JPH0520636U - システムキツチン - Google Patents

システムキツチン

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Publication number
JPH0520636U
JPH0520636U JP7042991U JP7042991U JPH0520636U JP H0520636 U JPH0520636 U JP H0520636U JP 7042991 U JP7042991 U JP 7042991U JP 7042991 U JP7042991 U JP 7042991U JP H0520636 U JPH0520636 U JP H0520636U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airflow
cabinet
system kitchen
kitchen
outlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP7042991U
Other languages
English (en)
Inventor
徹 武村
靖夫 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp, Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP7042991U priority Critical patent/JPH0520636U/ja
Publication of JPH0520636U publication Critical patent/JPH0520636U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 通気口10及び11によって連結された一連
のキャビネットの一端部には気流導入口1が設けられ、
他端部には気流排出口2が設けられているシステムキッ
チン。 【効果】 カビ、ゴキブリの発生あるいは悪臭を防ぎ、
快適で衛生的な台所環境を提供するばかりでなく、高価
な食器乾燥器や生ゴミ処理器を備えることなく、その機
能を果たして、経済的である

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カビ、ゴキブリの発生あるいは悪臭を防ぎ、快適で衛生的な台所環 境を提供し、食器乾燥、生ゴミ処理の機能を果たす経済的なシステムキッチンに 関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、一般家庭の台所には、流し台、ガスコンロ台、調理台等数種のキャビネ ットの組み合わせによるシステムキッチンが普及しいる。これらキャビネットに は、小物食器を収納する小引き出しや、小形調味料などを収納する棚、あるいは ナベ、カマ等の調理器、醤油ビン等の収納部が設けられ利用されている。通常、 これら食器、調理器は充分な水切りを行い、また調味料の蓋もしっかり閉めるよ う心掛け収納されている。 台所は、一年を通じ高温高湿な環境となり易く、且つ調味料のこぼれや小さな 食品屑等の栄養源も豊富なことから、カビ、ゴキブリの発生、あるいは食品屑の 腐敗臭等極めて非衛生的な状態となり易い。このため特に梅雨時は常日頃から清 掃を心掛けなければならないのであるが、現実にはカビやゴキブリを見てから清 掃を行うのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この現状を鑑み、最近では収納部内面にプラスチック製の内壁を設けた二重構 造とすることで、湿気の侵入を防ぎカビの発生防止や拭き取りを容易にしたり、 キャビネットの扉など開口部周辺に微弱電流を通してゴキブリの侵入を防ぐ等の 考案のなされた商品が市販されるに至り、衛生的な台所環境へと向上しつつある 。 しかし乍ら、これらの技術は発生するカビやゴキブリに対する防御策が主であ り、発生の原因を排除するには至っていない。 この考案は、上述の背景に基づきなされたものであり、その目的とするところ は、システムキッチンの収納部内を常に清浄で低湿度な気流が流通して、カビ、 ゴキブリの発生あるいは悪臭を防ぎ、快適で衛生的な台所環境とし、食器乾燥器 や生ゴミ処理器を備えることなく、その機能を果たし得る、経済的なシステムキ ッチンを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者等は、鋭意検討の結果、カビやゴキブリが高温高湿な環境を好み、特 に、高湿度な環境に発生することに着目し、この環境を改善すれば、この考案の 目的達成に有効であることを見い出し、本考案を完成するに至った。 すなわち、この考案のシステムキッチンは、 少なくとも一つの通気口によって連結された一連のキャビネットの一端部には 気流導入口が設けられ、他端部には気流排出口が設けられていることを特徴とし たものである。 この考案の好ましい態様において気流導入口に気流発生装置として除湿器を備 えることができる。 さらに好ましい態様において、気流排出口に通気性且つ衛生性を有する部材を 設けることができる。 より好ましい態様において、気流排出口が設けられた他端部のキャビネットを 生ごみ乾燥器とすることができる。
【0005】
【作用】
上記構成を有するこの考案は、以下のように作用する。 少なくとも一つの通気口によって連結された、一連のキャビネットの一端部に 設けられた気流導入口より導入された気流が、キャビネット内に滞留する多湿空 気を、この一連のキャビネットの他端部に設けられた気流排出口より排出させ、 一連のキャビネット内を低湿度状態に保つことによりカビ、ゴキブリの発生しな い環境を保持する。
【0006】
