JPH05208050A - 拡張カテーテル用バルーン外径調節具、それを具備した拡張カテーテル及びその拡張カテーテルの使用方法 - Google Patents

拡張カテーテル用バルーン外径調節具、それを具備した拡張カテーテル及びその拡張カテーテルの使用方法

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JPH05208050A
JPH05208050A JP4613892A JP4613892A JPH05208050A JP H05208050 A JPH05208050 A JP H05208050A JP 4613892 A JP4613892 A JP 4613892A JP 4613892 A JP4613892 A JP 4613892A JP H05208050 A JPH05208050 A JP H05208050A
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Abstract

(57)【要約】 血管形成術において、拡張不充分であった狭窄部や他
に存在する新たな狭窄部を、拡張カテーテルを交換する
ことなく、バルーンの外径よりも大きく拡張できる拡張
カテーテル用バルーン外径調節具を提供する。 【構成】 血管形成術用拡張カテーテル1のシャフト2
の先端部に設けたバルーン3の外径を調節する用具11
であってシャフト2の外周にシャフト2に沿って摺動自
在に嵌装される拡縮自在の短管状調節具本体12と調節
具本体12に一端が接続された調節具本体移動用線条体
13とを具備してなり、調節具本体12が収縮したバル
ーン3の外周に移動してバルーン3の膨張により拡径す
るように構成されている 【効果】 煩雑な拡張カテーテル1の交換が不要になる
ので、治療費が低減する。また、調節具本体12はシャ
フト2に単純に嵌装するものであるので、拡張カテーテ
ル1の操作性を損わず、新しい操作技術や経験が不要で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血管形成術に使用する
拡張カテーテル用バルーン外径調節具、それを具備した
拡張カテーテル及びその拡張カテーテルの使用方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冠状動脈等の狭窄した動脈の
手術として採用されている血管形成術には、中空のシャ
フトの先端部にバルーンを備えた拡張カテーテルが使用
される。このバルーンは、非弾性体で、ポリエチレンや
ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂を延伸して膨
張・収縮自在に成形され、その膨張時の外径は通常2.
0、2.5、3.0、3.5、4.0mmに設定されてい
る。
【0003】上記拡張カテーテルを用いて血管形成術を
行なうには、まず、バルーンが非弾性体であるので、造
影所見から狭窄部領域の血管内径を判断して、該血管内
径に適合する大きさのバルーンを備えた拡張カテーテル
を選定する。次に、その拡張カテーテルを経皮的に患者
の動脈系に挿入してバルーンを狭窄部内に定置し、充分
な圧力でバルーンを膨張させて狭窄部領域を径方向に拡
張する。手術後に、拡張した血管内径を造影で確認して
治療を終了している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記血管形成
術においては、狭窄部内に定置したバルーンの外径が不
足して、他の拡張カテーテルに交換しなければならない
場合が少なからず発生する。例えば、同一又は異なる動
脈に複数の狭窄部が存在するような場合や拡張カテーテ
ルのバルーンの外径が小さ過ぎた場合である。この拡張
カテーテルの交換は、操作が繁雑で、時間が掛かるもの
である。
【0005】即ち、拡張カテーテルからガイドワイヤー
を取り除いて長い交換ワイヤーを拡張カテーテル中に挿
入し、次いで交換ワイヤーを固定して拡張カテーテルを
引くことにより患者から拡張カテーテルを取り除き、新
しい拡張カテーテルを交換ワイヤーに沿って狭窄部内に
挿入し、最後に交換ワイヤーを短いガイドワイヤーに置
