JPH0519921A - キーボードユニツト - Google Patents
キーボードユニツトInfo
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- JPH0519921A JPH0519921A JP3196130A JP19613091A JPH0519921A JP H0519921 A JPH0519921 A JP H0519921A JP 3196130 A JP3196130 A JP 3196130A JP 19613091 A JP19613091 A JP 19613091A JP H0519921 A JPH0519921 A JP H0519921A
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Abstract
寸法が小さく、ボタン押下時に印加される静電雑音が電
子回路に入らず、従って誤動作を起こすことがないキー
ボードユニットを提供することを目的とする。 【構成】 プリント基板1上面に導電接点ゴム2及びパ
ネル4を設けると共に、上記パネル4に開口された複数
の孔に、プリント基板1の接点1aと導電接点ゴム2の
接点部2aを接触させるボタン3を上下動自在に嵌合し
たキーボードユニットにおいて、ボタン3に設けた抜け
止め用の係止部3aに対向する部位に、ボタン3を押し
たときに係止部3aが挿入される逃げ孔を形成し、プリ
ント基板1の接点1aの周囲にアースパターン5bを設
けることにより、基板上面からパネル上面までの厚さ寸
法を小さく出来、ボタン3押下時に印加される静電雑音
が、接点1aの周囲のアースパターン5bに伝導され
て、信号パターンへの静電雑音の伝導が防止され、静電
雑音による電子回路の誤動作を防ぐことができる。
Description
されるディーリングボードのキーボードユニットに関す
る。
リングボードは電話回線を使用して金融取引を行うこと
から、電話機能及びこの電話機能を利用するためのキー
ボードを有している。
このキーボードユニットには図10ないし図13に示す
ような操作ボタンが設けられている。
aとその下方に設けられた導電接点ゴムbとプリント基
板c及びプリント基板cを覆うように設けられたパネル
dよりなり、ボタンaは導電接点ゴムbの弾性により上
方へ付勢されていると共に、ボタンaの下部外周には係
止部eが突設されていて、この係止部eがパネルdの下
面に係合することにより、ボタンaがパネルdの孔fよ
り抜け外れないようになっている。
て、ボタンaを押圧するとストロークS下降して、導電
接点ゴムbに設けられた接点部gがプリント基板c上の
接点hに接触し、接点h間を導通させるようになってお
り、この状態でもボタンaの下端が導電接点ゴムbの上
面と接しないようこれらの間に隙間X2が設定されてい
る。
C、導電接点ゴムbの厚みBと、これらにボタンaのス
トロークSと隙間X2を加えた合計がプリント基板cの
上面からパネルd上面までの厚さ寸法Aとなる。
の側面断面及びボタンaを押した状態の側面断面を示す
もので、各操作ボタンの側方には、プリント基板cに開
口部iが設けられていて、この開口部iよりプリント基
板cの下側に設けられたディスプレイjが見られるよう
になっている。
プリント基板cの上面からパネルd上面までの厚さ寸法
Aが大きいため、ディスプレイjを斜め方向より見た場
合、視線Yが図13に示すようになっていて、ディスプ
レイjに視認不可範囲Zが生じてしまう。
及び図15に示すような操作ボタンも採用されている。
したポリエステルシートkにドーム形のボタンlを形成
したもの、また図15に示す操作ボタンはさらにその上
方にシリコーンゴムシートmを設けて、このシリコーン
ゴムシートmに別のボタンnを形成したもので、図10
に示す操作ボタンに比べてプリント基板cの上面からパ
ネルd上面までの厚さ寸法Aを大幅に縮小できる効果が
ある。
15に示す従来の操作ボタンでは、ボタンl、nのスト
ロークSがポリエステルシートの成形技術や寿命などか
ら、1mm程度にしかできず、ボタンl、nを押した際
の操作感触が悪いと共に、使用頻度の高いディーリング
ボードに使用した場合早期に消耗するなど信頼性に欠け
る欠点があった。
ント基板の上面からボタンの上面までの厚さ寸法が小さ
くなると、絶縁抵抗が小さくなり、ボタンを押下したと
きに印加される静電雑音が、図16に示す接点hの電極
に接続する信号パターンqに伝わり、スルーホールrか
らコネクタを介して電子回路に入り込み誤動作を起こす
という欠点があった。
になされたもので、プリント基板上面からパネル上面ま
での厚さ寸法が小さく、操作感触が良好な操作ボタンを
有し、かつボタン押下時に印加される静電雑音が電子回
路に入らず、従って誤動作を起こすことがないキーボー
ドユニットを提供することを目的とするものである。
成するために、プリント基板上に導電接点ゴム及びパネ
ルを設けると共に、パネルに開口された複数の孔に、プ
リント基板の接点と導電接点ゴムの接点部を接触させる
ボタンを上下動自在に嵌合したキーボードユニットにお
