JPH0520748U - 廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装置 - Google Patents

廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装置

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JPH0520748U JP1550391U JP1550391U JPH0520748U JP H0520748 U JPH0520748 U JP H0520748U JP 1550391 U JP1550391 U JP 1550391U JP 1550391 U JP1550391 U JP 1550391U JP H0520748 U JPH0520748 U JP H0520748U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉砕機と一体に装設されて自動的に作動で
き、使用上の安全性を向上して操作コストを低減し得る
廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装置を提供すること
が目的である。 【構成】 機体(10)内に装設された粉砕装置(20)下
方に、第1の処理槽(31)、第2の処理槽(32)、閉塞
体(331)、及びサイホン(332)からなる選別・殺菌装置
(30)を設け、該第1の処理槽(32)にレベルセンサ
(34)を備えさせ、上記サイホン(332)をその下端が該
第2の処理槽(32)内底部から第1の処理槽(31)へ伸
出するよう挿着し、更に、上記第1の処理槽(31)底部
に穿った孔穴(313)に、機体(10)頂端の給水管(13)
と連接する循環水管路(41)と、機体(10)外側に廃水
を流出する排水管路(42)からなる水量制御装置(40)
を連接すると共に、上記それぞれの機構をコントロール
する制御装置(50)を機体(50)に装設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は廃棄物粉砕機の殺菌及び選別装置に関し、特に粉砕機と一体に設けて 自動的に作動できる廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
色々な病に罹った数多くの患者を相手にする病院、診療所などでは、常時、大 量の医療廃棄物を生じており、普通、それら廃棄物は一般性のものと細菌汚染の 恐れがある感染性のものと両類に分別され、後者は注射筒、ガーゼ、メス、試験 管などを含み、各医療機構はそれら廃棄物を規定に従って選別・梱包せねばなら ず、決して一般の廃棄物のように、手前勝手な処置をとるだけでは済まされない 。
【0003】 近年、上記のような医療廃棄物を選別・梱包する仕事に従事して、それら廃棄 物の収集や検出及び選別などの処理している際に、注射針或いはメスに傷付けら れて、B型肝炎若しくはAIDSなどのような病(やまい)にでも見舞われるのでは ないかと懸念する人が少なくない。そのため、あらゆる医療廃棄物を粉砕する粉 砕機が提供されているが、同時に、殺菌及び選別などの装置に考慮を払っていな いため、粉砕後の廃棄物を人手によって「比重の大・小」物に選別(粉砕後、比 重が大な廃棄物は金属またはガラス類に属し、比重の小な物は大方布類プラスチ ック類などに属す)及び後続して梱包する際、それら廃棄物が患者の使い捨てで あることから細菌などに汚染されており、粉砕後も尚、細菌を帯びているものと 考えられ、それを処理する作業員達が感染されるのを懸念するあまりに工作意欲 が薄れて、作業能率が低下する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の廃棄物粉砕機の欠点に鑑み、この考案は、粉砕機と一体に設けて人 手を借りずに自動的に作動し、殺菌前の使用上の安全性を向上して操作コストを 低減され得る廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装置を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
それ故、この考案は、縦長の中空箱状機体内の上部から順に、固形廃棄物を水 と共に攪拌粉砕する粉砕装置と、該粉砕装置により粉砕されて、微粒となった粉 砕屑スラッジを静置して比重の相異により比重大な屑を沈殿留置し、比重小な屑 は溢出させる第2の処理槽と、上記第2の処理槽を、両者の頂端開口が互いに揃 うよう下から抱擁して収容支持し、かつ、該第2の処理槽の頂端開口から溢出し た粉砕屑スラッジを受入れる第1の処理槽と、これら粉砕装置の頂端開口部と第 1の処理槽とを管路により回流可能に連接すると共に、水を供給循環させ、第1 の処理槽に設けたレベルセンサからの感知信号を受けて作動し、循環水の供給を 停止及び殺菌剤の供給をして一定時間浸漬させるための操作を行なう制御装置と を備えてなる構成で目的を達成する。
