JPH0520600U - 細菌検査用具 - Google Patents

細菌検査用具

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JPH0520600U
JPH0520600U JP7481691U JP7481691U JPH0520600U JP H0520600 U JPH0520600 U JP H0520600U JP 7481691 U JP7481691 U JP 7481691U JP 7481691 U JP7481691 U JP 7481691U JP H0520600 U JPH0520600 U JP H0520600U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 第2蓋体6を収容部4から取外し、第2蓋体
6に固定されたスポンジ体3表面を検体に圧接させて検
体に付着した菌類をスポンジ体3に採取した後、第1蓋
体5を取外してシャーレー1を開放し、スポンジ体3を
シャーレー1内に充填された培地2に接触させて、スポ
ンジ体3から培地2へ採取した菌類を移植する。 【効果】 培地や検体に触れることなく、採菌現場で容
易に培地に植菌でき、このため汚染の心配が少なく、し
かも多くの細菌類を確実に採取できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、獣肉類や魚肉類、各種加工食品などの検体から細菌類を採取し、該 細菌類を培地へ移植するための用具に関し、更に詳述すると、菌類を採取する際 に指等についている菌を混入させることなく、しかも多量の菌を確実に採取し、 培地に移植することができる細菌検査用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、獣肉や魚肉、各種加工食品などの細菌検査を行う場合に、指等に付いて いる菌を混入することなく、細菌類を培地に採取することができる用具として、 図5に示した用具が知られている。
【0003】 即ち、図5の用具は、略円錐台状の本体aの上面周縁部に周方向に沿ってリン グ状の堰体bを設け、この堰体b内に寒天培地cをその上面が該堰体bの上端か ら突出するように充填し、該培地cが外部から汚染されるのを防止するため、蓋 体dを堰体bに嵌着させて、該蓋体dで培地cを被覆したものである。
【0004】 この用具を用いて細菌類を採取する場合、蓋体dを取り除き、本体aを持って 培地cを獣肉や魚肉などの検体に接触させ、検体から培地cへ直接菌類を移行さ せた後、再び蓋体dを装着して汚染を防止し、用具を培養に適した条件下に移送 し、菌類を培養するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この図5に示した用具によれば、培地や検体に触れることなく菌類を培地cに 採取することができ、しかもこの場合採菌の現場で直接培地cに植菌することが できるので、外部からの汚染のおそれが極めて少ないものであるが、この細菌検 査用具には、一度に多くの菌を採取することが困難であるという欠点がある。
【0006】 即ち、この用具は培地cを直接検体に押しつけて、培地cに菌類を付着させる ことにより採菌するものであるが、この場合培地cを強く検体に押しつけたり、 検体に擦り付けるようにすると培地cが崩れてしまう場合がある。このため、採 菌の際には培地cを検体表面に軽く押しつけるようにすることしかできず、多く の菌を培地cに付着させることが困難なものである。
【0007】 本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、培地や検体に触れることなく、採 菌現場で容易に培地に植菌することができ、しかも多くの菌を容易かつ確実に採 取することができる細菌検査用具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、内部に細菌培養用の培地が充填されるシ ャーレーと、検体から細菌類を採取する採菌用スポンジ体と、上記シャーレーの 上端開口部を閉塞する第1蓋体と、該第1蓋体の外面に形成され、上記スポンジ 体を収容する上端面が開放した箱状のスポンジ体収容部と、内面側に上記スポン ジ体が固定され、該スポンジ体を上記スポンジ体収容部内に挿入した状態に該収 容部の上端開口部を閉塞する第2蓋体とを具備してなり、上記第2蓋体を収容部 から取外し、該第2蓋体に固定されたスポンジ体表面を検体に圧接して検体に付 着した菌類を該スポンジ体に採取した後、第1蓋体を取外してシャーレーを開放 し、スポンジ体をシャーレー内に充填された培地に接触させて、スポンジ体から 培地へ採取した菌類を移植するように構成したことを特徴とする細菌検査用具を 提供する。
【0009】 またこの場合、本考案の好適な実施態様として、スポンジ体収容部の底壁内面 に塩素分解剤を含浸した脱塩素シートを配設した上記細菌検査用具を提供する。
【0010】
【作用】
本考案の細菌検査用具は、獣肉や魚肉、各種加工食品などの検体から菌類を採 取し、培地に移植するための用具であり、この用具を用いて検体から細菌を採取 する場合、まず第2蓋体を第1蓋体のスポンジ体収容部から取外し、この第2蓋 体の内面側に固定された採菌用スポンジ体を検体に圧接させ、該スポンジ体に菌 類を移行させる。
【0011】 そして、第1蓋体をシャーレーから取外してシャーレーを開放し、上記スポン ジ体をシャーレー内に充填した培地に接触させて、採取した細菌をスポンジ体か ら培地へと移植するものである。
【0012】 この場合、スポンジ体を検体に圧接して菌類をスポンジ体に移行させる際、第 2蓋体部分を持って採菌操作を行うことができ、スポンジ体や検体の菌採取部分 に触れることなく、スポンジ体に菌類を採取することができる。そして、このス ポンジ体をシャーレー内に充填された培地に接触させて、培地に細菌を移植する 際にも、第1蓋体及びシャーレーを持って作業を行うことができ、この作業もス ポンジ体及び培地に触れることなく行うことができるものである。
【0013】 このように、本考案の細菌検査用具によれば、スポンジ体、検体及び培地に触 れることなく細菌を培地に採取することができ、汚染の心配なく採菌操作を行う ことができる。また、スポンジ体と培地が充填されたシャーレーとがセット化さ れているので、上記採菌作業を現場において容易に行うことができ、しかも現場 に用具を持ち込む際には、培地の充填されたシャーレーは第1蓋体により閉塞さ れており、またスポンジ体はスポンジ体収容部と第2蓋体により完全に被覆され ているので、これらが汚染されることがなく、従って汚染のおそれが極めて低い 状態で容易に採菌作業を行うことができるものである。
【0014】 また、本考案の用具は、スポンジ体により検体から細菌を採取するように構成 されているので、検体から細菌を集める際、スポンジ体を検体に強く押しつけた り、スポンジ体を検体の表面を擦るように動かして採菌操作を行うことができ、 このため多量の菌をスポンジ体に移行させることができる。従って、多量の細菌 を培地に植菌することができ、より正確な細菌検査を行うことができるものであ る。
【0015】 更に、スポンジ体収容部の低壁内面に塩素分解剤を含浸した脱塩素シートを配 設した場合、採菌の際に第2蓋体を一度スポンジ体収容部から取り外し、このス ポンジ体収容部に水道水を供給した後、再び第2蓋体をスポンジ体収容部に取り 付けてスポンジ体をスポンジ体収容部に挿入し、スポンジ体に水分を含浸させて 、このスポンジ体への細菌移行性を良好にすることができる。
【0016】 ここで、細菌の採取に使用される水分としては、通常蒸留水等の精製された無 菌水が用いられ、殺菌作用を有する塩素を含む水道水は使用し得ないものである が、上記の細菌検査用具によれば、スポンジ体収容部内に塩素分解剤を含浸した 脱塩素シートが配設されているため、これにより水道水中の塩素が分解されて、 水道水を使用しても細菌検査に影響しないものである。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の一実施例にかかる細菌検査用具につき、図1〜図4を参照して 説明すると、この細菌検査用具は、内部に培地2が充填されたシャーレー1と、 採菌用スポンジ体3と、外面側にこのスポンジ体3を収容するスポンジ体収容部 4を有し、上記シャーレー1の上端開口部を閉塞する第1蓋体5と、内面側に上 記スポンジ体が固定され、上記スポンジ体収容部4を閉塞する第2蓋体6とを具 備している。
【0018】 上記シャーレー1は、内部に培地2が形成されるものであり、この場合培地2 としては、特に制限されないが、通常は寒天培地が用いられる。
【0019】 また、上記第1蓋体5は、シャーレー1の上端部を覆うようにその開口部を閉 塞する円形のもので、その上面中央部に上記第2蓋体5が嵌着するリング状壁体 7が周方向に沿って一体に突設されており、このリング状壁体7により円形箱状 の上記スポンジ体収容部4が形成されている。そして、この第1蓋体5のスポン ジ体収容部4内の底壁内面(第1蓋体5外面)には、塩素分解剤を含浸した脱塩 素シート8が配設されている。
【0020】 ここで、上記脱塩素シート8を構成する基材シートとしては、濾紙等の紙や織 布、不織布等の布などが用いられ、また塩素分解剤としては、水道水等の塩素含 有水中の塩素成分を分解除去することができ、しかも殺菌作用を有しないもので あればいずれのものでもよく、具体的にはチオ硫酸ナトリウムなどを挙げること ができる。
【0021】 上記第2蓋体6は、短軸有底筒状の本体9の上端周縁部からリング状のフラン ジ体10を外方に向けて一体に突設すると共に、本体9内の上面中央部に半円板 状のつまみ部10を一体に突設したもので、上記本体9を上記リング状壁体7の 上端内面に嵌合させることにより、上記スポンジ体収容部4の上端開口部を閉塞 するものである。
【0022】 この第2蓋体6の本体9下面側には、短軸円柱状の上記採菌用スポンジ体3が 両面粘着テープ、粘着剤又は接着剤などにより固定されており、このスポンジ体 3は、第2蓋体6で上記スポンジ体収容部4を閉塞した場合に該スポンジ体収容 部4内に収容されるようになっている。またこの場合、上記第2蓋体6で上記ス ポンジ体収容部4を閉塞した状態において、スポンジ体3の下端面が上記脱塩素 シート8に接触するようになっている。
【0023】 上記スポンジ体4は、検体に圧接させて検体から細菌を採取するためのもので 、その材質は特に制限されるものではないが、捕菌性や集めた菌の培地への移植 性などを考慮すると比較的高密度で表面が滑らかなものが好ましく、具体的には 、ウレタンスポンジが好適に使用される。
【0024】 ここで、上記シャーレー1、第1蓋体5及び第2蓋体6の材質や大きさなどは 、特に制限されるものではなく適宜選択されるが、通常上記シャーレー1、第1 蓋体5及び第2蓋体6はプラスチックにより形成され、またシャーレー1及び第 2蓋体6の大きさは片手で容易に持つことができる程度の大きさとすることが好 ましい。
【0025】 更に、スポンジ体3の大きさは上記第2蓋体6の大きさによりある程度決定さ れるが、特にシャーレー1内の培地2上を左右前後に移動させることができる程 度の直径とすることが好ましく、これによりスポンジ体3に採取した細菌類を培 地全体に均一に移植することができる。
【0026】 この細菌検査用具を用いて獣肉や魚肉などの検体から細菌を採取する場合、ま ず第2蓋体6を第1蓋体5のスポンジ体収容部4から取外し(図2参照)、スポ ンジ体収容部4内に水道水等の塩素消毒水を供給した後、再び第2蓋体6でスポ ンジ体収容部4を閉塞することにより、スポンジ体3の表面を脱塩素シート8に 接触させて、塩素成分を分解除去した水分をスポンジ体3に供給する。
【0027】 次いで、第2蓋体6をスポンジ体収容部4から再び取外し、この第2蓋体6の つまみ部11をつまんで持ち、図3に示したように、スポンジ体3の表面を検体 12に押しつけて検体12に付着している細菌類をこのスポンジ体3表面に採取 する。この場合、スポンジ体3で検体12の表面を擦るように第2蓋体6を動か して検体12の広範囲から細菌をスポンジ体3に集めることができる。
【0028】 なお、検体12が十分な水分を有するものである場合は、スポンジ体3に必ず しも水分を供給する必要はなく、上記水分供給作業を省略することができる。
【0029】 次に、第1蓋体3とシャーレー1とを分離し、図3に示したように、スポンジ 体3の表面をシャーレー1内に充填された培地2に接触させて、スポンジ体3に 採取した細菌類を該培地2に移植する。この場合、スポンジ体3で培地2の表面 を軽くたたくようにして細菌を移植させ、更にスポンジ体3を培地2表面を前後 左右に動かして培地2全体に均一に細菌類を移植することが好ましい。なお、こ の作業も第2蓋体6のつまみ部11をつまんで作業性よく行なうことができる。
【0030】 細菌類を培地2に移植した後は、上記第1蓋体5をシャーレー1の上端部に嵌 着してシャーレー1の上端開口部を閉塞し(図2において第2蓋体6を取外した 状態)、シャーレー1を培養に適した条件下に移送して、採取した菌類を培養す るものである。
【0031】 このように、本実施例の細菌検査用具によれば、スポンジ体3、検体12及び 培地2に触れることなく細菌を培地2に採取することができ、汚染の心配なく採 菌及び培地への移植操作を行うことができる。しかも、スポンジ体3及び培地2 が充填されたシャーレー1がセット化されているので、上記採菌作業を現場にお いて容易に行うことができる。しかも、採菌現場に用具を持ち込む際には、培地 2が充填されたシャーレー1は第1蓋体5により閉塞されており、またスポンジ 体3は第2蓋体により密閉されたスポンジ体収容部4内に収容されているので、 これらが汚染されることがなく、その上、培地2に細菌を採取した後は、直ちに 第1蓋体5でシャーレー1を閉塞することができるので、汚染のおそれが極めて 低い状態で容易に採菌作業を行うことができるものである。
【0032】 しかも、本実施例の用具は、スポンジ体3により検体12から細菌を採取する ように構成されているので、検体から細菌を集める際、スポンジ体3を検体に強 く押しつけたり、スポンジ体3を検体の表面を擦るように動かして採菌操作を行 うことができ、このため多量の細菌をスポンジ体3に移行させることができる。 従って、多量の細菌を培地2に植菌することができ、より正確な細菌検査を行う ことができるものである。
【0033】 更に、細菌類の採取においては、スポンジ体3に水分を供給することが必要に なる場合があるが、このような場合本実施例の用具においては、スポンジ体収容 部4内に塩素分解剤が含浸された脱塩素シート8が配設されているので、塩素を 含んだ水道水等でも一度この脱塩素シート8に含浸させることにより、塩素成分 を分解除去して良好に使用することができる。従って、特別な無菌水を用意する 必要がなく、非常に便利である。
【0034】 なお、本実施例の細菌検査用具は、上記実施例に限定されるものではなく、第 1及び第2蓋体、シャーレー等の形状は種々変更することができる。例えば、上 記実施例では第2蓋体6につまみ部11を設けたが、これを省略して第2蓋体6 のフランジ部10をつまむようにして採菌作業等を行なうようにすることもでき る。また、脱塩素シート8は必ずしも必須ではなく、これを省略することもでき る。更に、その他の構成についても本考案の要旨を逸脱しない限り、種々変更す ることができる。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の細菌検査用具によれば、培地や検体に触れるこ となく、採菌現場で容易に培地に植菌することができ、汚染の心配なく、しかも 多くの菌を確実に採取することができる。また、スポンジ体収容部に塩素分解剤 を含浸した脱塩素シートを配設することにより、水道水等の含塩素水を細菌採取 用の水分として用いることができ、特別な無菌水を用意する必要がなく、非常に 便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる細菌検査用具を示す
断面図である。
【図2】同細菌検査用具の第2蓋体を取外した状態を示
す断面図である。
【図3】同細菌検査用具のスポンジ体で検体から細菌類
を採取する状態を示す概略図である。
【図4】同細菌検査用具の培地にスポンジ体から細菌を
移植する場合の状態を示す断面図である。
【図5】従来の細菌検査用具を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャーレー 2 培地 3 採菌用スポンジ体 4 スポンジ体収容部 5 第1蓋体 6 第2蓋体 8 脱塩素シート 11 つまみ部 12 検体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に細菌培養用の培地(2)が充填さ
    れるシャーレー(1)と、検体(12)から細菌類を採
    取する採菌用スポンジ体(3)と、上記シャーレー
    (1)の上端開口部を閉塞する第1蓋体(5)と、該第
    1蓋体(6)の外面に形成され、上記スポンジ体(3)
    を収容する上端面が開放した箱状のスポンジ体収容部
    (4)と、内面側に上記スポンジ体(3)が固定され、
    該スポンジ体(3)を上記スポンジ体収容部(4)内に
    挿入した状態に該収容部(4)の上端開口部を閉塞する
    第2蓋体(6)とを具備してなり、上記第2蓋体(6)
    を収容部(4)から取外し、該第2蓋体(6)に固定さ
    れたスポンジ体(3)表面を検体(12)に圧接して検
    体(12)に付着した菌類を該スポンジ体(3)に採取
    した後、第1蓋体(5)を取外してシャーレー(1)を
    開放し、スポンジ体(3)をシャーレー(1)内に充填
    された培地(2)に接触させて、スポンジ体(3)から
    培地(2)へ採取した菌類を移植するように構成したこ
    とを特徴とする細菌検査用具。
  2. 【請求項2】 スポンジ体収容部(4)の底壁内面に塩
    素分解剤を含浸した脱塩素シート(8)を配設した請求
    項1記載の細菌検査用具。
JP1991074816U 1991-08-23 1991-08-23 細菌検査用具 Expired - Lifetime JPH081680Y2 (ja)

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JPH0520600U true JPH0520600U (ja) 1993-03-19
JPH081680Y2 JPH081680Y2 (ja) 1996-01-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024032A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Nikken Seibutsu Igaku Kenkyusho:Kk 環境微生物検査用具
CN110938529A (zh) * 2019-12-20 2020-03-31 上海长海医院 一种丝状真菌菌种保存转移套件及转种方法

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