JP3002158U - 液体散布容器 - Google Patents
液体散布容器Info
- Publication number
- JP3002158U JP3002158U JP1994004312U JP431294U JP3002158U JP 3002158 U JP3002158 U JP 3002158U JP 1994004312 U JP1994004312 U JP 1994004312U JP 431294 U JP431294 U JP 431294U JP 3002158 U JP3002158 U JP 3002158U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spraying
- container
- solution
- strongly
- hand
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- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】農薬、肥料、植物活力剤、又はそれらの配合剤
および植物生育用水等を含む液体の散布には、家庭用と
してジョーロとボトル型散布容器が一般に使用されてい
るが、ジョーロの場合、散布時又は輸送の際、容器中央
部の開口部からの溶液の漏れ、又保管の面での異物混入
および蒸散等の問題があり、一方、ボトル型散布容器の
場合は、散布口から溶液が散布方向に強く押出されるよ
うに手で容器を強くにぎりしめて圧力をかける必要があ
り、余分な力が要るばかりでなく、圧力の加減により均
一な薬剤散布が出来ない。本考案により、それらの問題
点を改良しようとするものである。 【構成】散布溶液が散布方向に強く押出され、均一な薬
剤散布が出来る為に、散布容器の散布口から最も遠い容
器の底部にキャップ付き空気抜き口を取付けた液体散布
容器から成る。
および植物生育用水等を含む液体の散布には、家庭用と
してジョーロとボトル型散布容器が一般に使用されてい
るが、ジョーロの場合、散布時又は輸送の際、容器中央
部の開口部からの溶液の漏れ、又保管の面での異物混入
および蒸散等の問題があり、一方、ボトル型散布容器の
場合は、散布口から溶液が散布方向に強く押出されるよ
うに手で容器を強くにぎりしめて圧力をかける必要があ
り、余分な力が要るばかりでなく、圧力の加減により均
一な薬剤散布が出来ない。本考案により、それらの問題
点を改良しようとするものである。 【構成】散布溶液が散布方向に強く押出され、均一な薬
剤散布が出来る為に、散布容器の散布口から最も遠い容
器の底部にキャップ付き空気抜き口を取付けた液体散布
容器から成る。
Description
【0001】 [産業上の利用分野] 本考案は、農薬、肥料、植物活力剤、又はそれらの配合剤および植物生育用水等 を含む液体散布用の容器に関するものである。
【0002】 [従来の技術] 現在、家庭用の場合、水や農薬・肥料等の薬剤の液体散布には一般的にジョーロ が用いられている。一方、上記薬剤の原液をうすめたものがボトル型容器に入れ られて市販され、消費者がそのまま容器ごと散布できるボトル型散布容器が使用 されている。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] それぞれの散布器には次のような問題点がある。 1.ジョーロの場合、容器の中央部に開口部があるため、除草剤等の薬剤を散布 するときに地面に向けて急な角度をつけ、極端な場合は散布器を逆さまに近い状 態で散布しなければならない場合もあり、薬液が外に漏れる場合がある。 2.また、散布場所への運搬の際に漏れる場合もある。一方、薬剤をうすめず、 そのまま使用できる販売用の散布器としては不適である。 3.使用残りの薬剤の保管の面でも、液漏れは勿論のこと、開口部からの異物混 入や溶液の蒸散の問題がある。 4.ボトル型散布容器の場合は、容器の中央部を手で持って容器を強くにぎりし めながら押すようにして外部からの圧力により、溶液が散布される方法で、余分 な力が要るばかりでなく、圧力の加減により薬剤の均一な散布が出来ない。又、 薬剤が残り少なくなってきた場合、容器を左右に振りながら薬液を出さなければ ならず、周辺の有用植物に飛散して薬害が発生する場合がある。 5.さらに、ボトル型の場合、通常手で握れる容器の容量は、大きくててもせい ぜい1000ml前後で2000ml又はそれ以上になると、容器に取手をつけ て持つ必要がある。この場合は、手で容器本体に直接圧力がかけられないので、 散布方向に溶液は強く押出されず流れ出る状態になり、均一な散布が出来ないと 同時に薬剤の無駄にもなる。
【0004】 [課題を解決するための手段] 本考案は、前述のジョーロ及びボトル型散布容器の問題点を解決する為に液体散 布容器の散布口から最も遠い容器の底部にキャップ付き空気抜き口を取付けるこ とにより、薬液が散布方向に強く押出され、均一な薬剤散布が可能である。散布 口は取換えが出来るので、液体肥料などの場合は1本の筒状のものも使用でき、 除草剤散布の場合は、必要な数だけ小さな孔の開いた中栓キャップを使用するこ とにより、溶液はシャワー状に雑草全体に均一に、しかも広範囲に散布すること が出来る。一方、空気抜き口は容器の底部に取付けられているので、散布時に逆 さまに近い状態の急な角度にしても、空気抜き口から溶液が漏れ出ることはない 。
【0005】 [作用] 散布口の密栓キャップをとりはずしてから、散布容器の底部に取付けられた空気 抜き口のキャップを少しゆるめ、容器を傾けながら左右に軽く振るだけで、溶液 は強く押出され、肥効あるいは、除草、殺虫、殺菌等の効果を発揮することが実 証されている。
【0006】 [考案の効果] 前述の問題点を解決し下記の効果がある。 1.ジョーロでの散布時の中央開口部からの薬液の漏れ、又運搬や保管上での液 漏れ、さらには異物混入、蒸散の防止ができる。 2.ボトル型散布容器のように、容器を手で強くにぎりしめて圧力を外部からか けたり、容器を左右に強く振る必要がなく、溶液を散布方向に強く、しかも均一 に散布することが可能である。 3.しかも、容量の多いおおきめの散布容器にも利用できる。
【図1】散布液体用容器本体1の上部に散布口用キャッ
プ2、その下に取り替え可能な小さな孔(15〜20
個)の開いた中栓キャップ3がつき、取手4の容器の底
部にキャップ5付き空気抜き口6が取付けられているこ
とを示した正面図である。
プ2、その下に取り替え可能な小さな孔(15〜20
個)の開いた中栓キャップ3がつき、取手4の容器の底
部にキャップ5付き空気抜き口6が取付けられているこ
とを示した正面図である。
1…散布液体用容器本体、2…散布口用キャップ、3…
中栓キャップ 4…取手、5…キャップ、6…空気抜き口
中栓キャップ 4…取手、5…キャップ、6…空気抜き口
Claims (1)
- 【請求項1】 液体を散布する場合に、液体が散布方向
に強く押出されるように、散布口から最も遠い容器の底
部にキャップ付き空気抜き口が取付けられた液体散布容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004312U JP3002158U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 液体散布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004312U JP3002158U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 液体散布容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002158U true JP3002158U (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=43138127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994004312U Expired - Lifetime JP3002158U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 液体散布容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002158U (ja) |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP1994004312U patent/JP3002158U/ja not_active Expired - Lifetime
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