JPH052072B2 - - Google Patents

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JPH052072B2
JPH052072B2 JP63092571A JP9257188A JPH052072B2 JP H052072 B2 JPH052072 B2 JP H052072B2 JP 63092571 A JP63092571 A JP 63092571A JP 9257188 A JP9257188 A JP 9257188A JP H052072 B2 JPH052072 B2 JP H052072B2
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JP
Japan
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pool
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diving
center
floor
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JP63092571A
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Tatsuro Nakamura
Hideaki Baba
Tadashi Yoshida
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Publication of JPH052072B2 publication Critical patent/JPH052072B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新しい都市型レジヤー施設としての
ダイビングプールに関する。
〔従来の技術〕
水中というものは、我々人間にとつて未だ未知
の空間と考えられる。また人はその水中及び水に
対してやすらぎや刺激を求めている。
この新しい世界といえる水中の魅力を手軽にし
かも安全に体験できる施設は、存在していない。
一方、近年スキユーバダイビングに人気があ
り、ダイバー人口も増加しているが、都市にある
スキユーバダイビング用のプールとしては現在存
在するものは、全て幅や深さが数メートル程度の
小さなもので基礎講習用として使用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のダイビング用プールでは、プ
ール自体に遊びの要素は少なく、レジヤー施設と
して適切でない。
ところで、レジヤーとしてのダイビングを見た
場合、沖縄、海外等魅力のあるスポツトは多い
が、都市に住む者にとつては当地へ行くまでの費
用負担が多く、これに対し近場のスポツトは少な
く近年増加するダイバー人口には対応しきれなく
なつてきている。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、
手軽で安全で楽しいスポーツ感覚でスキユーバダ
イビングが行える都市型新レジヤー施設としての
ダイビングプールを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、全体が直線
最長距離数十メートルの大型プールであり、外周
から中央に向かい、水浴エリア、中棚エリア、最
深部エアリというごとく同心円状にかつ中心に向
かい深くなるように段階的に構成され、中央の最
深部エリアへ塔を立上げ、この塔の上部に造波装
置を設け、該造波装置からの波を中央からプール
サイドへ流すとともに前記中棚エリアもしくは最
深部エリアのプール底部に起流装置を設け、最深
部エリアや中棚エリアの水中に潮流を惹起させる
ことをことを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、プールは直径が数十メートル
という大きなものでその中で充分遊泳スペースを
取れ、ダイバーは水中の魅力を堪能できる。
また、このプールは外周から中央に向かい深く
なるので、ベテランダイバーは中央に近い深い所
で初心者ダイバーは比較的浅い所でダイビングを
楽しむことができ、さらにプールの縁に近い浅い
エリアではダイビングの道具を使用しない水浴も
可能である。
しかも、塔の上部の造波装置でプールの中央か
ら周辺に向けて水面に波が形成され、さらに起流
装置により潮流を生じさせる。
このように、水中に波、潮流を作り出すことに
より人工的に海における現象を再現でき、自然に
近いダイビングを楽しむことになる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本発明のダイビングプールの1実施例
を示す一部切欠いた斜視図で、図中1は直線最長
距離(最大直径)が50mの円形プールを示す。
