JPH0520795U - 風船おもちや - Google Patents
風船おもちやInfo
- Publication number
- JPH0520795U JPH0520795U JP054893U JP5489391U JPH0520795U JP H0520795 U JPH0520795 U JP H0520795U JP 054893 U JP054893 U JP 054893U JP 5489391 U JP5489391 U JP 5489391U JP H0520795 U JPH0520795 U JP H0520795U
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- JP
- Japan
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- balloon
- flat plate
- mouth
- mouth portion
- toy
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】テーブル等の上面に載置するのみで、自然に前
後左右に移動し、また、回転する風船おもちゃを提供す
ること。 【構成】風船(10)の空気供給口に筒状の口部(13)を取り
付ける。この口部(13)の先端を、平面板(15)の中央部に
設けられた嵌合部(16)の内側に嵌合させる。ティーカッ
プ形状を有する装飾体(18)の底部に設けられた穴部を平
面板(15)の嵌合部(16)の外側に嵌合する。平面板(15)の
嵌合部(16)内の中央に小孔(20)を穿設する。風船(10)内
に吹き込まれた空気が、口部(13)から平面板(15)の小孔
(20)へと流れ、小孔(20)から外に排出されることによ
り、このおもちゃは、テーブル等の上面において、自然
に前後左右に移動し、また、回転運動を行う。
後左右に移動し、また、回転する風船おもちゃを提供す
ること。 【構成】風船(10)の空気供給口に筒状の口部(13)を取り
付ける。この口部(13)の先端を、平面板(15)の中央部に
設けられた嵌合部(16)の内側に嵌合させる。ティーカッ
プ形状を有する装飾体(18)の底部に設けられた穴部を平
面板(15)の嵌合部(16)の外側に嵌合する。平面板(15)の
嵌合部(16)内の中央に小孔(20)を穿設する。風船(10)内
に吹き込まれた空気が、口部(13)から平面板(15)の小孔
(20)へと流れ、小孔(20)から外に排出されることによ
り、このおもちゃは、テーブル等の上面において、自然
に前後左右に移動し、また、回転運動を行う。
Description
【0001】
本考案は、風船おもちゃに関するものであり、より詳しくは、このおもちゃの 風船部を膨らまし、その全体をテーブル等の平面上に置くと、該風船おもちゃが 回転したり、前後左右に自然に動き出すものに関する。
【0002】
従来の風船おもちゃとしては、風船の空気供給口に、笛が設けられた筒状の口 部を取り付け、風船を膨張させた後に、風船内の空気を排出させることにより笛 を鳴らして遊ぶもの、また、細長い風船の空気供給口に、やはり、笛部を有する 短い筒状の口部を取り付け、風船を膨張させた後に、該風船を空中に飛行させ且 つ音を鳴らして遊ぶものが存在していた。しかしながら、風船の空気供給口に何 か口部を取り付けたおもちゃであって、該おもちゃがテーブルや床等の平面上で 自然に回転し、また前後左右に動くおもちゃは、今までに存在していなかった。
【0003】
本考案は、かつて存在していなかった上記のような、平面上で回転し、且つ、 前後左右に自由に動き得る風船おもちゃを提供することをその目的とする。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案は、風船10と、風船10の空気供給口に 取り付ける筒状の口部13と、この口部13と嵌合する嵌合部16を有する平面 板15とからなり、この平面板15の前記嵌合部16内の位置に少なくとも1つ の小孔20を穿設した。 また、筒状の口部13の一方端に風船10を取り付け、その他方端には平面板 15を一体的に形成し、この平面板15によって閉塞された口部13の端部に少 なくとも1つの小孔20を穿設し、口部13の適宜位置に逆止弁22を有する吹 き込み口24を設けた。 更に、口部13及び/又は平面板15に装飾体18を取着した。
【0005】
本考案では、風船10の空気供給口に口部13を取り付け、該口部13に平面 板15に設けられた嵌合部16を嵌合しているため、その平面板15の存在によ りテーブル等の上面に安定して載置されうる。これは、口部13と平面板15を 一体的に形成した場合も同様である。 風船10内に空気を吹き込み、膨張させてこの風船おもちゃをテーブル等の上 面に載置すると、風船10内の空気が平面板15の小孔20から排出する。これ によって、この風船おもちゃは、テーブル等の上面をほんの僅かの間隔を保って 浮遊する状態となる。即ち、該おもちゃがあたかも氷の表面に置かれたのと同じ 様な状態となる。これによって、該おもちゃは、自然に前後左右に移動し又は回 転する。また、指等でこのおもちゃに力を加えれば、その力の加わった方向にそ のまま移動するし、何かの障害物に当たれば、自然に跳ね返ってくる。
