JPH05199798A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH05199798A
JPH05199798A JP4008249A JP824992A JPH05199798A JP H05199798 A JPH05199798 A JP H05199798A JP 4008249 A JP4008249 A JP 4008249A JP 824992 A JP824992 A JP 824992A JP H05199798 A JPH05199798 A JP H05199798A
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JP
Japan
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inverter
compressor
inverter device
phase
air conditioner
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Pending
Application number
JP4008249A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikue Hirota
郁恵 廣田
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二系統の三相巻線をもつ圧縮機を備えた空気
調和機の各々のインバータ装置の入力電流を独立して検
出するカレントトランス(以下CTとする)によって、
異常を検出してインバータ装置の保護をする事を目的と
する。 【構成】 圧縮機(15)の二系統の三相巻線にそれぞ
れのインバータ装置(16,17)が接続されて電力供
給され、単相200Vの商用電源(1)は各インバータ
装置に電力供給し、また、PWM波形生成回路(8)は
ベースドライブ回路(7,9)に信号を送り、各インバ
ータ装置(16,17)はCT(2,11)、整流回
路、平滑回路、パワートランジスタモジュール、ベース
ドライブ回路(7,8)により構成され、前記CTを各
インバータ装置(16,17)に備えたことにより、各
インバータ装置を介して、圧縮機の過電流を降下させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分離型空気調和機の圧
縮機を制御するインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、分離型空気調和機は、省エネルギ
ー性の追求、あるいは快適性の向上に対する要求が大き
くなってきており、圧縮機の可変速制御が主流となって
きている。
【0003】従来、この種の分離型空気調和機には、イ
ンバータ装置を搭載しており、このインバータ装置は、
容量の大きい空調機では、複数系統のインバータを有
し、複数以上の系統を有した圧縮機を備える。この空気
調和機の構成例を、図2〜図3にもとづいて説明する。
【0004】図2に示すように、室外機(102)の冷
媒回路は、圧縮機(105)、四方弁(106)、室外
熱交換器(107)、電動膨張弁(108)、および三
方弁(103)から成り、室内機(101)の室内熱交
換器(102)と接続されている。前記圧縮機(10
5)は、PWM波形生成回路(112)の出力信号で決
定されるインバータ装置(111)の可変電圧・可変周
波数出力により、可変速制御され、前記四方弁(10
6)、電動膨張弁(108)、およびファンモータ(1
09)は、制御回路(110)により冷房または暖房運
転が適正に行われるよう制御されている。
【0005】ここで、例えば、二系統の三相巻線のそれ
ぞれに電力を供給する前記二つのインバータ装置(11
1)は、図3に示すように、過負荷時に流れる過電流か
らインバータを保護する目的で、インバータ装置(11
5)(116)の入力電流を検出するカレントトランス
(114)(以下CTと称する)と、二つのインバータ
装置(115)(116)のそれぞれの整流回路(11
8)(119)(120)・(123)(124)(1
25)、トランジスタモジュール(121)(12
6)、およびベース電流を供給するベースドライブ回路
(122)(127)等とで構成されていた。従って、
一つの大容量のCT(114)で二つのインバータ装置
(115)(116)の入力電流を検出することとなっ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、一つのCT(114)で二つのインバータ装置
(115)(116)の入力電流を検出する必要があ
り、大容量のCT(114)を採用しなければならず、
どちらのインバータ装置(115)(116)に過電流
が流れているか、不明であるという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、小容量のCTを採用して、各系統のインバータ装置
の異常を検出し、インバータ装置を介して圧縮機の過電
流を降下させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の制
御装置は上記課題を解決するために、ステータコアの同
一スロットに、電気的に絶縁された二系統の三相巻線を
装着した構造の三相誘導電動機を内蔵した圧縮機と、こ
の圧縮機の誘導電動機の二系統の三相巻線のそれぞれに
電力を供給する第一のインバータ装置と、第二のインバ
ータ装置と、これら第一、第二のインバータ装置の出力
電圧および出力周波数を可変制御するべくPWM信号を
出力するPWM波形生成回路とを備えた空気調和機のイ
ンバータ装置で、前記各インバータ装置に入力電流検出
手段を独立して備えた空気調和機の制御装置を構成した
ものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、二系統の三相巻
線のそれぞれに電力を供給する第一、第二のインバータ
装置の各々に、入力電流を検出するCTによって検出
し、単相交流電源を整流するダイオードブリッジと、こ
のダイオードブリッジの出力を平滑する電解コンデン
サ、リアクタとによって整流され、平滑された直流に逆
変換する三相ブリッジに接続されたパワートランジスタ
モジュールに出力し、ベース電流を供給し、PWM波形
生成回路のPWM信号を増幅するベースドライブ回路を
備えたことにより、二つのインバータ装置が独立した対
入力電流を各々検出する保護手段(CT)によって、圧
縮機の過電流を検出して降下させることができるもので
ある。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。なお、図中、従来と同一符号は同一