き換え、このガイドワイヤーを拡張カテーテルの操作や
定置に使用するという煩雑なものである。
【0006】そこで、上記のような面倒な拡張カテーテ
ルの交換を不要にするために、1個のシャフトに異なっ
た外径のバルーンを複数個設けた拡張カテーテルが特開
昭63−132667号公報及び特開昭63−1778
68号公報に提案されている。特開昭63−13266
7号公報記載の拡張カテーテルは、外径の異なる複数個
のバルーンをシャフト上に縦方向に並べて設けたもので
あるが、これには、シャフトの基部側の大径のバルーン
から先端側に延伸しているシャフトの長さが長くなるた
め、基部側のバルーンを定置することができる範囲が冠
状動脈の基部側の領域に限定されてしまうという問題が
ある。また、特開昭63−177868号公報記載の拡
張カテーテルは、大小2個のバルーンをシャフトの先端
部に同心状に設けたものであるが、これには、バルーン
を収縮させたときの外径が大きくなり、狭窄部内にバル
ーンを挿入することが困難になるという問題がある。
【0007】本発明は、新規の拡張カテーテル用バルー
ン外径調節具を提供することにより、上述のような問題
点を取り除くことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の拡張カテーテル用バルーン外径調節具は、
拡張カテーテルのシャフトの外周に該シャフトに沿って
摺動自在に嵌装される拡縮自在の短管状調節具本体と該
調節具本体に一端が接続された調節具本体移動用線条体
とを具備してなり、前記調節具本体が収縮したバルーン
の外周に移動してバルーンの膨張により拡径するように
構成されている。
【0009】そして、前記調節具本体には、可撓性高分
子フィルムを短管状に巻回してなるものや、弾性を有す
るフィルムからなる短管状の心部の外周及び/又は内周
に複数個の可撓性フィルムからなる帯状片を心部の軸線
方向に固着してなるものを使用する。なお、後者の調節
具本体は、心部の軸線方向に少なくとも1個所開閉自在
に分割することが好ましい。
【0010】また、上記拡張カテーテル用バルーン外径
調節具を具備した拡張カテーテルは次のように使用され
る。即ち、上記拡張カテーテル用バルーン外径調節具の
調節具本体をシャフトの外周に嵌装した拡張カテーテル
による血管形成術において、血管内の一狭窄部を拡張し
た前記拡張カテーテルのバルーンを収縮させてその狭窄
部内にそのまま定置するか又は新たな狭窄部内に移動さ
せて定置し、前記調節具本体をそれに接続した線条体に
より前記シャフトに沿って前記収縮したバルーンの外周
に移動させて定置し、然る後に前記収縮したバルーンを
膨張させて前記調節具本体を拡径することにより、拡張
カテーテルを交換することなく、一度拡張した狭窄部又
は新たな狭窄部をバルーンの外径よりも大きく拡張す
る。
【0011】
【作用】上記構成の拡張カテーテル用バルーン外径調節
具を具備した拡張カテーテルによれば、狭窄部をバルー
ンの外径により拡張できるのみならず、バルーンの外径
が不足する場合でも、バルーンの外周に調節具本体を定
置し、バルーンを膨張させて調節具本体を拡径すること
により、拡張カテーテルを交換することなく、バルーン
の外径に調節具本体の厚さを加えた大きさに狭窄部を拡
張することができる。しかも、調節具本体は必要な時に
のみ血管内に挿入すればよいので、従来のシャフトに複
数個のバルーンを縦方向に又は同心状に設けた拡張カテ
ーテルのように、バルーンを定置できる範囲が制限され
たり、収縮バルーンを狭窄部内に挿入することが困難に
なるということはない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図8に基づい
て説明する。 実施例1 本実施例は、図1に示すように、通常の血管形成術用拡
張カテーテル1に本発明に係る拡張カテーテル用バルー
ン外径調節具11を装着してなる。拡張カテーテル1
は、中空のシャフト2の先端部に血管内の狭窄部を拡張
するためのバルーン3を設け、シャフト2の基部4にガ
イドワイヤー挿入口5及びバルーン膨張・収縮口6を設
けている。バルーン3は、非弾性体で、ポリエチレンや
