金属箔でシ
ールする等の防湿処理が行われていた。
れた荷重に対応する起歪体の歪量を該起歪体に貼
着されたストレインゲージによつて電気的に検出
するように構成したものであるが、特に水分や湿
気の多い環境で使用されることが多い秤用のロー
ドセルにあつては、所要の耐久性を得るために上
記ストレインゲージを水分や湿気から保護する必
要がある。そこで、従来においては、ストレイン
ゲージをシリコーンゴム、ブチルゴム、ポリウレ
タン等の高分子材料で被覆し、或いは金属箔でシ
ールする等の防湿処理が行われていた。
然るに、これらの防湿処理によると、高分子材
料や金属箔等の被覆材がストレインゲージに直接
接着されるため、起歪体の変形に伴うストレイン
ゲージの伸縮が該被覆材によつて束縛されること
になつて、起歪体の歪量、即ち負荷された荷重を
正しく検出できないことになり、特にこれらの被
覆材がクリープ誤差の原因となる。第8図はこの
クリープ誤差について、10Kgの荷重を10分間負荷
した時のロードセルの出力電圧を測定した実験結
果を示すもので、実線部は被覆処理が行われてい
ないロードセルの出力、点線部はシリコーンゴム
によつて直接ストレインゲージを被覆したロード
セルの出力である。この第8図よりわかるよう
に、シリコーンゴムによりストレインゲージを被
覆したロードセルの出力は、該シリコーンゴムに
よつてストレインゲージの伸縮が束縛されるため
に、荷重の負荷時或いは除荷時における起歪体の
歪みに対する応答性が悪く、時間の経過と共に被
覆処理が行われていないロードセルの出力に接近
するように変化し、一定の時間の経過後にようや
く正規の出力値となる。従つて、一定時間の経過
前においては出力値が荷重値を正しく示さないこ
とになる。また、上記のようなクリープ特性は、
ストレインゲージを被覆するシリコーンゴム等の
被覆材の塗布手段や塗布量の差異に伴つて変化す
るため、各ロードセル間に精度のバラツキを生じ
させる原因となる。
料や金属箔等の被覆材がストレインゲージに直接
接着されるため、起歪体の変形に伴うストレイン
ゲージの伸縮が該被覆材によつて束縛されること
になつて、起歪体の歪量、即ち負荷された荷重を
正しく検出できないことになり、特にこれらの被
覆材がクリープ誤差の原因となる。第8図はこの
クリープ誤差について、10Kgの荷重を10分間負荷
した時のロードセルの出力電圧を測定した実験結
果を示すもので、実線部は被覆処理が行われてい
ないロードセルの出力、点線部はシリコーンゴム
によつて直接ストレインゲージを被覆したロード
セルの出力である。この第8図よりわかるよう
に、シリコーンゴムによりストレインゲージを被
覆したロードセルの出力は、該シリコーンゴムに
よつてストレインゲージの伸縮が束縛されるため
に、荷重の負荷時或いは除荷時における起歪体の
歪みに対する応答性が悪く、時間の経過と共に被
覆処理が行われていないロードセルの出力に接近
するように変化し、一定の時間の経過後にようや
く正規の出力値となる。従つて、一定時間の経過
前においては出力値が荷重値を正しく示さないこ
とになる。また、上記のようなクリープ特性は、
ストレインゲージを被覆するシリコーンゴム等の
被覆材の塗布手段や塗布量の差異に伴つて変化す
るため、各ロードセル間に精度のバラツキを生じ
させる原因となる。
(発明の目的)
本発明は、起歪体にストレインゲージを貼着し
てなるロードセルにおける上記の如き問題に対処
するもので、ストレインゲージの伸縮を阻害しな
いように該ストレインゲージを防湿処理すること
により、ロードセルとしての精度の低下やクリー
プ誤差を来たすことなく、該ロードセルの耐久性
の向上を図ることを目的とする。
てなるロードセルにおける上記の如き問題に対処
するもので、ストレインゲージの伸縮を阻害しな
いように該ストレインゲージを防湿処理すること
により、ロードセルとしての精度の低下やクリー
プ誤差を来たすことなく、該ロードセルの耐久性
の向上を図ることを目的とする。
(発明の構成)
即ち、本発明に係るロードセルは、起歪体に設
けられた低剛性部にストレインゲージが貼着さ
れ、且つ該ストレインゲージが高分子材料で被覆
される構成において、上記ストレインゲージの上
に、上記高分子材料に対して接着性を有しないフ
