JPH05199575A - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置Info
- Publication number
- JPH05199575A JPH05199575A JP41361790A JP41361790A JPH05199575A JP H05199575 A JPH05199575 A JP H05199575A JP 41361790 A JP41361790 A JP 41361790A JP 41361790 A JP41361790 A JP 41361790A JP H05199575 A JPH05199575 A JP H05199575A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- electronic circuit
- circuit amplifier
- air
- air hole
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スピーカ部分と電子回路増幅器を同一筺体内に
収納配置し、低レベルの信号源に直接接続して高レベル
の音響信号を取り出すことが可能にしたものである。 【構成】スピーカ筺体１内に、スピーカ部Ａと電子回路
増幅器７を収納したものである。
収納配置し、低レベルの信号源に直接接続して高レベル
の音響信号を取り出すことが可能にしたものである。 【構成】スピーカ筺体１内に、スピーカ部Ａと電子回路
増幅器７を収納したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スピーカ部分と電子回
路増幅器を同一筺体内に収納配置し、低レベルの信号源
に直接接続して高レベルの音響信号を取り出すことが可
能なスピーカ装置に関するものである。
路増幅器を同一筺体内に収納配置し、低レベルの信号源
に直接接続して高レベルの音響信号を取り出すことが可
能なスピーカ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるスピーカ装置は、図３〜図
５に図示したように、スピーカは電気音響交換効率が低
いため、高レベルの音響信号を取り出すためには、電力
増幅器を使用する必要がある。
５に図示したように、スピーカは電気音響交換効率が低
いため、高レベルの音響信号を取り出すためには、電力
増幅器を使用する必要がある。
【０００３】従って、使用者は、増幅器ａとスピーカｃ
を設置したスピーカ箱ｂを別々に選定方法（図３参
照）、スピーカ箱ｂの中に増幅器ａが組み込れているも
のを使用する方法（図４参照）、ラジカセのように、増
幅回路を設計し、その回路に適合するスピーカｃを選定
して使用する方法（図５参照）等がある。なお、ｄは信
号源を示している。
を設置したスピーカ箱ｂを別々に選定方法（図３参
照）、スピーカ箱ｂの中に増幅器ａが組み込れているも
のを使用する方法（図４参照）、ラジカセのように、増
幅回路を設計し、その回路に適合するスピーカｃを選定
して使用する方法（図５参照）等がある。なお、ｄは信
号源を示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、いずれの方法でも使用目的に適合するものを選
定するためには、かなりの労力と、専門知識を必要とす
る上に、寸法上の問題、デザイン上の問題、性能上の制
約等が重なるという問題点がある。
術では、いずれの方法でも使用目的に適合するものを選
定するためには、かなりの労力と、専門知識を必要とす
る上に、寸法上の問題、デザイン上の問題、性能上の制
約等が重なるという問題点がある。
【０００５】本発明は、上記従来の技術の問題点に鑑み
創案されたもので、スピーカ部分と電子回路増幅器を同
一筺体内に収納配置可能にしたスピーカ装置の提供を目
的としている。
創案されたもので、スピーカ部分と電子回路増幅器を同
一筺体内に収納配置可能にしたスピーカ装置の提供を目
的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるスピーカ装置においては、スピーカ
筺体内に、スピーカ部と電子回路増幅器を収納して一体
化を図った構成されている。
に、本発明におけるスピーカ装置においては、スピーカ
筺体内に、スピーカ部と電子回路増幅器を収納して一体
化を図った構成されている。
【０００７】また、スピーカ部を取付ける筺体の仕切板
に、振動板裏側の空洞部に連通する空気穴を穿設すると
共に、該仕切板の裏側に配置する裏板に外気が出入する
空気穴を設け、かつ前記仕切板と裏板の空気穴位置に電
子回路増幅器を配置し、振動板の増幅による気圧変化を
利用して電子回路増幅器の強制冷却を可能にしたことを
特徴としている。
に、振動板裏側の空洞部に連通する空気穴を穿設すると
共に、該仕切板の裏側に配置する裏板に外気が出入する
空気穴を設け、かつ前記仕切板と裏板の空気穴位置に電
子回路増幅器を配置し、振動板の増幅による気圧変化を
利用して電子回路増幅器の強制冷却を可能にしたことを
特徴としている。
【０００８】
【作用】電子回路増幅器を駆動するための電源が、電源
端子より供給されている状態で、信号入力端子に低レベ
ルの信号を加えると、電子回路増幅器が機能し、ムービ
ングコイルに電流が流れ、振動板を駆動し音響出力を発
生させると共に、振動板の増幅によって、空洞部と外気
圧に圧力変化が起き、空気穴に空気の移動が発生する。
端子より供給されている状態で、信号入力端子に低レベ
ルの信号を加えると、電子回路増幅器が機能し、ムービ
