JPH05199265A - データ送/受信装置 - Google Patents

データ送/受信装置

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JPH05199265A
JPH05199265A JP4203993A JP20399392A JPH05199265A JP H05199265 A JPH05199265 A JP H05199265A JP 4203993 A JP4203993 A JP 4203993A JP 20399392 A JP20399392 A JP 20399392A JP H05199265 A JPH05199265 A JP H05199265A
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JP
Japan
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data
transmission
storage medium
transceiver
memory card
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Pending
Application number
JP4203993A
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English (en)
Inventor
Thomas Walter Schmocker
ウォルター シュモッカー トーマス
Ian Robert Cocks
ロバート コックス イアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CREATIVE PROD DESIGN Pty Ltd
Nutrition and Biosciences Australia Pty Ltd
Original Assignee
CREATIVE PROD DESIGN Pty Ltd
DuPont Australia Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 データ送/受信装置は、伝送用の伝送データ
を読取ることができかつ伝送されたデータの受信後にそ
のデータを記憶することのできるデータ記憶媒体1に相
互接続するデータ媒体インタフェース11と、このイン
タフェースに接続したプロセッサ手段12と、このプロ
セッサ手段に接続した通信ネットワークインタフェース
15とを具えている。通信ネットワークインタフェース
15は、伝送データを搬送する通信ネットワーク4とデ
ータ送/受信装置とを相互接続し、プロセッサ手段12
はデータ記憶媒体1と通信ネットワーク4との間におけ
る伝送データの転送を制御する。 【効果】 伝送データを既知のコンピュータシステムを
用いてデータ記憶媒体にアップロードさせたり、記憶媒
体からダウンロードさせたりすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの伝送および/
または受信装置、特に伝送用データを受信し、かつその
受信データを携帯式のディジタル記憶媒体に記憶するよ
うな装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信チャネルでデータを伝送したり、受
信したりするのに用いられる装置は周知である。その種
の装置にはテレックスマシンがあり、これは伝送用デー
タをマシンにタイプしてから、通常電話通信リンクで伝
送している。進歩したテレックスマシンはコンピュータ
から直接データソースを取出して、一旦ソースファイル
を作ってから、そのデータを伝送する。同様に、受信し
たデータはソースファイルに直接記憶させることができ
る。
【0003】最近では、データをテレックスマシンより
もずっと速い速度で伝送するファクシミリ伝送マシンが
用いられており、一般にこれらのファクシミリマシン
は、データを1枚の被走査用紙に入力させて、走査デー
タを電話線の如き通信リンクで伝送する必要がある。さ
らに近頃は、中間の紙使用段階をなくしてファクシミリ
メッセージを伝送したり、受信したりすることのできる
コンピュータシステムが開発されている。自動テレック
スに似たこの装置はコンピュータをデータソースとし、
それからデータを送信する。
【0004】上記従来の各装置では、コンピュータを通
信チャネルと直接インタフェースする必要があり、これ