ツ素系ポリマーが薄く塗布し、その上から該スト
レインゲージ及びフツ素系ポリマーを上記高分子
材料によつて被覆したことを特徴とする。
けられた低剛性部にストレインゲージが貼着さ
れ、且つ該ストレインゲージが高分子材料で被覆
される構成において、上記ストレインゲージの上
に、上記高分子材料に対して接着性を有しないフ
ツ素系ポリマーが薄く塗布し、その上から該スト
レインゲージ及びフツ素系ポリマーを上記高分子
材料によつて被覆したことを特徴とする。
このような構成によれば、上記フツ素系ポリマ
ーはシリコーンゴム等の被覆材に比較して極めて
薄く塗布されるので、ストレインゲージに直接接
着されても該ストレインゲージの伸縮を妨げるこ
とがなく、且つこの上から被覆される高分子材料
に対しては接着性を全く有しないので、ストレイ
ンゲージが該フツ素系ポリマーを介してシリコー
ンゴム等に束縛されることもない。
ーはシリコーンゴム等の被覆材に比較して極めて
薄く塗布されるので、ストレインゲージに直接接
着されても該ストレインゲージの伸縮を妨げるこ
とがなく、且つこの上から被覆される高分子材料
に対しては接着性を全く有しないので、ストレイ
ンゲージが該フツ素系ポリマーを介してシリコー
ンゴム等に束縛されることもない。
尚、上記フツ素系ポリマーとしては、例えば、
フロラード、フタージエント(いずれも商品名)
等が使用される。
フロラード、フタージエント(いずれも商品名)
等が使用される。
(実施例)
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。
する。
第1図はロードセルを秤に用いた状態を示すも
ので、該ロードセル1は秤本体Aとその上部に備
えられた計量皿Bとの間にブラケツトC,Dを介
して片持ち状に支持され、上記計量皿B上に載置
された被計量物の重量が一端部に負荷されるよう
になつている。次に、第2図により該ロードセル
1の構成を説明すると、該ロードセル1の本体と
なる起歪体2は、上記ブラケツトCを介して秤本
体Aに固定される一端の固定剛体部3と、上記ブ
ラケツトDを介して計量皿Bが固着される他端の
可動剛体部4と、両剛体部3,4の上、下端部間
に設けられた上部ビーム部5及び下部ビーム部6
とによつて中空の四辺形状とされている。そし
て、上記上部ビーム部5及び下部ビーム部6に
は、半円状の切込み5a,6aによつて肉厚が薄
くされた低剛性部5b,6bが夫々2箇所づつ形
成され、且つ各低剛性部5b,5b,6b,6b
の表面にストレインゲージ7……7が夫々貼着さ
れている。尚、第3,4図に示すようにストレイ
ンゲージ7は、ベース8上にフオイルでなる抵抗
線9を蛇行状に配設すると共に、その上からカバ
ー10を被覆し、且つ上記抵抗線9の両端にリー
ド線11を接続した構成とされている。
ので、該ロードセル1は秤本体Aとその上部に備
えられた計量皿Bとの間にブラケツトC,Dを介
して片持ち状に支持され、上記計量皿B上に載置
された被計量物の重量が一端部に負荷されるよう
になつている。次に、第2図により該ロードセル
1の構成を説明すると、該ロードセル1の本体と
なる起歪体2は、上記ブラケツトCを介して秤本
体Aに固定される一端の固定剛体部3と、上記ブ
ラケツトDを介して計量皿Bが固着される他端の
可動剛体部4と、両剛体部3,4の上、下端部間
に設けられた上部ビーム部5及び下部ビーム部6
とによつて中空の四辺形状とされている。そし
て、上記上部ビーム部5及び下部ビーム部6に
は、半円状の切込み5a,6aによつて肉厚が薄
くされた低剛性部5b,6bが夫々2箇所づつ形
成され、且つ各低剛性部5b,5b,6b,6b
の表面にストレインゲージ7……7が夫々貼着さ
れている。尚、第3,4図に示すようにストレイ
ンゲージ7は、ベース8上にフオイルでなる抵抗
線9を蛇行状に配設すると共に、その上からカバ
ー10を被覆し、且つ上記抵抗線9の両端にリー
ド線11を接続した構成とされている。
然して、第3,4図に示すように、各ストレイ
ンゲージ7の上にはシリコーンゴムに対して接着
性を有しないフツ素系ポリマー12が薄く塗布さ
れていると共に、その上から該フツ素系ポリマー
12を完全に覆うようにシリコーンゴム13が塗
布又はデイツピング処理等によつてコーテイング
