JPH0520580U - 液状農薬散布器具 - Google Patents

液状農薬散布器具

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JPH0520580U
JPH0520580U JP7480891U JP7480891U JPH0520580U JP H0520580 U JPH0520580 U JP H0520580U JP 7480891 U JP7480891 U JP 7480891U JP 7480891 U JP7480891 U JP 7480891U JP H0520580 U JPH0520580 U JP H0520580U
Authority
JP
Japan
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liquid
pesticide
hose
liquid pesticide
tank
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Pending
Application number
JP7480891U
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English (en)
Inventor
充幸 村上
直樹 宮村
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農薬の散布薬量を随時把握する。 【構成】 本考案の液状農薬散布器具は、液状農薬を収
容するタンクと、目視により内容量を確認できる、所定
量の液状農薬を一時溜めておく液溜容器と、液溜容器へ
の液状農薬の流入を制御する開閉弁を有する、タンクか
ら液溜容器に液状農薬を導入する第一のホースと、液状
農薬を散布する散布ノズルと、そして、液溜容器に一時
溜められていた液状農薬を前記散布ノズルに導入する第
二のホースとを備えて構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、散布時に液状をなす農薬の散布器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、数リットル以上の液状農薬を散布する場合、背おい式手動噴霧器やツリ ースプレー(ゴールドスプレー)などが使用されることが多い。これらの液状農 薬散布器具は、多量の液状農薬を収容したタンクからホースを介して散布ノズル に導き、霧状にして散布している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般に農薬は、使用目的に応じて、単位面積当たりの散布量が定められている 。しかるに上述した従来の散布器具では、散布途中で散布液量を把握することが 困難であり、散布液量の調整は作業者の勘に頼ることが多かった。
【0004】 なお、家庭園芸用の液状農薬散布器具は、農薬を収納する容器が小さいため、 散布量を把握できることはできる。しかしながら、このような家庭園芸用のもの は、容器が小さいため農家が農作業の道具として使用するには小さすぎる。すな わち、数リットル以上の液状農薬を散布する場合には、何回も農薬を補給するよ うになり不便である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述した従来技術の課題を解決し、農家が農作業の道具として使用 することができる程度の大容量タンクを含み、にもかかわらず、農薬の散布薬量 を随時把握することができる液状農薬散布器具を提供することを目的とする。
【0006】 本考案の液状農薬散布器具は、液状農薬を収容するタンクと、目視により内容 量を確認できる、所定量の液状農薬を一時溜めておく液溜容器と、液溜容器への 液状農薬の流入を制御する開閉弁を有する、タンクから液溜容器に液状農薬を導 入する第一のホースと、液状農薬を散布する散布ノズルと、そして、液溜容器に 一時溜められていた液状農薬を前記散布ノズルに導入する第二のホースとを備え て構成されている。
【0007】
【作用】
液溜容器の容量は、50ミリリットル〜2リットル、望ましくは100ミリリ ットル〜1リットルとし、内容量がわかるように透明でかつ目盛りを付すること が好ましい。タンクとしては、背負い式のタンクとすることができる。タンクか ら液状農薬をいったん液溜容器に移した後散布するため、散布薬量を随時把握す ることができる。これにより、散布薬量の調整が容易となる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の液状農薬散布器具について、図面を参照して説明する。
【0009】 図1は、本考案に係る液状農薬散布器具の一実施例の概略図である。
【0010】 本考案に係る液状農薬散布器具は、概略的に、背負い式のタンク11と、液溜 容器12と、タンク11と液溜容器12とを流体的に接続する第一のホース13 と、散布ノズル14と、そして、液溜容器12と散布ノズル14とを流体的に接 続する第二のホース15とを備えて構成されている。
【0011】 液状農薬を収容するタンク11は、2〜20リットル望ましくは、3〜10リ ットルの容量を有しており、上部に空気吸入弁付き注入口11aが、そして、底 部に第一のホース13を接続する出口11bがそれぞれ形成されている。
【0012】 第一のホース13には、液溜容器12への液状農薬の流入を制御する開閉弁1 3aが設けられている。開閉弁13aは、図示された通常のコック式開閉弁の他 種々の弁を使用することができる。
【0013】 液溜容器12は、目視により内容量を確認できる材質から作られている。図示 された好ましい実施例では、目盛り付きの透明ボトル12aとキャップ12bと から構成されている。透明ボトル12aの材料は、プラスチックでもガラスでも 良い。また、中の農薬の量が見える程度であれば着色してもかまわない。直射日 光から保護する必要のある農薬を使用する場合にこのような着色がなされる。液 溜容器12の容量は、50ミリリットル〜2リットル、望ましくは100ミリリ ットル〜1リットルとし、作業が持って負担のかからない程度とする。
【0014】 液状農薬を散布する散布ノズル14は、従来周知の種々の形式のものを使用す ることができる。
【0015】 図示された好ましい実施例では、散布ノズル14とキャップ12bとを接続す るグリップ16が、さらに、設けられている。グリップ16には、作業者が握り やすいように手の形に凹凸が形成されている。グリップ16は、液溜容器12の 内部に流体的に接続している空気孔16a有している(図2参照)。この空気孔 16aを通じて、散布ノズル14から農薬を散布した際、空気を液溜容器12内 に補給する。第二のホース15は、グリップ16内を通るように配置されている 。 図3は、本考案に係る液状農薬散布器具の他の実施例の概略図である。
【0016】 この実施例においては、液溜容器12は、この液溜容器12を作業者に取付け るための掛止手段12cを備えている。また、第二のホース15は、液溜容器1 2を作業者に取付けた状態で、散布ノズル14を所定角度旋回できる程度の長さ を有している。キャップ12bには、また、第一の実施例における空気孔16a に対応する空気孔12dが形成されている。使用方法は、まず2〜20リットル 望ましくは、3〜10リットルの背負いタンク11に液状農薬を入れ、開閉弁1 3aを開け、そのうちの50ミリリットル〜2リットル、望ましくは100ミリ リットル〜1リットルを背負いタンク11から一旦液溜容器12へ入れる。次に 、開閉弁13aを閉じた後、散布ノズル14から農薬を散布する。液溜容器12 の目盛りを参照して、農薬の減少程度を観察することによって散布液量を容易に 把握できる。これにより、農薬を適量散布することが可能となる。液溜容器12 の農薬が減少したなら、再び開閉弁13aを開け、背負いタンク11より農薬を 補給する。
【0017】 液溜容器12の位置は、背負いタンク11と散布ノズル14の間にあればよく 、例えば、図3に示された実施例のように掛止手段12cを利用してズボンのベ ルトに取り付けるようにしても良い。或いは、図3に示された実施例のように、 散布ノズル14及びグリッパ16と一緒にアセンブリとすることもできる。
【0018】 なお、散布方式は、ツリースプレーのような手動でも、乾電池やバッテリーを 使用した電動でもかまわない。
【0019】 上述した本考案の液状農薬散布器具は、液状農薬の噴霧散布及び液状農薬の水 田への原液湛水散布などに最適である。
【0020】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の液状農薬散布器具では、背負いタンクと散布ノズル の間に適当な大きさの液溜容器を設けることにより、散布液量の把握が容易とな り薬量を調整しながら散布することが可能となった。
【0021】 そのため、過多散布による無駄や、過少散布による効果不足を生じることなく 、誰でも容易に適当量を散布することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る液状農薬散布器具の一実施例の概
略図である。
【図2】図1のキャップ部分の拡大図である。
【図3】本考案に係る液状農薬散布器具の他の実施例の
概略図である。
【図4】図3のキャップ部分の拡大図である。
【符号の説明】
11 タンク 11a 空気吸入弁付き注入口 11b 出口 12 液溜容器 12a 透明ボトル 12b キャップ 12c 掛止手段 12d 空気孔 13 第一のホース 13a 開閉弁 14 散布ノズル 15 第二のホース 16 グリップ 16a 空気孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状農薬を収容するタンクと、 目視により内容量を確認できる、所定量の液状農薬を一
    時溜めておく液溜容器と、 前記液溜容器への液状農薬の流入を制御する開閉弁を有
    する、前記タンクから前記液溜容器に液状農薬を導入す
    る第一のホースと、 液状農薬を散布する散布ノズルと、 前記液溜容器に一時溜められていた液状農薬を前記散布
    ノズルに導入する第二のホースと、 を備えて構成されてなる液状農薬散布器具。
  2. 【請求項2】 前記タンクが背負い式のタンクであり、
    上部に空気吸入弁付き注入口が、そして、底部に前記第
    一のホースを接続する出口がそれぞれ設けられている請
    求項1に記載の液状農薬散布器具。
  3. 【請求項3】 前記液溜容器が目盛り付きの透明ボトル
    とキャップとから構成されている請求項1又は請求項2
    に記載の液状農薬散布器具。
  4. 【請求項4】 前記散布ノズルとキャップとを接続する
    グリップをさらに備えており、前記第二のホースは該グ
    リップ内を通るように配置されている請求項3に記載の
    液状農薬散布器具。
  5. 【請求項5】 前記液溜容器は該液溜容器を作業者に取
    付ける掛止手段を備えており、前記第二のホースは該液
    溜容器を作業者に取付けた状態で、前記散布ノズルを所
    定角度旋回できる程度の長さを有している請求項1から
    請求項3までのいずれかに記載の液状農薬散布器具。
JP7480891U 1991-08-23 1991-08-23 液状農薬散布器具 Pending JPH0520580U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107950363A (zh) * 2017-12-13 2018-04-24 贵州黔丰源农业科技开发有限公司 一种能提高排液精度的背负式液体输送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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