JPH05201435A - シート材料分与用の再閉鎖可能箱構造 - Google Patents

シート材料分与用の再閉鎖可能箱構造

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JPH05201435A
JPH05201435A JP4167689A JP16768992A JPH05201435A JP H05201435 A JPH05201435 A JP H05201435A JP 4167689 A JP4167689 A JP 4167689A JP 16768992 A JP16768992 A JP 16768992A JP H05201435 A JPH05201435 A JP H05201435A
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JP
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panel
fold line
wing
insert
along
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JP4167689A
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English (en)
Inventor
Donald A Pirre
ドナルド、エー、ピアー
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CNA Holdings LLC
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Hoechst Celanese Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/54Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing
    • B65D5/545Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing for opening containers formed by erecting a "cross-like" blank
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/08Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート材料を貯蔵し、搬送し、分与するため
の再閉鎖可能型箱構造、およびこの箱構造を製造する素
材および方法を提供する。 【構成】 前記箱構造は外側シェルとインサート部材と
を有する。外側シェルは、可撓性シート材料の全体的に
長方形の中心パネルと、前記中心パネルの上方に折り込
まれる一対の側面パネルと、前記中心パネルの長手方両
側縁に連結され前記側面パネルの一部の上に配置される
第1および第2ウィングパネルとを含み、前記第2ウィ
ングパネルは除去可能の引っ張りタブ要素を有する。イ
ンサート部材は、相互に折り畳み線に沿って連結された
上下のパネルを有し、また幅全体に沿って1本の引き裂
きパラフィン線を備える。インサート部材は、その上下
パネルの間に前記外側シェルの側面パネルが配置される
ように、前記外側シェルの中に挿入される。インサート
底パネルは前記中心パネルと側面パネルとの間に配置さ
れ、またインサート上パネルは前記側面パネルと両側の
ウィングパネルとの間に配置される。これらのウィング
パネルは感圧接着テープによって閉鎖される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙、写真フィルム、リ
ソグラフィー印刷プレート、カラープルーフフィルムな
どのシート材料を貯蔵し、搬送しまた分与するに適した
再閉鎖式箱構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々のサイズと形状の出荷用および貯蔵
用の箱の製造技術は公知である。最も普通のものは、段
ボールの側壁および底パネルと上パネルを備えた中空
の、六面体または長方形構造である。また紙、写真フィ
ルム、カラープルーフフィルムなどのシート材料の貯蔵
用および出荷用箱の製造技術も公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし本発明はこのよ
うなシート材料の出荷および貯蔵用容器として役立つの
みならず、その後においてユーザがこれを簡便にシート
材料の分与器として使用し、簡単に繰り返し分与と再閉
鎖を実施する事のできる改良型箱構造を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は箱構造を形成す
る素材において、 a)外側シェル部材であって、この外側シェル部材は、 i)それぞれ2長手方縁と2横方向縁とを成す長さと幅
とを有する可撓性シート材料の大体長方形の中心パネル
と、 ii)可撓性シート材料の一対の側面パネルであって、
各側面パネルは、これらの側面パネルと前記中心パネル
の間の界面に沿ってその全長にわたって延在する第1折
り畳み線において前記中心パネルの一方の横方向縁にヒ
ンジ連結され、また前記の各側面パネルはその全長に沿
って延在し前記第1折り畳み線に平行な第2折り畳み線
