JPH0520767U - ガツト張力調整装置付ラケツトおよびガツト張力調整装置 - Google Patents

ガツト張力調整装置付ラケツトおよびガツト張力調整装置

Info

Publication number
JPH0520767U
JPH0520767U JP9338891U JP9338891U JPH0520767U JP H0520767 U JPH0520767 U JP H0520767U JP 9338891 U JP9338891 U JP 9338891U JP 9338891 U JP9338891 U JP 9338891U JP H0520767 U JPH0520767 U JP H0520767U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gut
tension
adjusting device
racket
tension adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9338891U
Other languages
English (en)
Inventor
秀雄 梅津
Original Assignee
秀雄 梅津
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 秀雄 梅津 filed Critical 秀雄 梅津
Priority to JP9338891U priority Critical patent/JPH0520767U/ja
Publication of JPH0520767U publication Critical patent/JPH0520767U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はガットを打球面に用いたラケットに関
し、ガット張力調整装置をラケツトに付設してガット張
力を任意に調整できるラケツト又はガット張力調整装置
を提供する事にある。 【構成】ラケットの重心位置であるスロート(3)付近
にねじ機構よりなるガット張力調整装置(7)を取り付
け、ねじ棒(7a)に回転子ナット(7b)を噛み台わ
せ、これに密接して可動子(7c)を設け可動子(7
c)にガツト(2)の一部を懸架し、ねじ機構の動作に
より目的を達成する。 【効果】ガツトの伸びによる張力の減少を簡単に自力で
矯正できるので経済的であり又練習の効果も上がる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はガットを打球面に用いるラケツトに関するもので、ガット張力調 整装置を取付けたことに特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
テニス用ラケットを例に説明すると、従来のテニス用ラケットはガツトを 張る作業に熟練を要するためメーカーや専門業者に依頼せざるをえなかった 。 しかるにガット張力の大小は使用者の技量や好みにより決定され自由に変更 や調整されるべきであるにもかかわらず従来一旦張られたガットは使用者が 自由にその張力を調整することが不可能であった。かかる不合理を解決する ものとして、例えば実公昭57−22948や特開平2−224677が知 られているが、ガット張力の調整にとらわれるあまり、複雑な構成となって おり、従来のラケットとは全く別の特殊品的なものとなっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
実公昭57−22948や特開平2−224677では、ラケットのフレ ームそのものが全く新しい構造であるため、メーカー側にとっては新しい製 造設備が必要となり経済的負担は避けられない。一方ユーザー側にとっては 打球感の未知な前記出願例のラケットを購入して使用する負担がかかる不利 がある。本考案はかかる不合理をなくし、従来型の手持ちのラケットにでも 簡単に装着してガットの張力を調整できるガット張力調整装置付ラケット及 びガット張力調整装置を提供する事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
一般に市販されているラケットのフレームにガットを張りめぐらす場合、 張力を調整したい部分のガットをねじ機構よりなるガット張力調整装置を介 して張り上げる。ガット張力を調整する場合はネジ機構を動作することによ り、このねじ機構によって動かされる可動子に懸架されたガットは張る方向 に引っ張られまたは逆にゆるむ方向に動かされて、張力を自由に調整できる 。 この手段により、長期の使用でガットが伸びて張力が減じたり、暑い夏にガ ットが伸びて張力の劣化したガットを矯正することができる。又このガット 張力調整装置を利用しない場合は、全く従来のラケットとして使用すること ができる。
【0005】
【作用】
ねじ棒の一端をラケットのフレームで支持し、このねじ棒と噛み合う回転 子ナットに密接し、ねじ棒に遊合する可動子上にガットを懸架してガットを 張る。回転子ナットを廻すことにより、可動子はねじ棒の軸方向に移動し、 これに懸架されたガットは張力を増減するように作用する。
【0006】
【実施例】
以下本考案の一実施例をテニスラケットを例に図面を用いて説明する。図1 は本考案の基本的な全体構成を示す正面図である。テニスラケットはフレーム 1とこのフレーム1に張られたガット2及びスロート3、シャフト4、グリッ プ5より構成される。スロート3は二股になっており、このスロート3とフレ ーム1とで形成されるスロート空間6内にガット張力調整装置7を設置する。 図2はガット張力調整装置7の拡大断面図である。 ガット張力調整装置7はねじ棒7aとこれと対をなす回転子ナット7bおよび この回転子ナット7bに密接し、ねじ棒7aに遊台する可動子7cとで構成さ れ、更にねじ棒7aを支持し、ねじ棒7aにかかる張力を受け止めフレーム1 に伝える働きのするガイド7dよりなっている。
【0007】 図3はガット張力調整装置図2の側面図である。 ガット張力調整装置7の動作を簡単に説明する。図2,図3においてフレーム 1にガット2を張る場合、予めガット2をねじ棒7aに穿孔した溝7a1に 通す。溝7a1を通ったガット2は可動子7cに懸架され、ガイド7dのガッ ト穴を通りフレーム1のガット穴へと導かれ、以後全く従来と同じ方法にてガ ット2を張る事ができる。 今ガット2が長期の使用により伸び、又は夏期の高温による伸びでラケット 面のガット張力が弱まり、当初の打球性能が得られなくなってこれを修正する 場合、回転子ナット7bを廻す事により可動子7cはねじ棒7a軸上を回転す ること無しに移動し、ガット2を伸ばすように移動され、ガット張力を強める 事ができる。ガット2を縮めるように動作させれば張力は減少する。 ガットの張力の作用を簡単に説明すると、ガット2a,2bの張力によりねじ 棒7aは可動子7cから回転子ナット7bを介してフレーム1側へ押し付けら れているから安定した姿勢を保つことになる。又直接張力を調整されるガット 2a、2bはこの場合ラケットの中央部にあり、最も打球の頻度が高く従って 伸び易い部分である。ガット2a、2bを引っ張ったり弛めたりすることによ りガット2a、2bに連続する燐接のガットも必然的に順次引っ張られあるい は弛められる結果となり、実用上理想的な張力の調整ができる。ここでガット 張力調整装置7を構成する各機素の材質については強度の確保と重さの軽減か らアルミ合金やエンジニアリングプラスチックスがのぞましいが特に制約はし ない。
【0008】 次に他の実施例について説明する。 図4はラケットのフレーム1にガット張力調整装置7のねじ棒7aを一体成形 することにより、ガット張力調整装置用ねじ棒付きラケットとした例である。 図5はねじ棒7aの一端をより安定に保持する為二股スロートにかけ渡した ステー8に穴を設けこの穴にねじ棒7aをはめ合わせたものである。 図6はスロート3に穴を設けこの穴を通してねじ棒7aを支える部材9を設 置した例である。 図7はガットの調整動作を容易にするためナット7bの外周上に穴7b1を 設けこの穴に適合する棒を差し込んで回転ナット7bを廻しやすくしたもので あり、そのうえ回転ナット7bと可動子7cとの接触面に摩擦を軽減する小球 10を夾設した例である。
【0009】
【考案の効果】
本考案によればラケットの使用により必然的にガツトが伸び張力の減少した打 球面のガツトを張り替えることなしに、また特別のラケットを製作し、又は購入 することなく簡単に好みのガツト張力に修正することができ経済的である。ラケ ット使用者はいつも自分に適した張力のラケツトでプレイすることができ、特に 練習中は非常に効果がある。又張力を調整しようとするガツトを引き伸ばすこと により横方向ガツトと縦方向ガツトとの交差位置をずらすことになりガツトのす り切れ予防となりガツトの切断寿命を高めることになる。試合などで従来のラケ ットに戻したい場合は張力調整装置を使用しなければ全く従来型のラケットとな り、ラケツトの機能を大きく拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案のガット張力装置部の拡大断面図であ
る。
【図3】図2の側面図である。
【図4】他の実施例を示す正面図である。
【図5】他の実施例を示すガット張力装置部正面図であ
る。
【図6】他の実施例を示すガット張力装置部正面図であ
る。
【図7】他の実施例を示すガット張力装置部側面図であ
る。
【符号の説明】
1……フレーム 2……ガット 3……スロート 7……ガット張力調整装置 7a…ねじ棒 7b…回転子ナット 7c…可動子 7d…ガイド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラケットのほぼ重心位置のスロート部内に
    ガット張力を調整する装置を設置し、ガットをこの調整
    装置を媒介して張ることにより、一旦フレームに張られ
    たガットの張力を強く又は弱く調整できる機能を持たせ
    たガット張力装置付ラケット。
  2. 【請求項2】ねじ棒及び回転ナットとこのねじ棒に遊合
    し、回転ナットに力の作用を受ける可動子より構成さ
    れ、ねじ機構の動作により可動子上に懸架されたガット
    を可動子が移動することによって緊張又は弛緩させ、ガ
    ット張力を調整するガッ卜張力調整装置
JP9338891U 1991-08-29 1991-08-29 ガツト張力調整装置付ラケツトおよびガツト張力調整装置 Pending JPH0520767U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9338891U JPH0520767U (ja) 1991-08-29 1991-08-29 ガツト張力調整装置付ラケツトおよびガツト張力調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9338891U JPH0520767U (ja) 1991-08-29 1991-08-29 ガツト張力調整装置付ラケツトおよびガツト張力調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520767U true JPH0520767U (ja) 1993-03-19

Family

ID=14080931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9338891U Pending JPH0520767U (ja) 1991-08-29 1991-08-29 ガツト張力調整装置付ラケツトおよびガツト張力調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0520767U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004007032A1 (ja) * 2002-07-15 2004-01-22 Hiroo Yanahara スポーツ用ラケット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004007032A1 (ja) * 2002-07-15 2004-01-22 Hiroo Yanahara スポーツ用ラケット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6361451B1 (en) Variable stiffness shaft
KR200194486Y1 (ko) 라켓용 스트링 머신
US5575722A (en) Golf club stabilizer and method of stabilizing a golf club
KR20040038985A (ko) 자체 잠금 설계를 가진 길이 조절이 가능한 골프 퍼터
US4765621A (en) Tennis racquet
US6491591B1 (en) Putter stabilizing brace for putt training
JP2000502272A (ja) 杖取っ手
US20030027659A1 (en) Multi-string putter face with separate and variable tension capabilities and multiple position shaft with adjustable shaft angle capabilities
US6083125A (en) Sports racquet with offset angled handle
CA2099641C (en) Portable wrist exercise device
JPH0520767U (ja) ガツト張力調整装置付ラケツトおよびガツト張力調整装置
US4013290A (en) Racket for tennis and similar games
US5335919A (en) Movable end cap for the handle of a sports racket
US5374058A (en) Tennis racquet
US6030302A (en) Games rackets
KR101143265B1 (ko) 밸런스 및 무게중심 조절기능을 갖는 라켓
US4453447A (en) Percussion instruments bow
KR20170040445A (ko) 공격형 파워스윙 라켓
US3009285A (en) Bumblebee amusement device
JP2021102029A5 (ja)
JPH1076025A (ja) ラケット
JPH0866500A (ja) ゴルフクラブ
WO2003000358A1 (en) Skating blade bending device
JP3112322U (ja) 絃楽器の絃安定調整器
KR920007097Y1 (ko) 악력기 겸용 줄넘기의 손잡이