JPH05199420A - 符号化方式 - Google Patents

符号化方式

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JPH05199420A
JPH05199420A JP4179871A JP17987192A JPH05199420A JP H05199420 A JPH05199420 A JP H05199420A JP 4179871 A JP4179871 A JP 4179871A JP 17987192 A JP17987192 A JP 17987192A JP H05199420 A JPH05199420 A JP H05199420A
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JP4179871A
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Munehiro Nakatani
宗弘 中谷
Masamichi Sugiura
正道 杉浦
Hideo Muramatsu
英男 村松
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/64Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction
    • H04N1/411Bandwidth or redundancy reduction for the transmission or storage or reproduction of two-tone pictures, e.g. black and white pictures
    • H04N1/413Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information
    • H04N1/419Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information in which encoding of the length of a succession of picture-elements of the same value along a scanning line is the only encoding step

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  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、主としてファクシミリ信号における
帯域圧縮のために用いられる符号化方式に関し、ファク
シミリによってカラー画像の画像情報を伝送した場合に
相手側がカラー画像の受信が可能か否かにかかわらず正
常な伝送を行うことを可能とすることを目的とする。 【構成】白又は黒を表す符号語を用いて画像データの符
号化を行う符号化方式において、前記符号語の中の特定
の符号語の組み合わせによって色情報CIを表すように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてファクシミリ
信号における帯域圧縮のために用いられる符号化方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ信号の帯域圧縮
のために種々の符号化方式が提案されているが、標準化
された1次元符号化方式としてMH(モディファイドハ
フマン)方式が、同じく2次元符号化方式としてMR
(モディファイドリード)方式が、いずれもCCITT
によって勧告されている。
【0003】例えばMH方式では、L=64n+Lr
(nは整数)の白ラン又は黒ランに対して、それぞれ別
々に定めた64個の符号語からなるターミネイティング
符号と、n=1,2,3…に対して定めたメイクアップ
符号との組み合わせによって1ラインの画像データ(ラ
インデータ)が表される。
【0004】一方、通常の白黒画像(単一色画像)の送
受に加えて、複数の色、例えば捺印された文書のように
黒色と赤色とが混在した2色画像又はフルカラー画像な
どのカラー画像(混色画像)の送受が可能に構成された
ファクシミリ装置が知られている。
【0005】カラー画像を扱う従来のファクシミリ装置
においては、1ラインの画像データを色分解して各色の
ラインデータを符号化し、得られた各色の符号化データ
を時系列に配列して伝送するようになっており、上述し
たような標準化された符号化方式とは異なるメーカー独
自の方式によって画像データの帯域圧縮が行われてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来のファ
クシミリ装置によってカラー画像の伝送を行う場合に
は、NSF信号(非標準機能識別信号)によって標準モ
ードから特別仕様のモードにエスケープすることとなっ
ており、そのような特別仕様のモードを有しない大多数
のファクシミリ装置との間においては通信を行うことが
できなかった。
【0007】また、発呼の以前に原稿画像を読み取って
符号データとしてメモリに予め格納しておき、発呼後に
メモリから符号データを読み出して相手側(被呼側)に
送信するメモリ通信が普及している。メモリ通信では、
原稿画像の読み取り時点で通信の相手側が特別仕様のモ
ードを有しているか否かを検知することができないの
で、通信を開始してから画像データの伝送が不可能であ
ることが分かった場合には、通信を中止してメモリに格
納した符号データを破棄し、再度標準モードによって原
稿画像の読み取りを行うといった時間の無駄が生じてい
た。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑み、ファクシミ
リによってカラー画像の画像情報を伝送した場合に相手
側がカラー画像の受信が可能か否かにかかわらず正常な
伝送を行うことを可能とする符号化方式を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る符
号化方式は、上述の課題を解決するため、白又は黒を表
す符号語を用いて画像データの符号化を行う符号化方式
において、前記符号語の中の特定の符号語の組み合わせ
によって色情報を表すように構成する。
【0010】請求項2の発明に係る符号化方式は、白又
は黒を表す符号語を用いて画像データの符号化を行う符
号化方式において、前記符号語の中の実質的に空の画像
データに対応する符号語を含んだ特定の符号語の組み合
わせによって色情報を表すように構成する。
【0011】
【作用】色情報は、白又は黒を表す符号語の中の特定の
符号語の組み合わせによって表される。したがって、色
情報のための特別な符号語は用いられず、白又は黒を表
す符号語を用いる元の符号化方式と同じ符号語によって
色情報が表される。
【0012】また、色情報を表す符号語は、実質的に空
の画像データに対応する符号語を含む。そのような符号
語は、画像データに変換されたときに、空の画像データ
となって単に無視されることとなる。
【0013】
【実施例】図5は本発明に係る符号化方式を採用したフ
ァクシミリ装置1の全体の構成を示す断面正面図、図6
は図5の要部の構成を模式的に示す斜視図である。
【0014】これらの図において、ファクシミリ装置1
は、原稿を読み取って電気信号に変換する走査系10、
走査系10から送られる画像信号を処理する画像信号処
理部20、図示しない通信相手側装置との間で画像情報
を送受するためのファクシミリ通信部30、画像信号処
理部20又はファクシミリ通信部30から入力される画
像データに基づいて2つの半導体レーザ61,62を駆
動する印字処理部40、半導体レーザ61,62からの
2本のレーザ光を感光体ドラム71上の互いに異なった
露光位置に導く光学系60、及び、露光により形成され
た潜像を現像し転写体である用紙上に転写し且つ定着す
る作像系70から構成されており、2色の混在したカラ
ー画像(2色画像)の送受及び複写が可能である。
【0015】走査系10は、原稿台ガラス18の下方を
移動するスキャナ19に組付けられた露光ランプ11及
びミラー12、固定ミラー13a,13b、集光用のレ
ンズ14、ダイクロイックミラー15、CCDアレイな
どを用いた光電変換素子16,17、及びスキャンモー
タM2などからなる。
【0016】ダイクロイックミラー15は、原稿からの
反射光の内、例えば赤色などの特定色の光を反射し、特
定色の補色の光を透過させる。光電変換素子16,17
は、原稿内の黒色を主とした非特定色の画像と、特定色
(赤色)の画像とをそれぞれ個別に電気信号に変換す
る。
【0017】画像信号処理部20は、2つの光電変換素
子16,17から出力される画像信号を処理し、原稿画
像の各画素を第1色と第2色とに識別し、印字処理部4
0に対して色データ付きの画像データを出力する。
【0018】印字処理部40は、送られてきた色データ
付きの画像データに応じてそれらを2つの半導体レーザ
61,62へ振り分けるとともに、2つの半導体レーザ
61,62に対応する露光位置の違いに応じて、一方の
半導体レーザ62に与える画像データを遅延させる。
【0019】光学系60は、半導体レーザ61,62、
2本のレーザビームを合成するためのダイクロイックミ
ラー63、合成レーザビームを偏向するポリゴンミラー
65、主レンズ69、反射ミラー67a、合成レーザビ
ームを元の2本のレーザビームに分離するためのダイク
ロイックミラー68、反射ミラー67b,67cなどか
らなる。
【0020】作像系70は、現像転写系70A、搬送系
70B、及び定着系70Cからなり、1回の電子写真プ
ロセスで用紙上に2色の混在した画像を形成するいわゆ
る同時2色の画像形成が可能に構成されている。
【0021】すなわち、現像転写系70Aは、図の反時
計方向に回転駆動される感光体ドラム71、及びその周
囲に回転方向の上流側から順に配置された第1帯電チャ
