JP2000038849A - ダイビングプール - Google Patents
ダイビングプールInfo
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- JP2000038849A JP2000038849A JP10205158A JP20515898A JP2000038849A JP 2000038849 A JP2000038849 A JP 2000038849A JP 10205158 A JP10205158 A JP 10205158A JP 20515898 A JP20515898 A JP 20515898A JP 2000038849 A JP2000038849 A JP 2000038849A
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- Japan
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- diving
- water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本場のダイビングスポットに限りなく近い疑
似体験が可能で、しかも、レジャー、スクーリングおよ
びトレーニングとしての機能を兼ね備え、更に、水中に
配した造形物内において、レギュレーターを外しての休
憩や飲食等を楽しむことができる。 【解決手段】 砂浜から水底に亘って水深が段階的に変
化するダイビングプールにおいて、水深が10から15
mの水中に配した造形物内にダイビングベル21が設け
れら、ダイビングベル21内のスペースを、レギュレー
ターを外しての休憩や飲食のためのスペースとして利用
する。
似体験が可能で、しかも、レジャー、スクーリングおよ
びトレーニングとしての機能を兼ね備え、更に、水中に
配した造形物内において、レギュレーターを外しての休
憩や飲食等を楽しむことができる。 【解決手段】 砂浜から水底に亘って水深が段階的に変
化するダイビングプールにおいて、水深が10から15
mの水中に配した造形物内にダイビングベル21が設け
れら、ダイビングベル21内のスペースを、レギュレー
ターを外しての休憩や飲食のためのスペースとして利用
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイビングプー
ル、特に、本場のダイビングスポットに限りなく近い疑
似体験が可能で、しかも、レジャー、スクーリングおよ
びトレーニングとしての機能を兼ね備え、更に、水中に
配した造形物内において、レギュレーターを外しての休
憩や飲食等を楽しむことができるダイビングプールに関
するものである。
ル、特に、本場のダイビングスポットに限りなく近い疑
似体験が可能で、しかも、レジャー、スクーリングおよ
びトレーニングとしての機能を兼ね備え、更に、水中に
配した造形物内において、レギュレーターを外しての休
憩や飲食等を楽しむことができるダイビングプールに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マリンスポーツとして、スキュー
バーダイビングやスキンダイビングの普及が目覚しく、
ダイバー人口も急増している。
バーダイビングやスキンダイビングの普及が目覚しく、
ダイバー人口も急増している。
【0003】魅力のあるスポットでダイビングを楽しみ
たい気持ちは、ダイバーなら誰しも持っていいるが、魅
力のあるダイビングスポットは、一般的に、人口が少な
い遠隔地にある。従って、都市に住むダイバーがこのよ
うな魅力あるスポットでダイビングを楽しむためには、
多額の費用と時間をかけざるを得ないことから、大多数
のダイバーは、近場のスポットに出向いているのが現状
である。
たい気持ちは、ダイバーなら誰しも持っていいるが、魅
力のあるダイビングスポットは、一般的に、人口が少な
い遠隔地にある。従って、都市に住むダイバーがこのよ
うな魅力あるスポットでダイビングを楽しむためには、
多額の費用と時間をかけざるを得ないことから、大多数
のダイバーは、近場のスポットに出向いているのが現状
である。
【0004】そこで、手軽にスキューバーダイビングや
スキンダイビングが行える都市型レジャー施設としての
ダイビングプールが特許第2568444号に開示され
ている。以下、このダイビングプールを従来技術1とい
う。
スキンダイビングが行える都市型レジャー施設としての
ダイビングプールが特許第2568444号に開示され
ている。以下、このダイビングプールを従来技術1とい
う。
【0005】この従来技術1を図面を参照しながら説明