【0006】 そして、上記第1の処理槽内に下端を垂下したサイホンを上記第2の処理槽内 に装着し、かつ、該第1の処理槽内底部に孔穴を設け、及び該孔穴に、上記機体 頂端に設けられた給水管と連接する循環水管路と該機体外側に伸出して廃水をな す排水管路を備えた水量制御装置の液体流入口を連接すると共に、上記制御装置 に上記粉砕装置やレベルセンサ及び水量制御装置を連接して、それぞれが適時に 適当な作動をなすようにコントロールし、また、該機体側壁に開き戸を開設して 該第1の処理槽を引出せるようにしたり、及び、該第1の処理槽内部に、隔離機 能を有する板状メタルラスによる仕切り壁を設けて大小二つの容置空間PとQに 形成し、かつ、上記開き戸と反対する上記第1、第2の処理槽のそれぞれ側壁を 円弧曲面状壁面に形成して、両者が緊密に接するよう上記大容置空間Pよりも小 形状の該第2の処理槽を該第1の処理槽の頂端縁に懸吊止着し、その際、該第2 の処理槽と該仕切り壁との間に適宜な間隔を残すようにして、更に、該仕切り壁 と相向かう該第2の処理槽側壁に閉塞体を枢着し、該第1の処理槽の水位が上昇 するに伴い、該閉塞体が上記間隔に嵌着して水位の上昇を妨げるようにしたり、 或いは、上記第1の処理槽の内底部に収集箱網を載置し、上記第2の処理槽の上 記仕切り壁と対応する側壁に下向きに伸出する漏斗状樋を設け、かつ、該樋先端 に逆流防止バルブを取付けてなるようにしたり、若しくは、上記第2の処理槽内 部の上記仕切り壁と対応する側壁に隣接して、その頂端縁が該第2の処理槽頂端 縁よりやや低い小容置室を設け、かつ、該小容置室頂端面を中央の中心孔に傾く 傾斜面に形成して、該中心孔下方に筒状容置槽を該小容置室底部までに伸出させ るよう装着し、かつ、該筒状容置槽底部に、上記第1の処理槽底部に載置した収 集網容器の孔に対応して当接リブを備えた係着孔を設け、並びに上記中心孔に対 応して該筒状容置槽内に浮きを収容するようにしたり、または、上記仕切り壁と 反対側にある上記第2の処理槽側壁に、対の孔を穿設してそれぞれ適当な形状に 湾曲したサイホンを挿着すると共に、該サイホンの第2の処理槽内に伸出した一 端を斜め切口にして吸水面を大きくし、かつ、該サイホン他端を第1の処理槽内 に放置された収集網容器頂端面の孔に嵌挿するようにしたり、更に、上記第2の 処理槽側縁に一端を掛着し、他端を上記粉砕装置の出口に係着する樋板を設け、 粉砕された廃物屑が該出口より樋板を滑って該第2の処理槽に落ち込む際に水渦 を生じるようにすれば一層好ましくなる。
【0007】
【作用】
この考案は、上記のように構成しているので、粉砕装置の出口より流出する比 重が大小異なる両類粉砕屑スラッジが第2の処理槽内に流入し、かつ、持続的に 流入する液体の増加から軽い粉砕屑類は液体と一緒に該第2の処理槽から溢れて 第1の処理槽に流入し、重い粉砕屑は第2の処理槽内に留まるとなる。そして、 適当に一定時間運転した後、第1の処理槽内の液体水位が所定の高さに達すれば 、上記レベルセンサがそれを感知して制御装置により液体供給を停止させ、及び 該上記水量制御装置の循環水管路を開にして、該第1の処理槽内にある液体を孔 穴より排出して(この際、第2の処理槽内の液体は、第1の処理槽の水位低下と 共にサイホンによって吸出される)機体頂端の給水管に送り戻して再び流出させ て、新たに中心孔内に装入する廃棄物と共に粉砕装置に送り込まれ、更に、該第 1、2の処理槽内に集積する廃物屑が適当な量に達すれば、それら槽内の液体を 排出し、上記一切の作動を止めて、已に選別された廃物屑を短時間液中に浸漬さ せ、この浸漬を或る程度時間行なった後該第1、2の処理槽内の液体を排出し、 かつ、殺菌剤供給装置を開け、該第1、2の処理槽内のそれぞれ廃物屑に対して 殺菌処理を進め、殺菌液剤の水位上昇に伴い第1と第2の処理槽の水位が同じレ ベルになれば、該レベルセンサがそれを感知して上記制御装置により殺菌剤供給 を停止させ、然る後、それぞれ廃物屑を第1及び第2の処理槽内に放置したまま 、完全に殺菌剤液中に一定時間浸漬させて、充分に廃物屑を殺菌するのである。