ージャ72a、第1現像器73a、第2帯電チャージャ
72b、第2現像器73b、転写チャージャ74、分離
チャージャ75、クリーニング部76などからなる。
【0022】第1現像器73aには、第2色に対応した
赤色トナーとキャリアとからなる二成分現像剤が収納さ
れ、第2現像器73bには第1色に対応した黒色トナー
とキャリアとからなる二成分現像剤が収納されている。
【0023】搬送系70Bは、用紙を収納するカセット
80a,80b、用紙ガイド81、タイミングローラ8
2、及び搬送ベルト83などからなる。また、定着系7
0Cは、定着ローラ84,84、及び排出ローラ85な
どからなる。
【0024】一方、ファクシミリ装置1の上面には、操
作パネルOPが設けられている。操作パネルOPには、
図7に示されるように、ファクシミリ通信に際して、送
信を開始させるためのスタートキー91、原稿を2色の
画像として読み取る2色モードを選択するための2色モ
ードキー92、及び送信モードを切り換えるための送信
モード選択キー93が配置されている。
【0025】図8はファクシミリ装置1の制御部100
の構成を示すブロック図である。制御部100は、6個
のCPU101,102,103,104,105,1
06を中心に構成され、これら各CPU101〜106
には、それぞれプログラムを格納したROM111,1
12,113,114,115,116、及びプログラ
ム実行のワークエリアとなるRAM121,122,1
23,124,125,126が設けられている。
【0026】CPU101は、操作パネルOPの各種操
作キーからの信号の入力、及び表示に係わる制御を行
う。CPU102は画像信号処理部20の各部の制御を
行い、CPU103は走査系10の駆動制御を行う。ま
た、CPU104は、印字処理部40、光学系60、及
び作像系70の制御を行い、CPU105は、制御部1
00の全体的なタイミング調整や動作モードの設定のた
めの処理を行う。
【0027】CPU106は、符号メモリ136、符号
器146、及び画像メモリ156を制御し、画像データ
の圧縮処理などファクシミリ通信に係わる処理を行う。
符号メモリ136は、2ライン分のラインメモリ及び符
号用バッファメモリを有する。
【0028】符号器146は、画像メモリ156に格納
された送信のための画像データを圧縮し、又は受信した
データを伸長して画像メモリ156に書き込む。符号器
146は、MH方式の符号表を格納しており、標準モー
ド時にはMH方式によって圧縮処理又は伸長処理を行
い、2色モード時においては本発明に係る符号化方式
(以下「本発明方式」という)によって圧縮処理又は伸
長処理を行う。
【0029】画像メモリ156は、A3サイズの原稿1
ページをファインモード[(8画素/mm)×(7.7
画素/mm)]で読み取った画像データD2を格納可能
であり、且つ、1ライン毎に色データを格納するサイン
ビットが設けられている。色データは、2色モード時に
おいて黒色と赤色とを識別するためのものであり、サイ
ンビットが「0」の場合には黒色、「1」の場合には赤
色を表す。画像データの圧縮の際にはサインビットに応
じた圧縮データ(符号データ)に変換され、また記録
(印字)の際にはサインビットに応じた色で記録され
る。
【0030】図9は画像信号処理部20のブロック図で
ある。画像信号処理部20は、光電変換素子16,17
の各光電変換信号S16,S17をそれぞれ所定ビット
数の画像データに量子化するA/D変換器201,20
2、露光ランプ11の配光ムラや光電変換素子16,1
7の各画素間の感度差を補うためのシェーディング補正
部211,212、各画像データの副走査方向の位置ズ
レを補うためのラインメモリからなる位置補正部22
1、各画像データに基づいて原稿の画素の色を判別する
色判別ROM231、及び、光電変換信号S16に対応
する画像データを2値化した画像データD2とこれに対
応付けた色データDCとを出力する2値化編集部241
からなる。
【0031】図10は印字処理部40のブロック図であ
る。印字処理部40は、色データDCに基づいて画像デ
ータD2の出力先を切り換える色分離セレクタ401、
2個のバッファ411,412、遅延メモリ421、半
導体レーザ61,62を駆動するためのLDドライバ4
31,432から構成されている。
【0032】画像データD2が第2色(赤色)に対応す
るときには、画像データD2は色分離セレクタ401か
らバッファ411を介してLDドライバ431へ送ら
れ、これに基づいて半導体レーザ61の駆動制御が行わ
れる。これに対し、画像データD2が第1色(黒色)に
対応するときには、上述したように感光体ドラム71上
の露光位置の違いに応じた遅延のために、画像データD
2はバッファ411及び遅延メモリ421を介してLD
ドライバ432へ送られ、これに基づいて半導体レーザ
62の駆動制御が行われる。
【0033】以上のように構成されたファクシミリ装置
1は、メモリ通信方法によってファクシミリ通信を行