該プール1は、例えば4階建てのビルデイング
として大型コンクリート構造物2の中央に形成さ
れ、第2図、第3図に示すように同心円状に大き
く3段階に中心に向かい深くなるように構成され
る。1例として、水深1.2m程度の水浴エリア3、
その次の段階の水深5m程度の中棚エリア4、水
深10m程度の最深部エリア5というごとくであ
る。
さらに、前記水浴エリア3はその一部に0.4m
程度と0.8m程度の階段状の浅瀬エリア6をプー
ル1の縁から内へ向かい円弧状に形成し、また中
棚エリア4との境に一部、1.6m,2.0m,2.4m,
2.8mと漸次深くなる円弧状の誘導階段7を形成
し、ここに誘導手摺8を立上げた。
図中35は下向きに湾曲した水中トンネルで、
中棚エリア4の底部から最深部エリア5の途中に
抜けるものである。
プール1の底部、例えば中棚エリア4の底部下
に起流装置37を設置するビツトを形成し、その
吹出口37aを最深部エリア5の側面に開口し、
また吸込口37bを中棚エリア4の底部に開口す
る。なお、この吹出口37aはプール1の中心に
向かず周方向に向けられ、複数ある場合はすべて
円周に対し同一角度に整える。
さらに、必要に応じて気泡発生装置39をプー
ル1の底部に設置してもよい。
なお、前記実施例はプール1を円形としたが、
楕円形、矩形等でもよく、また外周から中央に向
い深くなるようなものであれば、階段状ではなく
斜路等により順次深くしてもよい。
このようなプール1を有する大型コンクリート
構造物2は、第5図〜第9図に示すように前記最
深部エリア5の外周に位置する地下1階9には機
械室29の他にモニタールームや見学室などを設
け、中棚エリア4及び水浴エリア3の外周に位置
する1階10にはエントランス11の奥にロビー
12を設け、さらに該エントランス11の横は従
業員室やレストラン、テイールーム、インフオメ
ーシヨン、受付、プロシヨツプ、レクチヤールー
ムなどに使用する小部屋13に区画する。また、
この1階10の奥はロツカールーム14を初めと
してシヤワー、サウナ、トイレなどを設ける。
プール1の開口が位置する2階15は、該プー
ル1の周囲に比較的大きなプールサイドテラス1
6を確保し、隅に採暖室17、プロシヨツプ1
8、売店19及び医務室、倉庫20などを設け、
また情報ボード21を設置する。
3階22、4階23でプール1の上方は吹抜2
4となつており、その両側に形成されるフロアに
はレストラン・テイールーム25、フアースト・
フードの売店26などを設け、特に4階23のフ
ロアは屋外テラス27とする。
一方、吹抜24の上方は太陽の光を取込みやす
いように透明なサンルーフ28で覆つた。
なお、このような大型コンクリート構造物2の
内部のバリエーシヨンは前記の例に限定されるも
のではなく、種々のものが考えられる。
前記円形プール1の最深部エリア5がある中央
位置から内部が径約3m程度の中空で階段等で人
間が上方から出入りできる塔30を立上げ、この
塔30の外周でプール1の水面位置に径が10m程
度の人工島31を形成した。
第11図、第12図に示すように、塔30の上
部で前記人工島31の直下に造波装置38を設け
る。この造波装置38としては浮子等を上下動さ
せるものを初めとして種々のものが採用し得る
が、一例として塔30内に形成した機械室38a
にブロアー38bを配設した空圧室38cを形成
し、この空圧室38cをダクト38dで外周の気
密室38eとダンパー38gを介して連通させ
る。該気密室38eは、防護柵38fなどで囲わ
れた開口が水中へ臨む。
また、この人工島31の上方で同じく塔30の
外周に空中デツキ32を形成するが、このデツキ
32は3階22のフロアと同レベルとし渡り廊下
33で連結する。
前記塔30には、プール1の水中に向けて窓を
設けた監視室34、又は鑑賞室を形成し、さらに
最深部には水中への映写装置(水中インターフエ
イス)36を設置した。
ところで、前記のごとく人工島31は塔30の
外周に鍔状に一体的に形成するものであるが、そ
の下面は前記造波装置38がある部分も含めて第
11図に示すように傾斜をつけて上方に広がるテ
ーパーとしてダイバーの危険防止を配慮した。
プール1内にはこの映写装置36などにより、
映像等で人工的な水中空間を創出できる場所を確
保する。
また、シーソー等の遊戯道具を設置して遊戯エ
リアを形成してもよい。
次に、使用法について説明する。
本発明施設の利用者は1階10のエントランス
11より構造物2内に入り、受付で所定の手続を
行い、またスキユーバダイビング用の道具の貸出
しなどを行う。
そして、ロツカールーム14やシヤワー室を経
て2階15へ上がりプール1へ入る。
ダイビングを行わない者は、水浴エリア3で遊
泳を行い、また初心者ダイバーはこの水浴エリア
3から中棚エリア4でダイビングを行う。特に、
浅瀬エリア6や誘導手摺8付きの誘導階段7が設
けられているので、初心者でも恐怖心を持たずに