は通常データモデムにより行われ、このモデムは一般に
RS232構成のコンピュータ直列データを通信リンク
に直接供給できる信号に変換する。スタンドアロンのフ
ァクシミリマシンでは、それにデータモデムを含ませて
いる。データモデムは、特にパーソナルコンピュータに
使用するのが有利であり、しかもそれはパーソナルコン
ピュータに組込むことのできるプリント回路カードとし
てか、または通信リンクとパーソナルコンピュータとの
間に接続するスタンドアロンデバイスとして用いること
ができる。
【0005】しかし、最近は、実質上携帯式で、電力消
費量が少ないラップトップコンピュータとして知られて
いるパーソナルコンピュータが開発されている。ラップ
トップコンピュータのさらに進んだものが所謂ノートブ
ックPCであり、これはディスプレイ、通常液晶ディス
プレイが電子ペンを用いるデータ入力装置としても機能
する以外はラップトップパーソナルコンピュータと同じ
ように作動する。データはディスプレイを見ながら記憶
され、かつ編集される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、既知
のコンピュータシステムを用いてデータ記憶媒体に伝送
データをアップロードさせたり、記憶媒体から伝送デー
タをダウンロードさせたりすることのできるデータ送/
受信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、伝送データを
伝送用に読取ったり、および/または受信後に伝送デー
タを記憶することのできるデータ記憶媒体とデータ送/
受信装置とを相互接続するデータ媒体インタフェース
と;該データ媒体インタフェースに接続したプロセッサ
手段と;該プロセッサ手段に接続した通信インタフェー
ス;とを具え、前記通信インタフェースが、前記伝送デ
ータを搬送する通信リンクと前記装置とを相互接続し、
前記プロセッサ手段が前記データ記憶媒体と前記通信リ
ンクとの間およびその逆に通信リンクとデータ記憶媒体
との間の前記伝送データの転送を制御するようにしたこ
とを特徴とするデータ送/受信装置にある。
【0008】一般に、データ記憶媒体はディスケットま
たはメモリカードの如き携帯式の媒体である。
【0009】また、データ送/受信装置も携帯式のもの
で、しかもバッテリ電源により付勢される。さらに、通
信リンクは電話線、無線チャネルまたは光学チャネルの
如き既知の通信リンクとすることができる。
【0010】さらに詳述すると、前記データ記憶媒体を
ディスケット,メモリカード,ハードディスク,磁気テ
ープ,スマートカード,バブルメモリユニットおよびE
EPROMカードからなる群から選択したものとするこ
とができる。
【0011】前記メモリカードをPCMCIA標準規格
に従って構成することができる。
【0012】前記装置を携帯式で、バッテリ電源により
付勢されるものとすることができる。
【0013】前記通信リンクを無線チャネル,光学チャ
ネル,公衆交換電気通信ネットワーク,統合サービスデ
ィジタルネットワーク,ワイドエリアネットワーク,ロ
ーカルエリアネットワークからなる群から選択したもの
とすることができる。
【0014】前記光学チャネルを赤外リンクおよび/ま
たは光ファイバリンクとすることができる。
【0015】前記無線チャネルをサテライトリンク,マ
イクロウェーブリンクおよびセル方式電話網からなる群
から選択したものとすることができる。
【0016】前記通信インタフェースが、前記通信リン
クで搬送される前記伝送データを変調および/または復
調するためのデータモデムおよび該モデムを前記通信リ
ンクにインタフェースするアダプタを具えているものと
することができる。
【0017】さらに、前記装置をコンピュータシステム
に直接接続できるようにするコンピュータインタフェー
スも具え、これにより前記伝送データを前記データ記憶
媒体に中間記憶させる必要なしに、前記コンピュータシ
ステムからデータを直接伝送したり、前記コンピュータ
システムにデータを直接受信させたりすることができる
ようにしてもよい。
【0018】ここで、前記装置を前記コンピュータシス
テムにより前記コンピュータインタフェースを介して初
期化するようにすることができる。
【0019】前記コンピュータシステムにより初期化す
るのに用いられるリアルタイムクロックも具え、前記伝
送データの送/受信の時間を記録できるようにすること
ができる。
【0020】さらに、前記伝送データの宛先およびソー