を有する一対の側面パネルと、 iii)可撓性シート材料の第1ウィングパネルであっ
て、この第1ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
に沿ってその幅全体にわたって延在する第3折り畳み線
において前記中心パネルの一方の長手方縁にヒンジ連結
され、この第1ウィングパネルはその幅全体に沿って延
在し前記第3折り畳み線から平行に離間された第4折り
畳み線を有する第1ウィングパネルと、 iv)可撓性シート材料の第2ウィングパネルであっ
て、この第2ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
に沿ってその幅全体にわたって延在する第5折り畳み線
において前記中心パネルの他方の長手方縁にヒンジ連結
され、この第2ウィングパネルは、その幅全体に沿って
延在し前記第5折り畳み線から平行に離間された第6折
り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
延在し前記第6折り畳み線から平行に離間された第7折
り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
延在し着脱自在の引っ張りタブ要素を成す一対の相互に
離間された引き裂きパーフォレーション線とを順次に備
える第2ウィングパネルとを含む外側シェル部材と、 b)それぞれ長さと幅を有する上インサートパネルおよ
び底インサートパネルを成す可撓性シート材料の全体と
して長方形の2つのパネルを含むインサート部材であっ
て、前記上インサートパネルと前記底インサートパネル
はそれらの幅全体に延在する中央折り畳み線において相
互に連結され、前記上インサートパネルは、前記中央折
り畳み線から離間され前記上インサートパネルの幅全体
に沿って延在する1本の引き裂きパーフォレーション線
を有するインサート部材とを含む事を特徴とする箱構造
形成用素材を提供する。
【0005】また本発明は、箱構造において、 a)外側シェル部材であって、この外側シェル部材は、 i)それぞれ2長手方縁と2横方向縁とを成す長さと幅
とを有する可撓性シート材料の大体長方形の中心パネル
と、 ii)可撓性シート材料の一対の側面パネルであって、
各側面パネルは、これらの側面パネルと前記中心パネル
の間の界面に沿ってその全長にわたって延在する第1折
り畳み線において前記中心パネルの一方の横方向縁にヒ
ンジ連結され、前記の各側面パネルは前記第1折り畳み
線に沿って、前記中心パネルの面に垂直な面まで折り畳
まれ、また前記の各側面パネルはその全長に沿って延在
し前記第1折り畳み線に平行な第2折り畳み線を有し、
前記の各側面パネルは前記の第2折り畳み線に沿って、
前記中心パネルの面の上方の平行面まで折り畳まれるよ
うに成された一対の側面パネルと、 iii)可撓性シート材料の第1ウィングパネルであっ
て、この第1ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
に沿ってその幅全体にわたって延在する第3折り畳み線
において前記中心パネルの一方の長手方縁にヒンジ連結
され、前記第1ウィングパネルは前記第3折り畳み線に
沿って、前記中心パネルに垂直な面まで折り畳まれ、こ
の第1ウィングパネルはその幅全体に沿って延在し前記
第3折り畳み線から平行に離間された第4折り畳み線を
有し、前記第1ウィングパネルは前記第4折り畳み線に
沿って、前記中心パネルの面に平行な面まで折り畳ま
れ、前記の各側面パネルの一部の上方に配置されるよう
に成された第1ウィングパネルと、 iv)可撓性シート材料の第2ウィングパネルであっ
て、この第2ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
に沿ってその幅全体にわたって延在する第5折り畳み線
において前記中心パネルの他方の長手方縁にヒンジ連結
され、この第2ウィングパネルは、その幅全体に沿って
延在し前記第5折り畳み線から平行に離間された第6折
り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
延在し前記第6折り畳み線から平行に離間された第7折
り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
延在し着脱自在の引っ張りタブ要素を成す一対の相互に
離間された引き裂きパーフォレーション線とを順次に備
え、前記第2ウィングパネルは、前記第5折り畳み線に
沿って、前記中心パネルに垂直な面まで折り畳まれ、ま
た次に前記第2ウィングパネルは前記第6折り畳み線に
沿って前記中心パネルの面に平行な面まで折り畳まれ
て、前記の各側面パネルの一部の上方に配置されるよう
に成された第2ウィングパネルとを含む外側シェル部材
と、 b)それぞれ長さと幅を有する上インサートパネルおよ
び底インサートパネルを成す可撓性シート材料の全体と
して長方形の2つのパネルを含むインサート部材であっ
て、前記上インサートパネルと前記底インサートパネル
はそれらの幅全体に延在する中央折り畳み線において相
互に連結され、前記上インサートパネルは、前記中央折
り畳み線から離間され前記上インサートパネルの幅全体
に沿って延在する1本の引き裂きパーフォレーション線
を有し、前記インサート部材の底インサートパネルが前
記中心パネルと前記側面パネルとの間に配置され、また
