JPH05206973A - フレームパタン検出回路 - Google Patents
フレームパタン検出回路Info
- Publication number
- JPH05206973A JPH05206973A JP4036942A JP3694292A JPH05206973A JP H05206973 A JPH05206973 A JP H05206973A JP 4036942 A JP4036942 A JP 4036942A JP 3694292 A JP3694292 A JP 3694292A JP H05206973 A JPH05206973 A JP H05206973A
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- JP
- Japan
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- frame pattern
- frame
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームパタン検出を低速で行うことによ
り、回路の動作安定度を上げる。 【構成】 同一のフレームパタンを持つ信号をブロック
多重して作られた信号中のフレームパタンを検出する回
路において、信号ドロップ回路103によって受信信号
中から一定の割合で信号を抽出し、その抽出信号列に一
定の法則で現われるフレームパタンをパタン検出回路1
04で検出する構成にした。
り、回路の動作安定度を上げる。 【構成】 同一のフレームパタンを持つ信号をブロック
多重して作られた信号中のフレームパタンを検出する回
路において、信号ドロップ回路103によって受信信号
中から一定の割合で信号を抽出し、その抽出信号列に一
定の法則で現われるフレームパタンをパタン検出回路1
04で検出する構成にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPCM通信装置等のディ
ジタル通信装置のフレーム同期回路におけるフレームパ
タン検出回路に係り、特に高いクロック周波数で使用さ
れクロック周期に対して回路の遅延時間が大きくなり通
常使用される従来のフレーム同期回路の使用が不可能に
なる場合に有効なフレームパタン検出回路に関するもの
である。
ジタル通信装置のフレーム同期回路におけるフレームパ
タン検出回路に係り、特に高いクロック周波数で使用さ
れクロック周期に対して回路の遅延時間が大きくなり通
常使用される従来のフレーム同期回路の使用が不可能に
なる場合に有効なフレームパタン検出回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信装置、特にPCM通信装
置においては伝送されるディジタル信号はワードあるい
はフレーム単位に多重化されるが、この多重化順序を受
信側において正しく認識するためにフレーム同期のため
の手段が必要であり、通常は伝送されるディジタル信号
の中にフレーム同期のためのあらかじめ決められ、かつ
フレーム内の他の位置では生じない特別のパタンを挿入
し、そのパタンを受信側で捜索し、受信装置のタイミン
グ回路を同期させることによって行われる。この特別な
フレームパタンを検出する従来のフレームパタン検出回
路としては次のようなものが一般的である。
置においては伝送されるディジタル信号はワードあるい
はフレーム単位に多重化されるが、この多重化順序を受
信側において正しく認識するためにフレーム同期のため
の手段が必要であり、通常は伝送されるディジタル信号
の中にフレーム同期のためのあらかじめ決められ、かつ
フレーム内の他の位置では生じない特別のパタンを挿入
し、そのパタンを受信側で捜索し、受信装置のタイミン
グ回路を同期させることによって行われる。この特別な
フレームパタンを検出する従来のフレームパタン検出回
路としては次のようなものが一般的である。
【0003】図2は従来例で用いたフレーム構成例を示
す説明図である。この例では、フレームパタンとしてA
1,A2,A3の3バイトを割り当てている。例えば、
A1にはAAh、A2には11h、A3として01hを
挿入する。残りの13バイトを情報信号に割り当て1フ
レーム16バイトで構成される。
す説明図である。この例では、フレームパタンとしてA
1,A2,A3の3バイトを割り当てている。例えば、
A1にはAAh、A2には11h、A3として01hを
挿入する。残りの13バイトを情報信号に割り当て1フ
レーム16バイトで構成される。
【0004】従来のフレームパタン検出回路の一例を図
6に示し説明する。まず、受信信号は受信信号入力端子
201から、受信クロックは受信クロック入力端子20
2からシフトレジスタ203にそれぞれ入力される。こ
のシフトレジスタ203は、フレームパタンに割り当て
られている3バイト分の情報を蓄えられるよう24ビッ
トの容量を持つ。そして、このシフトレジスタ203の
内容はコンパレータ204に入力される。つぎに、この
コンパレータ204は予め設定されているフレームパタ
ンAA1101hとシフトレジスタ203から入力され
る24ビットの情報を比較し、一致していればパルスを