ングコイルに電流が流れ、振動板を駆動し音響出力を発
生させると共に、振動板の増幅によって、空洞部と外気
圧に圧力変化が起き、空気穴に空気の移動が発生する。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。図１〜２において、スピーカ装置Ａの概略構成
は、スピーカ筺体１内に、スピーカ部Ｂと電子回路増幅
器７を収納し、信号源Ｄに接続している。
明する。図１〜２において、スピーカ装置Ａの概略構成
は、スピーカ筺体１内に、スピーカ部Ｂと電子回路増幅
器７を収納し、信号源Ｄに接続している。
【００１０】前記スピーカ筺体１は、ムービングコイル
３、該ムービングコイル３に駆動力を与えるための磁気
回路４、振動板２から形成されるスピーカ部Ｂを仕切板
１１に取付けている。
３、該ムービングコイル３に駆動力を与えるための磁気
回路４、振動板２から形成されるスピーカ部Ｂを仕切板
１１に取付けている。
【００１１】該仕切板１１には、振動板２裏側の空洞部
１０に連通させ、振動板の振幅を制御し、かつ風圧を発
生させるための空気穴５が穿設されている。
１０に連通させ、振動板の振幅を制御し、かつ風圧を発
生させるための空気穴５が穿設されている。
【００１２】前記振動板２は、紙或いはポリプロピレン
等から形成され、ムービングコイル３は、ポリウレタン
被覆銅線等で巻かれている。
等から形成され、ムービングコイル３は、ポリウレタン
被覆銅線等で巻かれている。
【００１３】また、仕切板１１の裏側には裏板６１が配
置され、該裏板６１には所定位置、例えば、空気穴５と
ほぼ同じ高さ位置に外気が出入する空気穴６が穿設され
ている。
置され、該裏板６１には所定位置、例えば、空気穴５と
ほぼ同じ高さ位置に外気が出入する空気穴６が穿設され
ている。
【００１４】さらに、空気穴５と空気穴６のほぼ中間位
置には、電子回路増幅器７が、取付板１２を介して、磁
気回路４の裏側にビス１３で取付けられ、振動板２の増
幅による気圧変化を利用して電子回路増幅器７の強制冷
却を可能にしている。
置には、電子回路増幅器７が、取付板１２を介して、磁
気回路４の裏側にビス１３で取付けられ、振動板２の増
幅による気圧変化を利用して電子回路増幅器７の強制冷
却を可能にしている。
【００１５】また、電子回路増幅器７は、裏板６１に配
置された信号入力端子８に、リード線７１で接続され、
磁気回路４は、電源端子９にリード線４１で接続され、
さらに、振動板２と磁気回路４はリード線２１で接続さ
れている。
置された信号入力端子８に、リード線７１で接続され、
磁気回路４は、電源端子９にリード線４１で接続され、
さらに、振動板２と磁気回路４はリード線２１で接続さ
れている。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。裏板の空気穴からの空
気の出入によって、電子回路増幅器の冷却を補助し、該
電子回路増幅器の発熱によって起こる性能低下を防ぐと
共に、仕切板及び裏板の空気穴の持つ音響的粘性抵抗を
利用して、スピーカ単体での最良状態を求めることがで
きる。
で、次に記載する効果を奏する。裏板の空気穴からの空
気の出入によって、電子回路増幅器の冷却を補助し、該
電子回路増幅器の発熱によって起こる性能低下を防ぐと
共に、仕切板及び裏板の空気穴の持つ音響的粘性抵抗を
利用して、スピーカ単体での最良状態を求めることがで
きる。
【００１７】また、スピーカ単体の性能をそのまま残し
た形態で取付けられる筺体によって、音響性能を変化さ
せることができる。
た形態で取付けられる筺体によって、音響性能を変化さ
せることができる。
【図１】スピーカ装置の断面図である。
【図２】スピーカ装置の概略説明図である。
【図３】従来例のスピーカ装置である。
【図４】従来例の他のスピーカ装置である。
【図５】従来例の他のスピーカ装置である。
Ａ スピーカ装置 Ｂ スピーカ部 １ スピーカ筺体 １１ 仕切板 ２ 振動板 ３ ムービングコイル ４ 磁気回路 ５ 空気穴 ６ 空気穴 ６１ 裏板 ７ 電子回路増幅器 １０ 空洞部
Claims (2)
- 【請求項１】スピーカ筺体内に、スピーカ部と電子回路
増幅器を収納してなるスピーカ装置。 - 【請求項２】スピーカ部を取付ける筺体の仕切板に、振
動板裏側の空洞部に連通する空気穴を穿設すると共に、
該仕切板の裏側に配置する裏板に外気が出入する空気穴
を設け、かつ前記仕切板と裏板の空気穴位置に電子回路
増幅器を配置し、振動板の増幅による気圧変化を利用し
て電子回路増幅器の強制冷却を可能にしたことを特徴と
する請求項１のスピーカ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41361790A JPH05199575A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41361790A JPH05199575A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | スピーカ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05199575A true JPH05199575A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=18522217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41361790A Pending JPH05199575A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05199575A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015029313A (ja) * | 2009-12-16 | 2015-02-12 | 株式会社 Ｔｒｉｇｅｎｃｅ Ｓｅｍｉｃｏｎｄｕｃｔｏｒ | スピーカーボックス |