ボリエチレンテレフタレート等の合成樹脂を延伸して膨
張・収縮自在に成形されている。そして、膨張時の外径
は通常2.0、2.5、3.0、3.5、4.0mmに設
定され、収縮時の外径は狭窄部内の通過を容易にするた
めに充分に小さく設定されている。また、狭窄部を含む
冠状動脈が屈曲しているので、充分な可撓性を付与され
ている。ガイドワイヤー挿入口5は、拡張カテーテル1
の操作・定置に使用するガイドワイヤーをシャフト2内
に挿通するためのものであり、またバルーン膨張・収縮
口6は、バルーン3を膨張させる液体を供給したり、そ
の液体を除去してバルーン3を収縮させるためのもので
ある。
【0013】拡張カテーテル用バルーン外径調節具11
は、シャフト2の基部4側の外周にシャフト2に沿って
摺動自在に嵌装された調節具本体12と調節具本体12
に一端が接続された調節具本体移動用線条体13とを具
備してなるものである。
【0014】調節具本体12は収縮したバルーン3の外
周に移動してバルーン3の膨張により拡径し、血管内の
狭窄部をバルーン3の外径にその厚さを加えた大きさに
拡張するためのもので、短管状に、かつバルーン3の膨
張・収縮に追随して拡径・縮径するように形成される。
【0015】調節具本体12の材料には、生体に有害な
不純物や溶出物を含まず安全であり、バルーン3の膨張
により厚さが大きく変化することがなく、血管の屈曲部
分を容易に通過するために柔軟性を有し、シャフト2の
外周、案内カテーテル7の内周及び血管内周との滑りが
良好な材料を使用する。例えば、エラストマーの表面に
超疎水性物質又は超親水性物質をコーティングしたもの
や、エラストマーにフィラー等を混合して表面に小さな
凹凸を形成することにより摩擦係数を減少したものなど
が適している。また、調節具本体12の長さは、長過ぎ
ると血管の屈曲部の通過が困難になり、逆に短過ぎると
正確な位置決めが困難になるので、バルーン3の長さと
同程度に設定される。
【0016】なお、調節具本体12は、シャフト2と案
内カテーテル7との間隙を移動して収縮したバルーン3
の外周に定置されるため、その内径がシャフト2の外径
及び収縮したバルーン3の外径よりも大きく、かつその
外径が案内カテーテル7の内径よりも小さく設定される
ことはいうまでもない。
【0017】本実施例では、図3及び図4に示すような
調節具本体12を使用している。この調節具本体12
は、図示のように、可撓性を有する高分子フィルム14
を短管状に拡縮自在に巻回してなるもので、必要に応じ
て何時でもシャフト2の外周に嵌装できる利点を有す
る。
【0018】また、線条体13は、調節具本体12をシ
ャフト2に沿ってシャフト2の基部4側から先端部に移
動させ、収縮したバルーン3の外周に定置するためのも
ので、その一端が調節具本体12の端面に接続される。
線条体13は、拡張カテーテル1の長さ(通常は135
cm)と同等以上の長さを有し、調節具本体12を移動さ
せるとき生体組織を損傷せず均一なトルクコントロール
を可能にするために断面形状が円形又は楕円形に形成さ
れ、その最大径は調節具本体12の厚さ以下に設定され
る。また、線条体13の材料には、生体に対して安全
で、調節具本体12をバルーン3まで推進するために充
分なプッシャビリティーとトラッカビリティーとを有す
る材料、例えばステンレス線のような金属線を使用す
る。特に、拡張カテーテル1のガイドワイヤーに使用す
るワイヤーが最適である。
【0019】次に、上記構成の拡張カテーテル用バルー
ン外径調節具11を具備した拡張カテーテル1の使用方
法について説明する。血管形成術を行なう医師は、ま
ず、バルーン3が非弾性体であるため、造影所見から狭
窄部領域の血管内径を判断して、該血管内径に適合する
大きさのバルーン3を備えた拡張カテーテル1を選定
し、バルーン3に見合う大きさの調節具本体12をシャ
フト2の基部4側の外周に嵌装しておく。但し、本実施
例の調節具本体12は、必要に応じて何時でもシャフト
2の外周に嵌装できるので、使用直前にシャフト2に嵌
装してもよい。
【0020】次に、血管形成術で血管内の一狭窄部を拡
張した後、膨張したバルーン3を収縮させる。そして、
狭窄部の拡張が不充分の場合には、収縮したバルーン3