する。図5は、従来技術1を示す概略断面図である。従
来技術1は、図5に示すように、全体が直線最長距離数
十mのプールで、水深の浅い第1ゾーン1と、第1ゾー
ン1よりも水深の深い第2ゾーン2と、第2ゾーン2よ
りも更に水深の深い第3ゾーン3と、前記第3ゾーンよ
り更に水深の深い第4ゾーン4とを備え、第1ゾーン1
は、スキンダイビングや初心者ダイバーのためゾーンで
あり、第2ゾーン2は、ダイビング技術を習得するため
の各種機材が設置されたゾーンであり、第3ゾーンは、
沈船等の造形物が配され、中上級者ダイバーが冒険等を
楽しむことができるゾーンであり、第4ゾーン4は、月
面等の宇宙空間を模した造形物や都市空間を模した造形
物が配され、中上級者ダイバーが宇宙遊泳や空中遊泳を
楽しむことができるゾーンである。
する。図5は、従来技術1を示す概略断面図である。従
来技術1は、図5に示すように、全体が直線最長距離数
十mのプールで、水深の浅い第1ゾーン1と、第1ゾー
ン1よりも水深の深い第2ゾーン2と、第2ゾーン2よ
りも更に水深の深い第3ゾーン3と、前記第3ゾーンよ
り更に水深の深い第4ゾーン4とを備え、第1ゾーン1
は、スキンダイビングや初心者ダイバーのためゾーンで
あり、第2ゾーン2は、ダイビング技術を習得するため
の各種機材が設置されたゾーンであり、第3ゾーンは、
沈船等の造形物が配され、中上級者ダイバーが冒険等を
楽しむことができるゾーンであり、第4ゾーン4は、月
面等の宇宙空間を模した造形物や都市空間を模した造形
物が配され、中上級者ダイバーが宇宙遊泳や空中遊泳を
楽しむことができるゾーンである。
【0006】別のダイビングプールが実公平7−224
48号公報に開示されている。以下、このダイビングプ
ールを従来技術2という。従来技術2は、水位が異なる
2以上のプールを連通したプールにおいて、これらのプ
ールの内には、圧縮空気を収容した加圧室を有する加圧
プールと、この加圧プールとトンネルで連通し、水中を
昇降するダイビングベルを設置した大水深プールとを含
むものからなっている。
48号公報に開示されている。以下、このダイビングプ
ールを従来技術2という。従来技術2は、水位が異なる
2以上のプールを連通したプールにおいて、これらのプ
ールの内には、圧縮空気を収容した加圧室を有する加圧
プールと、この加圧プールとトンネルで連通し、水中を
昇降するダイビングベルを設置した大水深プールとを含
むものからなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術1お
よび2は、基礎講習用の小さなプールと異なり、レジャ
ーとしてのダイビングを遠隔地まで行かずに手軽に楽し
むことができ、しかも、初心者からベテランダイバーま
でレベルに応じてダイビング技術を習得することができ
るといった効果を有するが、更に、臨場感あふれ、且
つ、実際の状況に即したダイビングを楽しむことができ
る新たなダイビングプールの開発が望まれていた。
よび2は、基礎講習用の小さなプールと異なり、レジャ
ーとしてのダイビングを遠隔地まで行かずに手軽に楽し
むことができ、しかも、初心者からベテランダイバーま
でレベルに応じてダイビング技術を習得することができ
るといった効果を有するが、更に、臨場感あふれ、且
つ、実際の状況に即したダイビングを楽しむことができ
る新たなダイビングプールの開発が望まれていた。
【0008】なお、従来技術1は、従来技術2に記載さ
れているような、ダイビングベルを備えていない。これ
に対して、従来技術2は、ダイビングベルを備えている
が、あくまで水中保安装置としてのダイビングベルであ
るので、単に水中に昇降可能に吊り下げられたものに過
ぎず、ダイビングベル内での休憩や飲食等のためもので
はない。
れているような、ダイビングベルを備えていない。これ
に対して、従来技術2は、ダイビングベルを備えている
が、あくまで水中保安装置としてのダイビングベルであ
るので、単に水中に昇降可能に吊り下げられたものに過
ぎず、ダイビングベル内での休憩や飲食等のためもので
はない。
【0009】従って、この発明の目的は、本場のダイビ
ングスポットに限りなく近い疑似体験が可能で、しか
も、レジャー、スクーリングおよびトレーニングとして
の機能を兼ね備え、更に、水中に配した造形物内におい
て、レギュレーターを外しての休憩や飲食等を楽しむこ
とができるダイビングプールを提供することにある。
ングスポットに限りなく近い疑似体験が可能で、しか
も、レジャー、スクーリングおよびトレーニングとして
の機能を兼ね備え、更に、水中に配した造形物内におい
て、レギュレーターを外しての休憩や飲食等を楽しむこ
とができるダイビングプールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
砂浜から水底に亘って水深が段階的に変化するダングプ
ールにおいて、水深が10から15mの水中に配した造
形物内にダイビングベルが設けれら、前記ダイビングベ
ル内のスペースを、レギュレーターを外しての休憩や飲
食用スペースとして利用することに特徴を有するもので
ある。
砂浜から水底に亘って水深が段階的に変化するダングプ
ールにおいて、水深が10から15mの水中に配した造
形物内にダイビングベルが設けれら、前記ダイビングベ
ル内のスペースを、レギュレーターを外しての休憩や飲
食用スペースとして利用することに特徴を有するもので
ある。
【0011】請求項2記載の発明、プールの周囲に設け
られたウォークスペースと、前記ウォークスペースに設
けられたエントリー用ボートデッキと、前記ウォークス
ペースに設けられたエグジット用ラダーとを備えている
ことに特徴を有するものである。
られたウォークスペースと、前記ウォークスペースに設
けられたエントリー用ボートデッキと、前記ウォークス
ペースに設けられたエグジット用ラダーとを備えている
ことに特徴を有するものである。
【0012】請求項3記載の発明、水中に水中生物を映
し出すための映像モニターが設けられていることに特徴
を有するものである。請求項4記載の発明、前記水底に
は、砂が敷き詰められていることに特徴を有するもので
ある。
し出すための映像モニターが設けられていることに特徴
を有するものである。請求項4記載の発明、前記水底に
は、砂が敷き詰められていることに特徴を有するもので
ある。
【0013】請求項5記載の発明は、プールの最大水深
は、18mであることに特徴を有するものである。
は、18mであることに特徴を有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この発明のダイビングプー
ルの一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
ルの一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、この発明のダイビングプールの一
実施態様を示す概略斜視図、図2は、この発明のダイビ
ングプールの一実施態様を示す概略平面図、図3は、こ
の発明のダイビングプールの一実施態様を示す概略側面
図、図4は、この発明のダイビングプールに設置するダ
イビングベルを示す概略断面図である。
実施態様を示す概略斜視図、図2は、この発明のダイビ
ングプールの一実施態様を示す概略平面図、図3は、こ
の発明のダイビングプールの一実施態様を示す概略側面
図、図4は、この発明のダイビングプールに設置するダ
イビングベルを示す概略断面図である。
【0016】図1から図4に示すように、この発明のダ
イビングプールは、直方体状に構成された大型コンクリ
ートまたは鋼製構造物によって構築され、長さは、約3
0m、幅は、約10m、最大深さは、18mである。最
大深さを18mとすることによって、プロのダイバーの
トレーニングとしても利用できる。プールの水深は、砂
浜5が設けられた一方の短辺側から段階的に深くなり、
水底6に至っている。なお、砂浜5は、透水性床材等の
軟材料によって構成されているが、本物の砂を敷いても
良い。この場合には、砂が水底6側に流動しないよう
に、砂止めを施す必要がある。使用水は、海水または通
常の塩素消毒したプール水とする。水温は、20から2
9℃程度とする。
イビングプールは、直方体状に構成された大型コンクリ
ートまたは鋼製構造物によって構築され、長さは、約3
0m、幅は、約10m、最大深さは、18mである。最
大深さを18mとすることによって、プロのダイバーの
トレーニングとしても利用できる。プールの水深は、砂
浜5が設けられた一方の短辺側から段階的に深くなり、
水底6に至っている。なお、砂浜5は、透水性床材等の
軟材料によって構成されているが、本物の砂を敷いても
良い。この場合には、砂が水底6側に流動しないよう
に、砂止めを施す必要がある。使用水は、海水または通
常の塩素消毒したプール水とする。水温は、20から2
9℃程度とする。
【0017】最大水深を18mとしたのは、以下の理由
による。 水深18mの水中に連続滞在した場合、無減圧限
界、即ち、水面に浮上する前に減圧停止を実施しないで
水中にいることができる最大時間が55分である。この
時間は、呼吸量にもよるが、ベテランダイバーならタン
ク1本分の空気量で十分間に合う時間である。 減圧症にならないための最大浮上速度は、18m/
分である。つまり、水底で事故が発生しても1分間で安
全に水面まで浮上できる。 水深が18m未満では、熟練ダイバーにとって面白