スと、選択可能な伝送コードを識別するために、前記伝
送データと一緒に伝送パラメータを前記データ記憶媒体
に記憶してもよい。
【0021】さらに、前記装置が前記プロセッサ手段用
のフリーメモリとして前記データ記憶媒体内のフリーメ
モリを利用できるようにしてもよい。
【0022】さらに、前記プロセッサ手段に関連し、か
つ該プロセッサ手段に適用できる前記伝送データおよび
/または伝送パラメータを一時的に記憶させるのに用い
られるフリーメモリ手段も具えてもよい。
【0023】さらに、前記装置の送/受信状態を示すの
に用いられ、かつ送/受信の開始および終了をユーザに
制御させるユーザインタフェースも具えてもよい。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0025】図1を参照するに、ここには中央処理ユニ
ット(CPU)12に接続したデータ媒体インタフェー
ス11を具えているデータトランシーバ10を示してあ
る。CPU12はユーザインタフェース13およびデー
タモデム14にも接続し、データモデム14は通信ネッ
トワークインタフェース15に接続する。通信ネットワ
ークインタフェース15は通信ネットワーク4への接続
用に用いられる。データトランシーバ10はデータ媒体
インタフェース11を介して図示のようなメモリカード
2またはディスク3の如き携帯式のデータ記憶媒体1に
接続することができる。好ましくは、PC通信インタフ
ェース17も設け、これによりCPU12とパーソナル
コンピュータ(PC)または同様な装置との間を相互接
続し得るようにする。
【0026】この装置を用いることにより、伝送しよう
とするデータをデータ記憶媒体1に記憶させることがで
き、データの伝送時にはデータ記憶媒体1をデータ媒体
インタフェース11に装填して、CPU12の制御下に
てデータトランシーバ10がそのデータを通信ネットワ
ーク4で伝送する。同様に、このデータトランシーバ1
0は通信ネットワーク4からデータを受信して、そのデ
ータをデータ記憶媒体1に記憶させることができる。次
いで、このデータ記憶媒体1をデータトランシーバ10
から引出すことができる。
【0027】このように、例えば以後コンピュータシス
テムと称するようなメインフレームコンピュータ,パー
ソナルコンピュータ,ラップトップコンピュータまたは
ノートブックPCを用いてデータ記憶媒体1に伝送用の
メッセージをプログラムし、この記憶媒体1をコンピュ
ータシステムから取出して、それをデータトランシーバ
10に装填することができる。同様に、受信したメッセ
ージは、データ媒体インタフェース11からデータ記憶
媒体1を取出し、それをコンピュータシステムに装填す
ることにより、このコンピュータシステムを用いて見る
ことができる。
【0028】この出願の出願日の時点において利用でき
る技術では、データ記憶媒体1を31/2 インチディスク
の如きこの技術分野において既知のフロッピーディスク
3とすることができる。このようなディスク3を用いる
場合、データ媒体インタフェース11はディスク3から
データを読取ったり、ディスク3にデータを書込むこと
のできるディスクドライブとする。しかし、ディスクド
ライブは電力をかなり消費するために、このような装置
は好ましくない。
【0029】図示の装置は特にメモリカード2を使用す
るものであり、この場合にはデータ媒体インタフェース
11をメモリカードアダプタとし、これによりメモリカ
ード2をCPU12に直接接続する。
【0030】メモリカード2の如きデバイスは既知であ
り、これは本来寸法が約100mm×60mm×4mm
のカード状のデバイスに組込んだランダムアクセスメモ
リ(RAM)で構成する。メモリカード2は不揮発性R
AMに相当し、これはデータを一旦ロードしたら、イン
タフェース装置から引出して、フロッピーディスクと同
様に他の装置に移すことができる。
【0031】最近PCMCIA(パーソナル コンピュ
ータ メモリ カード国際協会)の標準規格が進展され
て、記憶容量が約64メガバイトまでのメモリカードを
開発できるようになった。このようなメモリカードの記
憶容量は従来のフロッピーディスクよりも遥かに大き
く、データの読取りおよび書込み用のアクセス時間もか
なり速い。また、このようなメモリカードはピンとソケ
ットとのコネクタを利用し、ディスクドライブの如き駆
動機構は必要としない。従って、メモリカードはデータ
を読取ったり、記憶したりするのに必要とされる電力以
