JPH05206260A - 改良された周波数応答を持つ半導体デバイスおよびその製作方法 - Google Patents

改良された周波数応答を持つ半導体デバイスおよびその製作方法

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JPH05206260A
JPH05206260A JP4270839A JP27083992A JPH05206260A JP H05206260 A JPH05206260 A JP H05206260A JP 4270839 A JP4270839 A JP 4270839A JP 27083992 A JP27083992 A JP 27083992A JP H05206260 A JPH05206260 A JP H05206260A
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semiconductor device
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trough
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ベルナード・ダブリュ・ボランド
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ロバート・ビー・デイビース
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコンを半導体材料として採用としている
半導体デバイスの周波数応答を改良するための技術を提
供する。 【構成】 半導体デバイスに固有の寄生成分は高い周波
数におけるそうしたデバイスの性能を悪化させる。標準
として、寄生コンデンサは導電性相互接続(31A,3
1B)と基板(10)又は底部接点(18)との間に挟
まれた誘電体材料を含んでいる。また、過去において、
この誘電体材料の厚さは本発明の第3の誘電体材料(1
7)の厚さとほぼ同じであった。しかしながら、本発明
における誘電体材料の有効厚さは、第1および第2の誘
電体材料(15,16)並びに第3の誘電体材料(1
7)を含むことにより増大される。寄生コンデンサの誘
電体の厚さを増大させることで、寄生静電容量の値を下
げ、それにより、半導体デバイスのカットオフ周波数を
増大させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一般に高周波半導体デ
バイスにかかわり、さらに特定するに、改良された周波
数応答を持つ半導体デバイスを作る方法にかかわる。
【0002】
【従来の技術】通信時代の出現と共に、個人部門での消
費者により利用される電子通信用機器の数は数限りなく
増大している。例えば、自動車電話のマーケットは、今
日における多くの電子産業により達成される販売及び収
益の大きな部分を占めている。残念なことに、通信機器
の増加は通信用信号を運ぶ利用可能な無線周波数の数の
減少を意味している。このため、電子通信機器の製造業
者はこのジレンマを解決する方法を追及している。
【0003】幾つかの通信機器製造業者が取った方式は
製品をより高い周波数で動作するように設計することで
ある。かくして、通信機器で使用される半導体部品の製
造業者はそれにならって、そうした高い周波数に適応す
るように半導体デバイスを設計しなければならない。現
行の技術レベルにおいて、集積回路の製造業者は高い周
波数において動作できる半導体材料として、ヒ化ガリウ
ム(galliumarsenide)及びシリコンの
2つが利用できる。ヒ化ガリウムは高周波を容易に取り
扱えるけれども、その価格は大抵の応用にとって受け入
れ難いものである。他方、シリコンは比較的康価である
が、高い周波数の下で動作させたときでのシリコン半導
体デバイスの表面に幾つかの寄生成分を生じ、そのうち
で最も油断にならないのはそこに生じる寄生静電容量の
多さである。従って、シリコンの持つ低価格という利点
を利用するには、シリコンで作られる半導体デバイスの
高周波特性を増大させる方法を持つことが有益であろ
う。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】端的にいっ
て、本発明は改良された周波数応答を持つ半導体デバイ
スを作る方法を提供する。この方法には、少なくとも1
つの頂面導電性相互接続とシリコン基板との間での誘電
体材料の厚さを増大させることが含まれる。厚い誘電体
材料には、第1の誘電体材料により裏打ちされて(li
ned)、第2の誘電体材料で満たされたトラフが含ま
れる。さらに、導電性の相互接続は、第1の誘電体材料
と同じでも良い第3の誘電体材料によって誘電体で満た
されたトラフから分離されている。
【0005】
【実施例】半導体デバイスの高周波特性は、高い周波数
において動作されたときに生じる静電容量を含む多くの
寄生素子によって制限される。半導体デバイスの製造業
者はそうした寄生素子を減少又は除去するように努力
し、それにより、それらデバイスの周波数特性を改善し
ている。
【0006】図1〜図5は本発明の特徴を例示するため
に示されており、従って、それらの図は一定の割合で描
かれていない。図1〜図3は、本発明による製作シーケ
ンス中での半導体デバイスの一部分の拡大断面を例示し
ている。図1の実施例において、半導体基板10は、P
++伝導型の単結晶シリコンで、〈100〉の結晶方向
を有している。また、この実施例において、P−−伝導
型のエピタキシャル層11は基板10上で成長される。
層11は約15マイクロメートルの厚さを持つことが好
ましい。第2の実施例での基板10はN++伝導型の単
結晶シリコンで、〈100〉の結晶方向を有し、この場
合でのエピタキシャル層11の伝導型はN−−である。
【0007】基板10には、少なくとも1つのトラフ
(trough)12が一般に受け入れられている製作
技術を使用して形成され、その少なくとも1つのトラフ
12はエピタキシャル層11の頂面(top surf
ace)から基板10へと延在している。図1には、2
つのトラフ12が例示されているけれども、トラフは1
つのみでも又は複数のいずれでも良い。さらに、トラフ
12は、形状において円形であって、エピタキシャル層
11の所定の部分を取り囲んで、ほり(moat)とし
ての役割をしている。
【0008】標準として、トラフ12は約5マイクロメ
ートル、基板10へと延在し、〈100〉結晶面に沿っ
て優先的に腐食する(etches)エッチング液でも
って、エピタキシャル層11の一部分と基板10の一部
分とを腐食することにより形成され、それにより、エピ
タキシャル層11の頂面に関して約54度の角度が形成
される。この異方性腐食を達成するための適当な手段
は、水酸化カリウム(potassium hydro
xide)、ノーマル・プロパノール(normal
prpanol)及び脱イオン水(deionized
water)から成るウェットエッチング剤を採用す
ることである。ここから、トラフ12に対する最大深さ
はV字状としたときに得られる。
【0009】さらに、腐食の角度は一定であるので、そ
の腐食の深さはエピタキシャル層11の頂面におけるト
ラフの幅の関数となる。かくして、約20マイクロメー
トルの深さを持つトラフ12に対して、エピタキシャル
層11の頂面におけるトラフ12の幅は約4ミリメート
ルである。しかしながら、基板10及びエピタキシャル
層11の材質、伝導型及び寸法、並びにトラフ12に対
する寸法は本発明を限定するものではない。
【0010】さて、図2を参照するに、第1の誘電体材
料15がエピタキシャル層11の頂面上に且つトラフ1
2に形成されている。第1の誘電体材料15はエピタキ
シャル層11の頂面及びトラフ12をマスクする絶縁層
として作用する。好ましい実施例において、第1の誘電
体材料15としては約1マイクロメートルの厚さの二酸
化ケイ素(silicon dioxide)が使用さ
れた。さらに、第1の誘電体材料15は、基板10から
エピタキシャル層11への不純物材料の拡散を回避する
ために十分に低い温度において成長され、これは一般に
オートドーピング(autodoping)と称されて
いる現象である。オートドーピングはエピタキシャル層
11の厚さを実効的に減少させる。
【0011】第2の誘電体材料16は、第1の誘電体材
料15上に形成されて、トラフ12を満たしそしてエピ
タキシャル層11の頂面上に延びている。第2の誘電体
材料16に対する好ましい材料としては、100Ω−c
m以上の固有抵抗を持つ真性ポリシリコンが使用され
る。標準として、真性ポリシリコンはエピタキシャル状
に蒸着される。
【0012】第2の誘電体材料16としては多くの材料
のうちのいずれでも良いが、ポリシリコンを選ぶことに
は少なくとも3つの利点がある。第1の利点は、ポリシ
リコン結晶の無秩序な構造がノッチ・フィルタとして作
用する共振構造の形成を阻止することである。第2の利
点は、他の型式の誘電体材料をトラフ12へと被着(d
eposit)したときに生じ得る尖った部分がポリシ
リコンでは生ぜす、それにより、第2の誘電体材料16
における空所(voids)の形成が阻止できることで
ある。最後に、ポリシリコンは他の電気的コンポーネン
トをトラフ12に製作することを可能にする。
【0013】第3図に示されているように、第2の誘電
体材料16の頂面は当業者にとって周知のプレーナ化技
術を採用することによりプレーナ化(平坦化)される。
さらに、このプレーナ化ステップにはエピタキシャル層
11及び第1の誘電体材料15の一部分を除去すること
を含んでいる。ここで、第2の誘電体材料16の頂面
と、エピタキシャル層11の頂面と、そして第1の誘電
体材料15の露出された部分とは連続せる共面(cop
lanar surface)を形成する。プレーナ化
ステップはさらに、そこでの共面が磨かれる研磨ステッ
プを含んでいる。さらに別な実施例では、そのプレーナ
化ステップ中に約1マイクロメートルのエピタキシャル
層11が除去される。
【0014】第3の誘電体材料17が連続せる共面上に
形成される。好ましい実施例では、厚さ1マイクロメー
タの二酸化ケイ素が第3の誘電体材料として使用されて
いる。第3の誘電体材料17は、半導体デバイスがトラ
フ12に隣接した能動領域に製作される引く続く処理ス
テップに対するフィールド酸化物として作用する。ま
た、第1及び第3の誘電体材料15及び17に対する材
料は同じでも、異なるものであっても良い。
【0015】図4には、本発明の電界効果トランジスタ
の実施例の拡大断面図が示されている。この実施例は基
板静電容量に対する寄生ドレインを減少させる。この実
施例において、通常、FETとも呼ばれる電界効果トラ
ンジスタはトラフ12間での能動領域に作られる。しか
しながら、FETは単一のトラフ12に隣接して作って
も良い。さらに、FETは当業者にとって周知の一般に
受け入れられている製作技術を用いて製作される。
【0016】FETは、ドレイン領域21と、ゲート領
域22と、ソース領域23と、底部接点18と、第1の
導電性相互接続31Aと、第2の導電性相互接続33
と、そして俗にプラグ24と呼ばれているインプラント
領域24とを備えている。FETの好ましい実施例にお
いて、ドレイン領域21及びソース領域23の材料はN
+伝導型のシリコンであり、ゲート領域22はポリシリ
コン34と、ゲート酸化物20とを含んでいる。
【0017】また、この実施例において、ソース領域2
3はプラグ24と電気的に接触し、そこで、プラグ24
は、P+型伝導型のシリコンであって、基板材料10内
へと延びている。プラグ24は導電性材料33によりソ
ース領域23と短絡されており、かくして、プラグ24
は基板10とのソース領域23の電気的結合を与えてい
る。さらに、基板10における不純物材料の濃度は、基
板10が電気的に導電性平面として挙動するようになっ
ている。ソース領域23は底部接点18と電気的に接触
している。
【0018】第1の導電性相互接続31Aの一部分が少
なくとも1つのトラフ12上に形成されている実施例に
おいて、導電性相互接続31Aの一部分は頂面相互接続
として作用する。さらに、第1の導電性相互接続31A
はドレイン領域21に結合されており、かくして、ドレ
イン領域21と基板10との間には、寄生の静電容量が
形成される。第1の導電性相互接続31Aと基板10と
は寄生コンデンサのコンデンサ電極として作用し、そし
て第1、第2及び第3の誘電体材料15,16及び17
はそれぞれ、誘電材料として作用する。
【0019】標準として、従来のデバイスにおいて、ド
レイン領域21と基板10との間に形成される寄生容量
の誘電体材料の厚さは第3の誘電体材料17の厚さにほ
ぼ等しい。かくして、本発明はドレイン相互接続31A
と基板10との間に形成される寄生容量の誘電体厚さを
増大させる手段を与え、それにより、この寄生容量の値
を減少させ、そして本発明を導入している半導体デバイ
スの周波数特性を増大させる。
【0020】図5は、本発明の実施例によるバイポーラ
接合トランジスタの拡大断面図を例示している。この実
施例は寄生コレクタ−ベース容量を減少させる。この実
施例でのバイポーラ接合トランジスタにおいて、一般に
バイポーラ・トランジスタと呼ばれているバイポーラ接
合トランジスタはトラフ12間の能動領域に作られる。
前のFETの実施例のように、バイポーラ・トランジス
タは単一のトラフ12に隣接した能動領域に作られても
良い。さらに、バイポーラ・トランジスタは当業者には
周知の一般に受け入れているい製作技術を用いて作られ
る。
【0021】この実施例のバイポーラ・トランジスタに
おいて、半導体デバイスは、ベース領域25と、エミッ
タ領域27と、コレクタ領域28と、そして底部接点1
8とを持つバイポーラ・トランジスタである。さらに、
コレクタ領域28は底部接点18に対して電気的に結合
されている。好ましいバイポーラ・トランジスタの実施
例において、基板10はN++伝導型の単結晶シリコン
であって、エピタキシャル層11はN−−伝導型を有
し、ベース接点領域26はP+伝導型を有し、そしてエ
ミッタ領域27はN−−伝導型を有している。
【0022】さらに、導電性相互接続31Bの一部分は
トラフ12の一部分上に形成されるが、導電性相互接続
31Bの異なる部分はベース接点領域26に結合されて
いる。かくして、寄生の静電容量は基板10の一部分と
ベース相互接続31Bとから形成される。導電性相互接
続31B及び底部接点18は寄生コンデンサのコンデン
サ電極として作用し、基板10の一部分は強く(hig
hly)ドープされ、そして底部接点18を含むコンデ
ンサ電極の一部分として作用する。第1、第2及び第3
の誘電体材料15,16及び17はそれぞれ、その誘電
体材料として作用する。
【0023】FETの実施例と同様に、従来のデバイス
のベース相互接続31Bとコレクタ28との間に形成さ
れる寄生容量の誘電体材料の厚さは標準として、第3の
誘電体材料17の厚さとなっている。かくして、本発明
は、ベース相互接続31Bと底部接点18との間に形成
される寄生容量の誘電体厚さを増大させる手段を与え、
それより、この寄生容量の値を減少させ、そして本発明
を導入している半導体デバイスの周波数特性を増大させ
る。
【0024】さらに、図5に示されている実施例では、
少なくとも1つのトラフ12に受動回路素子30を含ん
でいる。受動コンポーネントがそこに作られる少なくと
も1つのトラフ12の誘電体材料はポリシリコンであっ
て、不純物材料がそのポリシリコンへと導入される。1
つの実施例においては、抵抗器が受動コンポーネント3
0として使用されている。別な実施例では、少なくとも
1つのトラフ12がコンデンサの一部分を形成してい
る。
【0025】トラフ12は、ほりのように、能動のデバ
イス領域を取り囲んで構成されても良い。さらに、ここ
で提示された実施例でのFET及びバイポーラ・トラン
ジスタは底部接点デバイスを採用しているが、これは、
この発明がこうした型式のデバイスに特に適しているた
めである。また、図4及び図5における実施例は単なる
例として与えられていて、本発明を限定するものではな
い。
【0026】
【発明の効果】以上、ここでは、高い周波数において動
作できる改良された半導体集積回路が提供された。当業
者にとっては明らかなように、寄生コンデンサの静電容
量値は集積回路デバイスの周波数特性に逆比例的に関係
している。さらに、寄生コンデンサの静電容量値はその
コンデンサの誘導体厚さに逆比例している。ここから、
集積回路デバイスのカットオフ周波数も、その寄生コン
デンサの静電容量値に逆比例している。さらに、その静
電容量は寄生コンデンサの有効誘導体厚さの増大につれ
て減少し、それにより、半導体デバイスの周波数特性を
改善する。さらに、本発明は、いずれかの頂面相互接続
と下側に横たわる半導体基板との間における誘電体厚さ
を増大させて、関連せる寄生の静電容量を減少させるた
めに使用できる。
【0027】さらに、本発明では、改良された周波応答
が比較的高価なヒ化ガリウムよりむしろシリコンを半導
体材料として使用することにより得られるために、価格
での利点を享受できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った製作中における半導体デバイス
の一部分の拡大断面図を示している。
【図2】本発明に従った製作中における半導体デバイス
の一部分の拡大断面図を示している。
【図3】本発明に従った製作中における半導体デバイス
の一部分の拡大断面図を示している。
【図4】図3の半導体デバイスにおける電界効果トラン
ジスタを示す断面図である。
【図5】図3の半導体デバイスにおけるバイポーラ接合
トランジスタを示す断面図である。
【符号の説明】
10 基板 11 エピタキシャル層 12 トラフ 15 絶縁層 16,17 誘電体材料 18 底部接点 21 ドレイン領域 22 ゲート領域 23 ソース領域 24 プラグ 25 ベース領域 26 接点領域 27 エミッタ領域 28 コレクタ領域 31A,31B 導電性相互接続
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ビー・デイビース アメリカ合衆国アリゾナ州85281、テンペ、 イースト・マッキンレイ 433 (72)発明者 ポール・ダブリュ・サンダース アメリカ合衆国アリゾナ州85257、スコッ ツデイル、イースト・ルイス・アベニュー 5840

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改良された周波数応答を持つ半導体デバ
    イスを製作する方法において:エピタキシャル層(1
    1)を頂面に持つ半導体基板(10)を付与するステッ
    プと;前記エピタキシャル層を通りそして前記半導体基
    板(10)へ少なくとも1つのトラフ(12)を形成す
    るステップであって、前記少なくとも1つのトラフ(1
    2)は第1の誘電体材料(15)により裏打ちされそし
    て第2の誘電体材料(16)でもって満たされ、前記第
    2の誘電体材料(16)の頂面は前記エピタキシャル層
    (11)の頂面と共面にあるものと;前記エピタキシャ
    ル層(11)の頂面及び第2の誘電体材料(16)の頂
    面を第3の誘電体材料(17)でもってカバーするステ
    ップと;そして前記少なくとも1つのトラフ(12)に
    隣接した能動領域に少なくとも1つの半導体デバイスを
    製作するステップであって、少なくとも1つの半導体デ
    バイスの導電性相互接続(31A、31B)と半導体基
    板との間における誘電体層の厚さが増大され、それによ
    り、誘電体層に関連した静電容量を低下させて、前記少
    なくとも1つの半導体デバイスの周波数応答を改善する
    ものと;を具備することを特徴とする、改良された周波
    数応答を持つ半導体デバイスを製作する方法。
  2. 【請求項2】 半導体デバイスに対する少なくとも1つ
    の頂面相互接続と下に横たわる半導体基板(10)との
    間における誘電体材料の厚さを増大させる方法におい
    て:半導体基板(10)を付与するステップと;前記半
    導体基板(10)の頂面にエピタキシャル層(11)を
    成長させるステップと;前記エピタキシャル層(11)
    の頂面から半導体基板(10)へ延在する少なくとも1
    つのトラフ(12)をその半導体基板に形成するステッ
    プと;前記エピタキシャル層(11)の頂面及び前記少
    なくとも1つのトラフを、絶縁層(15)でもってマス
    クするステップと;前記少なくとも1つのトラフ(1
    2)を満たしそして絶縁層(15)上に延在する第2の
    誘電体材料(16)を絶縁層(15)上に被着するステ
    ップと;前記第2の誘電体材料(16)を除去して研磨
    する2−ステップ動作を利用して、第2の誘電体材料
    (16)の一部分を除去するステップと;前記第2の誘
    電体材料(16)の頂面にフィールド酸化物(17)を
    成長させるステップと;そして前記少なくとも1つのト
    ラフ(12)に隣接した領域に少なくとも1つの半導体
    デバイスを製作するステップであって、少なくとも1つ
    のトラフ(12)上には、半導体デバイスに対する少な
    くとも1つの頂面相互接続(31A,31B)が設けら
    れるものと;を具備することを特徴とする誘電体材料の
    厚さを増大させる方法。
  3. 【請求項3】 半導体デバイスにおいて:頂面にエピタ
    キシャル層(11)を持つ半導体基板材料(10)と;
    エピタキシャル層(11)の頂面から半導体基板(1
    0)へと延在し、第1の誘電体材料(15)と第2の誘
    電体材料(16)とを含む誘電体材料で満たされる少な
    くとも1つのほり(12)と;前記エピタキシャル層
    (11)の頂面及び第2の誘電体材料(16)の頂面を
    カバーする第3の誘電体材料(17)と;そしてそれ自
    体の導電性相互接続(31A,31B)の一部分が前記
    少なくとも1つのほり(12)上に置かれる少なくとも
    1つの半導体デバイスと;を備えていることを特徴とす
    る半導体デバイス。
JP27083992A 1991-09-23 1992-09-14 改良された周波数応答を持つ半導体デバイスおよびその製作方法 Expired - Lifetime JP3359664B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/763,773 US5254491A (en) 1991-09-23 1991-09-23 Method of making a semiconductor device having improved frequency response
US763,773 1991-09-23

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Publication Number Publication Date
JPH05206260A true JPH05206260A (ja) 1993-08-13
JP3359664B2 JP3359664B2 (ja) 2002-12-24

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