【0008】 そして、上記第1の処理槽内に下端を垂下したサイホンを上記第2の処理槽内 に装着し、かつ、該第1の処理槽内底部に孔穴を設け、及び該孔穴に、上記機体 頂端に設けられた給水管と連接する循環水管路と該機体外側に伸出して廃水をな す排水管路を備えた水量制御装置の液体流入口を連接すると共に、上記制御装置 に上記粉砕装置やレベルセンサ及び水量制御装置を連接して、それぞれが適時に 適当な作動をなすようにコントロールし、また、該機体側壁に開き戸を開設して 該第1の処理槽を引出せるようにしたり、及び、上記第1の処理槽内部に、隔離 機能を有する板状メタルラスによる仕切り壁を設けて大小二つの容置空間PとQ に形成し、かつ、上記開き戸と反対する上記第1、第2の処理槽のそれぞれ側壁 を円弧曲面状壁面に形成して、両者が緊密に接するよう上記大容置空間Pよりも 小形状の該第2の処理槽を該第1の処理槽の頂端縁に懸吊止着し、その際、該第 2の処理槽と該仕切り壁との間に適宜な間隔を残すようにして、更に、該仕切り 壁と相向かう該第2の処理槽側壁に閉塞体を枢着して、該第1の処理槽の水位が 上昇するに伴い、該閉塞体が上記間隔に嵌着して水位の上昇を妨げるようにした り、或いは、上記第1の処理槽の内底部に収集箱網を載置し、上記第2の処理槽 の上記仕切り壁と対応する側壁に下向きに伸出する漏斗状樋を設け、かつ、該樋 先端に逆流防止バルブを取付けてなるようにしたり、若しくは、上記第2の処理 槽内部の上記仕切り壁と対応する側壁に隣接して、その頂端縁が該第2の処理槽 頂端縁よりやや低い小容置室を設け、かつ、該小容置室頂端面を中央の中心孔に 傾く傾斜面に形成して、該中心孔下方に筒状容置槽を該小容置室底部までに伸出 させるよう装着し、かつ、該筒状容置槽底部に、上記第1の処理槽底部に載置し た収集網容器の孔に対応して当接リブを備えた係着孔を設け、並びに上記中心孔 に対応して該筒状容置槽内に浮きを収容するようにしたり、または、上記仕切り 壁と反対側にある上記第2の処理槽側壁に、対の孔を穿設してそれぞれ適当な形 状に湾曲したサイホンを挿着すると共に、該サイホンの第2の処理槽内に伸出し た一端を斜め切口にして吸水面を大きくし、かつ、該サイホン他端を第1の処理 槽内に放置された収集網容器頂端面の孔に嵌挿するようにしたり、更に、上記第 2の処理槽側縁に一端を掛着し、他端を上記粉砕装置の出口に係着する樋板を設 け、粉砕された廃物屑が該出口より樋板を滑って該第2の処理槽に落ち込む際に 水渦を生じさせるようにすれば、上記廃物屑の選別及び殺菌処理効果をより向上 することができる。
【0009】
【実施例】
この考案の上記またはその他の目的、特徴および利点は、図面を参照しての以 下の実施例の詳細な説明から一層あきらかとなろう。 先ず、図1及び図2に示す如く、この考案の廃棄物粉砕機における選別及び殺 菌装置は、機体(10)、粉砕装置(20)、選別・殺菌装置(30)、水量制御装置 (40)、及び制御装置(50)等からなり; 該機体(10)は、その中空箱状内部の上端開口に、漏斗(12)を配置し、その 上部に上向きに開閉できるよう上蓋(11)を枢着し、該漏斗(12)はその傾斜す る周壁を利用して、廃物や廃液をその中心孔(121)に滑り落とす外、該漏斗(12 )上端開口に対応して該上蓋(11)の端縁に出水孔を備えた給水管(13)を設け 、該給水管(13)は純然たる内部循環水路となる出水管路に利用され、更に、該 給水管(13)に給水装置を連結することは言う迄もないが、該給水装置(この考 案の特徴でない為、図示されておらず)は、上記漏斗(12)をへて該中心孔(12 1)に集結し機体内部に流入する使用水の給水源であり、他方、図1に示すように 、該機体(10)周壁下方の適当な箇所に開き戸(14)を備えた開口を設け、かつ 、該開口一側縁に機体(10)内面より突出保持された枢止部(15)を設けると共 に、該枢止部(15)と同じ側の機体(10)内部底面に通孔(16)を穿設してなる 。
【0010】 該粉砕装置(20)は、公知なので省略するがモータにより回転駆動されるカッ タなどを内蔵する容器からなり、上記機体(10)内の上方部に装設され、その頂 端には上記漏斗(12)の中心孔(121)に対応して漏斗状受口部(21)が、その底 部には粉砕後の粉砕スラッジを流出させる出口(22)がそれぞれ設けられている 。
【0011】 該選別・殺菌装置(30)は、上記機体(10)内の該粉砕装置(20)下方に設け られて、第1の処理槽(31)、第2の処理槽(32)、制御部(33)、及びレベル センサ(34)を組合わせてなり、該第1の処理槽(31)は上記機体(10)側壁の 開き戸(14)に対応して適当な形状をし、かつ、その一側面を円弧曲面状壁面に 形成すると共に、該円弧曲面状壁面と対向する他側壁面の上記開き戸(14)寄り (戸口寄り)側壁上端部に、上記機体(10)の枢止部(15)に挿入枢支される枢 着孔(311)を穿って、図示の如く、挿着ピン(312)を挿し込んで互いに枢接し、 更に、該枢着孔(311)と上下対応して底端面に孔穴(313)を穿設し、並びに該第 1の処理槽(31)内部の該孔穴(313)に近い箇所に、メタルラス(314)を備えた 壁面により大小二つの容置空間PとQに仕切って、該第2の処理槽(32)を該大 容置空間Pより小さめに作り、上記第1の処理槽(31)内に配置されて一側面が 上記仕切り壁面とRなる間隔を形成すると共に、これら対向側面が該第1の処理 槽(31)の円弧曲面状壁面に対応するよう円弧曲面状端縁に形成して密接させ、 かつ、該第2の処理槽(32)はほぼ上へ末広の梯形体状をなして、その底部ほぼ 中央に孔(321)を設け、また、該第1の処理槽(31)の仕切り壁面と相向かう側 壁頂端縁に凸縁(322)を凸設し、該凸縁(322)よりやや低い部位に対の蝶番(32 3)を装着する。