されている。
ンゲージ7の上にはシリコーンゴムに対して接着
性を有しないフツ素系ポリマー12が薄く塗布さ
れていると共に、その上から該フツ素系ポリマー
12を完全に覆うようにシリコーンゴム13が塗
布又はデイツピング処理等によつてコーテイング
されている。
上記の構造によれば、起歪体2の各低剛性部5
b,5b,6b,6bの表面に貼着されたストレ
インゲージ7……7は、シリコーンゴム13,1
3によつて水分や湿気から保護されることにな
る。一方、各ストレインゲージ7とシリコーンゴ
ム13との間には夫々フツ素系ポリマー12が介
在されているが、該フツ素系ポリマー12は極め
て薄く塗布され、しかもシリコーンゴム13に対
しては接着性を有しないのであり、従つて各スト
レインゲージ7はフツ素系ポリマー12によつて
伸縮を妨げられることはなく、且つシリコーンゴ
ム13とは分離された状態となる。そのため、第
1図に示す計量皿Bに被計量物を載置した場合に
おいて、起歪体2における可動剛体部4が下方に
変位することに伴つて上部ビーム部5及び下部ビ
ーム部6の各低剛性部5b,5b,6b,6bの
表面が伸張又は伸縮した際に、これらの低剛性部
5b,5b,6b,6bの表面に貼着された上記
各ストレインゲージ7……7がシリコーンゴム1
3,13によつて束縛されることなく、低剛性部
5b,5b,6b,6bの表面の伸縮に忠実に追
従して伸縮することになる。これにより、起歪体
2の歪量、即ち上記被計量物の重量がストレイン
ゲージ7……7からの電気出力として精度良く検
出されることになる。
b,5b,6b,6bの表面に貼着されたストレ
インゲージ7……7は、シリコーンゴム13,1
3によつて水分や湿気から保護されることにな
る。一方、各ストレインゲージ7とシリコーンゴ
ム13との間には夫々フツ素系ポリマー12が介
在されているが、該フツ素系ポリマー12は極め
て薄く塗布され、しかもシリコーンゴム13に対
しては接着性を有しないのであり、従つて各スト
レインゲージ7はフツ素系ポリマー12によつて
伸縮を妨げられることはなく、且つシリコーンゴ
ム13とは分離された状態となる。そのため、第
1図に示す計量皿Bに被計量物を載置した場合に
おいて、起歪体2における可動剛体部4が下方に
変位することに伴つて上部ビーム部5及び下部ビ
ーム部6の各低剛性部5b,5b,6b,6bの
表面が伸張又は伸縮した際に、これらの低剛性部
5b,5b,6b,6bの表面に貼着された上記
各ストレインゲージ7……7がシリコーンゴム1
3,13によつて束縛されることなく、低剛性部
5b,5b,6b,6bの表面の伸縮に忠実に追
従して伸縮することになる。これにより、起歪体
2の歪量、即ち上記被計量物の重量がストレイン
ゲージ7……7からの電気出力として精度良く検
出されることになる。
次に第5〜7図に示す本発明の第2実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第5,6図に示すように、この実施例における
ロードセル21の起歪体22は、下端の固定剛体
部23と荷重が負荷される上端の可動剛体部24
と、両剛体部23,24間に設けられた小径の低
剛性部25とによつてコラム状に構成され、該低
剛性部25の周囲に複数のストレインゲージ26
……26が貼着されている。そして、各ストレイ
ンゲージ26……26を覆うように低剛性部25
には前記第1実施例と同様のシリコーンゴムに対
して接着性を有しないフツ素系ポリマー27が薄
く塗布されていると共に、その上に各剛体部2
3,24及び低剛性部25の全体にわたるシリコ
ーンゴム層28が設けられている。ここで、各剛
体部23,24の周面におけるシリコーンゴム層
28との接触面は物理的に表面を粗くしたり、プ
ライマー処理等を施すことによりシリコーンゴム
層28との接着力が高められており、これにより
ストレインゲージ26……26の接着部への水分
や湿気の侵入を効果的に防止するように図られて
いる。
ロードセル21の起歪体22は、下端の固定剛体
部23と荷重が負荷される上端の可動剛体部24
と、両剛体部23,24間に設けられた小径の低
剛性部25とによつてコラム状に構成され、該低
剛性部25の周囲に複数のストレインゲージ26