フレームパルス出力端子205から出力する。この機能
はANDゲート等により簡単に実現できる。
6に示し説明する。まず、受信信号は受信信号入力端子
201から、受信クロックは受信クロック入力端子20
2からシフトレジスタ203にそれぞれ入力される。こ
のシフトレジスタ203は、フレームパタンに割り当て
られている3バイト分の情報を蓄えられるよう24ビッ
トの容量を持つ。そして、このシフトレジスタ203の
内容はコンパレータ204に入力される。つぎに、この
コンパレータ204は予め設定されているフレームパタ
ンAA1101hとシフトレジスタ203から入力され
る24ビットの情報を比較し、一致していればパルスを
フレームパルス出力端子205から出力する。この機能
はANDゲート等により簡単に実現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフレー
ムパタン検出回路では、回路の動作速度が受信クロック
のスピードで決まるため、信号の多重度が高くビットレ
ートが高い場合は、高速クロックでの動作が要求され、
フレームパタン検出回路の実現が困難になるという課題
があった。
ムパタン検出回路では、回路の動作速度が受信クロック
のスピードで決まるため、信号の多重度が高くビットレ
ートが高い場合は、高速クロックでの動作が要求され、
フレームパタン検出回路の実現が困難になるという課題
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフレームパタン
検出回路は、互いにビットレートが等しくフレーム構成
も同一な信号2n本をフレームアラインメントをとった
後にmビット毎にブロック多重し(m,n:自然数)、
かつ多重化されるチャネル毎に各チャネル同一のフレー
ムパタン(F1)と各チャネル独自のチャネル識別パタ
ン(F2)をもつディジタル多重化方式で多重化された
信号中のフレームパタンを検出するフレームパタン検出
回路において、受信符号列を(m×k)ビット毎にブロ
ックに分け、上記各ブロックから(m×j)ビット抽出
するビット抽出手段(kはpk=2nを満たす自然数、
ただしpは2以上の自然数、また、jはj≦kなる自然
数)と、抽出信号列に発生するフレームパタン(F1)
を検出するフレームパタン検出手段と、このフレームパ
タン検出手段により検出したフレームパタン検出位置と
上記ブロック分けを行ったブロックの境界とのビット位
相差を検出するビット位相差検出手段と、このビット位
相差検出手段により検出したビット位相差だけ受信符号
列を遅延させる遅延手段と、前記フレームパタン検出手
段により検出したフレームパタン(F1)から決定され
るフレームパタン(F2)位置を上記抽出信号列から検
出しこのフレームパタン(F2)位置に検出されるパタ
ンと上記ビット位相差とを基に抽出信号列のチャネル識
別を行うチャネル識別手段と、このチャネル識別手段に
よって得られたチャネル識別結果から一意に決まる位相
でパルスを発生させるパルス発生手段とを備えるもので
ある。
検出回路は、互いにビットレートが等しくフレーム構成
も同一な信号2n本をフレームアラインメントをとった
後にmビット毎にブロック多重し(m,n:自然数)、
かつ多重化されるチャネル毎に各チャネル同一のフレー
ムパタン(F1)と各チャネル独自のチャネル識別パタ
ン(F2)をもつディジタル多重化方式で多重化された
信号中のフレームパタンを検出するフレームパタン検出
回路において、受信符号列を(m×k)ビット毎にブロ
ックに分け、上記各ブロックから(m×j)ビット抽出
するビット抽出手段(kはpk=2nを満たす自然数、
ただしpは2以上の自然数、また、jはj≦kなる自然
数)と、抽出信号列に発生するフレームパタン(F1)
を検出するフレームパタン検出手段と、このフレームパ
タン検出手段により検出したフレームパタン検出位置と
上記ブロック分けを行ったブロックの境界とのビット位
相差を検出するビット位相差検出手段と、このビット位
相差検出手段により検出したビット位相差だけ受信符号
列を遅延させる遅延手段と、前記フレームパタン検出手
段により検出したフレームパタン(F1)から決定され
るフレームパタン(F2)位置を上記抽出信号列から検
出しこのフレームパタン(F2)位置に検出されるパタ
ンと上記ビット位相差とを基に抽出信号列のチャネル識
別を行うチャネル識別手段と、このチャネル識別手段に
よって得られたチャネル識別結果から一意に決まる位相
でパルスを発生させるパルス発生手段とを備えるもので
ある。
【0007】
【作用】本発明においては、信号ドロップ回路によって
受信信号中から一定の割合で信号を抽出し、その抽出信
号列に一定の法則で現われるフレームパタンをフレーム
パタン検出回路で検出する。
受信信号中から一定の割合で信号を抽出し、その抽出信
号列に一定の法則で現われるフレームパタンをフレーム
パタン検出回路で検出する。
【0008】
【実施例】図1は本発明によるフレームパタン検出回路
の一実施例を示すブロック図である。この図1におい
て、101は受信信号が印加される受信信号入力端子、
102は受信クロックが入力する受信クロック入力端
子、103は信号ドロップ回路で、この信号ドロップ回
