JP3227527B2 - 少量薬液散布装置 - Google Patents
少量薬液散布装置Info
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- JP3227527B2 JP3227527B2 JP12074795A JP12074795A JP3227527B2 JP 3227527 B2 JP3227527 B2 JP 3227527B2 JP 12074795 A JP12074795 A JP 12074795A JP 12074795 A JP12074795 A JP 12074795A JP 3227527 B2 JP3227527 B2 JP 3227527B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既存の動力噴霧機等を
使用して少量薬液散布を効率的に行うことができ、薬液
の取扱いが容易であり、さらに薬液を無駄にすることが
なく経済的な少量薬液散布装置に関する。
使用して少量薬液散布を効率的に行うことができ、薬液
の取扱いが容易であり、さらに薬液を無駄にすることが
なく経済的な少量薬液散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】殺虫剤、殺菌剤、除草剤及び生育調整剤
等の薬液散布作業には、例えば、いわゆる動力噴霧機が
使用されている。図4に示された動力噴霧機の一例は電
動式のものであり、薬液タンク1と背当て2間にバッテ
リー、モータ及びポンプ等が内蔵され、該ポンプの吐出
側にスプレーホース3が延長され、動力噴霧機本体を作
業者が背負いバンド4で背負い、前記スプレーホース3
の先端に設けられたノズルパイプ5を手に持って薬液散
布作業を行なうものである。図中、6はドレン口、8は
ドレンキャップである。
等の薬液散布作業には、例えば、いわゆる動力噴霧機が
使用されている。図4に示された動力噴霧機の一例は電
動式のものであり、薬液タンク1と背当て2間にバッテ
リー、モータ及びポンプ等が内蔵され、該ポンプの吐出
側にスプレーホース3が延長され、動力噴霧機本体を作
業者が背負いバンド4で背負い、前記スプレーホース3
の先端に設けられたノズルパイプ5を手に持って薬液散
布作業を行なうものである。図中、6はドレン口、8は
ドレンキャップである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近時は少量薬液散布の
傾向にあり、例えば、10アール当たりの散布量が50
0mリットル〜1000mリットル程度の水田除草液
(フロアブル剤)の散布に際して、従来の一般的な17
リットル程度の薬液タンクを有する動力噴霧機を使用す
ると、散布する薬液を収納した薬液タンクの底面と、該
薬液タンク内に設けられた吸込口ストレーナー(図示せ
ず)との位置関係によって、前記薬液タンクの底部に5
00mリットル前後の薬液が排出されることなく残さ
れ、その取扱いに苦慮するものであった。
傾向にあり、例えば、10アール当たりの散布量が50
0mリットル〜1000mリットル程度の水田除草液
(フロアブル剤)の散布に際して、従来の一般的な17
リットル程度の薬液タンクを有する動力噴霧機を使用す
ると、散布する薬液を収納した薬液タンクの底面と、該
薬液タンク内に設けられた吸込口ストレーナー(図示せ
ず)との位置関係によって、前記薬液タンクの底部に5
00mリットル前後の薬液が排出されることなく残さ
れ、その取扱いに苦慮するものであった。
【0004】すなわち、その後に異なる薬液の散布を行
う場合には、前記残された薬液の回収、薬液タンク内部
の洗浄などに手数を要し、時には前記残された薬液の一
部または全部を無駄にする場合があった。
う場合には、前記残された薬液の回収、薬液タンク内部
の洗浄などに手数を要し、時には前記残された薬液の一
部または全部を無駄にする場合があった。
【0005】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、既存の動力噴霧機等を使用して、特に少量薬液散布
を効率的に行うことができ、薬液の取扱いが容易で、さ
らに薬液を無駄にすることがない経済的な少量薬液散布
装置を提供することを目的とする。
で、既存の動力噴霧機等を使用して、特に少量薬液散布
を効率的に行うことができ、薬液の取扱いが容易で、さ
らに薬液を無駄にすることがない経済的な少量薬液散布
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、薬液タンク内に収容される薬液容器本体
と、薬液ポンプに連通される吸水ホース、前記薬液ポン
プの吐出通路に設けられた調圧弁から延長された余水ホ
ース、及び前記薬液容器本体の上方に開口するブリーザ
ーホースがそれぞれ接続された密封キャップが前記薬液
容器本体の口部に着脱自在に嵌合され、該薬液容器本体
の口部を下方にして前記薬液タンク内に保持させてなる
構成としたものであり、好ましくは、前記薬液容器本体
が、前記薬液タンクのドレン口に挿入固定される薬液容
器ホルダー支えと、該薬液容器ホルダー支えの前記薬液
タンク内の内端部に取付けられる薬液容器ホルダーとに
より前記薬液タンク内に保持される構成とし、さらに前
記薬液容器ホルダー支えが、その外側端外周に鍔を有す
るパイプ材である構成としたものである。
め、本発明は、薬液タンク内に収容される薬液容器本体
と、薬液ポンプに連通される吸水ホース、前記薬液ポン
プの吐出通路に設けられた調圧弁から延長された余水ホ
ース、及び前記薬液容器本体の上方に開口するブリーザ
ーホースがそれぞれ接続された密封キャップが前記薬液
容器本体の口部に着脱自在に嵌合され、該薬液容器本体
の口部を下方にして前記薬液タンク内に保持させてなる
構成としたものであり、好ましくは、前記薬液容器本体
が、前記薬液タンクのドレン口に挿入固定される薬液容
器ホルダー支えと、該薬液容器ホルダー支えの前記薬液
タンク内の内端部に取付けられる薬液容器ホルダーとに
より前記薬液タンク内に保持される構成とし、さらに前
記薬液容器ホルダー支えが、その外側端外周に鍔を有す
るパイプ材である構成としたものである。
【0007】
【作用】本発明の少量薬液散布装置は、既存の動力噴霧
機等をそのまま利用して、その薬液タンク1内に設けら
れる。
機等をそのまま利用して、その薬液タンク1内に設けら
れる。
【0008】すなわち、本発明の実施態様によれば、少
量薬液の散布作業に先立って、薬液容器ホルダー支え7
が薬液タンク1のドレン口6に挿入されて固定される。
すなわち、図面実施例では、前記薬液容器ホルダー支え
7の鍔7aと反対の内端部7bを前記ドレン口6に挿入
した後、該ドレン口6にドレンキャップ8を螺合して締
付けると、前記薬液容器ホルダー支え7の鍔7aが前記
ドレン口6とドレンキャップ8間に挟持され、前記ドレ
ン口6に薬液容器ホルダー支え7が固定される。
量薬液の散布作業に先立って、薬液容器ホルダー支え7
が薬液タンク1のドレン口6に挿入されて固定される。
すなわち、図面実施例では、前記薬液容器ホルダー支え
7の鍔7aと反対の内端部7bを前記ドレン口6に挿入
した後、該ドレン口6にドレンキャップ8を螺合して締
付けると、前記薬液容器ホルダー支え7の鍔7aが前記
ドレン口6とドレンキャップ8間に挟持され、前記ドレ
ン口6に薬液容器ホルダー支え7が固定される。
【0009】つぎに、前記ドレン口6に挿入固定された
前記薬液容器ホルダー支え7の前記薬液タンク1内の内
端部7bにボルト14及び蝶ナット15により薬液容器
ホルダー9が取付けられる。そして、前記薬液タンク1
の外で予め所定量の薬液が充填された薬液容器本体18
の口部18aに吸水ホース21、余水ホース23及びブ
リーザーホース24が接続された密封キャップ19が嵌
合される。
前記薬液容器ホルダー支え7の前記薬液タンク1内の内
端部7bにボルト14及び蝶ナット15により薬液容器
ホルダー9が取付けられる。そして、前記薬液タンク1
の外で予め所定量の薬液が充填された薬液容器本体18
の口部18aに吸水ホース21、余水ホース23及びブ
リーザーホース24が接続された密封キャップ19が嵌
合される。
【0010】さらに、該密封キャップ19を嵌合した前
記薬液容器本体18を、その口部18aを下方にして前
記薬液タンク1内に開放されたその上部の口部1aから
入れ、薬液容器ホルダー9の容器本体ホルダー17に保
持させる。
記薬液容器本体18を、その口部18aを下方にして前
記薬液タンク1内に開放されたその上部の口部1aから
入れ、薬液容器ホルダー9の容器本体ホルダー17に保
持させる。
【0011】その後、従来の薬液散布と同様に動力噴霧
機を操作すれば、前記薬液容器本体18内の薬液は、吸
水ホース21から薬液ポンプ20に吸引されて従来と同
様に散布され、同時に前記ブリーザーホース24から前
記薬液容器本体18内に必要量の空気が補給される。
機を操作すれば、前記薬液容器本体18内の薬液は、吸
水ホース21から薬液ポンプ20に吸引されて従来と同
様に散布され、同時に前記ブリーザーホース24から前
記薬液容器本体18内に必要量の空気が補給される。
【0012】前記のごとく、本発明では、既存の動力噴
霧機等を使用して薬液容器本体18に充填された所定量
の薬液を余すことなく散布できる。さらに、その後に異
なる薬液を散布する場合には、薬液容器ホルダー9から
薬液容器本体18を取り外して交換すればよく、したが
って残量薬液等の取扱も容易であり、さらには薬液タン
ク内部の洗浄作業も不要であり、また薬液を無駄にする
こともない。
霧機等を使用して薬液容器本体18に充填された所定量
の薬液を余すことなく散布できる。さらに、その後に異
なる薬液を散布する場合には、薬液容器ホルダー9から
薬液容器本体18を取り外して交換すればよく、したが
って残量薬液等の取扱も容易であり、さらには薬液タン
ク内部の洗浄作業も不要であり、また薬液を無駄にする
こともない。
【0013】さらに、前記薬液容器本体18のみ取り出
し、前記密封キャップ19、前記吸水ホース21、前記
余水ホース23及び前記ブリーザーホース24を前記薬
液タンク1内に残したままで、従来どうりの動力噴霧機
として支障なく使用することができる。同時に、前記薬
液容器ホルダー支え7をパイプ材で構成すると、該薬液
容器ホルダー支え7が薬液タンク1のドレンパイプとし
て機能し、動力噴霧機としての通常使用時にも取り外す
必要がなく便利である。さらに前記薬液タンク1内の前
記薬液容器ホルダー9も必ずしも取り外す必要がない。
し、前記密封キャップ19、前記吸水ホース21、前記
余水ホース23及び前記ブリーザーホース24を前記薬
液タンク1内に残したままで、従来どうりの動力噴霧機
として支障なく使用することができる。同時に、前記薬
液容器ホルダー支え7をパイプ材で構成すると、該薬液
容器ホルダー支え7が薬液タンク1のドレンパイプとし
て機能し、動力噴霧機としての通常使用時にも取り外す
必要がなく便利である。さらに前記薬液タンク1内の前
記薬液容器ホルダー9も必ずしも取り外す必要がない。
【0014】前記のごとく、薬液タンク1内に残したま
まの前記密封キャップ19、前記吸水ホース21、前記
余水ホース23及びブリーザーホース24は、もともと
薬液に接触し耐薬品性を有するが、前記薬品ホルダー支
え7及び薬品容器ホルダー9を取り付けたままにする場
合には、その素材は耐薬品性を有する金属あるいはプラ
スチック材が使用される。すなわち、従来の比較的多量
の薬液散布時に薬液タンク1内に充填される薬液に侵さ
れない素材が使用される。
まの前記密封キャップ19、前記吸水ホース21、前記
余水ホース23及びブリーザーホース24は、もともと
薬液に接触し耐薬品性を有するが、前記薬品ホルダー支
え7及び薬品容器ホルダー9を取り付けたままにする場
合には、その素材は耐薬品性を有する金属あるいはプラ
スチック材が使用される。すなわち、従来の比較的多量
の薬液散布時に薬液タンク1内に充填される薬液に侵さ
れない素材が使用される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明一実施例の少量薬液散布装置の要
部の一部切欠き縦断面図、図2は図1の少量薬液散布装
置の配管の概略斜視図、図3は図1の薬液容器ホルダー
部の分解斜視図、図4は動力噴霧機の一例を示す斜視図
である。
明する。図1は本発明一実施例の少量薬液散布装置の要
部の一部切欠き縦断面図、図2は図1の少量薬液散布装
置の配管の概略斜視図、図3は図1の薬液容器ホルダー
部の分解斜視図、図4は動力噴霧機の一例を示す斜視図
である。
【0016】本装置は、各種の動力噴霧機等の薬液散布
機器の薬液タンク1の内部に設けられる。具体的には、
動力噴霧機等の薬液タンク1に必ず設けられているドレ
ン口6を利用して設けられる。
機器の薬液タンク1の内部に設けられる。具体的には、
動力噴霧機等の薬液タンク1に必ず設けられているドレ
ン口6を利用して設けられる。
【0017】まず、図1に示されているように、前記薬
液タンク1に予め設けられたドレン口6に薬液容器ホル
ダー支え7が挿入固定される。図面実施例では、該薬液
容器ホルダー支え7は、前記ドレン口6に適合する外径
を有する耐薬品性の金属あるいは合成樹脂材からなる、
内空が液体流路となるパイプ材が使用され、さらにその
外側端の外周に前記ドレン口6の外側端に係止する鍔7
aが一体に設けられている。
液タンク1に予め設けられたドレン口6に薬液容器ホル
ダー支え7が挿入固定される。図面実施例では、該薬液
容器ホルダー支え7は、前記ドレン口6に適合する外径
を有する耐薬品性の金属あるいは合成樹脂材からなる、
内空が液体流路となるパイプ材が使用され、さらにその
外側端の外周に前記ドレン口6の外側端に係止する鍔7
aが一体に設けられている。
【0018】したがって、前記薬液容器ホルダー支え7
の前記鍔7aと反対の内端部7bを前記ドレン口6に挿
入した後、該ドレン口6にドレンキャップ8を螺合して
締付けると、該ドレンキャップ8と前記ドレン口6の間
に前記鍔7aが挟持され、前記薬液容器ホルダー支え7
が前記ドレン口6内に完全に固定される。なお、予め前
記薬液容器ホルダー支え7を前記ドレンキャップ8の内
側に一体に設けておいてもよい。
の前記鍔7aと反対の内端部7bを前記ドレン口6に挿
入した後、該ドレン口6にドレンキャップ8を螺合して
締付けると、該ドレンキャップ8と前記ドレン口6の間
に前記鍔7aが挟持され、前記薬液容器ホルダー支え7
が前記ドレン口6内に完全に固定される。なお、予め前
記薬液容器ホルダー支え7を前記ドレンキャップ8の内
側に一体に設けておいてもよい。
【0019】つぎに、前記薬液容器ホルダー支え7の前
記内端部7b、すなわち、前記薬液タンク1の内部に薬
液容器ホルダー9が取付けられる。
記内端部7b、すなわち、前記薬液タンク1の内部に薬
液容器ホルダー9が取付けられる。
【0020】該薬液容器ホルダー9は、図3に示されて
いるように、前記薬液容器ホルダー支え7の内端部7b
を受け入れる筒状基部10の長手方向一側にスリット1
1が形成され、該スリット11の上下両側部にそれぞれ
対向させて中央部に貫通孔12a、12bを有する締付
け片13a、13bが横方向へ突出して形成され、前記
筒状基部10を前記薬液容器ホルダー支え7の内端部7
bに適合させた後、前記両締付け片13a、13bの前
記貫通孔12a、12bに下側からボルト14を挿通
し、該ボルト14に上方から蝶ナット15を螺合して締
付けることにより、前記薬液容器ホルダー支え7に前記
薬液容器ホルダー9が直立状に固定される構成になって
いる。
いるように、前記薬液容器ホルダー支え7の内端部7b
を受け入れる筒状基部10の長手方向一側にスリット1
1が形成され、該スリット11の上下両側部にそれぞれ
対向させて中央部に貫通孔12a、12bを有する締付
け片13a、13bが横方向へ突出して形成され、前記
筒状基部10を前記薬液容器ホルダー支え7の内端部7
bに適合させた後、前記両締付け片13a、13bの前
記貫通孔12a、12bに下側からボルト14を挿通
し、該ボルト14に上方から蝶ナット15を螺合して締
付けることにより、前記薬液容器ホルダー支え7に前記
薬液容器ホルダー9が直立状に固定される構成になって
いる。
【0021】さらに、前記筒状基部10の上部方向に所
定長さ(高さ)の支持片16が起立させられ、該支持片
16の適位置に容器本体ホルダー17が水平に設けられ
る。
定長さ(高さ)の支持片16が起立させられ、該支持片
16の適位置に容器本体ホルダー17が水平に設けられ
る。
【0022】図面実施例では、該容器本体ホルダー17
は、略中央部が前記支持片16に一体に連結され、その
両側部17a、17bを略半円形状に湾曲させた弾性部
として構成している。したがって、前記容器本体ホルダ
ー17の両側部17a、17bを広げてその間に薬液容
器本体18をワンタッチで保持することができる。図1
中の10aは、前記筒状基部10の下部に設けられた位
置決め支持台部、図3中の17cは、後述するブリーザ
ーホース24の適合部である。
は、略中央部が前記支持片16に一体に連結され、その
両側部17a、17bを略半円形状に湾曲させた弾性部
として構成している。したがって、前記容器本体ホルダ
ー17の両側部17a、17bを広げてその間に薬液容
器本体18をワンタッチで保持することができる。図1
中の10aは、前記筒状基部10の下部に設けられた位
置決め支持台部、図3中の17cは、後述するブリーザ
ーホース24の適合部である。
【0023】前記薬液容器本体18は、いわゆるボトル
形状容器であり、前記動力噴霧機の薬液タンク1の上部
の口部1aから出し入れができる大きさの薬液使用済み
のボトル形状容器等が利用される。勿論、薬液入りの市
販の薬液ボトルをそのまま用いてもよい。
形状容器であり、前記動力噴霧機の薬液タンク1の上部
の口部1aから出し入れができる大きさの薬液使用済み
のボトル形状容器等が利用される。勿論、薬液入りの市
販の薬液ボトルをそのまま用いてもよい。
【0024】さらに、前記薬液容器本体18の口部18
aに嵌合される密封キャップ19に可撓性の吸水ホース
21、余水ホース23及びブリーザーホース24が接続
されていて、前記薬液容器本体18の内外が各管路で連
通させられる。
aに嵌合される密封キャップ19に可撓性の吸水ホース
21、余水ホース23及びブリーザーホース24が接続
されていて、前記薬液容器本体18の内外が各管路で連
通させられる。
【0025】すなわち、図1及び図2に示されているよ
うに、前記密封キャップ19には薬液ポンプ20に連通
される吸水ホース21、前記薬液ポンプ20の吐出流路
26に設けられた調圧弁22から延長された余水ホース
23、及び前記薬液容器本体18の上方で大気に開口す
る前記ブリーザホース24がそれぞれ接続され、さらに
前記薬液容器本体18の口部18aに嵌合され、該口部
18aを下方にして前記薬液容器本体18が前記薬液タ
ンク1内に保持させられる。図1中の25は、前記吸水
ホース21の前記薬液容器本体18側内部端に設けられ
たストレーナである。
うに、前記密封キャップ19には薬液ポンプ20に連通
される吸水ホース21、前記薬液ポンプ20の吐出流路
26に設けられた調圧弁22から延長された余水ホース
23、及び前記薬液容器本体18の上方で大気に開口す
る前記ブリーザホース24がそれぞれ接続され、さらに
前記薬液容器本体18の口部18aに嵌合され、該口部
18aを下方にして前記薬液容器本体18が前記薬液タ
ンク1内に保持させられる。図1中の25は、前記吸水
ホース21の前記薬液容器本体18側内部端に設けられ
たストレーナである。
【0026】前記のごとく、少量薬液散布に際して、動
力噴霧機等の本来の大容量の薬液タンク1に代えて小容
量の薬液容器本体18を使用し、従来の動力噴霧機等を
そのまま利用できるものであり、該動力噴霧機等の本来
の使用法を妨げることもない。
力噴霧機等の本来の大容量の薬液タンク1に代えて小容
量の薬液容器本体18を使用し、従来の動力噴霧機等を
そのまま利用できるものであり、該動力噴霧機等の本来
の使用法を妨げることもない。
【0027】また、前記薬液容器ホルダー支え7をパイ
プ材で構成すると、薬液タンク1内に薬液を充填して使
用する場合にも、前記薬液容器ホルダー9及び薬液容器
ホルダー支え7を必ずしも取り外す必要はなく、また、
薬液容器本体18のみ取り出し、密封キャップ19、吸
水ホース21、余水ホース23及びブリーザーホース2
4を薬液タンク1内に残したままで、従来どうりの動力
噴霧機として支障なく使用することができる。
プ材で構成すると、薬液タンク1内に薬液を充填して使
用する場合にも、前記薬液容器ホルダー9及び薬液容器
ホルダー支え7を必ずしも取り外す必要はなく、また、
薬液容器本体18のみ取り出し、密封キャップ19、吸
水ホース21、余水ホース23及びブリーザーホース2
4を薬液タンク1内に残したままで、従来どうりの動力
噴霧機として支障なく使用することができる。
【0028】すなわち、前記薬液容器ホルダー支え7を
パイプ材で構成すると、該薬液容器ホルダー支え7がそ
のままドレンパイプとして機能するうえ、さらに、適宜
外方へ引き出して、ドレン延長管としても利用できる。
パイプ材で構成すると、該薬液容器ホルダー支え7がそ
のままドレンパイプとして機能するうえ、さらに、適宜
外方へ引き出して、ドレン延長管としても利用できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、少量薬液散布を既存の
動力噴霧機等を使用して効率的に行うことができるとと
もに、薬液の取扱いが容易であり、さらに薬液を無駄に
することもなく経済的である効果が得られる。
動力噴霧機等を使用して効率的に行うことができるとと
もに、薬液の取扱いが容易であり、さらに薬液を無駄に
することもなく経済的である効果が得られる。
【図1】本発明一実施例の少量薬液散布装置の要部の一
部切欠き縦断面図である。
部切欠き縦断面図である。
【図2】図1の少量薬液散布装置の配管の概略斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1の薬液容器ホルダー部の分解斜視図であ
る。
る。
【図4】動力噴霧機の一例を示す斜視図である。
1 薬液タンク 6 ドレン口 7 薬液容器ホルダー支え 7a 鍔 7b 薬液容器ホルダー支えの内端部 8 ドレンキャップ 9 薬液容器ホルダー 18 薬液容器本体 18a 口部 19 密封キャップ 20 薬液ポンプ 21 吸水ホース 22 調圧弁 23 余水ホース 24 ブリーザーホース 26 吐出流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 7/00 - 9/08
Claims (3)
- 【請求項1】薬液タンク(1)内に収容される薬液容器
本体(18)と、薬液ポンプ(20)に連通される吸水
ホース(21)、前記薬液ポンプ(20)の吐出通路
(26)に設けられた調圧弁(22)から延長された余
水ホース(23)、及び前記薬液容器本体(18)の上
方に開口するブリーザーホース(24)がそれぞれ接続
された密封キャップ(19)が前記薬液容器本体(1
8)の口部(18a)に着脱自在に嵌合され、該薬液容
器本体(18)の口部(18a)を下方にして前記薬液
タンク(1)内に保持させてなることを特徴とする少量
薬液散布装置。 - 【請求項2】 前記薬液容器本体(18)が、前記薬液
タンク(1)のドレン口(6)に挿入固定される薬液容
器ホルダー支え(7)と、該薬液容器ホルダー支え
(7)の前記薬液タンク(1)内の内端部(7b)に取
付けられる薬液容器ホルダー(9)とにより前記薬液タ
ンク(1)内に保持されることを特徴とする請求項1記
載の少量薬液散布装置。 - 【請求項3】 前記薬液容器ホルダー支え(7)が、外
側端外周に鍔(7a)を有するパイプ材である請求項2
記載の少量薬液散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12074795A JP3227527B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 少量薬液散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12074795A JP3227527B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 少量薬液散布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08290082A JPH08290082A (ja) | 1996-11-05 |
JP3227527B2 true JP3227527B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=14793989
Family Applications (1)
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JP12074795A Expired - Fee Related JP3227527B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 少量薬液散布装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110062665A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-07-26 | 卡瑞尼工商贸易有限公司 | 能够通过活塞泵系统与手动喷洒器联接的液体配量装置 |
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1995
- 1995-04-21 JP JP12074795A patent/JP3227527B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110062665A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-07-26 | 卡瑞尼工商贸易有限公司 | 能够通过活塞泵系统与手动喷洒器联接的液体配量装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH08290082A (ja) | 1996-11-05 |
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