安全にダイビングを行うことができる。
一方、ベテランダイバーは中棚エリア4及び最
深部エリア5で充分ダイビングを楽しむことがで
き、例えば水中アスレテイツクや映写装置36か
ら創作される映像、音楽を鑑賞するなど単にもぐ
るだけでなくスキユーバダイビングを補助手段と
して水中での新しい遊びを体験することができ
る。
トンネル35はすべて曲線であり、ダイバーは
安全にここを往来できる。
さらに、造波装置38では、ブロアー38bか
らダクト38dを介して送られる圧搾空気は気密
室38eに入り室内の気圧を上昇させる。その時
プール1の水は圧搾空気により下部に押し出さ
れ、プール1の中心から円周に向かう波が造られ
る。
また起流装置37では吸込口37bから吸込ま
れた水が吹出口37aより吹出され、その力によ
りプール1内に潮流が惹起される。しかもこの流
れはプール1が円形であることから、周方向に沿
う無理のないものが得られる。その結果、ダイバ
ーは水の中で波や潮流と出合い、海で体験するよ
うな自然を味わえる。
このようなダイバーに対する安全監視は塔30
内の監視室34での水中監視やデツキ32上など
からの水上監視の他、モニターテレビを水中に設
置するなどして死角がないように配慮される。
人工島31は遊泳者やダイバーの休息エリアと
して活用でき、デツキ32も休息や鑑賞用に利用
する。
さらに、入場者がプールを利用しての遊泳やダ
イビングを行わない場合でも、プールサイドテラ
ス16や屋上テラスで休息したり、また食事等を
行うことができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明のダイビングプール
は、従来ある基礎講習用の小さなものとは異な
り、レジヤーとしてのダイビングを都市内でも手
軽にかつ安全に楽しむことができ、しかもプール
は波や潮流により人工的に海における現象を再現
でき、やすらぎのある親水プールとなるので、都
市でのアーバンリゾートを作り出すことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダイビングプールの1実施例
を示す一部切欠いた斜視図、第2図はプールの平
面図、第3図は同上縦断正面図、第4図は同上部
分縦断正面図、第5図は大型コンクリート構造物
の地下1階の平面図、第6図は同上1階の平面
図、第7図は同上2階の平面図、第8図は同上3
階の平面図、第9図は同上4階の平面図、第10
図はプールと塔との関係を示す説明図、第11図
は塔の要部の正面図、第12図は造波装置部分の
縦断正面図である。 1……円形プール、2……大型コンクリート構
造物、3……水浴エリア、4……中棚エリア、5
……最深部エリア、6……浅瀬エリア、7……誘
導階段、8……誘導手摺、9……地下1階、10
……1階、11……エントランス、12……ロビ
ー、13……小部屋、14……ロツカールーム、
15……2階、16……プールサイドテラス、1
7……採暖室、18……プロシヨツプ、19……
売店、20……医務室、倉庫、21……情報ボー
ド、22……3階、23……4階、24……吹
抜、25……レストラン・テイールーム、26…
…フアースト・フードの売店、27……屋外テラ
ス、28……サンルーフ、29……機械室、30
……塔、31……人工島、32……デツキ、33
……渡り廊下、34……監視室、35……トンネ
ル、36……映写装置、37……起流装置、37
a……吹出口、37b……吸込口、38……造波
装置、38a……機械室、38b……ブロアー、
38c……空圧室、38d……ダクト、38e…
…気密室、38f……防護柵、38g……ダンパ
ー、39……気泡発生装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 全体が直線最長距離数十メートルの大型プー
    ルであり、外周から中央に向かい、水浴エリア、
    中棚エリア、最深部エアリというごとく同心円状
    にかつ中心に向かい深くなるように段階的に構成
    され、中央の最深部エリアへ塔を立上げ、この塔
    の上部に造波装置を設け、該造波装置からの波を
    中央からプールサイドへ流すとともに前記中棚エ
    リアもしくは最深部エリアのプール底部に起流装
    置を設け、最深部エリアや中棚エリアの水中に潮
    流を惹起させることを特徴とするダイビングプー
    ル。
JP9257188A 1988-04-14 1988-04-14 ダイビングプール Granted JPH01263367A (ja)

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JPH01263367A JPH01263367A (ja) 1989-10-19
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