路103は受信符号列を(m×k)ビット毎にブロック
に分け、この各ブロックから(m×j)ビット抽出する
ビット抽出手段(kはpk=2nを満たす自然数、ただ
しpは2以上の自然数、また、jはj≦kなる自然数)
を構成している。104はパタン検出回路で、このパタ
ン検出回路104は抽出信号列に発生するフレームパタ
ン(F1)を検出するフレームパタン検出手段とこのフ
レームパタン検出手段により検出したフレームパタン検
出位置と上記ブロック分けを行ったブロックの境界との
ビット位相差を検出するビット位相差検出手段およびフ
レームパタン検出手段により検出したフレームパタン
(F1)から決定されるフレームパタン(F2)位置を
上記抽出信号列から検出しこのフレームパタン(F2)
位置に検出されるパタンと上記ビット位相差とを基に抽
出信号列のチャネル識別を行うチャネル識別手段ならび
にこのチャネル識別手段によって得られたチャネル識別
結果から一意に決まる位相でパルスを発生させるパルス
発生手段を有している。105は可変遅延回路で、この
可変遅延回路105は上記ビット位相差検出手段により
検出したビット位相差だけ受信符号列を遅延させる遅延
手段を構成している。106は信号出力端子、107は
フレームパルス出力端子である。
の一実施例を示すブロック図である。この図1におい
て、101は受信信号が印加される受信信号入力端子、
102は受信クロックが入力する受信クロック入力端
子、103は信号ドロップ回路で、この信号ドロップ回
路103は受信符号列を(m×k)ビット毎にブロック
に分け、この各ブロックから(m×j)ビット抽出する
ビット抽出手段(kはpk=2nを満たす自然数、ただ
しpは2以上の自然数、また、jはj≦kなる自然数)
を構成している。104はパタン検出回路で、このパタ
ン検出回路104は抽出信号列に発生するフレームパタ
ン(F1)を検出するフレームパタン検出手段とこのフ
レームパタン検出手段により検出したフレームパタン検
出位置と上記ブロック分けを行ったブロックの境界との
ビット位相差を検出するビット位相差検出手段およびフ
レームパタン検出手段により検出したフレームパタン
(F1)から決定されるフレームパタン(F2)位置を
上記抽出信号列から検出しこのフレームパタン(F2)
位置に検出されるパタンと上記ビット位相差とを基に抽
出信号列のチャネル識別を行うチャネル識別手段ならび
にこのチャネル識別手段によって得られたチャネル識別
結果から一意に決まる位相でパルスを発生させるパルス
発生手段を有している。105は可変遅延回路で、この
可変遅延回路105は上記ビット位相差検出手段により
検出したビット位相差だけ受信符号列を遅延させる遅延
手段を構成している。106は信号出力端子、107は
フレームパルス出力端子である。
【0009】図2は本発明の実施例で用いるフレーム構
成の一例を示す説明図で、1フレーム8×16=128
ビットである。
成の一例を示す説明図で、1フレーム8×16=128
ビットである。
【0010】図3は図2のフレームを持つ信号を4多重
した場合のフレーム構成例を示し、この場合、ビットレ
ートは図2の信号の4倍に上昇する。この実施例ではm
=8(バイト多重)、n=2(4多重)の場合を示して
いる。この図3の(a)はフレーム構成を示し、(b)
はそのフレーム構成の一例を示す。
した場合のフレーム構成例を示し、この場合、ビットレ
ートは図2の信号の4倍に上昇する。この実施例ではm
=8(バイト多重)、n=2(4多重)の場合を示して
いる。この図3の(a)はフレーム構成を示し、(b)
はそのフレーム構成の一例を示す。
【0011】また、各チャネル同一のフレームパタン
(F1)としてA1,A2の2バイトを、各チャネル独
自のチャネル識別パタン(F2)としてA3の1バイト
を割り当てている。実施例ではA1にはAAh、A2に
は11hを割り当て、A3として例えば、第1チャネル
では1、第2チャネルでは2を挿入する。そして、残り
の13バイトを情報信号に割り当て、1フレーム16バ
イトで構成される。
(F1)としてA1,A2の2バイトを、各チャネル独
自のチャネル識別パタン(F2)としてA3の1バイト
を割り当てている。実施例ではA1にはAAh、A2に
は11hを割り当て、A3として例えば、第1チャネル
では1、第2チャネルでは2を挿入する。そして、残り
の13バイトを情報信号に割り当て、1フレーム16バ
イトで構成される。
【0012】図4および図5は図1の動作説明に供する
信号列を示す説明図である。
信号列を示す説明図である。
【0013】つぎに図1に示す実施例の動作を図4およ
び図5を参照して説明する。この実施例では、k=2,
j=1とした。まず、受信信号は受信信号入力端子10
1に、受信クロックは受信クロック入力端子102にそ
れぞれ入力される。そして、信号ドロップ回路103で
は、入力信号から一定の割合でデータをパタン検出回路
104に出力する。この実施例では、16ビット毎に、
その16ビット中最初の8ビットを出力する。この態様
を図4に示す。この出力されるビット列は回路の初期状
態により、m×k種類存在する。この場合は16種類で
る。このとき、4多重されたフレームの最初のビットか