| US9226053B2 (en) | 2008-06-16 | 2015-12-29 | Trigence Semiconductor, Inc. | Digital speaker driving apparatus |
| US9276540B2 (en) | 2006-05-21 | 2016-03-01 | Trigence Semiconductors, Inc. | Digital/analogue conversion apparatus |
| US9300310B2 (en) | 2009-12-09 | 2016-03-29 | Trigence Semiconductor, Inc. | Selection device |
| US9628903B2 (en) | 2014-12-23 | 2017-04-18 | Bose Corporation | Microspeaker acoustical resistance assembly |
| US10045461B1 (en) | 2014-09-30 | 2018-08-07 | Apple Inc. | Electronic device with diaphragm cooling |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6022900A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | Toshiba Corp | デジタルスピ−カ装置 |
| JPS6146274A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-06 | Canyon Corp | 圧搾式デイスペンサ− |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP41361790A patent/JPH05199575A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6022900A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | Toshiba Corp | デジタルスピ−カ装置 |
| JPS6146274A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-06 | Canyon Corp | 圧搾式デイスペンサ− |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9276540B2 (en) | 2006-05-21 | 2016-03-01 | Trigence Semiconductors, Inc. | Digital/analogue conversion apparatus |
| US9681231B2 (en) | 2006-05-21 | 2017-06-13 | Trigence Semiconductor, Inc. | Digital/analog conversion apparatus |
| US9226053B2 (en) | 2008-06-16 | 2015-12-29 | Trigence Semiconductor, Inc. | Digital speaker driving apparatus |
| US9693136B2 (en) | 2008-06-16 | 2017-06-27 | Trigence Semiconductor Inc. | Digital speaker driving apparatus |
| US9300310B2 (en) | 2009-12-09 | 2016-03-29 | Trigence Semiconductor, Inc. | Selection device |
| JP2015029313A (ja) * | 2009-12-16 | 2015-02-12 | 株式会社 Ｔｒｉｇｅｎｃｅ Ｓｅｍｉｃｏｎｄｕｃｔｏｒ | スピーカーボックス |
| US9219960B2 (en) | 2009-12-16 | 2015-12-22 | Trigence Semiconductor Inc. | Acoustic playback system |
| US9544691B2 (en) | 2009-12-16 | 2017-01-10 | Trigence Semiconductor, Inc. | Acoustic playback system |
| US10045461B1 (en) | 2014-09-30 | 2018-08-07 | Apple Inc. | Electronic device with diaphragm cooling |
| US9628903B2 (en) | 2014-12-23 | 2017-04-18 | Bose Corporation | Microspeaker acoustical resistance assembly |
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