を該狭窄部内にそのまま定置し、また他にバルーン3の
外径よりも大きく拡張しなければならない新たな狭窄部
が存在する場合には、収縮したバルーン3を新たな狭窄
部内に移動させて定置する。
【0021】次に、シャフト2の外周にある調節具本体
12を線条体13によりシャフト2に沿って血管内に挿
入し、さらにシャフト2の先端部に移動させて収縮した
バルーン3の外周に定置する。然る後に、図2及び図4
に示すように、収縮したバルーン3を膨張させて調節具
本体12を拡径することにより狭窄部を拡張する。
【0022】かくして、血管形成術の間において拡張カ
テーテル1を取り出し交換することなく、前記のような
拡張が不充分であった狭窄部又は新たな狭窄部をバルー
ン3の外径に高分子フィルム14の厚さを加えた大きさ
に拡張することができる。狭窄部を拡張した後は、バル
ーン3を収縮させて調節具本体12を縮径し、拡張カテ
ーテル1とともにバルーン外径調節具11を体外に取り
出して治療を終了する。
【0023】実施例2 本実施例では、実施例1における調節具本体12の代わ
りに図5及び図6に示す調節具本体12を使用してお
り、その他の構成は実施例1と同じである。この調節具
本体12は、図示のように、弾性を有するフィルムから
なり、短管状にかつ拡縮自在に形成された心部15の外
周及び/又は内周(図示のものは外周)に、複数個の可
撓性フィルムからなる帯状片16を心部15の軸線に沿
って固着してなるもので、帯状片16の端面に線条体1
3の一端が接続されている。そして、バルーン3の外周
に定置されたとき、バルーン3の膨張・収縮に追随して
拡径・縮径し、バルーン3の外径に心部15及び帯状片
16の厚さの合計を加えた大きさに狭窄部を拡張する。
この調節具本体12は、実施例1の場合とは異なり、そ
の構造上、血管形成術を行なう前にシャフト2の外周に
予め嵌装しておく必要がある。
【0024】実施例3 本実施例では、実施例2における調節具本体12を更に
改良した調節具本体12を使用しており、その他の構成
は実施例2と同じである。この調節具本体12は、図7
及び図8に示すように、実施例2における帯状片16の
少なくとも1個(図示のものは1個)を心部15の軸線
方向の分割線X−Xで2個の分割片17、18に分割
し、心部15を分割線X−Xに沿って開閉自在に切断し
てなるものである。両分割片17、18は、分割線X−
Xの中間に互いに嵌合可能な凹部19と凸部20とが形
成されるとともに、凹部19の両側及び凸部20を貫通
してピン挿入孔21が 穿設され、ピン挿入孔21に挿
通した線条ピン22により接離自在に接合されている。
【0025】この調節具本体12は、図8に示すよう
に、ピン挿入孔21から線条ピン22を引き抜き、分割
線X−Xで口を開いてシャフト2の外周に嵌装できるの
で、実施例2に比し、必要に応じて何時でもシャフト2
に嵌装できるという利点を有する。その他の作用・効果
は実施例2と同じである。
【0026】なお、拡張カテーテル1は大別してオーバ
・ザ・ワイヤー(Over the wire)方式、モノレール方
式、ガイドワイヤーと拡張カテーテルが一体化した操縦
可能な方式及びバルーンを膨張させた時バルーンの中枢
側から末梢側に血液が流れる灌流方式の4方式に分類さ
れるが、本発明に係る拡張カテーテル用バルーン外径調
節具11は何れの方式にも適用可能である。中でも、操
縦可能な方式は、そのガイドワイヤーを拡張カテーテル
1に固定するので、ガイドワイヤーを狭窄部に残したま
ま拡張カテーテル1を交換することができない。そのた
め、本発明をこの方式に適用すれば特に効果的である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る拡張
カテーテル用バルーン外径調節具は、その調節具本体が
拡張カテーテルのバルーン外周に定置されて、バルーン
の膨張・収縮に追随して拡径・縮径するように形成され
ているので、血管内の狭窄部をバルーンの外径に調節具
本体の厚さを加えた大きさに拡張することができる。
【0028】したがって、拡張カテーテル用バルーン外
径調節具を具備した拡張カテーテルによれば、血管形成
術において一度拡張した狭窄部が拡張不充分であった場