ら順番に番号を振っていくと、1番目のA1バイトの最
初のビットが1次のビットが2、2番目のA1バイトの
最初のビットが9・・・・というようになる。(図5参
照。) ここで、もう一度図4を見ると、場合1では1〜8ビッ
トによりA1が、33〜40ビットによりA2のパタン
が現われている。さらにその後にA3バイト列の一部が
現われる。また、場合2では、9,18〜24ビットに
よりA1が、41,50〜56ビットによりA2が現わ
れ、その後にA3バイト列の一部が現われる。他の場合
にも同様に受信信号のフレームのある特定の場所で1バ
イトおきにA1,A2およびA3バイト列の1部のパタ
ンが現われる。これは、本発明のようなフレーム構成、
受信信号のドロップ方法をとれば、必然的に生じるもの
であり、一般には少なくともp−1ブロックのフレーム
パタンがドロップ信号列に生じる。
び図5を参照して説明する。この実施例では、k=2,
j=1とした。まず、受信信号は受信信号入力端子10
1に、受信クロックは受信クロック入力端子102にそ
れぞれ入力される。そして、信号ドロップ回路103で
は、入力信号から一定の割合でデータをパタン検出回路
104に出力する。この実施例では、16ビット毎に、
その16ビット中最初の8ビットを出力する。この態様
を図4に示す。この出力されるビット列は回路の初期状
態により、m×k種類存在する。この場合は16種類で
る。このとき、4多重されたフレームの最初のビットか
ら順番に番号を振っていくと、1番目のA1バイトの最
初のビットが1次のビットが2、2番目のA1バイトの
最初のビットが9・・・・というようになる。(図5参
照。) ここで、もう一度図4を見ると、場合1では1〜8ビッ
トによりA1が、33〜40ビットによりA2のパタン
が現われている。さらにその後にA3バイト列の一部が
現われる。また、場合2では、9,18〜24ビットに
よりA1が、41,50〜56ビットによりA2が現わ
れ、その後にA3バイト列の一部が現われる。他の場合
にも同様に受信信号のフレームのある特定の場所で1バ
イトおきにA1,A2およびA3バイト列の1部のパタ
ンが現われる。これは、本発明のようなフレーム構成、
受信信号のドロップ方法をとれば、必然的に生じるもの
であり、一般には少なくともp−1ブロックのフレーム
パタンがドロップ信号列に生じる。
【0014】つぎに、このドロップ信号に含まれるフレ
ームパタンを検出することにより受信信号のフレームパ
タンを検出することができる。まず、m×kビット(例
では16ビット)の区切りと検出されるF1(例ではA
1A2バイト)の位相差を検出することにより、m(例
では8)ビットのブロック同期がとられる。この情報を
もとに可変遅延回路105により受信信号に必要な遅延
を加え、ブロック同期がとられた出力信号が信号出力端
子106に得られる。ただし、これだけでは、m×k種
類中m種類の判定しかできない。(この例では図4に示
す場合1と場合9、場合2と場合10等の区別ができな
い。)しかし、F1(A1A2)の次に現われるF2
(A3)は各チャネル独自の値が入力されているため、
F2の値を確認することにより正確にフレームパタンの
検出が可能になり、フレームパルス出力端子107から
出力される。ところで、上述の操作はすべてドロップ信
号に対する処理である。この例ではドロップ信号のスピ
ードは受信信号の1/2であるが、一般には、ドロップ
信号の速度は受信信号のj/kになる。
ームパタンを検出することにより受信信号のフレームパ
タンを検出することができる。まず、m×kビット(例
では16ビット)の区切りと検出されるF1(例ではA
1A2バイト)の位相差を検出することにより、m(例
では8)ビットのブロック同期がとられる。この情報を
もとに可変遅延回路105により受信信号に必要な遅延
を加え、ブロック同期がとられた出力信号が信号出力端
子106に得られる。ただし、これだけでは、m×k種
類中m種類の判定しかできない。(この例では図4に示
す場合1と場合9、場合2と場合10等の区別ができな
い。)しかし、F1(A1A2)の次に現われるF2
(A3)は各チャネル独自の値が入力されているため、
F2の値を確認することにより正確にフレームパタンの
検出が可能になり、フレームパルス出力端子107から
出力される。ところで、上述の操作はすべてドロップ信
号に対する処理である。この例ではドロップ信号のスピ
ードは受信信号の1/2であるが、一般には、ドロップ
信号の速度は受信信号のj/kになる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、信号ドロ
ップ回路によって受信信号中から一定の割合で信号を抽
出し、その抽出信号列に一定の法則で現われるフレーム
パタンをフレームパタン検出回路で検出するようにした
ので、フレームパタン検出を受信信号のうちj/kの信
号を用いて行うためフレームパタン検出回路の動作速度
をj/kに落とすことができ、回路の動作安定度を向上
することができる効果がある。
ップ回路によって受信信号中から一定の割合で信号を抽
出し、その抽出信号列に一定の法則で現われるフレーム
パタンをフレームパタン検出回路で検出するようにした