外はほとんど電力を消費しない。さらに、メモリカード
はノートブックPCの多機能性および携帯性をかなり高
めている。
【0032】データ記憶媒体は上述したようなフロッピ
ーディスクおよびメモリカード以外に、例えば取外し可
能なハードディスク,記憶テープ,スマートカード,バ
ブルメモリユニットおよびEEPROMカードならびに
将来開発されるであろう不揮発性の携帯式記憶媒体の如
きものとすることもできる。
【0033】通信ネットワークインタフェース15は、
データトランシーバ10を通信ネットワーク4に接続す
るのに必要とされる適切な機能的、物理的および安全性
の諸要求を規定する。通信ネットワーク4は、例えば公
衆交換電気通信ネットワーク(PSTN)とすることが
できるが、これは統合サービスディジタルネットワーク
(ISDN),サテライトリンク,赤外リンク,ローカ
ルエリアネットワーク,ワイドエリアネットワーク,マ
イクロ波リンク,光ファイバリンクおよびRFリンクま
たはセル方式電話ネットワークの如き他の伝送媒体とす
ることもできる。
【0034】CPU12はデータ媒体インタフェース1
1およびデータモデム14を含むデータトランシーバ1
0の作動を制御する。CPU12はデータ記憶媒体1に
内在する構成ファイルからセットアップデータを取出す
べく作用し、この情報を用いて伝送すべきファイル,ダ
イヤルすべき電話番号の如き伝送データの宛先,ダイヤ
ルフォーマットおよび他の関連情報を決定する。CPU
12はモデム14およびネットワークインタフェース1
5を制御して、呼出しを開始し、通信ネットワーク4へ
のリンクを設定する。次いでデータをデータ記憶媒体1
から通信ネットワーク4で宛先に伝送することができ
る。
【0035】データを受信する場合にも同じように作動
するが、この場合、CPU12は受信呼出しに答えるべ
くモデム14および通信ネットワークインタフェース1
5を制御して、データ記憶媒体1に記憶させるデータを
受信する。
【0036】送信および受信のいずれの場合にもログフ
ァイルをデータ記憶媒体1に記憶させ、ユーザがコンピ
ュータシステムでデータの接続時間、接続状態、データ
の転送のサイズおよび他の関連データを含む伝送情報を
見ることができるようにするのが好適である。
【0037】データモデム14は通信ネットワーク4を
モニタすると共に、必要な変調および復調回路機能に加
えて、呼出し進行機能をモニタする。モデム14には様
々な用途のために、通話,音楽およびビデオ用のディジ
タル化兼再生回路を含めることもできる。
【0038】データトランシーバ10は一般に中央処理
ユニット12により自動的に制御され、データ記憶媒体
1を装填すると、このデータトランシーバは通信ネット
ワーク4に物理的に接続され、記憶媒体1に記憶済みの
データが自動的に伝送される。従って、必要な制御情報
はいずれもデータ記憶媒体1の構成ファイルに予めプロ
グラムしておくため、ユーザインタフェース13はごく
簡単なもので済む。しかし、一般にユーザインタフェー
ス13には状態指示灯を設けて、これによりデータの送
・受信状態をユーザに示したり、このユーザインタフェ
ースにデータの送・受信を手動で行ったり、中止したり
するスイッチを設けることもできる。
【0039】データトランシーバ10は、その内部の様
々な部品に接続する電源16から電力を受電し、この携
帯式の好適例では電源16をバッテリとする。他の例で
は電源を通信ネットワーク4から直接取出すことがで
き、またデータトランシーバ10が携帯式のものでない
場合には、後に説明するように、電源16を幹線電源か
ら取出すことができる。電源はこれらを組合せたものと
することもできる。
【0040】バッテリ電源を内蔵する携帯式の例では、
電源16に、データ記憶媒体1の装填時にのみデータト
ランシーバ10を付勢して、通信ネットワーク4に接続
する回路を組込む。これによりデータトランシーバがデ
ータを正しく伝送したり受信したりするようになるまで
バッテリの電力を保存することができる。
【0041】PC通信インタフェース17を設ける場合
には、これによりCPUおよび他の関連する必要な回路
部品を初期化する。また、インタフェース17はデータ
トランシーバ10を送・受信用のコンピュータシステム
に直接接続できるようにするため、伝送データを記憶媒
体1に記憶させる必要がない。このように使用する場
合、データトランシーバ10は従来のデータモデムに相
当する方法で作動する。
【0042】図2はPCMCIA規格に基づくメモリカ
ード20を受入れ、PSTNの一部をなす電話線30に
接続すべく構成した携帯式データトランシーバ100の
特定例を示す。
【0043】図2に示すように、PCMCIAメモリカ
ード20はパーソナルコンピュータ,ラップトップおよ
びノートブックPCに接続できる標準化したデバイスを
示す。この標準メモリカード20は不揮発性ランダムア
クセスメモリ(RAM)21と制御回路22を具えてお
り、この各々は接続ピン24のストリップに接続する。
この方法では、メモリカード20は、一方のコンピュー
タシステムから他方のコンピュータシステムにデータを
転送することができる携帯式RAMとして作用する。一
般に、既存のコンピュータシステムはMS−DOS(登
録商標名)か、Windows 3(登録商標名)環境
のいずれか、または双方の如き専有のソフトウェアを用
いてデータファイルを作製する。
【0044】データを伝送する場合に、ユーザはメッセ
ージファイルを作り、これをメモリカード20に記憶さ
せる。ユーザはデータの伝送宛先(例えば、ダイヤルす
べき電話番号)や、トランシーバ100を作動させて、
どのデータファイルを伝送すべきかを決める伝送モード
ならびにデータ速度の如き伝送情報のような必要なセッ
トアップ情報を含む構成ファイルも作製する。次いで、
メモリカード20をコンピュータシステムから取出し、
それをトランシーバ100のメモリカードアダプタ11
0に装填する。このメモリカードアダプタ110はメモ
リカード20のピンストリップ24につがうソケットス
トリップ112を具えている。ソケットストリップ11
2はデータバス132,アドレスバス134および制御
バス135に相互接続し、これらのバスはマイクロプロ
セッサユニット(MPU)130に接続する。制御論理
ユニット131はメモリのデコーディングをすると共に
周辺装置をMPU130に相互接続するのに必要な他の
機能をする。
【0045】データモデム150はバス132,134
および135に接続し、これはデータバス132からデ
ータを受取って、その並列データを伝送用に直列データ
に変換する変換器152を具えている。データを伝送す
る場合には、直列データを周波数変調器または移相変調
器の如き変調器154に出力させてから、電話線アダプ
タ160へと供給する。電話線アダプタ160は電話線
30をトランシーバ100の残りの電子回路から隔離す
るのに必要な回路を具えている。このようなアダプタ1
60およびデータモデム150はデータモデムの当業者
には周知のものである。
【0046】データモデム150は復調器156も具え
ており、これはトランシーバ100が電話線30から情
報を受信するときに作動する。復調器156からの直列
データは並列データに変換されてからデータバス132
に出力されて、RAM21に記憶される。
【0047】MPU130は単一チップのマルチ機能デ
バイスとするのが好適であり、このような例としては多
くのものが知られている。一般にMPU130は読取専
用メモリ(ROM)136を具えており、これには制御
プログラムを記憶し、これはトランシーバ100の作動
を制御するのに用いられる。なお、図1に示した電源1
6の如き電源は図2には図示してない。このような電源
を相互接続することも当業者には明らかである。
【0048】トランシーバ100はRAM181を具え
ており、これはRAM21における利用できるスペース
とは別に、データのバッファリング、誤り検出/補正お
よび他の一時記憶用に用いることができる。永久記憶を
必要とするも、ユーザが変更することのできる構成パラ
メータは不揮発性RAM(NVRAM)またはEEPR
OM183に保有させることができる。
【0049】また、リアルタイプクロック(RTC)1
82を設けて、全ての伝送および受信ファイルに時間/
日付を付けることができる。このクロック182はMP
U130の直列チャネルポート171と、レベル変換器
172と、通信コネクタ173(これらはいずれも当業
者に既知である)とによって形成される通信インタフェ
ースを介してコンピュータシステムへの直接結線により
セットすることができる。
【0050】バス132,134および135にはユー
ザインタフェースアダプタ140も接続し、これにより
2色の光を放つ発光ダイオード(LED)143,14
4および145と、押しボタンスイッチ141および1
42の如きユーザインタフェース部品をバスと相互接続
する。LED143〜145は図2に示すように2色に
発光させて、トランシーバ100の該当する状態をユー