【0006】
以下、添付の図面により実施例について説明する。添付の図面は全て本考案の 実施例を図示している。 図1は、本考案の第一の実施例を図示する全体斜視図である。 風船10の空気供給口には、鍔部12が設けられた筒状の口部13を取り付け る。該口部13の下方部の先端は、平面板15の上面の略中央部に設けられた嵌 合部16(図3参照)の内側に嵌合させる。ティーカップの形状を有する装飾体 18は、その底部に穴部が設けられ、平面板15の嵌合部16の外側に嵌合させ 得る(図2参照)。平面板15の嵌合部16内の中央に、小孔20を穿設する( 図2及び図3参照)。組立の順番は、平面板15の嵌合部16の外側にまず装飾 体18の底部の穴部を嵌合させる。その後に、風船が取着された口部13の先端 を平面板15の嵌合部16の内側に嵌合させればよい。装飾体18の取付けは、 自由であり、それを付加しなくともよい。
【0007】 図2は、上記実施例の縦断面図である。口部13の上方端に風船10を取着す るが、この上方端には、風船が容易に外れないように鍔部14を設けている。ま た、口部13の中央部やや上方に径の大きい鍔部12を設けているが、これは、 口部13の風船取り付け部付近を指で保持して、口部13を平面板15の嵌合部 16に押し込み、嵌合させる際に、押し易くするために設けたものである。使用 の方法は、口部13を平面板15の嵌合部16から抜取り、口部の13の先端か ら息を吹き込み、風船を膨張させる。風船10の口部13への取り付け付近の風 船10の根本部を指で押さえ、空気が漏れないようにして口部13の先端を平面 板15の嵌合部16に嵌合させる。そして、テーブルや床等の平面上にこのおも ちゃを載置すればよい。
【0008】 図3は、装飾体18を取り除き、口部13と平面板15との嵌合を図示する分 解説明図である。平面板15の中央部には、嵌合部16が設けられ、平面板15 の嵌合部16内の中央には、直径約0.7mmの小孔20を穿設する。該嵌合部1 6に風船10が取着された口部13の先端を押し込み、嵌合することができる。 この実施例では、装飾体18は、平面板15の嵌合部16の外側に嵌合させて設 けたが、筒状の口部13の外側に嵌め込み、取り付けることも可能であり、平面 板15の嵌合部16以外の部分に設けることも可能である。尚、平面板15の直 径は、この実施例では約46mmである。
【0009】 図4は、他の実施例についての断面説明図であり、この実施例は、口部13と 平面部15とが一体的に形成されているものである。この一体成形により、前記 第一の実施例と異なり、口部13を平面部15に連結する手間が省略でき、第一 実施例に存在する鍔部12は不要となる。その代わりに、口部13の周縁部の適 宜位置に空気を吹き込むための吹き込み口24を設け、該吹き込み口24に逆止 弁22を設けている。使用の仕方は、平面部15の小孔20を指で塞ぎ、吹き込 み口24から空気を吹き込み、風船を膨張させ、該おもちゃをテーブル等の平面 部に載置すればよい。空気の吹き込みに際しては、直接吹き込み口24に息を吹 き込むか、吹き込み口24から平面板15までの距離が短いものにあっては、別 体の細長い吹き込み筒(図示省略)等を利用して息を吹き込むことができる。
【0010】 以上、一実施例について説明したが、本考案においては、筒状の口部13の断 面形状を円形にしているが、その断面形状は、四角形、多角形、楕円形等どの様 な形状であってもよい。また、平面板15の外形形状も本考案の実施例に限らず 、多角形、花弁形状、星型等、どの様なデザインを採用してもよい。平面板15 に設けられる小孔20の数も複数にし、各小孔20の直径を小さくしてもよい。 装飾体18として本考案においては、ティーカップの形状を利用しているが、こ の装飾体18の形状も、人形や乗り物等どの様なものを採用するのも自由である 。なお、口部13、装飾体18、及び平面板15は何れも合成樹脂製である。 本考案のおもちゃの遊び方も全く自由であり、風船を膨張させ、単にテーブル や床の上で自然のままに動かして遊べるし、何か通路や迷路等を設けて移動させ て遊ぶことも可能である。
【0011】
本考案は、その構成により、テーブル等の平面上に浮遊した状態となり、いわ ば氷の上に載置したのと同様となり、平面上に置いた瞬間から、自然に動き出し 、予期しない動きも伴い、非常に興味がそそられるものである。 また、このおもちゃに指等で力を加えれば、加えた方向にそのまま移行し、回 転力を加えれば、そのまま回転を持続しかつ勝手な方向に移動し、面白く遊ぶこ とができる。 装飾体として、人形等を使用すれば、人形がダンスを踊っているような動きを 呈し、乗り物等を使用すれば、該乗り物が自然に動き出すというものである。 また、平面上に通路や迷路を設け、その通路内を通過させて遊ぶことも可能で ある。 以上の通り、本考案は、風船からの空気の排出によって種々の動きを行いうる ものであり、且つ種々の遊び方に利用できるものである。