ので、フレームパタン検出を受信信号のうちj/kの信
号を用いて行うためフレームパタン検出回路の動作速度
をj/kに落とすことができ、回路の動作安定度を向上
することができる効果がある。
【図1】本発明によるフレームパタン検出回路の一実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図2】フレーム構成例を示す説明図である。
【図3】図2のフレームを持つ信号を4多重した場合の
フレーム構成例を示す説明図である。
フレーム構成例を示す説明図である。
【図4】図1の動作説明に供する信号列を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】図1の動作説明に供する信号列を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】従来のフレームパタン検出回路の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
101 受信信号入力端子 102 受信クロック入力端子 103 信号ドロップ回路 104 パタン検出回路 105 可変遅延回路 106 信号出力端子 107 フレームパルス出力端子
Claims (1)
- 【請求項1】 互いにビットレートが等しくフレーム構
成も同一な信号2n本をフレームアラインメントをとっ
た後にmビット毎にブロック多重し(m,n:自然
数)、かつ多重化されるチャネル毎に各チャネル同一の
フレームパタン(F1)と各チャネル独自のチャネル識
別パタン(F2)をもつディジタル多重化方式で多重化
された信号中のフレームパタンを検出するフレームパタ
ン検出回路において、受信符号列を(m×k)ビット毎
にブロックに分け、この各ブロックから(m×j)ビッ
ト抽出するビット抽出手段(kはpk=2nを満たす自
然数、ただしpは2以上の自然数、また、jはj≦kな
る自然数)と、抽出信号列に発生するフレームパタン
(F1)を検出するフレームパタン検出手段と、このフ
レームパタン検出手段により検出したフレームパタン検
出位置と前記ブロック分けを行ったブロックの境界との
ビット位相差を検出するビット位相差検出手段と、この
ビット位相差検出手段により検出したビット位相差だけ
受信符号列を遅延させる遅延手段と、前記フレームパタ
ン検出手段により検出したフレームパタン(F1)から
決定されるフレームパタン(F2)位置を前記抽出信号
列から検出しこのフレームパタン(F2)位置に検出さ
れるパタンと前記ビット位相差とを基に抽出信号列のチ
ャネル識別を行うチャネル識別手段と、このチャネル識
別手段によって得られたチャネル識別結果から一意に決
まる位相でパルスを発生させるパルス発生手段とを備え
ることを特徴とするフレームパタン検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4036942A JPH05206973A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | フレームパタン検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4036942A JPH05206973A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | フレームパタン検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05206973A true JPH05206973A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12483807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4036942A Pending JPH05206973A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | フレームパタン検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05206973A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2718261A1 (fr) * | 1994-03-31 | 1995-10-06 | Ando Electric | Circuit de détection de configuration. |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4036942A patent/JPH05206973A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2718261A1 (fr) * | 1994-03-31 | 1995-10-06 | Ando Electric | Circuit de détection de configuration. |
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