……26が貼着されている。そして、各ストレイ
ンゲージ26……26を覆うように低剛性部25
には前記第1実施例と同様のシリコーンゴムに対
して接着性を有しないフツ素系ポリマー27が薄
く塗布されていると共に、その上に各剛体部2
3,24及び低剛性部25の全体にわたるシリコ
ーンゴム層28が設けられている。ここで、各剛
体部23,24の周面におけるシリコーンゴム層
28との接触面は物理的に表面を粗くしたり、プ
ライマー処理等を施すことによりシリコーンゴム
層28との接着力が高められており、これにより
ストレインゲージ26……26の接着部への水分
や湿気の侵入を効果的に防止するように図られて
いる。
この実施例においても、上記各ストレインゲー
ジ26……26とシリコーンゴム層28との間に
はフツ素系ポリマー27が介在しているので、該
ストレインゲージ26……26がシリコーンゴム
層28によつて束縛されることがなく、荷重に対
応する低剛性部25の歪を精度良く検出すること
になる。
ジ26……26とシリコーンゴム層28との間に
はフツ素系ポリマー27が介在しているので、該
ストレインゲージ26……26がシリコーンゴム
層28によつて束縛されることがなく、荷重に対
応する低剛性部25の歪を精度良く検出すること
になる。
尚、この実施例におけるシリコーンゴム層28
は、例えば第7図に示すようなポツテイング法に
より形成される。つまり、剛体部23,24につ
いてはプライマー処理或は表面を粗くする処理を
施し、且つ低剛性部25にはストレインゲージ2
6……26を覆うようにフツ素系ポリマー27を
塗布した起歪体22をポツト状の鋳型30内にセ
ツトし、然る後、起歪体22の周りに主剤と硬化
剤の2液を混合させた熱硬化型のシリコーンゴム
を流し込む。そして、約100℃で1時間程加熱し
て該シリコーンゴムを硬化させ、その後鋳型30
から製品を取り出す。これにより第5,6図に示
す如きロードセル21が得られる。
は、例えば第7図に示すようなポツテイング法に
より形成される。つまり、剛体部23,24につ
いてはプライマー処理或は表面を粗くする処理を
施し、且つ低剛性部25にはストレインゲージ2
6……26を覆うようにフツ素系ポリマー27を
塗布した起歪体22をポツト状の鋳型30内にセ
ツトし、然る後、起歪体22の周りに主剤と硬化
剤の2液を混合させた熱硬化型のシリコーンゴム
を流し込む。そして、約100℃で1時間程加熱し
て該シリコーンゴムを硬化させ、その後鋳型30
から製品を取り出す。これにより第5,6図に示
す如きロードセル21が得られる。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、起歪体に設けら
れた低剛性部にストレインゲージが貼着されてな
るロードセルにおいて、上記ストレインゲージの
上にシリコーンゴム等の高分子材料に対して接着
性を有しないフツ素系ポリマーを薄く塗布すると
共に、その上から高分子材料で被覆する構成とし
たから、ストレインゲージが起歪体の変形に伴う
伸縮を上記高分子材料によつて束縛されることな
く、該高分子材料によつて水分や湿気から保護さ
れることになる。これにより、水分や湿気の多い
環境で使用されることが多い秤用のロードセルと
して、耐久性に優れ且つ秤量精度の良いロードセ
ルが実現される。
れた低剛性部にストレインゲージが貼着されてな
るロードセルにおいて、上記ストレインゲージの
上にシリコーンゴム等の高分子材料に対して接着
性を有しないフツ素系ポリマーを薄く塗布すると
共に、その上から高分子材料で被覆する構成とし
たから、ストレインゲージが起歪体の変形に伴う
伸縮を上記高分子材料によつて束縛されることな
く、該高分子材料によつて水分や湿気から保護さ
れることになる。これにより、水分や湿気の多い
環境で使用されることが多い秤用のロードセルと
して、耐久性に優れ且つ秤量精度の良いロードセ
ルが実現される。
第1図は本発明の第1実施例に係るロードセル
の一使用状態を示す正面図、第2図は該ロードセ
ルの単体正面図、第3,4図は該ロードセルの要
部拡大平面図及び要部拡大縦断正面図、第5図は
本発明の第2実施例に係るロードセルを示す縦断
正面図、第6図は第5図−線で切断した拡大