前記上インサートパネルが前記側面パネルと前記第1お
よび第2ウィングパネルとの間に配置され、また前記イ
ンサート部材の前記中心折り畳み線が前記中心パネルの
前記他方の長手方縁に沿って第2ウィングパネルと並置
されるように、前記インサート部材が前記外側シェル部
材の中に配置されるように成されたインサート部材とを
含む事を特徴とする箱構造を提供する。
【0006】また本発明は、箱構造の形成方法におい
て、 a)外側シェル部材であって、この外側シェル部材は、 i)それぞれ2長手方縁と2横方向縁とを成す長さと幅
とを有する可撓性シート材料の大体長方形の中心パネル
と、 ii)可撓性シート材料の一対の側面パネルであって、
各側面パネルは、これらの側面パネルと前記中心パネル
の間の界面に沿ってその全長にわたって延在する第1折
り畳み線において前記中心パネルの一方の横方向縁にヒ
ンジ連結され、また前記の各側面パネルはその全長に沿
って延在し前記第1折り畳み線に平行な第2折り畳み線
を有する一対の側面パネルと、 iii)可撓性シート材料の第1ウィングパネルであっ
て、この第1ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
に沿ってその幅全体にわたって延在する第3折り畳み線
において前記中心パネルの一方の長手方縁にヒンジ連結
され、この第1ウィングパネルはその幅全体に沿って延
在し前記第3折り畳み線から平行に離間された第4折り
畳み線を有する第1ウィングパネルと、 iv)可撓性シート材料の第2ウィングパネルであっ
て、この第2ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
に沿ってその幅全体にわたって延在する第5折り畳み線
において前記中心パネルの他方の長手方縁にヒンジ連結
され、この第2ウィングパネルは、その幅全体に沿って
延在し前記第5折り畳み線から平行に離間された第6折
り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
延在し前記第6折り畳み線から平行に離間された第7折
り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
延在し着脱自在の引っ張りタブ要素を成す一対の相互に
離間された引き裂きパーフォレーション線とを順次に備
える第2ウィングパネルとを含む外側シェル部材を形成
する段階と、 b)それぞれ長さと幅を有する上インサートパネルおよ
び底インサートパネルを成す可撓性シート材料の全体と
して長方形の2つのパネルを含むインサート部材であっ
て、前記上インサートパネルと前記底インサートパネル
はそれらの幅全体に延在する中央折り畳み線において相
互に連結され、前記上インサートパネルは、前記中央折
り畳み線から離間され前記上インサートパネルの幅全体
に沿って延在する1本の引き裂きパーフォレーション線
を有するインサート部材を形成する段階と、 c)前記の各側面パネルを前記の第1折り畳み線に沿っ
て前記中心パネルの面に垂直な面まで折り畳み、次に前
記の各側面パネルを前記の第2折り畳み線に沿って、前
記中心パネルの面の上方の平行面まで折り畳む段階と、 d)前記第1ウィングパネルを前記第3折り畳み線に沿
って前記中心パネルの面に垂直な面まで折り畳み、次に
前記第1ウィングパネルを前記第4折り畳み線に沿って
前記中心パネルの面に平行な面まで折り畳んで前記の各
側面パネルの一部の上方に配置する段階と、 e)前記インサート部材をその中心折り畳み線に沿って
折り畳み、前記インサート部材の底インサートパネルが
前記中心パネルと前記側面パネルとの間に配置され、ま
た前記上インサートパネルが前記側面パネルと前記第1
ウィングパネルとの間に配置され、また前記インサート
部材の前記中心折り畳み線が前記中心パネルの前記他方
の長手方縁に配置されるように前記外側シェル部材の中
に前記インサート部材を挿入する段階と、 f)前記第2ウィングパネルを前記第5折り畳み線に沿
って前記中心パネルの面に垂直な面まで折り畳み、次に
前記第2ウィングパネルを前記第6折り畳み線に沿って
前記中心パネルの面に平行な面まで折り畳んで前記のイ
ンサート部材の上方に配置する段階と、 g)前記中心パネルと前記第1および第2ウィングパネ
ルのそれぞれの縁との周囲に感圧接着テープバンドを接
着する段階と、 h)前記中心パネルを包囲し、また前記感圧接着テープ
バンドと前記引っ張りタブ要素との間において前記第2
ウィングパネルを包囲する第2感圧接着テープバンドを
接着する段階とを含む箱構造形成方法を提供する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図10について詳細
に説明する。
【0008】本発明の箱構造は図1および図2に図示の
ように外側シェル部材10と内側シェル部材12とを有
する。シェル部材10は長方形中心パネル14を含み、
この中心パネル14の両側面にそれぞれ長方形のウィン
グパネル16、18が固着されている。ウィングパネル
16、18は相互に近似的に同一サイズを有する。中心
パネル14の他の2側面に側面パネル20、22が固着
されている。側面パネル20、22は相互に近似的に同
一サイズである。
【0009】好ましい実施態様において、ウィングパネ
ル16、18はその隅部に切欠き24を有する。また好
ましい実施態様において、側面パネル20、22は隅部
26において切欠きを有する。側面パネル20、22は