該制御部(33)は閉塞体(331)とサイホン(332)からなり、該閉 塞体(331)は第1の処理槽(31)内に取付けられ、その大きさは上記R間隔に容 置できるようにされて第1の処理槽(31)内の液体の溢れ出し逆流を防止し、か つ、その上記第2の処理槽(32)の蝶番(323)により取付けられる。該サイホン (332)は第2の処理槽(32)内に取付けられ、その下端を該第2の処理槽(32) の孔(321)に貫挿して第1の処理槽(31)内に進入する。上記レベルセンサ(34 )は複数の感知電極(341)を備えて第1の処理槽(31)頂端部に装着保持され、 感知電極が該小容置空間Q内に下向け突入するようにされる。
【0012】 そして、該第2の処理槽(32)は開口せる頂端部を第1の処理槽(31)内で頂 縁部と互いに揃うよう任意の方式で適当な箇所に架設支持される。例えば図3で 示すように、該第1の処理槽(31)内壁面の適当な箇所に互いに対応するブラケ ット突条(315)を平行に設けて、該第2の処理槽(32)をその上に平穏に載置し て第1の処理槽(31)内に装着させるか、或いは、該第2の処理槽の相対する両 側縁に鈎体を形成して第1の処理槽(31)の相対する両頂端縁に平穏に掛着させ ても良い。
【0013】 図4に示す如く、上記水量制御装置(40)は機体(10)底部に装着されて、そ の液体流入口を第1の処理槽(31)の孔穴(313)に連接すると共に、機体(10) 頂端の給水管(13)と連接して循環管路を形成する循環水管路(41)と、機体( 10)外側に伸出して使用後の廃水を排出する役割を務める排水管路(42)を備え ており、下記制御装置(50)により第1の処理槽(31)からの液体(水)又は殺 菌剤を該循環水管路(41)をへて機体(10)頂端の給水管(13)に送って循環使 用し、或いは排水管路(42)より機体(10)外に排出させる。
【0014】 上記制御装置(50)は機体(10)内に装着されて、上記粉砕装置(20)や選別 ・殺菌装置(30)のレベルセンサ(34)及び水量制御装置(40)と連接し、それ ら機構が互いに関連して適時に所定の適当な作用をなすようにコントロールする 役割を務める。
【0015】 そして、上記のように組合わせた構成を操作すると、図2で示したように、各 種材料で作られた異なる廃棄物と、上記制御装置(50)に制御される給水装置( その他の方式で給水装置を制御して給水させても良い)の給水を、一緒に上記漏 斗(12)の中心孔(121)に流し込み、該粉砕装置(20)の受納部(21)がそれを 受け止めて粉砕装置で粉砕処置を施し、この際、粉砕後の廃物屑は元来から材質 の異なるものを混合粉砕したものであるから、比重大小の2種の廃棄屑が入り交 じっており、それ故、粉砕後も比重大小の2種の廃物屑は給水と共に粉砕装置( 20)の出口(22)より第2の処理槽(32)内に流入し、かつ、持続的に流入する 水量の増加から比重小の廃物屑類は溢出水と一緒に該第2の処理槽(32)から溢 れて第1の処理槽(31)に流入し、比重大な廃物屑は第2の処理槽(32)内に留 まり、廃物屑の選別効果が達成され、従来技術のように選別装置がないために、 比重大なものが網(314)の網目に詰って流水を妨げるようなことが生じ無い。同 じ理屈で同時に制御装置(50)を適当にコントロールして一定時間運転した後、 第1の処理槽(31)内の水位が適当な高さに達すれば、上記網(314)をへて上記 レベルセンサ(34)の感知電極(341)により感知して、該制御装置(50)に信号 を送って給水装置の給水を停止させ、該制御装置(50)が上記水量制御装置(40 )の循環水管路(41)を開にして、該第1の処理槽(31)内にある液体(水)を 板状メタルラス(314)から排出して孔穴(313)に至らせ(この際、第2の処理槽 内の水は第1の処理槽の水位低下と共に、サイホンにより吸出され第1の処理槽 に流入する)、更に、機体(10)頂端の出水管(13)に送り戻して出水孔より再 び流出させて、新たに漏斗(1)の中心孔(121)内に装入する廃棄物と共に該粉 砕装置(20)に送り込まれ、循環用水となって用水を節約する効果を奏する。こ の際、該制御装置(50)は或る程度の時間コントロールし続けて、該選別・殺菌 装置(30)内に集積する廃物屑が適当な量に達して所定時間に至れば、上記一切 の作動を止めて、已に選別された廃物屑を短時間水中に浸漬させるのである。