ザに知らせるのが好適である。押しボタンスイッチ14
1および142によりトランシーバ100を手動制御す
ることができ、この場合には、(前述した)構成ファイ
ルはメッセージの伝送または受信を自動的には行わな
い。メモリカードがアダプタ110に装填されていない
場合には、“パワー”LED143が緑に発光し、他の
LED144および145はオフ状態にある。
【0051】伝送 メモリカード20をアダプタ110に装填すると、MP
U130は構成ファイルおよび/または必要なデータフ
ァイルの双方を完全を期するためにチェックし、確認し
たら、LED144が緑に発光して、「準備完了」であ
ることを示す。データファイルおよび構成ファイルの誤
りは、その誤りを示す赤色に閃光するLED144によ
って指示される。このようなことが起ると、好ましくは
MPU130内に設けたリアルタイムクロックから通常
得られる適当な日付と時間がメモリカード20のログフ
ァイルに書込まれ、これは後にコンピュータシステムに
よって読取ることができる。
【0052】次いで、メモリカード20の構成ファイル
がMPU130によって読取られ、自動伝送モードを可
能とする場合に、MPU130が電話線アダプタ160
に電話線30につなぐことを命令する。この命令が出る
と、LED143は「オンライン」を示す赤色に発光す
る。次に、構成ファイルによるか、またはいずれのダイ
ヤル呼出し法もセットアップできるデータモデム150
の内部切換えによってセットされるような10進ダイヤ
ル呼出しを用いて必要な番号をダイヤルする。
【0053】次にデータモデム150が電話線の他端の
受信装置とハンドシェークシーケンスを開始し、これら
が一旦完了すると、LED145は「伝送」を示す緑色
に発光する。このようになると、データは電話線30で
RAM21から宛先へと転送される。このデータ伝送の
完了時にLED145はターン・オフし、LED143
が緑色に戻り、LED144が伝送の完了を示す緑色に
閃光する。次いでメモリカード20を取出すことができ
る。
【0054】構成ファイルには、不良な伝送または回線
が得られる場合に、自動的にリダイヤルする処置を含め
ることができる。また、様々な宛先に伝送する多数のフ
ァイルをプログラムすることができ、これらのファイル
は上述したと同じように作動する。
【0055】トランシーバ100を用いて電話線30に
よりコンピュータシステムと直接通信する場合、最初に
ハンドシェークしたデータモデム呼出しは、追加のログ
−オンおよび制御スクリプトファイルをメモリカード2
0に記憶させる必要があること以外は同様に作動する。
【0056】受信端にて手動操作のファクシミリまたは
データモデムが用いられるために手動伝送が必要とされ
る場合には、メモリカード20に記憶させた構成ファイ
ルが手動フラグを含み、このようなフラグの読取時にト
ランシーバ100は、ダイヤル呼出しを必要とする際
に、ユーザがスタート/ストップボタン142を押して
伝送を開始する必要があること以外は上述したと同様な
シーケンスを辿る。例えば、トランシーバ100を標準
の送受器と直列または並列に接続する場合には、ユーザ
が電話で通常の方法でダイヤルすることにより電話線を
結線することができ、この電話回線によってファックス
またはデータモデムのトーン(信号音)を聴いてから、
スタートボタン142を押してデータ伝送を開始するこ
とができる。
【0057】受信 入り呼出しはメモリカード20をアダプタ110に装填
した際にトランシーバ100により受電できるだけであ
る。入り呼出しが受電されると、トランシーバ100は
メモリカード20の構成ファイルをチェックする。メモ
リカード20が装填されないか、またはメモリカード2
0が手動受信用にセットアップされている場合には、電
話線アダプタ160に並列または直列に接続された送受
器に入り呼出しが向けられる。
【0058】構成ファイルが自動受信命令を含んでいれ
ば、トランシーバ100は呼出しに答えて、ファックス
またはデータモデムトーン用の回線をモニタする。1秒
後にトーンが検出されなければ、呼出しが表明されるも
のとして、呼出し音を発呼者と、通常の呼出しとして答
えることのできる並列または直列接続した送受器との双
方に送出する。入り呼出し音が検出されると、LED1
43が「オンライン」を示す赤色に呼出音のリズムで閃
光し、これは1秒の回線モニタ期間中オンし続ける。L
ED143は自局の呼出音が発生される際にも赤色に閃
光する。
【0059】ファックスまたはデータトーンが検出され