それぞれ2本の折り畳み線28、30を備えて、各側面
パネルを部材32、34に分割している。側面パネル2
0と22がそれぞれ折り畳み線28に沿って折り畳まれ
た時、部材34は、中心パネル14の面に対して垂直な
面にある側壁構造要素を成す。パネル20と22が次に
折り畳み線30に沿って中心パネル14に対して内側に
折り畳まれる時、部材32は部材34の面に対して垂直
な、また中心パネル14の面に対して平行な面の中に配
置される。部材32、34は堆積中に箱構造の支持体を
成す。
【0010】素材の使用に際して、次にウィングパネル
18が折り畳み線36、38に沿って中心パネルに向か
って内側に折り畳まれて、中心パネル14の面に対して
垂直な面にある末端壁体部分40と、中心パネル14の
面に対して平行な面にある上面部分42を形成する。素
材の使用中に、上面部分42は部材32の上に配置され
る。すなわち、中心パネル14、側面部材32および上
面部分42が、その順序で、相互に離間され重なり合っ
た平行面に配置される。また使用に際して、ウィングパ
ネル16も同様に折り畳み線43、44に沿って中心パ
ネル14の方に内向きに折り畳まれて、中心パネル14
の面に対して垂直な面に配置された反対側の末端壁体部
分46を形成する。
【0011】側面ウィング16の他の部分は部分48、
50、52、54を含み、これらの部分は中心14の面
に対して平行な面の中に形成されて上面部分42の方に
内側に延在する。この折り畳まれた側面ウィング16は
上面部分42の縁に接するが、好ましくはその上に重な
らない。また使用に際して部分48、50、52、54
は側面部材32の上に配置される。すなわちそれぞれ中
心パネル14と、側面部材32と、部分48、50、5
2、54を含むパネル16とが、その順序で、相互に離
間した重なり合った平行面の中に配置される。このよう
に組み合わされたパネル42、48、50、52、54
は箱構造の上カバーを成す。ウィングパネル16は折り
畳み線56を備え、また引っ張りタブとして作用する部
分52の両側にパーフォレーション線58、60を備え
る。
【0012】さらに本発明の箱構造は図2に図示のイン
サート部材12を含む。このインサート部材12は2つ
の大体長方形の部分を含み、これらの部分はインサート
の上パネル62と、好ましくはパーフォレーション線か
ら成る折り畳み線66において接合されたインサートの
底パネル64とから成る。好ましい実施態様において、
上パネル62は前記の中心パネル14よりも長さおよび
/または幅が少し大きく、また下パネル64は中心パネ
ル14と近似的に同一サイズである。インサートの上パ
ネル62はその幅方向にパーフォレーション線68を備
えて、折り畳み線66とこのパーフォレーション線68
との間にパネル70を画成している。
【0013】図3において最もよく見られるように、箱
を直立させる第1段階として、両側パネル20、22が
それぞれ折り畳み線28、30に沿って折り畳まれて、
側壁構造要素34を形成する。この要素34は中心パネ
ル14の面に対して垂直な面の中にある。次に部材32
を折り畳み線30に沿って内側に折り畳み、部材34の
面に対して垂直なまた中心パネル14の面に対して平行
な面の中に配置させる。次に図4に図示のように、イン
サート部材12を折り畳み線66に沿って折り畳む。次
にインサート部材12をシェル部材10の中に挿入し、
この際にインサートの底パネル64が中心パネル14の
上を、側面部材32の下方を滑り、その間にインサート
の上パネル62が図5に図示のように側面部材32の上
面に配置される。箱構造の中に配置されるシート材料は
インサートの底パネル64の下に配置される。次に両側
のウィングパネルを図6に図示のようにインサートの上
パネルの上に閉じる。この箱構造はその幅に沿って接着
テープ72、74によって密封される。好ましい実施態
様において、テープ72は図示のように部分42と54
のそれぞれの末端に掛かるように接着される。テープ7
4はパネル54を定位置に保持するのに役立つ。図7は
シート材料を出荷し貯蔵するために使用される状態の本
発明の構造を示す。
【0014】本発明の箱構造の重要な用途の1つはシー
ト材料を分与するにある。ユーザが箱から1枚または複
数のシートを取り出そうとする場合、第1段階は引っ張
りタブ52をパーフォレーション線58、60に沿って
引きちぎるにある。引っ張りタブを備えてあるので、シ
ート内容物を切断する可能性のあるナイフその他の工具
を使用する必要はない。
【0015】タブを引きちぎると、図8に図示のよう
に、パネル48と50から成る箱の末端フラップが形成
される。この末端フラップを折り返せばインサートの上
パネルの1部が現れる。次にユーザはパーフォレーショ
ン線68に沿ってインサートの上パネルを引き破り、イ
ンサートの上パネル70とこれに連結した底パネル64
全体を引き出し、インサートの上パネル62の残りの部
分をシェル10の中に残す。
【0016】この状態は図9に最もよく示されている。
シート材料は中心パネル14の上に、側面パネル32の
下方に配置されている。インサートの底パネルの除去さ
れた部分は、出荷中および貯蔵中に側壁34が圧潰しな
いようにこの側壁を支持するスペーサシートとして役立
つ。このように、インサートの底パネルを除去した後
に、箱内部にはエアスペースが備えられる。このエアス
ペースは、シート材料を取り出す際にこのシートに対し