【図1】本考案の一実施例の全体斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の要部の分解斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例の断面説明図である。
10 風船 12、14 鍔部 13 口部 15 平面板 16 嵌合部 18 装飾体 20 小孔 22 逆止弁 24 吹き込み口
Claims (3)
- 【請求項1】 風船(10)と、風船(10)の空気供給口に取
り付ける筒状の口部(13)と、この口部(13)と嵌合する嵌
合部(16)を有する平面板(15)とからなり、この平面板(1
5)の前記嵌合部(16)内の位置に少なくとも1つの小孔(2
0)を穿設した風船おもちゃ。 - 【請求項2】 筒状の口部(13)の一方端に風船(10)を取
り付け、その他方端には平面板(15)を一体的に形成し、
この平面板(15)によって閉塞された口部(13)の端部に少
なくとも1つの小孔(20)を穿設し、口部(13)の適宜位置
に逆止弁(22)を有する吹き込み口(24)を設けた風船おも
ちゃ。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、口部(13)及び
/又は平面板(15)に装飾体(18)を取着したことを特徴と
する風船おもちゃ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054893U JPH0730074Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 風船おもちゃ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054893U JPH0730074Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 風船おもちゃ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520795U true JPH0520795U (ja) | 1993-03-19 |
JPH0730074Y2 JPH0730074Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=12983282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991054893U Expired - Lifetime JPH0730074Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 風船おもちゃ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730074Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003190664A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-08 | Takara Co Ltd | 円板体の回転飛ばし玩具 |
KR101049250B1 (ko) * | 2009-02-18 | 2011-07-13 | 김통일 | 과학실험용 고무풍선공기부상완구 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4735894U (ja) * | 1971-05-10 | 1972-12-21 | ||
JPS5933494U (ja) * | 1982-08-24 | 1984-03-01 | 株式会社学習研究社 | 回転滑動玩具 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP1991054893U patent/JPH0730074Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4735894U (ja) * | 1971-05-10 | 1972-12-21 | ||
JPS5933494U (ja) * | 1982-08-24 | 1984-03-01 | 株式会社学習研究社 | 回転滑動玩具 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003190664A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-08 | Takara Co Ltd | 円板体の回転飛ばし玩具 |
KR101049250B1 (ko) * | 2009-02-18 | 2011-07-13 | 김통일 | 과학실험용 고무풍선공기부상완구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730074Y2 (ja) | 1995-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |