JPH05204132A - レチクル及びその製造方法 - Google Patents

レチクル及びその製造方法

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Publication number
JPH05204132A
JPH05204132A JP1148292A JP1148292A JPH05204132A JP H05204132 A JPH05204132 A JP H05204132A JP 1148292 A JP1148292 A JP 1148292A JP 1148292 A JP1148292 A JP 1148292A JP H05204132 A JPH05204132 A JP H05204132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reticle
wafer
pattern
exposure
reticule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1148292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Mori
祐一郎 森
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1148292A priority Critical patent/JPH05204132A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縮小投影のウエーハ露光に用いるレチクルに
関し、レチクル露光の隣合うショット領域相互間の寸法
の誤差を検査することが可能なレチクル及びその製造方
法の提供を目的とする。 【構成】 レチクルは、1で示され、レチクル1を製造
するレチクル露光の隣合うショット領域3に跨がるパタ
ーン4のショット領域3のつなぎ目に、ウエーハ露光に
よりウエーハ上で連接される隙間のスリット5を有する
ように構成し、製造方法は、レチクル露光の隣合うショ
ット領域3に跨がるパターン4に対して、ショット領域
3のつなぎ目にウエーハ露光によりウエーハ上で連接さ
れる隙間のスリット5を形成し、スリット5の隙間寸法
を測定して前記ショット領域3相互間の寸法の誤差を検
査するように構成する。2はレチクル1上のパターン領
域、6はウエーハ、7はパターン4の投影によるウエー
ハ6上のパターン、である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縮小投影のウエーハ露光
に用いるレチクル及びその製造方法に関する。
【0002】半導体装置の製造では、ウエーハ上のパタ
ーン形成に上記レチクルを用いる露光が賞用されている
が、パターンの微細化に伴いレチクルには厳しい精度が
要求されてきている。その対応には、レチクル検査の精
度向上が望まれる。
【0003】
【従来の技術】従来のレチクル検査は、レチクル上に
設けた複数の特定パターン相互間の寸法測定、レチク
ル上のパターンと検査データのパターンとの照合、レ
チクル上の繰り返しパターン相互間の照合、などによっ
ている。上記はパターン全体としての大小の検査であ
る。上記,は、パターンにおける欠陥有無の検査が
主であり、パターンの部分的な位置ずれもそのずれがか
なり大きい場合に検出可能である。
【0004】ところで、レチクルの製造におけるパター
ン形成のレチクル露光には、一般に電子ビーム露光を用
いている。この電子ビーム露光は、パターン領域を多数
に分割して露光のショット領域となし、そのショット領
域を連接させて個々に露光するものである。
【0005】このため、レチクル露光において一部のシ
ョット領域に位置ずれが生ずると、部分的な位置ずれを
有するパターンが形成されてレチクルの精度が低下し、
製造する半導体装置の品質を低下させることになる。そ
こで、上記パターンの部分的な位置ずれもレチクル検査
によって検出することが望まれ、上記またはの検査
にその検出を期待するが、上記位置ずれがかなり大きく
ない限り検出することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記位置ずれを精度良
く検出するためには、レチクル露光の隣合うショット領
域相互間の寸法の誤差を検査することが可能になれば良
い。
【0007】そこで本発明は、縮小投影のウエーハ露光
に用いるレチクルに関し、レチクル露光の隣合うショッ
ト領域相互間の寸法の誤差を検査することが可能なレチ
クル及びその製造方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるレチクルは、縮小投影のウエーハ露光
に用いるレチクルであって、該レチクルを製造するレチ
クル露光の隣合うショット領域に跨がるパターンの前記
ショット領域のつなぎ目に、ウエーハ露光によりウエー
ハ上で連接される隙間のスリットを有することを特徴と
している。
【0009】また、製造方法は、縮小投影のウエーハ露
光に用いるレチクルの製造において、レチクル露光の隣
合うショット領域に跨がるパターンに対して、前記ショ
ット領域のつなぎ目にウエーハ露光によりウエーハ上で
連接される隙間のスリットを形成し、該スリットの隙間
寸法を測定して前記ショット相互間の寸法の誤差を検査
することを特徴としている。
【0010】
【作用】上記隣合うショット領域に跨がるパターンは、
上記スリットによりレチクル上で切り離されているが、
そのスリットの部分がウエーハ露光によりウエーハ上で
連接する。従って、このレチクルは、上記スリットが存
在してもウエーハ露光に対する機能に支障を来さない。
【0011】そして、このスリットが隣合うショット領
域のつなぎ目に位置することから、スリットの一方の端
は一方のショット領域の位置の指標となり、他方の端は
他方のショット領域の位置の指標となるので、スリット
の隙間寸法を測定することによりショット領域相互間の
寸法の誤差を検査することができる。即ち、その誤差
は、ショット領域相互間の寸法が正しく所定にある時の
スリット隙間寸法を所定隙間寸法として、測定した隙間
寸法と所定隙間寸法の差によって求められる。然も、上
記誤差の検査は、上記隙間寸法の測定が小間隔の測定で
あって高精度に行い得るので、所望の誤差を精度良く求
めることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について図1を用いて説
明する。図1の(a)はレチクルの平面図、(b)はパ
ターンに設けるスリットを示す平面図、(c)はウエー
ハ上に形成されるパターンを示す平面図、である。図
中、1はレチクル、2はパターン領域、3はショット領
域、4は隣合うショット領域に跨がるパターン、5はス
リット、6はウエーハ、7はパターン4の投影によるウ
エーハ6上のパターン、を示す。
【0013】図1(a)において、実施例のレチクル1
は後述のスリット5を除けば従来と同様のものである。
そして、パターン領域2上のパターン(図示省略)は、
レチクル露光によって形成されておりその露光が先に述
べた電子ビーム露光であるので、連接するショット領域
3のパターンの合成になっている。
【0014】さて図1(b)において、ここには本発明
によるスリット5を示してある。スリット5は、隣合う
ショット領域3に跨がるパターン4のショット領域3の
つなぎ目に設けてある。スリット5の隙間寸法は、ウエ
ーハ露光によりウエーハ上で連接される大きさにしてあ
り、ウエーハ露光の縮小倍率が1/5の場合に1μm程
度以下であれば良い。但し、ウエーハ露光の解像能が高
まればそれに合わせてより小さくする必要がある。
【0015】そして、このレチクル1を用いてウエーハ
露光を行えば、パターン4にスリット5が存在するにも
かかわらずウエーハ露光のぼけにより、図1(c)に示
すように、ウエーハ6上にはパターン4の投影としてス
リット5に該当する部分が連接したパターン7が形成さ
れる。パターン7には上記連接部分がくびれるように若
干の食い込み7aが生ずるが、その食い込み7aはパタ
ーンの欠陥となるよりははるかに小さなものであり問題
にならない。
【0016】上述したスリット5は、図1(b)におけ
る左側のショット領域3の露光によりパターン4のスリ
ット5より左側を形成し、右側のショット領域3の露光
により同じくパターン4の右側を形成することによって
形成する。従って、スリット5の左側の端は上記左側の
ショット領域3の位置の指標となり、同じく右側の端は
上記右側のショット領域3の位置の指標となる。
【0017】このことから、レチクル検査においてスリ
ット5の隙間寸法を測定するようにすれば、先に説明し
たように、両ショット領域3相互間の寸法の誤差を精度
良く求めることができて、ショット領域3の位置ずれに
よるレチクル1の精度低下に対する検査精度が向上す
る。
【0018】然も、その検査は、スリット5を設ける箇
所を分散配置により配置可能箇所の数よりもはるかに少
なく例えば8箇所程度とすることができるので、長時間
を要しないで行うことができる。上記分散配置で良いの
は、ショット領域3の位置ずれが、レチクル露光の装置
の不調に起因しており、生ずるとなるとある程度連続し
て生ずるからである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、縮
小投影のウエーハ露光に用いるレチクルに関し、レチク
ル露光の隣合うショット領域相互間の寸法の誤差を検査
することが可能なレチクル及びその製造方法の提供され
て、レチクル検査の精度向上が可能となり、製造する半
導体装置の上記誤差に伴う品質低下の防止を可能にさせ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例を説明するための図で、(a)はレチ
クルの平面図、(b)はパターンに設けるスリットを示
す平面図、(c)はウエーハ上に形成されるパターンを
示す平面図
【符号の説明】
1 レチクル 2 パターン領域 3 ショット領域 4 隣合うショット領域に跨がるパターン 5 スリット 6 ウエーハ 7 ウエーハ上のパターン 7a 食い込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮小投影のウエーハ露光に用いるレチク
    ルであって、該レチクルを製造するレチクル露光の隣合
    うショット領域に跨がるパターンの前記ショット領域の
    つなぎ目に、ウエーハ露光によりウエーハ上で連接され
    る隙間のスリットを有することを特徴とするレチクル。
  2. 【請求項2】 縮小投影のウエーハ露光に用いるレチク
    ルの製造において、レチクル露光の隣合うショット領域
    に跨がるパターンに対して、前記ショット領域のつなぎ
    目にウエーハ露光によりウエーハ上で連接される隙間の
    スリットを形成し、該スリットの隙間寸法を測定して前
    記ショット領域相互間の寸法の誤差を検査することを特
    徴とするレチクルの製造方法。
JP1148292A 1992-01-27 1992-01-27 レチクル及びその製造方法 Pending JPH05204132A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1148292A JPH05204132A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 レチクル及びその製造方法

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JPH05204132A true JPH05204132A (ja) 1993-08-13

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ID=11779274

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JP1148292A Pending JPH05204132A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 レチクル及びその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6197452B1 (en) 1997-09-17 2001-03-06 Nec Corporation Light exposure pattern mask with dummy patterns and production method of the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6197452B1 (en) 1997-09-17 2001-03-06 Nec Corporation Light exposure pattern mask with dummy patterns and production method of the same

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Effective date: 20001114