る場合に、トランシーバ100はハンドシェークシーケ
ンスを開始して、伝送情報を受取り、この情報は日付、
時間および誤り情報を与えるログファイルと一緒にRA
M21に記憶される。LED145は「受信」を示すべ
く赤色に発光し、またLED143も呼出しが完了する
まで「オンライン」を示す赤色に発光し続ける。
【0060】手動呼出しの場合には、ユーザが呼出音で
自局の送受器を持ち上げて、ファックス/データモデム
呼出しを聴いてからスタートボタン142を押す必要が
ある。
【0061】図2に示すように、トランシーバ100は
中止(abort)ボタン141も具えており、これは
ユーザの要求に応じて送信または受信を停止するのに用
いる。
【0062】ファックス/データ転送に加えて、トラン
シーバ100には音声符号化/復号化回路を設けること
もでき、この回路は場合によってはモデム150内に含
ませる。この場合、トランシーバ100はファックス機
能以外に、電話応答マシーンとしてのあらゆる機能を果
すことができ、より一層円滑な統合サービスを図るのに
有利である。
【0063】デスク−トップ式のものでは、トランシー
バ100が入り呼出しに答え、ファックストーンが検出
されなければ、上述したように向きを変えるが、この場
合にトランシーバ100は附随の電話がプリセットした
呼出音の回数内にオフ−フックされなかった場合に呼出
しに答える。一旦応答すると、出メッセージをメモリカ
ード20から検索でき、入りメッセージはメモリカード
20に記憶される。メッセージは内部オーディオ回路お
よびトランスジューサによって記録/再生したり、音声
機能を装備したコンピュータシステムに転送することが
できる。
【0064】携帯式のものは寸法/電力消費量を減らす
ために自局の記録/再生回路なしで同じように機能す
る。
【0065】PC通信インタフェースはトランシーバ1
00を市販のユニットと同様に標準のオンラインデータ
/ファックスモデムとして作動させるのに用いることが
できる。“Hayes AT”およびTR29/EIA
−578の如き標準命令セットは第3者にデータ通信お
よびファックスソフトウェアを使用させて実行すること
ができる。
【0066】トランシーバ100には(例えば携帯式
の)他のトランシーバユニットからの入り呼出しの検出
時にファックス、データまたは音声メッセージを遠隔位
置に中継する能力を備えさせることができる。呼出しの
設定中および/またはその後に専有の命令シーケンスが
認識されると、遠隔PC/トランシーバは受信した状態
情報につき主ユニットに問合せ、主ユニットは遠隔ユー
ザの要求に応じて、見たり、または印刷したりするため
の選択ファイルを再送信する。この場合、元のファイル
は要求に応じて削除することができる。
【0067】トランシーバ10および100には任意の
通信チャネルを容易に設けることができ、また個々の携
帯ユニットとは別に、標準の送受器、有料電話、自動車
電話、コンピュータ、用紙作動のファクシミリマシンま
たは電気通信ネットワーク回線を含むものに組込むこと
ができる。このような例では、通信ネットワークインタ
フェース15または電話線アダプタ160は、トランシ
ーバ10または100を組込む装置に既に備わっている
ので、それらは省くことができる。装置の機能に応じ
て、データモデム14および150も必要とされないこ
とがある。
【0068】トランシーバ10および100は最近市販
されているデータ伝送装置に様々な利点を持たらす。メ
モリカード20の如きデータ記憶媒体1の使用により、
データの送/受信を行う際に、コンピュータシステムを
ケーブルまたは他の手段を介して電気通信リンクに接続
する必要がない。さらに、メモリカードの使用により、
伝送情報をハードコピーの形態で再生する必要なく、多
量の伝送情報を好都合なパッケージに記憶させることが
できる。また、トランシーバ10および100は電力消
費量が少ない小形のパッケージに構成することができる
ため、携帯性に優れ、しかも自動車電話装置ならびに公
衆電話および私用電話の如き他の低電力装置に使用する
ことができる。
【0069】図2に示すように、メモリカード20には
キーコードを含むことのできる読取専用メモリ(RO
M)23も設けることができる。このようにしてトラン
シーバ100は、ROM23におけるキーコードがMP
U130のROM136にある対応するキーコードと整
合または釣り合う場合にのみメッセージを伝送および受
信できるようにするのに用いることができる。例えば、