物を示すとともに、冷媒回路は省略し、説明を省略す
る。
【0011】図1に示すように、二系統の三相巻線を施
した圧縮機(15)の第一の系統の三相巻線(U1)
(V1)(W1)には、第一のインバータ装置(16)
の出力(Ua)(Va)(Wa)が接続されて電力供給
される。一方、圧縮機(15)の第二系統の三相巻線
(U2)(V2)(W2)には、第二のインバータ装置
(17)の出力(Ub)(Vb)(Wb)が接続されて
電力供給される。
【0012】また、単相200Vの商用電源(1)は、
前記第一および第二のインバータ装置(16)(17)
に共通して電力供給する。一方、PWM波形生成回路
(8)もまた、前記第一および第二のインバータ装置
(16)(17)のベースドライブ回路(7)(9)に
共通してPWM信号を送るように、各ベースドライブ回
路(7)(9)に接続されている。
【0013】ここで、前記第一および第二のインバータ
装置(16)(17)の内部構成は、入力電流を検出す
るCT(2)(11)、単相交流電源(1)を整流する
ダイオードブリッジ(3)(12)と、このダイオード
ブリッジ(3)(12)の出力を平滑する電解コンデン
サ(5)(14)、リアクタ(4)(13)と、平滑さ
れた直流を三相交流に逆変換する三相ブリッジに接続さ
れたパワートランジスタモジュール(6)(10)と、
ベース電流を供給するベースドライブ回路(7)(9)
とが接続される構成となっている。
【0014】上記構成において、PWM波形生成回路
(8)より同一のPWM信号が第一および第二のインバ
ータ装置(16)(17)に出力されると、第一および
第二のインバータ装置(16)(17)は以下に説明す
る動作を行う。
【0015】まず、第一のインバータ装置(16)で
は、PWM波形生成回路(8)のPWM信号を、ベース
ドライブ回路(7)にて増幅して、ベース電流をパワー
トランジスタモジュール(6)に流す。一方、パワート
ランジスタモジュール(6)には、CT(2)により入
力電流を検出し異常がなければ、単相200V商用電源
(1)、ダイオードブリッジ(3)、リアクタ(4)、
電解コンデンサ(5)とで構成されるパワー回路により
直流電源を常に供給されているので、前述のように、ベ
ースドライブ回路(7)よりベース電流が供給される
と、三相出力(Ua)(Va)(Wa)を出力する。こ
こで、この三相出力(Ua)(Va)(Wa)の電圧お
よび周波数は、前記PWM波形生成回路(8)のPWM
出力信号によって決定されるものである。
【0016】次に、第二のインバータ装置(17)で
も、上記第一のインバータ装置(16)の場合と同様
に、三相出力(Ub)(Vb)(Wb)を出力し、この
三相出力(Ub)(Vb)(Wb)もまた、前記PWM
波形生成回路(8)により制御されて、同一出力電圧か
つ同一出力周波数となる。
【0017】このような、同一電圧かつ同一周波数の第
一および第二のインバータ装置(16)(17)の出力
(Ua)(Va)(wa)と、出力(Ub)(Vb)
(Wb)とが、圧縮機(15)の第一の三相巻線(U
1)(V1)(W1)および第二の三相巻線(U2)
(V2)(W2)に供給される。そこで前述のように、
巻線(U1)と(U2)、巻線(V1)と(V2)、巻
線(W1)と(W2)は、それぞれステータコアの同一
のスロットに装着されているので、圧縮機(15)は、
第一および第二のインバータ装置(16)(17)よ
り、それぞれの出力エネルギーの総和が供給されること
となる。言い替えると、圧縮機(15)が必要とする総
エネルギーの半分ずつを、第一および第二のインバータ
装置(16)(17)で独立したCTを備え分担するこ
とになるのである。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明は、圧縮機用三相誘導電動機の二系統の三相巻線のそ
れぞれに電力を供給する二つのインバータ装置のそれぞ
れにCTを設けるようにしたことにより、個々のCTの
容量は半分にすることができ、また、一つのCTを共用
しなくなるので、二つのインバータ装置が独立した対入
力電流の保護手段をもてるようになり、どちらかのイン
バータ装置に異常が起こったときに、それを検出して、
インバータ装置を介して、圧縮機の過電流を降下させる
ことのできる空気調和機の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による空気調和機の制御装置
の回路構成図
【図2】従来例による空気調和機の制御装置の回路構成
及び冷媒回路構成図
【図3】同従来のインバータ装置の内部構成を示す制御
回路構成図
【符号の説明】
2 CT(カレントトランス)(第一のインバータ装置
用) 8 PWM波形生成回路(第一のインバータ装置用) 11 CT(第二のインバータ装置用) 15 圧縮機用三相誘導電動機 16 第一のインバータ装置 17 第二のインバータ装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 7/63 302 B 8209−5H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータコアの同一スロットに電気的に絶
    縁された二系統の三相巻線を装着した構造の誘導電動機
    を内蔵した圧縮機と、この圧縮機の誘導電動機の二系統
    の三相巻線のそれぞれに電力を供給する第一のインバー
    タ装置と、第二のインバータ装置と、これら第一、第二
    のインバータ装置の出力電圧および出力周波数を可変制
    御するべくPWM信号を出力するPWM波形生成回路と
    を備えた空気調和機のインバータ装置で、前記各インバ
    ータ装置に入力電流検出手段を独立して備えた空気調和
    機の制御装置。
JP4008249A 1992-01-21 1992-01-21 空気調和機の制御装置 Pending JPH05199798A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010143758A1 (ko) * 2009-06-10 2010-12-16 엘지전자 주식회사 분산전원을 이용한 공기조화기의 전동기 제어장치
JP2020537476A (ja) * 2017-10-10 2020-12-17 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company デュアル電源可変速駆動装置のためのシステム及び方法

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