て過度の張力を加える事を防止し、簡単に引き出す事が
できる。
【0017】図10は、その内部に収容されたシート材料
を分与した後に再び閉鎖された状態の箱構造を示す。図
から明かなように、折り畳み線56に沿ってパネル48
は少し上昇し、パネル50は少し下降しており、次にパ
ネル50の尖端縁をパネル62の縁の下に、側面パネル
32の上に挿入して箱の閉鎖を成す。箱を再び開いて他
のシート材料を取り出すためには、パネル50を折り畳
み線56に沿って少し折り曲げ、これをパネル32と6
2の間から滑り出させ、次に図9に図示のように両方の
パネル48、50を再び折り返す。
【0018】好ましい実施態様において、各シェル部材
10とインサート部材12は平坦なシート材料、例えば
板紙、ファイバボード、プラスティックを塗布された板
紙、あるいは最も好ましくは段ボールから成る。選定さ
れる材料およびその厚さは、コスト、目方および所望の
強度特性に依存して変化する。このような材料は業界公
知である。好ましくは、段ボールの長方形の平坦なシー
トから箱を製造し、切断される部分は図1と図2に図示
のように、業界公知の手段によって高速装置によりナイ
フ切断またはダイス切断される。同様にパーフォレーシ
ョン線と折り畳み線は公知の方法によって刻設される。
スコアラインの深さは用途に適した素材の選択によって
決定される。各シェル部材10とインサート部材12
は、図1と図2に図示のように平坦な圧潰された形状で
製造され、出荷され、取り扱われ、また貯蔵される事の
できる一体構造とするが、折り畳み装置によりまたは未
熟練者が短時間で所望の箱構造を成すように簡単に折り
畳み、テープ付けし、閉鎖する事ができる。好ましい実
施態様においては、テープバンド72と74は市販され
ているような、通常の出荷強度の感圧接着テープまたは
ファイバ糸強化テープで構成する事ができる。もちろん
箱構造の外側面は、広告情報、ラベル、製品仕様などの
任意所望の表示を備える事ができる。
【0019】
【発明の効果】シェル部材10とインサート部材12と
を使用する方法の1つの利点は、この両者が交互に作用
して箱全体に強度と剛性とを与える事にある。業界公知
のように、段ボールは、パネル素材シートの長手方また
は横方向の波形線方向を有するように製造する事ができ
る。好ましい方法においては、シェル部材10とインサ
ート部材12は相互に90゜片寄った波形を有する段ボ
ールによって形成される。すなわち、一方の部材は長手
方波形を有し、他方の部材は幅に沿った横方向波形を有
する。最も好ましい実施態様においては、シェル部材1
0が長手方波形を有し、インサート部材12が横方向波
形を有する。これにより、箱の強度が増大される。本発
明の箱構造の他の利点は、これが自動ロック構造であっ
て、この構造を保持するためにリベット、ホチキス、ま
たはメッシーグルーを必要としない事である。リベット
またはホチキスは箱構造の中のシート材料に刻印を残し
また糊はシート材料上に浸出してシートを損なうが故
に、これは重要な事である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の箱構造の外側シェルを形成するシェル
部材の平面図。
【図2】箱構造が組立てられる際に前記シェル部材の中
に挿入されるインサート部材の平面図。
【図3】一部のパネルを折り畳んで部分的に直立された
シェル部材の斜視図。
【図4】シェル部材の中に挿入するために折り畳まれた
状態にあるインサート部材の斜視図。
【図5】インサート部材をシェル部材の中に挿入した状
態の部分的に組立てられた箱構造の斜視図。
【図6】インサート部材をシェル部材の中に挿入し、シ
ェル部材のウィングパネルを閉鎖位置に配置し、テープ
で閉鎖される前の状態の部分的に組立られた箱構造の斜
視図。
【図7】インサート部材をシェル部材の中に挿入し、シ
ェル部材のウィングパネルを閉鎖位置に配置し、テープ
で閉鎖された状態の組立られた箱構造の斜視図。
【図8】引っ張りタブを除去し箱の末端フラップを開い
た箱構造の斜視図。
【図9】箱の末端フラップを開きインサート部材の除去
可能部分を除去して、内容物を分与する状態にある箱構
造の斜視図。
【図10】箱の末端フラップを再び折り畳んで閉鎖状態
にある箱構造の斜視図。
【符号の説明】
10 外側シェル部材 12 インサート部材 14 中心パネル 16、18 ウィングパネル 20、22 側面パネル 24、26 切欠き 28、30、36、38、43、44 折り畳み線 52 引っ張りタブ 58、60 パーフォレーション線 68 パーフォレーション線 64 底パネル 70 上パネル 72、74 テープバンド

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱構造形成用素材において、この素材は a)外側シェル部材であって、この外側シェル部材は、 i)それぞれ2長手方縁と2横方向縁とを成す長さと幅
    とを有する可撓性シート材料の大体長方形の中心パネル
    と、 ii)可撓性シート材料の一対の側面パネルであって、
    各側面パネルは、これらの側面パネルと前記中心パネル
    の間の界面に沿ってその全長にわたって延在する第1折
    り畳み線において前記中心パネルの一方の横方向縁にヒ
    ンジ連結され、また前記の各側面パネルはその全長に沿
    って延在し前記第1折り畳み線に平行な第2折り畳み線
    を有する一対の側面パネルと、 iii)可撓性シート材料の第1ウィングパネルであっ
    て、この第1ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
    に沿ってその幅全体にわたって延在する第3折り畳み線
    において前記中心パネルの一方の長手方縁にヒンジ連結
    され、この第1ウィングパネルはその幅全体に沿って延
    在し前記第3折り畳み線から平行に離間された第4折り
    畳み線を有する第1ウィングパネルと、 iv)可撓性シート材料の第2ウィングパネルであっ
    て、この第2ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
    に沿ってその幅全体にわたって延在する第5折り畳み線
    において前記中心パネルの他方の長手方縁にヒンジ連結
    され、この第2ウィングパネルは、その幅全体に沿って
    延在し前記第5折り畳み線から平行に離間された第6折
    り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
    延在し前記第6折り畳み線から平行に離間された第7折
    り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
    延在し着脱自在の引っ張りタブ要素を成す一対の相互に
    離間された引き裂きパーフォレーション線とを順次に備
    える第2ウィングパネルとを含む外側シェル部材と、 b)それぞれ長さと幅を有する上インサートパネルおよ
    び底インサートパネルを成す可撓性シート材料の全体と
    して長方形の2つのパネルを含むインサート部材であっ
    て、前記上インサートパネルと前記底インサートパネル
    はそれらの幅全体に延在する中央折り畳み線において相
    互に連結され、前記上インサートパネルは、前記中央折
    り畳み線から離間され前記上インサートパネルの幅全体
    に沿って延在する1本の引き裂きパーフォレーション線
    を有するインサート部材とを含む事を特徴とする箱構造
    形成用素材。
  2. 【請求項2】前記外側シェル部材と前記インサート部材
    はそれぞれ、板紙、ファイバボード、プラスティックを
    塗布された板紙、および段ボールから成るグループから
    選定された材料で構成されることを特徴とする請求項1
    に記載の素材。
  3. 【請求項3】前記外側シェル部材と前記インサート部材
    はそれぞれ、相互に90゜片寄らされた波形を有する段
    ボールから成ることを特徴とする請求項1に記載の素
    材。
  4. 【請求項4】前記外側シェル部材はその長さ全体に長手
    方波形を有し、前記インサート部材はその幅全体に横方
    向波形を有することを特徴とする請求項3に記載の素
    材。
  5. 【請求項5】前記ウィングパネルと側面パネルはそれぞ
    れの隅部に切欠きを有することを特徴とする請求項1に
    記載の素材。
  6. 【請求項6】前記ウィングパネルは相互に近似的に同一
    サイズを有し、前記側面パネルは相互に近似的に同一サ
    イズを有することを特徴とする請求項1に記載の素材。
  7. 【請求項7】前記インサート上パネルは前記中心パネル
    より少し大きく、また前記インサート底パネルと前記中
    心パネルは近似的に同一サイズを有することを特徴とす
    る請求項1に記載の素材。
  8. 【請求項8】箱構造において、前記箱構造は、 a)外側シェル部材であって、この外側シェル部材は、 i)それぞれ2長手方縁と2横方向縁とを成す長さと幅
    とを有する可撓性シート材料の大体長方形の中心パネル
    と、 ii)可撓性シート材料の一対の側面パネルであって、
    各側面パネルは、これらの側面パネルと前記中心パネル
    の間の界面に沿ってその全長にわたって延在する第1折
    り畳み線において前記中心パネルの一方の横方向縁にヒ
    ンジ連結され、前記の各側面パネルは前記第1折り畳み
    線に沿って、前記中心パネルの面に垂直な面まで折り畳
    まれ、また前記の各側面パネルはその全長に沿って延在
    し前記第1折り畳み線に平行な第2折り畳み線を有し、
    前記の各側面パネルは前記の第2折り畳み線に沿って、
    前記中心パネルの面の上方の平行面まで折り畳まれるよ
    うに成された一対の側面パネルと、 iii)可撓性シート材料の第1ウィングパネルであっ
    て、この第1ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
    に沿ってその幅全体にわたって延在する第3折り畳み線
    において前記中心パネルの一方の長手方縁にヒンジ連結
    され、前記第1ウィングパネルは前記第3折り畳み線に
    沿って、前記中心パネルに垂直な面まで折り畳まれ、こ
    の第1ウィングパネルはその幅全体に沿って延在し前記
    第3折り畳み線から平行に離間された第4折り畳み線を
    有し、前記第1ウィングパネルは前記第4折り畳み線に
    沿って、前記中心パネルの面に平行な面まで折り畳ま
    れ、前記の各側面パネルの一部の上方に配置されるよう
    に成された第1ウィングパネルと、 iv)可撓性シート材料の第2ウィングパネルであっ
    て、この第2ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
    に沿ってその幅全体にわたって延在する第5折り畳み線
    において前記中心パネルの他方の長手方縁にヒンジ連結
    され、この第2ウィングパネルは、その幅全体に沿って
    延在し前記第5折り畳み線から平行に離間された第6折
    り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
    延在し前記第6折り畳み線から平行に離間された第7折
    り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
    延在し着脱自在の引っ張りタブ要素を成す一対の相互に
    離間された引き裂きパーフォレーション線とを順次に備
    え、前記第2ウィングパネルは、前記第5折り畳み線に
    沿って、前記中心パネルに垂直な面まで折り畳まれ、ま
    た次に前記第2ウィングパネルは前記第6折り畳み線に
    沿って前記中心パネルの面に平行な面まで折り畳まれ
    て、前記の各側面パネルの一部の上方に配置されるよう
    に成された第2ウィングパネルとを含む外側シェル部材
    と、 b)それぞれ長さと幅を有する上インサートパネルおよ
    び底インサートパネルを成す可撓性シート材料の全体と
    して長方形の2つのパネルを含むインサート部材であっ
    て、前記上インサートパネルと前記底インサートパネル
    はそれらの幅全体に延在する中央折り畳み線において相
    互に連結され、前記上インサートパネルは、前記中央折
    り畳み線から離間され前記上インサートパネルの幅全体
    に沿って延在する1本の引き裂きパーフォレーション線
    を有し、前記インサート部材の底インサートパネルが前
    記中心パネルと前記側面パネルとの間に配置され、また
    前記上インサートパネルが前記側面パネルと前記第1お
    よび第2ウィングパネルとの間に配置され、また前記イ
    ンサート部材の前記中心折り畳み線が前記中心パネルの
    前記他方の長手方縁に沿って第2ウィングパネルと並置
    されるように、前記インサート部材が前記外側シェル部
    材の中に配置されるように成されたインサート部材とを
    含む事を特徴とする箱構造。
  9. 【請求項9】前記中心パネルと前記第1および第2ウィ
    ングパネルのそれぞれの縁との周囲に延在する感圧接着
    テープバンドを含むことを特徴とする請求項8に記載の
    箱構造。
  10. 【請求項10】前記中心パネルを包囲し、また前記感圧
    接着テープバンドと前記引っ張りタブ要素との間におい
    て前記第2ウィングパネルを包囲する第2感圧接着テー
    プバンドを含むことを特徴とする請求項9に記載の箱構
    造。
  11. 【請求項11】前記外側シェル部材と前記インサート部
    材はそれぞれ、板紙、ファイバボード、プラスティック
    を塗布された板紙、および段ボールから成るグループか
    ら選定された材料で構成されることを特徴とする請求項
    8に記載の箱構造。
  12. 【請求項12】前記外側シェル部材と前記インサート部
    材はそれぞれ、相互に90゜片寄らされた波形を有する
    段ボールから成ることを特徴とする請求項8に記載の箱
    構造。
  13. 【請求項13】前記外側シェル部材はその長さ全体に長
    手方波形を有し、前記インサート部材はその幅全体に横
    方向波形を有することを特徴とする請求項12に記載の
    箱構造。
  14. 【請求項14】前記ウィングパネルと側面パネルはそれ
    ぞれの隅部に切欠きを有することを特徴とする請求項8
    に記載の箱構造。
  15. 【請求項15】前記ウィングパネルは相互に近似的に同
    一サイズを有し、前記側面パネルは相互に近似的に同一
    サイズを有することを特徴とする請求項8に記載の箱構
    造。
  16. 【請求項16】前記インサート上パネルは前記中心パネ
    ルより少し大きく、また前記インサート底パネルと前記
    中心パネルは近似的に同一サイズを有することを特徴と
    する請求項8に記載の箱構造。
  17. 【請求項17】箱構造形成方法において、この方法は、 a)外側シェル部材であって、この外側シェル部材は、 i)それぞれ2長手方縁と2横方向縁とを成す長さと幅
    とを有する可撓性シート材料の大体長方形の中心パネル
    と、 ii)可撓性シート材料の一対の側面パネルであって、
    各側面パネルは、これらの側面パネルと前記中心パネル
    の間の界面に沿ってその全長にわたって延在する第1折
    り畳み線において前記中心パネルの一方の横方向縁にヒ
    ンジ連結され、また前記の各側面パネルはその全長に沿
    って延在し前記第1折り畳み線に平行な第2折り畳み線
    を有する一対の側面パネルと、 iii)可撓性シート材料の第1ウィングパネルであっ
    て、この第1ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
    に沿ってその幅全体にわたって延在する第3折り畳み線
    において前記中心パネルの一方の長手方縁にヒンジ連結
    され、この第1ウィングパネルはその幅全体に沿って延