いて、ボタンに設けた抜け止め用の係止部に対向する部
位に、ボタンを押したときに係止部が挿入される逃げ孔
を形成し、プリント基板の接点の周囲にアースパターン
を設けた構成を有している。
止部が逃げ孔に挿入されて導電接点ゴムやプリント基板
に干渉せずに下降するので、ボタンのストロークを変え
ずに導電接点ゴム及びパネルの厚みを小さくするだけ
で、プリント基板上面からパネル上面までの厚さ寸法を
小さくでき、操作感触を阻害せずにディスプレイ上の視
認不可範囲を少なくすることができる。またボタン押下
時に印加される静電雑音が、接点及び接点に接続する信
号パターンに伝導される前に接点の周囲のアースパター
ンに伝導されるので、信号パターンへの静電雑音の伝導
が防止されて、静電雑音による電子回路の誤動作を防ぐ
ことができる。
図面を参照して詳述する。図1はディーリングボードの
操作部に使用されるキーボードユニットの平面図、図2
は同正面図、図3は同側面図、図4は操作ボタン付近の
拡大平面図、図5は図4のE−E線に沿う断面図、図6
は操作状態を示す断面図、図7は図4のF−F線に沿う
断面図、図8は同操作状態の断面図、図9は接点の詳細
図である。
は導電接点ゴム、3はボタン、4はパネル、5はカーボ
ン接点を示す。
なす孔4aが開口されていて、これら4a内にボタン3
が嵌合されている。
下端の隅角部にパネル4の下面に下方より係合する係止
部3aが突設されていると共に、ボタン3の下面には、
導電接点ゴム2の接点部2a上面に当接する突起3bが
突設されている。
密着するように設けられていて、上記ボタン3の下方に
は、上方へ膨出する接点部2aが各ボタン3毎に例えば
2個ずつ設けられていて、この接点部2aの薄肉部2b
の弾性により、各ボタン3が上方へ付勢されており、各
接点部2a下方のプリント基板1上には上記接点部2a
により導通される接点1aが形成されている。
部3aが当接する部分には、導電接点ゴム2に逃げ孔2
cが、そして、プリント基板1に逃げ孔1bが形成され
ていて、これら逃げ孔2c、1bに上方よりボタン3の
係止部3aが緩く嵌挿されている。
トロークS下降しても、係止部3aの先端がプリント基
板1の下面より下方へ突出しないように導電接点ゴム2
の厚みが設定されている。
ーボン接点5は、接点1aとアースパターン5bとを備
えており、接点1aの周囲にアースパターン5bが設け
られている。このアースパターン5bにはソルダーコー
トが施されて導電率を向上させてある。さらに接点1a
の電極部にはバイアーホール5cが設けてあり、静電雑
音の伝導を防止するために、接点1aに接続する信号パ
ターン(図16のqに相当する)はこの接点1aの面に
は設けていない。またバイアーホール5cは接点1aの
電極部に二個ずつ設けて接続の信頼性を高めてある。
い状態では導電接点ゴム2の薄肉部2bの弾性によりボ
タン3は図5に示す位置に上昇され、係止部3aがパネ
ル4の下面に係止されて孔4aより抜け出さないように
なっている。
ロークS下降してプリント基板1上の接点1aと接触
し、これら接点1a間を導通させると共に、このときボ
タン3の係止部3aは導電接点ゴム2及びプリント基板
1の逃げ孔2c、1b内を下降し、導電接点ゴム2やプ
リント基板1と干渉することがない。
面までの厚さ寸法A´は導電接点ゴム2の厚みBとパネ
ル4の厚みDにより決定され、ストロークSには関係な
いので、ストロークSを大きくしても、導電接点ゴム2
やパネル4の厚みB、Dを小さくすることにより、上記
厚さ寸法A´を小さくできるため、図7に示すようにプ
リント基板1に形成された開口部1cより斜めにディス
プレイ6を見ても視線Yに対してディスプレイ6上の視
認不可範囲はZ´になり、従来のキーボードユニットに
比べて大幅に縮小することができる。
ボタン押下時の指先から印加される静電雑音は、接点1
aの周囲に設けられソルダーコートが施されたアースパ
ターン5bに伝導され、接点1aの電極部のバイアーホ
ール5cから信号パターンへの静電雑音の伝導が防止さ
れる。またアースパターン5bの形成は、信号パター
ン、バイアーホール5cの形成と同時に行うためプリン
ト基板1のコストが高くなることはない。
ト基板上に導電接点ゴム及びパネルを設けると共に、パ
ネルに開口された複数の孔に、プリント基板の接点と導
電接点ゴムの接点部を接触させるボタンを上下動自在に
嵌合したキーボードユニットにおいて、ボタンに設けた
抜け止め用の係止部に対向する部位に、ボタンを押した
ときに係止部が挿入される逃げ孔を形成し、プリント基
板の接点の周囲にアースパターンを設けることにより、
ボタンを押した時の係止部が逃げ孔に挿入されて導電接
点ゴムやプリント基板に干渉せずに下降するので、ボタ
ンのストロークを減少することなく基板上面からパネル
上面までの厚さ寸法を小さくできる。
見た場合、ディスプレイ上の視認不可範囲が大幅に縮小
できてディスプレイが見やすくなり、ボタンを押した時
の操作感触が少しも損なわれることがないと共に、耐久
性が格段に向上するために信頼性も高い。
電雑音が、接点及び接点に接続する信号パターンに伝導