う。つまり、ファクシミリ送信に際しては、発呼の以前
に原稿の読取り走査を行い、これにより画像信号処理部
20から出力される画像データD2を画像メモリ156
(図8参照)に格納し、これと並行して符号器146に
よってMH方式又は本発明方式で圧縮した圧縮データ
を、送信すべき画像情報として符号メモリ136に蓄え
る。
【0034】その後、ファクシミリ通信部30のNCU
(ネットワーク制御ユニット)302によって相手側装
置(受信側装置)を発呼し、相手側が受信可能状態にな
ると、符号メモリ136から読み出した圧縮データをモ
デム301で変調して通信回線へ送り出す。
【0035】図1は本発明に係る符号化方式(本発明方
式)の一例を説明するための図である。本発明方式は、
標準化された1次元符号化方式であるMH(モディファ
イドハフマン)方式において用いられる符号語(符号デ
ータ)を用い、その中の特定の符号語の組み合わせによ
って色情報を表すようにしたものである。また、それら
符号語の配列方法もMH方式の規定を満足するものであ
る。これによって、本発明方式により2色画像の画像デ
ータを圧縮した圧縮データは、MH方式によって単一色
画像の画像データとして復元可能である。その逆に、M
H方式により単一色画像の画像データを圧縮した圧縮デ
ータは、本発明方式によって単一色画像の画像データと
して復元可能である。
【0036】つまり、本発明方式では、図1(a)に示
すように、白色からなる1ライン(白ライン)は、EO
Lコードに続いて、白ラン「1728」を示す符号語
(「白1728」で示す)及び白ラン「0」を示す符号
語(「白0」で示す)とによって表される。また、図1
(b)に示すように、黒色からなる1ライン(黒ライ
ン)は、EOLコードに続いて、白ラン「0」を示す符
号語、黒ラン「1728」を示す符号語(「黒172
8」で示す)、及び黒ラン「0」を示す符号語(「黒
0」で示す)とによって表される。
【0037】さらに、図1(c)に示すように、赤色か
らなる1ライン(赤ライン)は、EOLコードに続い
て、白ラン「0」を示す符号語、黒ラン「0」を示す符
号語、白ラン「0」を示す符号語、黒ラン「1728」
を示す符号語、及び黒ラン「0」を示す符号語とによっ
て表される。なお、図示はしないが、FILLコードな
ども必要に応じて挿入される。
【0038】ここで、白ラン「0」を示す符号語と黒ラ
ン「0」を示す符号語との連続する配列(「白0黒
0」)が、色情報CIを示すものであり、色情報CIを
有するラインは赤ラインであると定められている。この
色情報CIは、通常のMH方式における圧縮データの中
には出現することがないので色情報であることを一意的
に定めることができ、且つ、この色情報CIをMH方式
により伸長した場合にはランが「0」である空の画像デ
ータとなって単に無視されるのみであるから、これらの
両方式の間では互換性を有している。
【0039】したがって、この場合には、色情報CIが
出現した後の黒ラン「1728」を示す符号語は、同一
長さの赤ドットを示すこととなるのである。したがっ
て、複数の赤ラインを表すには、それが連続する場合で
あっても、各赤ライン毎に、EOLコードに続いて色情
報CIを挿入することとなる。
【0040】これに対して、ラインの色が赤色と黒色と
で入れ替わる場合に色情報CIを挿入すると定めておく
こともできる。このようにすると、同一の色のラインが
連続する場合には、最初のラインにのみ、色情報CIを
図1(c)に示すように挿入することとなり、後のライ
ンには色情報CIを挿入する必要がなくなり、符号語の
個数が減少して圧縮率が向上する。
【0041】また、1ライン内において、白ドットと黒
ドット、又は白ドットと赤ドットが表れる場合には、色
情報CIによって当該ラインの色を指定した後、白ラン
を示す符号語と黒ランを示す符号語とを適当に配列する
ことによって、それぞれのラン長と位置とを表すことが
できる。
【0042】また、上述のように色情報CIを「白0黒
0」としておくと、MH方式ではEOLコードの後に必
ず白ランの符号語がくるので、その白ランを色情報CI
の最初の「白0」と兼用できることが多く、符号語の個
数の減少が図られる。
【0043】しかし、色情報CI自体を種々変更するこ
とはもちろん可能である。次に、色情報CIを「黒0白
0」とした場合について説明する。図2は本発明に係る
符号化方式の他の例を説明するための図である。
【0044】図2において、色情報CIは「黒0白0」
の配列によって表され、ラインL2における赤の60ド
ットは、色情報「黒0白0」と、その後の黒ラン「6
0」を示す符号語(「黒60」)とによって表されてい
る。
【0045】また、上述した例は、いずれもサインビッ
トによってライン毎に色指定が行われたものであるが、
画素毎に色指定が行われた場合においても、本発明方式
による圧縮及び伸長が可能である。これについて図3に
基づいて簡単に説明する。なお、その場合には、例えば
画像メモリ156を2フレーム設け、そのうちの1フレ