【0016】 この浸漬を或る程度時間行なった後、該制御装置(50)は再び作動して選別・ 殺菌装置(30)内の水を排出し、かつ、該選別・殺菌装置(30)に殺菌剤を添加 して殺菌処理を進め、上記閉塞体(331)が、殺菌液剤の水位上昇と共に、第2の 処理槽(32)側壁が傾斜面に形成されていること、及び第2の処理槽(32)と蝶 番(323)とにより枢接していることから、迅速にその片側が浮上がって上記間隔 R内(第2の処理槽凸縁(322)が閉塞体を上から押え付けるので処理槽よりはみ ださない)に嵌着して、第1の処理槽(31)内の水位上昇による液体の溢れ出し を防止し、また、サイホン(332)の作用原理から第1と第2の処理槽(31, 32) の水位が同じレベルになれば、該レベルセンサ(34)の感知電極(341)がそれを 感知して、制御装置(50)に信号を伝えて殺菌剤の添加を停止し、かつ、選別後 の各廃物屑をそれぞれ第1及び第2の処理槽(31, 32)内に収容したまま、完全 に殺菌剤液中に一定時間浸漬させて、充分に廃物屑を殺菌するのである。
【0017】 該選別・殺菌装置(30)内で2種の廃物屑に対して、選別及び一定時間の殺菌 を行なった後、該制御装置(50)により水量制御装置(40)の排水管路(42)を 開放(この際、循環水管路(41)を閉じる)して、該選別・殺菌装置(30)内の 廃水を機体(10)外に排出し、または、外の容器に装填し所定場所に運搬して廃 棄しても良く、他方、第1の処理槽(31)と機体(10)が枢接した箇所の挿着ピ ン(312)を抜き去れば、機体(10)から第1の処理槽(31)を取り外すことがで き、第1及び第2の処理槽(31, 32)内のそれぞれ選別・殺菌された廃物屑を傾 出して収集梱包することができる。
【0018】 図5に示すのは上記選別・殺菌装置(30)の他の実施例表示図で、図示の如く 、該選別・殺菌装置(30)の第1の処理槽(31)は、その内部を大小二つの容置 空間に仕切る壁面に、元来の板状メタルラス(314)を取付けずに代わりに複数の 流通孔(316)を穿設し、その内部に収集箱網(317)が装設され、一方、該第2の 処理槽(32)は、その側壁に元来の凸縁(322)や蝶番(323)を設けない代わりに 下向きに伸出する漏斗状樋(323′) を設け、かつ、該樋(323′) は先端に逆流防 止バルブ(324)を取付けられ、また、上記元来の閉塞体(331)は設置されないと なる。
【0019】 従って、該選別・殺菌装置(30)とその他機構間の対応は、前記実施例と大体 同じく、即ち、粉砕された比重大小の2種廃物屑は水を伴って上記粉砕装置(20 )の出口(22)より第2の処理槽(32)に流入し、該第2の処理槽(32)内の水 量が持続増加することから比重小な廃物屑はオーバフローして、上記樋(323′) と逆流防止バルブ(324)をへて第1の処理槽(31)内底部の収集箱網(317)に落 下し、比重大な廃物屑は第2の処理槽(32)内に留まって、第1の処理槽(31) 内の液体水位が適当な高さになるのを待ってから、仕切り壁の複数流通孔(316) を通じて、該レベルセンサ(34)の感知電極(341)がそれを感知して制御装置( 50)に信号を伝えて給水装置の給水を停止させ、それから以後の作動ステップは 前記同様で、選別・殺菌装置(30)で持続的に殺菌剤を添加する段階に至り、上 記逆流防止バルブ(324)の片向き流通と、サイホン(332)の吸水作用によって第 1及び第2の処理槽(31, 32)のそれぞれ殺菌剤溶液水位が同一レベルに達する と、レベルセンサ(34)の感知電極(341)がそれを感知して、制御装置(50)に 殺菌剤供給停止信号を発させることとなり、前に掲げた実施例と同様に廃物屑に 対して効果的な殺菌処理をすることができる。
【0020】 このような構成から、選別・殺菌装置(30)内の比重大小2種の廃物屑の「選 別と一定時間の殺菌処理」が終わり、選別・殺菌(30)内の廃水が機体(10)外 に排出された後、該第1の処理槽(31)を引出し、第2の処理槽(32)の次に収 集箱網(317)と順に、それぞれ内部の比重大又は比重小の廃物屑を傾け出して収 集・梱包できる。