される前に接点の周囲のアースパターンに伝導されるの
で、信号パターンへの静電雑音の伝導が防止されて、静
電雑音による電子回路の誤動作を防ぐことができ、装置
の信頼性を高めることができる。
の平面図である。
作ボタン付近の拡大平面図である。
点の詳細図である。
ボタンの断面図である。
操作ボタンの断面図である。
操作ボタンの断面図である。
の詳細図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プリント基板上に導電接点ゴム及びパネ
ルを設けると共に、パネルに開口された複数の孔に、プ
リント基板の接点と導電接点ゴムの接点部を接触させる
ボタンを上下動自在に嵌合したキーボードユニットにお
いて、ボタンに設けた抜け止め用の係止部に対向する部
位に、ボタンを押したときに係止部が挿入される逃げ孔
を形成し、プリント基板の接点の周囲にアースパターン
を設けたことを特徴とするキーボードユニット。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3196130A JP2777941B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | キーボードユニット |
GB9206518A GB2255234B (en) | 1991-03-27 | 1992-03-25 | Panel unit of dealing board |
GB9423118A GB2282915B (en) | 1991-03-27 | 1992-03-25 | Panel unit of dealing board |
US08/293,514 US5461376A (en) | 1991-03-27 | 1994-08-22 | Panel unit of dealing board |
US08/358,570 US5461377A (en) | 1991-03-27 | 1994-12-13 | Panel unit of dealing board |
HK115196A HK115196A (en) | 1991-03-27 | 1996-07-04 | Panel unit of dealing board |
HK126896A HK126896A (en) | 1991-03-27 | 1996-07-18 | Panel unit of dealing board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3196130A JP2777941B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | キーボードユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519921A true JPH0519921A (ja) | 1993-01-29 |
JP2777941B2 JP2777941B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=16352742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3196130A Expired - Lifetime JP2777941B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-07-11 | キーボードユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2777941B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10234326B2 (en) | 2016-11-07 | 2019-03-19 | Kepco Engineering & Construction Company, Inc. | Indication type level indicator including total reflection prism |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP3196130A patent/JP2777941B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10234326B2 (en) | 2016-11-07 | 2019-03-19 | Kepco Engineering & Construction Company, Inc. | Indication type level indicator including total reflection prism |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2777941B2 (ja) | 1998-07-23 |
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