メモリカード20をアダプタ110に装填すると、MP
U130は直ぐにメモリカード20のキーコードを問合
せ、ROM136内に記憶されているキーコードと比較
する。これらのキーコードが一致する場合に、トランシ
ーバ100は伝送または受信できるようになる。このよ
うにすれば、メモリカード20のRAM21に記憶され
ているデータを、ROM23内にキーコードを所有して
いないユーザにより無数で読取られるのを防止できる。
【0070】キーコードはRAM21内にだけ記憶さ
せ、従って定期的に変えることもできる。このようにす
れば、メモリカード20にROM23を設ける必要がな
くなる。
【0071】トランシーバ100はRAM21のアクセ
ス能力が早いため、広範囲のデータ速度で作動する。例
えば電話方式では4800ボーおよび9600ボーが用
いられるが、RFまたは光学方式では遥かに高いデータ
速度、一般に100MHzまでのデータ速度を使用でき
る。
【0072】上述した実施例はデータ伝送システムに適
用でき、特に携帯式のデータ伝送手段を必要とするもの
に適用することができる。
【0073】本発明は上述した例のみに限定されるもの
でなく、幾多の変更を加え得ること勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ送/受信装置に適用するデ
ータトランシーバを示すブロック図である。
【図2】電話線に相互接続するのに好適な携帯式のデー
タトランシーバを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ記憶媒体 2 メモリカード 3 ディスク 4 通信ネットワーク 10 データトランシーバ 11 データ媒体インタフェース 12 中央処理ユニット 13 ユーザインタフェース 14 データモデム 15 通信ネットワークインタフェース 16 電源 17 PC通信インタフェース
フロントページの続き (71)出願人 592165392 クリエイティブ プロダクト デザイン プロプライエタリー リミテッド オーストラリア 3000 ヴィクトリア州 ウエストメルボルン スペンサー ストリ ート 617−643 スペンサー コート ビ ルディング 6 (72)発明者 トーマス ウォルター シュモッカー オーストラリア 2099 ニュー サウス ウェールズ州 ノース カール カール パー アベニュー 12 (72)発明者 イアン ロバート コックス オーストラリア 3335 ヴィクトリア州 ロックバンク タールトンズ ロード ロ ット 9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送データを伝送用に読取ったり、およ
    び/または受信後に伝送データを記憶することのできる
    データ記憶媒体とデータ送/受信装置とを相互接続する
    データ媒体インタフェースと;該データ媒体インタフェ
    ースに接続したプロセッサ手段と;該プロセッサ手段に
    接続した通信インタフェース;とを具え、前記通信イン
    タフェースが、前記伝送データを搬送する通信リンクと
    前記装置とを相互接続し、前記プロセッサ手段が前記デ
    ータ記憶媒体と前記通信リンクとの間およびその逆に通
    信リンクとデータ記憶媒体との間の前記伝送データの転
    送を制御するようにしたことを特徴とするデータ送/受
    信装置。
JP4203993A 1991-08-01 1992-07-30 データ送/受信装置 Pending JPH05199265A (ja)

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AU7559 1991-08-01
AU755991 1991-08-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009005410A (ja) * 2001-08-31 2009-01-08 Thomson Licensing 外部メモリ・アダプタを含む多機能モデム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009005410A (ja) * 2001-08-31 2009-01-08 Thomson Licensing 外部メモリ・アダプタを含む多機能モデム

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