【実施例】 この考案を、以下の実施例により、図面を参照して具体的に説明する。 図1に、本考案の一実施例の概略斜視図を示す。この実施例では、調理台キャ ビネット4、コンロ台キャビネット5及び流し台キャビネット6の組み合わせか らなるシステムキッチン3の一端部には、気流導入口1が、また他端部には気流 排出口2が設けられてある。更には、気流導入口1より導入された気流を、気流 排出口2へ導くための通気口10及び11が設けられている。この通気口10及 び11は、各キャビネットの収納部4’、5’及び6’内を通気循環可能であれ ば良く、各キャビネットが固着連結されていても、あるいは密着隣接されていて も一連と成していればかまわない。
【0007】 この収納部4’、5’、6’の内面は気流導入口1、気流排出口2及び通気口 10及び11以外から容易に気流が流入出しない様な構造が望ましい。例えば、 一般に良く利用されている木質内壁においては、その内側表面やコ−ナ−部に気 密性塗料の塗布あるいは、プラスチック成形品等による二重壁構造とするとか、 扉などの開閉部周辺にパッキン、ガスケットを備えるなどの構造が考えられる。 また、各収納部内に於いては気流の混合をより良くするために各気流出入口の 対面位置の変更や出入口近辺にフィン、板等を設けることで乱流を起こす等の構 造でもよい。
【0008】 気流導入口1より導入された気流は、収納部4’に流入し、収納部4’内に滞 留していた多湿空気と混合され乍ら通気口10を経て収納部5’内へと流入する 。同様にして、収納部5’内の気流は通気口11を経てのち、最終的には気流排 出口2より一連のキャビネット収納部外へ排出される。また各収納部内の異臭、 悪臭についても同時に排出されるのであるが、このとき排出が屋内に成されると きには気流排出口2に消臭、殺菌等の通気性部材を装着することが望ましい。
【0009】 気流導入口1より導入される気流は、少なくとも収納部4’、5’及び6’内 より低湿度であることが望ましいのである。例え雨天の室内空気であっても、気 流が常に流れているため、収納部内の多湿空気及び異臭の滞留を防ぐものであり 、本考案の効果を著しく低下させるものではない。 また、この考案の好ましい態様では、気流導入口に気流発生装置として除湿器 を備えることにより、常に低湿度な空気を安定して供給することが出来る。この 態様では、収納部の一部あるいは、別の収納部を通気口により連絡し、食器乾燥 室あるいは生ゴミ乾燥室等の機能を具備させることも可能である。 更には、気流発生装置として除湿器を備えた場合、気流排出口より排出される 気流を再び除湿器の吸気口へ導く循環系とし、除湿器吸気口に備えられた通気性 ・衛生性部材、すなわちフィルタ−により気流の消臭、殺菌等を積極的に行い、 キャビネット内だけでなく台所全体を衛生的な環境に保つことが出来る。
【0010】
【考案の効果】
以上の如く、本考案によるシステムキッチンの収納部内は常に清浄で低湿度な 気流が流通するため、カビ、ゴキブリの発生あるいは悪臭を防ぎ、快適で衛生的 な台所環境を提供するばかりでなく、高価な食器乾燥器や生ゴミ処理器を購入す ることなく、その機能を充分果たし得る、非常に経済的なシステムキッチンを提 供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案によるシステムキッチンの一実
施例を示す斜視概略図である。
【符号の説明】
1 気流導入口 2 気流排出口 3 システムキッチン 4 調理台キャビネット 5 コンロ台キャビネット 6 流し台キャビネット 4’ 調理台キャビネットの収納部 5’ コンロ台キャビネットの収納部 6’ 流し台キャビネットの収納部 10 通気口 11 通気口

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの通気口によって連結さ
    れた一連のキャビネットの一端部には気流導入口が設け
    られ、他端部には気流排出口が設けられていることを特
    徴としたシステムキッチン。
  2. 【請求項2】 気流導入口に気流発生装置として除湿器
    を備えたことを特徴とした、請求項1のシステムキッチ
    ン。
  3. 【請求項3】 気流排出口に通気性且つ衛生性を有する
    部材を備えたことを特徴とした、請求項2のシステムキ
    ッチン。
  4. 【請求項4】 気流排出口が設けられた他端部のキャビ
    ネットを生ごみ乾燥器としたことを特徴とした、請求項
    3のシステムキッチン。
JP7042991U 1991-09-03 1991-09-03 システムキツチン Pending JPH0520636U (ja)

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JP7042991U JPH0520636U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 システムキツチン

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JP7042991U JPH0520636U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 システムキツチン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131124A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Tomoji Hisada 除湿機能つき収納戸棚

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131124A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Tomoji Hisada 除湿機能つき収納戸棚
JP4638666B2 (ja) * 2003-10-30 2011-02-23 友次 久田 除湿機能つき収納戸棚

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