ームに色データを画素単位で格納しておく必要がある。
【0046】図3は本発明に係る符号化方式の他の例を
説明するための図である。図3において、色情報CIは
「黒0白0」の配列によって表され、ラインL3におけ
る赤の151ドットは、赤から黒又は黒から赤への色変
換を意味する色情報「黒0白0」と、その後の黒ラン
「128」及び黒ラン「23」を示す符号語とによって
表されている。
【0047】また、ラインL4における赤の327ドッ
トは、色変換を意味する色情報「黒0白0」と、その後
の黒ラン「320」及び黒ラン「7」を示す符号語とに
よって表され、その直後の黒の331ドットは、色変換
を意味する色情報「黒0白0」と、その後の黒ラン「3
20」及び黒ラン「11」を示す符号語とによって表さ
れている。つまり、この場合には、色情報が出現する度
毎に黒と赤との間で色変換が行われることとなる。
【0048】また、白ラン「0」、黒ラン「0」以外の
符号を色情報CIに用いることもできる。例えば、図4
に示すように、黒ラン「1」を示す符号語と白ラン
「0」を示す符号語とで色情報CIを表し、この色情報
CIと黒ラン「x−1」(xはラン長を表す整数)を示
す符号語との配列によって赤ラン「x」を表してもよ
い。つまり、この場合には、色情報CIの構成要素であ
る黒ラン「1」が色変換後の赤ランの構成要素となり、
残りの赤ランが白ラン「0」に続いて表されることとな
る。図4の例では、赤の135ドットを表すために、し
たがってx=135の場合に、黒ラン「1」、白ラン
「0」、黒ラン「128」、黒ラン「6」によって黒ラ
ン「x」を表している。
【0049】次に、フローチャートに基づいてファクシ
ミリ通信を制御するCPU106の動作を説明する。図
11はCPU106の概略の動作を示すメインフローチ
ャートである。
【0050】送信の場合には、動作モードを送信モード
とした後、送信データ処理、及びデータ送出処理を順に
実行する(ステップ#1〜ステップ#4)。また、受信
の場合には、動作モードを受信モードとした後、受信デ
ータ処理、及び記録処理を順に実行する(ステップ#5
〜ステップ#8)。
【0051】図12は送信データ処理のフローチャート
である。まず、画像信号処理部20から送られてきた1
ページ分の画像データを画素毎に画像メモリ156に書
き込む(ステップ#11)。
【0052】次に、2色モードのときは(ステップ#1
2でイエス)、画像メモリ156から1ライン分の画像
データを符号器146へ転送し(ステップ#13)、さ
らに色データを符号器146へ転送する(ステップ#1
4)。
【0053】そして、本発明方式によって圧縮処理を行
い(ステップ#15)、得られた圧縮データを符号メモ
リ136へ書き込み(ステップ#16)、さらに次の1
ライン分の画像データに対して順次同様の処理を行う。
【0054】2色モードでないときは、画像メモリ15
6から1ライン分の画像データを符号器146へ転送し
(ステップ#18)、MH方式によって圧縮処理を行っ
て圧縮データを作成し(ステップ#19)、得られた圧
縮データを符号メモリ136へ書き込み(ステップ#2
0)、さらに次の1ライン分の画像データに対して順次
同様の処理を行う。
【0055】図13は圧縮処理のフローチャートであ
る。まず、EOLコードを作成して符号メモリ136に
書き込む(ステップ#31)。次に、第1画素が白画素
であるか否かをチェックし(ステップ#32)、白画素
でない場合には、白ランを示す符号語(圧縮データ)か
ら始めるために、白ラン「0」を示す圧縮データを符号
メモリ136に書き込む(ステップ#33)。
【0056】そして、サインビットからの色データをチ
ェックし、黒ラインか否かを判断する(ステップ#3
4)。黒ラインである場合には(ステップ#34でイエ
ス)、画素列をチェックし(ステップ#35)、白画素
である場合には、そのラン長を確定した後(ステップ#
36)、MH方式の符号表に基づいて白ランの圧縮デー
タを生成して符号メモリ136に書き込み(ステップ#
37)、これらの処理を繰り返す。白画素でない場合、
つまり黒画素である場合には、同様にそのラン長を確定
した後(ステップ#39)、黒ランの符号語を生成して
符号メモリ136に書き込む(ステップ#40)。
【0057】また、黒ラインでない場合には(ステップ
#34でノー)、色情報CI(例えば「黒0白0」)を
符号メモリ136に書き込み(ステップ#41)、ラン
長を確定した後(ステップ#39)、黒ランの圧縮デー
タを生成して符号メモリ136に書き込む(ステップ#
40)。
【0058】図14はデータ送出処理のフローチャート
である。NCU302によって相手側装置を発呼して回
線の接続を行った後(ステップ#51)、符号メモリ1
36にから読み出した圧縮データをモデム301で変調
して通信回線へ送り出し(ステップ#52)、伝送が終
了すると被呼側との回線接続を解除する後処理(ステッ
プ#53)を実行する。
【0059】図15は受信データ処理のフローチャート