    在し前記第3折り畳み線から平行に離間された第4折り
    畳み線を有する第1ウィングパネルと、 iv)可撓性シート材料の第2ウィングパネルであっ
    て、この第2ウィングパネルと前記中心パネルとの界面
    に沿ってその幅全体にわたって延在する第5折り畳み線
    において前記中心パネルの他方の長手方縁にヒンジ連結
    され、この第2ウィングパネルは、その幅全体に沿って
    延在し前記第5折り畳み線から平行に離間された第6折
    り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
    延在し前記第6折り畳み線から平行に離間された第7折
    り畳み線と、前記第2ウィングパネルの幅全体に沿って
    延在し着脱自在の引っ張りタブ要素を成す一対の相互に
    離間された引き裂きパーフォレーション線とを順次に備
    える第2ウィングパネルとを含む外側シェル部材を形成
    する段階と、 b)それぞれ長さと幅を有する上インサートパネルおよ
    び底インサートパネルを成す可撓性シート材料の全体と
    して長方形の2つのパネルを含むインサート部材であっ
    て、前記上インサートパネルと前記底インサートパネル
    はそれらの幅全体に延在する中央折り畳み線において相
    互に連結され、前記上インサートパネルは、前記中央折
    り畳み線から離間され前記上インサートパネルの幅全体
    に沿って延在する1本の引き裂きパーフォレーション線
    を有するインサート部材を形成する段階と、 c)前記の各側面パネルを前記の第1折り畳み線に沿っ
    て前記中心パネルの面に垂直な面まで折り畳み、次に前
    記の各側面パネルを前記の第2折り畳み線に沿って、前
    記中心パネルの面の上方の平行面まで折り畳む段階と、 d)前記第1ウィングパネルを前記第3折り畳み線に沿
    って前記中心パネルの面に垂直な面まで折り畳み、次に
    前記第1ウィングパネルを前記第4折り畳み線に沿って
    前記中心パネルの面に平行な面まで折り畳んで前記の各
    側面パネルの一部の上方に配置する段階と、 e)前記インサート部材をその中心折り畳み線に沿って
    折り畳み、前記インサート部材の底インサートパネルが
    前記中心パネルと前記側面パネルとの間に配置されまた
    前記上インサートパネルが前記側面パネルと前記第1ウ
    ィングパネルとの間に配置され、また前記インサート部
    材の前記中心折り畳み線が前記中心パネルの前記他方の
    長手方縁に配置されるように前記外側シェル部材の中に
    前記インサート部材を挿入する段階と、 f)前記第2ウィングパネルを前記第5折り畳み線に沿
    って前記中心パネルの面に垂直な面まで折り畳み、次に
    前記第2ウィングパネルを前記第6折り畳み線に沿って
    前記中心パネルの面に平行な面まで折り畳んで前記のイ
    ンサート部材の上方に配置する段階と、 g)前記中心パネルと前記第1および第2ウィングパネ
    ルのそれぞれの縁との周囲に感圧接着テープバンドを接
    着する段階と、 h)前記中心パネルを包囲し、また前記感圧接着テープ
    バンドと前記引っ張りタブ要素との間において前記第2
    ウィングパネルを包囲する第2感圧接着テープバンドを
    接着する段階とを含む箱構造形成方法。
  18. 【請求項18】前記外側シェル部材と前記インサート部
    材はそれぞれ、板紙、ファイバボード、プラスティック
    を塗布された板紙、および段ボールから成るグループか
    ら選定された材料で構成されることを特徴とする請求項
    17に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記外側シェル部材と前記インサート部
    材はそれぞれ、相互に90゜片寄らされた波形を有する
    段ボールから成ることを特徴とする請求項17に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】前記外側シェル部材はその長さ全体に長
    手方波形を有し、前記インサート部材はその幅全体に横
    方向波形を有することを特徴とする請求項19に記載の
    方法。
  21. 【請求項21】前記ウィングパネルと側面パネルはそれ
    ぞれの隅部に切欠きを有することを特徴とする請求項1
    7に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記ウィングパネルは相互に近似的に同
    一サイズを有し、前記側面パネルは相互に近似的に同一
    サイズを有することを特徴とする請求項17に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】前記インサート上パネルは前記中心パネ
    ルより少し大きく、また前記インサート底パネルと前記
    中心パネルは近似的に同一サイズを有することを特徴と
    する請求項17に記載の方法。
JP4167689A 1992-01-15 1992-06-25 シート材料分与用の再閉鎖可能箱構造 Pending JPH05201435A (ja)

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