【0021】 図6に示すのは、選別・殺菌装置(30)のもう一つの他の実施例表示図で、図 5も合せて参照すると、図示の如く、第2の処理槽(32)の漏斗状樋(323′) と 逆流防止バルブ(324)を取除き、新たに小容置室(325)、筒状容置槽(327)、サ イホン(333′) 、収集篭網(334)、及び樋板(329)などを取付け、上記第1の処 理槽(31)の小容置空間Qに対応する該第2の処理槽(32)側壁に設けられた小 容置室(325)上端縁は、該第2の処理槽(32)頂端縁より低めに設けられ、かつ 、その頂端面は中央の中心孔(326)向きに傾斜面を形成されて、該中心孔(326) より下向きに上記筒状容置槽(327)を該小容置室(325)底部までに伸出させ、か つ、該筒状容置槽(327)底部に、上記第1の処理槽(31)底部に放置した収集篭 網(334)の孔に対応する係着孔(328)と該係着孔(328)底面に当接リブ(3281) を設け、並びに上記中心孔(326)に対応して該筒状容置槽(327)内に浮き(3261 )を収容し、他方、該第2の処理槽(32)の他側壁面に対の孔を穿設してそれぞ れ適当な形状に湾曲したサイホン(332, 333′) を挿着すると共に、図7に示す ように、該サイホン(333′)の第2の処理槽(32)内に伸入した一端を斜め切口 (3331)にして吸入面を大きくし、また、該サイホン(333′)の他端を第1の処 理槽(31)内に放置された収集網容器(334)頂端面の孔に対応嵌入させて、該サ イホン(333′)が綿、或いはガーゼ切れを吸入した際に、それら綿或いはガーゼ 切れを該収集網容器(334)内に滞留させ、更に、該第2の処理槽(32)内に、図 8に示すように、その一端を第2の処理槽(32)側縁に係着させ他端を図2で示 した粉砕装置(20)の出口(22)に係着して上記樋板(329)を装設して、粉砕さ れた廃物屑が該出口(22)より樋板(329)を伝わって一定方向に第2の処理槽( 32)に滑り落ちて、該第2の処理槽(32)内に渦流が生じるように工夫される。
【0022】 それ故、該選別・殺菌装置(30)とその他機構との配合作動は、大方、前で示 した実施例と同様で、粉砕された比重小と比重大2種廃物屑は、粉砕装置(20) の出口(22)から水を伴って樋板(329)を伝わって第2の処理槽(32)に流れ落 ち、第2の処理槽(32)内で絶えず水量が増加して水渦を生じると共に、 (A);比重小の廃物屑(例えば、プラスチック材質の屑物は水面に浮上する) は水と一緒に溢れ出して、上記中心孔(326)より小容置室(325)の筒状容置槽( 327)内に流入し、更に、係着孔(328)をへて第1の処理槽(31)の収集箱網(31 7)に流れ落ちる。 (B);比重大な最も重い廃物屑は第2の処理槽(32)底部に残留する。 (C);第2の処理槽(32)内に残る物には、他に、水分を吸収する綿屑やガー ゼ切れ(金属材廃物屑より軽いが、プラスチック材廃物屑より重い)があって、 水中に浮遊して水面より低いサイホン(333′)の斜め切り口(3331)に吸入され て収集網容器(334)内に落ち込む。
【0023】 そして、第1の処理槽(31)内の水位がだんだんと上昇して適当な高さに達す ると、仕切り壁の複数流通孔(316)を通じて該レベルセンサ(34)の感知電極( 341)がそれを感知して、制御装置(50)に伝えて給水装置の給水を止める。それ から以後の作動ステップは上記と同様に行なわれ、該選別・殺菌装置(30)で引 続き殺菌処理をする段階に至って、先ず、第2の処理槽(32)の小容置室(325) の筒状容置槽(327)内にある浮き(3261)が水位の上昇に伴い、該小容置室(32 5)の中心孔(326)を閉塞するように設計されていること、及びサイホン(332)の 吸水作用から第1、第2の処理槽(31, 32)内のそれぞれ殺菌液剤水位が適当な 同じレベルに達すれば、該レベルセンサ(34)の感知電極(341)がそれを感知し て、制御装置に伝えて殺菌剤提供を停止させることから、前に上げた実施例と同 様に廃物屑の殺菌処理を効果的に行ない得る。
【0024】 そして、選別・殺菌装置(30)内で両種廃物屑を選別し一定時間の殺菌処置を 施した後、該選別・殺菌装置(30)内の廃水を機体(10)外に排出し、かつ、第 1の処理槽(31)を引出して、まず第2の処理槽(32)、次に収集網容器(334) 、更に収集箱網(317)と、それぞれ内部の廃物屑を傾け出して収集・梱包するの である。
【0025】
【考案の効果】
上記のように構成されたこの考案を備えた廃棄物粉砕機には、次のような効果 がある。 1、廃棄物と液体を一緒に粉砕装置内に装入して粉砕処理を行なうのであるから 、粉砕後の廃棄物は重質と軽質の両種廃物屑を一緒に混合したものとなり、粉砕 装置の出口から液体と伴って第2の処理槽内に流入し、続々と流入する液体の増 加に従って軽質なものは、液体と一緒にオーバフローして第1の処理槽に流れ落 ち、重質のものは尚第2の処理槽内底部に留まるので、廃棄物屑を比重大の金属 類及びプラスチック類などの比重小なものに選別する機能を備えている。
【0026】 2、そして、第1の処理槽の水位が適当なレベルに上昇すれば、レベルセンサの 感知電極がそれを感知して、制御装置に知らせて給水装置の給水を停止させ、か つ、該制御装置が水量制御装置の循環水管路を開放させて、元来、第1の処理槽 内にある水を持続して機体頂端の給水管に送り返し、再び、出水孔より流出して 、新たに漏斗の中心孔より装入された廃棄物と伴って粉砕装置に流入して粉砕処 理を行なわれるので、用水を循環使用して節減することができる。
【0027】 3、該制御装置は、選別・殺菌装置内の廃物屑が一定数量に達すれば、全ての作 動を停止させ、一定時間、該選別・殺菌装置内の廃物屑を水の中に浸漬させるよ うコントロールすることができると共に、該選別・殺菌装置で一定時間廃物屑を 浸漬し、液体を排出した後、該制御装置は殺菌剤供給信号を発して選別・殺菌装 置内で廃物屑の殺菌処理を行ない、第1、第2の処理槽内のそれぞれ殺菌液剤の 水位が同じレベル(即ち、殺菌剤液面が閉塞体底面より高いレベル)に達すれば 、レベルセンサの感知電極がそれを察して、制御装置により殺菌剤供給停止信号 を発して殺菌剤の供給を止めさせ、選別後の両種廃物屑をそれぞれ第1又は第2 処理槽内で浸漬殺菌を一定時間行なうので、完全殺菌の処理効果がある。
【0028】 4、この考案は処理過程を全部自動化で操作するようにされており、使用上、極 めて便利かつ迅速で、殆ど人手を要せず高い人件費を節約することが出来る。
【0029】 5、迅速な自動化作業から完全粉砕を行なうので、廃棄物が機構に纏い付かずま た回転盤に累積するような現象が生じないので、使用寿命が長くなり、選別・殺 菌の効果が極めて完全であるため、廃物屑梱包作業の安全性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装
置の立体図である。
【図2】本考案の廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装
置の断面表示図である。
【図3】本考案における選別・殺菌装置の立体分解表示
図である。
【図4】本考案における水量制御装置の表示図である。
【図5】本考案における選別・殺菌装置の他の実施例の
立体分解表示図である。
【図6】本考案における選別・殺菌装置のもう一つの他
の実施例の立体分解表示図である。
【図7】図6に示す実施例による選別・殺菌装置の要部
断面表示図である。
【図8】図6に示す実施例による選別・殺菌装置の第2
の処理槽の斜視図である。
【符号の説明】
10…機体 11…上蓋 13…給水管 14…機体側壁の開き戸 20…粉砕装置 22…粉砕スラッジの出口 31…第1の処理槽 313 …第1の処理槽底部の孔穴 314 …第1の処理槽内の仕切り壁の板状メタルラス 317 …収集箱網 32…第2の処理槽 323 ′…第2の処理槽側壁の漏斗状樋 324 …第2の処理槽側壁の逆流防止バルブ 325 …小容置室 326 …小容置室頂端面の中心孔 3261…筒状容置槽内の浮き 327 …筒状容置槽 328 …係着孔 3281…当接リブ 329 …樋板 331 …閉塞体 332 …サイホン 333 ′…サイホン 3331…サイホン一端の斜め口 34…レベルセンサ 40…水量制御装置 41…循環水管路 42…排水管路 50…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 5/00 6525−4D

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦長の中空箱状機体(10)内の上部から
    順に、 固形廃棄物を水と共に攪拌粉砕する粉砕装置(20)と、 該粉砕装置(20)により粉砕されて、微粒となった粉砕
    屑スラッジを静置して比重の相異により比重大な屑を沈
    殿留置し、比重小な屑は溢出させる第2の処理槽(32)
    と、 上記第2の処理槽(32)を、両者の頂端開口が互いに揃
    うよう下から抱擁して収容支持し、かつ、該第2の処理
    槽(32)の頂端開口から溢出した粉砕屑スラッジを受入
    れる第1の処理槽(31)と、 これら粉砕装置(20)の頂端開口部と第1の処理槽(3
    1)とを管路により回流可能に連接すると共に、水を供
    給循環させ、第1の処理槽(31)に設けたレベルセンサ
    (34)からの感知信号を受けて作動し、循環水の供給を
    停止及び殺菌剤の供給をして一定時間浸漬させるための
    操作を行なう制御装置(50)とを備えてなる廃棄物粉砕
    機における選別及び殺菌装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の処理槽(31)内に下端を垂下
    したサイホン(332)を上記第2の処理槽(32)内に装着
    し、かつ、該第1の処理槽(31)内底部に孔穴(313)を
    設け、及び該孔穴(313)に、上記機体(10)頂端に設け
    られた給水管(13)と連接する循環水管路(41)と該機
    体(10)外側に伸出して廃水をなす排水管路(42)を備
    えた水量制御装置(40)の液体流入口を連接すると共
    に、上記制御装置(50)に上記粉砕装置(20)やレベル
    センサ(34)及び水量制御装置(40)を連接して、それ
    ぞれが適時に適当な作動をなすようにコントロールし、
    また、該機体(10)側壁に開き戸(14)を開設して該第
    1の処理槽(31)を引出せるようにしてなる請求項1記
    載の廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の処理槽(31)内部に、隔離機
    能を有する板状メタルラス(314)による仕切り壁を設け
    て大小二つの容置空間PとQに形成し、かつ、上記開き
    戸(14)と相対する上記第1、第2の処理槽(31, 32)
    のそれぞれ側壁を円弧曲面状壁面に形成して、両者が緊
    密に接するよう上記大容置空間Pよりも小形状の該第2
    の処理槽(32)を該第1の処理槽(31)の頂端縁に懸吊
    止着し、その際、該第2の処理槽(32)と該仕切り壁と
    の間に適宜な間隔を残すようにして、更に、該仕切り壁
    と相向かう該第2の処理槽(32)側壁に閉塞体(331)を
    枢着し、該第1の処理槽(31)の水位が上昇するに伴
    い、該閉塞体(331)が上記間隔に嵌着して水位の上昇を
    妨げるようしてなる請求項2記載の廃棄物粉砕機におけ
    る選別及び殺菌装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の処理槽(31)の内底部に収集
    箱網(317)を載置し、上記第2の処理槽(32)の上記仕
    切り壁と対応する側壁に下向きに伸出する漏斗状樋(32
    3′)を設け、かつ、該樋(323′)先端に逆流防止バル
    ブ(324)を取付けてなる請求項3記載の廃棄物粉砕機に
    おける選別及び殺菌装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の処理槽(32)内部の上記仕切
    り壁と対応する側壁に隣接して、その頂端縁が該第2の
    処理槽(32)頂端縁よりやや低い小容置室(325)を設
    け、かつ、該小容置室(325)頂端面を中央の中心孔(32
    6)に傾く傾斜面に形成して、該中心孔(326)下方に筒状
    容置槽(327)を該小容置室(325)底部までに伸出させる
    よう装着し、かつ、該筒状容置槽(327)底部に、上記第
    1の処理槽(31)底部に載置した収集網容器(334)の孔
    に対応して当接リブ(3281)を備えた係着孔(328)を設
    け、並びに上記中心孔(326)に対応して該筒状容置槽
    (327)内に浮き(3261)を収容してなる請求項3記載の
    廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装置。
  6. 【請求項6】 上記仕切り壁と反対側にある上記第2の
    処理槽(32)側壁に、対の孔を穿設してそれぞれ適当な
    形状に湾曲したサイホン (332, 333′)を挿着すると共
    に、該サイホン(333′)の第2の処理槽(32)内に伸出
    した一端を斜め切口(3331)にして吸水面を大きくし、ま
    た、該サイホン(333′)他端を第1の処理槽(31)内に
    放置された収集網容器(334)頂端面の孔に嵌挿してなる
    請求項3記載の廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装
    置。
  7. 【請求項7】 上記第2の処理槽(32)側縁に一端を掛
    着し、他端を上記粉砕装置(20)の出口(22)に係着す
    る樋板(329)を設け、粉砕された廃物屑が該出口(22)
    より樋板(329)を滑って該第2の処理槽(32)に落ち込
    む際に水渦を生じるようしてなる請求項1ないし6の何
    れかに記載の廃棄物粉砕機における選別及び殺菌装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106722850A (zh) * 2016-12-14 2017-05-31 巫山县天煜奇叶农业开发有限公司 节能粉条机
CN114292739A (zh) * 2022-01-20 2022-04-08 青岛新万福食品有限公司 一种肉类食品安全检测用细菌检测设备

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