である。まず、受信した圧縮データを符号メモリ136
に書き込む(ステップ#61,62)。2色モードであ
る場合には(ステップ#63でイエス)、圧縮データを
符号メモリ136から符号器146へ転送する(ステッ
プ#64)。
【0060】そして、本発明方式によって伸長処理を行
い(ステップ#65)、符号器146の内部のラインバ
ッファ内に1ライン分の画像データが得られると(ステ
ップ#66でイエス)、当該ラインの色データを画像メ
モリ156のサインビットに転送し(ステップ#6
7)、画像データを画像メモリ156に転送し(ステッ
プ#68)、次の1ライン分の画像データに対して順次
同様の処理を行う。
【0061】2色モードでない場合は、圧縮データを符
号メモリ136から符号器146へ転送し(ステップ#
70)、MH方式によって伸長処理を行い(ステップ#
71)、1ライン分の画像データが得られると(ステッ
プ#72でイエス)、画像データを画像メモリ156に
転送し(ステップ#68)、次の1ライン分の画像デー
タに対して順次同様の処理を行う。
【0062】図16は伸長処理のフローチャートであ
る。まず、EOLコードを検出し(ステップ#81)、
色フラグとして「0」をセットして黒色に初期設定する
(ステップ#82)。
【0063】そして、圧縮データに基づいて白ランの符
号表を検索し、白のラン長を検出してその結果のドット
データ(画像データ)をバッファメモリに書き込む(ス
テップ#83)。
【0064】次に黒データの伸長を行なう。圧縮データ
の中に色情報CI(例えば「黒0白0」)がある場合に
は(ステップ#84でイエス)、色フラグのビット状態
を変更し(ステップ#88)、色情報がない場合には変
更することなく、圧縮データに基づいて黒ランの符号表
を検索し、黒のラン長を検出してその結果のドットデー
タをバッファメモリに書き込む(ステップ#86,8
7)。その場合に、色フラグが「0」のときには黒のド
ットデータとして(ステップ#86)、色フラグが
「1」のときには赤のドットデータとして(ステップ#
87)、それぞれ書き込む。1ライン分のドットデータ
がそろうとリターンする。
【0065】図17は記録処理のフローチャートであ
る。画像メモリ156に書き込まれた画像データを1ペ
ージ分だけ読み出して印字処理部40へ送る(ステップ
#91)。
【0066】画像データの送り出しが正常に終了する
と、圧縮データを消去する(ステップ#93)。正常に
終了しなかった場合にはそのままリターンする。図18
は図12のステップ#15の圧縮処理の他の例を示すフ
ローチャートである。このフローチャートは、画像デー
タに対して画素単位で色指定が行われている場合の圧縮
処理を示す。
【0067】まず、EOLコードを作成して符号メモリ
136に書き込む(ステップ#101)。次に、色フラ
グとして「0」をセットして黒色に初期設定する(ステ
ップ#102)。
【0068】第1画素が白画素であるか否かをチェック
し(ステップ#103)、白画素でない場合には、白ラ
ン「0」を示す符号語を符号メモリ136に書き込む
(ステップ#104)。
【0069】次に、画素列をチェックし(ステップ#1
05)、白画素である場合には、そのラン長を確定した
後(ステップ#106)、MH方式の符号表に基づいて
白ランの圧縮データを生成して符号メモリ136に書き
込み(ステップ#107)、これらの処理を繰り返す。
白画素でない場合には、サインビットの色データによっ
て黒か赤かを判断し(ステップ#109)、黒の場合に
は、色フラグが「0」でない場合にそれを「0」とし、
且つ色情報CIを符号メモリ136に書き込み(ステッ
プ#111,112)、ラン長を確定した後(ステップ
#113)、黒ランの圧縮データを生成して符号メモリ
136に書き込む(ステップ#114)。
【0070】色データが赤を表している場合には(ステ
ップ#109でノー)、色フラグが「1」でない場合に
それを「1」とし且つ色情報CIを符号メモリ136に
書き込み(ステップ#116,117)、同様の処理を
行う。
【0071】上述の実施例によれば、相手側装置がMH
方式の装置であっても、本発明方式で2色画像の画像デ
ータを圧縮した圧縮データを送信して相手側装置におい
て伸長することができ、且つ相手側においてMH方式で
圧縮した圧縮データをファクシミリ装置1において本発
明方式により伸長することができる。つまり、本発明方
式のファクシミリ装置1は、2色画像の受信が不可能な
MH方式のファクシミリ装置との間で正常な伝送が可能
である。
【0072】上述の実施例においては、黒色と赤色とか
らなる2色画像の送受を行うものとして説明したが、黒
色と青色、又は青色と赤色などの任意の2色の組み合わ
せからなる画像の送受を行うようにしてもよい。また、
2色以上の色数、例えば3色又はフルカラーの画像デー
タに対しても適用可能である。本発明に係る符号化方式
は、ファクシミリ以外にも適用可能である。
【0073】
【発明の効果】本発明によると、ファクシミリによって