味に欠ける。
による。 水深18mの水中に連続滞在した場合、無減圧限
界、即ち、水面に浮上する前に減圧停止を実施しないで
水中にいることができる最大時間が55分である。この
時間は、呼吸量にもよるが、ベテランダイバーならタン
ク1本分の空気量で十分間に合う時間である。 減圧症にならないための最大浮上速度は、18m/
分である。つまり、水底で事故が発生しても1分間で安
全に水面まで浮上できる。 水深が18m未満では、熟練ダイバーにとって面白
味に欠ける。
【0018】砂浜5と水底6との間は、階段状の擬岩7
によって構成され、擬岩7には、洞窟8が掘られてい
る。洞窟8内には、高画質モニター( 図示せず) が設置
されており、ダイバーは、このモニターに映し出される
魚介類の生態を観察できる。高画質モニターは、レーザ
ーディスクに収録したハイビジョン方式で撮影した高精
細映像を大型モニターで再生するものであり、ダイバー
は、魚と一緒に泳ぐ感覚を味わえる。擬岩7には、珊瑚
礁、しゃこ貝、各種海草等の造形物が配され、限りなく
本物の海底に近い状況になっている。この他、洞窟8
に、マジックミラー方式の覗き窓を設け、一般観客の側
からのみ水中のダイバーの遊泳状況を直接、プール外か
ら覗けるようにしても良い。
によって構成され、擬岩7には、洞窟8が掘られてい
る。洞窟8内には、高画質モニター( 図示せず) が設置
されており、ダイバーは、このモニターに映し出される
魚介類の生態を観察できる。高画質モニターは、レーザ
ーディスクに収録したハイビジョン方式で撮影した高精
細映像を大型モニターで再生するものであり、ダイバー
は、魚と一緒に泳ぐ感覚を味わえる。擬岩7には、珊瑚
礁、しゃこ貝、各種海草等の造形物が配され、限りなく
本物の海底に近い状況になっている。この他、洞窟8
に、マジックミラー方式の覗き窓を設け、一般観客の側
からのみ水中のダイバーの遊泳状況を直接、プール外か
ら覗けるようにしても良い。
【0019】プールの周囲には、ウォークスペース9が
形成されている。擬岩7の上方のウォークスペース9に
は、ボートデッキ10が設けられており、ここからバッ
クロールエントリー、ジャイアントストライドエントリ
ー等の方法でエントリー( 入水) できる。水底6の上方
のウォークスペース9には、高齢者や初心者が容易にエ
グジットできるように、長さの異なるラダー11が複数
本、設けられている。エントリーは、砂浜5およびボー
トデッキ10から行え、エグジット( 出水) は、砂浜5
またはラダー11から行える。
形成されている。擬岩7の上方のウォークスペース9に
は、ボートデッキ10が設けられており、ここからバッ
クロールエントリー、ジャイアントストライドエントリ
ー等の方法でエントリー( 入水) できる。水底6の上方
のウォークスペース9には、高齢者や初心者が容易にエ
グジットできるように、長さの異なるラダー11が複数
本、設けられている。エントリーは、砂浜5およびボー
トデッキ10から行え、エグジット( 出水) は、砂浜5
またはラダー11から行える。
【0020】水深10から15mの水中には、沈船12
等の造形物が配されている。沈船12内には、図4に示
すように、空気の吸排気が可能なダイビングベル(空気
が溜まったスペース)21が設置されている。ダイビン
グベル21内には、テーブル22が置かれ、ダイバー
は、フットレスト23上に乗りダイビングベル21内の
スペースを、レギュレーターを外しての休憩や飲食のた
めのスペースとして利用することができる。ダイビング
ベル21を透明な材質とすれば、沈船12内の景色を楽
しみながら休憩や飲食が行える。この他、ダイビングベ
ル21を緊急時の減圧停止用スペースとして利用しても
良いことは勿論である。
等の造形物が配されている。沈船12内には、図4に示
すように、空気の吸排気が可能なダイビングベル(空気
が溜まったスペース)21が設置されている。ダイビン
グベル21内には、テーブル22が置かれ、ダイバー
は、フットレスト23上に乗りダイビングベル21内の
スペースを、レギュレーターを外しての休憩や飲食のた
めのスペースとして利用することができる。ダイビング
ベル21を透明な材質とすれば、沈船12内の景色を楽
しみながら休憩や飲食が行える。この他、ダイビングベ
ル21を緊急時の減圧停止用スペースとして利用しても
良いことは勿論である。
【0021】沈船12の窓や開口部には、上記高画質モ
ニターと同様なモニター(図示せず) が設置されてお
り、ダイバーは、このモニターに映し出される魚介類の
生態を観察できる。
ニターと同様なモニター(図示せず) が設置されてお
り、ダイバーは、このモニターに映し出される魚介類の
生態を観察できる。
【0022】水中の所定個所に、水中カメラを設置し
て、ダイバーの実況モニターを行えるようにしても良
い。水中カメラは、ダイバーの安全監視用としても使用
することができる。
て、ダイバーの実況モニターを行えるようにしても良
い。水中カメラは、ダイバーの安全監視用としても使用
することができる。
【0023】更に、水底6には、砂が敷き詰められてお
り、ダイバーのフィンキックにより砂が舞い上がり、こ
れによっても実際の海底に近い状況を再現できる。この
他、音楽を楽しみながら遊泳するために、水中にBGM
を流しても良い。また、砂浜5にダイバーのために採暖
用ボート型の暖水槽20を配備し営業終了後は、機材の
洗浄に利用する。
り、ダイバーのフィンキックにより砂が舞い上がり、こ
れによっても実際の海底に近い状況を再現できる。この
他、音楽を楽しみながら遊泳するために、水中にBGM
を流しても良い。また、砂浜5にダイバーのために採暖
用ボート型の暖水槽20を配備し営業終了後は、機材の
洗浄に利用する。
【0024】なお、プールの構造物には、エレベーター
13、パーキングエリア14、機械室15、教室・レス
トエリア16、ロビー17、シャワー室18、監視室1
9等が設けられている。
13、パーキングエリア14、機械室15、教室・レス
トエリア16、ロビー17、シャワー室18、監視室1
9等が設けられている。
【0025】上述のように構成されている、この発明の
ダイビングプールによれば、以下のようにして、ダイバ
ーは、ダイビングを楽しむことができる。ダイバーは、
砂浜5またはボートデッキ10からエントリーし、徐々
に耳抜きをしながら擬岩7まで周囲の珊瑚礁、シャコ
貝、海草等が設けられた風景を楽しみながら下降する。
なお、ボートエントリーをする場合には、ウォーキング
スペース9上をボートデッキ9まで歩き、ボートデッキ
9から行う。擬岩7まで下降したダイバーが洞窟8内に
入れば、洞窟8内において、モニターに映し出される魚
介類の生態を観察できる他、魚と一緒に泳ぐ感覚を味わ
える。
ダイビングプールによれば、以下のようにして、ダイバ
ーは、ダイビングを楽しむことができる。ダイバーは、
砂浜5またはボートデッキ10からエントリーし、徐々
に耳抜きをしながら擬岩7まで周囲の珊瑚礁、シャコ
貝、海草等が設けられた風景を楽しみながら下降する。
なお、ボートエントリーをする場合には、ウォーキング
スペース9上をボートデッキ9まで歩き、ボートデッキ
9から行う。擬岩7まで下降したダイバーが洞窟8内に
入れば、洞窟8内において、モニターに映し出される魚
介類の生態を観察できる他、魚と一緒に泳ぐ感覚を味わ
える。
【0026】更に水底6まで下降すれば、通常では味わ
えない沈船12の探索という冒険を楽しむことができ
る。このとき水底6には砂が敷かれているので、ダイバ
ーのフィンキングにより砂が舞い上がり、より実際に近
い状況が体験できる。水底6の水深は、18mであるの
で、熟練ダイバーでも飽きがこない。沈船12内におい
ても、洞窟8内におけると同様に、モニターに映し出さ
れる魚介類の生態を観察できる他、魚と一緒に泳ぐ感覚
を味わえる。この他、沈船12内に設置されたダイビン
グベル21内において、レギュレーターを外しての休憩
や飲食を楽しむことができる。
えない沈船12の探索という冒険を楽しむことができ
る。このとき水底6には砂が敷かれているので、ダイバ
ーのフィンキングにより砂が舞い上がり、より実際に近
い状況が体験できる。水底6の水深は、18mであるの
で、熟練ダイバーでも飽きがこない。沈船12内におい
ても、洞窟8内におけると同様に、モニターに映し出さ
れる魚介類の生態を観察できる他、魚と一緒に泳ぐ感覚
を味わえる。この他、沈船12内に設置されたダイビン
グベル21内において、レギュレーターを外しての休憩
や飲食を楽しむことができる。
【0027】このようにして、ダイビングを楽しんだダ
イバーは、砂浜5またはラダー11からエグジットす
る。この場合、万一、水底で事故があっても、1分間以
内で水面まで浮上できるので、減圧症になる恐れはな
い。
イバーは、砂浜5またはラダー11からエグジットす
る。この場合、万一、水底で事故があっても、1分間以
内で水面まで浮上できるので、減圧症になる恐れはな
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、本場のダイビングスポットに限りなく近い疑似体験
が可能で、しかも、レジャー、スクーリングおよびトレ
ーニングとしての機能を兼ね備え、更に、水中に配した
造形物内において、レギュレーターを外しての休憩や飲
食等を楽しむことができるといった有用な効果がもたら
される。
ば、本場のダイビングスポットに限りなく近い疑似体験
が可能で、しかも、レジャー、スクーリングおよびトレ
ーニングとしての機能を兼ね備え、更に、水中に配した
造形物内において、レギュレーターを外しての休憩や飲
食等を楽しむことができるといった有用な効果がもたら
される。
【図1】この発明のダイビングプールの一実施態様を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図2】この発明のダイビングプールの一実施態様を示
す概略平面図である。
す概略平面図である。
【図3】この発明のダイビングプールの一実施態様を示
す概略側面図である。
す概略側面図である。
【図4】この発明のダイビングプールに設置するダイビ
ングベルを示す概略断面図である。
ングベルを示す概略断面図である。
【図5】従来技術1を示す概略断面図である。
1:第1ゾーン 2:第2ゾーン 3:第3ゾーン 4:第4ゾーン 5:砂浜 6:水底 7:擬岩 8:洞窟 9:ウォークスペース 10:ボートデッキ 11:ラダー 12:沈船 13:エレベーター 14:パーキングエリア 15:機械室 16:教室・レストエリア 17:ロビー 18:シャワー室 19:監視室 20:採暖用ボート型暖水槽 21:ダイビングベル 22:テーブル 23:フットレスト
Claims (5)
- 【請求項1】 砂浜から水底に亘って水深が段階的に変
化するダイビングプールにおいて、 水深が10から15mの水中に配した造形物内にダイビ
ングベルが設けれら、前記ダイビングベル内のスペース
を、レギュレーターを外しての休憩や飲食のためのスペ
ースとして利用することを特徴とするダイビングプー
ル。 - 【請求項2】 プールの周囲に設けられたウォークスペ
ースと、前記ウォークスペースに設けられたエントリー
用ボートデッキと、前記ウォークスペースに設けられた
エグジット用ラダーとを備えていることを特徴とする、
請求項1記載のダイビングプール。 - 【請求項3】 水中に水中生物を映し出すための映像モ
ニターが設けられていることを特徴とする、請求項1ま
たは2記載のダイビングプール。 - 【請求項4】 前記水底には、砂が敷き詰められている
ことを特徴とする、請求項1から3の内の何れか1つに
記載されたダイビングプール。 - 【請求項5】 プールの最大水深は、18mであること
を特徴とする、請求項1から4の内の何れか1つに記載
されたダイビングプール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10205158A JP2000038849A (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | ダイビングプール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10205158A JP2000038849A (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | ダイビングプール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000038849A true JP2000038849A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16502392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10205158A Pending JP2000038849A (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | ダイビングプール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000038849A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101776378B1 (ko) * | 2015-06-10 | 2017-09-07 | 안창근 | 다목적 모듈러 풀 |
-
1998
- 1998-07-21 JP JP10205158A patent/JP2000038849A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101776378B1 (ko) * | 2015-06-10 | 2017-09-07 | 안창근 | 다목적 모듈러 풀 |
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