JPH0520717U - 無影灯 - Google Patents

無影灯

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JPH0520717U
JPH0520717U JP078182U JP7818291U JPH0520717U JP H0520717 U JPH0520717 U JP H0520717U JP 078182 U JP078182 U JP 078182U JP 7818291 U JP7818291 U JP 7818291U JP H0520717 U JPH0520717 U JP H0520717U
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JP
Japan
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lamp
germicidal lamp
light
reflection mirror
germicidal
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JP078182U
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Inventor
勝 茶谷
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株式会社長田中央研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の無影灯を利用して殺菌灯を取り付け、
この殺菌灯によって治療室内を効果的に滅菌し、もって
院内感染等を防止する。 【構成】 周知の無影灯における反射ミラー2の後
(裏)側に殺菌灯10を有し、これによって、昼間の診
療期間中つまり無影灯が下を向いている時は殺菌灯10
にて天井を照らすようにして天井付近を浮遊して上昇菌
を効果的に滅菌し、夜間等の休診中は前記無影灯1の向
きを反転させて、換言すれば殺菌灯10を下向きにして
床面等に付着している下降菌を効果的に滅菌する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、無影灯、より詳細には、殺菌灯を一体的に有する無影灯に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、歯科治療等において、患者の患部を照明する照明具として無影灯が広く 用いられている。 無影灯は、ランプの前に遮光板を設けて該ランプの光で直接照明しないように するとともに、ランプの後側に反射ミラー(散乱板)を設置して光源の数を実質 的に無限大として(換言すれば面光源として)被照射物の影ができないようにし たものであり、歯科、耳鼻科等の治療において患部を照射するのに適したもので ある。前記ランプ、遮光板、反射ミラーは直接あるいは適宜の支持体を介して支 持部に取り付けられ、該支持部は回動自在に構成され、照明位置を自由に調整す ることができるようになっている。 前記ミラーは、ランプから後方に向けて放出された光を面光源として前面に反 射させるようにしたものであり、通常、弧状に形成されている。また、前記遮光 板はランプからの光が直接被照射物にいかないようにするものであり、これによ って、前記の面光源を均一に保っている。 一方、歯科治療室は外来患者の出入りも多く、室内を滅菌・消毒するための注 意を怠れば、床ならびに器械、器具の表面あるいは空気中などには、微生物が多 数残存する可能性があり、歯科治療室が患者から患者へ、患者から術者へ、ある いは術者から患者へと、病原微生物を伝播する場所となってしまうおそれがある 。特に、最近では、黄色葡萄状球菌による院内感染が注目を集めている。
【0003】
【目的】
本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、既存の無影灯を 利用して殺菌灯を取り付け、この殺菌灯によって治療室内を効果的に滅菌し、も って、院内感染等を防止することを目的になされたものである。
【0004】
【構成】
本考案は、上記目的を達成するために、ランプの後方に該ランプと一体的に反 射ミラーを有し、該反射ミラーにて前記ランプからの光を反射してランプの前方 に投射するようにした無影灯において、前記反射ミラーの後方に殺菌灯を一体的 に有することを特徴としたものであり、更には、前記殺菌灯が前記反射ミラーに 着脱可能に取り付けられていること、或いは、前記反射ミラーが該反射ミラーの 支持部材に対して前後を反転可能に支持されていることを特徴としたものである 。以下、本考案の実施例に基いて説明する。
【0005】 図1は、本考案による無影灯の一実施例を説明するための図で、図中、1は反 射ミラーの両側部に設けられた把持部、2は反射ミラー、3はランプ、4は遮光 板又は反射板、5はランプ取付板、6はランプ支持板、7はランプ支持板取付部 材、8は取付部材で、これら部材1〜8よりなる無影灯は関接9を介して支持ア ーム部材に回動自在に固定されている。以上の構成は、既存の無影灯の代表的な 例を示すものであり、本考案は、以上の構成に限定されるものではない。
【0006】 本考案は、上述のごとき周知の無影灯における反射ミラー2の後(裏)側に殺 菌灯10を取り付けたものであり、これによって、昼間の診療期間中つまり無影 灯が下を向いている時は殺菌灯10にて天井を照らすようにして天井付近を浮遊 して上昇菌を効果的に滅菌し、夜間等の休診中は前記無影灯1の向きを反転させ て、換言すれば、殺菌灯10を下向きにして床面等に付着している下降菌を効果 的に滅菌する。なお、図中、11は殺菌灯10に電力を供給する安定器であるが 、これは必ずしも殺菌灯10と一体的にして用いる必要はなく、別の箇所に配設 し、その出力をリード線を介して殺菌灯10に導くようにしてもよい。
【0007】 以上には、無影灯に殺菌灯10を予め一体的に取付けた例について説明したが 、現実には、既に多数の無影灯が使用されており、できれば、これら既設の無影 灯にも殺菌灯を取り付けることができれば好都合であり、その場合には、無影灯 の形式により、殺菌灯のみを取り付けたり、殺菌灯10を安定器11を一体形成 したものを取り付けたりする等、現状に応じて任意選択すればよい。また、殺菌 灯から放出される光の広がり角度が広すぎて周囲の人の目に光が入るような場合 には、無影灯に遮光カバー等を設けて殺菌灯から放出される光が人の目に入らな いようにする。また、この殺菌灯は、必ずしも、常時点灯しておく必要はなく、 例えば、ある所定角度の範囲内で下を向いている時のみ殺菌灯を自動的に点灯さ せ、水平方向或いは上向きで使用する時は自動的に消灯するようにしてもよく、 又、手動スイッチを設けておき、非使用時、無影灯を前記所定の角度範囲で下に 向けて、前記スイッチを作動して殺菌灯を点灯するようにしてもよい。また、昼 休みとか夜間等は無影灯を上向きにし、換言すれば、殺菌灯を下側にして点灯し ておけば、床等に付着している下降菌を滅菌することができる。この場合、特に 、帰宅時、無影灯を上に向けた時、自動的に殺菌灯が点灯し、所定時間後に自動 的に消灯するようにしておけば、より効果的に滅菌を行うことができる。
【0008】
【効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によると、簡単な構成により、治療室 内の空気を清潔に保ち、現在問題になっているような院内感染を効果的に防止す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による無影灯の一実施例を説明するた
めの構成図である。
【符号の説明】
1…把持部、2…反射ミラー、3…無影灯用ランプ、1
0…殺菌灯、11…安定器。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプの後方に該ランプと一体的に反射
    ミラーを有し、該反射ミラーにて前記ランプからの光を
    反射してランプの前方に投射するようにした無影灯にお
    いて、前記反射ミラーの後方に殺菌灯を一体的に有する
    ことを特徴とする無影灯。
  2. 【請求項2】 前記殺菌灯が前記反射ミラーに着脱可能
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の
    無影灯。
  3. 【請求項3】 前記反射ミラーが該反射ミラーの支持部
    材に対して前後を反転可能に支持されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の無影灯。
JP1991078182U 1991-09-02 1991-09-02 無影灯 Expired - Lifetime JP2518263Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6490318B1 (ja) * 2018-03-29 2019-03-27 サンエナジー株式会社 紫外線照射装置、紫外線照射方法、照明装置および紫外線照射システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6490318B1 (ja) * 2018-03-29 2019-03-27 サンエナジー株式会社 紫外線照射装置、紫外線照射方法、照明装置および紫外線照射システム
WO2019186880A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 サンエナジー株式会社 紫外線照射装置、紫外線照射方法、照明装置および紫外線照射システム

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