カラー画像の画像情報を伝送した場合に相手側がカラー
画像の受信が可能か否かにかかわらず正常な伝送を行う
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る符号化方式の一例を説明するため
の図である。
【図2】本発明に係る符号化方式の他の例を説明するた
めの図である。
【図3】本発明に係る符号化方式の他の例を説明するた
めの図である。
【図4】本発明に係る符号化方式の他の例を説明するた
めの図である。
【図5】本発明に係るファクシミリ装置の全体の構成を
示す断面正面図である。
【図6】図5の要部の構成を模式的に示す斜視図であ
る。
【図7】操作パネルの要部を示す平面図である。
【図8】ファクシミリ装置の制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】図8の画像信号処理部のブロック図である。
【図10】図8の印字処理部のブロック図である。
【図11】ファクシミリ通信を制御するCPUの概略の
動作を示すメインフローチャートである。
【図12】送信データ処理のフローチャートである。
【図13】圧縮処理のフローチャートである。
【図14】データ送出処理のフローチャートである。
【図15】受信データ処理のフローチャートである。
【図16】伸長処理のフローチャートである。
【図17】記録処理のフローチャートである。
【図18】圧縮処理の他の例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
CI 色情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村松 英男 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白又は黒を表す符号語を用いて画像データ
    の符号化を行う符号化方式において、 前記符号語の中の特定の符号語の組み合わせによって色
    情報を表すようにしたことを特徴とする符号化方式。
  2. 【請求項2】白又は黒を表す符号語を用いて画像データ
    の符号化を行う符号化方式において、 前記符号語の中の実質的に空の画像データに対応する符
    号語を含んだ特定の符号語の組み合わせによって色情報
    を表すようにしたことを特徴とする符号化方式。
JP4179871A 1991-10-25 1992-07-07 符号化方式 Pending JPH05199420A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4179871A JPH05199420A (ja) 1991-10-25 1992-07-07 符号化方式
US07/964,342 US6335801B1 (en) 1991-10-25 1992-10-21 Facsimile apparatus for transmitting color image data displayed according to combination of specific codewords

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-307102 1991-10-25
JP30710291 1991-10-25
JP4179871A JPH05199420A (ja) 1991-10-25 1992-07-07 符号化方式

Publications (1)

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE406407B (sv) * 1975-11-25 1979-02-05 Hell Rudolf Dr Ing Gmbh Forfarande for digital loplengdkodning med redundansreduktion for overforande av binert kodade bildinformationer
US4363036A (en) * 1981-03-16 1982-12-07 Ncr Canada Ltd - Ncr Canada Ltee Method and apparatus for compressing digital data using non-adaptive predictive techniques
JPS61238171A (ja) 1985-04-15 1986-10-23 Canon Inc カラ−画像記憶装置
JPS62139474A (ja) 1985-12-13 1987-06-23 Ricoh Co Ltd カラ−フアクシミリ装置

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US6335801B1 (en) 2002-01-01

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