合や、他にバルーンの外径よりも大きく拡張しなければ
ならない新たな狭窄部が存在する場合でも、血管内に挿
入した拡張カテーテルを交換することなく、前記のよう
な拡張不充分な狭窄部や新たな狭窄部をバルーンの外径
よりも大きく拡張することができ、治療費の削減に役立
つ。
【0029】また、拡張カテーテル用バルーン外径調節
具は、その調節具本体をシャフトに単純に付設するもの
であるので、拡張カテーテルの操作性を損わず、また新
しい操作技術や経験を必要としない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す拡張カテーテルの概略
図である。
【図2】図1における調節具本体の拡径状態を示す部分
拡大図である。
【図3】図1における拡張カテーテル用バルーン外径調
節具の拡大斜視図である。
【図4】図3における調節具本体の拡径状態を示す拡大
斜視図である。
【図5】本発明の実施例2の拡張カテーテルに使用した
拡張カテーテル用バルーン外径調節具の斜視図である。
【図6】図5における調節具本体の拡径状態を示す斜視
図である。
【図7】本発明の実施例3の拡張カテーテルに使用した
拡張カテーテル用バルーン外径調節具の斜視図である。
【図8】図7における調節具本体を分割線で開いた状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 拡張カテーテル 2 シャフト 3 バルーン 11 拡張カテーテル用バルーン外径調節具 12 調節具本体 13 線条体 14 高分子フィルム 15 心部 16 帯状片 17 分割片 18 分割片 19 凹部 20 凸部 21 ピン挿入孔 22 線条ピン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡張カテーテルのシャフトの外周に該シ
    ャフトに沿って摺動自在に嵌装される拡縮自在の短管状
    調節具本体と該調節具本体に一端が接続された調節具本
    体移動用線条体とを具備してなり、前記調節具本体が収
    縮したバルーンの外周に移動してバルーンの膨張により
    拡径するように形成されていることを特徴とする拡張カ
    テーテル用バルーン外径調節具。
  2. 【請求項2】 調節具本体が、可撓性高分子フィルムを
    短管状に巻回してなる請求項1記載の拡張カテーテル用
    バルーン外径調節具。
  3. 【請求項3】 調節具本体が、弾性を有するフィルムか
    らなる短管状の心部の外周及び/又は内周に複数個の可
    撓性フィルムからなる帯状片を心部の軸線方向に固着し
    てなる請求項1記載の拡張カテーテル用バルーン外径調
    節具。
  4. 【請求項4】 調節具本体が、心部の軸線方向に少なく
    とも1箇所開閉自在に分割されてなる請求項1又は3記
    載の拡張カテーテル用バルーン外径調節具。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の拡張カテーテル用バルー
    ン外径調節具を具備した拡張カテーテル。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の拡張カテーテル用バルー
    ン外径調節具の調節具本体をシャフトの外周に嵌装した
    拡張カテーテルによる血管形成術において、血管内の一
    狭窄部を拡張した前記拡張カテーテルのバルーンを収縮
    させてその狭窄部内にそのまま定置するか又は新たな狭
    窄部内に移動させて定置し、前記調節具本体をそれに接
    続した線条体により前記シャフトに沿って前記収縮した
    バルーンの外周に移動させて定置し、然る後に前記収縮
    したバルーンを膨張させて前記調節具本体を拡径するこ
    とにより、拡張カテーテルを交換することなく、一度拡
    張した狭窄部又は新たな狭窄部をバルーンの外径よりも
    大きく拡張することを特徴とする請求項5記載の拡張カ
    テーテルの使用方法。
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