横断面図、第7図は該実施例に係るロードセルの
一製造工程を示す説明図である。また、第8図は
従来の問題点を示すロードセルのクリープ特性を
示すグラフである。 1,21……ロードセル、2,22……起歪
体、5b,6b,25……低剛性部、7,26…
…ストレインゲージ、12,27……フツ素系ポ
リマー、13,28……高分子材料(シリコーン
ゴム等)。
の一使用状態を示す正面図、第2図は該ロードセ
ルの単体正面図、第3,4図は該ロードセルの要
部拡大平面図及び要部拡大縦断正面図、第5図は
本発明の第2実施例に係るロードセルを示す縦断
正面図、第6図は第5図−線で切断した拡大
横断面図、第7図は該実施例に係るロードセルの
一製造工程を示す説明図である。また、第8図は
従来の問題点を示すロードセルのクリープ特性を
示すグラフである。 1,21……ロードセル、2,22……起歪
体、5b,6b,25……低剛性部、7,26…
…ストレインゲージ、12,27……フツ素系ポ
リマー、13,28……高分子材料(シリコーン
ゴム等)。
Claims (1)
- 1 起歪体に設けられた低剛性部にストレインゲ
ージが貼着され、且つ該ストレインゲージが高分
子材料で被覆されてなるロードセルであつて、上
記ストレインゲージの上に、上記高分子材料に対
して接着性を有しないフツ素系ポリマーが薄く塗
布され、その上から該ストレインゲージ及びフツ
素系ポリマーが上記高分子材料によつて被覆され
ていることを特徴とするロードセル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25481184A JPS61132831A (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | ロ−ドセル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25481184A JPS61132831A (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | ロ−ドセル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61132831A JPS61132831A (ja) | 1986-06-20 |
JPH052085B2 true JPH052085B2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=17270210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25481184A Granted JPS61132831A (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | ロ−ドセル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61132831A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0663881B2 (ja) * | 1986-12-19 | 1994-08-22 | 工業技術院長 | 圧覚センサ |
JPH02193031A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | Kubota Ltd | ロードセル |
JPH02150537U (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-26 | ||
JPH07113587B2 (ja) * | 1991-02-27 | 1995-12-06 | 計測技販株式会社 | 衝撃荷重用ロードセル |
-
1984
- 1984-12-01 JP JP25481184A patent/JPS61132831A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS61132831A (ja) | 1986-06-20 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |