JPH0520400A - 広告作成装置及びその方法 - Google Patents

広告作成装置及びその方法

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JPH0520400A
JPH0520400A JP3172177A JP17217791A JPH0520400A JP H0520400 A JPH0520400 A JP H0520400A JP 3172177 A JP3172177 A JP 3172177A JP 17217791 A JP17217791 A JP 17217791A JP H0520400 A JPH0520400 A JP H0520400A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】広告が掲示された情景を事前に計算機システム
を用いて評価することによって、適切な大きさ、デザイ
ンのPOP広告やポスター等の掲示広告類を作成し、ま
た、正確な貼付位置を指示する広告作成装置を提供す
る。 【構成】広告図を作成する機能と、記憶装置に登録した
背景画像上に広告図を被掲示物である什器と等しい縮尺
に変更、配置し、広告図と商品陳列画像をユーザとの対
話操作により個々にまたは同時に拡大もしくは縮小や、
広告図の配置を変更し、提示する編集機能と、広告図を
チェックする機能と、広告図を変更する機能と、広告図
を商品陳列画像上に配置しその結果を印刷する機能と、
広告デザイン、イラスト、商品陳列画像を獲得するイメ
ージ獲得機能と、獲得したデータをファイルに登録する
イメージ登録機能から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POP広告やポスター
等の広告類の広告作成装置とその方法に関する。
【0002】
【従来技術】文書や図等で表現される掲示用広告である
POP広告(Point Of Purchase advertising:販売時
点広告)の作成装置に関する従来技術として、ソフトプ
ロ株式会社が開発した「CARD名人」がある。このシ
ステムはプライスカードの作成を支援する。その特徴は
次の点にある。「ワープロ感覚のらくらく入力で、誰に
でも簡単に作れる。一度フォーマットが決まれば、あと
は商品データを入力するだけでスピード仕上げ。文字の
書体や大きさ、レイアウトも自由自在。カラーバリエー
ションも豊富で表現力は多種多彩。このシステムでは、
商品名や価格等の商品データは一度入力すればいつでも
使え、カードレイアウトも一度設定すれば、いつでも使
える。」というものである。
【0003】この従来技術によるプライスカードの作成
手順は、そのカタログによれば、次のとおりである。
【0004】ステップ1 基本型の設定 プライスカードのサイズや表示物、マーク、罫線、円、
枠を設定する。
【0005】ステップ2 項目の設定レイアウト ステップ1の条件に合わせて、どの位置に、どの大きさ
で、どんなペンで、どんな書体の文字を書くかを設定す
る。
【0006】ステップ3 データの入力 ステップ1、2で決められた条件下で、表現する(書
く)具体的なデータを入力する。たとえば、メーカ名、
品種、型番、標準価格、売価、商品説明、コメントなど
である。
【0007】ステップ4 POP広告の出力 ステップ1〜3の入力に応えるPOP広告をプロッタに
より印刷する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来システムを使用す
れば、ユーザの企画したデザインをそのままプライスカ
ードにできる。しかし、POP広告に限らず広告の企画
は人間の手作業に頼っているのが現状である。そのため
に、次の問題がある。
【0009】(1)掲示用広告が、その広告が貼付られ
る背景イメージを明確にしないままで作成されるため
に、必ずしも背景や広告対象物に合った広告デザインに
なっているとは限らない。例えば、店舗内でのPOP広
告では、什器や商品に合わないデザインになってしま
う、大きさが合わず商品が隠れてしまう、作りすぎる等
の不都合がしばしば生じる。
【0010】(2)掲示用広告作成者(または企画者)
と貼付作業者とは異なることが多い。そのために、広告
作成者から貼付作業者へ必ずしも正確に貼り付け指示が
伝わらず、広告の貼付位置の指示がない、作成した広告
が余る、広告作成者の意図とは異なる位置に貼り付けて
しまう等の不都合が生じる。
【0011】本発明の目的は、計算機を用いて、POP
広告やポスター等の掲示用広告類を作成し、その広告が
掲示された情景を評価することを特徴とする広告作成装
置とその方法を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、広告類などの貼付に
関して正確に指示できる掲示用広告類の作成装置とその
方法を提供することにある。
【0013】本発明のさらに他の目的は、本願明細書及
び添付する図面から、当業者は容易に推察できるであろ
う。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、広告図を対
話形式で作成し、その結果を背景画像上に配置して、配
置、大きさ等チェックし、その広告図とその配置図を印
刷し、その貼付指示書とする広告類などの作成支援方法
とそのシステムを提供することによって達成される。具
体的には、次の方法を特徴とする装置で実現する。
【0015】(1)広告データ入力部 過去に作成された広告デザイン群とイラスト集を、イメ
ージスキャナ、キーボード、マウス等の入力装置を用い
て入力し、その結果を第1の記憶装置に記憶する。
【0016】(2)作成支援部 対話形式で前記記憶装置から広告デザインまたはイラス
トを検索し、ディスプレイに表示する。表示された広告
デザインイラストを全体または、1部切取りまたは参考
にして広告図を作成する。第2の記憶装置に予め格納し
ておいた背景画像を検索し、この背景画像上に先ほど作
成した広告図を広告されるものの大きさにあった縮尺に
変更し配置する。貼付位置の変更によって広告されるも
のが変更された時はその広告されるものの大きさにあっ
た縮尺に随時変更する。その表示された背景画像や広告
図を拡大または縮小し、表示する。背景画像上の広告図
の配置や大きさ等をチェックし、チェックした結果を前
記ディスプレイ上に表示する。この表示された結果か
ら、改善箇所があれば、対話形式で広告図を変更する。
【0017】(3)印刷部 企画作成部で作成した広告図とその配置図、背景画像を
印刷する。この出力された結果を指示書として用いる。
【0018】
【作用】本発明では、実際にPOP広告を作成する前
に、広告の貼られる背景と広告図をディスプレイに表示
し、広告企画担当者の目で広告の善し悪しを検討し、計
算機により配置や大きさ等チェックし、広告のデザイ
ン、配置、大きさを改善することにより、適切な広告企
画を可能にする。ディスプレイに出力された広告図とそ
の配置図、背景画像を印刷することにより、正確な広告
貼付指示を可能にする。また、広告の配置や大きさをチ
ェックする機能により、このシステムが広告企画者を教
育する教材とすることもできる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1〜図21
を用いて説明する。図2に本実施例の広告作成支援シス
テム構成を示す。201はPOP広告図作成のためのプ
ログラムを実行する計算機である。202はディスプレ
イ装置である。203と204はPOP広告作成に必要
な情報の入力装置としてのキーボードとマウスである。
206はPOP広告デザイン情報を記憶するPOP広告
デザインファイルである。207はイラスト情報を記憶
するイラスト情報ファイルである。208は商品陳列図
の画像情報を記憶する商品陳列画像ファイルである。2
06〜208の各ファイルは、説明の都合上、別ファイ
ルとしているが、記憶装置としては一つでもよい。な
お、記憶装置としてはコードデータとイメージデータと
を混在させて記憶できる光ディスク装置のようなものを
用いる。210は、既にあるPOP広告デザイン、イラ
スト、商品陳列画像等のイメージデータを入力するイメ
ージスキャナである。
【0020】計算機201はPOP広告図作成支援のた
めの5つの機能とPOP広告デザイン等の画像データを
入力するための2つの機能を備える。
【0021】各機能は、計算機201で実行されるプロ
グラムによって達成される。プログラムは大きく4つの
部(モジュール)から構成される。POP広告をユーザ
と会話的に作成するPOP広告作成支援部212、PO
P広告と、POP広告図を商品陳列画像上に重ね合わせ
たPOP広告貼り付け指示書との印刷を制御する印刷部
213、POP広告デザイン、イラスト等のイメージデ
ータを入力するイメージデータ入力部214、これらの
各部の実行を制御する実行制御部211から構成され
る。
【0022】POP広告作成支援部212は次の機能を
実現する。第1はPOP広告図を作成する機能215で
ある。第2は、商品陳列画像ファイル208に格納され
ている商品陳列画像と共にPOP広告図をディスプレイ
装置202に表示し、POP広告図の配置や大きさをユ
ーザが検証するための編集機能216である。表示する
際に、POP広告図を配置する什器の大きさや形状に対
応させて、適当な縮尺で適切に配置し、表示する。PO
P広告図及び/または商品陳列画像は、必要に応じてユ
ーザとの対話操作により、拡大、縮小、配置変更がなさ
れる。POP広告図の作成機能215と編集機能216
との差異は、前者がPOP広告図そのもの、すなわち内
容を作成、修正する機能であるのに対して、後者は作成
されたPOP広告図を処理対象の単位として大きさや位
置を修正する機能であり、POP広告図の中身の修正機
能は持たない。第3は配置されたPOP広告図をチェッ
クする機能217である。
【0023】イメージデータ入力部214の機能は次の
二つに分けられる。その一つは、イメージスキャナ21
0からPOP広告デザイン、イラスト、商品陳列画像等
のイメージデータを入力するイメージ入力機能220で
ある。なお、既に登録されているPOP広告図やイラス
トを、キーボード203やマウス204からの入力に応
じて、呼び出す処理や、マウス204による手書きイラ
ストの入力処理なども、イメージ入力機能220に含
む。他の一つは、イメージ入力機能220で入力したイ
メージデータや、POP広告作成支援部212で作成し
イメージデータを所定のファイルに格納するイメージ登
録機能221である。
【0024】以上の各機能の詳細及び動作説明は後述す
る。
【0025】図3は、POP広告デザインファイル20
6に格納されているPOP広告デザイン情報のレコード
31の構成図である。レコード31は、POP広告毎に
作成される。レコード31のPOP広告デザイン情報
は、次の3項目を含んでいる。それらは、広告の目的を
文字列で表した、レコード31の検索キーとして用いる
タイトル3111、広告の対象商品名3113、POP
広告イメージデータ3114である。
【0026】図4は、イラスト情報ファイル207に格
納されているイラスト情報のレコード32の構成図であ
る。イラスト情報は次の3つの項目を含んでいる。それ
らは、レコード32に対してユニークに定めたイラスト
番号3211、イラスト名3212、イラストのイメー
ジデータ3213である。
【0027】商品陳列画像ファイル208には売場情報
が記憶されている。図5は、売場情報のレコード41の
構成図である。売場情報は次の2つの項目を含んでい
る。それらは、売場名4111、及びその売場にある什
器に関する情報4112a、4112b、・・・、41
12mである。什器情報4112iの詳細を図6に示
す。什器情報は次の5つの項目を含んでいる。それら
は、各什器に付けられた什器番号421、什器位置42
2、商品がその什器に陳列されている状態を表すイメー
ジデータである商品陳列画像情報423、その什器上で
POP広告の貼付が可能な領域を示す情報424および
その什器上に陳列されている商品に関する情報425で
ある。また、商品情報425は次の3つの項目から構成
される。それらは、商品名4251、陳列位置4252
および商品の外観のイメージデータである商品画像情報
4253である。ここでは説明を簡単にするために、商
品陳列画像情報425は、什器対応に商品陳列画像ファ
イル208に格納されているようにしているが、売場対
応に複数の什器が含まれる斜視図または鳥瞰図の形態の
イメージデータとして格納されていてもよい。
【0028】図1は、本実施例の広告作成支援システム
においてプログラムによって実現される機能の流れを概
観的に、実行制御部211の処理の流れに沿って示した
フローチャートである。
【0029】ステップ1:POP広告を、POP広告デ
ザインファイル206に既に格納されているPOP広告
デザインを利用して、または新たにイメージスキャナ2
10から入力したイラスト情報等を基にして作成する。
この詳細は、後に図7を用いて説明する。
【0030】ステップ2:POP広告図の配置や大きさ
をユーザが検証するために、商品陳列画像と共にPOP
広告図をディスプレイ装置202に表示する。ユーザ
は、POP広告図の大きさや配置場所を修正することや
視点を変更するができる。この詳細は、後に図8を用い
て説明する。
【0031】ステップ3:ディスプレイ202上に表示
している広告図をチェックし、そのチェック結果をディ
スプレイ202に表示する。この詳細は、後に図9を用
いて説明する。
【0032】ステップ4:入力装置203、204か
ら、表示された評価結果に対応したユーザの意向を入力
する。OKならば、ステップ5に分岐する。NGなら
ば、ステップ2へ分岐する。
【0033】ステップ5:ディスプレイ202に出力さ
れている広告図とその広告図を背景画像上に重ね合わせ
た配置図を、貼付指示書として印刷機205へ出力す
る。
【0034】以上が、本発明による広告作成支援方法の
概略である。
【0035】次に、図7を用いてPOP広告作成方法
(図1のステップ1)を詳しく説明する。
【0036】ステップ901:POP広告デザインファ
イル206に、既に登録してあるPOP広告デザインを
検索するか否かをキーボード203から入力する。PO
P広告デザインを検索するならば、ステップ902に分
岐する。検索しないのであれば、ステップ906に分岐
する。
【0037】ステップ902:キーボード203とマウ
ス204から商品名とタイトル(販促対象商品の目的)
を入力する。
【0038】この表示画面例を図14に示す。図14
は、商品名の入力領域1801、マウス204による販
売促進目的(タイトル)の選択枝領域1802〜181
2、カーソル1813を示している。選択枝領域180
2〜1812は、大売出し1802、売り出し180
3、試食販売1804、お買い得1805、フェア18
06、特別奉仕品1807、新発売1808、%OFF
1809、広告の品1810、おすすめ品1811、そ
の他1812から構成され、マウス204によりカーソ
ル1813を設定された選択枝が選択される。
【0039】ステップ903:ステップ902で入力さ
れた商品名、目的(タイトル)を用いて、POP広告デ
ザインファイル206からPOP広告デザインイメージ
データを検索し、ディスプレイ202に表示する。
【0040】POP広告デザインイメージデータの検索
方法をより詳しく説明する。入力された商品名とタイト
ルを図3に示されたPOP広告デザイン情報31のタイ
トル3111と商品名3113と照合する。この照合の
結果、商品名及びタイトルの少なくても一方が一致する
イメージデータ3114を検索する。検索したPOP広
告デザインイメージデータ3114はディスプレイ20
2に表示する。
【0041】ステップ904:キーボード203とマウ
ス204からの指示に基づいて、ステップ903でディ
スプレイに表示されたPOP広告デザインを編集するこ
とにより、所望のPOP広告デザインを作成する。また
表示されたPOP広告を参照して、新たなPOP広告デ
ザインをマウス204を用いて描いてもよい。
【0042】この表示画面例を図15に示す。図15
は、POP広告デザインファイル206に格納されたP
OP広告デザインイメージデータを出力する領域190
1、キーボード203とマウス204を用いてPOP広
告を作成する領域1902、POP広告を作成するため
のコマンドを指定する領域1903、マウス204のカ
ーソル1904を示す。このPOP広告を作成する際
に、イラスト情報ファイル207からイラストを検索し
て、POP広告の1部に使用することもできる。イラス
トの検索方法を詳しく説明する。まず、イラスト番号と
イラスト名をディスプレイ202に表示する。この表示
されたイラスト名からユーザはPOP広告に必要なイラ
ストのイラスト番号または、イラスト名をキーボード2
03またはマウス204を用いて入力する。入力された
イラスト名とイラスト番号は、イラスト情報ファイル2
07に格納してあるイラスト情報32のイラスト番号3
211または、イラスト名3212と照合し、一致すれ
ば、そのイラストイメージデータ3213を検索し、デ
ィスプレイ202に表示する。
【0043】ステップ905:イラスト情報ファイル2
07に、既に登録してあるイラストを検索するか否かを
キーボード203から入力する。イラストを検索するな
らば、ステップ906に分岐する。検索しないのであれ
ば、ステップ908に分岐する。
【0044】ステップ906:キーボード203やマウ
ス204からの指示に基づいて、イラスト情報ファイル
207に格納してあるイラスト情報32からイメージデ
ータ3213を検索し、ディスプレイ202に表示す
る。
【0045】ステップ907:キーボード203やマウ
ス204からの指示に基づいて、ステップ906で検索
されたイラストを編集することにより所望のPOP広告
デザインを作成する。
【0046】ステップ908:ユーザがキーボード20
3やマウス204を用いて、POP広告図を作成する。
【0047】次に、図8を用いてステップ901〜90
9で作成されたPOP広告図を、背景画像上に表示し編
集する方法(図1のステップ2)を詳しく説明する。
【0048】ステップ1000:広告すべき商品の売場
名や商品名、必要に応じて什器番号をキーボード203
より入力する。その入力情報に基づいて、商品陳列画像
ファイル208から背景画像を検索する。背景画像と
は、POP広告が貼り出されていない状態の、その商品
の売場のイメージ図である。いわゆる、商品陳列図であ
る。なお、必要に応じて商品陳列図は複数の什器が含ま
れる斜視図または鳥瞰図である。背景画像の検索方法を
より詳しく説明する。商品名が入力されると、その商品
が陳列されている什器番号を、図6に示す什器情報41
12iから特定し、什器番号が入力されたならば、その
什器番号をそのまま使って、対応する商品陳列画像情報
423を検索する。売場名が入力される場合は、先に説
明したように、商品陳列画像情報が売場対応に格納され
ている場合である。検索した商品陳列画像情報423を
ディスプレイ202に表示する。なお、ディスプレイ2
02に表示された商品陳列画像情報423には、対象の
什器に陳列されている商品4251のイメージデータで
ある商品画像情報4253が陳列位置4252で指定さ
れた位置に重ね合わせて表示される。
【0049】この表示画面例を図13に示す。図13
は、売場名1701、商品陳列画像1702、什器イメ
ージ図1703、商品イメージ図(図中では具体的なイ
メージ図でなく矩形で示す。)1704、什器番号17
05を示し、商品イメージ図1704と同様、図中小さ
な矩形は陳列されている各商品のイメージデータであ
る。ユーザは、この画面を見て、指定した広告すべき商
品が陳列されていることを確認する。
【0050】ステップ1001:ステップ901で検索
された背景画像をディスプレイ202に表示する。
【0051】ステップ1002:商品陳列画像ファイル
208に格納されているPOP広告貼付可能領域424
を検索し、そのPOP広告貼付可能領域情報により、ス
テップ1001で表示した背景画像上に、POP貼付可
能領域を表示する。このPOP広告貼付可能領域とは、
POP広告を物理的に貼付ることのできる什器等の場所
を示す。
【0052】この表示画面例を図16に示す。図16
は、広告すべき商品陳列画像を表示する領域1702、
商品陳列画像ファイル208にPOP広告を貼付ること
の出来る領域をハッチング示した2002、POP広告
可能領域のハッチングの図柄を示す2003から構成さ
れる。この表示画面において、ユーザは、POP広告を
貼り付けできる場所を確認できる。
【0053】ステップ1003:作成したPOP広告図
をディスプレイ202上に表示し、そのPOP広告図を
キーボード203やマウス204を用いて背景画像上に
配置する。
【0054】この表示画面例を図17に示す。図17
は、広告すべき商品陳列画像を表示する領域1702、
ステップ1003の操作により既に配置されたPOP広
告図を示す2102、作成したPOP広告図を表示する
領域2103、POP広告図が複数枚存在するとき、他
に作成したPOP広告図を表示するために設けたマウス
204の操作領域2105と2106、マウス204に
よりPOP広告図を商品陳列画像のスケールと等しくす
るためのコマンド領域2104、未配値のPOP広告図
の数を表す2107から構成される。この表示画面にお
いて、ユーザは作成されたPOP広告を配置する。
【0055】ステップ1004:ディスプレイ202に
表示された背景画像とPOP広告図との大きさや角度を
整合させるために、少なくても一方を拡大または縮小し
たり、表示角度を変更したりする。この拡大、縮小方法
を詳しく説明する。マウス204やキーボード203に
より、拡大または縮小の対象のPOP広告や背景画像
と、その拡大率、縮小率を指定し、その指定に基づい
て、ディスプレイ上に表示されたPOP広告図または背
景画像の大きさを変更する。POP広告図は、大きさの
変更に伴って、印刷されるPOP広告の大きさも比例的
に変更される。表示角度変更方法を詳しく説明する。マ
ウス204により表示角度変更対象のPOP広告や背景
画像を指定し、キーボード203やマウス204により
この指定された対象の表示角度の変更情報入力する。こ
の変更情報に基づいてディスプレイ上に表示しているP
OP広告図または背景画像の表示角度を変更する。この
表示角度の変更方法は、周知であるので説明は省略す
る。
【0056】この背景画像もしくはPOP広告図の大き
さを変更する表示画面例を図18に示す。図18は、背
景画像にPOP広告を配置した結果や、ステップ100
4により変更された表示結果を表示する領域1702、
背景画像やPOP広告の拡大、縮小の割合を表示する領
域2202、ディスプレイに表示している商品陳列画像
の拡大、縮小の割合を、実際にその什器の前に立ったと
きの距離に換算した値を表示する領域2203、ディス
プレイに表示していあるPOP広告図や背景画像の明る
さを変更するための入力領域2204、ディスプレイに
表示している商品陳列図の明るさを示すゲージ2205
から構成される。ユーザはマウス204を用いて、商品
陳列画像表示領域1702に表示されている、大きさの
変更対象のPOP広告図や背景画像を指定し、その変更
情報を領域2202や2203にキーボード203から
入力する。
【0057】この背景画像、POP広告図の表示角度変
更の表示画面例を図19に示す。図19は、背景画像に
POP広告を配置した結果や、ステップ1004により
変更された表示結果を表示する領域1702、什器位置
を表す店舗の平面図の表示領域2302及び、平面図中
の指定された什器の立面図を含む図の表示領域2307
を示す。図19の表示領域2307は、什器2305が
指定されたものとして示してある。図19中の2303
及び2308は、それぞれマウス204によって指定さ
れた、横視点ポイント、縦視点ポイントである。横視点
ポイント2306及び縦視点ポイント2308により定
まる点から什器2305またはPOP広告図を射映した
図になるように表示角度を変更する。
【0058】ステップ1005:ステップ1004によ
り、POP広告図のデザインや配置を変更するか否かを
ユーザに問い合わせ、その結果をキーボード203から
入力する。POP広告図のデザイン及び/または位置に
変更があれば、ステップ1006に分岐する。変更しな
いのであれば、図1のステップ3に分岐する。
【0059】ステップ1006:ユーザはキーボード2
03やマウス204を用いて、POP広告図のデザイン
や配置を変更する。このステップでは、必要に応じて図
7に示した各ステップを実行するプログラムを呼び出し
て用いる。
【0060】この表示変更機能により、実際にPOP広
告を作成しなくても、作成しなくても実際に貼られてい
る観点で、ユーザはPOP広告を視覚的に評価すること
ができる。
【0061】次に、図9を用いて背景画像上に配置され
たPOP広告図を、チェックする方法(図1のステップ
3)を詳しく説明する。
【0062】ステップ1101:広告すべき商品の近く
にその商品を広告するPOP広告図が配置されているか
否かをチェックし、配置されているのであればステップ
1102に分岐し、配置されていないのであればステッ
プ1104に分岐する。このステップで行うチェック方
法を詳しく述べる。商品画像ファイル208に格納され
ている什器情報4112iの陳列位置4252と商品画
像情報4253から商品の中心座標を導きだす。その座
標と配置されたPOP広告図の中心座標間の距離を計算
し、POP広告図に一番近い商品が、そのPOP広告の
広告しようとする商品か否かを導きだす。POP広告図
の中心座標までの距離が一番短い、商品が、そのPOP
広告の広告対象商品であれば、そのPOP広告は正しく
配置されたこととする。このチェックにより、商品とP
OP広告の位置をチェックし、POP広告の広告対象商
品を明確にすることが出来る。
【0063】ステップ1102:配置したPOP広告図
が貼付可能領域上に配置されたか否かをチェックする。
POP広告図がPOP広告貼付可能領域に配置されたの
であればステップ1103に分岐し、配置されていない
でであればステップ1105に分岐する。このステップ
でのチェック方法を詳しく説明する。予め設定してある
商品画像ファイル208に格納されている什器情報41
12iのPOP広告貼付可能領域情報424に、配置さ
れたPOP広告の全域の座標が触れているか否かチェッ
クし、また、POP広告図とPOP広告貼付可能領域の
重なっている領域のビット数を計算する。POP広告図
がPOP広告貼付可能領域に配置されていて、なお且
つ、重なっている領域がある程度の大きさを持っていれ
ば、そのPOP広告は貼付が可能と判断することが出来
る。このチェックにより、POP広告を物理的に貼れな
い位置に貼付指示をだすことを防止する。
【0064】ステップ1103:配置したPOP広告が
商品をn%以上隠しているかをチェックする。n%以上
隠しているのであれば、ステップ1106に分岐し、n
%より未満であればステップ1107に分岐する。この
ステップでのチェック方法を詳しく説明する。ディスプ
レイに表示された背景画像内の商品画像面積から、配置
されたPOP広告図がn%隠しているかを計算し、予め
設定したしきい値nを境に判断をする。このチェックに
より、POP広告を貼付たことにより、商品のフェイス
を隠すことを防止する。
【0065】ステップ1104、1105、1106:
ディスプレイ202に表示されたPOP広告図の表示色
を変更する。この表示色を変更することにより、ユーザ
にPOP広告図が誤った位置に配置していることを視覚
的に表示する。ここで各ステップの表示色は異なるの色
にし、どの項目で誤ったかもユーザに表示する。色の変
更はユーザに対する警告のためであり、ブリンク表示し
たり、ブザーを鳴動させたりしても同じ効果が得られ
る。
【0066】この表示画面例を図20に示す。図20
は、背景画像と配置されたPOP広告図を表示する領域
2501、広告すべき商品を隠しすぎるPOP広告図の
配置例2502、POP広告貼付可能領域上にないPO
P広告図の配置例2503、広告対象の近くにPOP広
告図が配置されていない例2504から構成される。こ
の画面により、ユーザは誤ったPOP広告図の配置を確
認する。
【0067】ステップ1107:ステップ1101、ス
テップ1102及びステップ1103の項目のチェック
を全商品について終了したならば、このチェック作業は
終了する。チェックしていないのであればステップ11
01に分岐し、まだチェックをしていないPOP広告の
チェックを始める。
【0068】次に、ディスプレイ202に出力されてい
る広告図とその広告図を背景画像上に重ね合わせた配置
図を、貼付指示書として印刷機205へ出力する。印刷
機205からの印刷例を図21に示す。図21は、ディ
スプレイ202に出力されている広告図とその広告図を
背景画像上に重ね合わせた商品陳列図2701、作業内
容を示した作業手順表2704、このシステムを使用し
たPOP広告作成者名2702、この作業指示書を受け
取るPOP広告貼付作業者名2703から構成される。
この貼付指示書を用いて正確なPOP広告貼付を行うこ
とができる。この図21に示された図的な貼付指示書に
より、正確にPOP広告を什器等に貼付ることが出来
る。
【0069】次に、POP広告デザインイメージ情報、
イラストイメージ情報及び、商品陳列画像情報入力方法
を述べる。
【0070】画像データは大きく3つに分類して入力す
る。1つは、POP広告デザインイメージ情報を入力す
る方法、1つは、絵や文字等のイラストイメージ情報を
入力する方法、もう1つは、商品陳列画像イメージ情報
を入力する方法である。順次この方法を図10〜12に
示すフローチャートを用いて説明する。
【0071】まず、図10を用いてPOP広告デザイン
イメージ情報の入力方法を述べる。
【0072】ステップ1201:過去に作成されたPO
Pを貼付る対象商品のタイトルと名前をキーボード20
3を用いて入力する。
【0073】ステップ1202:過去に作成された(し
た)POP広告デザインをイメージスキャナ210を用
いて、入力する。
【0074】ステップ1203:ステップ1201、1
202で入力されたタイトル、商品名、イメージデータ
をそれぞれPOP広告デザインファイル206内のPO
P広告デザイン情報31のタイトル3111、商品名3
113及びイメージデータ3114に登録する。
【0075】この過去に作成されたPOP広告イメージ
情報の入力により、ユーザは始めから新規にPOP広告
のデザインを考えだす工数を減らし、そのデザインイメ
ージを全体または1部切り取って用いることにより、P
OP広告図の作成の工数を減らすことが出来る。
【0076】次に、図11を用いてイラストイメージ情
報を入力する方法をフローチャートを用いて述べる。
【0077】ステップ1301:イラストをキーボード
203、マウス204を用いて作成するならば、ステッ
プ1305に分岐する。既にイラスト等がありイラスト
情報ファイル207に登録するだけであれば、ステップ
1302に分岐する。
【0078】ステップ1302:イメージスキャナ21
1を用いて、イラストイメージ情報を入力する。
【0079】ステップ1303:イラストをキーボード
203やマウス204を用いて、イメージデータを作成
する。
【0080】ステップ1304:ステップ1302で入
力されたイラストイメージ情報やステップ1303で作
成されたイラストイメージ情報を、イラストイメージ情
報ファイル207内のイラスト情報32のイメージデー
タ3213に登録する。この登録の際、キーボード20
3を用いてイラストイメージ情報にイラスト番号とイラ
スト名の情報を付加して登録する。
【0081】このイラストイメージ情報の入力により、
絵や文字を新規に作成せずに、POP広告につけること
が出来る。
【0082】最後に、商品陳列画像イメージ情報を入力
する方法を図12のフローチャートを用いて述べる。
【0083】ステップ1401:広告すべき商品が陳列
されている商品陳列の写真等を用意し、イメージスキャ
ナ211を用いて商品陳列画像イメージ情報を入力す
る。
【0084】ステップ1402:商品陳列画像イメージ
情報を、商品陳列画像ファイル208内の什器情報41
12iの商品陳列画像情報423に登録する。
【0085】以上の実施例では、ユーザがPOP広告作
成する際の本発明システムの支援方法を述べた。
【0086】次に本発明の第2の実施例を図22、図2
3に従って説明する。第2の実施例のシステム構成、発
明に用いる情報は第1の実施例と同様であるので省略す
る。本発明は第1の実施例であるPOP広告の作成を支
援する他に、チェック機能217を用い、POP広告企
画者の教育を支援することができる。図22は、広告作
成支援システムによるPOP広告企画者の教育を支援方
法を示すフローチャートである。このフローチャートに
従って、広告企画者教育方法を説明する。以下、POP
広告企画を指導する人を教育者と呼び、POP広告企画
の指導をされる人を被教育者と呼ぶ。
【0087】ステップ2801:被教育者は、対話的に
ディスプレイ上でPOP広告図を作成し、予めディスプ
レイ上に表示してある商品陳列画像上に、キーボード2
03やマウス204を用いてそのPOP広告図を適当な
場所に配置する。
【0088】ステップ2802:被教育者に持ち点を与
える。
【0089】ステップ2803:ステップ2801で作
成されたPOP広告図と商品陳列画像を、チェック項目
でチェックし、POP広告の大きさや配置が不適切であ
る場合には、ステップ2804に分岐する。適切であれ
ばステップ2805に分岐する。このステップでいうチ
ェック項目とは、第1の実施例のチェック機能217と
同様に行う。
【0090】ステップ2804:ステップ2802で与
えられた被教育者の持ち点から各項目に予めつけられた
配点を引く。
【0091】ステップ2805:被教育者が配置したP
OP広告図を全部チェックしたならば、ステップ280
6に分岐する。していないのであればステップ2803
に分岐する。
【0092】ステップ2806:残りの持ち点をディス
プレイ上に出力する。
【0093】この図22に示されたフローチャートを商
品陳列図を変更して繰り返すことにより、被教育者のP
OP広告企画力が向上する。
【0094】この表示画面例を図23に示す。図23
は、被教育者が作成したPOP広告図を商品陳列画像上
に配置したものを表示する領域2901、チェック項目
により減点された持ち点2903、から構成している。
【0095】教育者は、2901内に商品陳列画像を表
示する。その商品陳列画像にあわせて、被教育者はPO
P広告図の作成を試行し、被教育者の作成したPOP広
告図に得点2902を表示する。
【0096】以上の第2の実施例では、本発明システム
による広告企画者教育方法である。この方法により、効
果的な広告企画者の教育を行える。
【0097】最後に、本発明による第3の実施例を図2
4〜図28に従って発光部を取り付けた電子棚ラベルを
用いたPOP広告作成支援方法を説明する。第1の実施
例のシステム構成に、電子棚ラベルの発光部、発光制御
部を追加した構成になる。ここでいう電子棚ラベルと
は、什器に陳列されている商品の値段や商品名等を客に
簡単に教えてくれる棚ラベルを、簡単な電子回路を用い
て情報を液晶表示にしたものである。その電子棚ラベル
の発光部とは、その液晶表示面の外側に発光する素子を
取付け、発光やブリンクさせ、より一層客の目を商品に
引き付けようとするものである。その制御部では、発光
素子の発光やブリンク間隔を制御しようとするものであ
る。
【0098】まず、発光部のついた電子棚ラベルについ
て説明する。図24は、電子棚ラベル3001、発光素
子3002、電子棚ラベルの液晶面3003より構成さ
れる。電子棚ラベルの表示面3003には、その電子棚
ラベル3001の後方に陳列される商品の商品名や値段
を表示する。液晶表示面の外側を覆うように取付けた発
光素子3002は、客の目を商品に引き寄せるために発
光やブリンクする。
【0099】図25は、什器3101、複数の発光部の
付いた電子棚ラベル3102から構成される。什器31
01に複数の発光部の付いた電子棚ラベル3102を取
り付け、販促をしたい商品の前に取り付けられた電子棚
ラベルを光らせる。発光の方法は、光度の変更やブリン
ク間隔の変更を行うことができる。店舗の明るさによっ
て光度を変更し、商品の色によってブリンク間隔を変更
する。図26は発光素子3201、発光制御部320
2、電池等の電源3203、制御信号受信部3204、
受信用のアンテナ3205から構成される。受信用のア
ンテナ3205から入力した信号を制御信号受信部32
04へ送り、発光素子の制御信号を発光制御部3202
へ送る。発光制御部3202は電源3203の電力を用
いて、制御信号に従って発光素子を光らせる。図27は
制御信号の送信部3301、制御信号パターン330
2、キーボード3303、計算機本体3304、ディス
プレイ3305から構成される。計算機システム330
3、3304、3305で発光する電子棚ラベル、ブリ
ンク間隔、発光光度を入力し、制御信号パターンを制御
信号パターン記憶部3302で記憶する。その制御信号
パターンを制御信号送信部3301に送り、電波に変換
して送信する。背景画像に用いる什器に電子棚ラベルも
取り付ける。
【0100】以上、発光部を取り付けた電子棚ラベルに
ついて述べた。
【0101】以下、発光部のついた電子棚ラベル用いた
POP広告作成支援方法を説明する。
【0102】図28は、発光部のついた電子棚ラベル用
いたPOP広告作成支援方法を示すフローチャートであ
る。このフローチャートに従って、POP広告作成支援
方法を説明する。
【0103】ステップ3401:発光部を持つ電子棚ラ
ベルを取り付けた什器の商品陳列画像を商品陳列画像フ
ァイル208内の什器情報4112iの商品陳列画像情
報423から検索し、ディスプレイ202に出力する。
【0104】ステップ3402:第1の実施例における
ステップ1002、1003と同様の作業を行う。
【0105】ステップ3403:ディスプレイ202上
に表示された商品画像内の什器に設置された電子棚ラベ
ルの発光部を、キーボード203やマウス204を用い
て制御データである発光させる電子棚ラベル番号、光
度、ブリンク間隔を入力し、ディスプレイ202上で光
らせる。
【0106】ステップ3404:ステップ1004同様
の作業を行う。
【0107】ステップ3405:ユーザがディスプレイ
に表示された結果をみて、ユーザの意向を入力する。ユ
ーザがよければステップ3407に分岐し、よくなけれ
ばステップ3406に分岐する。
【0108】ステップ3606:ステップ1006と同
様の作業の他に、電子棚ラベルの発光部の光度、ブリン
ク間隔の変更を行う。
【0109】ステップ3407:ディスプレイ上に出力
された広告図とその配置図、商品陳列画像を印刷し、貼
付指示書とする。電子棚ラベルの発光箇所、ブリンク間
隔の指示書を印刷する。
【0110】以上が、本発明による発光部のついた電子
棚ラベルを用いたPOP広告作成支援方法である。
【0111】以上の第3の実施例では、電子棚ラベルの
発光状態、POP広告のデザイン、大きさ、枚数、背景
である商品陳列状態までを考慮することができ、効果的
なPOP広告作成が可能になる。
【0112】
【発明の効果】本発明では、実際にPOP広告を作成す
る前に、広告の貼られる背景と広告図をディスプレイに
表示し、広告企画担当者の目で広告の善し悪しを検討
し、計算機により配置や大きさ等チェックし、広告のデ
ザイン、配置、大きさを改善することにより、適切な広
告企画できる効果がある。ディスプレイに出力された広
告図とその配置図、背景画像を印刷することにより、正
確な広告貼付指示を可能にする。また、広告の配置や大
きさをチェックする機能により、このシステムが広告企
画者を教育する教材とすることもできるという効果も発
揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による基本的な動作を示すフ
ローチャートである
【図2】計算機ハードウェア構成と計算機内に適用され
る各プログラムの構成図である
【図3】POP広告デザイン情報レコードの構成図であ
【図4】イラスト情報レコードの構成図である
【図5】売場情報レコードの構成図である
【図6】什器情報レコードの構成図である
【図7】POP広告図の作成を示すフローチャートであ
【図8】POP広告図の編集を示すフローチャートであ
【図9】POP広告図のチェックを示すフローチャート
である
【図10】POP広告デザインの登録を示すフローチャ
ートである
【図11】イラストイメージデータの登録を示すフロー
チャートである
【図12】商品陳列画像の登録を示すフローチャートで
ある
【図13】選択された商品陳列画像の出力例を示す表示
画面例である
【図14】POP広告図を作成するために必要な入力デ
ータ(商品名、販売促進目的)を入力するための表示画
面例である
【図15】検索されたPOP広告デザインと、POP広
告図の作成のための表示画面例である
【図16】POP広告貼り付け可能領域を示す表示画面
例である
【図17】作成されたPOP広告図を商品陳列図に配置
するための表示画面例である
【図18】商品陳列図とPOP広告を拡大または縮小や
画面の明るさを変更したりして、POP広告のデザイン
を視覚的に評価する表示画面である
【図19】背景画像とPOP広告図の角度を変更し、視
覚的に評価するための表示画面例である
【図20】POP広告貼り付け後をチェックした結果
(警告)を示す表示画面例である
【図21】POP広告貼り付け指示書の出力例である
【図22】POP広告企画技術を育成するためのフロー
チャートである
【図23】技術育成用として用いたときの表示画面例で
ある
【図24】文字表示部の周りに発光部を取り付けた電子
棚ラベルの例である
【図25】什器に電子棚ラベルを取り付けた図である
【図26】電子棚ラベルの発光部の制御信号を受信し、
発光部を光らせるブロック構成図である
【図27】電子棚ラベルの発光部を制御する信号を送信
するブロック構成図である
【図28】発光部のついた電子棚ラベルを用いたときの
POP広告の企画、貼り付け指示支援するためのフロー
チャートである
【符号の説明】
201…計算機、202…ディスプレイ、203…キー
ボード、204…マウス、205…印刷機、206…P
OP広告デザインファイル、207…イラスト情報ファ
イル、208…商品陳列画像ファイル、210…イメー
ジスキャナ、211…実行制御プログラム、212…P
OP広告図作成プログラム、213…印刷プログラム、
214…イメージデータ入力プログラム。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】広告デザインを格納する第1のファイル
    と、商品陳列図を格納する第2のファイルと、前記広告
    デザインの検索の指示を入力する手段と、前記検索の指
    示に基づいて、前記第1のファイルから前記広告デザイ
    ンを検索する手段と、前記検索した広告デザインを表示
    する表示装置と、入力装置からのコマンドに基づいて、
    前記表示装置に表示された広告デザインを編集する手段
    と、前記編集した広告デザインを前記第2のファイルに
    格納されている前記商品陳列図に重ね合わせて前記表示
    装置に表示する手段とからなることを特徴とする広告作
    成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の広告作成装置において、前記表
    示手段は、前記入力装置からの指定に基づいて、前記編
    集した広告デザインの大きさを変更する手段を含むこと
    を特徴とする広告作成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の広告作成装置において、さら
    に、前記広告デザインと前記商品陳列図との関係が不適
    切である場合に、警告を出力する手段を設けたことを特
    徴とする広告作成装置。
  4. 【請求項4】広告デザインを入力する手段と、商品陳列
    図を格納するファイルと、前記入力した広告デザインを
    表示する表示装置と、入力装置からのコマンドに基づい
    て、前記表示装置に表示された広告デザインを編集する
    手段と、前記編集した広告デザインを前記ファイルに格
    納されている前記商品陳列図に重ね合わせて前記表示装
    置に表示する手段とからなることを特徴とする広告作成
    装置。
  5. 【請求項5】広告デザインを格納する第1のファイルと
    商品陳列図を格納する第2のファイルとをあらかじめ設
    けた計算機を用いて、入力装置から前記広告デザインの
    検索の指示を入力し、前記検索の指示に基づいて、前記
    第1のファイルから前記広告デザインを検索し、前記検
    索した広告デザインを表示装置に表示し、前記入力装置
    からのコマンドに基づいて、前記表示装置に表示された
    広告デザインを編集し、前記編集した広告デザインを前
    記第2のファイルに格納されている前記商品陳列図に重
    ね合わせて前記表示装置に表示することを特徴とする広
    告作成方法。
  6. 【請求項6】請求項5の広告作成方法において、前記編
    集した広告デザインを表示するステップは、前記入力装
    置からの指定に基づいて、前記編集した広告デザインの
    大きさを変更するステップを含むことを特徴とする広告
    作成方法。
  7. 【請求項7】請求項6の広告作成方法において、さら
    に、前記広告デザインと前記商品陳列図との関係が不適
    切である場合には、警告を出力することを特徴とする広
    告作成方法。
  8. 【請求項8】商品陳列図を格納するファイルを有する計
    算機を用いて、入力装置から広告デザインを入力し、前
    記入力した広告デザインを表示装置に表示し、入力装置
    からのコマンドに基づいて、前記表示装置に表示した広
    告デザインを編集し、前記編集した広告デザインを前記
    ファイルに格納されている前記商品陳列図に重ね合わせ
    て前記表示装置に表示することを特徴とする広告作成方
    法。
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